ブラック・スワン

2012/12/01 Sat

2012-12-17.jpg

このチャートは何のチャートでしょう。

引用した本の解説を転記します。

感謝祭前の七面鳥。1000日にわたる過程の積み重ねも、次の1日についてまったく何も教えてはくれない。こういう過去を延長しただけの安易な予測は、どこにでも現れる。

七面鳥がいて、毎日エサをもらっている。エサをもらうたび、七面鳥は、人類の中でも親切な人たちがエサをくれるのだ、それが一般的に成り立つ日々の法則なのだと信じ込んでいく。政治家の連中がよく使う言葉を借りるなら「一番の利益を考えて」くれている、というわけだ。感謝祭の前の水曜日の午後、思いもしなかったことが七面鳥に降りかかる。七面鳥の信念は覆されるだろう。

七面鳥は、昨日の出来事から、明日何が待っているか推し量れるだろうか。たぶんいろいろわかることはあるだろう。でも、七面鳥が思っているよりも、わかることはちょっと少ない。そして、その「ちょっと」で話はまったく変わってくるかもしれないのだ。


私の経験してきたことをすべて振り返っても、私は一度もとりたてて言うほどの事故には遭わなかった。海で過ごした歳月で、遭難した船を見かけたのは一度きりだ。難破船を見かけたことは一度もないし、自分が難破したこともない。災害になりそうな窮地に追い込まれたことすら一度もない。
(1907年、E・J・スミス、RMSタイタニック号船長)



これは、

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

からの引用です。

2009年の出版時には多少話題にもなったので、ご存知の方も多いかと思います。

今では、ブラック・スワンと言えば、何を指すのか、投資家同士であれば一般用語として使われるようにもなってきています。

(映画のブラック・スワンとは関係がありません(笑))


さて、

本当のリスクとは何でしょう。

果たして、本当のリスクということを自分は理解できているのでしょうか。


こういう疑問に、答えてくれている本だと私は思います。

アマゾンの批評を読むと、翻訳がダメとか、回りくどいとか、結構ボロカス状態ですが、私は、リスクの本質、ということを考える意味で、トレーダー必読書だと考えています。
他に類書は見当たりません。

この本では、過去の大事件、大惨事などを紐解き、如何にそのほとんどが、予見されていない状態で起こったのか、ということが解説されています。

よく考えれば、今わかっていることの延長線上に起こることなど、たかが知れています。

リスクとは、そうでないから恐ろしいのです。

特に、金融に携わっている投資家であれば、なおさらに一般の方よりも、このリスクの本質、ということがわかっていないと、

自分が七面鳥にされる

可能性が高いのです。

過去のパフォーマンスだけでなく、自分のやっていることの潜在的リスクはどこにあるのだろうか。
などなど、考えておかないと、何かがあったときにはもう間に合わないという事態が想定されます。



1997年に発生したアジア通貨危機から、1998年に起こったロシア財政危機により、LTCMは破綻しました。
ノーベル賞学者が金融工学を駆使して計算したところでは、こんなことは100万年に3回しか起こらないような確率だ、ということであったにも関わらず、です。

そしてその10年後、2008年のリーマンショック、誰もが考えもしないことが再び起こりました。

いずれのショックでも、多くの投資家がマーケットから強制退場させられました。
特に、リーマンショック時には、あの人までもか、という人までもがショックに巻き込まれ、投資家生命を絶たれた記憶はまだ生々しく残っています。

では、こんな大変なことは、もう起こらないだろう、でいいのでしょうか。

リーマンショックほどの酷いことは、最悪であって、あれ以上のことはもうないだろう、でいいのでしょうか。


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流浪の民

2012/12/03 Mon

FXをメインで取引しているGFTから、先ほど次のような案内が来ました。


お客様各位

GFT本社の決定としてアメリカでのビジネスの停止を決定いたしました。お客様のFX口座、もしくはCFD口座は日本支社を経由でアメリカにおいて口座を開設していただいていることから該当いたします。以上の決定はGFTのアメリカにおいてのFXビジネスを撤退によるものです。お客様の口座を別のブロカーへの引継ぎを行えるオプションを用意しております。
詳細に関しましてはおってご連絡いたします。

以上の決定として、日本時間12月3日午前9時よりポジションの決済のみご利用いただけます。また、すでにお持ちのポジションはこのままお持ちいただけますが、新規のポジションを建てることはできません。


また、何かの取引関連のちょっとした通知だろう、とポイしようと思って、軽く読んでいると、

なっ、なんじゃぁ、これはぁぁぁぁーー!!


