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リスク管理の観点から見た株のデイトレ

2015/01/21 Wed

■こちらのブログのアクセスが増えたのは、有名トレーダーの「むらやんさん」がツイッターの件に関してこちらを紹介してくださったのが理由だとわかりました。ありがとうございます。

こちらは、またそのうち、前のように過疎ってくると思いますので、静かにやっていきましょう(汗)




■スイスフランショックでちょっと感じたのですが、

株と為替って何が違うのか、というと、

レバ

なんです。

レバといっても、レバニラ炒めのレバではなく、レバレッジのレバです・・自分で書いててどうでもいい滑りネタだと思いました(汗)

株の場合、現物はレバMAX1倍、信用でMAX約3.3倍と、実に低レバなんです。

信用は危険だ、危ないぞ、やめておけ、とか言われていますが、まあ低レバです。

これに対して、為替はMAX25倍、海外とか、法人では100倍とかもあります。

では、何故これだけレバに違いがあるのか、株は圧倒的に不利じゃないか、資金効率が悪すぎ、儲からないじゃないか、というとそうでもありません。

そのからくりは、ボラティリティの圧倒的な違いにあります。

株の場合、動かない株でも1日に2%程度なら簡単に動いています。
1000円の株が20円動くというのは普通でしょう。

ドル円と比較しやすいですが、100円の株が2~3円動く、というのは普通です。

さらに、人気のある動く株なら、特に新興人気株なら10%程度は当たり前で、20%を1日で動くものも結構あります。

ここ数日の超人気株の4777ガーラの例ですが、昨日は、

高値3475円-安値2496円=979円、実に変動幅は、19日終値の2996円に対して32.6%に達しています。

2014-08-139.jpg

たった1日で、これだけ動くということは、レバをかけなくても、レバ1倍どころか、もっと小レバであっても、いっぱしの損益になるわけです。

100万円の資金の人が、10万円だけガーラでデイトレをやって、3万円の損益とか、そうなるわけです。
この場合、レバ0.1倍です。

このガーラのボラを為替に当てはめれば、120円のドル円がいきなり80円になるようなものです。


そもそも200円だった株が、1ヶ月ちょっとで3475円まで上昇し、17倍に達したのです。
たったの1ヶ月ちょっとで17倍ですよ。
レバ1倍として、元金が20万円だとすると、340万円です。レバ3倍なら1000万円、もう宝くじのようです。

為替だと、この17倍という変化率は、もう想像の範囲外でしょう。

ユーロスイスフランがいきなり30%変動して、天地がひっくりがえったような騒ぎとなりましたが、個別株では、これはこのガーラに限らずわりと日常的に起こっています。

30%超えというのは少なくても、20%近いものなら毎日見かけますし、私もしょっちゅうそういう20%ボラの株は売買しています。

しかも、倒産すれば、いきなり変動率100%になります。

そういうボラが前提ですから、株のボラは為替に対して、圧倒的に高いわけです。そもそも危ないもの、というわけです。

基本、株は危ない、だから、危なくない低レバで問題ない




ところが、FXの場合、このレバというのが結構厄介な代物だとスイスフランショックを見ていて思いました。

つまり、

日常的には1%動けば結構動いた感のある為替だから、それなりのレバをかけないといっぱしの利益が出ない反面、レアであるが、いきなり10%以上のドカンが起きることがある、というリスク管理の難しさ

を為替は持っている、と感じました。

ハイレバでないと日常利益は出ないが、時としてそのハイレバが命取りとなる

基本、為替は危なくないからこそ、危ないハイレバを使わないと儲からない

これは結構難しい問題ですねえ。

ほとんど起きないが、稀には起きる

そういうことに備えるのは、非常に困難が伴います。

ましてや、そのための対策を打って低レバにしてしまえば、普段が全然儲からなくなる。

しかも、あまりにもいきなりのため、逆指値が効かない、というリスクもある、という現実を見せられると、どう対処していいものかと思いますね。


普段から、10%動くものなら、その普段を使って低レバで利益を出せる

つまり株のデイトレがそれにあたります。

時としてのリスクは、日常に含まれているから、特別な備えは必要ない

というのは、かなりの便利さがあります。



こういった観点から言うと、

株のスイングトレード(翌日以降への持ち越し)については、ギャップという不可抗力のリスクが伴う

ことが考えられますし、

普段は動かない為替には、数年の一度のドカンがあることがある

というちょっと不可抗力っぽいリスクがあることが考えられます。

これに対して、

株のデイトレは、低レバであっても、値動きの激しさからそれなりに利益が叩き出せる

ということがあって、損切りさえしっかりとしていれば、低リスクをかなり確実に確保できます。

低レバで利益が出せるというリスク管理上の優位性。

そういうリスク管理の観点から、株のデイトレの優位性があるのじゃないか、そう感じました。

あくまでも、損切りがきちんとできれば、という前提条件付き、ですがね(笑)


