投資における最も重要な概念 その3

2015/08/27 Thu

また、サボり病で、ブログ更新していませんでした。

Twitterでは、時々つぶやいていますが・・・まだの人は、こちらの記事を参考に、一度やってみてください。便利ですよ。



さて、今回は、まずは、こんな大変なときに、なにのんびりしたニュースの話題をと(笑)


■動画革命前夜


ついにこういう時代が来たのか、というニュースが入っています。

ネット動画配信業者大手のNetflixが9月から日本での営業を開始するとのことです。
スタンダードだと、月額950円。
Netflixは、ケーブルテレビ大手を食って成長しているようで、既に全米世帯の4分の1が加入している超大物配信業者で、会員数は、全世界で既に6500万人以上とか。

同じく、9月から、アマゾンがプライム会員向けに動画見放題サービスを開始するということです。
料金は、プライム会員の会費の月額325円。
私はプライム会員なので、従来のサービスに上乗せというのだから、とてもありがたいです。

これだけ安く配信できるのは、インターネットインフラにタダ乗りしているからです。
ケーブルテレビなら、ケーブルを施設せねばなりませんし、衛星放送なら衛星を借りないといけませんが、ネット配信なら、このインフラ代が無料になるわけです。

この安さも相まって、アメリカでは、動画配信は、既にカルチャーとして定着している感があります。

両社がどの程度の新しい映画をやるのかは見てみないとわかりませんが、ネット配信が定着するようだと、WOWOWやスカパーの経営に大きな影響を及ぼすのは必至でしょう。
私は、WOWOWとスカパー合わせて6000円を払っていますが、実はそんなに見てないんです。
だから、Netflixの様子によっては、両方解約ということもありますね。

また、レンタルビデオも存亡の危機に陥る可能性があります。

さらに、地上波のテレビ各局も、テレビ離れが言われて久しいですが、さらにこの傾向が加速する恐れがありますね。

数年後には、映画やドラマは、ネット配信で見るのが当たり前、の時代がすぐそこまで来ている、という予感です。

テレビもNetflix対応ボタンがリモコンに付いているものが発売されだしていますが、今後は、当然のボタンになってくるでしょう。
というより、通常の放送よりも、ネット配信を見るためのテレビ、という時代が来るかもしれません。

また、レコーダーで録画、というカルチャーも、見たい時にいつでも見れる、ということになると、映画とかドラマとかを録画する必要性が無くなるわけですから、そういう録画カルチャーそのものがひっくり返るということにもなります。

スマホが生活を変えた、というほどではないかもしれませんが、かなり大きな革命になる予感がしています。




■むらやんさんのセミナー

先週末、むらやんさんのセミナーに行ってきました。
損益のボラが高くてやんちゃな方という私の勝手な印象だったので、やんちゃなトレード話が聞けるのか、と思っていたら、すごくオーソドックスなものでした。
トレードをはじめてから、10年以上経つとのことですから、やはり長年月この投資の世界で生き残ってきた、ということは、そういうことなのか、と改めて感じました。

やんちゃ、どころか、実に紳士的で、基本に忠実、オーソドックス。
まあ、そうでないと、消えていることでしょう(笑)

何度も強調されていたのは、やはりこのフレーズ・・・

損切り

結局、この相場というサバイバルレースを生き残る、ということはそういうことなんだろうな、ということを思いました。

10年の期間、相場で生き残っているというだけで、レジェンドなのかもしれません。





■相場の見通し


今は、ボラが高い中で、明日どうなるのか、普段以上に一層懸命に考えている人が多いんじゃないでしょうか。

この

相場の見通し

というものですが、既に株を持っている場合、見通しても、見通さないでも、本当はあまり違いがありません。

どういうことか、というと、既に買いで持っている場合、見通そうが、見通ししまいが、上げてくれないとダメなわけですから、もうどうでもよいことなのです。

これは、

買ってしまった馬券の馬を応援している行為


と同じです。

もう、後は結果を見るだけなので、合理的に考えれば、馬券を買った後は、翌日の新聞を見れば済むことです。

テレビを見て、一生懸命に馬の走るところをいくら応援して絶叫しても、結果には何も変化をもたらしません。

競馬で考えるべきことは、全て馬券を買う前に終わっていることですから、馬券を買った後は何をやっても無駄です。

株を持っている状態で、上がった、下がったと一喜一憂する行為は、馬券を握りしめて馬を応援していることと同じですから、本来何らの生産性もありません。
それなのに、一生懸命相場を考えている、と思っていること事体が、ナンセンスです。

いや、どうなるかの見通しによって、売り買いするのだから、重要なはずだ!!

