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聖杯は存在するのか・・・2

2015/06/27 Sat

字が小さいというご意見を前から伺っていますが、字のポイントをいじるところがデフォルトでは無いので、記事毎に字の大きさを設定することにしました。
私の環境では、IEで見ると確かに字が小さくなるようですが、Google ChromeやFirefoxでは、わかりませんでした。


前の記事では、数多くのコメント頂きました。ありがとうございます。

偶然か、必然か(笑)、システム派の方を刺激してしまったようで、書いて頂いた方のほとんどはシステム派という、私のブログでは異例の展開となっています。

私がレスを付けなかった、というより、付けれなかったのですが、それは、個々に書いて頂いたことへ個別に対応するような簡単な話ではない、と感じたからです。

では、私の考えは違うのか、というと、全く同じとは行きませんが、共感できるところもあります。
今回は、せっかく頂いたシステム派のみなさんのご意見を紐解きながら、記事を書いて行こうと思います。


「聖杯」という言葉がちょっと刺激的なものなので、言葉使いとしてどうかとは思うものの、

「聖杯」「お宝」「勝てる手法」「勝てるやり方」「勝てる方法」「エッジ」「勝てるパターン」

といった言葉をそれぞれが微妙な思いで使い分けていますよね。
似たようなことを言っていても、実際ニュアンスは違いますし、聖杯と言ってしまうと、それは存在しない、という使い方が一般的でしょう。
なので、ここでは、「勝てる手法」という言葉を使わせてもらいます。

それから、システム派が使う専門用語を解説なしに使います。
一般の方には難しいやり取りになるかと思いますが、解説すると長くなるので、わからなければググってもらえれば簡単に解説が見つかると思いますので、ご容赦願います。





■システム派と私の意見の違い

さて、システム派のご意見を読んでいると、次のような意見がその考え方を代表しているんじゃないかと感じました。

勝てている裁量トレーダーとて、最終的には何らかの勝てる手法を見つけた人たちなのであって、究極は、その人達のやり方は、システム化ができるロジックが備わっているのだ

こういう理屈があるんじゃないか、と読んでいて思いました。
だからこそ、自分たちは、システムを追いかけているのだ、と。

これは、昔、私がシステムトレーダーの方に言われたことと全く同じなので、恐らくシステム派の方みんなが持っておられる考え方なのだろうと思います。

つまり、

勝てるやり方を見つけた人のみが相場で勝てるのだ

というご意見です。

「成功したトレーダーは、みんな、なんらかの勝てるやり方を見つけ出せた幸運(?)な人たちなのだ」、というご意見もありました。

一方で、私の意見は、

勝てるやり方を見つけた人も相場で勝てるようになる

です。

どう違うのか、というと「のみ」と「も」の違い。
これだけなんですが、大違い。

私は、「勝てるやり方」が見つからない、とは言いません。
システム派が存在し、儲けている人がいる以上、存在を否定するのはそもそもおかしいですし、私自身、有効なシステムを知っています。

ただ、私の意見は、

①勝てるやり方を探す以外にも相場で勝つ道はある

②勝てるやり方探しは、想像以上に困難な道のりである

③勝てるやり方探し以外の道である、実戦で叩き上げる道は、ダサい道かもしれないけれど、経験が蓄積され一歩一歩前に進める道である


ということなんです。

頂いたご意見の中にも、数万時間やり方探しを続けている、というコメントがありましたが、そうだと思います。
簡単に見つかるように思っている方が多いと思いますが、そうは問屋が卸しませんよ。
私の言いたいのは、そういう厳しい道と知った上でも、その道を進むのですよね、わかっていますか、と言いたいわけです。
前にも書きましたが、もう何十年もシステムを探し続けて、まだ研究途上という人はわんさかいますからね(笑)
同じ1万時間使うのなら、実戦で叩き上げた方が堅実ですし、遠いように見えて結局は近かったのではないか、と思うのです。





