上達のプロセス 7

2015/11/08 Sun

多くのコメントありがとうございます。
コメントのお返事遅くなってすみません。色々考えることもあって遅くなりました。
否定的なコメントが続いたこともあって、少々弱気になりましたが、残念ならが、ここで書いていることは、みんなに理解してはもらえないことなのは最初からわかっていたので、仕方がないと思います。
相場を当てること=勝つこと、という方程式が100%の人には、読む意味の無いブログだと思いますよ。
キリスト教を信じている人にコーラン読めと言っているようなものなので、仕方がないんです。
どちらが正しいか、というより、信じるものの違いなので、どうしようもありません。


ししゃも

先日また行った京都のたいちろうや。

この画像、ししゃもなんです。
ししゃもの造りと焼き。
ししゃもだけど、一皿1200円もする一品です。
両方で2400円もする。高い。
しかも、子持ちじゃない(笑)

生のししゃもの造りは、甘みがあって、油も乗っていてとても美味しいものでした。
店のご主人から、「焼きだと普段食べているししゃもと比較できるから、その違いがとてもよくわかるはずですよ」と言われて食べたら、わかった。
同じししゃもといっても、ししゃもじゃないんです。


ふぐ。

大阪人って、基本ふぐ好きだから、シーズンには何度か食べるけど、スーパーに売ってるのとか、アレをふぐだと思われては困ります。

同じふぐと言っても、ふぐじゃないんです。

うーん、実にわかりにく表現だけど(笑)

特に冷凍なんかしたら、ふぐの味はほとんど消えて、ただの白身の魚になる。

こういうことを書くと、文句言われそうだけど、同じししゃも、同じふぐ、と言っても同じじゃないんです。

てっさ(ふぐの造り)とか、微妙な甘みがあって、すごく美味しいけど、この旨味も結構微妙なんで、わからない人にはわからない。

ふぐの旨味ってちょと難しいかもしれないので、わからないって人も結構います。

ちなみに、私は、クエ(アラ)の旨味がイマイチわからない。そんなに大した舌でもありません。


わかりにくついでに言うと、同じブレイクって言っても、同じじゃないんだよなあ。こじつけだけど(笑)






さて、本題です。

女性に「つきあって欲しい」という時、どのような言い方がいいのか、悩むと思います。

つきあってください

好きです、つきあってください

ずっと気になっていました


などなど、いろんな言い方がありますが、これと同じで「結婚してください」という時にも同じようにあれこれと迷うことでしょう。

しかし、どういう「言い方」がいいのか、その「言い方」によって、結果が大きく変化するかどうか、と考えると、言い方には大した意味が無い、ということはわかると思います。

これらは、トリガー、というもので、最後に締めるものなんです。



では、そもそも、どういう場面で言えば、成功率が高くなるでしょう。

町で偶然出会った女性に、「つきあってください」という場合の成功率はどうでしょう。

お見合いパーティーだったらどうでしょう。

何度か食事に行って、とてもいい感触になった女性を相手に言う場合はどうでしょう。


「つきあってください」という言い方を色々と工夫するよりも、その前にある環境とか、人間関係の深さとか、そういうものの方がずっと成功率においては重要だ、ってことは、簡単にわかる話です。

「つきあってください」という言い方をどうするのか、つまり、最後のトリガーをどうするのか、についての重要性はそんなに高くはありません。

一方で、最後のトリガーを言う前の環境であるとか、人間関係とか、つまり、セットアップ、またはお膳立て、の方が何十倍も重要なんです。

この話で、いや「言い方の方が大事だ」という人は誰もいないと思います。





では、振り返って、トレードではどうでしょう。

ブレイクアウトとは、最後のトリガー、つまり、エントリーのキッカケです。

つまり、「つきあってください」と言う言い方の一つです。

では、

エントリーの成功においては、セットアップはどうなのか。

お膳立てはどうなのか。


環境認識はどうか、ファンダメンタルはどうか、セクターはどうか、マーケット全体はどうか、ブレイクするまでの値動きはどうか、などなど、

セットアップ、お膳立て

はどうなっているのか。

もうここまで来たら、この株は買うしかないよな!!

