人口問題

2014/07/18 Fri

■撃墜

マレーシア航空機が撃墜されたらしい。
政情不安のウクライナ上空らしいが、そもそも、そんなところを飛ぶのだなあ、という感想。
それにしても、マレーシア航空にとっては、先日の行方不明に次いで、撃墜という連続しての悪夢に見舞われてしまった。
安全がなによりの航空会社にとってはとにかく大変なことになった。
これを受けてということもあって、マーケットはリスクオフの展開に。


■富士通、半導体の生産撤退

今日の日経の一面。
なにか寂しさを感じるのは私だけだろうか。
日本の半導体産業は、1990年、上位10社中6社を占めていたそうである。
その時は、日本人として、誇りのようなものを感じたものだ。
エルピーダも身売りしてしまったし、富士通もか、って感じ。
半導体産業は、ハイテクではあっても、工場を作って、装置を入れれば、作れるもの、ということが原因になったのかもしれない。
そうであれば、コストの安い台湾や韓国、中国に対抗することは難しい。
しかし、半導体製造装置については、日本はまだまだ頑張っている。

富士通とかNECとか、株で言えば、すっかり大型低位株の扱いなので、「値動きのよいハイテク」という位置づけにはなっていない。
昔、立花さんがやっていたパイオニアは、当時の「新興株」扱いだったそうだから、もし、立花さんのようにやってみたい、という人がいたら、今の富士通とかNEC、パイオニアとかやっちゃだめだと思いますよ。


■人口問題

人口問題というと、少子化問題というのが定説。
しかし、私は、人口爆発こそが人口問題だと考えている。
もちろんこれは少数派。

しかし、今の世界の人口は71億人を突破意。
もうとっくに地球が養える数を超えている。

今の世界の人口

サスティナブルな世界にするために、どうすればいいのか、世界各国が知恵を出し合って早急にこの問題に取り組むべきだと考えているのは極少数なんだろう。
ほとんどこんなことは、話題にもなっていない。

そもそも、

貧困とは、

温暖化とは、

自然破壊とは、

戦争とは、


これらの根本的原因として、常に人口問題が来る。

ユニセフとか、国境なき医師団で頑張っている人たちを応援したいが、とは言え、いくら子どもたちを助けても助けても、次から次に増えていく人口爆発を止めなければ、それは、小手先の対処法に過ぎないという感がある。

温暖化問題も、増え続ける人口を放置しておいて、二酸化炭素だけを減らす、というのは、所詮無理な話だ。

環境破壊だって、個々人はやりたくてやってるんじゃない。
人口爆発による貧困を何とかしたい、という個人個人の行動が、マクロでは環境破壊につながっているだけだ。

増え続ける人口を擁する国は、貧困問題を抱えて、どこかに土地を確保しなくてはならなくなるために、戦争が起きる。

人口問題という根本的原因を放置しておいて、貧困をなくそう、温暖化を食い止めよう、環境破壊するな、戦争はダメだ、と言っても、それは虚しい掛け声に終わらないか。


現在、地球の人口は、異常な勢いで増えており、21世紀末までには100億人を突破するらしい。

世界人口推移

このまま地球上のあらゆる自然環境を破壊し、あらゆる資源を食い尽くしてしまうつもりだろうか。

次々に環境破壊を繰り返し、化石燃料を燃やして二酸化炭素を撒き散らす。

多くの生物のサミットがあれば、人間こそが諸悪の根源として糾弾されるだろう。

地球という限られた空間に巣食う「カビ」のようなものだ。

宇宙船地球号、ということを言われるが、限られた環境を如何に守っていくのか、真剣に考えないと、早い段階で取り返しがつかなくならないか。

私の世代が、最後の人類となった、という冗談が現実になる日は来ないか。

シェール革命とも言われているが、人類は、またしても化石燃料を新しく見つけ出してきた、ということになる。

化石燃料が次々に見つかるから、二酸化炭素が撒き散らされるという繰り返しになっていることにそろそろ気が付くべきだと思うのだが。

化石燃料をガンガン掘って、一方で二酸化炭素を減らそう、というのは矛盾している。


南の国々というのは、元々自然環境がよくて、仕事をしないでも、森へ入れば、食べ物が手に入った。
人口さえコントロールすれば、貧困などとはそもそも無縁の国々。
働かないと食べ物が手に入らない北の国々とは違う。


