相場観を持つのなら

2016/03/26 Sat

ブログ更新してないけど、って人から言われて気がつくぐらい、また、長々とブログをサボってしまいました。
アフィリでガンガン稼いでいるものでもないので、ついつい放置してしまって・・・
気持ちのうえでは、週に1回ぐらいはと思ってるんですが、テーマが見つからないとついブログから遠のいてしまいますね。



さて、昨日頂いたコメントで、次のようなことが書いてありました。

「トレーダーは、あらなみさんがおっしゃる通り、ごくまれな天才以外、皆同じような失敗の過程をたどって少しずつ成長していくのだと最近考えるようになりました。」

まさしくそうなのですよ。

ジェシー・リバモアが次のようなことを言っています。

金を失わないためには何をすべきでないかが分かった時、相場で勝つのに何をすべきかということが、ようやくわかり始めるのだ。


素晴らしい名言だと思います。

つまり、多くの失敗を乗り越えた者にしか、勝つためには何をすればいいのか、見えないのだ、ってことなんです。

みんな「どうやって勝てばいいのか?」ばかりに目が行っているから、宝物である失敗の歴史を消し去ってしまってるんです。

しかし、「失敗のパターン化」こそが、勝利への道を開くカギになるんです。

というのは、

勝つ方法のパターン化は困難であっても、失敗のパターン化は比較的楽にできる

からなんです。

繰り返し繰り返し、同じ失敗ばかりしている自分に早く気がつくべきなんです。

そして、失敗を消せば、残るのは、何でしょう(笑)

簡単な理屈ですよ。

敵は、外のあるのではなく、内にこそあるのだ

ってことです。

相場の分析ばかりしていて、相場に勝てない人の多くは、自分のことを全く理解しようともしない人が多いんです。

でも、相場を読むことは難しくても、自分がやらかした失敗は簡単にパターン化できるんです。

ここに気がつくか、気がつかないか、です。

まあ、この話も、当てりゃあいいんだろ、っていう「相場当てもの論」を持っている人にとっては、馬の耳に念仏なんですがね(笑)

私のブログは、コメントで書いて頂いているとおり、私の失敗の歴史なんですよね。


結局、相場で勝てるようになった人の多くは、こういった失敗を積み重ねて、乗り越えた中で、己を知り、そして、何をしてはいけないのか、ということを理解できた人だと思うのです。



ところで、リバモア本は読まれましたか。

欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア

是非読んで見てください。素晴らしい本です。私の本は、ラインマーカーだらけですよ。

相場の本質を知ること、そして、己を知ること、という意味で、これほど素晴らしい本は他にありません。

こちらの別館でも紹介していましたので、興味ある方はご覧ください。




■相場観

今年に入ってから、「そろそろ買いだと思うんだけど・・」という話を何度も聞かれるようになりました。

1月後半当たりからずっと聞いていますので、耳にタコができそうです(笑)

その全ての人は、以下のチャートを見た値頃感から言っているものなんです。

2016-03-40.jpg

つまり、こんなに下げたのだから、そろそろ底じゃないか、という値頃感です。

今は、突っ込んでちょっと戻ったところで、小康状態を保っている局面です。



みんなそれぞれに相場観を持つのは仕方がないことなのですが、林先生や立花さんは、次のように言われています。

日足とは、傾向を見るものであって、相場観や値頃感を持つべきものではない

私もそう思っています。

日足は、あくまでも、値動きの傾向、すなわちトレンドを見るべきものであって、こんなに下げたからそろそろ底だろう、という相場観を持ってはいけない、と思っています。

何故なら、近視眼的すぎるからなんです。



では、何を持って、相場観を持つべきなのか。

2016-03-41.jpg

年足です。

こんなチャート見たことも聞いたことも無いかもしれませんが、これが過去の値動きなんです。

これを見て、「今は下げ過ぎだからそろそろ底だろう。」とか思いますか(笑)