■レジームスイッチ&環境認識

難しいテーマですねえ。
前の記事から一週間考えていましたが、「聖杯」ということと合わせてここですりあわせすれば何か見えるかもしれません。

システムでは、レジームスイッチと言いますが、裁量では、環境認識となります。

実は、ここが結構ポイントとなるんじゃないかと思います。
例えば、システム派でも、エントリーはシステムのサインに従うが、それを採用するかどうかを裁量する、という人がいます。
つまり、最低限、システムのサイン以外では売買しないのですが、それを使うかどうかは裁量する、わけです。

というのは、レジームスイッチと簡単に言いますが、環境認識のファクターを全てプログラムに乗せるのは無理があるからです。

単純なトレンド・レンジモデルであるとか、テクニカル的なものなら乗せることができても、それ以外のファクターはあまりにも多く、それをプログラムに乗せるのは不可能に近いと思えるのです。
だから、レジームスイッチの部分は、システムにある程度判断させるとしても、最後は自分の経験値で判断する、という運用方法を取るわけですね。


一方で、裁量トレードにおいて、「トリガー」をどうするのか。
例えば、ブレイクアウト、これは、何かを抜けたらエントリーするわけですが、これは、「システム」と同じではないのか。
システマチックにエントリーするという裁量(笑)
20日間ブレイクなら、それは「タートルのシステム」と同じだろう、ってことです。
裁量とて、何らかのシステマチックなエントリーをしているのだから、自動化はしていないとは言え、それは立派なシステムではないのか、という疑問です。
逆張りにおいても、厳密に乖離率を決めていないとしても、経験によるシステム的感覚でエントリーしているのなら、何らかの形でそれはシステムに置き換えられるのではないか、という疑問もあるでしょう。
ストップ高を買って、持ち越すというやり方、これは、もうシステムではないのか。
リターン・リバーサルなら、立派なシステムだろう、というご意見もあるでしょう。

確かに、トリガーは、システム的にやっている裁量トレーダーも多いと思います。
しかし、先程に戻って、やはり「それをやるやらないを裁量で判断している」わけです。

私自身で言えば、シナリオを作って、そのシナリオに沿って、最後のエントリーのトリガーはブレイク、そんな感じですよね。
しかし、そのシナリオは、時と場合によって違う。
様々な要因を含むものであって、機械的にやることは難しいと思います。

この、最後のトリガーをもってして、単純にシステムと言い切っていいのだろうか。
その時、マザーズ指数は、TOPIXは、他の同一セクター銘柄は、為替は、といったことや、ファンダメンタルは、などのファクターなど、多くを勘案して、やるやらないを「感覚的」であっても、判断しているのが裁量トレードです。
単に「どういうトリガーを使っているか」など、ある意味、どうでもいいこと、であって、それを根拠にシステムかどうか、とは言えない、そう思います。

システムの理屈では、レシピが同じなら、結果も同じだ、ということですが、トレードは、料理と似ているところがあります。
食材、季節、など、全く同じとは行かないのです。
レシピが同じなら、ケーキ職人の腕など関係ないのか、って話です。

相場も、「歴史は繰り返す」という理屈もありますが、100%同じ相場は二度と起こりません。
相場は、「相手さんがあること」なので、自然科学とは違う、と思うのです。
そこに、絶対的法則性を探そうとすること事態に無理がないか、そう感じます。





■流動性の限界

デイトレでは大きな財産は難しい、というご意見をもらいました。
これは、ある程度は正しいものだと思います。
「大きな財産」とは、どの程度を指しておられるのか、もありますが(笑)
私クラスでも、常に流動性の限界を感じながらトレードしていますので、書かれている意味はよくわかります。

ただ、一方で、システムは無限だ、という意見にも異論があります。

というのは、システムというのは、

「純粋に方法による差別化」

なんです。

そうすると、「非常に流動性の高い効率化されたマーケット」ならば、果たして「方法による差別化」が可能か、という疑問はわいてきませんか。

くしくも、NYダウ逆張りのことが書かれていましたが、あれだけの流動性を誇ったものですら、本にされて一気に崩壊したのです。
私は、彼女が本にする前からそのエッジを利用していたこともあって、打撃を受けました。
あれは、本になる前には知る人ぞ知る、ものでしたからね。
「アホが、何で本に書くんや!!」と思いましたよ。
本が何冊売れるのか、225先物の寄り付きの枚数と計算したら、簡単に答えなどわかるはずなのに、アホなのか。