要するに、やめるらしい。

そういえば、先日も、口座だけ作ってもう使っていないところから、やめるというお知らせが来ていたばっかりだったのに、まさか、メインのところからこれが来るとは・・・

証券もよれよれだけど、この業界も厳しいのですねえ。

あーあ、せっかく気にいって使ってたのに。

ここも安住の地とはいかなかったようです。

とりあえず、速攻で全額出金手続きをしました。

また、流浪の民になってしまいました。

とりあえず、サブのクリックに引越しするけど、ここもいくつかの点で気に入らないところがあるので、また業者探しで転々としないといけなくなってしまいました。

2ちゃんとか読んでも、大した話題にはなっていませんでした。

誰もこんなところ使ってないのかなあ・・・(笑)

あーあ。とにかくがっかり。


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ブログの趣旨など

2012/12/15 Sat

頂いたコメントの御返事代えて、記事でブログの趣旨など、コメントのお返事を書いておきます。


私のブログにコメントしてもらえる方は専業の方が意外と多くて「世の中、意外と専業投資家がこんなにも多いのか」とか思ってしまいます(笑)

林本に関しては、色んなご意見があるのは、私のブログの経緯を辿ってもらえればおわかりのとおりです。

しかし、私が林本に会った30年前の話、とすると、実は、今とは、環境がまるで違っていたのです。

当時、相場本と言えば、もう「大儲け。情報、当て物」「日経が5万円時代到来!!」程度の今ではお目にかかることも難しいぐらいの「低レベル」なものがほとんどで、その中では、キラリと光るダイヤモンドのような存在だったのがいわゆる「林本」だったのです。

その林本から、どう読み取るのか、というのは、残念ながら、

「資金管理を無視して、無限ナンピンの勧め」

と読んでしまう人が多発した、という実態があったにせよ、愛情を込めて本を書かれていることは、読めばわかることだと私は思っています。

特に後半に出版された本だけを読んでいると、FAIなどに傾倒されていたのでそう感じてしまうのかもしれませんが、初期に書かれている「商品相場の技術」という本などを読むと、技術として、順張りも紹介されていますし、出処進退について、相場師が弟子に教えるように丁寧に丁寧に書かれているものだと思い、今でも時々読み返している貴重な本です。


そもそも、相場で儲けられるかどうか、については、資金管理ができるかどうかにかかっています。
林本にも、資金管理の記述がありますが、ほとんどの人は読み飛ばす部分(笑)なのでしょう。
大切な部分だからもっと強調しろ、ということもあるかもしれませんが、それは「読み飛ばす方の責任」もあると思います。

林本を単なる「ナンピンの勧め」と取ってしまう・・・確かに、それは、逆張りナンピンを強調したい、という気持ちが本の前面に出てしまっていることは確かなので、「手法本」として読んでいる多くの読者には、それしか届かなかった、という悲しい現実もあるわけですが・・・

ただ、セミナーをやっている方に聞くと、資金管理の話をすると、セミナーをやっても人が全く集まらない、ということらしいですね。
まあ、面白くはないし、興味もわかないのでしょう。

まあ、坊主の念仏のようなものなんでしょう。

そもそも、人は、自分の興味のある部分しか読まないし、聞こえていても聞こえないし、頭には残りませんから、いくら強調したとて、結果は同じなのだろうと思います。

(一番人気は、当然ぶっちぎりで「相場の手法解説、当て方解説セミナー」です。)

ただし、最近は、雑誌などを読むと、今では、二言目には

損切り、リスクマネジメント

という言葉だけが、金太郎飴、のように乱舞する時代ですので、もう一般化はしてきているのだと思います。

(きちんと理解し、実践できるかどうかは別にして)