と思っているかもしれませんが、既に買っているという時点で、上げるという判断だったのだから、もう買った後で色々考えても無駄なんです。

何にしても上げてくれないといけないのだから、お祈りすることぐらいしかできません。

買ったのに下がった、しかし、上げるかどうかその時点で考えて、上げそうなら粘るのだ!!

そういう考えの元に考えている人も多いことでしょう。

今現在そういう人が多いと思います。

でも、当初考えていた「買ってすぐに上がる」という目論見は、既に脆くも崩れ去ったのです。
つまり、間違った、ってこと。

結果はもう出ているのです。


間違った後で、さらに見通しを考えても、それはもう仕方がないことです。
結果が出たなら、やるべきことをやる、ただそれだけのことです。


もう終わったことなのです。





■上手い下手の差がつくとき


相場巧者と呼ばれる人と、初心者。
相場環境がいい時には、差を見つけるのが難しいです。
下手な人が、「こんなに儲かったよ」と自慢するのがこの時期。
いや、むしろ、知らぬが仏、無邪気に買い進めるだけに、経験の浅い人の方がベテランよりも儲かる、ということかもしれません。

しかし、一旦逆境に入った瞬間、相場巧者と初心者とは、圧倒的な差が現れます。

初心者はとにかく脆い。脆すぎるほと脆くも崩れてしまう。

一方で、相場巧者は、しっかりと耐える。環境がよかった時の利益を温存できる。


つまり、環境がいい時には、同じように稼いでいるので差は見えにくいのだけれど、脆い初心者は、あっという間に利益を吐き出して、損失に回す一方で、相場巧者は、吐き出さないか、吐き出しが極めて少ないのが特徴です。

トレードの利益を残す、ということは、吐き出さない、ということです。

相場で利益を残すということは、如何に儲けるか、ではなく、如何に吐き出さないか、にかかっているのです。

下手な人は、儲けても吐き出すんです。

つまり、上手下手の違いは、「吐き出すか吐き出さないか」にあります。

それがわかっているのが相場巧者、ってことです。


せっかくの利益を毎回の下げ相場でゲロっと全部吐き出すのなら、それは、鵜飼の鵜と同じですよ。

2015-08-43.jpg

鵜飼の鵜、どこかで卒業しないと(笑)



名言です。

米国のウォール街をリードする10大投資顧問会社。
その投資のプロたちは、いかにして激動の株式相場を勝ち抜いてきたのか。
各投資顧問会社のマネーマネージャー は一貫して言う。

「株式投資において重要なことは、株価上昇時ではなく、下落時に どう対処するかである。」



そもそも間違った取引をして損をしたら、その時点で間違いを正すべきなんだ。 ビクターはそれをしなかった。だから損が膨らんだんだ。(投資家)






■ボラが高い時の判断

デイトレだと寄り付きからが常に勝負。
今のようにボラが高いと、リターンも見込める反面、リスクも拡大します。

今、どうすべきか、迷う人も多いことでしょう。

勝負すべきか、それとも自重すべきか。

火中の栗を拾うべきか、それとも・・・


私は、自分に見える局面があれば、と思っていますが、今回は、なかなか難しいと感じています。

見通しが悪い時にはどうするのか。

逃げておく(笑)

だから凄く暇です(笑)

遅れてきたお盆休み、っていう日々です。

ここだ、という局面が来ればやってもいいので、ボラが高いからチャンスもあるだろう、と見ていますが、今回はどうもここだというものが自分には見えません。
まだ未熟者なんでしょう。

逆に、全銘柄が同じような動きをするので、個別株独自の動きを見つけるのが凄く難しいです。

要は、先物次第、インデックス次第、上海次第、NY次第、という相場展開です。

それだったら、先物やETFでもいいんじゃね?


