相場をいつ始めればいいのか

2017/02/20 Mon

またしてもお久しぶりになってしまいました。

さて、相場を始める時期について、以下のような話を何度も聞くので、それについて考えたみたいと思います。

「後3年で定年となるので、そうしたら時間ができるので、そこから相場を始めようと思います。そんなに大きく儲からなくてもいいので、ちょっとした収入程度になればと考えています。またその時には話を聞かせてください。」


というものです。

他にも、「今はちょっと忙しいので、もう半年すれば時間もできるから、その時になったら相場をはじめてみたいと思います。」というものであったり、「暇になったら相場を始めたい。」そういうことを時々聞きます。


ちょっと控えめで、無茶もしない感じで、実にオーソドックスな考え方だと思います。
普通に考えれば、ここで言われていることは正しいように感じます。

しかし、この考え方には、重要な誤解が含まれているのです。

それは、

①暇になったら本格的に始めて、最初からコツコツ儲けよう、という魂胆が裏にある。

②本格的に始めたら、すぐに結果が出るように思っている。


ということです。

実際には、次の結果が待っています。

①相場は、始めてすぐには絶対に儲からない。(偶然で勝てることはあるけれど)

②(退職などで)それだけに集中できる状態になると、焦って失敗する可能性が飛躍的に高まる。


つまり、失敗の可能性を自ら引き入れているわけです。

さらに相場の理解を難しくさせるのが、偶然の魔法というやつんなんです。
間違って当ると、それが正しいと勘違いしてしまうのです。



何故こういう誤解がまかり通っているのかということの理由もはっきりとしていて、

①勝っている人の真似をしさえすれば勝てるようになると思っている

②勝てる方法があって、それをマスターすれば勝てるようになると思ってる


という定番の誤解がそこにあるわけです。


暇になったら始めよう!!

この誤解は、ものすごく多くて、実際には、相場を始めようと思っている人のほぼ全員がそうではないかと思います。



例えば、定年になって、定収が無くなって、相場だけになった時に相場を始めて、気持ちがどれほど焦るか、本人はわかっていないのです。

理屈では、暇になったら集中できるし、勉強もできるはずだ、と思っているのですが・・・

現実の相場を前にして、金額のアップダウンに耐えられる心を持っていない。

値動きを受け止める感覚も無い。

そういう状態で、結果だけを焦る気持ちで、相場に望んだら、完全な拝金主義に陥って、どんなに悲惨な結果が待っているか、簡単に想像できます。



なので、「3年後定年になったら相場を始めたい。」と言ってきた人に対して、私は次のように返事しています。

「今すぐに始めてください。無理に儲けないでいいので、できるだけ小さな単位で、負担にならないように実戦しながら、コツコツと毎日相場を見続けることからスタートしてください。
そうやって、とにかく相場に慣れるということが大事なんです。
これは、本格的に水泳を習うという前に、水遊びをして水に慣れる、ということと同じです。
慣れていくうちに、相場観やマインドが時間をかけて作られていくものなんです。
3年という年月は、短すぎるぐらいですが、それでも、今始めればマシな方です。」



特に、定年退職などでは、下手に退職金を手に入れているものだから、それを根こそぎ相場でやられる、という悲惨極まりないケースが後を絶ちません。

絶対に相場などしないことをお勧めします。スケベ心など持たいないことです。

相場に慣れる、ということは、普通の人が想像するよりも、遥かに長い時間かかるものなんです。



そもそも、退職したら相場を始める、という考え方は、次のことを言っているのと同じです。

暇になったら野球を始めて、プロとして食っていこう。

定年になったら、将棋を始めてプロになろう。

仕事がなくなったら、ピアノを始めてプロの演奏家になろう。


このどの発想を見ても、どれほどナンセンスなことかわからないほどですが、こと相場においては、至極真面目に、普通に同じ発想で言って来られる人が実に多いわけです。

相場で稼ぐ、ということは、公式戦をこれから戦って勝っていく、ってことと同じなんです。


そうであるのなら、その前に、コツコツと練習を積んで、「上手くなる」必要があるのは、どんな世界であっても当たり前の常識だと思うのです。

ところが、いざ相場の世界だと、この常識が一切無視されて、いきなりヤンキースタジアムで自分が活躍できると思っている人がものすごく多いのには驚かされます。

相場において、自分の対戦相手は、百戦錬磨のヘッジファンドや投資銀行、ディーラー、プロのトレーダー達なんです。

彼らは、豊富な経験と類まれなる能力を持って、対戦相手を仕留めようと相場のありとあらゆるところに罠を仕掛けてきている、のです。

そういう恐ろしい連中とノーハンディで戦うのが相場なんです。

だから、相場で勝つことをそんなに舐めていては、鴨が葱を背負ってくる大衆投資家の一員になることは必定だと私は思います。



まずは、公式戦の前に、練習する、という当たり前の発想を持つ、ということ。

そして、その練習というのは、ちゃんとバットとボールを使っての練習であって、本で学ぶことではない、ということ。

練習と、イチローバッティングマニュアルを探すこととは全く違うということ。


こういう当たり前の常識は、相場の世界でも同じではないかと私は思うのです。

ただし、何度もいいますが、そうやって練習したとしても、全員がプロ野球選手になれるわけではない、ということも、また常識だ、ってことなのですね。

増してや、本で野球理論だけを学んでいる人、野球必勝法を探している人、イチローのフォームを真似すればそれでよいと思っている人には、確実に明日はありませんね(笑)


