ライブ感2

2013/03/24 Sun

多くのコメントを頂きありがとうございます。
訪問者は少数ですので、小さなカウンターだけの居酒屋、という感じで、常連さんで、しかも専業の方がコメントの中心ですので、初心者の方がそこに割って入るのは気が引けるのかもしれませんが、そういうフレッシュな疑問、質問などでも結構ですので、書き込んでいただければ、記事のヒントにもなるので、助かります。

コメントのお返事というよりも、コメントを切り口にさせていただきながら、ライブ感2の記事を書かせてもらいました。



> わたしももうじき55歳ですが、サラリーマンを長くしてきたので、周りにそういう人がたくさんいます。
> わたしは退職金で株式投資などやるな、とアドバイスしています。57歳で始める必要もないと思えます。その人が株で勝てるような才覚の人なら、57歳になる前にもうとっくに勝っているんじゃないかと。57歳までコツコツ生きてきた。それを貫けばいいんじゃないですかね。あらなみさんが言われる通り、ここから株式投資で生計を立てようなどとは、もう一度人生を生きるぐらいの覚悟いるんじゃないでしょうか?




おっしゃることよくわかります。
実は、「仕事をしていて時間がない。」ということをよく言われますが、その裏の真実は、何度も相場をやってはいるが、全然儲からないから今はやっていない、というケースがほとんどなんです。
もし、時間がない、といっても、相場でガンガン利益が出ていれば、人は相場を続けています。間違いありません。
「相場で大儲けできているが、仕事が好きで好きでたまらないから、仕事をやっているのだ。」というケースは見たことがありません。
時間がない、時間がない、という人は多いですが、1日30分でも相場を見る時間がないほど忙しいのか、と言えば、そんな人は世の中には一人もいないでしょう。
というより、そんな状態なら、過労死しています(笑)
そういう人が60歳になって、いきなり相場に開眼し、儲けだすようになる、ということが現実のあり得るのか。

なので、少なくとも、60才以降で、相場にかけたい、というのであれば、「できる限り早く準備をすること、練習を始めること」をお勧めしているわけです。

ただ、ほとんどの投資家予備軍の人は、相場は練習して上手くなるものだ、とは思ってはおらず、何かを知ることによって儲けられるようになる、と思い込んでいるので、練習を始める人は多くはありません。

そういう人は、60才になって、いきなり相場を始めるしかありませんが、それでは5年生存率0.001%ぐらいが見えているので、気の毒に思うのですが、本人が選択した道ですから、仕方がありませんね。




> 仰るように「実践あるのみ」ですね。
> 最初はうまくいかないです。
> 旧ブログで1000本ノックの経過報告をしていた通り、負けっぱなしです。
> 他の方からも結構バカにされていましたね~。(笑)
> でも実戦を通して今まで見えていなかったことが見えてくる様になると、「今は損が多くてもいずれは利益が損を上回る」という手応えが少しずつ自分の中で生まれました。
>
> あと最初に考えていたトレードスタイルが実は自分にあっていなかったりとかもわかりますね。
> 手法に意識を向けているだけで実践が伴わないと先に進めないということも経験しました。
>
> まず何か1つに絞って実際にトレードをやってみる。
> そうすると相場から答えが返ってきますので、しっかり検証してみる。
> 検証して少しずつ修正・調整していくと、最初のスタイルと違っていたということになりました。
> こういった一連の作業はアートに近い感覚なんじゃないかと思います。
>
> 時間の経過は必ず必要ですね。
> トレードだって時間の経過がないと利益を上げることができません。
> エントリーと同時に利益になるなんてことはないですから。
>
> この時間の経過をどう過ごしていくのかで結果も変わるのだと思います。
> トレードであれ人生であれ、時間の経過の中の出来事だと気づいた時、1000本ノックが大きな壁ではなく当たり前の事として受け入れることができました。
>
> 1000本ノックを経験すると、少し性格にも変化がありましたよ。
> 考え方や子供への接し方も変わりました。
> 不思議ですね。




私から見れば、人が一生懸命練習しているのをバカにする方がバカなんですよ。
誰でも、最初は下手に決まっています。
相場を当て物だと考えているから、練習して汗を流している姿の本当の意味が全然わかっていないんです。
バカにしていた人は、自分がそういうことを何もわかっていないと自ら告白しているに過ぎないんです。
ですから、私は、そういう人は、何もわかっていないかわいそうな人だ、と思っていました。
自分では練習もせずに、頑張っている人を引きずり下ろそうとするなんて、本当に残念な人です。
そもそも、自分が四苦八苦している姿を経過報告する、なんて恥ずかしいことは誰にでもできることではありませんよ。
こういう姿をさらしてでも、人にばかにされてでも、かならずいっぱしの者になって見せる、という覚悟の現れなんです。
少なくとも、私はそう見ていましたよ。

とある有名ブログを読んでいると、「最初からいきなり実践をやるなんてバカのやることだ。最初は、デモでスタートして、デモで儲かるようになったら初めて実践をやる資格があるのだ。」という趣旨のことが書いてありました。
こちらのような場末の居酒屋ではなく、駅前大手チェーン店のブログですから、はるかに影響力があるブログでの話です。

