相場の近道

2016/02/02 Tue

こうやってブログを書いていると、時々、「相場を教えてほしい」という方からのメールやコメントをいただくことがあります。

そのやりとりが判で押したように同じになることが多くて、みんなが求めているものが何かということが非常によくわかるので、私も勉強になるのですが、簡潔にまとめると概ね次のような問答となります。

「相場を教えて下さい。」

(経験は、概ね半年~2年ぐらい)

「相場は現場で叩き上げるものなので、負けてもいいので、とにかく今は時間をかけて経験値を増やしてください。」

「どうすればいいのかわからないので、やり方やコツを教えて下さい。」

「何でもいいのでとにかくやってみてください。機械的なやり方でとりあえず始めるといいでしょう。」

「そんなんじゃ勝てないです。コツはありませんか。具体的な方法が知りたいです。」

・・・・

私は

「どうしても、(勝てる)やり方が知りたければ、他でやり方を教えてくれるところがいっぱいあるから、そこで教えてもらってください。」

と説明します。

そこからは、押し問答が繰り返されて、最後は、連絡が来なくなる。

こういうパターンが典型的に繰り返されます。

ここには、埋められない根本的な考え方の違い が存在しています。

すなわち、

どこかにコツがあって、それさえわかれば勝てるようになる


そう思っている人とは、どうしてもすれ違いを埋めることはできません。




まず、「相場を教えてくれ」という質問には、「勝てる方法を教えてくれ」「勝つコツを教えてくれ」という意味が含まれている、ということは、私も重々承知しています。

具体的なやり方やコツ・・・この言葉には、「勝てるような具体的やり方」「勝てるコツ」を教えてくれ、という意味が含まれています。
それもわかっています。

勝っている人に聞けば、そういうコツや勝てる方法を教えてくれるのではないか、という期待、があることも十分に承知しています。



とにかく、

最初からいきなり勝たねばいけない。勝たないと意味がない。

そう思っている、というより、そもそも勝てると思っているわけです。

そのためには、「勝てる方法を勝っている人なら知っているはずだ。」という思いがあるのでしょう。




でも、少し論理的に考えてみれば、簡単にわかることですが、

短期売買で、相場をやっているほとんどの人は負けている

という事実に目をそらさなければ、初心者がのこのこやってきて、最初から勝てる道理などどこにもありません。

そんな簡単に人に教えられるようなコツをあるのだったら、何故このネット社会で情報開示が進んでいる現代で明らかにされていないのか、不思議に思いませんか。

知っただけで簡単に勝てるコツ、が存在するのだったら、誰かがバラして、今頃ネット上にばらまかれていますよ。




株式市場の難しいところは、4000銘柄という銘柄数にあるんです。

そういう迷宮のような大量の対象物に対して、

何の土地勘も持たない門外漢

セクターとか、銘柄とか、そんなこともほとんどわからない人


がのこのこやってきて、いきなり勝てる、と思っている方がどうかしてるんじゃないか、ってわかっている人なら誰だって思います。

個別株投資家歴10年とかなら、まだペーペーの部類です。

投資歴1年、本を数冊読んで、1~2回無料セミナーに行って、色々理屈を身につけて、それでいきなり勝てるのなら、相場で負ける人などこの世に存在しませんよ。

それぐらいのこと、誰だってやっています。

自分だけじゃないです。

お金がかかっているのだから、誰だってそれなりに必死だし、努力もしています。

それでも、死者累々というのが相場の実態なんです。

そういう「当たり前のこと」がわからないほど、経験がないってことなんです。

「簡単に勝てるようになれるコツ」を聞いてくる時点で、自分が如何に甘い考えでやっているかを晒しているのと同じなんです。



