真実をしっかりと見よう・・・2

2015/04/02 Thu

「青いカプセルを飲めば、ベッドで目が覚め今まで通り」

「赤いカプセルを飲めば真実をみることができる」

「忘れてならないのは赤いカプセルの先で見る真実はそれ以上でも以下でもないと」

映画マトリックスから




「真実」

って何でしょう。


あるおばあさんがいました。
死んだら天国に行けると思って、楽しく過ごしていました。
ある人が、「天国なんて無い、死んだら灰になるだけだ。」
と教えました。
おばあさんは、死ぬまで悲しみに暮れて過ごしました。


この場合、真実が何か、ということがそんなに重要でしょうか。


実は、私の周りには、「真実」を求めて、真実を探して、知ろうとして、ニュースを裏読みし、裏読みするものを探して、真実をとにかく知りたがる人が結構います。

世の中の全てを知ろうとして、裏の背景をさぐろうとして、必死です。

実は、あの事件の裏には・・・、実はあの災害には、・・・という世界的組織がからんでいる、といった具合に、とにかく、「裏の真実」ってやつを誰よりも知りたがっている、という人が複数名おられます。

相場は、陰の世界的組織が操っている、という陰謀説を「真実だ」と思っている人も結構います。

真実、とは何でしょう。

真実を知ることは、それほど重要なことでしょうか。


実は、私は、真実、ということに、さほど興味を持っていません。

世の中の全てを知ろうとも全く思っていません。

ですから、ニュースもほとんど見ません。

ワイドショーもほぼ見ません。

なので、世間で話題になっていることをかなり知りません。

嫁からは、「あんた、こんなに話題になっていることも知らんの!!」と呆れられるほと知りません。

見ているニュースといえば、モーニングサテライトぐらいなので、古舘さんの顔も忘れるぐらいです。

じゃあ、そんなの無責任過ぎるじゃないか、と言われるかもしれません。

でも、その責任って一体何?

政治に関わることは、私は選挙に欠かさず行って、私の代理人を決めています。
政治、行政、については、その方たちを信頼し、お任せしているのです。
いらん口出しはしません。



映画マトリックスを見ておられる方はご存知だと思いますが、サイファーという人物が、現実の苦しい戦いから逃れて、仮想現実の世界に戻して欲しくて、エージェントと取引し、仲間を裏切ります。

「未来もなく不毛の地に生きる現実世界より、バーチャル世界のマトリックスの方がよっぽど現実的だ。」

サイファーは、仮想現実であれ、楽しい暮らしをしたい、という決断をしたのです。
それが現実であろうと、仮想であろうと、彼にとってはどうでもよい、ことだったのです。
彼は、真実よりも、楽しさを優先した、ということだったのです。



実は、私もこのサイファーと同じ考え方を持っています。

私にとって、重要なことは、真実かどうか、ということではなく、自分にとって楽しいか楽しくないか、ということです。

今や情報の洪水で、ネットを見れば、何でも情報を取り出せる社会になりました。
こういう状況では、辛いこと、苦しいこと、嫌なこと、を見る自由もあれば、楽しいこと、嬉しい事、を見る自由もあります。
つまり、情報を取捨選択する自由を如何にして行使するかが、とても重要な社会に変化した、ということだと私は思っています。

嫌なこと、辛いことを見ようとすれば、死にたくなるほど嫌なことを見ることが可能なんです。
辛いニュースや悲しい出来事、毎日毎日ニュースで流れていますよね。
それをずっと見続ける、ということでいいのか、そう考えました。

昔の人は、こういうリアルタイムなニュースもありませんでしたし、今でも山奥に住んでテレビやネットを使っていなければ、知らないで済んでいることでしょう。

そんなに世の出来事って重要でしょうか。何もかも知らないといけないのでしょうか。真実を知らないといけないのでしょうか。

残念ながら、私は人生の折り返し地点から、そこそこ進んでいます。
悲しいことや苦しいことを見て、苦しむ時間よりも、楽しいことを優先したい、そのためには真実は、昔の人のように、知らないでもよいのではないか、世の中の全てを知る必要など何もない、という心境になってきたのです。





そして、私にとって、情報の意味、情報を知る価値、という点で、楽しいかどうか、よりも、さらにさらに重要な意味があります。

それは・・・

知ってどうする?

(花燃ゆ、第10話、吉田松蔭)

ということです。

私にとっては、これが決定的に重要なんです。



何故なら、

私は、評論家ではなく、実践家であり、投資家だからです。

これは、私のプライドであり、指針でもあります。



知ってどうするんだ、知って何をするのか、それが重要であって、私にとっては、知ることそのものには、ほとんど意味など無いんです。

野次馬根性や好奇心を満足させるための情報など、私にとっては何の興味もありません。

知ってどうする、というものが何も無いのに、何故、知ることがそんなに大事なんでしょうか。
知ること、そのものが目的なのでしょうか。
知るだけで、何もしないのなら、知っても知らなくてもどうでもよいことではないでしょうか。
私はそう考えます。
何故なら、実践家だからです。
私にとっては、知ることとは、知ってどうする、とセットなんです。


だから、知ってどうする、が無いのなら、知る必要もない、と考えます。

さらに言うと、嫌なことを知るだけなど、ストレスになるだけで、「百害あって一利なし」だと私には思えます。

しかし、その「百害」のことばかりを知ろうとする人がものすごく多いんです。


周りを見ていると、みんな評論家なんですよ。
マスコミなんです。

人のことをとやかく言う癖に、自分では何も関わろうとはしないし、当事者にもならない、言っているだけで何も実践しない。常に自分は善意の第三者なんです。

暴落するぞ、暴落するぞ、これは絶対だ、とこれまで何度人から聞かされたことかわかりません。
しかし、その「暴落するぞ」と言っている人は、1000株とて空売りしていないんですよ。
それが、現実なんです。


そんなに暴落すると思ってるのなら、10万株でも売ってから、私に報告してくれ!!

225先物ラージ100枚売ったよ、ってのなら、信じてやるよ!!

って言いたいですよ。

人に言うぐらい信じてるんでしょ。じゃあ何で何も実践しないの???

いや、何もしようともしないの???




僕がこの世の中で一番恐れているものは何かわかるか?

何事も成さんことじゃ、そして成そうとせんことじゃ!!

(花燃ゆ、第10話、吉田松蔭)





知ってどうする?


これが私にとっては、超重要なことなんです。
これこそが知行合一なんです。


私は、評論家ではなく、実践家です。そしてその実践家魂こそが私の誇りであり、プライドなんです。

言うだけ、など、私にとっては、屈辱的なことなんですよ。

私が一番後悔することは、わかっていて実践出来なかった時です。
本当に腹が立って腹が立って仕方がありません。

逆に、結果が失敗であっても、やるべきことさえやれたのなら、それで満足なんです。一片の後悔すらありません。

だから、結果論も大嫌いなんです。



ちなみに、私は、花燃ゆ、第10話で、松蔭が「知ってどうする!!」と一喝した時に、感激して涙ぐみました。
これこそが私のプライドだったこともあって、本当に感激したのです。
まあ、結構毎回涙ぐんでいるんですがね(笑)






今回、私は、「真実をしっかり見よう」というタイトルのシリーズを書いています。

今回書いていることは、好奇心であるとか、興味本意、野次馬根性でもなければ、「えへん、こんなことお前ら知らんだろう!!」といった優越感でもありません。

相場で勝つためには、まず事実を知って、そして、その現実を踏まえて、

知ってどうする?


これが重要なんです。

そのための第一歩として、まずは現実を知る、現実から逃げない、ということで書いています。

どうでもいいニュースを興味本位で見ているのに、自分が戦っているフィールドの現実から逃げる、など、本末転倒だと私は思いますよ。





さて、前回、商品先物の営業の実態に触れましたが、そこで、

集められた顧客の資金は100%、3ヶ月以内に消える


と書きました。

ここで、不思議に思いませんか。

相場の当たり外れは50%。
では、どうして、100%ということが言えるのだ。
わざと営業マンは、相場を外して顧客を損させているのか。
じゃあ、逆に、営業マンは、当てることもできるのか。
大げさじゃないのか。
半分は消えるとしても、半分は残る、そういったものじゃないのか。


という疑問が起きませんか。

あらなみさん、大げさだよ、そんな大風呂敷広げたらダメだよ。

って言われることを前提にして、記事を書きましたが、誰も言ってくれませんから、自分で言いました(笑)

さて、じゃあ、これはやはり大げさなのか。
実際には、残る客もいるんでしょ、ってことだ。

そういうことでしょうか。

答えは・・・100%顧客は確実に死にます。

というより、

100%顧客が死ぬ方法を使って、締めあげるから、顧客は全滅します。

これが答えです。

もう少し書きましょう。

相場で100%負ける方法は存在します。

ここで、ピンと来た方、よく勉強されていますね。

システムの方だとお見受けします。

システムを勉強された方なら、すぐに「ああ、あのことか」ということを書こうとしていることに気がつかれましたね。

実に簡単な方法で、営業マンは、顧客を全滅させるのです。

じゃあ、この方法の逆なら、100%勝てるのか!!