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コメント

Secret

上手下手ということ

あらなみさん、お久しぶりです。

今回のお話しも、とっても大事なことで、
特に定年を迎えて、退職金など
なれない大金を手にしたひとなどは
あぶない目に遭いそうですから、
よくよく読んでいただきたいと思いました。

結局、「相場は上手と下手のある世界」であって、
上手になるには、それなりの時間が必要だということを
本当ににわかるかどうか、だと思います。

お話のように、相場には「偶然」というのがあって
初心者がベテランより儲かってしまうということが
しばしば起こりますから、
そのことが、上手下手の問題ということから目をそらしてしまうのでしょう。

わたしは、相場は「差額を得る行為」だと割り切って
ゆえに分割とつなぎを多用するのですが、
多くのひとが、相場は天井と底をあてることだと誤解していることでしょう。

天井と底値を当てないで、どうして差額がとれるのだ。
差額をとるなら、多くの差額をとるべきで
そのために天井と底値をあてるべきだろう、となってくるのだと思います。

差額を得る行為ということと、天底を当てることは
同じことだ、という考えです。

わたしは、それは違うと思っています。
たとえ天底を当てることができなくても
売買の操作を上手に行うことによって
「結果的に差額をとる」ことは可能だと思うからです。

もちろん、わたしだって天井を狙うし底値も狙うのです。
それは相場参加者として当たり前のことですけれど
天底を狙うのは「できればそうしたい」ということであって
天底を当てるということを目的化してはいない、ということです。

天底を見極めることを目的化しない。
目的化するのは、売り玉と買い玉に差をつけること。その一点です。

ここらへんが、「それって、どこが違うのだ?」ということになって
なかなかに理解されないところのような気もします。

つまり、相場は上手と下手がある世界。
料理とかスポーツ、音楽などの技芸と同じ技術の世界であるということが
理解できるかどうか。それにかかっているのだと思います。

上手下手の世界だと、きっちりわかっていれば
上手になるには練習が必要であり、時間がかかるのだということも
必然的にわかるのだと思います。

相場は技術的な世界です。
これだけは、何回申し上げても言い足りないほど言いたいことです。
それだけがわかっていれば、「定年になってから・・・」などという
誤解の言葉は生まれないと思います。

ちなみに、わたしも現役の組織人のときと、
定年になって自由になったときとでは、
相場への取り組みが、まったく違ってきたのを覚えています。

わたしは40年近い相場キャリアで、組織で定期収入を得ていたときにも
相場は技術だと考えて練習していたわけで
定年になったところで、その考えは変わってはいないのです。

ただ、定期収入があるときと、現状の相場一本のときとでは
明らかに心理に影響されるものが違っていました。

具体的には、定収のあったときのほうが
はるかに多くの玉を動かしていたのですが
定年を迎えてからは、全体の原資投下そのものが減少しました。
言い換えると、対リスクへの許容度が低くなったのです。

退職金が入ったから、原資総額は増えたのですが、投下実効原資は
減少しました。自然にそうなったのです。

結果的に自然にリスク対応している。
これも「練習してきた結果」だと、自分は考えています。

定年になったら、退職金などの原資があるから「本格的に相場を・・・」と、
そういう発言が多いようですが、
強く申し上げておきたいのです。「それはまったく逆のことだ」と。
定年になったら、実効原資は減少する。
それが本当の姿だと、わたしは思います。
リスクを考えてほしいと思うのです

相場で上手になるには、お話のように、とっても時間がかかります。
そのことを、早く気付くべきだとわたしは思います。

定年を迎えて定収がなくなってからも、一定の収益がほしいのであれば
練習の開始は、早ければ早いほど有利でありましょう。

そして、それは練習なのですから、
練習ということを理解して、ロットを少なく繰り返すべきだと思います。

練習で儲けようなんて考えるのは、間違いです。
下手なうちは損をするにきまっているのですから、
その損失を限定するために、心理に負担がかからない程度のロットで
「数多くの体験を積む」ということが大事ではないでしょうか。

かく申し上げすわたしだって、最初のころは、思い出したくないほど
下手で、損を繰り返し、どうしようもない投資者だったのです。
思い出したくないような、恥ずかしいことばかりをやっていました。

それは、多分、だれでも同じなのだと思います。
もちろん一部にはついているひとがいて、
一種の運だけで成果を得る人がいることは否定できませんけれど、
多くの人が、迷い道にはいって、少しずつ上手になっていくものです。

成果は上手になった「結果としてついてくる」のですから、
目的とするのは「上手になること」であるべきで
「儲けることは目的ではない。結果にすぎない」と考えるべきでしょう。
特に練習のうちは、そのように考えないとなりません。

定年になったら相場を始めたい・・・・。
気持ちはわかりますが、
はっきりいって、そのときには「もう遅いです」ということです。

10年はかかる・・・・。
そんなことを思って、定年の10年前には、
少ないロットで練習を始めるべきでしょう。

技術習得に10年程度かかるのは、どんな世界でも同じです。
まれに3年ほどでプロ並みの技術を得るひともいますが、
そういう例外を自分を当てはめるのは、自己都合であって
戒めるべきことだと思います。

ゆえに、定年を2年とか3年後に控えている、などという人には
あらなみさんと同じように、「相場なんてやめておきなさい」と
申し上げたいと思います。

理由は「開始が遅すぎます。上手になれません。」ということで
練習時間が不足では、破滅的結果を招きかねませんから
相場には手を染めないことを考えるべきだと思うのです。

なけなしの退職金を失うのに、たいした時間はかからないのです。
上手になる時間が残されていない人は、相場に手を染めるべきではない。
わたしは、そのように考えます。

Re: 上手下手ということ

虚無僧さん、こんばんは。

実は、虚無僧さんにこうやって書いてもらえると、ものすごく嬉しいのですよ!!