30年前ですと、林本の読者以外は誰もそんなこと意識すらしていないかった時代でした。

株を買って、負けたら塩漬け。戻るまでひたすら頑張る、それが投資法でしたので。
それでも、バブル経済でしたから、それで結構勝っている人もいたのだと思います。


そもそも、今でも、世間的には相場を当て物と見ている人がほとんどですから、それは仕方がないことだと思います。



それから、マーケットには、色んな多種多様な意見の方が大勢集まってこそ、マーケットであるのですから、投資家が二人集まれば、ケンカになる、ということは当たり前でもあるのでしょう。

そういう違った意見があるからこそ、同じ値動きを見ても、売り手と買い手がいるわけです。

視点として持っておかねばならないと私が意識しているのは、

マーケットでその値段がついた、ということは、その時点で売り手と買い手は、常に一対一のイーブンである

ということです。

つまり、その値段がついたということは、売り買いが同一だ、という事実です。
この理屈がよくわからない人もかなり多いと思います。


ただ、私のブログのコメント欄であまりケンカをやられても、一般のご訪問者からすると、抗争事件が勃発していては、コメントが書きづらい、とも考えますので、こちらのブログでは制限することとしました。

(といっても、何故か専業の方など、腕利きのみなさんの書き込みが目立ちますが、是非初心者の方の声も聞かせていただけるとありがたいです。)



それから、

>今年の春に旧ブログを初めて知り、それこそ繰り返し繰り返し読みました。読んでは実戦、凹んで己を知り、また実戦。血肉になるまで。

>まさかまたあらなみ様の記事を読めるとは感激です。私のトレードにおけるメンタル面は以前のブログに頼っているといっても過言ではないのです。


とてもありがたいコメントを頂いております。
それこそ褒め殺しなのか、とも思えるようなものですが(笑)
一所懸命書いたことではあるので、こうやって読んでいただける方が一人でもいる、とわかれば、とても励みになります。


私は、ブログを書くことを通じて、

相場とは一体何なのだろうか

相場の本質とは何なのだろうか

相場で勝つこと、相場で負けること、とはどういうことなのだろうか


という単純な疑問を解決したい、という自分の欲求をレポートとして書き綴ってきた、というような感じなのだろう、と思います。

誰かに押し付けようとか、誰かに教えてやる、といったような恩着せがましいものではなく、単純に、自分のそのような疑問に対して、答えを求める「求道者」「修行僧」といった意味合いが強いのだと思います。

ですから、何故勝つのか、ということと同じぐらいに、何故負けるのか、という情報も重要だと考えています。

そういう考え方だからいくら努力しても、何をやっても負けるのだ

そういう考え方だから、損切りもきちんできている、手法も勉強している、それでも勝てないのだ


ということもあります。

このように、記事を書くことによって、自分の考えをまとめようとする努力をしている、という感じです。

なので、ひとりごとでもあり、独善的なのかもしれません。


そういう中ですから、

あらなみのブログには答えが書いていない

というありがたい(笑)ご批判も多数頂いていることは重々に承知しております。


ただ、答えとは何か、

具体的やり方なのか

投資手法なのか

相場の当て方なのか


もし、そういう答えが欲しければ、今では、

死ぬほど投資雑誌とか、パンの本とか、情報商材とかに書いてあります

から、死ぬほど読んでもらえばそれでいいと思います。

損切りが大切

ということも、今では、死ぬほど雑誌を読めば書いてあります(笑)

いちいちここでは書きません。

ここで書くのは、そういった戦略や資金管理の背景にある考え方を紐解いていこう、実際に実践者としてやっている中での実体験として、

何故それは意味があるのか

何故それが必要なのか

何故そういう考え方は間違っているのか


というような

何故

を追求する研究をしている一人の投機家のつぶやきだ、という感じなんです。

つまりは、

答えというより、何故を考えている投機家の試行錯誤の記録である

といった感じなのでしょうかね。

私は、評論家ではなく、投機家ですから、ひたすらの実践の中で何故を見出そう、そう考えているのです。

答えを探しているみなさん、答えは見つかりましたか。

とても残念なお知らせですが、私は答えを探して30年、未だに見つかってはいません。
ただし、探す答えと儲けとは大して関係ない、ということだけはわかりましたが(笑)