というと、それはありません、残念ですが(笑)



あまり引っ張っても仕方がないので、答えを書きます。


顧客にとにかく満玉を張らせること


これで顧客は確実に死にます。


営業マンは、如何に顧客に満玉を張らせるか、を訓練されていますから、ここを徹底的にやってきます。

満玉とは、証拠金いっぱいまでポジションを取らせる、ということです。

これはどういうメカニズムか、というと、顧客は、最初に何回勝ってもいいんです。
2連勝、3連勝、5連勝でも構いません。

レバレッジの効いた商品先物では、満玉で1敗だけすれば、ドボンするからです。

相場において、永遠に勝ち続けることは、100%あり得ません。
だから、何回勝っても、1敗さえさせれば、顧客はそれで消えて、顧客の資産は、全部会社のものとなるわけです。


このメカニズムこそ、マネーマネジメントの基本中の基本ですが、専門用語で、

破産確率

と言います。

レバレッジの効いた商品先物やFXを満玉やる、ということ・・・これで破産確率は100%に張り付くのです。
つまり、相場の当たり外れに関わらず、全ての顧客は死滅するわけです。

もっと、わかりやすく書くと、

コイントスで裏表に賭けるゲームをして、勝ったら次に全てを賭け続ける、というゲームをしたとしたら、どうなるのか、ってことです。

競馬で、当たったら次のレースに当たった配当を全部賭ける、ということ続ければどうなるのか、ってことです。




つまり、相場の真実の次のキーは、

マネーマネジメントを失敗したら、100%相場で負ける

ということです。

みんな知っているようで知らない、というか、意識してない、と言えばいいでしょうかね。


いやいや、自分はそんなバカげたことはしない、自分とは関係ない、と感じておられるかもしれません。
完全破産という極端なことにならなくても、次に書くようなことに覚えはありませんか。

相場が徐々に上がりだす。
恐る恐るちょっとだけ買ってみる。
勝った。
上げ相場だからだ。
またちょっと買ってみた。
勝った。
だんだんと気持ちが高ぶってくる。
もう少し増やしてみた。
また勝った。
だんだん気が大きくなってくる。
買えば勝てる。
そうしてまた買う。
と気がつい見ると、いつしか大きなポジションを抱えていた。
そして、急落にぶつかった。
一番最初から見たら、まだかなり上なのに、ここまでの儲けを全て吹き飛ばしたばかりか、大きな損失を出してしまった。


これも、先ほどのマネーマネジメントと同じメカニズムです。
破産には至らなくても、トータルで勝てない原因はここにある、ということも非常に多いんです。

大なり小なり、こういうドボンを 無意識に 繰り返している人が多いんじゃないかと思います。


こういうドボンを繰り返しているのなら、やり方なんか関係なしに確実に負けますよ。


マネーマネジメントを失敗したら、100%相場で負ける

相場の真実です。

これは、「やり方」にしか興味が無い人にとっては、馬の耳に念仏でしょうが、まずマネーマネジメントができていないと、どんな必勝法をもってしても、相場では勝てません。

具体的なやり方ではない部分で、人は相場に負けるのです。

そうでないと、上か下か勝率50%の相場で、これだけ負ける人が多い、ということの説明がつきません。


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これぞ職人技

2015/04/05 Sun

ちょっと職人さん魂に触れることができたので、忘れないうちにその記録。


博多蕎麦屋ランキング一位で、食通からは、日本一とも言われている蕎麦屋さんを訪問。

2015-01-87.jpg

食レポならこちらの方が詳細です。

赤間茶屋 あ三五

赤間茶屋あ三五さん、という蕎麦屋さんで、外観はこじんまりとしていますが、入ると、蕎麦屋さんというより、寿司屋さんという感じ。

入るなり、如何にも「職人さん」という目つきの鋭いご主人を見て「お主、只者ではないな」と感じる。

そばのメニューを見て、二八、十割、さらしな、など、友人二人とあーだこーだと話をしていると、ご主人が、「ちょっとずつ食べてみますか」とアドバイス、すぐに、そうしてもらうことに。

まず、さらしな、から、ご主人曰く「さらしなは、他の食材の邪魔をしないんです。だから、季節の野菜とか、色んなものに合わすことができる。まずは食べてみてください。それを食べると、さらにお腹が減るからね。」

食べると、確かに、自己主張しない味覚。でも、実に美味い。

つぎに、十割。しっかりとした歯ごたえとそばの味覚。さすが十割。
十割はともするとしこしこというより、パサパサになりがちなんだけど、ここの十割りは実に歯ごたえがあって美味い。
さぞかし打つのが難しいと思う。

そして、つぎに二八。ご主人は「そばの本来の美味さを引き出しているのはやっぱり二八。」とのこと。
私は、十割のしっかりとした食感が好きなのだけれど、二八も実にそばのいい味わいを引き出している。

それぞれの種類のそばは、一人前づつ湯がいては、3つに分けて出してくれるのだけど、我々が前のものを食べた後で、タイミングを見計らって、一人前ずつ湯がいていく。
客は、もちろん我々だけではない。カウンターみんなに気を配って、タイミングを計っている。

そばは、湯がいた瞬間からが時間勝負、という要点を心得たご主人が、客の食べるタイミングを全て見計らって、湯がき、そしてリアルタイムで出す。正に秒単位の職人技。

カウンターの蕎麦屋、というのは、このリアルタイム性を重視していたのか・・・凄い。すごすぎる。

この間、カモを焼いたり、天ぷらを揚げたり、湯葉を巻いた料理を作ったりと、しながらも、客の様子を伺って、そばを湯がくタイミングを個々で計る。


美味いのために、惜しげもなく、とことん手間をかける。


予め、3種類のそばを3人分湯がいておく、とか、そういうことはあり得ない・・このお店。

このそばが、美味くないはずがない。ここまで気を使っていて美味くないはずがない。

この時点で、もう「美味い」が決定している・・・



そして、もう少し欲しいなと思っていると、その心を読まれたように、ご主人が「最後のしめに、暖かいのどうですか。海苔の風味を引き出すのに、邪魔しないさらしなで。これでお腹いっぱいになりますよ。」と、もちろんお願いする。

たっぷり海苔を置いた温かいさらしな。しめとしてこれはよい。
つゆは、関東風の味つけだったけど、関西人の私も何の抵抗すら無いほど美味い。
普段は、つゆをのまない私も、つい最後まで飲んでしまった。それほどうまい。
つゆの最後は、のりの風味ががっつり凝縮。すかさずご主人が「つゆの最後は、のりが効いてて美味いでしょう」と実によくわかっておられて出されている。
まんまとご主人の術中にハマってしまった、が、それが心地よい(笑)

最後のそば湯・・・ただのそば湯ではなく、ネギとゆずを別途入れてくれて、これがまた立派な一品ッて感じで、参った・・・



さて、我々は、夜、和食のコース料理の予約を入れているので、今回は昼そばを食べに来ただけだったけど、他のお客さんは、お任せコースを頼んでいる様子。

どうやら、ご主人は、お客を見て、会話して、メニューをオーダーメイドでその場その場で考えて、変化させている様子。

凄いわ。このシステム。

客の様子。年齢は、男、女、どんな志向。満腹度はどの程度か。などなど客ごとに個別で読んでいる。

会話、というリサーチをしながら、客の志向を読む。野菜が好きなのか、天ぷらを欲しがっているのか、カモがいいのか、などなど、ちょっとした会話の中から次の料理とそして調理を考えている様子。