という「もうここまで」という段階で、最後のトリガーとして使う「ブレイクアウト」なら、どうなのか。

そういう段階においては、ブレイクであろうが、押し戻しであろうが、そもそも、手法など、何でもいいんですよ。

新興バブルがガンガン来ているという環境においては、手法など何でもいいんです。

買えば儲かるんだから、何かの理屈をつけて、とにかく買えばいいんです。


つまり、環境フォローがあれば、エントリーのテクニックなど、どうでもいいんですよ。

ブレイクであろうが、押し戻しであろうが、連動であろうが、何だってよいんです。

それって、単なるトリガー、でありキッカケに過ぎないのだから。

女性が、明らかにその気になっていることがありありだったら、もう「つきあってください」と言おうが、「つきあえ」と言おうが、「俺の女になれ」と言おうが、どうでもいいんです。

それなのに、

何故、そんなにエントリーの方法にばかりこだわって、環境を気にしないのか




キャンプでは、そういう環境について、徹底的にレクチャーがありました。

といっても、商品先物なので、取り組みとか、在庫だとか、アメリカの天候だとかのファンダメンタル、そういう実物なものなので、ちょっと金融マーケットとは違うものでした。
特に、商品先物の取り組みの重要性は、素人にとっては、わかりにくいですが、プロはこれだけを見ているというほど重要なものだということでした。
素人には、まるで見えていいないものばかりでした。

じゃあ、何故、みんながエントリーの方法やテクニカルにばかり気にするのか。

それは、テクニカルや手法が機械的に単純で、マニュアル的だからです。


簡単に見えるからです。

そして、後から見れば、あたかも、そういうやり方が儲けさせてくれるように見えるんです。

単純で、機械的にやりたいのは、わかりますが、相場はそうそう単純ではありません。

一方では、システムという「やり方依存」なものが存在するから、尚更そこに依存していくのは仕方ないのかもしれませんが、環境の重要性と比較すると、そんなにトリガーが重要だとは思えません。

確かにレジームスイッチという概念は存在しますが、機能させるのは、そう簡単でもないんだろうな、と。これは想像ですが。



対して、環境は、そもそも、そんな概念は多くの人は持っていませんし、実に複雑で、ケースバイケースになるから、単純化できません。

AだからB

CだからD


という単純パターン化できないんです。

だから、みんなそんな難しいことよりも、単純なエントリーテクニックばかりを知りたがるのでしょう。

キャンプでは、環境認識について、繰り返し、訓練が続きました。

環境認識によるセットアップがあればこそのトリガーであるブレイクアウトが意味が出てくるわけです。

もう買うしかないだろう、というところで、さて、どこで買う、ああ、ブレイクででも買っておいて!!

って感じです。

もう買うしかないだろう、の方が、どこで買うか、よりも百倍大切なんだ、ってことを徹底されました。

やり方などどうでもよい

というのは、こういう意味なんです。

上げトレンドなら、最終的には、どこで買っても儲かるんだから、どこで買うかにそんなにこだわることなど無いんです。

ただ、そうであっても、何らかのキッカケが欲しいから、何かを使うだけ、というのが手法なんです。




ここまで書くと、じゃあ、環境ってどうやってやれば認識できますか、200MAの上なら買いですか、とか質問が入るのを見越して書いておきますが、そういう単純方程式ではなかなか上手く行きません。
そういうパターン認識のみに依存することは、私はやりません。

