投資における最も重要な概念 その1

2015/07/28 Tue

前回の記事の拍手、異例の55拍手をいただきました。
ありがとうございます。
「小言の滝行」に共感してもらったものだと思います。
55名の「滝行」の修行僧のみなさん、お互いに励まし合って、今日もご一緒に修行を進めていきましょう(笑)



さて、トレードのイメージとして、みなさんはどのようなイメージを持っておられるでしょうか。
私は、次のようなイメージを持っています。

2015-07-36.jpg

これは、Ridge climbing つまり、尾根登山という意味ですが、左右が切り立った尾根を登っていく、というイメージです。

ここでは、ちょっとした油断によって、一気に滑落、ということが起こります。

ちょっとした油断、ちょっとした損失、ちょっとした慢心、それが切り口になって、一気に崩壊する、それが滑落。


こういう登山において、一歩を踏み外しただけで、あっという間に滑落するのと同じです。

常に、緊張と集中を必要とする世界。油断は死を招きます。

持っているザイルは、命綱。つまり、損切り。

2015-07-37.jpg

ところが、命綱なしで登る無謀な登山者が後を経ちません。

恐らく、登山技術のイロハを何も教わっていないからでしょう。

一歩一歩、緊張感を持って進んでいるうちは特に問題は起こらないのですが、ちょっとした油断、ちょっとした隙があると、道を踏み外して、滑落、という現象が起こります。

滑落、というのは、ちょっと勝ちが続いた後、もしくは、少し大きめの損失を出した後、に起こりやすい、ということがわかっています。



そもそも、多くの投資家は、こういうギリギリのところを登っている、というイメージをまるで持っていません。


危険性を認識してはいないのです。

あたかも平地を歩いている、という感じでしょう。

そして、自分だけは大丈夫だ、という根拠なき自信を持っています。

元々、こういうところを歩いているんだ、という緊張感を持って、ザイルを持って、慎重に慎重に一歩一歩歩んでさえいれば、そんなに大怪我につながる確率は低くなります。

ところが、そういう緊張感なしに歩いているものだから、ふとしたキッカケで滑落する人が絶えないわけです。

現実の登山における滑落事故よりも、遥かに高い確率で、相場の滑落が起きているのはこのせいでしょう。

2015-07-38.jpg

特に危ないのは、登山歴2年目とか、ちょっと慣れたころ。
最初は、慎重に慎重に恐る恐る登っているから、逆に大事故は起こさないもの。
しかし、2年目ともなって、ちょっと儲かってくると、心に油断が起きてくる。
これが危ない。
ちょっとした慢心と油断が滑落を招く。

2015-07-40.jpg

トレードって、勝ったり負けたり、で、やり方を知れば勝てるようになる、というイメージかもしれませんが、それは違います。

トレードは、勝ったり負けたりを日頃しているのだけれど、どこかで滑落する、というのが真実の姿なんです。

ちょこちょこ勝ったり負けたりで破綻する人などいません。
相場で破綻するのは、ちょっと勝ったことで調子に乗るからなんです。
つまり、儲かったことが原因で、滑落するのです。

みんな、自分だけは違うと思っていますが、ちょっと親戚をたどれば、相場で大損した、という人の一人や二人いると思います。
それほど、相場でやられている人は多いってことです。

相場をやっている = 大損

というのが世間のイメージですし、それは、事実としてほぼ当たっています。

じゃあ、そういう人は、ちょこちょこ負けて、家屋敷を飛ばしたのか、というと、全く違います。
日々のちょこちょこした売買の延長線上にそういう破滅が待っているのか、と言えば、そんな人は一人もいません。