そして、客が注文するのではなく、ご主人が「提案」する形で料理を出す。

我々もそうだったけど、我々だと、会話から「このお客さんはそばだけを食べに来ているな。」と理解して、それに対応して、提案してくれた。これが凄い。
しかも、会話で、迷っていると感じて、「少しづつ、ききそば、してみますか。」という提案。ツボにハマった(笑)

もちろん、お任せのお客には、季節の素材を如何に組み合わせるか。今日の仕入れは何か。

そういう客の志向、素材、を組み合わせて、カスタムしていく力。

既製のものではなく、次々に変化させていく力。

ワンパターンではなく、オーダーメイドしていける力。


これこそが、

職人の腕であり、職人の技、でもあるのだろう、と見せつけられる。

カモのダシでのそばとか、天ぷらとか、定番はあるんだけど、変化させながら、次々に出して行く。
横で食べているのがとにかく美味そう。

目の前で、カモを焼いているのを見せつけられて、思わず食べたくなった・・・とすかさずご主人が「カモは柔らかくて美味いよ。この焼いている匂いを吸って、その匂いを味わいながらそばを食べればまた美味い!!」と。
こちらの心を見透かされてしまった(笑)

このご主人、ニュータイプなのか(笑)

今度は、店主お任せコースを頼んで存分に味わいたい、と心から思った。


ここのご主人、ほんとうにそばに打ち込んでおられるのだなあ・・その結果、お店も評判が上がって繁盛店になっている。

この本末、とても大事(笑)

儲けるために・・・という本末転倒組大量(笑)




店を出てから、食通の友人が「自分が食べたそばでは、文句なくNo1だ。」と。
私は、風味豊かで食感の好きな田舎を食べていなかったのだけど、ここは凄いと感じ、店を後にしました。



後で、友人に「あの店のご主人、経験年数3年ってことがあると思いますか。」と聞くと、すかさず「絶対無い!!」という返事。
そんなことがあるはずがない。誰にでもそれはわかる、ものだ。

では、5年、7年とか、というと、それも無い。
そんなレベルではない。

じゃあ、10年とか、そんなレベルか。
違う。そんなレベルではなく、誰が見ても、この道数十年で初めて出せる職人技というものを嫌というほど見せつけられました。

わかるんですよ。これは誰にでも。
5年や10年じゃあ、こんなことできるはずがない。というか、あり得ないってことが。

ご主人の仕事ぶりを見ていると、そばを愛し、そばに真剣に打ち込んで、そして、そばの全てを知り尽くして、そして、色んな目利き、腕、など、あらゆる点での完成度を高めた極み、みたいなものを感じずにはおれませんでした。

でも、それには・・・気の遠くなるような時間がかかってるんです。

ここに至るまで、どれほどの修行と時間をかけて、舌を磨き、目利きを磨き、そして、お客を見る目を肥やしてきたのか、それがヒシヒシと伝わってくるのです。

カウンターのこちら側から見ても、誰が見ても、ご主人の職人としての高いレベルとオーラを感じずにはおれない、そういう圧倒的な存在感!!

誰が見ても、ってところが重要。
素人のひとりよがりな「ツウ」ではない(笑)

これぞ「お主、只者ではないな。」というものを見せつけられる思いで、店を後にしました。

そばはもちろん美味かった。

でも、それ以上に感銘を受けたのは、とにかく・・・「ご主人のそばに打ち込む職人魂」。

これほどの腕を持ってして、その人が作るそばが美味しくないはずがない、と断言できるほどの職人の腕。

誰が見ても、この人の作るそばは美味いだろう、と言わしめるまでのもの。


そばを食べる前から、もうわかっているんです。

人を見れば・・・。



さて、

このご主人から、そばの打ち方、とか、ダシの取り方、を教えてもらって、すぐに同じことができますか。

このご主人の書いたレシピ本を読めば、同じようにそば屋がすぐに出せますか。



それができると思えるのなら、それはただの「アホ」でしょう。

また、そういう「具体的やり方」だけがこのお店の秘訣でしょうか。

普通のそば屋との違いは・・・




ちなみに、夜は、浄水 はやし で会席。

これもまた美味。

身体にやさしい日本料理とのことだけど、ほんとに、しっかり食べているのだけど、最後のしめのご飯物まで、しっかりと食べれました。
コース料理だと、普通、多すぎることが多く、途中で満腹になってしまうのですが、ここは、旬の食材や野菜がふんだんだったせいで、上手くラストまで胃袋が持ちました。

こうして手の込んだ料理が次々と。これも料理人がどれほどの時間をかけて腕を磨いたかわかるものです。

2015-01-88.jpg

写真はアワビなど造りもの。

気の置けない友人と会話しながらの、美味い料理、そして美味い酒。

これに勝る喜びはなかなかありませんねえ。

この日、私は、「志」について、熱弁をふるっていましたが、友人からは、ちょっと引かれていた様子。

これもまた楽し(笑)




PS;追伸

こういうページを一緒に行った友人から紹介されました。

赤間茶屋 あ三五

これによると、ここのご主人、

>23歳から42年間、ずっと蕎麦一筋で生きてきた大将は蕎麦気狂いだし、明らかに変人だと思う。でも、それだけの食に対する情熱があるからこそ、この素晴らしい蕎麦屋が存在しているのだ。

どひゃー、、、この道42年か・・・・20年とか、なめたこと書いてすみせんでした(汗)

そば道を極める!!





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知識よりも実践力

2015/04/09 Thu

とてもよい質問がありました。
この方の問題は、大勢の方の問題でもあると思いますので、記事として回答させてもらいます。

まずとんぼさんからのコメントです。

あらなみさん、こんにちは。
記事の内容のような職人に
なりたいのですが、相場に向かってると
相場からの誘惑、例えば過去大儲けした成功体験
や暴騰暴落する隣の青い芝生に心が動かされて瞬間的に予定外の
銘柄にい手を出してしまうなど自分を律するのに
毎日困難な状況が続いています。
それが成績にモロに反映されてしまい精神的に疲弊し
そしてドローダウンの結果となります。
心をコントロールする為の推奨本や
何かアドバイスが頂ければ大変助かります。
よろしくお願いします。




とんぼさん、こんにちは。

とんぼさん、いつもそうなんですが、とんぼさんは、まだ「何かを知れば勝てるようになる、コツがどこかにある」と思っておられます。

インスタントな答えを欲しがっておられる典型的な投資家さんなんです。

だから、何か本を読めば、とか、答えを欲しがっておられます。



でも、ですねえ・・・

とんぼさんの今回の書き込みを読めば、自分が何をしてダメなのか、もうよくわかっておられるじゃないですか。

何をしたらダメなのか、どうしてこうなるのか、みんなわかっておられる。


ただ、「わかっていてもできないだけ」なんですよ。

それ以上、何を知識として詰め込もうとしておられるのでしょうか。

知識ばかり追いかけて、いくら詰め込んでも、その詰め込んだものは、ほとんど何もできないのだから、詰め込んでも無駄ですよ。

頭がさらにごちゃごちゃになって、深みに陥るだけです。


ほとんどの人は、知識偏重で、つめ込むだけ詰め込んで、その結果、逆に混乱して、もう何をしていいのか、わけがわからなくなって、勝手に爆死するんですよ。

自分の頭がゴミ屋敷状態になっていることに気がついていないんです。

知識ばかりは大量に持っていても、何もできないのだから、混乱して当たり前なのに、さらに知識を詰め込もうとする投資家の姿を私はくり返し見ています。



私は、彼らを エロ本中学生、と呼んでいますが、こういう人がめちゃめちゃ多いんです。

みんな「知れば何とかなる」と思ってる。

でもねえ、エロ本100冊読んでも、AV100本見ても、上手くなんてならないよ(笑)

以下、エロの話をあっちの話と表現しますが・・・

かえって間違った知識を下手に詰め込んでしまうだけですよ。
ちなみに、AVって、見せるためのものだから、実際とは違いますからね、本気にしちゃだめですよ(笑)

とにかく、現場で実践して鍛えないと身になどつかないですよ、あっちもこっちも(笑)

特に精神面って・・・あっちもこっちも実に大きい問題だと思いませんか。

あっちもこっちもだけど、精神面を克服できずに、わかっていてできない・・・だから、どういうマニュアル本読めば克服できますか、って、そんなこと、やらないと克服できるわけないだろう、って話ですよ。