というのは、こうやって私が書くことは、ほとんど世間の常識とは違うことが多くて、「自分の独りよがりのことなんだろうか。それは違うと言われるのではないだろうか。」と思いながら書いていることがほとんどなのですね。

まあ、相場は少数決なので、少数派のみが生き残れる世界ですから、多数派は常に負け組と考えると、大衆とは違った意見こそが勝てる人の考え方ということになるわけですが、それでも、みんなが読む雑誌とか本とかには書いていないことがほとんどなんで、孤立無援の考え方なわけです。

そういう時に、こうやってご意見を書いてもらえると、それこそ「やった~~!!」という感じで、嬉しさを感じてしまいます。

やはり虚無僧さんも同じご意見を持っておられたのか、よかった。。。って感じで。

いつも思うのは、私と虚無僧さんとは、時間軸も違えば、やり方、戦略も全く違うわけですが、こういう相場に対する考え方の部分では一ミリとて違わないほど同じ意見を共有できる得難い同士だと改めて感じます。

多くの方は、やり方さえ真似すれば、と思っておられる方が多いわけですが、こういう考え方を共有できてこそ、大衆から抜けられるのだ、ということを理解されるべきなんだと思うのです。

勝ち残っている人というのは、やり方はそれこそ千差万別なんですね。
一方で、こういう考え方については、普通とは違う共通のものがベースに流れているわけです。
真似すべきは、こういう考え方なんだ、ということなんですが、なかなか納得はしてもらえないというのが現状ですね。
難しいものです。


こんばんは、質問者様は正直宝くじを当てるくらい難しいことをやろうとしているように感じました。過去の経験にもよるでしょうが、65才の方がどの程度の頭の柔軟性があり、どんな成長プロセスがあるのか分かりませんが自分だったら絶望的なことに挑戦しようとしてるんだ。なみなみならない覚悟が必要だと感じると思います。

記事に関係のない質問で申し訳ないのですが、今のようなマーケットのテーマが曖昧でレンジ相場の際やらないという決断が重要だとようやく認識できるようになりました。

こういった相場の対処なんですが、相場自体から離れてやらないという行動に出るか、それともずっとモニターを見ながらも我慢して我慢してやらないという行動を選択するかどちらの方がよろしいでしょうか。

なんとなく後者の方が成長しそうな気がするのですが、勝ってるトレーダーの多くは割りと前者の方が多いように感じます。

あらなみさんの意見をお聞かせ頂けますでしょうか。

Re: タイトルなし

nobuoさん、こんばんは。

定年になったら、と思っている人は意外と多くて、それは勉強すればなんとかなる、という意識なんですよね。
そもそも、ちょっと手を出したぐらいしか経験が無いから、何も見えてはいないのです。

まあ、自分でやるのがダメだったら、退職金を証券会社の勧めで毎月分配でも買って、月々の足しになれば、とやると、結局、元本が毀損して大損する、ってことで(笑)
昔から相変わらずですが、証券会社のやっていることというのは、毎月分配という一見すると年金風の仕組みを作って、酷い商品を売りつけて、実際にはタコ配という騙しをして、結局は大損させるという・・・もう何十年も前から彼らのやっていることはいつも同じなわけですね。

そうであるなら、結局、いらんことをしないで、何もしない、定期預金にしておく、というのが最善の選択肢になることが多いわけです。
そもそも、相場というサバンナで、ライオンやチーター、ハイエナがエサを求めてヨダレを垂らしているところに、自分というトムソンガゼルがノコノコ入ってくる、というイメージは誰も持ってなどいませんからねえ。。。(笑)



さてご質問の件です。
どちらでもいいと思いますよ。
ただ、後者の場合、「やらない」という選択が結構難しいので、(つまりついつい手が出てしまうため)、そうであれば離れた方が結局いいのかもしれません。
私は、やらなくても見ている派ですね。
つまり、火事でなくても、消防署に待機しているタイプです。

それと、株の場合、局地戦というのはあり得るわけです。
最近では、東芝とか、昨年夏の任天堂とか、そういう局地戦でいい相場が出る可能性もあるので、その瞬間だけ参加して、さっと引く、ということはあっていいと思います。

今のようなぐちゃぐちゃの相場は、英語でbarbed wire(有刺鉄線)相場と言われていて、触るとトゲで怪我をするわけですね。
こういう場合、手を出さない人が勝ち組なんですね。



ただし、今のような相場を余裕で見送るためには、そもそもいい相場でしっかりと稼いでいないとダメ、勝つべき時に勝たないといけない、ということも言えるわけです。

結局、いい時に稼ぎきれない、だから相場が悪くなっても残業する、しかし、悪い相場で無理するから負ける、さらに焦って無理をしてさらに大損する、最後は切れて滑落する・・・という悪循環に陥るケースが多いわけです。



落っこちていくパターンなどいつも同じですよ。

初期消火すれば大したことがないのに、最初の損を埋めたいという「リベンジ心」に火がついて、自己都合によるリベンジ暴走モードになって、アホトレを繰り返すから、火に油を注ぐようなことをして、ズタボロにやられるんです。
そうなれば、もうその人はトレーダーではなく、ただの阿呆です。
カジノでは、目に血が入っている、と言うそうですが、そうなれば終わりですね。
バッファローの暴走のようなもので、もう止まらなくなります。行くところまで行くしかないのです。つまり破滅的損失です。

相場の値動きのパターンを必死で考えている1%でも、こういうリスク管理のパターンを理解することにあてれば、生き残れる可能性が飛躍的に高まるのになあ、って思いますね。
最後は余談でした(笑)

トレードは上手いか下手かなんですね!