滑落したのです。滑落して、家屋敷を飛ばしたのです。


1万円とか、2万円とか、勝った負けた、と言っていた人が、いきなり100万円単位の損失を出す。

そして資金の大半を溶かす。

これが滑落です。

本当に多いです。

相場とは、正に切り立った尾根を登っているというイメージが正にぴったりです。

慎重に慎重に登っていくのだけれど、どこかで、ふとしたきっかけで滑落してしまい、資金の大部分を消滅させてしまう。

これがトレードの一番恐ろしいところなんです。



これは、何も1トレードで、っていう話でもありませんし、突然何かが起こって暴落に巻き込まれた、ということもありますが、多くはそういう話ではありません。

リーマン・ショック時に、滑落者が続出しましたが、リーマン・ショックとて、1日で下げたわけではなく、2週間もかけて下げたのです。
そもそも2週間もあれば、投げようと思えば、いつでも投げれたのに、それをしなかったから、つまり、自分の意思で持ちこたえたからこそ滑落したわけであって、いきなりのショックでどうしようもなかった、ということでは決してありません。
いつでも対処できたのに、しなかったのです。
自分の意思で持ちこたえようとしたから滑落したのです。
なおのこと、下げに向かってオーバーシュートの買いを断行した勇者の人たちが、枕を並べて討ち死にしましたが、敢えて向かってきたからこそ、滑落したわけです。



多くの滑落は、何ヶ月もかけて起こります。

単なる瞬間的な出来事ではありません。

自分では、普通にやっているつもりが、何ヶ月もかけて、資金の大半を溶かしてしまった、ということが現実には頻発している、ということを知っておくべきでしょう。

恐ろしいのは、「自分では普通にやっている」と思っていること。

つまり、滑落中だということに、無自覚だ、ってことです。

ここ、非常に重要です。無自覚にやってしまうから恐ろしいのです。

相場に魔物が住んでいる、というのは、こういうことを言うのだろうと思いますね。


そして、気がついたら、資金の大半が消えている、という現実の結果が待っているのです。でも、もうその時には遅い、ということです。

デイトレは、基本ポジションを持ち越ししません。
だから安全なわけですが、持ち越ししないでも、滑落は起こります。
ましてや、デイトレーダーが負けのポジションを持ち越すようになったら、滑落確定のようなものです。

この点で、組織に所属しているディラーやプロップのトレーダーの有利なところは、きちんとリスク管理してもらえる環境でトレードできる、ということでしょう。これが大きいです。
管理下でトレードするため、破綻まで行く前に止めてもらえる仕組みが構築されています。

でも、個人は違います。
個人は、これを自分でやらねばなりませんが、そもそもそういう自覚も無いし、管理もできていないから、どこかで落とし穴にハマって、気がついたら、自分が滑落していた、ってことがわかるわけです。

正に、映画シックス・センスのラストのブルース・ウィルス状態です(笑)



とにかく、相場で何を一番避けないといけないのか、というと、この滑落こそ、一番避けるべきことです。

ほんとに大勢がこれで消えていっているのです。

相場を知ったことで、地獄を味わうことになるのです。

相場さえ知らなければ、よかったのに、相場に関わったために、悲惨なことになる、こういう人を大勢見てきています。
多くは、社会的に成功した人。
しかし、皮肉にも自分は特別だ、という思いがあるからこそ、失敗するのです。