書いていることは、私の書いていることと真っ向勝負になります(笑)

実は、こう考えている人の方が圧倒的に多いのじゃないかと思います。
特に初心者は、本などを読んでもその影響をうけますし、上級者はプロの人でも、そのように考えている人の方が多いのじゃないかと思います。

理屈から考えても、こちらの方が正しいような気が普通はしますよね。

最初は、本を読んで、具体的なやり方を学んで、それが本当に儲かるものかどうなのか、デモでやってみて、本当に儲かるようなら実践を始める。

理屈上では、ほぼこれで完璧じゃないでしょうか。
疑問点の入る余地があるのか、というほどのものです。

ただ、これは、理屈なんです。

この理屈で始めると、基本はやり方に答えがあると考えることになるので、以下のプロセスを辿ることになります。

やり方を探して、デモでやる、ちょっと儲かる、実践する、しかし、実践ではダメだ。また、別にやり方を探す、デモでやる、ちょっと儲かる、実践する、ダメだ。
本屋でやり方の本を買ってくる、デモでやる、儲かる、実践する、ちょっと儲かったが、すぐに損する。ダメだ。

このループにはまるのが落ちです。
このループ歴20年のベテランなど、周りを見渡したらゴロゴロいますよ(笑)

特に多いタイプは、理屈先行タイプで、相場歴は非常に長いので、理屈だけはすごいんです。
あらゆるテクニカルに通じていて、もう超ベテランって感じで、のさばっています。

株本を読んでも、私から見て、何か小理屈の上滑り感を感じる本が結構多いのですが、概ねそういう本は評論家タイプの人が書いたものが多いです。

でも、実践をやらせたら全然ダメ。
リスクを取れない。ちょっと動けばビビる。エントリーが怖い。損切りできない。損したらお祈りするのみ。
でも、口だけは達者なので、ああだこーだとえらそうなことだけはプロ並。
相場の先行きなどの話になると、「へぇー、そんなことまで知っているのか、すごい。」と周りも引くぐらいによく知っているけど、知っているだけ。

でも、実際は年間通じて毎年損失ばかり。
結局、実践練習をしっかりやって、腕を磨かないから、いつまでたっても理屈ばかりで、あっちへふらふら、こっちへふらふら。

理屈だけは立つものだから、分析は複雑すぎて、

要するにどうしていいのかわからない

という

何もかもを知っているが故に、何もかもが使えない

大量の道具ばかり集めて、使い方を練習しないから、結局は何も使えない



のです。

下手な成金ゴルファーと同じで、いいクラブばかり集めて、練習しないから、一向に上手くはならない。

長年相場をやっている人で、こういう理屈先行タイプに陥る人はものすごく多いです。
こういう人たちは、口をそろえて、まずは儲ける方法を見つけろ、と説くが、初心者がこのタイプの人たちにかかると、口は達者で物知りなだけに、イチコロになる(笑)



さて、実は、告白すると、私は、過去に反省してもしきれないことをやっています。
今でも悔しい思いを持って、自分のやったことを悔し涙で思っていることがあるのです。

それは・・・

相場の勉強を本格的にはじめた昭和55年(1980年)ごろから、1~2年たったころのことです。
私はそのころに、林先生の本に出会いました。
他の本がジャンク本ばかりの中で、林先生の本は後光が差しているように感じました。
むさぼるように林先生関連の本を読んだことを思い出します。

その中に、二分割一括手仕舞い、という練習方法が書かれていました。
当時から、練習メニューは書いてあるが、相場の読み方とか、見方については、あまり書かれてはいません。
今思えば、プロセスこそ秘訣だから、秘訣の練習方法は教えてあげます。ただし、相場の見方だとか、読み方については、その練習の中から実践を通じて学んでください、ということだったのだろう、そう思います。

(ちなみに、林先生を批判する人たちの多くが、この部分が見えないが故の批判が非常に多いと私は思います。そして、自分で勝手解釈して、さも「下げ相場を無限ナンピンせよ」といったような解釈での批判を繰り返しているように思えるのです。詳しくはまた別途書こうと思いますが、確かに、FAI以降については、林先生の本のトーンが変化しました。しかし、初期の本を読めばわかるのですが、ベースにあるのは、明らかに、「押し戻し狙い」、なんです。トレンドに乗れ、なんです。でも、その部分は実践から学ぶように、ということで多くを割いてはいないこと、に加えて、平成に入ってから出版された後期のものだけを読んで、FAIとそれ以前をごった煮にしたような勝手解釈が横行したことが原因しているように思います。もちろん、そう解釈されるような本を書くな、というのは前にあったとしても、です。)

それを読んで、これはよい、と早速当時300円ぐらいの株、確か日本電工という株だったと思いますが、そのチャートを手書きして、売買を始めました。
押し戻し狙いの二分割一括手仕舞いです。
それから、小豆でもちょこちょこと売買を始めました。
地味ですが、値動きに乗れたこともあって、最初から利益が出てきました。
それから1年ぐらい経過したころでしょうか、しばらく続けていましたが、地味な売買にちょっと飽きが出てくるような感じになった時に、私は衝撃的なものに出会いました。

テクニカル分析

です(笑)