1990年のバブル崩壊以降のTOPIXの動きは実に規則的で、3年上げて3年下げる、というパターンを繰り返しています。

特に、3年下げるというルールは、今のところほぼ完璧に機能しているようにも見えます。

こう見ると、アベノミクスがあったから上げたのだ、アベノミクスは正しかったのだ、という説すら怪しく感じますね。

過去だって、アベノミクスが無くても、同じように動いていたのですからね。



こういう値頃によるものよりも、重要な変化が着実に起きています。

ファンダメンタルを見ておられる方はもうわかっていると思いますが、多くの企業が下方修正に出ていますよ。

日銀とかは、企業業績は悪くない、と繰り返していますが、ミクロでは、下方修正が増えてきており、悪化していることがわかります。

日本だけではなく、中国を中心として景気が悪化しているのだから、仕方がないんです。

4月末に決算発表シーズンが到来しますが、今回はかなり厳しい数字が予想できます。

この時、相場も厳しい状況に追い込まれるかもしれません。

相場の基本は、チャートではなく、ファンダメンタルなのです。

当たり前過ぎる話です。

私は、値頃感ではあまり相場観は持ちませんが、ファンダは意識しますので、ここから相場が上にどんどん上げるようなイメージは持っていません。

こういう相場観を持っているので、私は、「そろそろ買いか」と聞かれたら、

「焦らない、焦らない」


と一休さんのような答えを繰り返しているのですよ(笑)



焦り、という意味で言うと、1~2ヶ月ちょっと下げたぐらいのことで、簡単に反転するほど、下げ相場は甘くありませんよ。

2016-03-45.jpg

年足ではわかりませんので、1990年バブル崩壊時のTOPIXを月足で見てみましょう。

先に出した年足では大陰線ですが、月足では4月から5月にかけて大きく戻していることがわかります。
ちなみに、私は、89年後半に売り逃げて初動を無傷でかわしたのですが、この5月に大きく買って出て、その後、フセインのイラク進行からの下げで壊滅的打撃を受けましたので、よくこの時のことは覚えているんですよ(笑)
日経平均は、毎日1000円単位で下げるという状況下で、血の気が引いた経験をしました。

下げ過ぎとか、上げすぎとかいうのは、年単位で俯瞰しないと意味などない、ということだったのです。

本格的反転は、実に3年後の93年だったのです。




ついでに、次のグラフも興味深いものなのでご紹介しておきます。

2016-03-44.jpg

見てのとおりですが、日本の生産年齢人口は、1990年にピークアウトして、その後一貫して減少傾向を辿っています。

1990年にピークアウトって・・・これは偶然の一致でしょうか。

実は、人類の過去の歴史を振り返って、人口が減少しながら、国力を拡大した国家は存在しません。

人口と国力は比例するものです。これは理屈上から考えても妥当な相関です。

今後、生産年齢人口が激減していくことが見込める国の国力が伸びていくことはほとんど期待できません。

ただし、前にも書いたように、これは地球環境にとっては非常に正しい選択肢であり、また、国民一人一人の幸福とは全く違います。

北欧諸国のGNPが伸びないからといって、国民が不遇の日々をおくっているかといえば、まるで違うってことです。





ついでのついでですが、こちらも見ておきましょう。

2016-03-42.jpg

恐ろしいチャートに見えませんか。

値頃感的に恐ろしく高い、そして、時々出る

ドッカァーーン!!

という陰線が気になりませんか?

私はすごく気になります(笑)