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最近の話題、安倍トレードなど

2012/12/16 Sun

■ 松井が、デイトレに関して、手数料無料に加えて、金利無料まで打ち出しました。

松井の新手数料

しかし、FXのようにスプレッドが抜けるわけでもなく、これでどうやって収益を上げるのか、考えてみましたが、デイトレのつもりで買ったけど、結局持ち越しになった、という場合、結構高額な手数料がかかる仕組みなので、それを目当てにして、収益化を目論んでいるのだろうか。
もしくは、デイトレ目当てに来た顧客が、ついでにスイングとかもやってくれそうだから、という意味なのか、不可解です。

ただ、松井の場合、前にも無料とか打ち出しておいて、すぐに高額な手数料に戻したという前科があるので、少し警戒気味に見ておかないといけないでしょう。



■ とにかく、株のデイトレードにとって、来年1月からは、担保規制という重い鎖が解き放たれることになるので、これは、10年に1度あるかないかの大改革になります。

担保規制緩和の解説

株のデイトレで、問題になっていたのは、他の先物やFXと違い、とにかく資金効率が悪すぎることでした。
大昔の規制によって、当日に落としたポジションにまで担保拘束がかかることから、今何もポジションが無いのにもかかわらず、担保切れになる、というデイトレーダーにとっては、FXや先物の投資家から見れば信じられないような天下の悪法がようやく改正されることになるのです。

これによって、超短期で回転させることが楽にできるようになるので、特に私のようにスキャル系住民にとっては、恵みの雨どころの騒ぎではありません。

もう今からドキドキしていて、夜も寝付けません(笑)

そして、また、多くの証券会社がこの信用担保規制の緩和で、松井のように手数料を下げて、囲い込みをやろうとしている動きも歓迎すべきでしょう。

今は、GMOクリック証券をメインとして売買していますので、これまで他社が値上げしても、安い定額の手数料で頑張ってくれている恩義をとても感じています。

取引ツールも馴染んでいますので、簡単に他所に移ることは難しいかもしれませんが、とにかく選択枝が増えたことは歓迎すべきなのでしょう。

今は、FX取引まで、GMOクリック証券ですから、両面でお世話になっているという状況ですね。

株のデイトレは、資金のハードルがかなり高かったこともあり、FXなどと比べて人気低迷のこの頃ですが、これで息を吹き返すことがあるのでしょうか。
自分の庭だから言うわけではありませんが、他と違う良い点がいっぱいあるのですがね。



■ 今日は選挙日。
事前の予想では、自民党圧勝とのことですが、相場の予想とは違って(笑)この情勢はどうやら揺るがない感じです。

となると、月曜日にサプライズ、ということは無く、ここまで続いたいわゆる「安倍トレード」がどうなるのか、というところが何よりの注目点となりそうです。

ここで、一応の決着したのですから、一旦 sell the fact  となるのかどうか、これが何よりもの見所となってきます。
ただ、多くの人がそのような目線で見ていると、逆のシナリオもあるわけで・・・とまあ、当たらない予想をしても仕方がないのでやめましょう(笑)

ただ、予想はどうあれ、そういう大きな節目に来ている、という認識だけは持っておく必要があるでしょう。



■ さて、ここで、円高悪玉論を盛んに安倍さんは言っていますが、そんなに円高は悪いことなのでしょうか。

確かに、輸出企業にとっては、切実な問題であることは確かです。

しかし、消費者という立場に立てばどうでしょう。
円高によって、輸入物価は下がり、それでユニクロで安い衣料を買えたり、PCも安く買えたりしているわけです。
食料品が下がった実感が無いのは、農業保護を名目にした輸入規制がガンガンかかっているからなのでしょう。
消費者目線で見れば、保護がいいことなのかどうなのか。
コストコへは時々行きますが、アメリカ産牛肉など、安くて美味しいと思うのですが、それでも高関税なのですよね。