ただ、そう思う気持ちはよくわかります。

でも、残念ながら、そういう

勝てる人に聞いたら、近道がある

という甘い考えはお捨てになったほうが懸命です。

そういう尊師依存症の人が大勢おられることも承知しています。

でも、そういった尊師を探している暇があったらやることが他にあるだろう、って思います。


近道を探していては、結局、遠回りをすることになるんです。

ここで言っている意味、わかる人にはわかると思います。

近道を探さない

これがコツと言えばコツなのかもしれません。

結局、近道探しをしている時間が無駄になるんです。


近道を探している時間があるのだったら、遠回りに見えても、一歩でも前に進んだもの勝ちだ

ってことなんですよ。




そんなに具体的なやり方が知りたければ、林先生の本を数冊読めば、初心者向けの練習方法もしっかりと書いてくださっています。

ただ、読んだだけで勝てるなんていうことは絶対にあり得ません。

本を読んで、年単位の練習を積んで、上手くなれば、勝てる可能性がある、ってことだけです。

初心者が思っているよりも、遥かに時間のかかるものだと思いますよ。



初心者の方は、頭でっかちの方がすごく多くて、いわゆるエロ本中学生の類なんですが、

相場は、知識の多寡を競うものではなく、上手い下手のある技術職なんです。

上手い下手というのは、知っているか知っていないか、ではなく、鍛錬して上達するものなんです。


そこがまるでわかっておられないと思います。



前にプロのピアニストになるためには、どれほどの鍛錬と努力が必要か、ということについて書いたと思いますが、その道で稼ぐってことは、どんな道であっても、そんなに簡単にできることではありません。
これは、株が厳しいと言っているのではなく、どんな道でも簡単じゃない、って言っているんです。

そうでなければ、世の中、全員が投資家になってますよ(笑)


これも簡単な理屈じゃないでしょうか。




いつも書くことなので、私のブログを読んでくれている方には申し訳ないのですが、

ベテラン外科医は経験が長いからベテランなんです。

料理人、ピアニスト、大工、なんでも同じで、経験年数がものを言う世界というのは数多く存在します。

骨董品の鑑定士に簡単になれるコツを教えてくれ、というリクエストに答える術はありません。




みなさんの職場でも、4月に新人が入ってきて、次のように言ったら、どう対応されますか。

「あなたのようなベテランにすぐになれるコツをおしえてください。」

「最初から、ベテランと同じ働きをしたいので、簡単にベテランになれる方法を教えて下さい。」


こういう新人に対して、どのように答えますか。



そして、さらに言うなら、

みなさんの職場は、100人に一人しか給料をもらえないような厳しい世界ですか。


通常のお仕事というのは、普通の力があれば、仕事さえすれば、給料がもらえる仕組みの中でやっています。
それぞれに応じてにせよ、給料をもらっている以上は、その世界のプロとしてやっていけてるわけです。
そんな世界でも、先ほどの新人のようなことがあれば、誰だっておかしいと思うはずなんです。

一方で、こちらの世界は、ほとんどが負けているサバイバルな厳しさがある世界なんです。
その世界において、新人がいきなり勝てるはずだ、コツさえわかれば、と思っていること事体、について、どう答えればいいんでしょう。

繰り返し聞かれることなので、これが普通の考え方であることはわかるわけですが・・・なんだかなあ、って思うのですよ。



今回、書いたことは、初心者と相場で勝っている人との認識ギャップの一番大きな部分だと思います。

(敢えてここで「相場で勝っている人」と書いたのは、ベテランでも、初心者と同じ考え方を持ち続けている人が大勢いるからです。ちなみにその
ベテランさんは負け組です。)