色んなブログを読んでいると、中には勝率8~9割の手法が有るとか書いてあるのを見ましたが?はたして、そんなの有るのかと思いましたw

上手いか下手かには、手法よりもっと違う視点が有るような気がしますが?

Re: タイトルなし

みならいさん、こんばんは。

勝率8~9割の手法なんていくらでもありますよ!!
ただ、勝率とトータル損益は比例しないんです。というより、反比例するぐらいなんです。

昔、アメリカの証券会社の大規模調査で、負けている人の勝率は高くて、勝っている人の勝率は低い、という結果が出ていたことを本で読みました。
正しい統計結果だろうと思います。

手法を探して、高い勝率を求めている人が多いわけですが、そもそもも求めているものが間違っているってことに気がついていないのだと思います。

相場を当てて儲けようという発想ではなく、いかにすれば当たらない相場から利益をひねり出すことができるか、という発想こそが相場技術ということへの理解の第一歩だと思いますよ。

当てよう当てようとしている限り、当て方を探そうという発想からは抜けられないのですね。

多くの人は、目の前の勝負に勝てるかどうかしか考えていないのです。
しかし、相場は、そういった単発の当てものの集合体ではなく、継続的取引の流れの中でトータルとして利益を絞り出せばいいものなんです。
そうであるからこそ、上手い下手の差が出てくるわけです。
こういう理解ができていないと、なかなか上手い下手と言われても、よくわからない、ということになるのだと思いますね。

No title

あらなみさんお返事ありがとうございます。

そうなんですね。定年で退職金もあり、年金もありもしご子息がいらしゃったら最悪面倒を見て貰えばいいのに、大事なお金をリスクに晒すのは非常にもったいないですね。

またスキル的にもその年までしっかりと勤め上げられたのだからなんらかの能力をお持ちでしょうし、
なにか新しいことに挑戦するにしても、これまでの仕事と似たような分野で始めた方が成功する確率も高そうな気がします。ですが質問者様の頭の中では相場の方が実業より簡単で手っ取り早いんでしょうね。

ご回答ありがとうございます。
あらなみさんはやらないときも見ていらっしゃるんですね。今、少し迷っていて見ない方に傾きつつあります。
お話の通り実際手を出さないのも、難しいですし兼業だとずっと見ていると本当に集中しないといけない時にできなくなることも多いので。当面のところ28日のトランプ議会演説までは気を抜いて映画でも見ていようと思います。

東芝、今すごいですね。こんな時にこれだけ動く銘柄があるのが少し羨ましい気がしますが、結局ないものねだりだと思いますので為替取引なりの長所を活かせるようにトレードをしていこうと思います。

リベンジトレードの話は本当に身に染みて感じています。結局これもほとんどの人が経験することでこれを回避して成長することは難しい問題だと思います。自分も現在進行形で取り組んでいますが、この問題は結局飽きるくらいやられまくってもういいやってなるまで経験するしかないのかなと感じています。おそらく人によってはパターン(レンジ相場、月末、年初、3連敗異常等)が色濃く出るケースもあるとは思いますがそれを認識したところで実際に何度か繰り返して本当に自制できないと意味がないと思いますので。

生半可な決意で変われるほどほとんどの人が強くないとおもいます。。。

はあ。。。早くトレードが上手くなりたいです。笑

No title

単純に高い勝率を望むのであれば、ナンピンをすれば達成できる可能性は高いのですね。

私の具体的な売買のやりかた、も、少しづつ変遷しておりますが、実はナンピンしまくりの時期もありましたね、ここで告白するのはちょっと躊躇する部分も実はあるのですが。ナンピンスカンピン、下手くそのやる売買、何の恨みがあるのやら、ナンピンを親の仇の如く敵視して攻撃している人も旧ブログにはいましたからねw

ナンピンはそれまでも多少やっておりましたが、2009年の4月から11月までドル円ショートナンピンで損切なし!数百連勝くらいして資金を3.5倍くらいにしたことがあります。

その当時のやってたナンピンのその目的は、中期のトレンドを取る、と、いうことです。立花氏と同じ狙いどころですね。

ただ立花氏と違うのは乗せ、ずに、とにかく利の乗ったものは利確しまくるということです。で、損の乗ったものはいずれ戻るだろうと放置してナンピンで新規ポジを取り、いつでもどこでもショート方向に動いたときに利が乗るポジションを常にキープ、利が乗ったらすかさず利確、です。25~50pipsくらいでしたかね。ナンピンといえば平均値より上で利確、が普通なのかもしれませんが、例えばショート方向で101,99,97、で現在値が99なら101だけ利確、値が99からまた101になれば新規でまた101、逆に97に下がったら99を利確95まで下がったら97を利確してすかさず95で新規のショートポジ、そんな感じです。