実に洗練された最先端な相場分析だと思いました。
ものすごい数のオシレーターたちと、当時出回り始めたばかりのコンピューターと数学を駆使して、相場を当てるという時代の最先端のものでした。
新しもの好きの私が飛びつかないはずがありません。
もう夢中になってしまいました。

二分割一括手仕舞い、はどうなったか、って・・・はい、すぐにやめました。

だって、地味じゃないですか。
コツコツ、コツコツ、ちょっと儲けて、ちょっと損して、ちょっと儲けて、ちょっと損して、トータルでは利益が残っても、下手だから、1ヶ月売買してほんとに数千円とか、そんなレベルですよ。実際は。
こんなの、やってられない、と若造が考えても、攻められないでしょ(笑)

そんな地味なものより、一攫千金を求めて、キラキラ光るネオン街の明るさに引かれて、若造が背伸びするのは、いけないことでしょうか、と逆切れ(笑)

こうして、RSIやサイコロなど、コンピューターを使った当時最先端の相場分析に夢中になりました。


さらに もっと最悪な事態 が私を襲いました。
それは、たまたまその時期に、そういう分析を始めた1986年から1989年にかけての昭和の大バブル相場にぶち当たったのです。

私は、間違って相場で大きく儲けてしまいました。

(今から考えたら)単に上げ相場に乗っただけで、技術も腕も無いアホ投資家が一人・・・3年間で若者が持ってはいけない金を手にしてしまいました。

これは、自分の高度な分析の結果である。自分は相場で儲けられる黄金の秘法を手に入れたのだ。

と若造が思い込んでも仕方がないものでした。

間違ったことをやって、結果が出たことで、私は最悪の事態に突入することとなります。

こうして、さらに相場熱が過熱を極めました。
寝ても覚めても相場相場相場、仕事は適当にやって、朝から晩まで相場分析に夢中で取り組みました。

気がつけば、車を買ったり、新地へ出かけたり、香港で豪遊したり、と若造の範疇を超える暮らしになっていました。


しかし、1989年、阿波踊りは突然終わりました。

私は、というと、

自分の実力で相場が儲かっているのだ

と固く信じていたので、ずっと、誰も踊っていない梅田の朝の路上で一人で踊っていました

そして、風邪をひきました。すなわち数年かけて一文無しになりました。
投資家としての破産です。

しかし、相場への情熱はそのままでした。
相変わらず、夢中に分析を続けていました。
しかし、実際のトレード結果は散々だったのです。
とにかく負けてばかり。
出ては負け、10戦10敗、この繰り返しでした。
本当に、やったら全部負けるのです。結果だけから見たら、悲惨を通り越していた、と思います。

しかし、私はこう考えていました。
「具体的なやり方が見つかっていないから勝てないだけだ。これだけのツールがあるのだから、いずれ勝てる方法が見つかるはずだ。」
なので、新しい当て方を探しては、試してみる、ダメだ、また、次のやり方、ダメだ、検証ではすごい成績なのに、実践となればダメだ、ということの繰り返しでした。

しかし、現実はちがいました。

もう、阿波踊りは終わっていたのです。

今では、こういうやり方のどこが悪いのかがはっきりとわかっていますが、当時は何故検証では儲かっても、実践になるとダメになるのか、さっぱりわからないままでした。

はい、はい、ここまで読むとみなさんもうおわかりだと思いますが、これが典型的な当て屋のやっていることです(笑)

なので、私は前々から言っているように、

「当て屋の考えていることは全部お見通しなんです。」


何故なら、私こそが100%ピュアな当て屋だったからに相違ありません。

(今日は爆笑ネタ自虐ネタが多い(笑))



さて、先ほど、私が最悪の事態といったのは、一文無しになったということではありません。
ましてや負け続けた、ということでもありません。


私の青春をかけて、命を削ってまで、必死で取り組んだ膨大な時間が、全部、無駄な回り道で、邪道であった、当て屋道であった、ということこそが、最悪だ、と言っているのです。


間違って結果が出てしまったものだから、その最悪さに加速がついたのです。
お金のことなど、バカな回り道など歩まずに、きちんとコツコツ練習を続けてさえいれば、結果は自ずとついてくるのですから、最初はどうでもよいことです。


ということで、もしあのまま「二分割一括手仕舞い」の練習をコツコツ続けていたらどうなっていたのだろう、と今でも思います。
そう思うと勘違いしいていた時間がもったいなくてなりません。

もちろんそれだけではダメだったのかもしれません。
しかし、とりあえず私は、1989年から、1996年に野川軍曹から強制的に目を覚まさせられるまでの6年間、延々と当てよう当てようと頑張り続けて、「勝てる具体的方法を探して」負け続けたのです。
まあ、私のすごいところは、6年間負け続けにもかかわらず相場への情熱の炎だけは、揺らぎもしなかった、ということでしょうか。

私の周りの投資家仲間は、ほぼ全滅、絶命し、残った私はといえば、ズタボロで、復活の日の最後のシーンの草刈正雄状態でしたので(笑)