私が、相場を長年やってきて一番後悔していることは何かと聞かれたら、次のように答えます。

勝てる方法を探して、勝っている人を探して、そういう探してきた時間を、実戦経験や練習・鍛錬に費やしてさえいれば、どれほどの無駄な時間を省けたことか


と。。。

この記事を読んだ人で、一人でもこのことに気がついてくれれば、無駄な時間、無駄なお金を使うことが避けれられるのに、と思いつつ・・・



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コメント

Secret

No title

ま、そーゆー人が後を絶たないからこそ、僕たちが相場で稼ぎ続けることができるわけでもあるので、ありがたいことだと思います。

Re: No title

名無しさん、こんばんは。

まっ、言ってしまえばそういうことになりますかね。

相場で、お手軽に、努力なく、簡単に、知っただけで、というコツがあって、簡単に儲かる

って考える人が大勢いる限り、反対側に立てるわけですから・・・

No title

はじめまして、私は「教えて欲しい」側の人間です

経験を積むつもりでトレードをしていますが
正直、身に着けるべき相場での技術や鍛錬についてイメージが沸かず、ただ損をしている気になっています

技術とは、板やチャートの更新される速度や世間の雰囲気など、数値化されていないもので感覚的に相場を捉え動けるようになることなのでしょうか

唐突な質問でもうしわけありません

No title

↑の方、そーゆー質問をしている時点で・・・ですね(笑)

この人きっと強くなっていくなぁ、ってゆー人は
もっとさぁ、こぉ!質問力ってやつがあるんですよねぇ~

例えば、こーゆー質問をしたりするんですよね~
「相場で利益を重ね続けれる人と、そうでない人とで
 大きな違いが3つあるとしたら、何だと思いますか?」とか

「あるトレーダーにこういう質問をしてみたとします。『もし3年後にあなたの資金がトレードで今の5倍になってるとします。その時のあなたはトレードで成功できた最たる要因を3つ挙げるとしたら?とインタビューされたら何と答えてると思いますか?』こういう質問に強い人ってどういう風に答える傾向があり、弱い人はどういう風に答える傾向があるんですか?」
とかね♡

まぁ上の答えを知ったところで
今のあなたのではきっと強くはなれませんけど(笑)

Re: No title

attsuさん、はじめまして。

ご心中お察しします。

言わんとすること、すごくよくわかりますよ。

ただ、わかっているんだけど・・・ちょっと違うんですよ。

どう説明したらいいものか。

ここは長くなりそうなので、また、記事で触れてみたいと思います。

恐らく、attsuさんのような方が大勢おられるのじゃないかと思います。

代表質問のようなものでしょう。

切実な問題ですものね。

Re: No title

名無しさん、こんにちは。

「お主やるな!!」

的な質問は確かにあります。

一方で、よくあるのは、やはり「見えてないなあ。」という感じのものですがねえ。

これは、仕方がないと思うのですよ。

というのは、いくら言葉で説明しても、経験が少ない人にはわからないんです。

もう、何が何でもわからないぞ!!

といった感じです。

百万回説明しても、わかってなどもらえません。

それだけ、思い込みが強いんです。

しかし、1年後、2年後に、経験して戻って来られた時に、「わかったぞ!!あの時、言っておられたのはこのことなんですね!!」と、さも自分が大発見したようにおっしゃられるケースが結構あります。

3年前にちゃんと聞いてれば、時間節約できたのに、って話なんですが、それがその人にとっては必要な時間なんだろう、って思いますねえ。

No title

あらなみさんはじめまして。

とある個人投資家の方のブログでこちらを知り、以来あらなみ信者の一人となりました笑

いつも楽しみに勉強させていただきありがとうございます!

私は不動産業から安易に投資の世界に足を踏み入れ早5年になります。入り口はFXで3年連続で負け越しました。それから株にシフトチェンジし今年で3年目になります。30代のアラサーです笑

とても専業とは恥ずかしくて名乗れない底辺です。

今までスキャ、デイトレ、スイング、一通り経験し、ありとあらゆるテクニカル指標にも手を染めてきました。
投資関連の本も60冊は読んだと思います。

あらなみさんが常日頃指摘されているように、正に手を変え品を変えの典型です笑

一時は貯金も底をつきかけ、いよいよ職探しかという状況まで陥りました。
当時を振り返ると投げやりになり大分精神的にも弱っていました。
今も不安は当然あります。

ただ去年の5月を境に毎度市場に貢献していたものが逆流するようになったのです。

なぜ勝てるようになったのかは自分でも正直よく分かっていないところがありますが、今までの何千回もある負けを踏まえ自分の定めた投資ルールを確実に実行するようになったからだと自分では思っています。