これ、当たり前だと思うんですが・・・

えっ、あっちの話だろう、って・・いやいや、こっちの話も同じですよ。

今回のご質問、あっちの話に置き換えてください。

あれを上手くできるマニュアル本紹介してください。
精神的にドキドキして上手くできないので、それを克服する方法を教えてください。


って質問にどう答えればいいでしょう(笑)

童貞で、エロ本100冊読んでも、AV100本見ても、それであっちが上手くなるって話じゃないことぐらい誰にでもわかること。

こっちの話だと思うからおかしくなるので、全部あっちの話だと思ってみてください。答えは簡単ですから・・・

心理的に強いプレッシャーがかかる、相手がある話なので画一的でなく個別対応が重要、テクニックが必要、目利きも大事、ワンパターンに陥りがち、時に色んな小道具を使ったりする、などなど、凄い共通点があることだと思いませんか。あっちとこっち(笑)


特に、精神面の克服は、両方共にすごく重要である・・・



つまりですねえ、

「わかっていてできない」、ということから、「わかっていることを一つ一つ実践できる」よう日々鍛錬する、ってことのほうがどれほど大切か、ということに気がつかないといけないと思いますよ。

みんなそうなんですが、

もうわかっているんです


何をしなくてはいけないのか、何をしてはいけないのか

わかっていてできないだけなんですよ。

それを

訓練してできるようになることが上達だ

ということに早く気がつくべきなんです。

これは、あっちもこっちも同じですよ。



とんぼさんが仰りたいことがよくわかりますが、問題は「わかっていてできないことだ」ということに気がつかないと。

それは、ほとんどの人に共通する問題なんです。

とんぼさんだけがダメなわけではありませんよ。

人は弱いものですから、時間をかけて鍛錬しないと、心の弱さから抜け出すことはできません。


簡単に切れたり、お調子に乗ったりするのは、弱い証拠なんです。


「弱くてもろいトレーダー」から、「強くて強靭なトレーダー」になることを目標に心を鍛えるよう頑張ってください。



1000本ノックの目的は、確かに技術面とか目利きとかもありますが、心の問題をクリアすることはより重要な目的なんです。
そこに、近道などありません。どうしても時間がかかるんです。
しかも、一番時間がかかるのは、心の問題だろうと思いますよ。
そば打ち職人42年という年月をどう読みましたか。
これを読んでいながら、何でインスタントな答えを求めるのでしょう。


ただ、ここをクリアできれば、というか、ちょっとでも進歩できれば、利益は、勝手についてきますよ。

鍛錬を続けていると、自分って、強くなったなあ、と思える時がどこかで来ます。
鍛錬していると「前だったらここで簡単に崩れていたのに、持ちこたえられた。」と感慨深く感じる日がどこかで来るんです。

利益を残すということは、単にそういう強いトレーダーになれた結果の産物に過ぎません。

弱くてもろいトレーダーが、結果を残せるはずがないんです。

いくら目先で勝ったところで、弱いトレーダーは、あっさり利益を吐き出すに決まってます。

弱いトレーダーは、目先勝っても負けても、必ずどこかで自爆して破滅します。

自爆スイッチを持っているから、必ずどこかでそうなるんです。


世間で言う「相場なんかやって金など残せるはずがない」ということが、まさしくそうなんです。

みんな見ていると、驚くほど、ディフェンスが弱い。そしてもろい。もろくも崩れる。

一時的に儲かっても、最終的には、ほとんど全員といっていいぐらいの人がスッカラカンになるのはそのせいなんです。

みんな失敗すると、環境の問題とか、技術的問題、やり方の問題とかと、勘違いしますが、単に自分が弱いだけなんです。


本当に上手いトレーダーかどうかは、逆境時にこそ違いがわかるんですよ。



米国のウォール街をリードする10大投資顧問会社。
その投資のプロたちは、いか にして激動の株式相場を勝ち抜いてきたのか。
各投資顧問会社のマネーマネージャー は一貫して言う。

「株式投資において重要なことは、株価上昇時ではなく、下落時に どう対処するかである。」




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やり方ではなく、考え方の共通点

2015/04/11 Sat

いつもご訪問、拍手、コメント、ありがとうございます。

わざわざ拍手のボタンを押していただけて、とても励みになっています。

また、このブログのカウンターがついに10万アクセスを超えました!!
実は、先日カウンターが9万を超えていて、桁数が足りないことに気がついて慌てて増やしたんです、まあ、どうでもいい話なんですがね(笑)
2012年11月からですから、2年半ぐらい。
週1回程度(ちょっと見栄を張ったか)地味にコツコツ。
知る人ぞ知る、ぐらいの地味なブログですが、継続することで、記事も結構な数になりました。

前のブログは、2005年7月スタートで、最初は訪問者1人とか2人とか。
初めてコメントもらったときは、すごく嬉しかったですねえ。
世に、自分に共感してくれる人がいたんだ、って。
あの頃の気持ちを忘れないようにしたいと思っています。

継続は力・・・ってことだとつくづく思います。

こうやって、自分が思ったことを書いていくと、自分にとって、とても勉強になりますし、みなさんのコメントを読めば、切り口になって、また思考が深まる、といういい連鎖が自分の中に起こっています。


何のためにこうやってブログを書いているのか、と聞かれると、実は、よくわかりません(笑)

アフィも少しはやっていますが、実に地味ですし・・・

でも、間違いなく、こうやって書くことで、自分の成長に役立っていますし、共感してもらえる同士がいることがわかれば、とても嬉しいんですよ。

それが、ブログを書く励みになっていると思います。

私は、元々は、人が好きですし、寂しがりなところもあります。

なので、人とのコミュニケーションをとても求めていることもあります。

じゃあ、何で仙人のようなプロトレーダーやってんだ、って話しですがね(笑)

私は、元々、リーマン時代、仕事はとても好きでした。会社内のごちゃごちゃも人付き合いもとても好きで、ストレスになったことはほとんどありません。

結構、特殊なタイプだと思いますよ。みんな人間関係に悩んだりしますものね。

回りのトレーダー見ると、結構、人間関係苦手ってタイプの人が多いですねえ。
そういう人は、こういうブログとか絶対に書きませんし、ここにもコメント書いてもらったことは一度足りともありませんね。
寂しい話ですがね。

回りからは見限られている・・・・それでも、前のアンケート見れば、北海道から沖縄まで、全国のみなさんが応援してくださるからいいんですがね(笑)


じゃあ何で、トレーダーに・・・

実は、それ以上に

相場が好きなんです(笑)

好きなことを仕事にできる、これは幸せなことですよね。




今回は、そういう励みになっているコメントをご紹介し、そこから、私が考えたことを少し書いてみます。

まず、励みになっている虚無僧さんのコメントをご紹介します。

一流の職人になるためには時間がかかるんです。
多くのひとが上達(職人技)を急いで手に入れようとして
結果的に遠回りするのだと思います。

職人はソバ打ちだけではありません。
お菓子だって料理だって大工だって、
どれも上達に時間がかかるのです。
相場の技術も同じだと、あらなみさんはおっしゃっているし、
わたしは、まったく同感です。

私事ですが、わたしの実兄はすし職人です。
職人歴52年になりますが、ブログのそば職人のお話、
とっても似ているので、
思わずニヤリとして読ませていただきました。

わたしは、父親とか実兄とか、そういう職人の世界を見ており
いろいろな話を聞いていましたから、
「上達には時間がかかる」って、
他の人より自然にわかったのかもしれません。

それでも、過去には思いだしたくないような失敗の連続でした。
52年の職人歴の実兄の、失敗談こそ、
とっても面白くて、酒の肴にはぴったりです。

だれでも失敗します。
誰でも上達には時間がかかるのです。
それがわかっていないと、インスタントな答えを欲しがって
結局遠回りをすると思います。

原資が少額なのに、信用枠で買うなんて
とんでもないことだと、わたしは思いますよ。
そんな危ないことはしてはいけないと思う。

そういうときには「大きく買いたいのだが買わない練習」という
大事な練習をすればいいではないですか。
買う練習ではありません。買いたい気持ちを抑えて
リスクを避ける練習です。

林先生の本にありました。
2分割でー1といれたところ、そこが底値になってしまったら
「買わない練習をするのです」という表現です。

とってもいい教えだと思います。
未熟者だったら「多く買わないと儲け損なうじゃないか」と
そう思うでしょうね。

「買わない練習」。とってもいい練習だと、わたしは思いますよ。
原資が少額だったら、なおのことリスクを避けて
その代わり練習を多くする。
結果的に上達するのは、そういう態度だと思います。