ということになりますね。

今の相場では、個々の銘柄のエッジを見つけるのが凄く難しい。

マクロ環境で、明日どうなるか、などわかるはずもありません。
NY2000ドル安が無いとどうして言えるのでしょう。
リーマン・ショック時には、2週間下げが続きましたが、それが無いと何故言えるのでしょう。

ということで、普段の動きで、利益を出すことができれば、今回、敢えて火中の栗を拾うこともないか、と思い、ちょっと高みの見物という感じです。





■再び、投資における最も重要な概念

ただし、何があってもこれだけは譲れないということ。

それは、

何があっても、死なないように!!

です。

勝負すればリターンも大きいかもしれません。
しかし、その裏には死亡リスクが控えています。

何があっても、壊滅的打撃を受けないように投資すること

これだけは譲ってはいけないでしょう。

そんな小心者だったら大成できない、となるかもしれませんが、ほとんどが途中下車する相場の世界なのですから、最後まで乗れているだけでも、レジェンドなんです。

そのリターンの裏にはどれだけのリスクを取っているのか。

理解しておかねばなりません。

というのは、投資という行為は、

今回が、これからやる1000回の売買のただの第一回目に過ぎない

からです。


今回、仮に大きなリスクを取って、幸運にも勝てたとしても、それは、次回に繰り越しただけに過ぎません。

何度もそれを繰り返した時、いずれ地獄に落ちる、ようなトレードは絶対にやってはいけないのです。

今回、我慢して、「やっぱり粘ってよかった」と思っている人も多いかもしれませんが、それは、次回の「地獄への切符」を手にしたに過ぎません。

こういう場面で、粘るというこことは、次回も同じことをするということ。

ここで粘って、永遠に助かる、ということはありませんから、いつか地獄に落ちる切符を今回粘ったことで手に入れただけなのです。

投資家は、いずれ大損をして終わる、とは、こういうことを言うのでしょう。



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コメント

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No title

あらなみさん
こんにちは。

コメント付かないの珍しいですね。
滑落相場と関係あるのでしょうか。

私事ですが、
今月走り切るとデイトレを3年間みっちりやり通したことになります。
ドンピシャで相場のゆとり世代出身なのが気掛かりですが…(笑)

1年目ビギナーズラック、2年目は脆さを露呈しましたが、
3年目は少しし太くなったと感じています。

凄いボラですね(;゚ロ゚)

一昔前だと これで一気に吐き出し状態だったけど
大きくゆっくり動く事にしてからは 何とか生き残れる様になった

自分で売買してる時と 見てる時って精神状態がかなり違う!
実際 市場に入ってる時って 何か急くんですよね

見てる時は ここで入って ここで出るって
ある程度の目安が立つんだけど

実際に入ってると 疑心難儀の嵐で 過ぎてみると
チャートは やっぱり 過去にあるパターンの一つだったりする!
そうは問屋が・・・・なんですよね(;´Д`)
往復ビンタとは 良く言ったものです(≧∇≦)

オイラは チャートを猫じゃらしの先っぽって 呼んでますけど(*´∀`*)
以前は 直ぐ飛び付いて 疲れちゃう(損する)猫でした!

遠目で 冷めた目で フンって見てられる猫になりつつある様です
( ´∀`)ゲラゲラ

Re: No title

パンさん、こんばんは。

同じことを繰り返しているので、コメントつけようがないでね。

3年間デイトレやり続けているとわかると思いますが、1年目は何も見えていなかったといことではないでしょうか。
2年目とてそうです。
3年間見ていると、ようやく、目利きの片鱗がついてくると思います。

やはり経験に勝るものはありませんねえ。

Re: 凄いボラですね(;゚ロ゚)

kuwankahnさん、こんばんは。

見ているだけだと、あそこで買って、あそこで売って、と勝手なことを言って、それが結構当たっているのですよね。

ところが実際にポジを持つ覚悟をすると、焦る。

これは、買い物で、欲しいものが出来た時と同じ心理だと思います。

とにかく、欲しくなる。

そうすると、タイミングが計れず、「買いたくなったらすぐに欲しくなる」という心理が働くんですね。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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