あらなみさんにお聞きしたいのですが、これは自信を持っていいことなのでしょうか?というのも毎年負け続けてきたので。いきなり勝てなくなり、また負けだして結局はスタートラインに戻されるんじゃないのかという不安があります。

今の自分の状態は経験が伴って実力で勝てるようになったのか?
ただ運で勝てているのか?それが正直分からないのです。
よろしければアドバイスの方頂けましたら幸いです。
長文失礼致しました。



No title

名無しさん、はじめまして

今のあなたでは強くなれないとの言葉、ありがとうございます
耳が痛いですが、考え方から改める必要があるのですね

No title

あらなみさん、こんばんは

記事にして頂くとのことで恐れ入ります
気合入れて学ばせていただきます

また、食べ物の記事もひそかに楽しみにしていますので
よろしければお願いします

No title

あらなみさん、はじめまして。
私は相場歴10年ほどになりますが、未だにどうやったら勝てるようになるのか分かりません。
ライブドアショックで大損。リーマンショックで大損。
心機一転して年間で100冊以上は本を読みました。
その頃にあらなみさんの旧ブログも読み始め、真摯に相場に取り組んでいるつもりでした。
修行のつもりで一年間、日経先物のデイトレードに徹して、多額の手数料を取られながらも何とかトータルプラスになりました。
株のスイングでも勝ち始めて、「ようやく相場の何たるかが分かった!」と思っていたのですが、アベノミクスで空売りで大損。
さいの河原でコツコツ石を積み上げては鬼に崩されている気分です。
安易に勝てる手法を教えてほしいとかは思わないのですが、頂上がまったく見えない今の状況で途方に暮れています。

Re: No title

黒霧島さん、はじめまして。

実は、勝てている人の多くが、黒霧島さんと同じ悩みを持っているのですよ。

自信を持ってトレードしている人など、ほとんどいないんじゃないでしょうか。

私自身も、昨日まで何とかなったとしても、明日マーケットが変化したら、もう終わりかもしれない、と毎日毎日そういう不安と戦いながらの日々が続いています。

マーケットというのは、見えない人にとっては、同じように動いているように思えると思いますが、見える人にとっては、どんどん変化しているものなんです。

1日として同じものが再現するということがありません。

自信を持っていいか、とのことですが、勝ちだして1年以内ということですので、環境依存によるものか、まだ見分けがつかない、というのが正直なところです。

特定の環境が続けば、それに最適化してしまえば、その環境が続く限りは儲けることができるからです。



ということで、書かれている範囲では、ご質問には明確にお答えできませんが、一つアドバイスを。

黒霧島さんは、恐らく、何らかの明らかなキッカケ、というものではなく、何となく、気がついたら勝てるようになっていた、ということなんだと思います。

それは、自分のルールのおかげだと思っておられますが、実は、時間をかけて養われた「目利き・土地勘」というものに依存しているものだと私は思います。

そうであれば、強いトレーダーになれていると思います。

一方で、ただルールに依存しているだけなら、ある特定の環境がそのルールにたまたま合っていただけなので、いずれ勝てなくなる日が来るでしょう。

ご自分ではルールに依存していると書かれていますが、私は目利きが上がったのじゃないかと推察します。

ただ、そういう自覚が無いんです。

無自覚なんです。

もし、ルールのみに依存していれば、相場が変化した時に簡単に崩れてしまいます。
また、ルールが勝たせてくれているのなら、それを他人に教えたらできるのか、といえば、おそらくできないものでしょう。
何故なら、黒霧島さんは、自分のルールに依存していると思われているようですが、経験則から、やったりやらなかったり、応用したり、変化させたり、しているはずなのです。
そうでないと、なかなか勝てないと思います。
そういうことは、無自覚が故に、人に教えられるものではありません。
そして、実は、ルールそのものよりも、そういう応用編こそが、勝てているポイントとなっているはずなのです。
多くの勝っている人には、そういう自覚がありません。
だから、すごく不安になるのです。