FRBが何故今、QEを終了し、金利を引き上げようとしているのか、理解できない人も多いかと思いますが、これを見れば一目瞭然ではないでしょうか。

景気が悪いとか、世界経済がグダグダだとか言いますが、アメリカにおいては、資産バブルが着実に進行していることは明らかなんです。

これを放置しておけば、過去にあったような「ドカン!!」が来ることをFRBは読んでいて、

日本のバブル崩壊のような失敗を起こさないように、予防措置をかけよう

としているわけです。

しかし、ジョージ・ソロスやジム・ロジャーズ他、多くの著名投資家は、このFRBの判断は、もう遅きに失したと判断し、崩壊の危険な兆候が出ている、と警告しています。

彼らの視点は、高いですから、こういう長期的観点からの指摘だと思います。

私自身、このNYダウの年足を見れば、よくここまで緩和状態を放置したものだ、と感心してしまいます。

このままソフトランディングできるとは到底思えない水準に来ていると感じます。

そもそもバブルとは、その国のファンダメンタルが伴わない資産価値の急激な上昇を意味します。

NYダウが上げまくっているリーマン・ショックの2008年以降で、そんなにアメリカが成長したとはとても思えません。

資産価値だけが急激に膨張していることは、非常に危険な兆候だと感じずにはおれません。

バブルがいけないのは、その反動として、日本のような崩壊状況を必ず引き起こし、場合によっては、恐慌を起こすという副作用があるからです。

これも過去の歴史上例外がありません。

このNYのダムが決壊した時、日本だけが例外で残れる道は100%無いでしょう。

いつ起きるのか、何がキッカケになるのかはわかりません。

しかし、中国の状況も未だに不安定ですし、不良債権は未だに放置され、隠されており、大変なことになっている様子です。



これらご紹介したことは、全部事実です。見えているかどうか別にして、事実です。

こういう世界的な環境の中で、日本だけの、しかも、日足を見て、無邪気に、今が底だ、底だ、と言っている人が多いですが、こういう「事実」に気がつているとは到底思えません。

相場観を持つのなら、もっと俯瞰して、こういう事実を理解した上で持たねばならないと思うのです。

アリの目ではなく、鷹の目を持つべきです。

こうやって見れば、事実として見えることは、相場のトレンドというのは、一旦方向転換すると、2年、3年といった単位で続くものだ、ということです。

一度転換した大河の流れは、ほとんど数ヶ月とかいうミニマムな単位では止まりません。

近視眼的な逆張りが如何に危険極まりない行為なのか、ということがよくわかります。

そして、生き残るためには、損切りが何より大切だ、ということは、値動きを俯瞰すれば明らかなんです。


もちろん、これは、リスク要因の一つ、として見るべきものであり、将来こうなるという予想ではありません。

しかし、こういう過去の事実が現実としてあるのだ、というリスクシナリオは持っておかねばならない、そう私は思っています。

近視眼的、しかも、日本だけを見ても、ほとんど意味すら感じません。

少なくとも、相場観を持つのなら、こういう大局と海外要因を含めた環境認識と相関性、そしてファンダメンタルを見るべきだと私は思っているのです。



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コメント

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質問

こんにちは。
質問なのですが、前半に日足チャートは値頃感で見てはならない、とあり、後半の年足チャートについて値頃感的に恐ろしく高い、と記載されています。なぜ、年足では値頃感で語っても良いのですか?よろしければ値頃感で見る、見ないの境界線、根拠とはなにか、おしえてください。単に時間軸であれば、週間チャートであれば値頃感で良いのか悪いのかどうなるのでしょうか。よろしくお願いします。

Re: 質問

ひつじさん、こんにちは。

逆に質問しますが、イントラの5分チャートで値頃感を持つものでしょうか?

5分チャートでしばらく下げたら、もう底だ、という判断ができますか?

つまり、短期のチャートで値頃感など持っても仕方がないってことです。

じゃあ、長期とはどのあたりか、といえば、週足でも短いと思います。

何故かというと、まだ数年単位だと短いからです。

値頃感を持つなら、月足から、という感じじゃないでしょうか。

これは、私だけでなく、林先生のご意見も同じです。

年単位

日経ではなくTOPIXを使うところが、本物と感じますね。
最近は皆日経225だけ見て、日本株をわかったような気になっている人が多いので。

値頃感の危険性を再確認できる良い記事でした。
ありがとうございます。




そうなんだよねえ(;´Д`)

この思わず 飛びつきたくなる動き!
猫じゃらしの先っぽ そのものですねえ

ん?! と考えて損切りしといて 良かったと思う今日この頃!
暫し 傍観の日々です!

10年位じゃあ 凡人は ヒヨコだと思うなあ!

>そして、失敗を消せば、残るのは、何でしょう(笑)
これ!良い言葉です!
最もそこまで生き残れて 継続する意思があればですけど

よく分からんけど。

お初です。こんにちは。あらなみさんのブログはいつも気付き満載で「せやな〜」って思う事だらけ。
何かを分かる、知るって事が近道に思えるんだけど、実は逆。
やらなくて良い事を、いかにしないか、やるべき時にいかに躊躇せずにやるか。
それって、自分の失敗が、教えてくれるもんなんやけど…
我慢ならんねんやろな〜ワシもそうやったし。
何で負けるのか?ってのをホンマ真剣に考える方が、近道やねんけど…
相場に夢見過ぎなんやと思うけど、こんなん枯れんと分からんのとちゃうんかな〜
でも、枯れるには年数かかる。それ承知で相場張る人ほとんどおらんね。みんな目先の儲けが大事らしいですわ…
前提が狂うとニッチモサッチも行かんのにな〜