目線の違いのよって、全く違った結論が出てくるものです。

ただ、多くの家庭では、消費者である一方で、輸出企業の働き手でもあるので、一方に傾くことよりも、両方を天秤にかけて、ということになるのでしょう。



■ ただ、忘れてはいけないことは、世界基準で見た場合、円で資金を持っている、ということは、金利などつかなくても、円高になっているだけで、大儲けだったわけです。

実は、私など、1ドル=1円になったあかつきには、ハリウッドで豪邸を建てる計画まで立てていたのですが(笑)

これから、円安になれば、円で持っている資金はどんどん目減りしてきます。
トレンドが大転換した、という状況であれば、ドルなどにヘッジしていく必要を感じずにはおれません。
そういう意味でも、ここしばらくは、為替動向には目を離せません。



■ インフレ・ターゲット、と簡単に言っていますが、インフレがそう簡単に制御できることでしょうか。

ドルやユーロがマネーサプライを増やしている現在では、円もマネーサプライを増やさざるを得ない、という理屈もあるようですが、それは経済成長との相関でもあるわけで・・難しい。

しかも、問題はそこだけではなく、日本はそもそも世界最悪の大借金国だ、ということでしょう。
それなのに、ここから、さらに大胆に借金を増やしていく、という話には、さすがにちょっと引いてしまいました。
小心者の私など、もうビクビクモノです。

財政規律には、注目しておきたいです。

よそ様ではなく、身内に借りているのだからいいのだ、という理屈は国債バブルが維持されているからこそ言える話で、海外筋からは、日本国債バブルをターゲットとしてチャンスさえあえばと目をつけているヘッジファンド情報がおりにつけて耳に入ってきます。

インフレや国債の価格などは、通常運転の範囲ならなんとか制御できても、何かをきっかけに暴走しないと言えるのであろうか、とちょっとビクビクしている私です。

インフレと円安、となれば、資金を持っている人にとっては、重税を二重にかけられるのと同じです。
例えば、10%インフレになれば、資金は10%単純に目減りします。
これに加えて、円安で、爆死、となります。
そのかわり、国の借金はその分だけ棒引きです。
今後ハイパーインフレになったら、円での預金など、どんどん価値がなくなります。
お昼ごはんのランチの価格が1万円とかなって、困るのは誰でしょう。



■ 金融マーケットは、原子炉と同じだと思います。
本当に綱渡りのような信用創造によって、平静を保ってている、というのが実態なのだろう、とつくづく感じます。
通常であれば制御できますが、いざ暴走を始めたら、もう制御不能の事態に陥ることは、過去の歴史上繰り返されていることで、明らかなのですが・・・

ここを火力発電所と同じように、「燃料を止めたら止まるから安心だ」というものではない、と強く感じている今日この頃なのです。

ビクビク、ビクビク・・・何を隠そうビビリの私でした(笑)



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担保規制緩和

2012/12/22 Sat

担保規制の緩和はとにかく株のデイトレーダーの間だけですが、もう超特大ニュースですので、続編です。

担保規制緩和に関連して、こういうコメントがありました。


>余力の心配なしに損切りできるし


このコメントを読んで、私はこう感じました。

お主、できるな!!


実に、玄人っぽいというより、玄人でないとできないコメントでしょう。


ちょっと解説しておきます。

株のデイトレにおいては、前も書いたように、常に担保を気にしてのトレードとなります。

残りいくらあるのか、いつも計算しながらのトレードしています。

そこで、ちょっと損が出た時に、気になるのが、担保のことなのです。

ここで切って、リエントリーすると、担保が厳しくなる、と考えると、ちょっと損を引っ張ろうか、という気持ちになる、というよりも、実務的にそうせざるを得ない、ということが現実なのです。