また、無自覚な故に、相場が変化していく過程で、知らず知らずに「何故勝てているのか」を忘れてしまうのです。
そうすると、時間が経過して、その無自覚な経験則を思い出せなくなります。
これを「手が狂う」と表現します。
それが非常に恐ろしいのです。
自覚しているのは、ルールだけなので、「ルールどおりやっているのに何故ダメに成ったのか。」となります。
そうなると、もう勝てていた頃に戻れなくなって、手が狂ったまま焦って自爆することとなります。
相場が変化することと、手が狂ってしまうことで、勝てている人が勝てなくなる、ということは簡単に起こります。

それを防ぐためには、「何故自分は勝てているのか」ということを無自覚から自覚できるようにして、論理的に自分の相場理論を組み立てておくことです。
これは、非常に難しいですが、これをやっておけば、いつでもそこへ戻ることができます。

感覚や経験則というのは、ものすごく脆いものですので、是非やってみてください。

Re: No title

attsuさん、こんばんは。

>食べ物の記事もひそかに楽しみにしていますので


初めて評価頂きました。ありがとうございます。
そんなに大したものは食べていませんが、またちょこっと書かせてもらいますね。

食べるのはとても楽しみなんで。

Re: No title

ペー太郎さん、こんばんは。

>さいの河原でコツコツ石を積み上げては鬼に崩されている気分です。

お気持ちお察しして余りあります。
切実なお悩みをこうやって書いていただいたこと、感謝します。
私も大変参考になります。
年数を経ていると、成果の出ない日々になおさらに不安に感じることだと思います。
それでも、よくここまで頑張られましたね。

トレードの難しさ、というのは、成果以外に上達を感じられないところにあるんじゃないかと思います。

書いておられること、とても深刻なお悩みだということはわかります。

私もどこまでわかっていただけるように書けるかわかりませんが、同じようなコメントが連続していますから、何とか記事を書いて、ご参考にしていただけるよう考えてみます。

今、ざっと考えてみても、きちんとわかってもらえるようにお答えすることはすごく難しいんですよ。

でも、私自身がどこまで相場を理解しているのか、ということが試されているのだ、と思って、頑張って考えてみますね。

No title

あらなみさん貴重なお言葉ありがとうございます。
昨晩から諳んじられるほどに読み込みました。
誠に勝手ながら自分の今後のバイブルとさせていただきます!

Re: No title

黒霧島さん、こんにちは。

なかなか相場で勝てない時には、

「勝てるようになったら、その延長線上で伸ばしていけばいいだけだ!!」

と思っている人が多いと思います。

しかし、そういう思いは、完全に間違いです。

勝てるようになってからの方が道は狭くて険しいというのが現実です。

勝てるようになった人でも、次々に滑落していくのが相場の実態なんです。

むしろ、

大損するのは、勝てるようになってからなんです。


そういった大きな落とし穴がいくつも勝てるようになってから控えているわけです。

そうであるからこそ、自信を持たないといけないし、持ちすぎてもいけない。

相場って、本当に難しいものだといつも思いますね。

No title

黒霧島さんですが、現在の投資ルールが
リーマン・ショックや3.11ショックの相場でも
生き残れるようなルールなら99%大丈夫でしょうね。

あとは資金管理さえきちっとしておけば・・・ですね♡

あらなみさん、ブログ更新いつも楽しみにしています。
自分は兼業3年目で、退場にならない事を最優先にして修行している段階ですが、いつかは専業になるつもりです。
そこで一つ聞いてみたい事があります。
あらなみさんが専業で、生計を立てられると思ったのは、どんな状況、或いは段階に達した時なのでしょうか?
是非是非聞いてみたい質問なので宜しくお願い致します。