何故、そんな売買をしようと思ったのかというと、当時はリーマンショックを経てドル円が110から87円まで下がって、ここまではドル下げトレンドでしたが、3か月で87円から101円まで逆行持合いで戻したのですが、もうこの3か月がドル円、上へ下へと振り回されまくって、資産的にも精神的にもずいぶん疲弊してしまったのですね。09年4月の雇用統計で101円まで戻したのですが、そこで戻しのエネルギー放出したような感もありまして、ここからまたドル下げトレンド復活するのかな?という、そういう想定の下の売買です。

つまり中期のトレンドを取ろうとしているのですが、目先の動きに振り回されるのに疲弊しきって、単純にナンピン一本槍で狩り取ってやろうという、そういう戦略です。FXは24時間動いてますし、特にドル円はネチネチ動くことが多いですから、とにかく細かく利確しまくり優先、そういうナンピン戦略です。

で、そう言う売買をしていると何が起こるのか?ですね。

・・・

ものの見事に損が育つのですよw もうびっくらぽんですよ 笑

中期トレンドに順行ポジションといっても日足陽線5~10本ほど戻すことはあるわけでして、その戻す度に損が育つこと育つことw、まあ当たり前の話なんですがw

特に2009年のドル円下げトレンドは、4月から11月まで101から84.5まで下がったのですが、バーナンキFRB議長のQEによるドル下げとアメリカ相場の復活によるドル高の綱引きによって上下にネチネチと動きながら下がるというトレンドでしたから、まあ、こういう戦略向きのトレンドであったとも言えるのですが、まあ戻す度に損が育つわけです。

逆にトレンド方向に動いても枚数は大したことわけですから、さほどグンと儲かるわけでもないわけなのです。ちょこまか利確しているので、順方向ではポジ少ないわけですから。

じゃあ全くいいことないじゃんかっていうと、そうでもないわけです。

とにかく順方向に動けば枚数は少なくとも常に利の乗るポジションを取ってるわけですから、ちょこまか利確はできるわけです。

で、損は育つんですけど・・・、

戻ってくるのですねw

う~これ以上逆行されるとたまらん、たまらんぞ~~~、う~~~。

戻ってくるわけなのですw

戻ってきて含み損のポジは含み益のポジに変わり、それもちょこまか利を切り取ることができたわけなのですね。

幸いなことに当初の4月の雇用統計でエネルギー放出、ドル下げトレンド再開、という、その前提は正しかったからです。

まあ、そんな感じで数百連勝くらいはしましたね。勝率8割9割、何それ?ってなもんです。

が、、、

どんな売買でもそうでしょうが、いつまでも同じやり方が続くなんて言うことはないわけです。

12月に入ってからドル円は下げトレンドを終了して猛烈に戻し上げまして、1か月で84.5から94.5くらいまでほぼ一本槍で戻したわけです。

ナンピンといっても10円逆行はさすがに耐えられんのですね。それだけ耐えようと思うと普段の枚数が少なくなってコツコツ儲けるといっても大したこと無くなりすぎますし、戻してる途中ではどこまで戻すか分からんわけですから、どこまで耐えるかどこかで線引きせざるを得ないですからね。

まあ、その12月で当初のドル下げトレンド、という前提は終了したわけなのですが、、、それは後になってからわかることでして、ちょっと粘りすぎたのと、損切した後、ちょっと熱くなって無駄にポジ取って無駄にやられたりして、12月で3敗くらいしたのですが、その3敗で儲けた額の半分くらいはやられましたね。で、翌4月は戻し上げ第二弾、がやってきまして、トレンドの合い間の逆行期間というのは上下に振り回してくること多いのですが、その第二弾にもものの見事に引っかかって、儲けた額のほとんどをすり減らしてしまいましたねえ。

・・・

まあ、何が言いたいかというと、一応取れることは取れるわけです。その取れるというのは、環境認識自体は間違っていなかったからなのですね。

ただ、利を切り取りまくって損は放置という、心に優しい売買ですから、どこかでつけを払う可能性が高いわけです。私の場合も12月の一敗ですっきり止めとけば良かったのですが、ちょこまかやって、ちょこまか利確することに慣れ過ぎて当初のドル下げトレンドを取る、という戦略はどこへやら、どうやらそれが終わっている様子があるのに、いつまでも止めずに無駄にヤラレテしまいましたねえ。やり方、に、引きずられてしまったわけなのです。

それと相場は順行トレンドといっても、その局面、局面では争いがあって、値はポジを追い詰めてきますから、ある程度徹底して戦略を貫かないと、戻しでびびらされてナンピン損切、その後順行する、なんていうパターンになること、多いでしょう。私も当時やってる際は、バカになってしまったんじゃないかと思うような心境でしたねえ、局面局面で、必ず追い詰められてましたから、と、いうかそういう前提の売買ですから仕方ないのですが。

・・・

いまでは、ナンピンもしないわけではないですが、乗せが中心の売買になっております。何年も相場を見ていると値の争い、というものが見えてきますので、単純に、頑迷にナンピンができない体質になったのですね。私は相場で何度か痛い目に合ったことありますが、相場のやり方がごちゃ混ぜの中途半端になって、結局何がやりたいのかわけのわからない売買になってしまったことが大きな要因のひとつでもあるのですね。