他にも、本にされて消えていった「エッジ」は山ほどありますが、もう勘弁してほしいです(笑)
本にして、喜ぶのは、本の印税が入る人だけで、本を買った人も迷惑ですし、もっと迷惑なのは、前からそのエッジを使っていた人たちなんです。

エッジって、所詮は、

隙間

なんですよ。

隙間のさやをちょっぴりかすめ取るって感覚

システムといっても、地味ぃーなさや抜き感覚

これがシステムだと思いますよ。わかる人にはわかると思うんだけどなあ、この感覚(笑)

システム開発をしている人で、この感覚を持っていないとすれば、かなり困難な道を歩んでいる、と私は思いますねえ。

その感覚が無いってことは、世界最高峰のヘッジファンドと真っ向勝負する、ってことを意味しているんですよ。

ということは、非常に効率化されて流動性が高いマーケットにおいては、通常でも探すのが困難なエッジを探すことは、さらに困難を極める、ということなんです。

いつも書きますが、マーケットは通常効率化されており、エッジは存在しない、というのが基本ですから。

世界で最も難しいマーケットは、S&P500指数先物と言われていますが、それは世界で最も流動性が高いから、という裏返しでもあります。
ここでは、世界で知られているありとあらゆる手法が全く太刀打ち出来ない厳しいマーケットです。
なにもかもが裏目裏目に出る。
何故そうなるのか。
世界中のヘッジファンド、投資銀行が、ほんのちょっとした隙間でもあったら、一気に襲いかかるからですよね。
これは、225先物にも言えることでしょう。だから、225先物は厳しいマーケットなんです。

逆に言うと・・・ということです(笑)





■仮説なのか、全数検索なのか

今は、PCやプログラムも高度に発達しているので、膨大なデータ処理が可能になった時代です。
ありとあらゆるものを全数検索して答えを出すことも可能なのかもしれません。

ただ、ありとあらゆるパラメーターをいじくって、最適化をかけまくって、ということは私も経験があるのでわかりますが、結構不毛でした。
私がちょうど30年近く前、システムトレードの草分け時代にやっていたことです。
この道をもし歩んでおられる方がおられるのなら、やめたほうが無難なのかなあ、と思いますよ。

ある程度の最適化当然必要です。
しかし、元々、「そのシステムにどういうエッジのロジックがあるのか」が無ければ、なかなか答えに到達はしないんじゃないでしょうか。
やはり、最初に「仮説ありき」からスタートして、そこから検証をかけて、ロジックの有効性を確かめる、こういう道筋が、厳しい中でも、一筋の光明じゃないかということは、コメントを読んでいて共感しました。
レジームスイッチが必ずしも必要だとは私は思いませんが、パラメーターいじりは不毛だと感じますね。


この項目、システム以外の方にはわからない話かもしれませんので、スルーで大丈夫ですよ(笑)



議論は尽きませんが、長くなるので次回ということで。


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コメント

Secret

この項を読んでの感想

ロングタームズの失敗や、ヴィクター・ニーダーホッファーの失敗で、危険な面が露呈していると思います。
この点は、「まぐれ」の著者タレブの指摘通りで、黒い白鳥があらわれるまで、つまり、滅亡するまで繁栄しているだけですよね。

ロジックが作れるか?
エッジの考え方は広げれば可能ではないか? たしかに、有効なシステムは、隙間があるシステムなのかもしれませんが、しかし、損をするときはしっかり損をしちゃえばいいんじゃないか?ってさえ私は思っています。
最強者が、捨て去ったものでも、私はいいと思っています。
そうでも考えないと、とても正気ではいれませんよ。