中世ヨーロッパでは、ペストの流行で人口が3分の1に激減したことがあるらしい。

食物生産能力も格段によくなった。

医学の発展と食糧事情は、人類に恩恵をもたらしたが、その一方で、人口爆発をもたらした。


日本の人口は、鎌倉時代には、500万人程度。
江戸時代末期の日本の人口は、3000万人程度だったそうである。
自給自足を考えれば、日本の適正人口は江戸時代程度じゃないのか、という感じがする。


今、日本の人口は減りつつあるが、これは、世界に冠たる状態だと私は思っている。

小手先の問題で、大変だ大変だ、とテレビなどで言っているのを聞くと、またか、と思う。

問題は、GNP成長率などではなく、一人あたりの幸福度、こそが大切にされるべきではないのだろうか。

GNPが尺度など、時代遅れも甚だしい。


人類が何もしない場合、それでも地球は、このまま増え続ける人類を放置するのだろうか。

いずれ、地球のキャパがどこかの時点で一気に崩壊するまで人口爆発を続けるのか。

それとも、中世のペストのようなことが起こるのを待つのか。

このような強制的な人口減少、もしくは人類絶滅を食い止めるには、自らが立ち上がらなければいけない、と一人声を大にしたい。

既に、帰らざる河を渡ってしまっていなければよいが。。。。


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マクロファンダメンタル分析

2014/11/22 Sat

ファンダメンタルとは、どういうことか、どういう認識なのか。
概念だけではわかりにくいと思うので、私の今の現状認識を具体的に書いてみます。
みなさんが思っておられるファンダメンタルとは少し視点が違うかと思います。
今回はマクロです。


■今回の選挙

難しい選挙だと思います。
というのは、「増税延期の是非を問う」と安倍さんは言っておられたわけですが、全ての党が増税延期賛成なわけで、では反対という人はどこに入れたらいいのかわかりません。
というより、増税延期反対という人はほとんどいないでしょう。
結局、安倍政権の信任投票になるということなのでしょう。

野党の今のボロボロの状況を逆手に取って、人気の出る増税延期を引っさげて選挙に打って出れば勝てる、という勝算での解散ということでしょう。

それにしても野党は悲惨な状況です。
民主党は先の与党時代の不人気とバラバラ状態を未だに引きずっていますし、維新の党はもう橋本人気に陰りが出ていて一時の勢いは望むらくもありません。
そして、みんなの党は、何と選挙戦を前にして自爆しました。
なんということでしょう。支持者は茫然自失でしょう。気の毒です。

自民に入れたくない人でも、自民に入れざるを得ない、という状況での選挙戦の結果は見えているように思えます。
与党の勝利というより、野党の自爆、敵前逃亡、という感じの選挙に見えます。

それにしても安倍さんはいいタイミングを選びましたね。
大義なき解散と野党は言いますが、そもそも選挙に大義があるものでしょうか。
今回は、「争点なき解散」という感じですね。

野党がどういう対立軸を据えるのか、無理やり争点を作らないといけないところで既に野党は、

お前は既に死んでいる


状態かもしれません。

ところで、街角インタビューでは、二言目には「庶民は大変だ、大変だ」という言葉が繰り返されますが、実は国の方がもっと大変なんです。



■いずれ平成の徳政令発布か

途方もない財政赤字垂れ流しが続きます。
仮に増税したところで、焼け石に水なんですが・・・

金額が大きくてわかりにくいので、家計に例えると、年収550万円の家計で、年間の支出は1000万円、赤字は450万円だが、これを借金で毎年まかなっている。
しかも、総額の借金は既に1億円を超えている。
さらに、あろうことか、支出は今後さらに増えることが見えている、という悲惨さです。
借金に頼った生活をしているのに、どうやってこの先1億円もの借金を返済するのか、私なら夜も眠れないでしょう。
もう絶望的とも思える数字です。
そもそも、金利が少しでも上がったら爆死という綱渡りです。既発は固定ですが、借り換えが不可能になります。

しかし、よくもここまで放置したものです。
というより、できたものです。感心しますね。それだけ経済は頑張っている、ってことでしょう。
でも、この状態のままで、稼ぎ手であるお父さんがちょっと病気にでもなったら、この家はもう破産するしかありません。
病気にならないことを祈るしかありません。
しかしながら・・・