しかも、何故私が残れたかのか、という理由は、私がちょっとでもマシだった、ということではありません。
私が、当時ペーペーの若者で、大した収入がなかったからこそ、生き残れたのです。
周りは、商売を手広くやっていたりで大きな金をそもそも持っていたことが原因で、損失は数億円単位の莫大なものでしたが、私はそれに比べれば小銭しか稼げていませんでしたので、無くなったといっても、たかが知れていましたし、ペーペーのリーマン投資家に借金する力もなかったことが助かりました。
お金さえあれば稼げる、と思っている人も多いかと思いますが、現実の相場の姿とはこんなものです。

下手に甲斐性があるから、大損をするのです。


相場をスタートする資金は、小さければ小さいほどよい、とも思えるほどです。

下手にそもそもの資金があるから、大失敗をしでかすのです。

その格好の獲物は・・・退職金でしょう。

そもそも、退職金のような、負けられない資金、というのは、投資資金として最悪です。

負けられない金で勝負するから負けるのです。

私も、本音としては、退職金などで、運用して小銭を稼ぎたい、などといったバカな夢は見るものじゃない、と言いたいところです。

何故なら、プロとプロが戦っているマーケットで、退職金を持ったカモネギが一人迷い込んだら、身ぐるみはがされる確率が90%を超えるのではないでしょうか。

ライオンとチーター、ピューマ、ハイエナの檻に、トムソンガゼルが一匹迷い込んだらどうなるのか、1年間生き残れるのか。

これは誰が考えても明らかですが、

「自分だけはトムソンガゼルじゃない症候群」

があるので、自分の姿がまるでわかってはいないのです。

しかも、そのトムソンガゼルは、何と、調味料やお野菜、焼き肉のタレなどを背負って(つまり退職金)来てくれている、ということで、もう肉食動物にとっては、

超カモネギが来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!

という話なのですが、相場部屋には鏡というものがないので、自分はトムソンガゼルだという姿が映らないように、巧みに隠されている、という恐ろしい話が待っているのですよね。

お金さえ持っていれば、一人前だと勘違いしがちですが、それはまったくの誤解です。

それは、

単なる太ったブタです。



余談が多かったですが、ここで言いたいこととは、私のようなバカな回り道をする必要などどこにもない、ということなんです。
こんな経験など、全くする必要はありません。

プロセスこそが秘訣、という連載を書いたのもそういう私の心からの反省からなのです。



この話の最後に、林先生の本から引用をしておきます。
林先生の愛情こもった本の1つ1つは今でも私の宝物なのです。
人がどう批判しようが、そんなことは私にとっては関係ありません。

昭和44年に出版された「商品相場の技術」という本の前書きには次のような一節があります。


いまから何十年か前の冬、雪の降り始めた寒い日に、大きなルーズリーフのノートを何冊も抱えて帰った日の感激を今でも思い出すことができる。
その日は、自分でこれから相場理論を組み立ててやろう、そしてまた相場師たちの売買の記録をとってみよう、と思い立った日だからである。もちろん自分自身の勉強のためである。
そして、次第にノートが埋まり、資料が増えてくるに従って、来訪者やその他の人にも、相場の理論とその関連を少し解説してみた。
ところが、ほとんど理解してくれないのである。
極端な例は、相場師の上手な売買の記録(譜)を見せて説明しても、あまりに、いままで考えていた、また実行してきた相場のやり方とちがうので、こんな売買の仕方は相場ではない、といって信用してくれないのだ。
だから、売買の理論についても、理解もしてくれないし、だいいち受けつけてくれないのである。
私の解説が下手なのか、理論が飛躍しすぎているのか、或いは聞く人の受け入れ態勢が整っていないのか、とにかく、説くところがなかなか納得されないのだ。


相場師の話に、一般投資家は聞く耳を持たない、というのは、今も昔もなんら変わりはありませんね。



> そうでした。日常とは違った空気で、その場のみんなが一体となった独特の高揚感がお祭りにはありますね。久しくそういう場から遠ざかっていましたが、そういえばそうだったと思い出しました。
> 劇場で見る演劇やミュージカルもリアルの場ではありますけど、こちらは観る側として隔てられていますので、自分もそれに参加している一員であるという主体感共有一体感はやっぱりお祭りやライブコンサートなんでしょうね。
> あらなみさんの文章を読んでいたら、なんだかあの独特の心地よさに浸りたくなってきました(笑)。

> >拝金主義になったら、相場では確実に負けるだけです。

> トレードのたびに日々痛く実感しているところです。
> なんだか禁煙中に無性に吸いたくなる気持ちと戦っている気分とよく似ているかのように思います。
> やめたほうがいいことは心底分かっているし、そうするんだと心に決めているんだけども、体はそうは思ってくれない。
> 自分の課題は意識しているのにちょっとした油断から、つい一本から崩壊する。
> 禁断症状の苦しみは年月とともに薄れていくんだろうなぁ、とは思うものの、一方でそんなことをずっとひきずり続ける自分に少々うんざりもしております。




ライブ感がトレードにとって何故必要なのか、納得しない人が多いので、私が思ういくつかポイントを書いておきます。

①そもそも相場で儲けるにはどうしたらいいのか、という方法論が対立しているということ。すなわち、やり方から入る派、と練習から入る派との違い。畳水練ではダメに決まっている。

②デモでいくら儲けても、何の自信にもつながらない。デモトレードを10年続けようが、そこで実践を始めたら100株でも震え上がるであろう。つまり、心理面の克服が何らなされていない、ということ。