裁量派からの意見になりますが

私はあいにく裁量派なんで今までシステムの研究はした事無いですが、コメントを読ませていただいて感じた事は

システム開発で努力されてる方も裁量での努力も一つの道を突き詰めるという点では同じ職人に何ら変わりは無いと感じました。

裁量よりもシステムの方がアマからプロ(専業)になる過程では数倍も苦労するのではないかと私的見解ながら、そう思います。
人間の一生は短いです。その限られた時間を
あえて苦労するのを承知で、その道に腹を括って進むのは潔いと思います。突き動かす何かがそこにあるのだと。

それで、システムでプロ(専業)の方みえるのですが
裁量よりもシステムの方がかなり、大変だと思います。
あくまで私的見解ということで。決して楽ではないと思います。

その方を自分がずっと見ていて思う事、感じた事を書かせていただこうと思いました。彼は相場を始めてから10年位で専業で5年位です。

彼のシステムは年間通して2~3回位ドローダウンが必ずあるようです。

個人のシステムで100%の完全な自動売買でドローダウンせずに利益を積んでいく事は無理ですね。当然ながら、ありえません。
一年の間に大なり小なり必ずドローダウンがあります。
その時は神経を使いかなり、苦しそうです。毎回悩みに悩んでいます。眠れず、食事もあまり、喉を通らないようです。
いつも、そこをどう乗り越えて行くかで今後の先行きが変わるので当然ですね。

彼はドローダウンの度にレジームスイッチのデーターを切り替えて環境に応じた正しい選択に持って行き年間トータルでは専業には十分過ぎる程の利益を出しています。裁量派からは正直、何をどう調整しているのか、などさっぱりわかりませんが(笑)

システムの世界でも、膨大なデータ、ファクター。数値があっても、この環境に応じた正しい選択が出来る事が、あらなみさんのおっしゃるプロとアマの違いだと彼を見ていてそう思います。

それは困難が生じた時、最終的には自分で選択するしかなく、そこで、いかに正しい選択ができるかという意味ではシステムの世界のプロ、アマの違いと裁量のプロ、アマの違いは似ている所があると感じました。

最終的な選択、トリガー、では
システムも裁量も何の変わりもないのかなと。

おそらく、システムをやってる彼はもし、この先、裁量トレードをやったとしても十分やっていけると確信しています。

それは苦しいドローダウンの時でも環境に応じた正しい選択をして乗り切る力を持っているからです。

一口にシステムと言っても、それぞれ、そこには違いがあると思いますが、その中の一人を見て感じた事を私的見解から書かせていただきました。システムのプロ(専業)の方は意外と多いと思います。
他の方々はよくわかりませんが。




システム派と裁量派の違い

記事更新ありがとうございます。前回の記事にコメントした後、ザ作蔵さんのコメントや過去のあらなみさんの記事を読み返しつつ、私も色々と考えていました。

システム派と裁量派の違いって料理人に例えると、究極的には、完璧なレシピを作り上げる(秘伝のレシピを作る)のか、経験によって職人としての料理人の腕を上げるのかということの違いに近いと思いますね。

そしてシステム派は徹底的に定量化にこだわります。スープの最適温度は何度か、塩コショウは何gか等です。しかし裁量派は経験によってスープの温度は味見すれば適温がわかる、塩コショウは指でつまんで入れればわかる、そういう違いのような気がします。

そして裁量派の方も自分が意識・無意識は別にして、頭の中では我々システム派が使うマルチファクターモデルがあって、やはり一定のアルゴリズムがあるのだと思っています。ただそのファクターをどう扱うのか、アルゴリズムの分岐は何なのか、複雑すぎて定量化するのは難しい。そこに裁量派のエッジがあると思っています。

私が前回言いたかったことは、単純なアルゴリズムで勝ち続けられるほど、マーケットは単純ではない、価格のパターン認識だけで勝ち続けられるほどマーケットは生易しいものではないということです。そこで、レジームスイッチや市場適応型といった要素が必要になってくると考えています。