Re: タイトルなし

K太郎さん、おはようございます。

お答え、長くなるので、記事にしました。

こんばんは

あらなみさん、こんばんは。
自分の欠点や問題点、分からないことを考えていたのですが、1年かかってやっと理解しました。
あらなみさんにせっかく、やりやすいペアをとアドバイスされながら言うこと聞いてませんでしたが、今年は苦手と思ってたペア1つにこだわってました。まだ好きなペアと苦手なペアを分けるほどにも理解がないのだから苦手なほうが自分のためになると。それにしても自分は小心で感情に負けやすいのだなと何度取引しても思います。よく分からない利益は面白くないですが、失敗する理由が分かるのは楽しいですね。今年は克服する課題に取り組みます。苦手ペアも苦手と思わなくなりました。それはあんまり関係ないのかもしれませんね、少なくとも初心者の段階では。自分の感情とは無関係に相場は流れていくのに。

Re: こんばんは

こんさん、こんばんは。

私は、前から、こんさんは、あれもこれも見ようとしすぎているのが弱点だと思っています。

あれもこれも、と欲張り過ぎなんですよ。


マーケットは大きいですし、見ることも山のようにあります。

全てを見ることは絶対にできませんし、全てを理解することも絶対に無理です。

なので、苦手なことは無視していいんですよ。

というより、むしろ、苦手なものには、手を出してはいけない、のです。

銘柄にしていも、環境にしても、自分の得意とするところだけをやればよいのです。



勝っている人は、みんな、自分のフィールドを持っていますよ。

私とて、苦手なものはたくさんあります。

ただ、そういう、自分の弱点を理解しておくことは非常に重要なのです。

何故なら、弱点を理解することによって、

苦手な局面から逃げる

という最強の武器を使うことができるからです。


例えば、下げ相場が苦手なら、今は温泉でも行って、ゆっくりつかっていればいいんです。
相場でしょうもない損を出すぐらいなら、温泉に行っている方が100倍マシですよ。


勝っている人というのは、狭い世界で、誰も見向きもしない地味なところで、とか、反対に、めちゃくちゃ動くところだけで、とか、自分だけの得意分野で勝負する人のことを言うんです。

他人に勝たなくてはいけないのだから、数学が得意なら、数学だけで勝負すればよいし、それが許されるのが相場なんですよ。

ゴルフが得意なのに、テニスで勝負する必要などどこにもありません。


私のブログにいらっしゃるプロの方でも、深海とか、妙な世界(笑)だけで、チョウチンアンコウしているとか、そういう人もおられるのですよ。

見習うべきは、そういう

専門を持つ

ってことだと思いますよ。

その専門分野で、

中央突破

すればいいんです。


あれもこれも、ってよろず屋さんになっても、結局、何一つ上手く行かない場合が多いのです。

中華も、フレンチも、和食もやっているレストランよりも、日本料理専門店の方が、絶対に美味しいと思いませんか?

おはようございます

料理人による違いは大きいと思います。味付けや素材の選び方、配膳の仕方、飾り付けの感覚、料理人の美意識やセンスの差がとても大きい。その日の天候によっても違いますし。色んな料理を出す店も客のために可能な限りの工夫をしていますが、専門店はそれが狭く深くなる。料理人としての生き方は人によると思いますが、自分の世界を追求する方がいいのかもしれませんね。
自分のフィールドでやる、これが難しいです。同じような場面でやりやすい、やりにくいがあり、向いているのがペアに無関係にあると分かりましたが、その時の判断に使った知識が本当に根拠となっていたのか分からないんです。苦手な場面は明確になってきたので避ければいいですが。
自分が分かりやすいと思ってるだけで本当は偶然その時上手くいっただけの可能性も高い。偶然の利益は意味がないように思えます。分かりやすい場面がなぜ分かりやすいのか、それを見つけたいです。
あらなみさんの仰るとおりで、あれもこれもと考え多少迷走してる気もします。知りたいことは見えていますが自分には学力が足りないので必要な知識が少なすぎる、なかなか理解が進まないというのが悩みです。でも取引から学ぶことも多いので経験しながら進んでいこうと思えます。自分も始める前に近道しようと思いました。とりあえず経験して分からないことを調べればよいかと。でもそこからがとても長いのですね。