練習の間に、儲けようだとか、効率よくだとか
そんな「欲望」に負けてはいけないと思う。
欲望のコントロールは、とっても大事な練習だと思いますけど。

練習をすれば、だれでも上手になりますよ。
多くの失敗は、効率を求めての急ぎ過ぎだと思いますけど。





虚無僧さんは、大勢の方を教えておられるそうです。
私と虚無僧さんとはネットを通じてだけのお知り合いですが、私は最初に虚無僧さんのコメントを読んだ時に、「お主できるな」と殺気を感じました(笑)

私と虚無僧さんとは、同じ株を売買しているという共通点があるだけで、やっていることはまるで違います。
私が、デイトレの中でもスキャに近い超短期なのに対して、虚無僧さんは数日かけたスイングです。
また、私が人気銘柄中心なのに対して、虚無僧さんは不人気銘柄中心。
何もかもやっていることは違います。

しかし、

相場に対する考え方は、恐ろしく同じ


なんです。

今回書いて頂いたことを読んでいても、私が書いたそば職人さんの話に共感してもらって、すし職人さんの話とか、感じている感性とか、考え方とか、虚無僧さんのコメントを読むと、何もかも共感できることばかりです。

つまり、ここで何を言いたいかというと、

こういう考え方をしているから、相場で勝ち残って行けているのだ


ってことです。

やり方も時間軸も違う二人に、こういう考え方を持っているという「共通点」が厳然としてある、ということは、とても意味があることだ、と思います。

逆に言うと、やり方などどうでもよいことです。ここに早く気がつくべきです。




個別のコメントでいくつか、私の感想など。

>思わずニヤリとして読ませていただきました。

私も、虚無僧さんのコメントを読んで、思わずニヤリとしました(笑)

これは職人という分野に限ったことでもなく、実はサラリーマンでも、多かれ少なかれ同じことが言えると思いますよ。

新人の季節ですが、新入社員が「1ヶ月で先輩と同じ仕事ができるような手法を教えて下さい。」って言ってきたらどう答えますか。

私は、年がら年中そう聞かれていますよ(笑)


何故、トレードだけは特別に簡単な近道がある、と思うのか。

「やり方を知れば勝てるようになる」という考え方にその原因があるのはわかるのですが、そういう人は結局のところ、

>だれでも失敗します。
>誰でも上達には時間がかかるのです。
>それがわかっていないと、インスタントな答えを欲しがって
>結局遠回りをすると思います。


ということになるのだろう、と思いますよ。

この虚無僧さん言われる「結局遠回りをする」という意味わかりますか?

過去の記事のくり返しになりますが、

「手法を探してこの道20年、30年、という負け組投資家さん」

を私は本当に大勢知っています。

合う人合う人、みんなそう、と言ってもいいぐらい町ににあふれていますよ。

多分、死ぬまで、手法を探し求めて一生を終えるのでしょうけど、人生、手法探しを続けて、負け組のまま終わるのは、もったいない、と横から見ていていつも思っています。

でも、「手法コレクターさん」「手法マニアさん」「手法ジプシーさん」「道具屋さん」は、それでも、探し続ける。

いいですか、こことても重要な部分ですが、

「探す時間」は上達にカウントされません。

とても残念なお知らせですが。
だから、いくら続けていても、「上手くならない」んです。
こことても重要ですので、ラインマーカー引いておいてください(笑)

同じ時間を使うのなら、上手くなることに時間を使うべし

ということがとても大事なんですよ。

同じ道具探しするんだったら、まだ、アダルトグッズ探す方がどれほどマシか(笑)


ピアノを弾く練習を続けていれば、少しづつ上手くなりますが、ピアノの歴史とか、ショパンの伝記とか、そういうピアノの雑学をいくら勉強しても、ピアノは上手くなりませんよ。
ピアノの仕組みとか、ピアノの雑学にいくら詳しくなったからといって、ピアノが上手い、とはなりません。

ピアノは、練習して上手くなるものであって、勉強して上手くなるものではないんです。



ほんの1日一歩であっても、少しでも前に進めれば、年単位の時間さえかければ、技は確実に実につきます。

私の周りには、大勢のプロ投資家仲間がいますが、ほとんどの人は、特別な才能など無かったですよ。

ご自分で、ヘタッピーを自認する人もいました。まあ、私もその一人ですが何か(笑)

ただ、彼らに共通することは、

上達することに集中して時間を使った


ってことでした。

私が指導したのは、「上達することに時間を使え」ということでした。
他は大したこと言ってません。
プロ仲間もこれ読んでおられるのでわかると思いますが(笑)

だから、「具体的やり方」など、千差万別ですよ。みんな違います。

やり方で勝てる、というのなら、同じ人から教えられたら、みんな同じになるはずですが、全員違うのですから、それは明らかに間違いです。

とにかく、

同じ時間を使うのなら、上達することに使わないと損ですよ。


虚無僧さんも次のように書いておられます。

>練習をすれば、だれでも上手になりますよ。
>多くの失敗は、効率を求めての急ぎ過ぎだと思いますけど。


私も同じ思いです。

この「誰でも」って話、希望のある話だと思いませんか。「誰でも」って言っているの、凄いことですよ、実は。

ただ、みんな「時間の使い方を間違っている」んですよ。

せっかく、相場のこと、頑張っている人大勢いるのに、ほんともったいない、とつくづく思いますねえ。

ほんとに、「上手くなることに時間を使ったらいいのに」もったいないわ。

できもしない無駄な知識ばかりをやたら集めて、やり方を探してセミナー回りして、商材買って、勝ち自慢のブログ読み漁って、手法をコレクトして、頭をゴミ屋敷にして、アイルトン・セナのマネできると思ってF1レースに出て ・・・


みんな、本気で、それが近道だと思って、実は無駄な回り道ばかりして、上手くならないことにばかり時間を使っているんです。

それで、20年、30年って、こちらから見れば、「何してんだ!!」って思いますが、本人は、「近道」しているつもりだから、反省もしていない。

ピアノの雑学もういいから、10分でも練習しろよ!!

もう「悲劇」を通り越して「喜劇」ですね、こうなれば(笑)

というか、「ホラー」か(笑)

20年も、30年も、無駄な時間を必死で使って・・・銅から金を作ろうとして錬金術を必死で頑張っている。

本人は、それが近道だと本気で思ってるんです。

いいですか、くり返しますが、そういう人、本当に大勢私は知っています。だから、くり返しこうやって書くんです。

でも、それだったら、山に入って、金を掘った方がましだよ(笑)

コレクター歴3~5年ならまだマシです。

これから死ぬまで探し続けますか?

まだ、間に合いますよ。同じ時間を使うのなら、もっとマシな使い方したらどうでしょう。





ここで、手法コレクターさんたちに向けた鎮魂歌をご紹介しておきます。

嵐,Breathless

歌詞

嵐の曲の中でも人気があって、私も結構好きなんですが、これは正に「手法コレクター鎮魂歌」ですねえ(笑)

終わらない深い闇 触れられない時間にも

叶わない願いでも 答えのない世界でも 愛すること それだけは 決まっていたDNA


もがいている 叫んでいる 勝てる相場の手法を 探し続けて !!


そっ、そうだったのか、手法コレクターって、もう決っている、DNAに刻まれていたのか!!(笑)

10年目ぐらいに聞けばいいかもしれません。

手法コレクターは、絶対に諦めませんからね。






前にも書きましたが、私が相場を初めてから、一番後悔していることは何か、わかりますか?