そしてシステム派である限り、このレジームの数値化(定量化)をどうするのか、これはシステム派にとってはお宝探しなのだと思います。裁量派の方にしてみれば料理人のように経験で身に付くとお考えでしょう。でもそこはシステム派。やはり秘伝のレシピを作りたいという思いがあるのです。そこで、このレジームの計測をどうするか、ファンダメンタルファクターと言っても為替、金利その他、経済ファクターは限りなくあります。今使っているファクターは比較的単純なものですが、マーケット・マネーのコイルの役目をしているものは一体何なのか、突き止めるのは夢でもあります(笑)

また、経験により職人になる場合、システム派以上にセンスや適性が必要だとも思っています。再現性のあるシステムにはロバスト性があります。誰がやっても結果は同じになるはずです。料理人に例えるなら、味覚は生まれつきです。経験によっても埋まらないと思っています。しかし、レシピがあれば同じ味のスープが作れます。

余談ですが、知人にバリュー投資で成功している人がいます。彼は何年も短期トレードを経験しましたが、結局、全く成果を上げられませんでした。その間に失った資金もかなりだそうです。ある日、彼は思い切って時間軸を捨てた方法に変えました。元々頭も良く、学識も高い方でしたので、バリュー投資では成功できましたが、みんながこうなるとは限らないと思っています。成功する前に資金が底をつくといった人も多いのではないでしょうか。

そのあたりをどうお考えか、あらなみさんのご意見を是非お聞きしたいです。
長々と申し訳ございません<m(__)m>

補足

すみません、補足です。

先ほどのコメントですが、システム派にセンスや経験が不要という意味ではありません。ファクターの見極め、ドローダウン時の対処法など経験やセンスが物を言う部分はあります。同じシステムを使っても、ちょっとしたシステムの運用の仕方を変えるだけで、損益の結果が全然変わってくることもあります。

ただ私が言いたいのは、裁量派の場合、経験や実戦をいくら積んでも成功は保証されないのではないかということです。近道どころか道半ばに挫折するリスクの方が高いのではないかということです。

私は投資教育には携わっていませんが、トレードで勝つという技術を後世に伝授することを考えた場合、システムトレードはある程度の成功を保証してくれるとは思っています。コナーズ本のような単純な価格のパターン認識モデルから始めて、まずは少しでも勝ち癖をつけるのは良い方向だと思っています。実戦中に負けすぎて、お金がなくなっては元も子もないので。

だから、「同じ1万時間使うのなら、実戦で叩き上げた方が堅実ですし、遠いように見えて結局は近かったのではないか、と思うのです。」というあらなみさんの意見には疑問を持っています。

裁量の世界は努力や経験が「必ず」報われる世界ではないと思っているからです。大昔は元々裁量派だった私のあらなみさんに対する嫉妬なのかもしれませんが(笑)

レジュームスイッチ

「マーケットの魔術師」を読みます。
そこにも環境認識の話がでてきます。
私は、そういうのがわかれば、たとえば、買いゾーンだとわかれば、そんなん簡単です。買いポジションを取ります。それがわからないから、システムにしているのだと認識しています。
本にもいろいろ書いてありましたが、スイッチするという考え方には、とても違和感があります。
あえていえば、週足の買いのゾーンを決定する(もちろん本人のシステムによる判断)。そして、日足で、その方向のみの売買を繰り返す。それくらいのことでしか、私は方法が思いつかずにいます。
というよりも、いつもあらなみさんが言っているように、そんなんわかるはずもないし、わかったら、相場が成り立ちません。
儲かるゾーンなど、私にはわかるはずもないと思うのです。

逆に言えば、そういうふうに思っているので、システムが作れないのかもしれませんね。
まあ、何度も書きますが、ないわけじゃないんですよ。あるにはあるのですが、度肝を抜くような結果のものがないと言っているだけです。

投資を始めたからには、度肝を抜く結果がほしいです。もして、地獄にはまっていますから、生還したら、輝く結果がほしいと強烈に思いますから。

こういう機会もそうはないと思うので 1

20年以上に渡るシステム開発、あらなみさん流にいうと、手法コレクターとしての日々でわかったことを、参考までに。

私ははじめから、オプション、先物でした。
株は、まったく興味がありませんでした。
先物は管理がしやすいと言った理由からでした。
この判断が、アメリカ株をやってみて、間違いだったと気づきましたが...。
さりとて、225は、S&Pとは比べ物にならないくらい楽です。

