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変化対応力 その2

2014/11/02 Sun

いいコメントをいただきましたので、また返信が長くなってしまい記事になりました(笑)


今回の「変化対応力」の記事は、過去のこの記事の実例紹介編となっています。

私にとっての相場の要諦

この記事でご紹介している

千歳基地スクランブル

110km/h Cheetah attack gazelle


この2本の動画ですが、実は私はもう百回以上見ている動画です。
繰り返し繰り返し見て、反射的に動くということを日頃からイメージトレーニングしています。

自分がスクランブルする姿、獲物を狙うチーターのなっている姿、を何度も何度もイメージしています。

今も見てみましたが、千歳基地スクランブルを見ると、今でも鳥肌が立ちました。
この待機とスクランブルの対比こそがポイントなのですよね。
リラックスして雑談しているところからのスクランブル、いつ見てもデイトレーダーの鏡としか見えません。
皆スクランブル時だけに焦点を当てますが、リラックスして待機している、スタンバっている、という姿こそがポイントなのです。
いつでも動けるようにスタンバっていなければ、いざ鎌倉が来た時に動けるはずがないからです。

チーター動画は、獲物を物色するあの顔のいかつさ、そして、一気に勝負に出る姿、そしてハイエナに横取りされるというオマケ(笑)

いつもアルゴに横取りされている自分の姿を見るようで痛々しい・・・




同じ意味で、いざ鎌倉、ということについて書いているこちらの記事もご参考までに。

茨の道 その22

いくつかのご質問に答えて・・いざ鎌倉のところ


同じようなことばかり書いているものですねえ(笑)





さて、今回、フリーズしてしまった、というコメントに対して・・・

フリーズという反応は、普通の状態だと思います。
特に卑下することなどありません。
基本、みんなそうなのです。



まず、考えてもらいたいのは、千歳基地で待機している隊員たちは、そもそもどういう人たちなのか、ということです。

ここを本気で考えてみてください。
といっても、答えを書いてしまいますが(笑)

彼らは、

特別に訓練された猛者たち


です。

いいですか、あそこで待機している隊員というのは、常にスクランブルに備えた激しい訓練を日頃から繰り返している猛者なんです。
あのスクランブルの全ての手順を何百回、何千回と繰り返して、訓練と実践を積んできた猛者たちだからこそ、あのスクランブルが可能だということです。

一度も練習したことがない、そういう実戦の場に立ち会ったことがない、という素人ではない、ということです。
ここがポイントなのです。

そして、あの待機所で待機している間中は、リラックスしているように見えて、

いつスクランブルが来てもいいように常に心構えができています。

ご浪人衆おねげいしやす!!

いざ鎌倉


に対処すべく、常にスタンバっているのです。

それをやっているからこそ、あのように一気にスクランブルで発進できるわけです。

実は、この日頃の訓練、心構え、準備、段取り、の段階でもう95%は終わっています。
残りの5%は、いざ鎌倉時に機械的にボタンを押すだけの作業に過ぎません。



それを日頃から訓練もしていないできるはずがありません。
95%のプロセスが欠けているのにできるはずがないのです。

彼らとて、日頃からの訓練や心構えなしにスクランブルできるわけがない、ということなのです。

つまり、できる人というのは、訓練、実戦、段取り、これを繰り返して上達する、という当たり前のプロセスを経ているということなのです。


逆に言いましょう。

訓練も練習も積んでいない、実戦で経験もしたことがない、そういう状態では、ふつうの反応以上のことができるわけがない!!

ってことですよ。

いや、できたらおかしい(笑)




今回、失敗したということは、このスクランブルということに関して大きな経験をされました。
そして、悔しい思いをされたことと思います。
これは素晴らしいことです。
それこそが非常に大切な経験値なのです。
何も成功体験だけが経験値ではありませんよ。

そういう思いと反省こそが、「何故自分はフリーズしてしまったのか。じゃあ次はどうすればいいのか。」という強い思いを引き出すからです。



前に私のスクランブルの記事を読んだ時に、スクランブルの動画を見ても「へぇ~、こういうこともあるのか。」程度だったのかもしれません。
経験していないから、実感が持てず、他人事だったわけです。

ここで、何が問題か、というと、

自分がこういうことができないという認識をしていないこと

こういうことが問題であるとそもそも理解していないこと


こそが真の問題だ、といいうことです。

そして、殆どの投資家は、やり方探しのみに夢中になっていて、こういうことを問題だとは認識すらしていないのです。

そもそも、実戦練習といえども、ほとんどの人は、「勝てるやり方を探すための実戦」という間違った認識で実戦を行っています。
1000本ノックといっても、勝てる方法を探すためのノックだ、と理解している人が多いと思います。


今回、失敗したことで、真の問題とは何か、について、体感できたと思います。
真の問題を認識できたのではないでしょうか。
それが何よりも重要なのです。

今回こうやって経験をした今、改めて動画を見れば、動画の意味はまるで違って見えるでしょう。

人は、自分が経験したことしか実感を持って感じることができません。

こうしたフリーズの経験を何度もし、情けない思いをすれば、そういうことが実感を持って見えてきます。

これは、実戦で経験をしていない人には絶対にわからないことです。

頭でっかちの人は、理屈や手法で全て片付くと思っているようですが、とんでもない誤解です。

呆然と立ち尽くすことしかできなかった自分を経験しないと自分というものが見えないのです。


日頃からの訓練や実戦を経ないと理屈だけでできるはずがありません。

これは、いざ自分がその場に立ってみて、初めて見える世界です。

いつも書くように、これは、具体的やり方、とか、理屈ではありません。

実際に戦場に立って、経験したからこそ見えてきた自分自身の問題なのです。


本当にいい経験をされたと思います。
ここからがやっとスタートラインです。


ここではじめて、自分は何をすべきか、どうすればいいのか、手法じゃない訓練とはどういうことか、実戦の意味とは何か、本当の練習、訓練とは何なのか、ということを真剣に考えられるスタートラインに立てたのです。