今週放送されたモーサテのインタビューで、ジム・ロジャーズ氏が、「アベノミクスは投資家にとってはいいが、日本にとってはどうかな」というコメントしていました、そして、「短期的にはいいが、中長期的には、日本は破綻へ向かう可能性が高く、日本から逃げ出した方がよい。その時はリーマンショック以上のことが起こるだろう。」、というコメントでした。

事の正否はさておいて、こういう見方をしている超大口投資家がいる、ということは頭に入れておかねばいけないでしょう。

いざとなったら大胆に日本売りを仕掛けようと虎視眈々と狙っている超大口(巨大大人)の存在がある、ということを忘れてはいけない、ということです。

彼らのほとんどは、ファンダメンタルを常に読んでいます。
何故なら、ファンダメンタルに則ったトレードでしか儲けることは難しい、ということは彼らが一番よく知っているからです。
そして、目をつけたものに対して、ひたすらにきっかけを待っているのです。

何も無い状態でいくら大パワーで売ったとしても、跳ね返されるのはわかっている彼らですが、何かが起こった時に、一気に売って来る、買ってくる、パワーは兆円単位ですから、凄まじい流れになることは間違いありません。


そうならないためには、社会保障を大胆にカットする一方で、消費税を20%にする、という政策ぐらい実行しないとどうにもなりませんが、そんな政策を掲げても、選挙で落選するに決まっているから、わかっていても誰も言いません。

となると、残った選択肢は、前に書いたように、ハイパーインフレという平成の徳政令をどこかでやるしかもう道は無いのかもしれません。
そこが彼ら巨神兵の最大の狙いなのでしょう。

彼ら巨神兵が固唾を呑んで日本のファンダメンタルを見ていることは間違いないと思います。

徐々に進んでいる円安トレンドはこの道に沿ったプロローグなのかもしれません。



■基礎的ファンダメンタルの状況

テクニカル的に見れば、これだけ上がったドル円はどこかで大きく反落してもおかしくない、ということなのかもしれません。

しかし、そもそも、ここまで円高が続いたのは、ベースの日米貿易収支に加えて、リーマン以降は「米QEによる量的緩和 VS 規律重視の日銀」という構図があったわけです。

しかし、この流れが一変します。
311によって、全原発が停止し、エネルギー輸入が急増したことや企業の海外生産の加速により、一転して日本は貿易赤字国となりました。
それに加えて、「米QE終了による引き締め VS アベノミクスによる大胆な量的緩和に転じた日銀」という双方が180度転換した金融政策です。
この2つの大きな基礎的ファンダメンタルズの変化が正に劇的に起こったわけです。

この構造なので、為替はわかりやすい局面になっている、という見方ができます。


一方で、少々複雑なのは、株でしょう。
上場企業の業績は着実に上向いているわけですが、そこを襲ったのが、先日のGDPショックです。
専門家の予想を覆す衝撃波はかなりの破壊力でした。
これで株式相場はかなり迷っている動きをしています。
金融緩和は確かに株にとっては上げ材料ですが、これはカンフル剤なので、バブルにはなっても、基礎的業績動向がこれに伴ってよくならなければ長続きはしません。

円安が続くということは、「円」の価値が下がっている、ということなので、株の価値を中立にするだけでも、円に対して株が上がらなければなりません。
そうでないと、株の絶対価値は円とともに勝手に落ちるからです。

こういうことですから、目先の企業業績は確かによい、しかし、GDPは迷走している。

中長期的には、円売りという方向性が、日本売りに変化しないとも限らない、ということは認識しておくべきでしょう。



■より根っこのファンダメンタル

日本は本格的な人口減少社会に突入しました。
過去において、人口がどんどん減少する一方で、GNPが拡大する、という事例は無いんじゃないかと思います。
もしあれば私の勉強不足です。
中国については、例外で、都市部と農村部との人口移動で説明できると思いますが、その人口移動もここに来て限界が訪れている様子です。
中国も人口動態から見れば、ちょっと正念場でしょう。

環境問題という視点から見れば、人口減少は非常に望ましいことですが、こと経済に関しては厳しい見方をせざるを得ません。

日本の人口がガンガン増えていれば、GNPも拡大し、国の借金もここまで膨らむことは無かったでしょうし、年金など福祉問題もクリアできたことでしょう。

しかし、現実には、人口減少社会なのですから、過去の高度成長時代の夢よもう一度、ということではなく、現実を見て、人口減少に対応した社会を作っていかなくてはいけない、と思います。