日常の勝ったり負けたりなど、これに比べればどうでもいい話。

何年にも渡って安定した利益を出している人でさえ、ちょっとしたキッカケで、滑落し、絶命するのがこの世界です。

こういうことを意識していない、経験していないノービスなら、イチコロでしょう。

みんな目先の技術にばかり目をやっていますが、この滑落の危険ほど重要なことはありません。

滑落さえしなければ、どこかで登れるチャンスはあるんです。

命綱というのは、普段は重いだけです。しかし、滑落した時には、ザイル1本で生き残れるのです。

損切りとて同じ。

普段は、損切りなどしなければよかった、戻ったのに、ということばかりかもしれません。
しかし、ここぞという滑落時に、無傷で登山を続けるには、ザイルは必要なんです。

これを意識せずに、投資などするべきではない、と私は思いますよ。

特に危ないのは、最初から儲かった人、もしくは、投資歴2~3年目の儲かりはじめてしばらくたった人、です。



長年、この世界でやってきている投資家なら、この滑落の危険性については、嫌というほど意識しているはずです。

私が何故、今こうやって生き残っているのか。

投資を始めたころから考えると、大勢の投資家仲間がいました。

しかし、みんなどこかで滑落して、投資家生命を絶たれました。

本当に、死を選択した人もいました。

次々に、滑落して、消えていきました。

多いんです。というより、投資家の末路は、すべからく、最後は滑落死にあり、と思えるほどに、多いです。

伊達や酔狂で書いていません。長年の私の経験上からわかっているから書いています。

だから、言うんです。

一時的に勝つ人は大勢いますし、それこそ億単位で稼いだ人も大勢いました。

でも、最後は、滑落死して、ほとんどが消えてしまいました。

私は、何度か滑落しましたが、ギリギリのところで一命をとりとめ、また、命綱で助かり、そこから這い上がってこれただけなんです。

こうして、滑落の怖さを知って、常に滑落しないことを意識しながら相場に取り組んでいるからこそ、何とかここまでは生き残れているのです。

ただし、明日にはもう、消えているかもしれませんが(汗)



この「最後は滑落死で終わる」という大勢の仲間を看取ってきた経験から言えることは、

相場などやるもんじゃない


ってことでしょうかね。



投資において、一番意識しておかねばいけないことは、何よりも、

如何に滑落しないか

ということなんです。

こんなこと、誰も言いませんし、どこにも書いていませんが、他の何よりも重要なことです。

これに比べれば、他のことは、取るに足りないことばかりです。

取れなくてもいいです。儲からなくてもいいです。滑落さえしなければ。

生きてさえいれば、何とかなります。
ジリ貧でも結構です。
でも投資家生命を絶たれるような負けを喫すれば、もうそこで終わってしまいます。



相場で儲かったと言っている投資家に対する世間のイメージとして「ちょっと儲かったからって有頂天になっているけど、すぐに損するさ!」というものがあります。

妬みや僻みということがありますが、このイメージは、概ね

正しい!!

です(笑)

ほぼ的中します。

何故なら、ほとんどの人は、その後に、滑落するからです。

滑落を逃れて生き残れる投資家は少ないです。

そして、儲かりだした頃が一番危ない、です。

最初から負けて負けてという人は、滑落もしません。

何故なら、無茶しないからです。というか、できないからです。

下手に勝つから、危ないんです。

このこと、すっと入った人は、それなりの経験者でしょう。



確かに、登山技術というのは必要です。

しかし、その技術さえ知れば、登山は可能なのだ、と思っている投資家が実に多いです。

本で登山技術を読んで、登山家のセミナーで教えてもらって、それで、一人前のアルピニストになれるのか、ということですが、大勢がそれでなれる、と思っています。

そもそも登山技術を知ることと、技術をマスターしていることは、まるで違います。

さらには、

滑落しないためには、技術だけでいいのか。

経験は必要ないのか。

精神力は問われないのか。





普通の人が、いきなりマッキンリーに行けるのか、ってことを考えてみてください。

そもそも、初心者と上級者、プロのアルピニストとの差は何なのか。

読んだ本の量か。登山技術の知識の差か。

プロのアルピニストのアルピニストたる所以とは何か。




登山で飯を食うこと、つまりプロの登山家になるということ。

初心者が、本を一冊読んで、いきなりプロの登山家になれるのか(笑)


2015-07-35.jpg

私は不思議に思います。

何故、最初からマッターホルンに登れると思っているのか(笑)


初心者と上級者との違いが、登山技術の知識にある、と思っている人は多いですが、長年この世界で生き残っている人は、間違いなく、滑落に対する対応力を持っている人です。

みんな消えていっていますよ。

消えた人は、運とか、相場の責任にするんですが、それは違います。

相場が悪かったからとか、運が悪かったとか、小手先の技術が無いからではなく、滑落への理解と備えが無いから、消えていってしまうのです。

たまたま今回生き残れたとしても、滑落への備えが無ければ、次回に消えるだけです。違いは、早いか遅いか、だけです。




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コメント

Secret

No title

これはもう大賛成、と、いうか、私も同じようなイメージを持っています。
綱渡りのロープの上を歩いている、というイメージですね。緊張感を持って進むべきもの、油断すると、あっという間にコローンと転げ落ちる、と、いうイメージです。

