勝てるようになるまでの時間のかかり方

2016/09/14 Wed

前の記事の地下コメント欄に大変参考になるコメントを頂きました。

地下に留めておくのがもったいないので、地上に引っ張り出しました(笑)

前の ママさん料理教室 の記事と併せて読んでいただけるとわかりやすいと思います。



あらなみ様

 はじめまして。大変ためになる記事やコメントでいつも勉強させていただいております。誠にありがとうございます。

 当方、1990年のバブル崩壊直前から株を始め、当然買いしかできませんので出ては負けの繰り返し、幸い若かったので資金量も少なく損失額も知れたものでしたが、それでも年収分くらいの累損でした。

 これではいけないと相場の本を手当たり次第読み始め、まさに頭でっかちの知識偏重でしたが、「相場技術」という言葉を目にして、そこから林輝太郎先生の本にたどり着き、酒田罫線法による小豆のリズム取りから練習を始め、現在は225採用の地味な素材・市況関連銘柄のリズム取りを専門にしています。

恥ずかしながら、出ては負けと知識偏重の期間で10年、練習に目覚めて売買を繰り返し勝ったり負けたりでトントンの期間が5年で、安定して毎年稼げるようになるまでに15年以上かかりました。

 一番自分が成長できたのはやはり売買を繰り返して成功体験と失敗体験を積み重ねた5年間でしょうか。

特に失敗の経験がためになりました。

こういう値動きでこういう建玉をすると失敗するんだよな、という自分の失敗パターンが理屈でなく皮膚感覚で覚えることができたからです。

良かったことは同じ失敗を何度も繰り返さないよう、見える形で残しておいたことでしょうか。立花義正先生を真似て、今でも自分の失敗パターンを「自己格言集」として常に目に付く所に掲げています。

 まだまだ書きたいことは沢山ありますが、切りがないので今日はこの辺で。またお邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします。






道々の輩さん、はじめまして!!

ベテランの常連さんの書き込みも嬉しいですが、こうやってはじめましての方からのコメントは大変嬉しいお便りですよ!!

道々の輩さんの今回のコメント、何もかもが相場で勝てるようになるための重要なヒントであり、後に続く者たちへの道しるべだと思いました。


私は、昭和のバブルの恩恵を受けた(受けたことがその後の大失敗につながったわけですが)世代ですが、崩壊直後という最悪時期にスタートされたのですね。


>酒田罫線法による小豆のリズム取り

お懐かしゅうございます!!

私も、

商品相場の技術―相場師の技法と練習法

という林先生の名著を読んで、折れ線グラフを書いて、小豆のリズム取りをやっていた時期があったのですよ。

あのまま続けていれば、と後になってどれほど後悔したかわかりません。


私は、リズム取りをしばらくやっていたのですが、その後、必勝法探しに舵を大きく切ることになるんです。

これがドツボのスタートとなりました。

勝てる方法を探していた時期は、本当にムダな回り道の時期だったんです。


実は、方法など何でもよくて、それに上手くなることが必要なのに、それに気がつかず、下手なまま方法ばかりを探していたわけです。

そもそも、勝っている人とは、勝てる方法を知った人ではなく、上手い人なんですね。

下手じゃなく、上手い人が勝っている人なんだ、っていう当たり前のことが全然わかってないわけです。


私は、とんでもない勘違いで、すごい回り道をしていたわけです。


これは、下手なゴルファーが、ゴルフクラブコレクターやっているのと全く同じ構図があるわけなんですね。

石川遼くんと同じクラブを使えば、同じショットが打てるという、とてつもない勘違い投資家が多いわけです。

下手だけどゴルフの知識が豊富で、高級クラブをいっぱい持っているプロゴルファー・・・なんているわけないよ(笑)


でも、ここは誰でもが通る道なのですよね。

このムダなゴルフクラブ探しの時間を如何に早く切り上げて、さっさと練習を始められるかどうか、がポイントなのだろうと思います。

道々の輩さんは、これに10年間かかられていますが、それぐらいが自分を納得させられる時間のかかりかたなんだろう、と思いました。

私も同じぐらいかかっていますものね。

しかも、私の場合は、他人から強制されて、やっと目が覚める、という失態をやらかしているので(笑)