逆に言うと、

損切りが甘い、損切りが下手、損切りができない、ということは、せっかくの株のデイトレのメリットを全然活かせていない、ということにもなるわけですね。

せっかくきちんと損切りできるという絶好の環境があるのに・・もったいない

もったいないお化けが出るかもしれません(笑)



何でこんなことをグタグタ書いているのか、というと、

相場で長期的に勝ち残っていくには、何よりもまずきちんとしたリスク管理が重要である

ということだからなんです。

ここ、ほんとに重要ポイントなんですが、なかなかピンと来る人が少ない、実に難しいところなんです。

ピンと来る方、というのは、既にわかっておられる方がほとんどなのだと思います。



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コメント

Secret

No title

こんばんは。
本当にハイボラですよね、個別株。
今日も売買代金15億以上とそれなりに流動性があり、日中変動幅が5%以上の銘柄が36(売買代金合計で2670億円)もありました。
変動率10%以上でも21銘柄ですから・・・
まあ今日のファンクリみたいに、見るからに「入るのは、むっ無理!!」というのも結構ありますけどね(笑)

280万を5年で80億円に増やしたBNFさんのリターンですら一日当りにすると0.64%程度(年250日複利、税手数料勘案せず)ですから、スイングなどの持ち越しをして夜間のギャップ分を取らないと大きく稼げないと言うのは「都市伝説」の一種だと勝手に思っております(BNFさんご自身はスイングのようですが)。

私自身何とかそれを実証すべく奮闘中でありますが、

>損切りがきちんとできれば、という前提条件付き

まさにその一点に尽きる訳で、マイナスの期待値をもった取引をやってしまうと光速で資金がなくなるというのを初年度に痛感致しました(滝汗)

また仮にプラスの期待値を持った取引を継続したとしても、張り方次第で危ない事になるというのは
http://autodaytrade.blog.fc2.com/blog-entry-71.html
↑こちらのページの破産確率計算で良く分かります。
例えば勝率0.86(86%)、ペイオフレシオ0.17(86%の率で勝つ際は+0.17のリターンに対し、14%の確率で負ける時は損失-1となる)としてみます。
リスク資金比率を0.01(毎回資産の1%を賭ける)とすると破産確率は0.063%と無視できる水準ですが、同じ取引をその10倍の0.1ずつ賭けて継続すると、破産確率は47.856%ととんでもなく高くなります。

実際のトレードでは勝率やペイオフレシオは後付けのようなもので常に変動し、確たる数値がある訳ではないので余計危ない。
負けを取り返そうと大きく張るなんて(自分の事情でやる)のが最悪というのは、誰もが資金を投じて相場を始める前に知っておくべき肝だと思います。

長々と失礼しました!

Re: No title

gr8さん、こんにちは。

>負けを取り返そうと大きく張るなんて(自分の事情でやる)のが最悪というのは、誰もが資金を投じて相場を始める前に知っておくべき肝だと思います。

知っておくべき肝なんですが、初心者が知ったところで、防げる確率は限りなくゼロに近いでしょう。

経験しないと絶対にわからない(理屈で知っていても)ことは、トレードにおいては、実に多いのです。

結局、「負けを取り戻そうとして爆死する」ことを何度も何度もくり返して、やっと「目が覚める」という泥臭い過程を経ないと、わからないわけです。
そして「あの時言われていたことはこういうことだったのか」とやっと自覚するわけです。

こういったことをトレードする前に勉強しても、使える人はほぼ皆無ですねえ。
それがトレードを難しくする大きな原因なのでしょう。

もちろん、初心者の場合、こういうことが重要だと感じることもほぼありません。
馬の耳に念仏状態です。
「勝てるやリ方さえわかれば勝てる」ということしかありませんからね。

こういうことは、くり返し初心者を見てきたのでよくわかるのです。
だからもう、理屈を言っても仕方がないと思っていますね。

No title

あれは4~5年前の事でしたが、当時、私が使用していた外為ドットコムという業者がシステム更新の際、誤作動を起こして、当時ドル円82~3円だったかを100円の誤レートを配信してしまったことがあるのですね。

いきなり、ロスカット100円、のメールが飛んできたものですから、それを見た瞬間、心臓が本当に鷲掴みにされたかのような、ギューッと痛むのを感じましたですねw口座を確認したら、残高9割減w