No title

これは素晴らしい記事ですね。

と言うか、あまりこういう事書いてほしくないなあ 笑

とすら思います。

失敗のパターン化についての記載も素晴らしいですが、特に後半の長期トレンドと値頃についての記載は、懇切丁寧で分かり易くて特筆ものですね。

私も2007年の後半頃でしたが、今は無き林系株式掲示板の、きーさんの株式掲示板というサイトで、とあるベテランのトレーダーの人がこの内容に近いことを書かれていて、もう目が覚めるような衝撃を受けたことがあります。

その経験は、その後のリーマン相場を攻略するきっかけとなりましたし、少し前のユーロドルの下落トレンドを攻略できたのもこの学んだことが大いに活きました。それだけにアベノミクス相場でやられてしまったのが悔やむところです。あまりの大きな変化に身体がついていけずにキョドってしまった・・・。こういうのを狙うのが自分のトレードなのに、、、悔やむところです。

まあ、あの時の私と同じように、目が覚める人出てくるんでしょうかね。嫌な話です 笑 あの時のカキコよりもはるかに分かり易く懇切丁寧ですからね。チャートまでついて。

相場参加者には、いつまでの近視眼的に相場に取り組んで欲しいんですけれどね 笑

Re: 年単位

幸福賢者さん、はじめまして。

マニアックなところに目をつけられましたね。やりますね。

225は、継続性という意味では結構問題のある指標ですからね。

値動きの傾向は、TOPIXとそんなに大きな違いは無いのですが、値頃面では問題があるように思います。

なので、私は長期ではTOPIXを見ることが多いですね。

Re: そうなんだよねえ(;´Д`)

kuwankahnさん、こんにちは。

10年だと一相場ぐらいのものですからね。

それで、高値安値を見ても仕方がないでしょうね。

Re: よく分からんけど。

逆張り家さん、はじめまして。

大阪の方ですよね。

じゃあ、こちらも大阪弁でいくわな(笑)

>やらなくて良い事を、いかにしないか、やるべき時にいかに躊躇せずにやるか。


いきなりコツ言うてはるやん。

せやねん、せやねん、これができたら完成形やねん。

そこへ如何にしてたどり着くか、やねん。

枯れる、言うてはるけど、そうかもしれん、って思たでぇーー。

やっぱり経験値上げて上げて、結局、そういうことか、ってわかったところが、枯れる、ってことかもとか、思うわなあ。

Re: No title

タカユキさん、こんにちは。

実は、この記事の最初に頂いたコメントを読んだ時に、「俯瞰」という意味がわかりにくかったのかなあ、って思ったのですが、その後のコメントを読むと、みなさんしっかりと理解してもらっているようなので、ホッとしています。

こういうことも、ある程度経験を積まないと見えないことがあるのが相場の難しさなんでしょうねえ。


相場を長期で見れない人は、簡単に相場に限界を置いてしまうのですよね。

そうなると、本当のトレンドには決して乗れない。

日足レベルの箱庭でちょっと上げると、上げすぎ、ちょっと下げると下げ過ぎ、と感じてしまうわけです。

いわゆる

近視眼的相場観

です。

同じことですが、損切りができないということは、やはり相場を近視眼的にしか見れないから、やはり相場に限界を置いてしまっているわけですね。

もうこんなに下がったから底だろう、っていう限界です。これもまた超近視眼的相場観から来ているものです。

つまり、損切りが下手であるとか、損切りが苦手という人は、相場を俯瞰できていないということと同じなんです。

そんな限界、年足チャートを見れば、如何にちっぽけな限界を自分で勝手に置いているか、すぐにわかることなのに、相場を俯瞰しないから、その危険性が全く見えていないんです。

相場は、明らかに年単位の大きな流れがありますよ。

それは、月足よりも、年足を見れば誰にでもよくわかると思います。

その流れに逆らったら、どんな目に合うのか、それこそ元に戻るのに10年かかる、とか、とんでもないことになる、ってことなんです。

10年間塩漬けって、ウイスキーじゃないんだから(笑)