まあ、一生涯、魔法のゴルフクラブ探しに明け暮れている投資家が多い中なので、たったの10年で気がついただけ偉いってものですよね(笑)





>現在は225採用の地味な素材・市況関連銘柄のリズム取りを専門

専門を持つことの重要性はいくら言っても言い過ぎることがないほど重要ですね。

書いておられることを読むと「お主、やるな!!」という殺気を感じました。

こういう人と刀を合わせたら、私は、その瞬間に逃げます(笑)

この道だけで10年以上、特定の分野で専門的に叩き上げて、腕、目利きを磨き上げた相場職人、という匂いがプンプンとここまで漂ってきますよ!!

ベテランのウナギ職人って雰囲気ですねえ。

日本料理、とか、そういう幅広いものではなく、ひたすらにうなぎだけをさばいている、って感じで、もうその職人の匂いを感じただけで、

負けました

と言いたくなりました(笑)


トレード戦略は、使い慣れた専門的売買で、それに合った自分の手の内にある専門的銘柄群であり環境。


ここを感じただけで、この人が相場で勝てないはずがない、と感じませんか。

重要なのはここなんです。

多くの投資家が、あっちをちょいかじり、こっちのカリスマ、あっちのカリスマ、と転々転々と手法ジプシーを繰り返すのと正に対極的な職人気質だと私は思います。


手法ジプシーと一芸に秀でた職人

どちらが勝てそうでしょう。

そして、自分のやっていることはどちらでしょう(笑)

自分はどちらになりたいのか。そして今自分は何をやっているのか、考えてみる機会になればと思います。



それから、相場環境についてですが、

「地味な」というのがここでは逆に重要なキーワードなんです。

みんなが派手さを追いかけて、ランキング銘柄でないと株ではない、と言っているのとは正反対のものです。

似たような売買をされておられるのがいつもコメントをいただく虚無僧さんですね。

この場合もそうなのですが、ポイントは、

熟練した自分の売買とそれに合った環境を如何に手に入れるか


だと思います。


流行りを追いかけて、手法ジプシーを繰り返している多くのちゃらい投資家とは正に対極的な職人肌の投資家さんです。


文章を読んでいて、私は鳥肌が立ちましたよ!!



>出ては負けと知識偏重の期間で10年、練習に目覚めて売買を繰り返し勝ったり負けたりでトントンの期間が5年で、安定して毎年稼げるようになるまでに15年以上かかりました。

この時間のかかりかた。本当に参考になります。相場上達のためにすごく重要な指針です。

知識偏重(勝てる方法探しも含まれる)で10年、目覚めてから5年。

この時間のかかり方は、「標準仕様」じゃないかと思えるぐらいベーシックな時間のかかり方じゃないかと驚きました。

実は私も総じて考えればそんなものなんですよ!!


目覚めまでと、1000本ノック、この時間のかかり方としての・・・10年5年の法則

ってあるんでしょうかね。

目が覚めるまで、やはり10年ぐらい あれやこれや、知識偏重、勝てる方法探し、という回り道 をしないと、人間納得できない、ということなんですね。


そして、

知識偏重から目が覚めて、そこから練習を繰り返して、それでも5年という

時間のかかり方

をするのですよね。

これがわかっていない人が多すぎるんです。

あっちのサイト、こっちのブログ、あっちのカリスマ、こっちの先生、あの本、この本、有料情報、情報商材マニアにセミナージプシー、これは勝てそうか、またダメか。

やり方を探して、一定の住居を持たず、あっちへこっちへとの遊牧民生活、ジプシー暮らし。


ちょっとかじってはポイ、ちょっとかじってはポイ、これを繰り返して、結局、何も身につかず、という人が大半なんだろう、って思います。


結局、

①練習なのにやり始めから儲からないと意味が無いと思ってしまう

②初めて数ヶ月とか、長くても半年ぐらいで稼げるようになれると思っている


この考えがそうなる大きな原因なんだと思うのですね。

実は、そんなに簡単に勝てるようになどならないよ、というのは、相場の厳しさを言っているのではなく、下積みをコツコツと続けられるためのノウハウなのだ、ってことなんですね。