すぐに2chで情報を確認w、しましたが、業務中だったので平静さを保つのに必死wお客様専用ダイヤルなんてつながるわけも無しw
そういえばリーマンショック時は、たびたびログインし辛くなったり、約定しなかったりしてましたね。相場のパニック時には、損切りがどうこう、とは別の問題が出てきますね。

・・・

FXはレバが高いので、値が飛んだり、業者がダウンしたりした時が怖いですね。

普段はきちんとロスカットしてくれますが、相場の値動きとは裏をかくものでして、、、
震災時はわざわざ注文を出せない朝のメンテナンスタイムの15分を狙ってドル円3円くらい落ちましたから、その明確な悪意に戦慄しましたですね。

08年の3月も、ドル円100円割れからの土日を挟んで朝のオセアニアタイムの日本人が手を出せない時間に、4円くらい落ちたのでしたかね。

ですから、今のユーロのようなハイテンション相場では、トレンドと逆方向のポジションをうっかり持ち過ごす、と、いう事は本当に注意しなければならないのですね。

・・・

リスクは分かってはいますが、、、株のデイトレは兼業には無理ですので、私の選択としてはFXになるのかなぁ、と、いうところです。

為替の動きにも慣れてしまったので、冷静にやっていればやり易いのですね、私の場合は。為替はきれいにトレンドが出るのが一番の良いところですかね。

いつかは土日にドル円10円とか飛ぶ事もあるのかも。。。とは思いますが。
そうなれば日本の状況もただでは済まないパニック状態でしょうが、、、
正直リスクから目をそらしてやってます。対応策が分からないので、、、

Re: No title

タカユキさん、こんにちは。

いつも、実体験に基づく参考になるコメントありがとうございます。

私も記事を書いていて、じゃあ為替でどうしろ、ってんだよ、という感じに思っていました。

コメント参考に記事にさせていただきました。

No title

>>結局、「負けを取り戻そうとして爆死する」ことを何度も何度もくり返して、やっと「目が覚める」という泥臭い過程を経ないと、わからないわけです。

これは私も何度か繰り返しましたのでよくわかります。
原因は、焦り、と、怒り、でしょうかね。

残高が大きく減ってしまって、何とか取り返そうと、焦ってしまう。
思わぬ形でヤラれてしまって、復讐心に燃えてしまう。

とにかく、これをやってしまうと、短期間でびっくりするくらいヤラれてしまって、何が何だかわからない、という感じになりますね。

そして一度やってしまうと、何度か再発してしまうのですね。タガが外れてしまった、というか、薬物に手をだしてしまうようなものですかね。

ですから治療が必要でしょうし、再発しないように警戒も必要だと思います。

もう本当に取り返しなど到底不可能の状況にまでなって、ようやく心を入れ替える下地ができるというか、、、

済んでしまった事をいつまでも悔やまず、ここからがまた一からのスタートなのだと。

目先にとらわれず、とにかくいらん事をしないという事を最優先として、自分にとって正しい売買をやることだけを心掛ける、と。

今まで心のままにやっていたところを、今度は、「やらない」、ですから、強い抵抗感、違和感がでるのですね。

これを、治療が進んでいる何よりの証、と、無理繰りにでも前向きに考えw、自己を律することをある意味、楽しむとでもいうか。

ちょうど禁煙してるようなものですかね。ニコチンへの渇望感が、ニコチンが空だから抜けていってる何よりの証拠、と。

何とかかんとかそうやって継続させることによって、体質を変えていくということですね。

・・・

最近、個人的にはユーロの売買が好調でイケイケな感じなので、こういった事を忘れてしまいがちなのですが、、、

やっぱり、負けてる時、上手くいかなくてイライラしている時、その時の振る舞いが重要なのでしょうね。

ここで暴走するか、それとも何とかかんとか精神的にも残高的にもしのぐことができるかどうか?
ここが肝心要のところなのだ、と。
そういったきつい状況は必ず出てくるでしょうから、その時は、このところを強く意識しておきたいですね。

私も同じ事を何度も繰り返したくはありません(笑)

Re: No title

タカユキさん、こんにちは。

>これは私も何度か繰り返しましたのでよくわかります。

くり返し経験しないとなかなかわからないものですよね。
自分だけが、と卑下する必要などありません。みんなですから。
知識として知っていても、ほとんど意味がありません。
もし、まだやっている人がいれば、「まだ経験が足りない」ってことでしょう。
こればかりは、懲りるまでやるしかありません。

「負けを取り戻す」・・・これは、結局、究極の「自己都合取引」ですからね。

トレードにおいては、自分が儲かっているか、負けているか、そんなの関係ねえ!!


相場は、相場からのチャンスを待ってやる、というここを本当の意味で理解できているかどうか、で結果が大きく違ってくるゲームです。
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Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

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