それは、

相場を初めて数年で出会った林先生の本に書いてあった練習売買をせっかく始めたのに、それを捨てて手法探しの旅に出てしまったことです。

(ちなみに、虚無僧さんの売買はまさしくこの林先生の練習売買のリズム取りから発達されたものだと私は勝手に解釈しています。)

もう、痛恨のミス。死んでも死にきれないほどの間違いを犯してしまいました。

手法探しは、キラキラした錬金術の匂いがするんですよ。

夢があるんですよ。

一方で、林先生の書かれていた「練習売買」如何にも地味。地味過ぎて、夢が無いように見えた。

当時20代の前半だった自分には、手法探しというキラキラ道がとても輝いて見えたんです。

ここで書いていることは、私のこの「死んでも死にきれないほどの痛恨のミス」の反省の上に立って書いていることなんです。

その後、どうなるか、というと、結局私は、野川氏のキャンプに入って、強制的に練習させられて、初めて気がついたんです。

自分がしでかした痛恨の間違いに・・・

しかも、4年間のキャンプ生活を経験して、やっとわかったんですから、よほどのアホです(笑)

相場で勝つには、やり方じゃないんだ、練習して上手くならないとどうしようもないんだ、って、当たり前のことに。

それでも、「10数年後とは言え、間違いに気がつけて本当によかった。」と今でも思います。

何故なら、その間違いに気がつかないまま一生を終える投資家が大半なのですからね。




ちなみに・・・

4年間、何をキャンプでしていたのか、というと、ブレイクアウトですからね。誰でも知っている。

しかも、タートル風の20日間ブレイクですから、これも今では誰でも知っている。

さらに言えば、タートルを個人で普通にやったって今では儲からないって誰でも知っている(笑)

ここでも言えることですが、

やり方に答えなど無いよ!!

ブートキャンプの記事を書いた時に、とにかく「何をやったのか。手法は何を教えてもらったのか。」もう、興味はそこに集中していましたね。

具体的やり方など、いくらでも教えますよ。

タートル流20日間ブレイクアウト!!

タートル流20日間ブレイクアウト!!

タートル流20日間ブレイクアウト!!


百回でも二百回でも叫びましょうか。手法、具体的やり方、やったこと、実際にやった手法、やり方(笑)

これで意味わからない人は、次の本を読んで勉強してください。

伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術

これは25年前には、聞くところによると1000万円で売られていた手法です。

今では2000円で買えます(笑)




最後に、

>「買わない練習」。とってもいい練習だと、わたしは思いますよ。

私は、「待つ」といつも表現しますが、「待つ、待機する」ということが勝つキーだと思っています。

虚無僧さんは、これを「買わない練習」と表現されています。
意味は同じです。
焦って飛びつくのではなく、鴨が葱を背負って来るまでひたすら待つ。

そういう

忍耐力

なしにして、相場で取れるはずがありません。

トレードのチャンスなど、ほんの隙間ぐらいしか無いんですよ、実際には。

その隙間をギリギリまって、やっと取る、それがトレードです。

年がら年中、売ったり買ったり、ギッコンバッタンやって、取れるはずがないんです。



ほんとに、思っていること、考えていること、虚無僧さんと共通することばかり。

実に、驚きですねえ。



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人にできることは自分にもできるのか

2015/04/15 Wed

FAIで言われている月足手書きに意味があるのか、という論争的なものを今コメントでやり取りしています。

FAIでやり方として書かれていることは、月足を大きなグラフ用紙で手書きすれば、値動きが読める、ということです。

この是非について、いくつかご意見をもらって、私も意見を書きました。

でも、実は、月足手書きがうんぬんとか、その意味というより、私の言いたいことは、若干違うんで、それを書いておきたいと思います。


私の言いたいことは、次のようなことなんです。

FAI本を読むと「月足チャートを手書きすればわかる」と書いてあるから、それを読むと「わからないといけない」と一生懸命書く人が大勢いると思うんです。

それによって「分かる人にはわかる」もしくは「わかると思っている」と思うんです。
両者の意味は全然違いますがね(笑)

でも、一方で私や私の回りのように「わからない人」も残念ながら大勢いるわけです。
力が無いのか、能力が無いのか、バカなのか、わかりませんが、

「みんなが手書きすればわかるようになる」

のではないと思うんです。

多分、私にはそういう月足を読めるようになる能力が無いのでしょう。すごく残念ですが。

じゃあ、努力が足りないのか、もっと時間使って書け、ってことか。

私の経験などしょぼいですが、本に書いてあるからといって「わからねばならない」「見えるようになるはずだ、見えないとおかしい」と必死で書いていた人も知っていますよ。
ものすごい努力していました。
相場に費やす時間のかなりを割いて、FAIで勝てるようになるはずだ、と努力していた人でした。
でも、バブル後であったため、その人もいくら月足書いて、場帳つけて頑張っても、結局何も見えないし、わからなかったわけです。

ちなみに、結局、その人は、FAIを頑張るのをやめて、FAIでボロカス書かれていたデイトレでプロになったんですがね。

(ちょっと嫌味で申し訳ない。でも他流を批判する必要なんてそもそも無いんですよ。実際。デイトレダメ、とか、いっぱい書かれていますが、他所を批判する必要性などありませんよ。相場は何やってもいいんですから。自分だけが正しくて、他は間違いなんてそれこそ独善だと思いますよ。)


人には、合う合わないが間違いなくあります。

デイトレにしても、私には合っているからといって、誰彼にでも「デイトレやれば儲かるよ」とは言いません。

自分にできるから、自分がわかるからといって、人にもできる、人にわかるはずだ、というのは、ちょっと違うと思うのです。

また自分が勝てているからといって、他がダメだということもおかしい。完全にそれは独善。


事実、友人のトレーダーがやっていることを知っていますが、私には出来ないことです。
というより「彼にしかそれはできない」ということははっきりしています。
そういう個性というか、能力が彼にあるから、できる独自の技なんです。


FAIというのも、「これをやれば誰でも絶対に儲かる、相場が見えるようになる」というものではないと思います。

そう思う事こそ「手法万能論」ですし。

FAIやってて、今でも儲かっている人も多分いるんでしょう。私は一人も知りませんが(笑)
でも、じゃあ「みんながFAIやれば儲かるようになるのか」と言えば、それは違うんだと思うんです。

よく本とかを読むと「自分に合ったものでしか最終的には儲からない」と書かれていますが、これは、相当経験しないと理解も納得もできないことだと思いますが、実際にはそうなんです。

ただ、これを言っても、ほとんどの人はそうは思わない。
何故なら、「勝てるやり方を知れば儲かるようになる」という手法万能論の強い思いが一方であるからです。

そういう「やり方」さえ知れば、誰だって儲かるようになる、という思いが強いから、「向き不向きがある」という理屈とは全くといって相容れないんです。

ただ、その「勝てるやり方」の一つが「FAI」だとすれば、信者はそう思っていても、やはり、それとて「自分に合う合わない」は存在する、と私は思いますよ。

万人が、それをやれば絶対に儲かるようになるのだ。しかしもし、そうならないのならば、努力が足りないからだ、という理屈にはならないと私は思います。

自分ができるからといって、人がデイトレダメだったら「お前の努力が足りないからだ。もっと5分チャートを手書きしろ!!」とか、私は口が裂けても言いませんよ。
実際、私は5分チャート手書きを一度足りともしたことないし(笑)
5分チャートを手書きすれば、何かが見えるとも思ってないし・・

だから、見えないのは、「月足グラフをもっと真剣に書かないからだ」という理屈はどうかと思うんです。
見える人には見えるんでしょうから、それでいいんです。
でも、少なくとも、私には見えないのだから、これはどうしようもない。
100年必死で月足グラフ手書きで書いても、場帳を必死でつけても、見えなければどうしようもない。
まだ100年努力してませんけど(笑)



でもね・・・5分チャート見れば勝てるんだったら、その世界でいいじゃないですか。

そう思いませんか。

何で全部知ろうとするのか、知らないといけないのか。
全部をわからなくていい、見えなくていい、知らなくていい。そう思いますよ。

私はそのミクロの世界の住民なんです。ビッグピクチャーではなく、蟻さんの世界の住民なんです。

私は、相場の全てが見えるようになれる、とは決して思っていません。

蟻さんですから(笑)

相場のほぼ全てが私にはわかりませんし、ほとんど何もかもわからないんですよ。実際には。
今日、今から相場始まりますが、どうなるかもさっぱりわかりませんよ。


本日、8時前ですが、現在ノープランです。

でもですね、

0.001%がしっかり見えればそれでいい


そう思っているんです。

0.001%が見えたところで勝ちに行く、勝負する、それが私の相場なんです。



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1000本ノックの効能

2015/04/17 Fri

今朝の日経読んだら、一面に、またシャープが金融支援受けるとか。
この会社一体どういう経営してんだろう。

ベンチがアホやから野球でけへん!!