>一番自分が成長できたのはやはり売買を繰り返して成功体験と失敗体験を積み重ねた5年間でしょうか。


ここは非常に重要だと思います。

多くの方が、「負けたら意味が無い」と思っているのです。

全く正反対の意見です。

そもそも試行錯誤無くして、どうやって成長できるというのでしょう。

最初から勝ちまくりなど、現実離れしたことをどうしてできると思うのでしょう。

カリスマの真似をすれば、今日から俺もカリスマ

そういう思いだと思うのですが・・・それだったら、世の中どこもかしこもカリスマだらけで、仕事などする人いなくなるよ(笑)

それが簡単にできるのなら、世の中で株で負ける人など一人もいませんよ(笑)



>特に失敗の経験がためになりました。こういう値動きでこういう建玉をすると失敗するんだよな、という自分の失敗パターンが理屈でなく皮膚感覚で覚えることができたからです。

皮膚感覚、いい表現ですね。

正に、職人さんの言葉です。

ただ、頭でっかちに慣れきった多くの人からすると、何言ってんだ、そんなんじゃわからない、と言われますね。

でも、この皮膚感覚こそ重要になってくるんです。

スポーツ選手が何故何度も何度も同じ練習を繰り返すのか。

何故、ベテラン外科医はベテランなのか。


ってことなのです。



この方は、目が覚めてから、遠回りに見える地味な練習を5年間繰り返して、熟練の職人としての腕と目利きを手に入られました。

一方で、多くの投資家が、近道をしようとして手法ジプシーを繰り返し、結果としてとんでもない遠回りをしていることに全く気がついていないのとは、対極的なんです。


あなたは果たしてどちらのアプローチを選択しますか。





続いて、第二弾も頂きました。

あらなみ様

 こんにちは。返信のコメント、ありがとうございます。

試行錯誤に10年もかかったのは、上げ下げの当て方から相場のやり方に目が向いた後でも、リズム取りから両外しサヤ取りまで、色々な方法に手を出したからです。

人形町の林輝太郎先生の事務所にうかがった事も何度かありました。

今から思えば回り道ですが、実際にやってみて納得し、自分に向いている、向いていない、何とかできそうだという感触を得るためには避けて通れなかったのかもしれません。

 やり方や銘柄を決めて練習を繰り返すうち、本当に少しずつ徐々にしか進歩はしないのですが、次第に自分の型ができてきたように感じました。

林先生の本のこの一節はこういうことだったのかと、納得することも多くありました。

練習中は失敗も多いのですが、失敗のパターンが分かってくると、これは危ないな、いつも失敗するやつかもしれないと感じたときに玉を減らしたりツナギをしたりして失敗の処置ができるようになりました。

