上手い下手の違い 2

2016/08/21 Sun

いつも有意義なコメントをいただく虚無僧さんから、今回もコメント頂きました。

これに対して、私も大いに考えることがあり、記事で紹介したいと思います。



あらなみさん、こんばんは。
いつもながら、勉強になるお話しをありがとうございます。

お話の内容、ほんとうによくわかるし、全面的に同意なのですけど、
ここがねえ・・・・、どうしてもわからないというひとが
多いのではないでしょうか。

相場上手といえば、
それはどうしても「先行きの見通しが上手」なひとということになって、
つまりは「当て方の上手なひと」ってことになりやすい。


価格の行く末がわからないで、どうやって儲けるのだ、というのは
すごく当たり前の疑問ですから、
上手な人は、動きの先行きが見えるひと・・・ということが、
とても理解しやすいのだと思います。


それに、お話のように相場は偶然が支配することが多いわけで
そうなると、もう何がなんだか・・・ってことになりますね。

それでも、結局相場対応ってのは上手下手の世界であって、
技術職的であり、職人技的なのだ、ということしか
いいようがないと思います。


救いなのは、上手下手の世界なのだから
練習を繰り返せば上手になる可能性が高い、ということでしょう。
それが、単に才能のあるなしの問題となると
救いようがないですから。

もちろん才能も必要だとは思うけど、
わたしは、間違わない練習方法を繰り返せば
たいがいのひとは一定の水準になれると思っています。


それに至るまで、どうしても時間はかかりますし
これまた、だいたいのひとがゾンビ体験を持つのではないでしょうか。
わたしも昔の一時はゾンビしてましたよ、当たり前ですけど。

相場は体験の積によって上手になるとは思いますけど、
間違った方向での体験なら、何年、何十年やってもだめでしょうね。


わたしの知人でも、わたしと同じくらいの体験年数
それこそ30年とか40年をやっているひとで
相も変わらず「天底あてごっこ」をやって
いまだに儲からないと嘆いている人もいます。

「考え方の転換」だけなんですけどねえ。
お話の通りでしょう。
「考え方の転換」だけで、まったく違う世界になるわけで
1年程度でも、一定のことがわかったりすると思います。

このことは林先生の本にも、繰り返し書いてありますけれど
その本質的内容を、きちんと理解して読んでいるかどうかは、
まあ、ひとそれぞれでしょうね。
本の中でも、考え方の転換だけで、まったく新しい世界になると
書いてありますけれど。

ピアノの楽譜を何百冊もっていようと
ピアノは弾けません。
しかし、鍵盤を押してみれば、ちゃんと音は出るし
簡単な曲を弾くくらいは、たいした時間がかからないで
できるでしょう。

相場は上手下手の世界であって、
それは当て方の上手下手ではない、ということ。

とっても大事なんだけど、わかりにくいことも確かだと思います。

シンプル化とは整理の技術であり、本質化と同じだと思うけれど
余計な知識とか、迷いとかが上達を妨げるのかもしれません。

捨てるのは勇気がいります。
また、シンプル化ということを、「何もしないでいいのだ」と
サボり・不勉強の許容と誤解することもありますが、
そうではなく、「勉強し、いろいろ身に着けたうえで捨てる」というか
本質を抽出する、というようなことが大事ではないでしょうか。


結局、相場は売って買って、差額を得る行為。
わたしの場合なら、「サヤをいただく行為」であり、
考えようでは、とても単純で、それだけのことだと思うのですが・・・・。