プロフェッショナル仕事の流儀の第一回目放送、エリートでなかった佐野医師、それが何故、超一流の小児心臓外科医になれたのか、ということを、番組で紹介されていました。

とにかく手術回数をこなし、手術の合間合間に、手順を繰り返し繰り返しシュミレーションし、糸の掛け方、針の持ち方、毎日毎日何時間でもひたすらに訓練を繰り返した

今でもどんな若手よりも手が器用に動くし、針と糸の手さばきは誰にも負けない


ということでした。

上手くなる、ってこういうことじゃないでしょうか。


まあ、当たり前過ぎることですが、相場の世界では「何かを知ること」がそれよりも優先される、という不思議な世界なのです。


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コメント

Secret

すごかったですね

あらなみさんこんにちは。
先週はすごかったです。
わたしも、先週末は今年度の最高量を売りました。

わたしはコストダウン手法を軸にしていますし、
デイトレの方とは時間軸が違いますから、
まだ保有を残してあり
来週以後の上伸にも備えています。

チータが獲物を狙うとき、あの長い尻尾がだいじだそうです。
よくみると、急カーブのときに、
あの尻尾が舵の役割をしているんですね。

チータが舵を切るとき、いちいち尻尾の動きを意識しているとは
思えません。本能的な動きなのでしょう。

走る姿のああいう機能性は、とっても美しいと
わたしは感じてしまいます。

日常の訓練というか、心構えというか、
積み重ねた体験の積というか、
いろいろなものが相場には必要だと思いますが、
それは、ほかの分野と同じであって、
なぜ相場の世界だけが違うと思えるのか、そこが不思議です。

わたしは邦楽器の師匠の免状をもっていますが
楽器の練習と相場の体験は、似ているんです。
これは林さんも言っていましたが。

つまり、けっして短期間では上手にならないということ。
ピアノは、素人が押しても音は出ますが
音がでたところで曲は引けません。
まして虚無僧楽器は、まず音そのものが出せません。

音が出せないだけでなく、
初心者は、呼吸法がわからないから
酸素不足になって気分が悪くなります。

このように難しい楽器であっても、
練習に時間をかければ、技量の上下はあるにしても
大概のひとは上手になります。一応の水準にはいくのですね。

問題は、一応の水準になるまでに、あまりのつまらない練習に
嫌気がさして、大部分の人が続かないということです。

これも、三年程度かかる相場の技量向上まで待てずに
資金をなくして退場していく、
多くのひとと共通しているでしょう。

それより、相場対応には体験と練習が必要であること。
相場は勝負の世界だから、
それなりの覚悟・心構えが必要なこと。
そういう当たり前のことを、知らない人が多すぎる気がします。

即応力も、体験の積・プロの心構えから出るのだと思います。
楽器の世界でも、体験の積によって即興演奏もできますからね。
ジャズと同じですね。

多くの人が、スポーツとか音楽・技芸で
練習ということを体験して知っているのに、
どういうわけか、相場についてだけは
いとも簡単に入ってくる。

あるいは楽譜の読み方ばかり知っていて
実際の楽器に触れたこともない。
楽譜を読めることは楽器演奏の条件ですが、
それだけで演奏ができるわけがないのですけれどね。

来週はどうなるんでしょう。
先行きは分かりませんが、「切実に対応」していきたい。
そんなふうに思っています。


No title

すばらしいです。
納得できました。
前回の記事では知識のレベルで終わっていました。
今回納得できました。
ありがとうございました。

Re: すごかったですね

虚無僧さん、こんにちは。

また、素晴らしいコメント書いていただき、ありがとうございます。

チーターの尻尾の件、なるほどと思います。
あの尻尾の動きでバランスを取っているのですね。
重要でないと一件思えるものが実は大事だったりしますが、これも考えてやっていることではなく、本能的なものなのですね。

>なぜ相場の世界だけが違うと思えるのか、そこが不思議です。

激しく共感(笑)

>問題は、一応の水準になるまでに、あまりのつまらない練習に
>嫌気がさして、大部分の人が続かないということです。

相場の場合、この「つまらなさ」に加えて、大問題があると私は思っています。

すばらしいコメントなので、ついつい私も熱くなってしまって、また長くなるので、記事にしました(笑)

Re: No title

ヒコーキ1号さん、こんにちは。

今回の記事を書くにあたって、私は少々迷いました。

というのは、こうやって実例があると、やはりわかりやすい、ということは思ったのですが、一方で、自慢話っぽいものになるからです。

そう受け止められると嫌なコメントが多数、ということになるので、迷ったのですが、しかし、こうやって目の前に実例があれば、やはり具体的かつ実践的なので、「ああ、そういうことを言っていたのか」とわかってもらえる、と考えて記事を書きました。

今回、ヒコーキ1号さんのコメントを読んで、ホッとしたのが本音です。
コメント入れていただき、ありがとうございました。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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