失敗しても対処できることで相場が怖くなくなり、とても嬉しくなったのを今でも覚えています。

 では、今日はこの辺で。またよろしくお願いいたします。




私も、林先生の事務所には二度ほど伺いました。
先生といっても、とても気さくで話やすかったのを覚えています。

結局、誰しも時間の違いはあれども、回り道はするものなのですね。

結局、どの方法であってもいいので、それを練習して、上手くなることが大事なわけです。

テニス、ゴルフ、野球、どの競技がいいとか悪いではなく、自分がやれそうなどれかに絞って、それを専門的に練習する。

しかも、向き不向きということがあって、これは個性、素質とのかね合わせで、どれがいい悪いでは決められないわけです。

スポーツってそういうことだと思いますが、相場とて例外ではありません。

ここのところは誰でも、一度回り道をして、納得してからでないと、目が覚めることは無いのだと思います。


>自分の型

職人さんならではの言い回しですね。

本を最初に読んだ時にはわからなかったことでも、経験を積めば、こういうことを言ってたのか、ってわかることがあるのですね。

失敗の経験を積むと、これはダメだろうな、っていう肌感覚が付くことがあります。

何がどう、という理屈ではないのですが、これがあると無いとでは大違いで、振り替えれば最初のころは、目隠ししてやっていたに等しいんだな、と思うようなぐらい違います。


>失敗しても対処できることで相場が怖くなくなり、とても嬉しくなったのを今でも覚えています。

建玉操作のことですかね。

これもわかります。

最初は、暗闇の中を進んでいるようなものなので、とにかく恐怖感が相当あるのですが、土地勘が付いてくると、やられもどのぐらいか見えてくるわけです。

処置も早くなる。またやればいいという割り切りもできるわけです。

そうすると、これを続けていればどうなるのか、という手の感触もわかってくる。

そもそも、何をやってはいけないのか、を理解することは、どうすべきか、と同等もしくはそれ以上に重要なことですからね。



この方のコメントを読んで、改めて思うのは、我々が目指すべきものとは、知識が豊富で、色んなことを知っていても、やらせたら下手な評論家ではなく、とにかく上手い人なんだろう、と思いますね。


今回は、いただいたコメントとそれに対する私の独断と偏見による感想を書きました。
本当に色々と考えるヒントを頂きました。
道々の輩さん、大変参考になるコメントありがとうございます。
ここまで記事で書かれてしまうと引かれたかもしれませんが、これに懲りずにまたのコメントお待ちしています。


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勝っている人の打ち出の小槌

2016/09/17 Sat

前の記事のコメント欄に、多くの方が有意義なコメントをいくつも投稿してくれました。

この記事は、その中のベテランさんのコメントを読んでいて、思うところがあり、レスが長くなったので、記事にしたものです。

この記事のルーツは前の記事のコメントにありますので、もし時間がありましたら、読んでみてください。



勝てるようになった後、しばらくして、勝てなくなり、負けが込んでしまった、と書いたコメントがありました。

一度勝てるようになったのに、再び勝てなくなり、負けが続くようになった

ということです。

自己分析では、奢りが原因による雑な売買、ということでしたが、このケースは、実は結構多いのですね。


勝てるようになって、一旦プロになったとて、それでその後何年にも渡って食っていける投資家というのは、実は一握りなんだろう、と思います。

10年以上にわたってこの道でコンスタントに食ってきたのに、ある日突然滑落して、資産をほとんど溶かしてしまった、というケースも私は見ています。


また、生き残っている人で意外と多いのは、

特殊な環境で一気に資産を築き上げて、それを溶かすことなく、年金暮らしパターンに移行した

という投資家さんです。

直近の事例では、アベノミクスで一財産、ってことです。

勝って驕らず、上手に勝ち逃げできた人です。

そういう守れたという点においては、破滅まで落ちた多くのカリスマと比べれば大したものだと思います。



ここで、ノービスの人が考えている勝ち組への誤解の筆頭は、

一度勝てるようになったら、人工衛星のように永遠に勝ち組として存在できる

ということだと思います。

何故、そのような結論に至るのかというと、実はこの誤解は、

勝てる手法を手に入れた人が勝ち組である

という負け組ならではのロジックとの表裏一体から来ていることなのです。

前提が間違っているから、結論も間違いになるわけです。



大勢のノービスさんたちは、カリスマ投資家の真似をしたり、セミナーで聞いた手法を真似して、とにかく勝てる方法を何とか見つけ出して、自分も勝てる投資家になろう、としているわけですが、

その勝てる方法とやらを見つけたら、もう一生涯にわたって勝ち続けられる打ち出の小槌だと無意識に理解しているわけです。

だからこそ血眼になって探す価値のある「勝てる方法」なわけですね(笑)

そうでなければ、

時々は勝てるが負けることもある勝てる方法、になってしまいます(笑)



さて、現実には、勝っている投資家、といっても、コンスタントに勝っている人はさらにほんの一握りで、多くの勝ち組と言われる投資家でも、勝ったり負けたりの中で、何とか年間トータルで利益をひねり出す、という状態であることがほとんどです。