Re: おはようございます

こんさん、こんにちは。

書いていることよくわかりますが、行間を読むと、そこに焦りを感じます。

何が得意か、そうでないのか、そういうことも含めて、繰り返しの実戦から学ぶしか手はありませんから、焦らないことだと思います。

焦るってことは、気持ちが焦るってことで、いいことは何もありません。

私が、人を教えていて、一番のアドバイスが、実は、焦らないってことなんです。

みんな、焦って自爆するんですよ。

最初は、みんな「勝てるやり方さえわかれば」ってことで始めますが、すぐにそんな簡単なことじゃない、というところまでは実戦すればすぐに思い知らされます。
しかし、気持ちは、「早くわかりたい」「早く利益を出したい」と焦るのは同じです。

いきなりベテランパイロットにはなれない。いきなり熟練の料理人にはなれない。それと同じことなんです。

こんなことは、実は、今それぞれがやっている仕事に置き換えたら簡単にわかることなんです。

相場だけが特別なことは何もありません。

こんばんは

あらなみさん、こんばんは。
焦らないようにするのは難しいですが、時間がかかるのだと納得するしかないですね。そういうものだと思って自分が納得できる取引が出来るようになるまでやるしかないです。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

あらなみさん、こんばんは。
最近、古い記事から読ませて頂いてます。ありがとうございます。

今の時点での自分の認識ですが、
まず、自分の好きなやり方を決める。
それを基に実戦して負ける。
負けの原因を分析して、ノウハウを蓄積する。
ノウハウは個人の性格などにも影響されるので、人に教えても同じように出来るとは限らない。
心理面も実戦で少しずつ鍛えられていく。
このような感じで理解しています。

合っているでしょうか?

Re: タイトルなし

相場職人さん、おはようございます。

古い記事も読んで頂いてありがとうございます。

私自身変化していますので、昔の記事は、必ずしも今の考え方を反映しているとは限らないのですが、ご参考になれば幸いです。


>それを基に実戦して負ける。

結果としてはそうなってしまいますが、負ける必要はありませんよ(笑)

まず、やり方だけが勝てる理由だ、と最初は誰しも思うものなんです。

思っていても一向に構いませんので、一旦その思いを横に置いておいて、「とりあえず」何らかの方法で実戦を始めるわけです。

その時の注意点は、「続けていて負けたら意味がない。」とは決して思わないことです。

負けると、みんなそこで中断し、やめてしまうのですね。

やめるのではなく、負けの原因を考えてみることです。

そしてさらに続けます。負けたらやめるのではなく、続けるのです。ただし小さな単位を維持して。

ここでやってはいけないことは、負けたのを取り戻そうとする行為、つまり、金額を増やすことと、ナンピンです。

これは絶対にやってはいけません。これをやると10中8・9は退場となります。そのときには取り戻せても、結局同じことを繰り返すので、いずれ退場となります。

つまり、負けても、負けっぱなしでいいわけです。

負けた人が何を考えるかというと、①ダメだと思ってあきらめる、②取り戻そうとして無茶をやる、のどちらかです。

そうではなく、淡々と続けて負ける、わけです。これが実に難しい。ほとんどの人はこれができません。

こうして、やり方探しは続けられても結構ですので、片方の手では、実戦を淡々と続けるわけですね。

続けていると、色んなことが見えてきます。

無理して見ようとする必要すらありません。

ただ、ひたすらに続けることが一番大事なんですね。

誰も、続けられないんですよ。勝ちもしない売買なんて。

これこそが、実は、ポイントなんです。

ひたすらに続けることで、絶対に見えてくることがあります。

見えてくることは、理屈で言っても始まらないので、やってみてください!!
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
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