滑落して死亡してしまうのは、理屈ではなく感情の問題なのですね。

金の増減によってもたらされる感情は、あらゆる小理屈をあっという間に吹っ飛ばします。

ここのコメント欄でわかったような事をたらたらほざいている私ではありますが、いざ正念場を迎えたら・・・、と、いうことですw

あまり自分に対して信頼感を寄せていない、というか、どうだろうか?、と、いうようなぼんやりとした不安みたいなものは常にありますね、正直なところ。

緊張感を持っている間は良いのですが、やはり順風が続くと、どこかで、緩む、のですね。

緩んだことを自覚して兜の緒を締めなおす方向に行けばよいのでしょうが、人間は基本、そんなに謙虚にはできていないのですw

上手くいかなくなったことをなんとかしようと拗らせて、どんどん泥沼にはまっていくのですね。

・・・

そういえば、以前も書いたかもしれませんが、私は相場始めて2年半ほどは株式トレーダーでしたが、今、思い起こせば、結構しぶとくやれていたのですね。

ライブドアショックとか上海ショックとか、今思えば、かなり、イラッ、と、する展開でやられましたが、、、
だからといって、その後に無謀な売買に走ったりすることもなく、同じようにチンタラ継続してやれていましたね。

私にとっては、初心者時代のほうがよっぽど粘り強いトレーダーでしたね。

それは、、、基本ビビリ、と、いうこともありますが、、、まともに勝った経験がなかったから、、、と、いうことが今にしてわかりましたね。

その後、リーマンショックとその後の相場で勝ち味を覚えましたが、逆境に対しての粘り強さ、に関しては、初心者時代より脆くなってしまいましたね。で、本格的に負けの波にド嵌りして、ボコボコになりましたw

相場に勝ったことがある、その自信が、謙虚さを失わせていたのですね。

だから、、、

ここ2,3年、調子のいいトレーダーさん達、あなた方は上げ相場に乗ってるだけですよ、と、ご忠告(笑)。完璧に余計なお世話ですねw

Re: No title

タカユキさん、こんばんは。
早速のコメントありがとう。

タイトロープの上を綱渡り、というイメージは正にトレードのイメージそのものですね。

この「滑落危機」ほど、経験者は実感からわかることである一方で、経験していない人は、「へぇー、関係ないし。」という感じなんだと思います。

いくら言われたとしても、無駄(笑)

無駄だから、書くこともないかと思いつつ、でも、とりあえず書いてみた、って感じですね。


相場で勝てるという自信こそが、危険な地獄へのパスポートになるんですよ。

自信が無ければ、そんな危ないこと絶対にやりませんからね。

パスポートは、ディズニーランドだけでよい(笑)

今、調子に乗っている人に言っても、無駄でしょう(笑)

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胸ぐらをつかまれ、どつかれた気分です。

お久しぶりです、あらなみさん。
いやー、驚きました。
デイトレ歴1年10ヶ月で、ここ8ヶ月ほど月間ベースで利益が出だした私の昨日、今日のトレードをみて書かれたのではないか?と本気で思わされる内容でした。
経験の浅いペエペエトレーダーが、たった数ヶ月利益がでただけで緊張感が薄れ、尾根登山をしていることを忘れてトレードをしていました。
明日から尾根登山を意識し、常に緊張感を持ちトレードします。
ただ、自分の性格上また調子に乗ってしまうことは目に見えていますので、勝ちが続いたときは今回の記事を読み返します。
あらなみさんの記事はすべて読ませてもらっていますが、今回の記事は本当にタイムリーに心に響きました。ありがとうございます。
また、ブログ更新楽しみにしています。

No title

僕は、2013年のの5月の急落の後くらいから、株を始めました。
本を読んで最低限の知識を持って始めました。
最初はスイングから始めました。なんとなくゆっくりトレードできると思ったからです。しかし「おい、ビギナーズラックは?」と言いたくなる目にあい、資金を半減させてデイトレに転向しました。
ギャップのリスクに耐えられなくなりました。
ギャップの恩恵を逃してでも、リスクを排除したいと心底思いました。
そして、毎日相場を観察し、試し、リスクをいかに限定できるか?を常に考え、
いくら儲かりそうでもその分、リスクが大きい場合はエントリーしないようにして、ある程度なんとかなる感じになってきました。