ちょっと勝てるようになって、プロになったとて、

独身・ニート・パラサイト

というデイトレーダー三種の神器のお陰で、親に依存しながらの超低コストだから何とか破綻せずにやっていけている、という人も現実にはおられます。

せっかく、仕事をやめて専業になったのに、数年してまた実業に戻る、バイト生活に戻る、という人も多いんじゃないかと思います。

このように、

過去の栄光による年金暮らしであるとか

超ローコストによる食いつなぎ

といった専業以外でも、

親の遺産や退職金を細々と運用して何とか専業

家賃収入だとか、(ホントの)年金を主たる収入としながらの専業


という裏の顔を持つ専業ということも現実です。

嫌な話ですが、専業投資家といっても、現実には、そうバラ色っていうことばかりではないわけです。



話が脱線しましたが、

何故、聖杯を手に入れたであろう専業投資家が、数年以内に脱落することが多いのか。


夢を持って、聖杯探しをしておられる方は、この現実をどう見るのでしょう。



事実を見ればわかると思いますが、カリスマと言われる投資家とて、半年間勝てないことなど当たり前で、中には年間を通じで赤字だった、など、そういう方もおられます。

セミナーを開催した翌月に、滑落して、破滅に近い損失を出した、というカリスマさんもおられました(笑)


また、今でもカリスマとして君臨できているのは、今回では、アベノミクスで大きな金額を稼げたことによる年金暮らしに入れたこと、という方も実際にはおられます。

大きく負けなければ、そのままでももうやっていける、ってことです。

いわゆる人生の勝ち逃げ組です。

その年金生活をありがたがるのもどうかと思いますが、それはさておき、そういう勝っている人が手にしたであろう

打ち出の小槌

を何とかして盗みたいわけですよね。

そして、

その打ち出の小槌で、自分だって永遠の勝ち組投資家に変身したい


それが希望で、せっせと、セミナージプシー生活を続けて、カリスマウオッチャーとなり、日々やり方探しの旅に明け暮れているのだと思います。



しかし、現実のカリスマの姿というのは、ちょっと前のネットバブル時のカリスマさんの大多数は消えたわけですし、彼らの書いた本は、虚しくアマゾンで1円で売られていても、誰も買わないわけです。

ちょっと前の話であって、そんな大昔ではないんです。

当時のもてはやされ方は、今以上で、テレビでも何度も見かけるようなこともありました。

当時のカリスマが、打ち出の小槌を持っていると仮定したら、今現在は、もう「兆円単位」の資産を手にしていてもおかしくないのではと思います。

1年で100万円を1億円にできたのだから、10年経過すれば、兆円単位でも不思議ではないですよね(笑)

ところが、現実たるや没落貴族状態続出・・・という。



いやいや、当時のカリスマはダメかもしれないけど、今のカリスマは違うのだ。

彼らこそ、打ち出の小槌を手に入れているのだから、それにあやかれば自分だって、というロジックなのか、そんなに深くは考えてはいないのか、どちらかでしょう。


念のため、もちろん生き残って、さらに資産を増やしておられる方もおられますが、それは例外です。

残っている人が目立っているだけで、そういう人は、2000万人投資家の中で数えるほどなんです。



いずれにせよ、こういう相場人の栄枯盛衰話というのは、もう江戸時代からずっと同じように繰り返されてきたことなんですね。

このことは、ウオール街でも全くといって同じです。

栄華を誇っていた大投資家と言われる人の多くの末路は惨めなものなんです。

これこそが現実なんですね。

ここで考えることは、今は別なのか。今だけは違うのか。



私が相場を始めた数十年前にも同じような投資家のスーパースターはいました。

最後の相場師、大物仕手筋、怪物、などなど、大勢のカリスマスーパースターが出ては消え、出ては消え、て行きました。

どんな時代にもいたわけです。

そして、その過半数の結末は、無一文、破産、そして、逮捕、というようなことになっているわけです。

彼らは、100万円を1年で1億円にできる打ち出の小槌を手にしたはずなのに、何故そんなことになったのだろうか。



ここで、もう一度、問います。

そういう現実を見て、尚、

勝っている人とは、勝てる打ち出の小槌を手に入れた人なのか。

これからも自分は打ち出の小槌探しの旅を続けるのか。



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プロフィール

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

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