・・・

やり方というのは手段なのですね。

乗せ、は乗せで、何を狙っているのか明確でないとこれも中途半端になりがちです。せっかくの含み益が損切に回ることも多いですから、そこにいちいち心を乱していてはやってられないのですね。狙いが来たときはそれなりに伸ばさないと何をやっているのかわけのわからない話になりますからね。これはこれで心に優しくないという、そういう難しさもあるのです。

やり方には勘所、っていうのがあるわけで、その勘所というものを理解せずしていい所どりしたい、または環境認識抜きにやり方自体に優位性があると思ってひたすらやり方を押し付けるようなことをするから、いつまでも迷える子羊状態から抜け出せないのでしょう。

やり方よりも、まず環境認識が先に来て、そして、何を、どのように取るか?の、何を、が大事で、どのようにがやり方ですね。決してやり方が前に来るわけではないのです。

私がやっていたナンピンも、決して誤りではなかったと今では思いますね。

キチンと環境認識が先に来て、そしてどのように、という設定と徹底はできていたわけですから。

ただ、コツコツドカンの、コツが上回る、という、そういう売買なのですが、やはりドカンが上回りがちなのですね。ここはやり方が悪いというよりは、運用の責任でしょう。まあ心理的になかなか難しいところではあるのですが。

Re: No title

タカユキさん、こんばんは。

ナンピンや乗せといったものを含むいわゆる「やり方」ということにこだわる人は多いわけですが、そもそも相場の何を取ろうとしているのか、何を狙っているのか、ということを離れて、やり方だけを独り歩きさせてしまっている人が多いように思います。
目的は、値動きであって、その値動きを取るための手段がやり方なのですが、やり方ばかりにこだわるあまり、手段が独り歩きしてしまうのです。
そうなると、どこでもいつでも、という感じになって、そもそもの値動きが見えなくなってしまう、ということが起きるわけです。
これが起きると、本末転倒ですから、結果は火を見るより明らかなのですね。


この値動きというのは、環境認識とも言いかえることができるのですが、目的となる動きが出てくれる環境を探す、ということになります。

そして、FXと違って、株の場合は、いわるゆ「特定の環境」の出現が読める場合が結構ある、ってことなのですね。
これが株独自の優位性に繋がっているのです。
何を言っているのか、わかる人にはわかると思いますが、株というのは色んな個性があって、その個性を上手く利用することが可能なことがあるんですね。
それを利用している人は、特定の環境に住み込みしていて、そこから出ることは基本ありません。
つまり、やり方を探しているのではなく、環境を探しているのです。

ちょっと余談だったですかね。
地下のコメント欄ならではの大事なヒントですね(笑)

余談ではないと思う

あらなみさん、こんばんは。

最後のお話は、余談どころじゃないでしょう。
お読みになられた方がわかるかどうかは別ですけど
わたしは、いちばん大事なことだと思っています。

言い過ぎを承知で申し上げるなら、手法なんて、
環境調査と選択・認識に比較すれば、はるかに重要度は低いでしょう。
手法がいらないとはいいませんけどね。

このことは、林先生の本にも、何度も繰り返し出てきていますが、
その真意を理解するひとは少ないかもしれません。
「専門は強い」と、繰り返し書いておられますね。

よくある林本の批判では、
無限ナンピンの本と理解してしまう。
そんな面がないことはないですから。
でも、それは浅い読み方ですよ。
国語力がない証拠ですね。

一言でいって「専門は強い」ということにつきるでしょうね。

強力な肉食獣がいる環境ばかりが相場ではありません。
草食獣が生きられる、もっと安全な場所もあるわけで、
一定の場所に住んでしまえば、
あらなみさんが、よくいわれる地理的感覚も生まれます。土地勘ですね。

林先生は変動感覚なんていってますが、
変動感覚なるものを100%とみてしまうと
そんなことはあり得ないわけだけど
一定の環境、具体的には一定の銘柄だけをみていけば
ある程度、値動きのくせがわかるときがあるわけで、
それは、その銘柄を追いかけて、監視を続けてこなかった
他の参加者より「比較的優位性」がもてるわけです。

比較的に動きのくせがわかるわけで
これを変動感覚といえば感覚であり
環境認識といえば、場所的環境認識でありましょう。

そのためには、わたしは場帳なるものもつけています。
銘柄の日々の価格を記録して、それを資料にするのです。
数多くはできません。せいぜい10銘柄から、最大で20程度でしょうか。
目的は「土地勘」のためであり、林流でいえば変動感覚の養成のためです。

デイトレで場帳なんてやる必要はないでしょうけれど
わたしの時間軸では、けっこう有効な「相場道具」であることは
使ったものの体験的知恵としていえます。有効に機能します。

こういうのも、自分が選んだ時間軸によるわけで
すべては「自己責任による決断・決定」なのでしょう。

専門家というのを、極端にいけば、立花さんのように
銘柄固定ということになるでしょうし、
林先生も書いておられますが、一定の群れ、得意な銘柄群を
決めて、それだけを監視していくのも専門家なわけです。
林先生との共同執筆をされた板垣さんという人が
建設に特化した専門家でしたね。セクターの固定というべきでしょうか。

わたしは深海の住人なんていってましたが、
最近は海中の中層域に住まいしています。
ここでも、海上ほどの荒波はおきませんから、
「ふーん、海上は嵐で荒れてるんだ」なんて、
そんな余裕がもてることになりますね。

値動きは、上昇・下降・レンジの三つの様相しかないわけで
わたしは逆張り分割・つなぎというやり方が主なのですが
こんなやり方で、トレンド発生のときに遭遇したら
それこそ「ドカン!」とやられます。