けっきょく、ドローダウンDDと、パフォーマンスは、反比例するといいますか..
ようは、DDを気にすると、パフォーマンスがあがりません。
しかし、リスクを高めれば、さらに事態が悪くなります。
DDは、たぶん、ロジックの不備によってもたらされるもので、あからこそ、前途に対する不安が点灯します。ですから、システムに対する不備にまで考えを及ぼさざるを得なくなると、もうおしまいです。
いわゆる逆張り系のシステムは、ほとんどこれに該当します。
いわゆる底が抜けたといいますか、儲かる反発がないのではないか?
期間にもよりますが、逆張りは、つねに黒い白鳥がでてくるのを前提に、それでも死なないマネーマネージメントが必要です。
そうそう、逆張りにこそ、マネーマネージメントは必要だと思います。


2

一方、トレンドフォロー系は、リスク管理が容易です。
しかし、パフォーマンスは、まったく運に左右されます。
一番困るのが、持合い相場です。
いつまで続くかわからない持合いに耐えるだけのリスク管理、マネーマネージメントが必要です。
1988年からのデータで分析しているわけですが、逆張りは、データが豊富でなければなりませんが、トレンドフォロー系は、データが2010年以降のものしかなくても、私は差支えないと思います。

地方創生とかいいますが、地方は壊滅状態です。
地方が株なら、都会は先物で、とにかく大きな市場で勝負すれば、当たればでかいと思います。
というか、当たる場所、当たる時以外儲けられないのが、相場なわけです。

パチンコなどやってもダメなのと同様に、小さな市場では大きく儲けられません。しかし、それをBNFは覆してみせてくれたので、先物を戦場に選んだのは、問題ありです。
とはいえ、システム派が考えているのは、そうですね、夢はとめどもなく大きいということで、バク現象ですね。

まとめとして言うなら、つまらないシステムでも、大きな市場でも、ローなら、儲けられると思っています。
巨大な実績がないので、以上は、私の意見で、事実かどうかは、闇の中です。


Re:自分の型

システムのロジックも自分のアイデアが源泉だと思いますが、自分が納得しているからそのシステムを信じて実行できると思うのです。

確かに。仰る通りだと思います。ですので情報商材のシステムを買い漁って実行しては捨てる行為は全く無意味ですよね。ロジックは自分の腹に落ちるものでないといけません。ドローダウンを少しでも食らうとすぐやめて新しいものを買い漁る行為に走る初心者を見かけますので。コレクターの無限地獄に嵌っているだけかと思います。

一方、システムの作り方、データ解析の仕方、ロジックの考え方、ヘッジの仕方等はある程度定型化して伝授できると思います。何がシステムトレードにとって正しいか正しくないかなど根本原則も含めて。そういう意味で一人前になる手助けは裁量よりハードルが低いのかなと。そこには感覚(センス)といった曖昧さがありませんので。勿論合格点は取れても、その後一人前として自立するには本人の努力や才能が必要なのは裁量と何ら変わりませんが。

なぜこんなにシステム派を擁護するかと言えば、実際に自分の体験談として、復活のきっかけは簡易システムの複数運用だったからなんですね。初期に用いたシステムは非常に簡易なものでした。いちのみや氏が暴露したシステムよりも簡単なものです(笑)。テクニカルやファンダ、技術論も含めて猛烈に相場のことを(無駄に)勉強したことがあまりにも無意味に思えたからです。相場の根本的な部分に気づいた瞬間でもありました。

そして多くの兼業投資家にとってはあらなみさんのような専業になりたいからトレードを始めるのではなく、少し贅沢をしたい、お小遣いを増やしたい、資産形成をしたい程度のものじゃないかと。実際、商品相場は今でも株式市場ほど効率化されていなく、有効に機能するパターン認識の簡易システムがありますから。そういう意味でやはり裁量派の1000本ノックは初心者には敷居が高いと思っています。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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