でも、聞けば、5年、10年塩漬けの株なんて、投資家ならそこら中みんな持ってるといってもいいぐらい普通のこと。

こういうことだから、日足しか見ていない人は、「井の中の蛙大海を知らず」なんです。

とまあ、こういうことも、書いて欲しくないと思われると思いつつ、また書いてしまった・・・

一般の投資家さんたちには、是非、これからも近視眼的相場観で戦ってもらいたいものですからね(笑)

No title

こうなるといろいろチャート的視点で考えてしまいますね
人口の長期足からはもう何が起こってもおかしくないとか
三峡ダムかミサイルかウイルスか、その他の何か。。。

ありがとうございます

あらなみさん、こんばんは。

ブログ更新ありがとうございます。

本当は少しでも成長できてからコメントを投稿しようと思って
おりましたが、初心者の私にも丁寧に回答してくださった
あらなみさんに感謝の気持ちをお伝えたしたいと思っており、
次回更新があれば投稿させてもらおうと思っていた中、
今回の記事を読ませてもうらうと、あらなみさんの懐の深さに、
なんだか泣けてきました。。

現在の私は当然のことながら未だ1000本ノック途中ですので
たいした成長もなく、進んだかと思えば振り出しへ戻る状態
を繰り返し、無我夢中で毎日を過ごしています。

あらなみさんの旧ブログも全部読み終えて(旧ブログ、コメント
からも沢山得るものがありました。また、現在のあらなみさんより、
ちょっとだけ身近な存在に感じれました。)もう一度「あらなみの里」
をコメントと共に読みなおしている最中で、私にとってはコメントに
沢山重要な事を発見し、読んで良かったと思っております。
ただ、あらなみさんのコメントへの返事もファンの皆様のコメントも
長文ですので、時間はかかりました。

過去のコメントを読んでいると、否定的なコメントや私のように
初心者で「なに言うとんねん」なコメントでも丁寧に回答されている
あらなみさんはやはりスゴイと思います。

あらなみさんオススメの本も読み進めています。
「株式上達セミナー」の字体・時代の古さに驚きながら読み終え、
「世紀の相場師ジェシー・リバモア」を読んだ後に読み進めている
「欲望と幻想の市場」は今まで読んだトレードの本の中で
飛び抜けて1番です。未だ途中ですが、じっくりと読むべきと感じて
時間がかかっております。さすがあらなみさんおすすめ度「星5+」。

趣味も放り出して、使える全ての時間を株の勉強に打ち込んで
いて、妻にも焦らないようにと言われておりますが、体の調子の良い
うちに兆しでも掴めたらと、焦らず全力を注いぐようにしております。

そして、株トレードが元で出会ったあらなみさんですが
「論語物語」を読んだあたりから、私の人生観にも影響が出だしました。

小中高とサッカー、ラグビー、少林寺拳法と体育会系
だった私は、高校の時に事故で片足を失くして以来、運動からは
遠のいていましたが、「論語物語」を読んだ時に、
少林寺拳法の練習を始めるときに全員で唱える物のひとつ
「道訓」というのが記憶の片隅から蘇ってきました。

中学から始めた少林寺拳法の教えは、若く純粋だった私の精神の
柱でした。当時、意味もわかっているつもりで暗記して唱えて
いたその言葉が頭から離れ、触れずに30年ほど時間が経ち、
その「道訓」を現在ネットで調べて改めて読むと、こんな内容
だったのかと。私の中で「論語物語」とリンクしてしまいました。
今日までの私はいかに道から外れていたのか。

トレード以外でもあらなみさんに気づかせて頂くきっかけを頂き
本当にありがとうございます。精進してまいります。

お伝えしたいことは沢山あり過ぎますがこのあたりで。
次回の更新も楽しみにしております。


余談ですが、前回のコメントの回答にMZシリーズ、FM-7、pc-9801が
出てきて、とても懐かしかったです。お金持ちが多かった私の周り
には小学生ながらFM-7・PC-6801やX1などを持っている
友達がいて、よくパソコン目当てに遊びに行きました(笑)

私が最初にパソコンを所有できたのは社会人となって自分で購入した
PC-9821Xs(windows3.1)。直後にwindows95が
発売され、悔しい思いをしました。メモリが足りず、8MBを16MB
にするお金に余裕が無かったので(汗)