どんな環境、どんなやり方(手法)でも
長所も短所もあるわけで、林先生の主張では
長所を生かすべきで、短所をなくそうとして
他の手法との折衷を試みると、全部を失う、といわれてます。

レンジがブレイクしたら、逆張りはアウトなので、
それが短所なのだから、そのことをしっかり認識して
さっさと逃げれば、ドカンがトカンとかポチャン程度に
治まるわけで、これは順張りの方が、
トレンド発生まで、何度も少ない損切りをするのと
変わらないことだと思います。

すべては一長一短なのですから、
長所だけを集めようとするのは、間違いです。

上昇・下降・レンジのすべてに有効な手法、
FXのすべての通貨に有効で、なおかつ株式のすべてのセクターに
効果があるやり方なんてのは、あるわけがない。
それは立花さんの本にも出ていたことで
「そういうできない夢を追いかけるのをみていると喜劇だ」などと
いっていますね。

例えば、わたしのアプローチだと
ひとに聞かれたり、教えてほしいという人がいた場合には
「食品セクターなんていいですよ」とアドバイスしますね。

もちろん、銘柄によるのですが、
動きが一定、定型にちかいものが多いのです。
中期レンジの形になる銘柄が多い、ということです。

その点ITとか、電機・化学などは
わたしにとっては動きが激しく
肉食動物の世界だと思われるので、そこには近づきません。
新興銘柄もやりません。東証一部、大型限定、例外として中型をすこし。
そんな「限定」をして専門化の方向をむいているということ。

動きが大きいもののほうが有利だとか
そのほうが差額がとれるだろうと考えるのは
怖いもの知らずの、経験不足な方が陥る
もっとも危ないパターンだと思いますね。

練習なら、おとなしい銘柄で
量も少なく、まずは相場ということになれることから
始めるべきではないでしょうか。

最後のあらなみさんのお話は、余談どころではなく、
「専門をもつのは強いことだ」ということにつながると感じて、
かくも余計な投稿をしているのですが、大事なことだと思います。

一定の場所に住まいしていれば、
荒波さんのいわれる土地勘も生まれますし、
その土地勘、他者と比較しての環境認識の正確さの度合いというものが
林先生のいわれる変動感覚なのだから、
変動感覚という言葉の真意を理解すべきでしょう。

それは、あくまでも「一定の銘柄を継続監視してきた人のほうが、
値動きに対して、初めてその銘柄に参加する人より
比較的優位性をもっている」ということにすぎません。

しかし、この比較的優位性以外に、相場に出動する手がかりというものは
ないのだ、というのが、わたしの考えであります。

このことが、なかなか分かってもらえないところではありましょうが、
とにかく、まずは専門をつくること。それが大事ではないでしょうか。

自分の住める場所を探さないと、始まらないと思います。
専門化すれば、他の人に比較して優位性がもてる。
一種のなれが生じることになると思うのです。

なお、わたしもFXは10年ほど前にはやりました。
経験して「これは自分の住まいではない」と思い
撤退したわけで、米ドル・豪州ドル・ユーロなど
いろいろやりました。

少しの利益をとりましたが
もう手掛けることはしません。自分の領土に戻っています。





No title

この文章の流れで、余談というのは、どうでもいいい話、という意ではないのは明かであることでしょう。

踏み込み過ぎた話をしたなあ、という意味で、余談といってるのでしょうね。

新興で安定して勝つのが困難なのは、投機性が高いからなのですね。値鞘を抜き取ってやろうという、同じ目的、同じ狙い、同じような時間軸を持った多数の参加者が凌ぎを削るわけですから、勝って生き残りは熾烈な状態となるわけです。

同じ目的、同じ狙いを持つ参加者は少ない方が良いのですよ。

No title

いつも大変勉強になっております。

トレード15年目です。ずっと負けっぱなしでしたが、ここ1,2年ようやくプラスになるようになり、
また、こちらのブログで書かれている事も最近少しは理解できるようになってきました。

現在はFXのデイトレをやっていますが、株をやっていたときは、
個別株特有の値動きなどのクセを掴んで、狙いすまして取っていたときもありました。
ただし、当時は手法探しばかりやっており、テクニカルの教科書通りに取れないと納得がいかず
今日も取れて、明日も取れなければいけないと思い込んでおり、
あまりにも個別特有の動きをするものを取っても仕方がないと考えて、株からFXに転向してしまいました。
あらなみさんの今回の話を聞き、当時やっていた株のトレードもあれはあれで良かったのかもしれないと考えさせられました。

しかしFX転向後、色々な通貨ペア、様々なテクニカルを使いトレードをやっていましたが、
現在では、ドル円のデイトレのみとなりました。しかも10年勉強したテクニカルを捨て、
ひたすら値動きの感覚を掴むことに集中し値動きについていくという感覚的なものになっております。
気が付けば、ドル円専門となり、またトレード技術が少しは上達したのかなと思い始めています。


私は、専業になるのが目標なのですが、一つ質問させてください。
最近自動売買やアルゴ、AIトレードが流行っています。自動売買導入によりゴールドマンサックスのトレーダーが大幅に削減されたというニュースも最近ありました。
自動売買やアルゴは、短期のものが多いと思うのですが、現在私はドル円のデイトレをやっており、このままデイトレをしていて大丈夫なんだろうかと危惧しています。
時間軸を長くした方がいいのではないかと検討しています。
あらなみさんはスキャルかと思いますが、自動売買などをどう判断していますか?今後人間の能力では勝てなくなるのでは無いか、など考えていますか?
やはり、個別株など優位性のあるものであれば、勝ち続けられるとお考えでしょうか?