と言ったピッチャーがいたけど、その通りやねん。

戦略の失敗は、戦術では補えない

ってことで、その典型やん。
従業員とかかわいそう。ベンチがアホやから。

ブームを追いかけすぎなんやな。やっていること見れば。
プームで事業拡大して、それをやりすぎてことごとく失敗に回るを繰り返す。

ちょっと儲かったらかといって、お調子に乗って事業をアホみたいに拡大して、バーストする。


どこかの投資家さんのようですが(笑)
是非、他山の石としたいもの。




さてさて、さわさんからいただいたコメントがとても参考になるので、それをヒントに1000本ノックについて書いてみました。


父が昔、昭和の高度成長期の頃、グラフ用紙に手書きチャート書いてたのを思い出しました。当時はパソコン無いですし短波ラジオで株価を聞いて付けてた光景懐かしいです。今の時代に手書き?と聞き思わず書き込みました。デイトレであれば月足は見る事ないですがスイングでもPCで十分と思います。

あらなみさん、虚無僧さんがおっしゃる事が非常に的を付いて素晴らしいです。「何が見えてくるのか?」という質問に自分なりに思う事がありレスしました。
1000本ノック、練習していけば誰でも見えてくると自分も思います。見えれば今度は獲り方になってくると思います。
ここが自分では重要だと思いました。
デイトレであっても当然獲り方は十人十色なわけでその段階まできて練習繰り返していると自分の得意な獲り方が絞られてくると思うんです。自分に合うやり方を振るいかける段階を経て選別していったと思います。
昔はやたら一日通してすべての取引に入ってやってました(笑)
無駄取引も損失も多くありましたが、ここでの練習経験は通過しないと自分には一体何が向いていて(何が出来て)何が向いてない(何が出来ない)のかが、まったくわからないですよね。
あらなみさんのおっしゃる通り実際やらないとわからない訳ですね。経験しないと。
特に初心者は負けても、負けても辞めずに続けないとわからない。
ハッキリ言って当然お金はかかります。そこで辞める人、何かを得る人に分かれてくるんだと思います。
結局、「何か見えてくるもの」は他人に教えてもらうのではなく自分で見ないと気が済まないという人が生き残っていくんだと思います。
他人のやり方、獲り方ってほんと、どうでもいいと思います。
それぞれの自分のやり方があり、こだわる部分もあり、それが規律に繋がる部分であったり・・・・。





>1000本ノック、練習していけば誰でも見えてくると自分も思います。

これは心強いお見方参上で、私にとってはありがたいお話です。

相場経験が浅い人は、みんな、頭で考えれば、理屈で理解すれば、わかる、そう思い込んでいます。

学校のお勉強や試験勉強の延長線上にトレードもある、と思っているのですね。

つまり、答えのある世界、相場に正解がある、と思ってるんです。

だから、試験勉強と同じで、「答え」を欲しがる。

その気持ちは痛いほどわかります。

かつて、私自身がそうでしたから。

でも、トレードはちと違うんですよ。

そこの部分をさわさんが言葉にして表現してくださっていますが、多分経験していない人は何を熱く語っているのか、わからないと思います。

そして、みんな最初から勝てると思っているから、大きく出て、まともな経験回数をこなすことなく、特攻をかけて自爆して終わるのです。

こういう人、嫌というほど見ていますが、ほんとに最初から自分だけは儲かると思ってるんですよねえ。

10年、20年続けていて、儲かっていない人が大半なんですよ。
そういう世界なのだから、本を一二冊読んだ初心者がいきなり勝てるはずがありません。


一方で、続ければ見えるのだから、最初は「どうやったら儲かるか」という視点よりも、「どうやったら続けられるのか。」「どうやったら生き残れるのか」という視点の方が重要なんです。

生き残ってコツコツ続けてさえいれば、さわさんが言われるように、見えてくるものがある、ということです。

少なくとも、私は、月足チャートをせっせつ手書きするよりは、効果的だと思いますよ(笑)

だから、3年間負け続けても、続けられるだけのロットしかやらない、というのが最善の策なんです。最初は。
勝てると思っているから途中で挫折することになるので、負けると思っていれば、続けることはそう難しくはありません。
どうせ負けると思っているのだから、無理しない、つまり、生き残れる確率が飛躍的に上がるわけです。

じゃあ、何が見えるのだ、ってことですが、これはさわさんが書かれていることも含みますが、相場で勝つために重要なことが全てってことになります。

つまり、全ては経験から学ぶべし、ってことです。



でも「とにかくやれ!!」では納得できない。
理屈が欲しい・・・ってのが頭でっかちの人の特徴でもありますので、今回は、2つばかりその学べる事例をあげたいと思います。

それは、

心理面がこれほど重要なことだったんだと気がつく

何をやれば負けるのか、それが見えてくる


の2つです。




まず、心理面。

心理面って、「ああ、わかってるよ。本とかに書いてあることだろ。」と思っておられると思いますが、本当にわかっていますか。
分厚い本とかに難しく書いてあって、そこで何を言っているのか、わかりますか。投資心理って。
こんなこと、やってもいない人が、頭で考えたって理解など絶対にできませんよ。
字面を追っているだけのただの畳水練です。

これも、ノックを受けて、自分と向き合わない限り、本を読んでもどうしようも無いことの一つです。



最初はとにかく、いらんことをやりまくるんです。
それで負けまくる。
手法にこだわろうがなんだっていいんですが、どうせいらんことやりまくって、連戦連敗するに決まってるんです。

さらに、やけになってあっという間にドツボにはまる。

ほとんどもう駄々っ子のような状態になって、手が付けられなくなる、という経験を繰り返すんです。

もうそれは、おもちゃを買ってもらえなくて、おもちゃ売り場で泣き叫んでいる子どもと同じですよ。

一方、おもちゃを買ってもらったら有頂天になる。


その時、自分というものと対峙する瞬間が訪れる・・・

俺って、こんなに情けなく、弱い人間だったのか!!

まるで子どもじゃないか、全く成長できていなかったのか!!

もっと冷静でまともにものを考えられる大人だと自分では思っていたのに、相場の前では、ただの駄々っ子じゃないか。

精神年齢は、5歳のままなのか、俺は??


と呆れるほどに、弱い自分を見ないといけないわけです。

投資心理とか、分厚い本に難しいことが書かれていますが、トレード心理で一番重要なことは、そんなに難しいことじゃない。

駄々っ子になる情けない自分をきちんと見る、ってこと、それが重要なんです。

じゃあ、大人になるにはどうしたらいいのか。

それは、駄々っ子である自分にまずは気がつかないといけないわけです。

そういう反省があって、初めて目が覚めるのですから。

自分がそんな子どもじゃない、まともな大人だって思っているうちはわかってないだけです。

経験していないから、まるで自分を理解していないだけなんです。

そういう経験を積んでみることが、1000本ノックなんです。

そして、相場から鍛えてもらう。

この気がつくことと、鍛えること、両方をノックで経験を積むわけです。


鍛錬と言いますが、鉄は鍛えられてこそ鋼になる。

一般社会生活において、殆どの人は生温い生活しか送ってきてはいないんです。
ほんとに悲惨な逆境に遭遇している人は現代日本では稀です。
ほとんどの人は、まるで鍛えられてはいないわけです。
だから、弱い心のままで大人になってしまっている。
それを相場に鍛えてもらわないと、勝てる大人にはなれないんですよ。

ちょと儲かったからって有頂天ホテルに舞い上がったり、ちょっと損したからといって駄々っ子になったり、そんな弱い心で相場に勝てるはずがありませんよ。

それで長年勝ち残れるなど、常識で考えてもあり得ませんよ。


そんな人が、手法をいくら頑張っても無駄です。土台が腐っているだから。

そんな人が、間違ってラッキーで勝てたとしても、どうせその後に簡単に崩れるに決まっています。
そんな人・・山ほど見てきています。
世間で言う「相場で一時的に勝ったとしても、どうせそのうち損をするよ!」という常識はここから来てるんです。

一時的に勝つことは誰だってできるんです。相場における短期の勝ち負けは偶然に過ぎませんから。でも、その勝ったものを残すことは困難を極めるんです。

その理由は、偏に心の弱さです。

一時的に勝つことと、勝ちを継続すること、この2つは全く別次元の話です。
その別次元を制するのは心の問題です。



逆境こそが人を育てる(吉田松陰)






次に「何をやれば負けるのか」。


こんな負けのことなど興味がある人はほとんどいません。

自分の知りたいのは、勝つことであって、負けることではない、ということでしょう。


しかしですねえ、人は、ほんとに、嫌というほどいらんことばかり繰り返すものです。

それで嫌になって、すぐにやめてしまう。

ところが、頑張ってノックを続けている人は、これを延々と繰り返すと、帰納的な理解が経験値とともに進んでくるんです。

嫌というほと負けを繰り返せば、どんなに鈍い人でも、段々と気がついてきます。

自分って、同じパターンで負け続けているよなあ!!