損切りすることなど、何の抵抗もありませんが、担保が切れると、もう戦えなくなるので、戦力を維持する、ということが大変重要になってきます。

戦力維持のために、損切りを遅らせて、リエントリーをできるだけしないように粘る作戦を取らざるを得なかったのです。

これが、先ほどのコメントにあった「余力の心配なしに損切りできるし」という表現に含まれています。

普通の人が読むと、「余力の心配なしに損切り」って、何バカなことを言っているんだろう、と思うかもしれませんが、株デイトレーダーとしての経験があれば、すぐに「お主、やるな!!」とニヤリとするようなコメントでした。

とにかく、戦いに勝つか負けるか、というより、そもそも弾薬がいつ尽きるか、兵站を常に心配しなくてはいけないのが、今年までの株のデイトレの世界です。
これは、FXや先物には無い概念でしょう。一旦建玉を落とせば枠が復活するのが当たり前だからです。

私の場合、前場の信用枠、後場の信用枠、とある程度後場用に信用枠を残しておかないといけないので、前場の戦いの途中で、戦線離脱を余儀なくされることが日常です。

損切りが続いて、次に撃ちこめば勝てるかもしれないのに・・・しかし、もう前場の弾薬は尽きたのか・・・無念だ・・・という日も多々あります。

そもそも、砲弾など、最初から「何発か打ち込んで、どれか一発当たればよし!!」といった程度のものです。

機関銃も同じで、大量に打てば、どれか当たるぜ、という武器です。

トレードとてそれと同じで、最初から何発か打ち込む覚悟がなければいけないのに、それがやりにくい制度になっていた、ということなのです。

狙い撃ちすればいい、とスナイパーのようにできればいいのですが、それは難しいですし、いつもいつもそういう狙撃のチャンスは巡ってはきません。

なので、チャンスも多く、簡単な「数撃ちゃ当たるぜ!!」作戦を遂行したいのですが、それも担保の制限で・・とまあ実行困難となっていました。

余談ですが、スナイパー用のライフルの方が、機関銃よりも腕を必要とする分、取り扱いは難しいのですよね。

狙い撃ちするより、機関銃を撃ちまくる方が、物量作戦ですので、明らかに簡単なのです。

腕で取るというより、物量作戦でいく、という方法です。



とにかく、資金繰りに走り回る日々からの開放、これがなにより嬉しいことです。

そういったことも、来年からは過去の思い出。貴重な資金繰りの経験になることでしょう。

ついに株のデイトレの重い鎖がなくなります。



さて、松井の一日信用取引ですが、デイトレだと、手数料無料&300万以上は金利無料、なので、とりあえず信用口座が使えるように、信用取引など申し込みしておきました。

(口座は持っていますが、ハイスピードなどのツールだけ使っていて、手数料が高いので、信用申し込みしてませんでしたし、特定口座も未開設でしたので。)

対象銘柄については、記載がありませんが、一応普通の信用銘柄、貸借銘柄と同じで、制度信用取引に準じるのだろう、と思っています。

(借株する必要がないので、理論上は、全銘柄可能なのですが、そうはならないのでしょう。)

試しに小口で売買してみる、とか、手数料負担が重いと感じるようなトレードには結構威力を発揮しそうです。
とにかく、小口でチョコチョコやってみる、というトレードには大変重宝しそうです。

(クリックで往復200円といっても、積もれば結構な額になるので)

資金負担は、来年から楽になりますから、多少数社の証券会社に資金を分散しても大丈夫です。

松井の発注ツールは、クリックで使っているスーパーはっちゅう君と基本的に同じです。

とまあ、微妙に松井にも期待しつつ(笑)


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日本国債

2012/12/23 Sun

今晩、NHKスペシャルで、日本国債について特集します。

日本国債

どこまで切り込んでいるのかわかりませんが、見ておいた方がいいでしょう。


後記:

放送見ました。
目新しいことはありませんでしたが、一般の人にわかりやすく今の日本の財政状態を示していた、と言えるでしょう。
ただ、何故この時期に放送したのかがちょっとひっかかりました。
安倍政権がさらなる国債増発に伴う財政出動を考えていることに対して、財務省や日銀が牽制したいと考えている、という流れと関係がないのか、どうなのか、とちょっと感じつつ・・・