人口が増えるのであれば、多少将来世代に負担を先送りしてもよかったのでしょうが、その「過去の習慣の轍(わだち)」から抜け出せないで、変化を嫌うことから、人口減少に社会制度が追いついていないことに軋みが今徐々に表面化しているように思います。

土地は持っておくもの、上がるもの、という神話もあります。
しかし、これは過去の人口増加社会であった時の遺物です。
既に高度成長期のニュータウンは、ゴーストタウンになりつつありますし、限界集落の問題も表面化し始めています。

こういう問題があるから人口を増やさねばならない、という議論が盛んですが、私は本末転倒だと感じています。
環境問題から見れば、明らかに人口減少は望ましいことですし、人口減少によるメリットも数多くあります。
人口減少を受け入れて、それに見合った社会に変化することこそ大切なのではないか、と思うのです。
それを受け入れようとせずに、抵抗し、今の制度を守りたい、とするから、無理があるように感じてなりません。

人口減少というのは、社会制度、経済、政治、などなどありとあらゆるところのマクロ問題の根源的な話になると思います。

ジム・ロジャーズ氏の予言が当たらないようになって欲しいので・・・
と言いつつ、家族全員のパスポートは準備し、渡航先など考えている私ですが(笑)

これはあくまでリスク管理上の問題です。





さて、ざっと私の感じるマクロを箇条書きにしましたが、興味が無い人には全く興味が無いと思います。

そもそも、こんなことはトレードと全く関係ねえじゃねえかよ!!

と思われる御仁も多数でしょう。

こんなしょうもないこと書くぐらなら、具体的やり方、手法を教えてくれ!!

まだ中長期的なトレードならまだしも、短期も短期、長短期のお前が何でこんなことを考えてんだ、趣味か?


ということかもしれません。

しかし、私にとっては、これが重要なんです。

このような目を持つ、ということ、それはどういう意味を表しているのか、というと、

巨神兵の目を持つ

ということと同じなんです。

巨神兵が何に目をつけて、何を狙っているのか、が時として見えるわけです。

もちろん全てを見通せるわけではありませんが、時として、動く前から先回りして見えることがあります。

リーマン・ショック時においても、半年以上も前からファンダメンタル的には危険な兆候が続いていました。
ちょっとファンダメンタルを気にしていれば誰にでもわかっていたことでした。
何ヶ月も前からおかしいおかしい、と言われ続けていたことが、一気に爆発したのが10月だったのです。
あれは何も突然降って湧いたわけではありません。
危ない危ないと言われ続けていたことをマーケットが無視していただけなのです。


そういうことですから、これは時としてデスノートの死神の目に匹敵する威力を持つものなのです。

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トレードスタイル 2

2016/02/28 Sun

■人口問題

日本の少子化は大変だ、大変だ、ということで、NHKでも特集がありましたが、私は、逆に、

少子化こそ人類の生き残りを賭けた最後の選択肢だ

と思っています。

つまり、

環境問題 = 人口問題

と置き換えてもいいんじゃないかと思っているからです。

今の地球環境を維持するには、人口が増えすぎてしまって、最早地球のキャパでは賄えないレベルまで人口は増えてきています。
今後、地球からの強制退去命令が人類に下される審判の日を無策で待つのか、自らがコントロールするのか、そのギリギリの選択の時期だという思いがあります。

昔は、戦争が常に起きて、貧困もあって、また、感染症で大勢が死んで、人口はそんなに増えることがなかったのですが、今は違います。
確か、ヨーロッパでは、人口の3分の1がペストで死ぬというような大変な時期を何度も経験しているはずです。
しかし、現代では、そういう「自然淘汰」を人類の叡智で防ぐことが可能になったのですから、人口調整は、自らがやらねば仕方がないのです。

そういう意味で、日本こそが世界に冠たる人口先進国だと私は思っているのですが、まあ、少数派です(笑)

温暖化問題といっても、人口が増え続ける現状では、悪化するこそすれ、解決に向かうなどほど遠いのが現状です。

人類は、地球を食いつくしつつある、という認識を持っています。

せっかく、「水」が水蒸気でもなく、氷にもならない、0度から100度という奇跡の環境の地球なのに・・・

中国は人口政策を転換しました。
しかし、中国でこれから無軌道に人口が増えれば、今後どういうことが起きるのか、考えただけでもそら恐ろしいことです。

確かに、高齢化は問題ですが、環境破壊による人類絶滅の危機に比べればどれほどしょぼい課題でしょう。。

人口が減れば、一人当たりの環境からの恩恵は劇的に改善します。
今は貧困な東南アジア諸国でも、人口さえ減れば、そもそも温暖で、食料確保も難しくないのですから、再び南の楽園に生まれ変わることでしょう。
少ない人口なら、北極圏など、厳しい環境で暮らす必要もなくなります。