私は、ドル円のスイングへの変更、あるいは個別株トレードを再度勉強する事を検討しています。

是非、ご意見参考にさせて下さい。

Re: 余談ではないと思う

虚無僧さん、こんばんは。

タカユキさんが書かれているとおり、踏み込みすぎでの余談ですね。
書いている時に、虚無僧さんを思い浮かべながら書いてましたが、やはり来たか。。。(笑)

環境があっての戦略なのですよね。
戦略が独り歩きすることはそもそもないのです。

ここが見えてない人が多いのじゃないかと思いますね。

トレード戦略というのは、あくまでもある特定の値動きを狙って取るための手段なので、そもそもある特定の値動きが出る環境が無ければ、意味を成さないのです。

林先生だって、小豆については、構造的に、安くなりすぎればホクレンが出荷をしないし、高くなりすぎれば中国からの輸入枠が広がる、というファンダメンタルから来るボックス構造を理解した上でのナンピンをされておられたわけですから、これだって完全に環境認識を前提としたトレード戦略なんですね。

林先生の本には、このことについて「株と違って、商品というのは、モノの値段である限り、限界というものがある。」と述べられていましたが、そういう明確なファンダメンタル的限界を理解した上で、大きくはレンジ相場を逆張りする、という環境ありきの戦略なのです。

こういう環境構造を理解しているか、していないか、ということの差は非常に大きいと思いますね。

そのために専門を持つということは非常に大切なわけです。

こういう専門的理解により、環境を認識してトレードしている人の「やり方だけ」真似しても、所詮は、上っ面だけの門前の小僧ですから、上手く行くはずがありません。

お経の意味を全く理解せず、ただ形だけ真似してもダメなわけです。

虚無僧さんの言われる食品セクターは、為替などの外部要因の影響を受けにくく、業績が安定していて、市況業種ではありませんから、価格革命的値動きが起きにくいファンダメンタル的背景があるわけですね。
そうなれば、値動きはある一定のレンジ相場になりやすいという背景をそもそも持っているわけです。
そういった背景を理解し、値動きをわかって、自分の庭で攻める、ということの強みは相当なものだと思います。

そういう強みがあれば、わざわざ知らない土地でやる必要などありませんよね。

Re: No title

タカユキさん、こんばんは。

新興株は、やはり季節性が強いものだと思います。
何でもかんでも買えばよい、という相場が時々訪れるわけですが、そうしたブーム時に味をしめてしまうと、抜けられなくなる魔性を持っているのが新興株なのですね。
いつかもういちど、いつかもういちど、と思ってしがみついている間に、何もかもなくしてしまう、という魔力を持っていますね。

Re: No title

ヨシアキさん、こんばんは。

トレード歴は長いのですね。
厳しい時代が続いたようですが、それでも光が見えただけ素晴らしいと思います。
わかっていない人は、15年もやっててそれか、と思われるかもしれませんが、20年やってても負け続けというのが普通なのですからね。
投資家のほとんどが負けているというのは、年数に関わりなく、ですから、そこを理解しないといけません。


さて、アルゴについてのご質問ですが、基本アルゴというのは、そもそも「一カイニヤリ」なのですよ。
つまり、スプレッドを狙ったマーケットメイク機能を担っているってことです。

FXについては、そもそもFXは、FX業者がマーケットメイク(スプレッド取り)をしているわけですが、株式市場においては、オークション市場で「私設マーケットメイク」をしているのがアルゴの主流派だと理解されればいいと思います。
それ以外にももう少し長めのアルゴもあるように聞いていますが、メインはスプレッド狙いだと思ってもらえればいいと思います。

私自身はそういう認識に立っており、そもそもディーラーのように「一カイニヤリ」もしていませんから、アルゴとバッティングしているという意識はそんなにありません。
ただ、スプレッドを抜かれることや、すばしっこい値動きに時々閉口することはありますが、そういう値動きの癖を理解すれば済むことじゃないかと思っています。
彼らとはそもそも狙っている値動きが違うので、そんなに危機意識はありませんよ。


それと、アルゴというのも、所詮は人間がプログラムしたものなんです。
プログラムであるが故の欠点は、環境認識を盛り込むことが難しいという点にあります。
確かに、FXや先物などと連動する、ということまではプログラムできるかもしれませんが、それ以上のところでのマルチファクターを織り込むことは、一定の法則が見つからない限り難しいでしょう。

時と場合によって、マーケットを動かすファクターは変化するのですから、それを素早く認識できる人間の脳にはかなわないと私は思います。

ファクターというのは、定性的で測れるものだけでなく、例えば、大統領の発言であったり、FRB議長の発言であったりと、機械的にプログラムするのが非常に困難なものが多いのです。

これも、アルゴに対する人間の優位性だと思います。

そして、こうしたファクターが変化することに、アルゴはついては行けないのです。

ただし、やり方だけを単純に当てはめようとしたり、パターン認識のみに頼ったり、というノービスレベルにおいては厳しいかもしれませんね。

そういう相場理解では、別にアルゴがあるなしに関わらず、そもそも厳しいものだと思いますよ。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
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