③相場で問題になるのは、この心理面のいろんな葛藤を克服できるかどうか、ということが非常に大きいが、その克服には、経験値と時間が最もかかる、ということ。つまり、真っ先にやっつけておかないといけないのが心理面なのだから、最初からこれを鍛えるべく実践をやらないと、他が洗練されても追いつかないということ。手法など後から何とでも変更できるのだから、後回しでもよい。

④デモやシミュレーションなどでは、できても、実際にはできない、という失策の繰り返しが相場の真実である、ということをデモ派はわかってはいない。

⑤もちろん具体的やり方も重要なファクターではあるが、それはトレードの一部を構成しているに過ぎない、ということ。その一部をもって全部と考えるから、結果が伴わない。しかも、具体的やり方については、差別化、すなわち自分だけのやり方、を初心者が見つけられる可能性は非常に低い。結果として、本にあるような汎用的なスタイルをやることになるのだから、ここに時間を費やしても意味がない。

⑥それだったら、差別化できるような心理面や腕の部分を磨く方が結局近道になるのではないか。そのためにも、実践でのトレーニングが欠かせない。

⑦デモでやれ、ということは、やり方、当て方で儲けられる、という考え方なのだから、何か「相場には秘法がある」という落ちが前提なのか、と思ってしまう。


ちょっと脈絡がないですが、こんなイメージを私は持っています。


拝金主義とは、自己中心的相場をやる、ということになります。
自分が儲けたいというその一点で相場をやるので、全部自分の都合で売買するわけです。
そんなので勝てるはずがありません。
ポジポジ病やビビり病なども結局同じです。

相場の利益というのは、結果として「相場が自分のポジションの方向に動いてくれたから」勝てたのです。
勝てたのは、相場のおかげであって、自分がコントロールできるものではありません。
トレードとは、全部、相場の都合で売買する必要があるのです。
それを自己都合で、これだけ儲けたいから、とかでやってはダメに決まっています。

トレンドに乗ろうとして売買していて、トレンドが出なければ、勝てるはずがありません。

結果としてトレンドが出てくれたから、勝てたのです。

勝ちたいという気持ちでやるというより、相場が勝たせてくれそうだからやる、ということになります。

なので、

勝たせてくれそうになるまで、じっと待つこと、耐えること、これが何より大切になります。

一方で、自分がコントロールできるのは、リスクだけなのですから、自分でコントロールできることに全力を尽くすのは当然です。

ここで書いていることは、一見すると当たり前のことですが、いつも私自身、自分に言い聞かせていることです。

ですので、ここは私にとっては非常に重要な考え方の部分となっています。




> いろいろ共感してます
>
> >全身鳥肌状態
> すんごい良くわかります。私も初めて見た時に目が潤んでしまって、必死に隠してました(笑)
> 柄にもなく世界中の子どもの幸せを願ってしまうほど感動しました。
>
> 私もなんでもトレードに置き換えて考えるクセがあります。子どもを初めて自転車に載せた時や、泳ぎを教えている時に特に思いました。脳と体が一致して初めて機能する感じや、恐怖を克服する感じ、言葉や文章で覚えても役に立たない辺りがトレードと同じだなっと。
>
> 誰でも褒めたほうが能力が伸びるらしいですが、トレードはどうでしょうか?と、よく考えることがあります。トレードは誰かに評価してもらえるような場面が殆ど期待できないので、自己評価自己承認という事になりますが。トレードは失敗から多くを学べるのか、それとも成功から多くを学べるのか。ま、両方なんですけれど、トレードの上手い方数名のお話を伺った時に「成功から学びなさい。失敗から学べるものは殆ど無い、せいぜい同じ失敗を繰り返さないことだけ」とおっしゃっていたので、ずっと気になっているテーマなんです。
> あらなみさんはどのように思われますか?




珍しく質問が出ました(笑)
ここまでで書いてきていることでもおわかりだと思いますが、私は圧倒的に

「失敗から学んでいます。」

過去の苦い経験を、ころんでもタダでは起きない、と心に誓って、流した悔し涙の数だけ相場がうまくなっている、という表現が私の歩んできた道だと言えます。

相場を前に、本当に泣いたことは何度も何度もあります。
そのほとんどは、悔し涙、やってしまったことへの深い反省、そして、何てバカなんだ、という叱責、そして、自分だけが何故こうもダメなのだ、という劣等感、などなどの繰り返しでした。

特に羨望という感情の克服は難しいものだと思います。
みんなが仲良く負けている時はまだいいんです。
負けるのは嫌ですが、人も負けているのだから、という傷のなめ合いができるので、心は平穏です。
しかし、人が儲けていて、自分だけがダメだ、となると事態は一変します。
羨望という強烈な感情に襲われます。
必死でやっていることだけに、辛いのです。
オリンピックなどの競技でわんわん泣いている選手を見ますが、それほどに必死だったそれまでの人生があったからこそ湧き起ってくる感情でしょう。
感情が強烈であるが故に、一部の人たちは暴徒化し、他人を攻撃するようになったりします。
自分が悪いのは重々承知していても、辛すぎて人を攻撃したくなるのでしょう。
私は、そういう感情が起こった時には、そういう感情を理解するとともに、敢えて自分に向けて、発憤材料に使いました。