ただ、ここのところずっと不安に思っていたのが、
僕は本格的な下落相場を経験していないことです。
ライブドアショクもリーマンショックも、
バブルが弾けて以降の3万8千円から7千円を切るまでをニュースでしか知りません。
どんな景色なのか?どんな惨状が待っているのか?今やっていることが何もかも通用しないのか?
想像はしますが、なにせ経験してないので畏れるしかありません。
そこにこの記事がアップされ、改めて身が引き締まる思いです。

No title

画像の山がとても鋭利なので、三角木馬登山かよっ!!とツッコミを入れてしまいました。
しかし記事を読み進めるうちに、決してあらなみさんが誇張表現で貼った画像ではないのだとひしひしと感じました。
要するにトレードのイメージについて私とあらなみさんの間に乖離があるということです。

私はアベノミクスに乗っかっただけの相場のゆとり世代だと認識しています。
滑落については、経験したくないですけど実際に直面しないと自分がこなせるのか、消えるのか分からないというのが本音です。(資産の10%くらいの滑落は一度あります。)
規律を守りぬけば直面する可能性を低く保てるのでしょうが、油断一発で危機一髪の世界。この先5年10年やれば滑落ゼロじゃすまされないでしょうね。

とりあえず、Ridge climbingを朝一目に入るように壁紙に採用しました。
ありがとうございました。

No title

連投です。一番上の画像ですが、たまたま登山映像をyoutubeで見つけました。静止画よりも凄さが伝わります。

Matterhorn climbing video - Walking on the razor's edge

Re: 胸ぐらをつかまれ、どつかれた気分です。

モウさん、おひさしぶり、でもないような(笑)

モウさんは、負け記事から来てもらっているので、私の負けに対する考え方はよくおわかりのことと思います。

自分だけがこんなことをやってしまう、ということでは決してありませんよ。

みんなやります。

トレードは、尾根登山なのだから、足を一歩取られたら誰でも滑落するんですよ。

ただ、その滑落を致命傷にするか、軽傷で済ますか、それは、心構えとか、事前の準備、対策、意識の問題だと私は思いますね。

ここがトレーダー人生の分かれ道になるのですね。

ここでは、小手先のやり方とか、そんなものは関係ありません。

Re: No title

ズッキーニさん、はじめまして。

コメントに書いておられるような心構えを持っておられるのなら、致命傷を負うことは少ないと思いますよ。

記事に書きましたが、致命傷とは、自信の裏返しなんです。

ちょっと勝ったことで変に自信を持つから、致命傷を負うわけです。

ギャップのリスクを嫌って、ということですから、リスクに対する感覚もしっかりされていると読みました。

本格的下げの経験が無いとのことですが、やばい、ということは誰でもわかります。

その時、全てを投げて、とにかく逃げる、逃げまくる、これができれば、致命傷は負いません。

変に自信を持っているから、粘る、頑張る、ナンピンする、で、家屋敷を飛ばすのです。

少なくとも、デイトレーダーだったら、暴落のダメージを受けることは、意地を張って向かっていくことをしない限りそうそうありませんよ。

そういう暴落のリスクを避けたいからこそデイトレしている、という面もあるわけですから、デイトレというだけで、すでにリスク管理されているんです。

デイトレーダーなら、ノーポジで暴落を迎えることもできるわけですから、そこから「助平ごころ」を出して、手を出さなければ、つまり、何もしなければ、ノーリスクなんですよ。