日本の食料自給率も、人口が減れば、簡単に解決します。

広い家にみんなが住むことも可能になります。

ちなみに、今の人口減少が続けば、2040年には、日本の空き家率は40%に達する、という試算もあります。
不動産についての過去の経験値とは、「人口増加社会」が前提であった、ということをくれぐれもお忘れなく。
過去の延長線上に、未来などありません。
過去の経験値とは、その前提となる環境が全く違ってきているのだ、ということを理解しないと、大きな間違いを犯すことになると思います。
過去日本が経験したことのない人口減少社会が始まっています。
過去の経験則で判断すれば、間違いなく失敗することになると思います。


こう考えてみると、環境問題も、貧困も、そして戦争ですら、実は人口問題に置き換えることができるのではないでしょうか。

この根っこの問題に一切手をつけずに、表面的な現象にだけ手をつけても、問題は一向に改善することはありません。

今、地球で何が起きているのか、というと、環境破壊により、砂漠化が進行し、海面上昇により水没地域がどんどん広がっています。
これによって、深刻な移民問題が起きていますが、今後さらに深刻化することでしょう。

一時的に起きる高齢化問題だけを取り上げて、人口減少を悪者にする論調はいかがなものか、そう私は感じずにはいられません。

そもそも、GNP神話などどうでもよいことです。
GNPだけなら、見習うべきは中国ですが、そうなんでしょうか。
それよりも、一人一人の暮らしやすさであるとか、不安の無い社会を作ることこそ目的にすべきじゃないか、と思います。
そういう意味では、ヨーロッパ先進国に見習うことは多いと感じます。

繰り返しますが、これは、残念ながら少数意見なのですが、私はどう考えても、このように思ってしまうのです。




■トレードスタイル 2

さて、ご質問がありました。

>>通常は、手法を最適化するんですが、それだと自己中トレードですから、それは、私のスタイルではありません。

前の記事で次のように書きましたが、ここのところの説明をということです。

これは今自分で読んでも、何を言おうとしているのかわかりませんねえ。
書き方を間違ったと思います。

要するに、環境に合わせて自分を変えるスタイルであって、自分のやり方中心に組み立ててはいない、ということを言いたかったわけです。



実は、株とFXの大きな違いは、環境の激変が株にはある、ということだと思っています。

FXではよく、リスクオン・リスクオフといいますが、株ではわざわざこういう言い方はあまり使いません。

というのは、株においては、

上げる = リスクオン

下げる = リスクオフ


なのが当たり前だから、わざわざこういう言い方をしないわけです。

株においては、リスクオンとリスクオフの相場では、値動きがまるっきり違うことが通常であり、また、新興株は時々バブル的に乱舞することがあって、その時には、普通のトレードをやっていては、完全に乗り遅れることになるんです。

逆に、その乱舞に慣れてしまって、祭りが終わっても、同じように裸踊りしていたら、警察に捕まるわけです(笑)

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(阿波踊りです。いいですねえ。何度も徳島に見に行きましたが、私は祭りの中ではこれが一番好きです。大阪・京都にも有名な祭りがありますが、私は全く興味がありません。
ちなみに、現代の祭りとは、東京ディズニーランドだと私は思っています。こちらは常設ですね。)


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祭りの時期には、乱舞していてもいいのですが、終われば、普通の市内の状況に戻るわけですから、

道で踊っってたらアカンでぇ~ー!!