虚無僧さん、おはようございます。

こちらこそ、いつも参考になるコメントありがとうございます。

この虚無僧さんのコメントこそが、私の記事の証明にもなっているわけなんですね。


私と虚無僧さんとは、具体的にやっていることは、真逆とも言えるほど違うわけです。

まず時間軸。短期のデイとスイング。

主に順張りと完全逆張り。

などなど、「具体的やり方」は、ほぼ真逆に近いわけですね。

やり方の議論したら、殴り合いの喧嘩になりそうなものなんです。

実際、虚無僧さんと同じ時間軸の方の中には、デイを毛嫌いされておられる方も大勢おられます。



しかし・・・

相場に取り組む姿勢や考え方は、私と虚無僧さんとでほぼ100%一致している

ポイントはここなんですね。

99%ではなく、100%。

つまり、相場が見えている人にとって、やり方は違っても、考え方は同じだ、ってことです。

これは凄いことだと思います。

しかも、そうじゃない人とは、全然違う。

じゃあ、目指すべきは何なのか

自ずとはっきりしていると思うのですね。

私は、虚無僧さんんが書いておられることで、違和感を感じることがほとんどといってありません。

今回もそうですが、いつも、上手な言葉使いをされておられて、私が書いた記事よりも説得力あるよなあ、と感心してるんです。

記事と同じ内容を書いていると感じている方もおられるかもしれませんが、虚無僧さんが書いておられることは、虚無僧さんなりの視点が入っていて、全部自分の言葉で書いておられることは、記事を書いている私が一番よくわかっています。

私に足りなかった表現とかが入っていて、とてもわかりやすいんです。





さて、ここから、虚無僧さんと私の二人が思うところの、みんなに納得してもらえないこと、にメスを入れてみる、という試みです。


>相場は上手下手の世界であって、
>それは当て方の上手下手ではない


今回の記事の一番のポイントで、前回私が書ききれなかった部分です。

また、なかなか納得してもらえないところでもある部分なんです。

しかし、

当て方なんて、いくら頑張っても上手くはなりません。

上手くならないことを頑張っても仕方ない。

ほんと時間の無駄でしかありません。

それよりも、練習して上手くなることに力を注げばいいんです。


ここが最も重要なポイントだと私は思うのです。



他のどんな仕事でも同じですが、

スキルアップできないことではなく、スキルアップできることに力を注ぐことが、物事の上達のコツ中のコツ

だと思いませんか。

上達しないことではなく、上達することに時間とパワーを使えばいいだけのこと


なんですね。



ただ、ここで問題になることが、

①目先の損益ばかりがどうしても気になる

②上達には時間がかって、目に見えにくい


ってことだと思います。

結局、当たった外れた、儲かった、損した、ばかりになってしまい、気がつけば、10年、20年が経っていた、というのが多くのベテラン投資家の姿なんです。

ここで、3年、5年と時間が経過すれば、どういう心がけで相場に取り組んでいたかの違いは、差がつく一方になるんですね。

目先の当たり外れ、つまり、拝金主義で相場をやっていた人と、スキルアップを目指していた人では、年数が経れば、取り返しがつかない差がそこでできているわけです。



長い私の相場経験から申し上げますが、

当て方なんていくら頑張っても上手くはなりません

間違いないです。

10年やったら、勝率50%が60%になった、ってことには絶対なりません。

つまり、当て方など、ベテランでも、アナリストでも、相場をちょっとかじっただけの人でも、ほとんど同じなわけです。

みんなそういう上達しないことに時間とパワーを注ぎ込んでいるわけです。

だから、いつまで経っても、上手くならないんです。





事実はそうだとしても、じゃあ、

何故、予想は当たらないのか、株価予想は上達しないのか

その理屈を探ってみたいと思います。


brexitの件でわかったと思いますが、アナリスト全員が外しています。
当てるという意味では、彼らの右に出ることは無理です。
アナリストというのは、当て方のプロ中のプロなんです。

もちろん腕利き投資家もほとんど外したと思います。

私とて、まさか離脱するなど思ってもいませんでした。


しかし、一方で、

上手な人は、外したとて少なくとも大して負けていないか逆に勝っている

対して、下手な人は、外して大損害を被る


わけです。

つまり、上手な人というのは、当たり外れの外にいるわけなんです。

というより、

そもそも、そういう予測・予想に頼らないトレードをやっている

からなんです。



ここで納得できない人には、次の疑問を考えてもらいたいです。

下手な人は、いつもいつも最終的には相場に負ける。

一方で、上手な人は、なんだかんだとやっても、最終的には利益を残す。


ここのところは、冷酷なほど最後はこうなるものです。

では、

この差は、相場の見通しや当て方の違いだけなのだろうか。

そもそも、

相場で負け続ける、ということは、上か下かの50%の確率の相場を外し続ける天才なのか!!