私自身も財政規律については、懸念している一人なので。


見所はありましたので、見逃した方は、再放送をどうぞ。
2012年12月27日(木)午前1時10分~2時08分(26日深夜)


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相場技術研究所_探訪-1

2012/12/24 Mon

私は、自分の書いたブログを読み返す、ということはあまりしないのですが、1年ぶりにブログを再開して、「そういえば昔どういうことを書いていたのかな。」と思いながら、今日は久しぶりに昔の記事を読んでいました。

まあ、手を変え品を変え、よく色々と書いていたものだ、と自分の記事ながら感心しながら読んでいたのですが、当時の記事には、何か勢いのようなものを感じました。

これは、数名の仲間がいたことで、記事を書いて、コメントもらって、また、その仲間のところへ訪問したり、とフィードバックを繰り返していくうちに、また別のアイデアが浮かんで、という好循環ができていたように思います。
この相場技術研究所でこうやって熱い記事が書けたのは、熱いコメントを入れてくれていた仲間がいたからだった、と改めて思い起こしました。
本当にありがとうございました。 


とは言え、当時と比較して、今の自分の状態はどうか、と言えば、相場の理解、という点においては、圧倒的に今の方が理解が進んでいます。
特にブログをお休みしていたこの1年で、自分の中では大きな変化があった、と思っています。

ところが、だからといって、ブログを書くにあたって、当時のような「切れ味鋭い切り口」という感覚が出てこない感じです。

前は、もっとギラギラと「相場を突き詰めてやろう」というような情熱のようなものがあったのですが、今はどちらかというと「枯れてきている」という表現がピッタリするのかもしれません。

昔は、考えて考えて考えて、理屈を建てて、理論構築して、と熱があったのですが、今は、というと、表現が難しいのですが、「粛々と実践をこなす」「ルーチンとして相場に日々取り組む」といった感じが強いのです。

前のブログ名は、相場技術研究所、という意欲的な名前ですが、こちらは、「あらなみの里」という既に、隠居ジジイかい!!、という感じですが(笑)



といった感じで、昔の記事を読んでいましたが、探訪という今回の手抜き記事(笑)でのご紹介として、今回第一号のテーマは、

「相場に取り組む覚悟」

ということに関するものです。

多くの人が、安易な儲けの手段として、そして、なによりも「自分だけは違う」という気持ちで相場に取り組み始められます。

その「自分だけは特別」という人に向けたメッセージとして書いたものがこちらです。

相場山の掟

改めて読むと、面白く書いていますね。
(すみません、自分の書いたものなのに・・)

似たようなものとして、次の記事もあります。

バンビーノ

覚悟(本気度)を持つということ その第二巻

今、このように書けるか、と言えば、難しいな、と思いました。

今、相場に感じていることと当時の思いはかなり違います。
しかし、一方で、2007年のころから、もうこういう思いを持って相場に取り組んでいたのか、とも懐かしく感じます。

相場に対する理解や思い、考え方、というのは、基本は同じだとしても、日々変化し続けています。
その流れの中で、今どう感じているのか、などなど、過去を振り返りながら、新たな観点から記事を書ければ、など昔書いたのを読んでいて思いました。

また、前のブログを読んでいると、色んなテーマに取り組みながらも、どれもこれもが中途半端に終わっていることがわかります。

色々食い散らかしながら、次の興味に移ったら、そこへ移動する、という粘りが無い私の性格を表しているようなものだな、とちと苦笑しながら読んでいました。

(短期の集中力はあるが、淡白で粘りが無いのは、デイトレーダー向きなのかもしれません。)

その中でも、

野川ブートキャンプ系

の記事が、懐かしく、面白く読めました。
これも途中で終わっているので、これなどは、続きを書ければと思ったりします。

10年以上相場に取り組みながらも、儲からない投資家だった私が、ブートキャンプを通じて、何を学び、何を感じ、そして、どう成長したから勝てるようになったのか、など、面白そうだ、と勝手に思いました。
また、多くの人が、興味があるところではないでしょうか。

などなど、過去の記事探訪第一回目でした。


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プロフィール

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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