おっ、おれを本気にさせたな。知らんぞ、もう爆発するから、大変なことになるぞ。もう24時間戦うことになったぞ。

と本当に泣きながら自分に言い聞かせたことも何度もありました。

それほどに、辛くて悔しかったのですが、そういう本気度があったから、続けられた。
その時に、何とも感じていなかったら、今は無いだろう、そう思います。

是非、みなさんもそういう感情を克服し、他人(特に成功者)を攻撃するのではなく、自分が爆発するための爆薬として利用してください。



> 失敗に学ぶか、成功に学ぶか
> やはりあらなみさんが一発屋で書いておられるように一時的な勝ちを成功と勘違いしやすいわけですから、やはり失敗体験を伴わない成功は脆いですよね。
>
> 自分で書いておいてなんですが失敗も成功も表裏一体で、どちらか一方で学べるものではないな、と。たった今トレードしながら思いついてしまいました。落ち着きのないハムスターですいません(^_^;




成功というのは、一時的なことが多く、しかもそれが一時的な環境によるものかどうかは、後になってみなくてはわからないことが多いのです。

そうであればこそ、私は、儲かったのは相場のおかげ。負けたのは自分の責任。と思うようにしています。

負けた、といっても、小さな負けというのは、釣りで言うエサ代ですの必用経費です。

エサ代がもったいないからといって、餌をつけないで釣りをしようとするのは、アホのやることだと私は思います。

負けと失敗はそもそも全く違います。

失敗というのは、不必要に大きな損失を出すこと。

何故早期に処置できなかったのか。
そもそも、想定されるリスクが大きすぎるトレードを始めたのが原因だったのか。


私は、そもそもリスクをエサ代以上払いたくない、という考え方ですから、エサ代ではなく、カツオ一匹ぐらいの損失になりそうなら、そのトレードはやりません。

どういうエサを使って、どういう魚を釣り上げるのか、このバランスこそトレードではないでしょうか。

エビを使って、メザシを釣るのなら、バランスが合いません。

何故なら、エサ代の方が高いからです。
こういうエビを使ってメザシ狙いのトレードやる人が非常に多いのには驚きますね。

少なくともエビを使ったら、タイぐらいは狙いたいところでしょう。

また、エサ代がもったいないと思うのなら、釣りなどやらないことです。

エサ代は、払うもの。
ディズニーランドで遊びたければ、入場券は買うもの。
トレードで稼ぎたければ、小さな損切りを受け入れるもの。


全く同じです。

こういう考え方は非常に大切なものだと感じますね。




> お久しぶりです、あらなみサン。
>
> 相場で負けている他人に言う事。
> 自分は実社会で出来が良いからといって、相場でも自分は出来が良いはず・・・なんて自分が特別な人間だと思わない方がいいですよ。
> な~んて他人には言っている人間が、実は無意識のうちに自分は特別なんだと思っちゃってる事が大問題ですね(笑)
> 誰しも口では相場は甘くないですよ、損を重ねる時期もありますよ、なんて偉そうなことを言いますが、前提は自分は勝ち組が約束された人間なんだ・・・と(自分と重ねて大笑い)

> > 拝金主義になったら、相場では確実に負けるだけです。

これ、コメント不要の金言なんじゃないでしょうか。




人が、自分は特別だと思うのは、普通ですし、自分は特別な存在じゃない、と思っている人は実は世界中一人もいない(笑)

しかし、それを相場に持ち込んではいけない、と思うのです。

おまけに、実社会の法則では、メジャーについたもの勝ちのことが非常に多いのですが、相場はこの間反対で、マイナーが勝つ世界です。

ここで、戸惑ってしまって、訳が分からなくなる人が多いように思います。

相場を動かしているのは、最終的にはポジションですから、みんなと同じようにポジションを取っては、負け組に入ることは必定でしょう。

みんなで渡れば怖いのが相場

相場での成功者の話を聞くと、多くが、一匹狼的で、人のことを気にしないタイプ、社会のはぐれモノ、ひねくれ者、などが多いことに気がつきます。

とある成功したトレーダー(悪口を書くので敢えて誰とは言いませんが)を動画とかで見ていると、「こいつ会社だったら絶対に使い物にはならないな。」と強く強く感じますねえ(笑)

そもそも、就職試験で、どこの会社も採用しないでしょう(笑)

そういう意味では、私はいたって正常な社会人なのです(笑)
ですから、それは、その時点で、もうものすごいハンディキャップを背負っている、と思わないといけないでしょうね。

巨人大鵬卵焼きタイプですので、ひねくれ者の多い阪神ファンでもない(笑)
増してや、「俺巨人、俺阪神、という会話の中に入ってくる、俺近鉄」という変人でもない(笑)

会社でも、きちんとおべっか使えるし、コミュニケーション能力もある。

極めて常識人だと自分では思っています。

ということは、その時点でもう私は、トレーダーとして、どえらいハンディキャップを背負ったもの なのです(笑)