ってことです。

常設のディズニーランドですら、パレード以外の時は、通常モードに落ち着きます。



このように、リスクオンとオフで極端に相場展開が変わるのが株式相場の特性です。

こういう極端な時期だけでなくても、環境は、常に春夏秋冬変化しています。

ですから、長年やってきた株の短期トレーダーなら、スタイル変更はある程度当たり前なのかなあ、って思います。

まあ、一方で、特殊な環境にのみひっそりと生息する海底の微生物、のような投資家も存在するわけですが(笑)




一方で、、FXは、短期であれば、ある程度、似たような動きが続くように思います。

常に適度な値動きが期待できます。

これは、対象の商品特性の違いなんで、私のスタイルは?と聞かれたので、それは当然「株においては・・」ということになります。

FXの場合、ある程度、安定した値動きがあるので、その中で、自分のスタイルを押し通す、ということが可能なんだろう、と思います。

ただ、それでも、同じことをやっても、勝てる時期と、負ける時期は出てくると思いますから、その時に、スタイルを変えないというのなら、どう耐えるか、という耐え方みたいなものが必要じゃないかと思います。

スタイルを変えないというのならば、当然環境変化に弱いことがもう前提なんです。

負け始めてようやくわかる、というのも、当然のことなので、そこをまず受け入れて、それを前提にして、トレードスタイルを構築しないといけないと思います。


実は、この

前提

というものを理解していない人が多いのじゃないかと思っています。




みんな

いいとこ取り

をしたがるのですが、どんなスタイルにしても、強みと弱みがあるものなんです。

だから、自分のスタイルの強みはどうい点にあって、弱みはどこにあるのか、を理解し、きちんと受け入れることが非常に重要なことになってくるんです。

例えば、逆張りで損切りを粘るスタイルの人もいると思います。
当然、勝率はかなり高いが、時々ドカンがある。
じゃあ、損切りを粘らなければいいじゃないか、となるのですが、それだと、ほとんどのトレードは損失になってしまうのです。


このように、

「スタイル」によって、強みと弱みがあるので、弱みを受け入れないといけないんです。

この場合だと、時々あるドカンは仕方がないコストだ、ってことです。


新興株バブルにガンガン乗れる人は、リスク性向が高いので、いい時にはいいんですが、どうしても守りが弱い。
だから、下げに転じるとまとまった損失を出すことが多いのです。
しかし、そうやって、ガンガン乗れるという裏は、当然そういう大きなリスクを取ることが前提なのだから、大きなアップの裏に、大きなダウンはもう仕方がないんです。
そういう弱みを受け入れて、それを前提に相場をやらないと、仕方がないんです。
そうでなければ、そもそも「ガンガン飛び乗ること」など、最初からできない、ってことなんです。
つまり、石橋を叩いて渡るようなことをしているのなら、ガンガン利益を出すことなどできない、ってことです。



よく、短期間に1億円稼いで、あっという間にスッカラカン、という人を見て、「自分なら1億円で辞めるのに」と普通の投資家が言いますが、

そもそも1億円でスパッとやめれる人なら、短期間で1億円になどにできるはずがないのですよ!!


それだけ巨額のリスクを平気でとれるからこその短期の大儲けがあるのであって、その裏は必ずある、ってことなんです。

普通の人なら、100万円が200万円になった時点でもうビビってますよ。だから、決して1億円にはできません。

大儲けした、といっても、それは、長い長い相場のプロセスの第一幕目に過ぎません。

例え、10億円、100億円儲けようとも、最後を幸せに全うできた相場師など、数えるほどしかいない、というのが現実なんです。




じゃあ、逆に、ドローダウンを嫌うのなら、リスク管理優先で、安全なやり方をすればいいわけですが、その弱点として、大きく利益を伸ばすことを諦めないといけないわけです。

このように、物事には、表面と裏面が必ずあるわけですから、これを「いいとこ取り」だけしようとしても、どだい無理な話なんです。

ハイリスク・ハイリターン、ローリス・クローリターン、と言うだけの単純でもない話がいっぱいあるわけです。

それぞれ、自分のスタイルがあるので、そのスタイルの強みだけを見るのではなく、弱みこそきちんと受け入れて、対処できるようにしておくこと、がものすごく大切だと思います。

何故なら、そうやって自分の弱点をきちんと受け入れて、理解さえしておけば、不得意な時期が来ても、焦って自爆することが防げるからです。

弱みを知らない、もしくは、受け入れようともしない人は、、弱い局面でも無理して勝ちに行くから、爆死するんです。

全ての環境において勝つことなど、そもそも不可能なのだから、弱みの時に、無理をするのではなく、そこは逃げることで対処すれば、傷は浅くて済むんです。


だからこそ、

弱点を受け入れること

が本当に重要なんです。



まあ、ここを理解するのは、そもそも、

相場環境は変化する

ということがわかっていることが前提になるわけですがね。


手法探しに明け暮れている人たちには、ここが全く見えていないのだから、そこがそもそもの問題といえば問題なのだろうと思いますが(笑)



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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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