調理の意味

2015/04/28 Tue

ちょっと遊びごころでこちらの研究所別館にGIF動画をアップしました。
板の動きとか、面白いですね。


土曜日はお天気もよく、昼食に西天満にある懐石料理の「老松喜多川」さんを訪問。

2012年6月オープンだそうです。

お店が隠れ家的でちょっと迷いました。

ここはミシュラン1つ星だそうで、ご主人は、あの予約困難店である祇園の「ささ木」出身とのこと。
ささ木と同じく、1コースのみで、同時に12時スタートというパターンでした。

2015-04-21.jpg

お昼のコースなので、リーズナブルですが、味は一級品なので、お得感抜群ですね。

カウンターは満席でした。

凝った京都の懐石料理で、どれもが実に美味い。

職人の腕を感じながら、

さすがっすね!!

と言いたくなるのとグッとこらえて、幸せな時間を満喫できました。

素材もいいものを使っているのはもちろん、その素材の良さを邪魔しないような京風の薄味でしっかりと仕上げている、何とも言えない手のかけ方なんです。

しかも、見るからに手が込んでいる。

いいですねえ、美味しい料理というのは、幸福な時間を味わえます。

私は、間違っても家庭では食べられない京料理が大好きですから、嬉しい時間です。

グルメかどうかと言われると、グルメと言うほと舌が肥えているとは思いませんが、グルメの定義で、「わざわざ食べるために遠方まで出かけるタイプ」かどうか、で言うとグルメなタイプです。

大阪に住んでいますが、京都とか、神戸とか、特に京都には美味い店が多いので、出向くことがありますが、嫁とかは、「わざわざ食べるために京都に行くって嫌」と言われます。
これは多分グルメとは言わないのでしょうね。

食べることが楽しみで、食べるためには遠方まででかけてもよい、と考えているのを一応グルメとすれば、私は間違いなくグルメです。



実は、前に、北海道に行った時、苫小牧ではちょっと有名なお店に入りました。
芸能人とかも訪れたことがある、というお店だそうです。
さすがに北海道は、食材の宝庫ですから、毛ガニだとか、函館から直送した活けのイカであるとか、アスパラを湯がいたものとか、実に美味しい料理を堪能できました。
しかし、手の込んだ料理、例えば、ウニと貝をアレンジして焼いたもの、であるとか、何品か食べたのですが、その全てと言っていいぐらいの料理が、せっかくの素材の良さを台無しにしているのです。
せっかくいいウニを使っているのに、貝と焼いて、臭みをわざわざ引き出すような調理をしている。
貝も地元で取れた一級品。
なのに、貝の臭みしか感じられない料理に仕上がっている。

料理人がごちゃごちゃと無意味に手を加える事によって、素材の良さをスポイルするばかりか、臭みなど悪い面を出してしまっている、という実にドタバタ感を感じる「調理」をしていると感じました。

何故、このような手の加え方をするのか、実に疑問でした。



料理というのは、まず素材があって、もちろんその素材がよい、ということが美味い料理には欠かせませんが、その素材の良さを最大限引き出せるような料理こそ、が重要だとつくづくここのお店で食べて思いました。

そもそも、

素材があって調理がある

のであって、

最初に調理ありき

などあり得ません。

苫小牧では、地域に他にいいお店を知らなかったこともあって、そのお店には、もう一度行ったのですが、お造りであるとか、アスパラを湯がいたシンプルなもの、であるとか、毛ガニをほぐしただけのもの、じゃがいもバターとか、とにかく、「極力料理人が何も手を加えていないもの」を頼みました(笑)


この北海道の経験は、実にいい経験になりました。

素材と調理、ということの意味をしっかりと理解できました。

今回訪問した「老松喜多川」とは、正に好対照と言ってもいいでしょう。





素材の美味さには勝てない

(野川徹)

凄いいいトレンドが出ている時、下手なトレーダーはごちゃごちゃごちゃごちゃ売買して、結局、大して取れずに終わることが多いものです。

せっかく、いいトレンドが出ているのなら、それにただじっと乗ってればいくらでも利益が出るものを、無意味に調理して、逆に素材の良さを台無しにする。

そもそも、手法が儲けさせてくれる、という勘違いをしているものだから、下手な料理人と同じで、いらん調理をして、素材の良さを台無しにするばかりか、

素材を見ずに、パターン的に調理を押し付けて、逆にマイナス効果をもたらす

ことまで平気でやってしまいます。

要するに、手法が儲けさせてくれると考えている手法万能論者です。

しかし、

いい料理人なら、まずは素材を見る、吟味する、そして、その素材を最大限に引き出すには、どう調理したらいいのか、を考える

決して、

パターン的に画一的に自分のやり方を押し付けない


ものです。



日々、素材は変化します。

画一的に「自分なりのやり方」を押し付けても、変化する素材の前には無駄な抵抗になるでしょう。

自分のやり方を相場に押し付ける

こういう本末転倒の考え方を持っている人が結構多いということはわかっています。

素材のことなど考えず、というか、目利きができないかから、そもそも見えないから、どうしてもパターン的にやりたい。

教科書的に、機械的に、「こうなればこうする」「ああなればああする」とワンパターンでやりたい。

そういう気持ちはわかります。

しかし、そのアプローチ、考え方自体がどうなのか、考える必要があると思うのです。

何故なら、全く同じ相場など、あり得ないからです。


一回一回、相場は全部違います。

恐らく、ここの基本認識が違うのでしょう。



やり方が儲けさせれくれるわけではありません。

トレンドフォローなら、トレンドが儲けさせれくれるのです。


トレンドが出なければ、どんな凄いトレンドフォローの手法を使っても、儲けることなどできません。

逆に、いいトレンドさえ出れば、どんなにしょぼいトレンドフォローのやり方でも儲けることができます。

手法を追いかけている人は、この意味がよくわかっていない、のだと思います。



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コメント

Secret

意外でした。

あらなみさん、こんにちは。
GIF動画、見せていただきました。
勝手に東証1部銘柄があらなみさんの主戦場だと思っていましたので、ACCESSは意外でした。
駆け出しデイトレーダーの自分の目には相手が見えにくく、意識していなければ相手の存在すら忘れてしまいがちな日々のトレードで、あらなみさんのような熟練の猛者たちと同じ土俵に身を置いていることを再確認し、恐怖すら感じました。
明日からも自分の経験値を過信せずトレードしていきます。

次回のブログ更新も楽しみにしています。

Re: 意外でした。

モウさん、こんにちは。

明日の相場では、戦場で敵としてお目にかかる可能性がありますからね。

相場には絶対的ルールがあって、

自分が売ったのと同じ分だけ、買った奴が存在する


というものです。

つまり、値段がついた、ということは、その時点で、自分が買ったのと同じ量を売った相手が存在し、その売った相手は、歴戦の猛者かもしれない、ってことです。

相場歴1ヶ月のノービスと、相場歴10年の猛者が同じ闘技場で戦わねばならないのが、相場のルール。

どれほど、初心者に不利なのか、想像もできないほどです。

一切のハンディもありませんし、情けも容赦もありません。

そういうヘタッピーを専門に狩りをしている「プレデター」こそがプロのトレーダーというものです。

さらに、そのプロ、セミプロを狙って、捕食するプレデター狩りの連中もいます。


>相手の存在すら忘れてしまいがち

値動きを見て、そういう構図が見えていない、というのであれば、それは間違いなく「食われる側の人間」です(笑)

そういう世界なんですよ。


ところで、じゃあ、何でこんなブログ書いてんだ、って話。

手の内を晒すことは自分の首を締めることになるわけですからね(笑)
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

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