自作のPCの不調の原因が電源というのは、盲点ですよね。
不調の原因を経験を元に個々の機器の役割や動作と、
全体の流れを考えてイメージできれば導き出せるように、
相場も個々の銘柄・セクターの動きや全体の流れを
ぼんやりでもイメージできるようになりたいです。

Re: No title

sohdenさん、こんばんは。

そうですねえ。
逆にチャートがファンダを呼ぶ、という正にソロスの「再帰性理論」がここにあるかもしれませんね。

Re: ありがとうございます

青吉さん、こんばんは。

ご丁寧なコメントありがとうございます。

私は、こうやってコメントでやり取りしながら、実は自分自身多くの気づきを得ているのですよ。

特に、大勢の人が、何故勝てないのか、勝ち切れないのか、ということについて、
気がつくことが多くて、それは、裏を返せば、何故勝てるのか、に繋がるわけです。

実は、勝てているトレーダーの多くは、自分が何故勝てているのか、よくわかってはいないのですよ。

わかっているようでわかっていない。

やり方で勝てている、と思っている人も多いけど、じゃあ、それを人に教えても殆どの場合勝てないのです。

私の友人、知人には、親しい専業トレーダーがいて、情報交換もしていますが、やっていることは、みんな違うんです。

やり方で勝っているのなら、みんな同じになってもいいはずなのに、みんな違う。それぞれの持ち味があるわけです。



それと、いつも思うのは、みんな焦りすぎて自爆しますね。

ほんとよく見かけます。

みんなが思っているほと簡単には勝てるようにはならないですよ。よほどの才能がある人を除いては。

だから、私は、「焦らない、焦らない」っていつも言っているわけですが、その意味は、

勝ちを焦って自爆する愚を避けろ!!

っていうことなんですね。

90%以上の人が、まともに相場というものが見えてくる経験を積む前に、勝ちを焦って自爆して消えているのです。

よちよち歩きのうちに、外に出て、事故に合うようなものですよ。


それから、論語物語を読まれたのですね。
「論語物語」は、孔子の精神を伝えてくれている素晴らしい良書だと思います。
トレードとは直接結びつかないと思うかもしれませんが、人とは、道とは、という理解は、こういうところから進んでいくものなのですよね。

人を理解することは、相場を理解することの前提ですからね。

勝つトレーダーは、株価やチャートをトレードするのではなく、その背景にある人の恐怖と欲望をトレードしているのです。

色々切り口出してもらって話が尽きないですね。
昔のPC話も懐かしいです。

こんにちは

以前、Twitterを奨められていたので自分も始めました。とても面白いですね。
中央銀行のツイートも頻繁にあるので読むのが大変なくらいです。機械翻訳に頼っているのが情けないですが、他の人も読んで勉強してるのだろうなと思うような記事が豊富なので参考になってます。
イースターの催し物に、FRBは歌のクイズをしてましたね。全然分からなかったですが。こういうとこに、各銀行の性格が表れているのかなと思うこともあります。

Re: こんにちは

こんさん、こんにちは。

ツイッターとデイトレの相性は抜群ですね。

まあ、あまり人の意見に振り回されるのもどうかとは思いますが、大勢がどう考えているのか、とかわかります。

情報も早いですし見ておいて損はないものだと感じますね。

こんばんは

はい、人によって違う見方をしているので、信じるならどちらみたいな事になりそうになります。自分で考えないとミスしたときに困るので、ポジションやその時の取引について書いている人は見ないようにしています。

初めてコメントさせて頂きます

あらなみさん、初めまして。
幸福賢者さんのブログで紹介されており、2週間ほど前に初めて読ませていただいたのですが、今の私が求めている事へのヒントになるような事が満載で、一気に過去ログまで遡り読んでしまいました。
私は5年ほど前からFXで相場に取り組んでおり、株と為替の違いはありますが、相場に関する本質的な考え方について非常に参考になります。
この5年間は、あらなみさんが常々指摘されている、ダメ街道を一通り通ってきました。
今回のドル利上げ後の相場環境変化へついて行けずに滑落し、大ダメージを受け、当て屋として相場へ向かう事に限界を感じ、心が折れかけていた所に、このブログに会う事が出来、まだもう少し続けてみようと思う事が出来ました。
最後に、練習トレードについて、一つ質問させて下さい。自分のトレードプランに沿って、INとOUTを決めて玉を建てた後に、損切ポイントを損切が減る方向に動かす事は(順行したので建値に移動とか、-30PIP設定を手動で-20PIPで切る等です)練習トレードでは無いと思われますか。この行動は拝金主義トレードでしょうか。あらなみさんの見解を、お時間のある時に教えて頂けないでしょうか。
長々と、まとまりの無いコメントすみません。
今後もブログの更新を楽しみにしております。