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コメント

Secret

No title

あらなみさんこんばんは。FX暦1年弱の初心者ですが、林さんの3ヶ月周期と立花さんの逆張の間違った解釈に関して気づかせてもらったこと本当に感謝しています。今は、立花さんの5%逆行(総資産の5%逆行で損切)と、乗せは総資産の3分の1に設定し、ボーヨーダーさんのMPO計算で出した数値以上の利確を守りながら、コツコツコツをしないようにし、トータルで収益にもっていけるように練習中です。今やっている立花さんの解釈が合っているのかはわかりませんが、当てることが無理な以上、5年後に収益が出せるように練習しか無いと思いトレードしています。羊飼いのFX⇒ZAIのFX本⇒FXのヒロト⇒林さん⇒板垣さん⇒立花さん⇒とスライドしてきましたが、短期間であらなみさんのブログにたどり着けたのは本当に運が良かったと思いますし、本当に感謝しています。いつもブログの更新を心待ちにしています。

No title

あらなみさん

こんばんは。

トレードの心理面のことは、現在もまだまだまったく自覚が不足していると痛感していますが、以前はそれがなんのことを指すのかさえわかっていませんでした。
超短気ということもないし、自分にはあまり関係ないのでは、とさえ思っておりました(汗)。
トレード中のなにもかもが、もう次の瞬間には自分に影響を与えていて、意識しないで素でいると、いつのまにか確実にニュートラルではなくなってしまいます。
必死で意識を張りつめた状態でやっと、自分を維持することがなんとかできるような感じです。
つい先日経験しましたが、トレード以外で、心奪われる心配事などがあるともう全くだめでした。
トレードは本当にきわめてデリケートなバランスの上に成り立つのだなぁと思いました。


>拝金主義とは、自己中心的相場をやる

相場とは、つまり大勢の他者の都合、事情で動くんですから、他者の都合をどれだけ汲み取って受け容れられたか、他者を中心にすえて考えてトレードできたかということが大事なんですね。

いつも丁寧なお返事をくださってありがとうございます。

No title

割りと器用な方でしたので、相場でもある程度の成果を得られるだろうと思いっきり舐めていました。すぐに継続的な利益を期待していたわけではありません。ただ取ったり取られたりでイーブンくらいを想像していました。最初の頃は。それがいかに甘い考えであったことか。始めてすぐにわかりました。これほど一方的にやられるとは思いませんでした。今まで色々な事に挑戦した中で相場ほど悔しい思いをさせられたものはありません。これほど劣等感にまみれた体験を生まれて初めて味わいました。皆さんがおっしゃっている「自分だけは特別、自分だけは勝てる」まさに自分の事です。なんとなく気恥ずかしい思いがします(笑)

なぜ自分だけ勝てない?なぜ勝てる人は常勝なのか?なぜ自分はだけは毎日毎日負けるのか。何故何故自分が買うと下がり、売ると上がるのか??
逃げ出したい、でもこのままでは終われない。負けられない戦いの中での悪循環。退路を絶って石にかじりついてでも、という心境でした。そんな時に「あらなみの相場技術研究所」と出会いました。もっと早く知りたかった。一方でもしかしたらちょうどいい時期に出会ったようにも思えます(改めて感謝)。相場技術研究所では自分の安易さ、心構えの甘さや欲深さなど気付かされました。あらなみの里では、何故か少し気を楽にしていただいて(笑)、トレードは目的でなく手段だということに改めて思いを至らせるきっかけを頂いたりしています。(もちろん本題のトレードへの取り組み方のヒントもいただいてます)
今はもう少し楽しみを置いて、必死にトレードを見つめていたほうがいいような気がしますが。いずれにせよあまり頭を固くせずに人生を楽しむことを忘れないようにしなければいけませんね。

勉強になります

あらなみさん、こんばんは。
家族旅行中に記事の更新があるとは・・・。

今回の記事はとても勉強になりました。
実は1月の連敗時に初めて泣きました。
当時は平静を装いつつコメントしていましたが、結構きつかったです。
損切りは小さくできていたので良いのですが、連敗続きで心理面でかなり不安定な状況となっていました。
リスクを取るのがこわかったです。
資金をなくすとトレードができなくなるので余計にこわかったです。
今はどうにか乗り越えられた感じですが、まだまだこれから色んな経験をすると思います。
これからも余計な回り道だけではしないように気をつけたいと思います。

No title

こんにちは、以前のブログから拝見しています。

実弾で1000本ノックしないとわからないことは多いですよね。
私の一番多かったミス(今もたまに出ますが)、
直前のLCで冷静さを失ってしまい、取り返すために、
「エントリーポイントを無理やり探す」ことでした。

後で冷静に考えれば、入るはずのないポイントでエントリーし、連続LCというパターンです。
何処かの本で「報復トレード」なんて名づけられていましたが。

実弾で入らないとこういうのもわからないですよね。

No title

あらなみさんこんばんは
自分も頻繁に「自分だけはトムソンガゼルじゃない症候群」になりかけるますが、あらなみさんの記事のおかげで毎度鏡を見つけることができるので、自分の姿を確認でき、なんとか相場を続けられています。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