しかも、認識すべき環境はその場その場で違うんです。



環境認識については、具体的事例を書くとわかりやすいので、書いておきます。


例えば、昭和のバブル時には、戦後の高度成長という環境があった、という認識をしている人は皆無でした。
相場とはこういうものだ、という理解がほぼ全ての投資家の持っているものだったと思います。
だから、3ヶ月から6ヶ月下げればまた上昇する、というのは、当時正しい認識でした。
一時的に何かのショック安で下げても、半年もすれば、最高値を更新しているのが当時の相場でした。
これに「最適化」するような投資戦略が生まれたのは当然ですが、ただ、それは、「戦後の高度経済成長」という環境があったればこそ、だったのです。
そういう「当時の投資戦略」「当時使われていた小手先の手法」だけを切り取って、今は使えないと文句を言う人が多いですが(何を言っているのかわかる人にはわかると思いますが)、それはお門違いというものです。

環境認識が全く無いということを自ら公言しているようなものですね。

バブルに乗ることは決して悪いことではありません。
ただ、バブルに乗っている、という認識が必要なだけです。

でないと、後が怖いのでね(笑)

ここかなり重要ですよ。



株式は、4000銘柄ありますから、その中には、特殊な環境を持っている銘柄もたくさんあります。
その特殊な環境理解して、それを餌にして利益を得ている投資家も大勢おられます。
カリスマが新興だからと、真似をして新興株を追いかけているばかりがトレードではありません。


郵政IPOなんかは、国と証券そろって頑張るから、IPOから数日は買いという環境だったのでしょうね。
株数も絞って、割安に売り出したのでよかったのでしょう。
あまり乗れてないけど(笑)
ただ、大量の出来高で株がばらまかれたので、出来高が盛り上がらなければ、売り圧力はあるので、ここから先はダラダラ下げる可能性もありますね。
ここからは、出来高がしょぼくれてきたら空売りしたいところですが、できないので見てるだけです。
そういう環境認識をしています。


FXだと、今は、円とユーロは緩和姿勢で、ドルは引き締めスタンスです。
となると、環境は、ユーロ、円に対して、さらにドル買い、という優位性は揺るがないでしょう。
株よりも、FXの方が今はわかりやすいですが、いつまでもこれが続くというものでもありません。
これは、ファンダメンタルから見た環境優位性ですが、これとて見るべきものは、その時々で変わります。

目先では、週末の雇用統計が良好だったことから、一気にドル買いになっているのはそういうことからです。
どこかでドルを買う、それが押し目なのか、ブレイクなのか、それは好き好きでしょう。

雇用統計で下げれば買う、上げれば買う。

要するに、ドル買うんかい(笑)


オージーなどは、輸出先の中国の景気動向と、資源価格が弱いので、ここが回復しない限りダブルで弱いという環境にあります。
ここをベースキャンプの環境と認識しながら、チャンスを狙えばいい、つまり、どこかで売り、という基本スタンスということが今の環境でしょう。


こういう環境認識は、必ずしも当たるとは限りません。
短期的には、もっと可能性が高いものもありますが、それとて単なる可能性の問題です。
だから、トリガーをきちんと決めて、エントりー・エクジットをきちんと管理して、ダメなら損切りする、ということで対処していくわけです。

しかし、こういう環境認識を無しに、ただ、3ヶ月下げたら買いとか、ブレイクしたら買いとか、移動平均がこうなったらとか、そういう「小手先の手法を使って」目先の動きだけで相場をやるのは、私にとっては、目隠しして道を歩くことと同じぐらい危険な行為に見えます。




お膳立て、段取り、根回し、など、仕事では、よくあることです。

もう話はついているから、お膳立てはできているから、後は形式だけ。

既に、段どっているから、最後の仕上げをするだけ。

根回しは済んでいるから、会議で決済を取るだけ。

物事を潤滑にすすめるには、このように、事前の段取りが欠かせません。

仕事は段取りが9割、そういう話もあります。

決済というのは、仕事においては、最後の仕上げ、のようなものなのです。

日本の場合、会議の前にほとんどの根回しは済んでいるのが通例です。

根回しが無ければ、会議の時に「俺は聞いてない」とへそを曲げる人が続出

ってことになりませんか。

相場も同じで、根回しがなければ、へそを曲げるんですよ(笑)



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プロフィール

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

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