Re: 初めてコメントさせて頂きます

pikaoさん、はじめまして。

書いていること、ご参考になってよかったです。

今年に入ってからのドル円は、年初のファンダの読みとは逆方向に大きく動いていることもあって、大きくダメージを受けている人が多いようですね。

しかし、最後は値動きが優先されるので、逆行されれば納得できなくても従うしかありません。
それが相場なんで。

さて、ご質問ですが、全く問題ない、というより、むしろやるべきだと思いますね。

損切りとは、いわゆる「ノイズに対するバッファー」なんですよ。

本来は逆行すれば切る、ということなのですが、それでは「ノイズ」にやられてしまいます。

そのノイズ部分のバッファーをどれだけ取るのか、というのが損切り幅なんですが順行すれば当然バッファーが拡大するのだから、それに合わせてトレーリングすることは、考え方として正しいものだと思います。

ただ、あまりに早くスクラッチ(とんとん)まで持って行くと、ノイズにやられることもあるので、痛し痒しなんですが。

それから、練習ではきちんと損切りできても、本番ではできない、という人も少なくありません。

これはそもそも逆なんですが、金額にビビってしまって処理できなくなるんです。

人は損失が大きくなれば、切ることができなくなって、アホになります。

なので、アホになる手前を自分で把握しておいて、その前に必ず処置するようにしないと、大打撃を受けますね。

まあ、そもそもは、きちんと切るべきところで切る、ということなのですがね。

回答ありがとうございます!

あらなみさん、さっそく、ご回答頂きありがとうございます!
もともと設定したバッファが広がったのを縮めると考えれば納得しやすいですね。
今回、滑落した事で色々と考えさせられ、自己規律に沿ったトレードが出来ないとダメな事を痛感しました。
まずは、トレード日誌をつける・トレードプランを想定しプラン通りのポイントに来たら玉を建てる・プランと違ったら切るという、あらなみさんからすれば、この当たり前過ぎるであろう3点を、まずは当たり前に出来るように、従来の1/5くらいの少額の建玉で取り組み始めたところです。(まだ2週間程度ですが)
それらを実行する中で、練習トレードの期間だと考えている場合に、損が小さくなる方向とはいえ、損切を動かす事は規律に反して目先の利益重視の行動になってしまっているのではないのかという疑問が出てきたため、今回のご質問させて頂きました。
私は、あらなみさんほどの紆余曲折はありませんが、自分なりの試行錯誤の末に、2年ほど前に、相場に聖杯や正解は無いんだなという考えにはたどりついたんですが、それなら感覚的にやってもいいんじゃないのかと、感覚ナンピントレードという迷い道に進んでしまいました。
それでも、ここ1年半ほどは、誰でも分かるようなトレンドが出ていたおかげで、何度かドカンをくらっても踏みとどまっていたのですが、今回のドカンをくらい、今のままのやり方では結局同じ事を繰り返すという事を身に染みて感じた次第です。
それにしても、縛りらしい縛りがない中で、自分を律するという事や、本能に逆らうという事は、本当に困難ですね。
まずは自己規律を身に着けるためのトレードを繰り返し続けて行き、焦らず相場を長く続けられる事を目標に精進していきます。
またまた長文になりすみません。また宜しくお願いします。

Re: 回答ありがとうございます!

pikaoさん、こんにちは。

当初設定していた損切りを近づけるというのは何も問題がありません。
遠ざけたり、取り消すのがまずいだけです。

ただ、こういう小手先の問題は実は、大した問題ではありません。

問題は、なんといっても滑落死なんですね。

いい切り口をもらったので、長くなるので記事の続きを書いておきますね。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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