ビギナーズラック

これは書くのも恥ずかしいので迷っていたのですが、同様の経験をしている少数派もいると思いコメントさせて頂きます。自分も完全に阿波踊りをしていた一人でした。相場を初めて1年ほどで初めて購入した情報商材がたまたまフリーランチ的な手法で当時少し賑わっていたものでした。
また同時期に一緒に勉強し、トレードしていた人もパチプロで家族以外に何人も食わせているような賭けの考え方を持っている人でほとんど何もしないで2年ほどお金がどんどん増えました。例に漏れず自分も香港旅行に行っています。女遊びもしました。友達にも自慢しました。笑

当然自分も梅田で風邪をひいていました。笑。全て人任せで勝たせてもらっていたのに環境が変化し稼げなくなりました。パチプロの方からもただ若いだけで調子に乗っていて能動的に行動できない自分は損切りされました。助け船で実はその時に西原さんのメルマガを紹介してもらっていましたが、すぐに解約しました。全くその価値がわかっていなかったからです。その方は今も相場で稼いでいると聞いています。他にも当時のメンバーさんは現在、海外で事業を展開したりと自分はそういった人達の中にいてまるで勝者のメンタリティーを持った気になっていました。

当然こんな奴付き合うメリットがないのでどんどん皆離れていき、今度は自分で稼げる方法を探さないといけなくなりました。
そこで出会ったのがテクニカル分析の情報商材でした。これが本当に取り返したい3年でした。

毎月平均2000pips!!すごい人は10000pips越えも!ありきたりなものですね。作成者はzaiにも取り上げられていた有名なトレーダーでした。そこが開いているsnsでまるで教祖のような扱いでマルチのように明確にヒエラルキーが集団内である組織でした。ただ同じテクニカルを3年間使えたのはいい経験だったかもしれません。手法探しは実質2年弱とかなり短いので幸運だったのでしょうか。ただ全く優位性のないやり方を3年間も聖杯と信じ続けて負け続けました。宗教に洗脳されている人の気持ちが少しはわかるようになりました。彼らはうまいです。

ただ本当に相場について幸運だったのが身体が弱いことでした。アルバイトですら週5で働き続けることができないので稼いだお金を失うことが死に直結します。だから損切りを嫌々ながらなんとか致命傷にせずにできました。
もちろんストップをずらしたりナンピンもしたのですが、これ以上はもうダメだと思う場面では泣きながら損切りをすることができました。負けた額は累計で稼いだ額の6分の1ほどを失うだけで済みました。ですが、体調が悪い時は働けず、生活費として溶かしているので本当に本当に苦痛でした。現在資産は一番良いときの半分以下になりましたが、実力は底辺にも関わらずトータルプラスで終われているのは病気のおかげだと言えます。

他にも身体があまりにも痛い時はどんな含み損ですら損切りできました。ポジションをもっていたらモニターの前に座ったり寝れなかったりこのままでは死ぬと思い、身体の負担が大きいのでなんとか休むために損切りしました。

だからここにいる人たちに比べると今でも真面目に相場には取り組めていないと思います。

他の人に役に立つかは分かりませんが、身体が本当にどこか痛い人は相場で生き残る可能性が少し高いと思います。自分の経験上、心の痛みは最後の最後まで先送りされ破産まで行くことが多いですが、身体の痛みは割と儲かってようが、損していようが無視できないです。相場で自殺した人は多数いても、失明した人は聞いたことがありません。これほど目に問題を抱えているトレーダーが多いにもかかわらずです。トレーダーにとっては身体のどこかを失うことの方が命を失うことより難しいようです。他にも腰痛から半身麻痺も聞いたことがありません。モニターに向かいながらガンで死んだ人も聞いたことがありません。
身体の痛みは心の痛みと違い負けている時には相場から離れさせてくれる理由となっていることが多いと感じます。
結果経験年数を稼がせてくれ、生き残る確率を上げてくれると思います。

脱線しましたが、丁度先ほどの洗脳がとけ始めたときにあらなみさんのブログと出会いました。衝撃が走りました。あーこの人に最初からついていけたらなと思いました。スラムダンクの三井寿の気分でした。
仕方がないとは割りきれないものを今でも感じます。
ただ少しずつ成長できていると思うのでこのまま続けていこうと思います。

Re: ビギナーズラック

nobuoさん、こんにちは。

書きにくい生々しい体験を書いて頂いてありがとうございます。
私も大変参考になりました。
こうした「生の声」「経験者の肉声」が聞こえる、ということは、本当に参考になることなんです。

というのは、ほとんどの人が、相場を安易な金儲けとして、やり方さえわかれば、と思って入ってくるからです。

こういう苦労を積み重ねている経験談というのは、そういう人たちにとって、大変参考になるものだと思います。

とにかく「勝てる方法さえ見つければいいんだ」という思だけでやっている人が多いので、では何故相場で苦労するのか、という意味がよくわかっていないのですね。


相場においては、時として、稼げた金額と実力が乖離してしまうことが起きます。
その時、全ての人は、稼げたことが実力だと思いこんでしまうので、その勘違いから苦労が始まるのです。

ほんとに相場というのは、偶然か必然か、実にわかりにくいものです。

というより「たまたま当る」「人に乗っかる」ということで稼げたものを実力と理解してしまうところから苦労が始まるのだと思いますね。


コメントを読んでつくづく思いました。
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あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

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