少し自信をお持ちになれば、とコメントを読んで思いました。

Re: No title

パンさん、おはようございます。

戦争体験の無い我々が、戦争の悲惨さを実感できないように、経験していない人が、経験者と同じ感覚を手に入れることはかなり難しいとは思います。

でも、滑落の経験はしないに越したことはありませんからね。

大勢が滑落によって、投資家生命を絶たれている、という現実をまずしっかりと見据えることが大切だと思います。

そして、いつも尾根登山している、という危機感を持ってトレードすること。

ザイルをしっかりと持っていること。

要は、事前準備と心構えです。

そうすれば、不意のカウンターで倒れたとしても、軽傷で済むと思いますよ。


ご紹介の動画見ました。

見てるだけで緊張しますねえ。

自分が常にこういう状態におかれているのだ、ということを毎朝この動画を見てからトレードする、というのでもいいなあ、と思いました。

いつも心に初心者マークを

あらなみさま、初めまして。
いつもは密かに読ませていただいていましたが、いまいちど初心?に帰る機会をありがとうございました。
自動車の運転でも、慣れた頃に事故をするとはよくいいますが、改めてリスク管理の大切さを心にきざみます。
私が取引している某M証券は先物のSPAN掛け目が結構高かったり、信用の強制決済サービスがあるのですが、そういうサービスは良心的とはいえ、お世話にならないよう、自己管理出来るトレーダーを目指して日々精進します!

No title

今日130pips損切りして。(涙)この記事はあらなみさん、最高やで~
明日もがんばろ!!

No title

お返事ありがとうございます。
自信は、株を始めたあたりが一番あった気がします。
元々、臆病で慎重すぎる性格だったはずなのに、
今思うとすごく大胆なトレードをしていました。
当時は大胆なトレードをしているという意識すらなかったように思います。

>その時、全てを投げて、とにかく逃げる、逃げまくる、これができれば、致命傷は負いません

強く、強く肝に銘じたいと思います。

最近は「天才たちの誤算」とか「マネー革命」のビクターニッダーホッファーとか、破綻系の本ばかり探して読むようになっていただけに、「滑落」のお話は猶更、グッと心に入ってきました。ありがとうございました。

Re: いつも心に初心者マークを

お魚さん、はじめまして。
コメントありがとう!!

密かに読んでいただいていたのですね(笑)

車の運転の事例、同じですね。ちょっと慣れたころが危ない。

担保掛け目が高かったり、強制決済というのは、証券会社の自衛の手段なので、良心的とは言えないと思いますが、間違ってもそんなもののお世話になってはいけませんね。

上手い下手を分ける大きな違いは、「自己規律」が出来ているかいないか、であって、やり方の違いは大したことはありません。
相場の見方ややり方を目標にしている人が多いですが、自己規律を目標にすれば、少なくとも負けないトレーダーになることができるのに、と思いますよ。

お互いに頑張りましょう!!

Re: No title

ぽんどさん、はじめまして。

タイムリーに貴重な経験をされたのですね。

誰しも、痛い目に合わないとわからないものなのだから、「試練の山」の一合目をクリアできた、ということだと思いますよ。

この経験値は、絶対に将来の糧になります。

涙と苦しみの数だけ、経験値は積み上がっていっているのですよ。


天は、ある者を見込んで、その才を試そうとするとき、まず試練を与える。逆境こそが人を育てる。人を大いなるものにする。
『花燃ゆ』より

Re: No title

ズッキーニさん、おはようございます。

無知故の大胆さ
、ということがありますから、初心者は概ね大胆なんです。
それが、場合によっては功を奏する場合もあるから、相場は不可思議です。
環境によっては、無知故の大胆さがカリスマトレーダーを産みますからね。

LTCMは、流動性の罠にはまりました。
ビクターは、「損を取り戻そう」という一番やってはいけないトレードに手を出してしまいました。


ビクターは、あれほど破綻に対して注意していたのに、やってしまったのですね。
これは私の想像ですが、過去にも「プットの売り」で起死回生を計って、成功した経験があったのだと思います。
その成功体験が、ついに破綻を招いたのだと思いますよ。

勝率は高いが、潜在的リスクが巨大なトレード方法はいくつかあります。

命綱を持たないからこそ勝てるやり方

ですが、これらは私の一番嫌うトレード戦略ですね。

結果オーライでないとは、こいういうことを言います。
トレードは、勝てば官軍ではないんですよ。

私は、ザイルを何重にも巻いて、間違っても滑落しない安全策を講じて登る登山方法を選択していますよ(笑)
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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