これをやるから負けるのか!!


という、負けパターンをどんどん蓄積していくことによって、

どうやったら負けるのか

をどんどん理解することになります。

まるで勝てないのだから、勝ちパターンはわからなくても、アホみたいに負け続けるのだから、次第に負けパターンだけはどんどん蓄積していくのです。

実は、

どうやったら勝てるのか、と同じぐらい大切なのが、どうやったら負けるのか、ということなのですが、ほとんどの人は、どうやったら負けるのか、には全く注目していません。

負けるということは、意味が無い、と理解しているからです。

しかし、この理解は、完全に間違っています。


電球を発明したエジソンがインタビュアーに聞かれました。

「一万回も失敗したそうですが、苦労しましたね。」

すると、エジソンはこう答えました。

「失敗ではありません。うまくいかない方法を一万通り発見しただけです!!」

このうまくいかない方法を発見していくのが、ものづくりの基本。



製薬会社の新薬開発も、死にたくなるほどのトライ・アンド・エラーのくり返しだ、ということを見たことがあります。

トレードだってまるで同じなんです。

何をしたらダメなのかを理解することは、何をしたらいいのか、を理解するのと同じぐらい重要なことなんです。

勝つことと負けることは表裏一体なんです。

そもそも、最初はほとんど勝てないのだから勝ちの事例など積み上がらない。
いくら望んでも事例が無いのだから仕方がない。
しかし、負けの事例ならいくらでも積み上がってくるわけです。
負けまくりなのだから(笑)
だから最初は、負けの事例を帰納的に理解すればよい、ってことなんです。
極端には、最初は、負けの事例集めのためにトレードをやる、と思っているぐらいでもよい、ってことです(笑)

なので、

負けたら意味が無い

と考えて、すぐに挫折する、ということを大勢がくり返しているのを見ると、私はいつも「もったいないなあ」と思うのです。



どうして自分はこうも負けてばかりなのか、と思ったことはありませんか?

その理由は、

負けの数がまだ全然足りないからですよ(笑)


前にも書いていますが、

私などは、負けの回数においては、誰にも負けないぐらい負けてますからね(笑)




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調理の意味

2015/04/28 Tue

ちょっと遊びごころでこちらの研究所別館にGIF動画をアップしました。
板の動きとか、面白いですね。


土曜日はお天気もよく、昼食に西天満にある懐石料理の「老松喜多川」さんを訪問。

2012年6月オープンだそうです。

お店が隠れ家的でちょっと迷いました。

ここはミシュラン1つ星だそうで、ご主人は、あの予約困難店である祇園の「ささ木」出身とのこと。
ささ木と同じく、1コースのみで、同時に12時スタートというパターンでした。

2015-04-21.jpg

お昼のコースなので、リーズナブルですが、味は一級品なので、お得感抜群ですね。

カウンターは満席でした。

凝った京都の懐石料理で、どれもが実に美味い。

職人の腕を感じながら、

さすがっすね!!

と言いたくなるのとグッとこらえて、幸せな時間を満喫できました。

素材もいいものを使っているのはもちろん、その素材の良さを邪魔しないような京風の薄味でしっかりと仕上げている、何とも言えない手のかけ方なんです。

しかも、見るからに手が込んでいる。

いいですねえ、美味しい料理というのは、幸福な時間を味わえます。

私は、間違っても家庭では食べられない京料理が大好きですから、嬉しい時間です。

グルメかどうかと言われると、グルメと言うほと舌が肥えているとは思いませんが、グルメの定義で、「わざわざ食べるために遠方まで出かけるタイプ」かどうか、で言うとグルメなタイプです。

大阪に住んでいますが、京都とか、神戸とか、特に京都には美味い店が多いので、出向くことがありますが、嫁とかは、「わざわざ食べるために京都に行くって嫌」と言われます。
これは多分グルメとは言わないのでしょうね。

食べることが楽しみで、食べるためには遠方まででかけてもよい、と考えているのを一応グルメとすれば、私は間違いなくグルメです。



実は、前に、北海道に行った時、苫小牧ではちょっと有名なお店に入りました。
芸能人とかも訪れたことがある、というお店だそうです。
さすがに北海道は、食材の宝庫ですから、毛ガニだとか、函館から直送した活けのイカであるとか、アスパラを湯がいたものとか、実に美味しい料理を堪能できました。
しかし、手の込んだ料理、例えば、ウニと貝をアレンジして焼いたもの、であるとか、何品か食べたのですが、その全てと言っていいぐらいの料理が、せっかくの素材の良さを台無しにしているのです。
せっかくいいウニを使っているのに、貝と焼いて、臭みをわざわざ引き出すような調理をしている。
貝も地元で取れた一級品。
なのに、貝の臭みしか感じられない料理に仕上がっている。

料理人がごちゃごちゃと無意味に手を加える事によって、素材の良さをスポイルするばかりか、臭みなど悪い面を出してしまっている、という実にドタバタ感を感じる「調理」をしていると感じました。

何故、このような手の加え方をするのか、実に疑問でした。



料理というのは、まず素材があって、もちろんその素材がよい、ということが美味い料理には欠かせませんが、その素材の良さを最大限引き出せるような料理こそ、が重要だとつくづくここのお店で食べて思いました。

そもそも、

素材があって調理がある

のであって、

最初に調理ありき

などあり得ません。

苫小牧では、地域に他にいいお店を知らなかったこともあって、そのお店には、もう一度行ったのですが、お造りであるとか、アスパラを湯がいたシンプルなもの、であるとか、毛ガニをほぐしただけのもの、じゃがいもバターとか、とにかく、「極力料理人が何も手を加えていないもの」を頼みました(笑)


この北海道の経験は、実にいい経験になりました。

素材と調理、ということの意味をしっかりと理解できました。

今回訪問した「老松喜多川」とは、正に好対照と言ってもいいでしょう。





素材の美味さには勝てない

(野川徹)

凄いいいトレンドが出ている時、下手なトレーダーはごちゃごちゃごちゃごちゃ売買して、結局、大して取れずに終わることが多いものです。

せっかく、いいトレンドが出ているのなら、それにただじっと乗ってればいくらでも利益が出るものを、無意味に調理して、逆に素材の良さを台無しにする。

そもそも、手法が儲けさせてくれる、という勘違いをしているものだから、下手な料理人と同じで、いらん調理をして、素材の良さを台無しにするばかりか、

素材を見ずに、パターン的に調理を押し付けて、逆にマイナス効果をもたらす

ことまで平気でやってしまいます。

要するに、手法が儲けさせてくれると考えている手法万能論者です。

しかし、

いい料理人なら、まずは素材を見る、吟味する、そして、その素材を最大限に引き出すには、どう調理したらいいのか、を考える

決して、

パターン的に画一的に自分のやり方を押し付けない


ものです。



日々、素材は変化します。

画一的に「自分なりのやり方」を押し付けても、変化する素材の前には無駄な抵抗になるでしょう。

自分のやり方を相場に押し付ける

こういう本末転倒の考え方を持っている人が結構多いということはわかっています。

素材のことなど考えず、というか、目利きができないかから、そもそも見えないから、どうしてもパターン的にやりたい。

教科書的に、機械的に、「こうなればこうする」「ああなればああする」とワンパターンでやりたい。

そういう気持ちはわかります。

しかし、そのアプローチ、考え方自体がどうなのか、考える必要があると思うのです。

何故なら、全く同じ相場など、あり得ないからです。


一回一回、相場は全部違います。

恐らく、ここの基本認識が違うのでしょう。



やり方が儲けさせれくれるわけではありません。

トレンドフォローなら、トレンドが儲けさせれくれるのです。


トレンドが出なければ、どんな凄いトレンドフォローの手法を使っても、儲けることなどできません。

逆に、いいトレンドさえ出れば、どんなにしょぼいトレンドフォローのやり方でも儲けることができます。

手法を追いかけている人は、この意味がよくわかっていない、のだと思います。



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