当てることが難しいのと同じで、外し続けることも難しいのではないか。

では、どうやったら毎年毎年自分のように確実に負けることができるのだろうか(笑)

そういう疑問はありませんか。

そして、相場の上手い下手は、果たして当たり外れの違いなのだろうか。





じゃあ、そもそも相場の行く末はわかるものなのか

この点を理解を進めるために、さらに掘り下げてみたいと思います。



まずは、次のポイントとなる相場の値動きの本質を考えてみてください。

相場の値動きとは、最終的には、ファンダメンタルに従うものである


これは間違なく事実です。

これをわかりやすいように具体的事例を書くと、

①会社が倒産したら、株価はゼロになる

②業績が大きく伸び続ける会社の株は必ず上昇する


この2点に対して、「いや、それは違う」と言う人はいますか。

会社が倒産したのに、大口が買うから上がることもある、という方、手をあげてください(笑)

アップルの業績がうなぎのぼりになっている時、大口が売るからアップルは下がる、ということが起こりますか。


初心に帰って、そもそも論。

株価というのは、最終的に企業の本源的価値を写す鏡である

これは絶対的真実です。

そして、

その企業の本質的価値をミクロ&マクロの日々の変化から探る作業が株価の変動である

ということになるわけです。

ここで何を言いたいのか、というと、

株価が予測できるということは、そういう企業の本源的価値を読めるということに等しい

ってことなんです。

どんなチャートであっても、倒産したら暴落します。

「いや、チャートは上昇トレンドなのだから、倒産しても、株価は下げない」

という方、おられますか(笑)

ここのところを超絶勘違いしている人が結構多いんです。

一方で、マクロ面においては、

brexitなどを当てること = 株価を予測すること

となります。

さらに、

日銀の強烈な緩和策を予想すること = 株価を予測すること

震災・テロを予想すること = 株価を予測すること



つまり、ここで言いたいこととは、

相場がミクロ&マクロのファンダメンタルを反映して動くものだという前提に立てば、それはすなわち、

こういった

ミクロ&マクロを次々に当てていくこと = 株価を予測すること

になる


という理屈にならざるを得ないわけです。


こういう理屈があるのに、

テクニカルの法則によって、株価が読める

と考えていること事態、どういう勘違いなんでしょう。





もし、相場の当たり外れが上手い下手という基準なら、毎日外しまくっている私は間違いなく下手ですし、何度退場しているか気が遠くなるぐらいです。

そもそもそういう実績があるので、私は、自分の予想ほど当てにならないものはない、といつも考えています(笑)

ここで、じゃあ、

>価格の行く末がわからないで、どうやって儲けるのだ

というそもそもの疑問になるのでしょう。

その裏には、こういう疑問もでますよね。

価格の行く末がわからないで、どうやってそんなに損できるのだ!!

逆ギレです(笑)

これ実は、裏表なんです。


実際、ほとんどの方が、ご自分で実際にやっておられること(失礼)なのだから、わかっていてもいいはずなのに、何故負けるのかと聞かれれば答えられない、よくわならない、とはなりませんか。

たまたま外れた、が連続しただけですか。


この裏返しに、上手な人に、「何故勝てるんですか」と聞いても、なかなか具体的な返事がない、ということと実は同じなんですよ。

当たり外れだけで考えれば、簡単なことですが、相場は上か下か、確率50%の勝負です。

半分は当たり、半分は外れる、丁か半か、裏か表か、確率は50%なんです。



腕とか、目利きとか、経験とか言われても、そんなのじゃわからない、もっと具体的に教えてほしい、ということは本当によくわかるんです。

そんな漠然としたことではなく、もっと具体的に示してくれ、もっと理屈を教えてくれ、という切実なニーズは痛いほどわかります。

でも、逆ギレですが、「じゃあ、あなたはどうして稼げないんですか。どうやればそうやって損ができるんですか。」という答えを具体的に述べることができますか。

勝つ方法を知らないからいつもトントンで終わるのだ、というのならわかります。

しかし、勝つ方法を知らないことは、負ける原因にはなりません。

この理屈はじっくりと考えてみる必要があると思いますよ。

もし、正確に負けの原因を把握できているのであれば、その人はもう上手の域の人だと私は思います。


負けている原因を、単に「相場を外したからだ」としているから、ダメなんです。

相場の勝ち負けの原因を、目先の当たり外れだけで、つまりは相場を当てものとして見ているから前に進まないんです。


結局、相場を当てものと考えて、当てる方法を探しているから、永遠にコレクターになってしまうのです。



繰り返しますが、相場の先行きが当てられたから儲かるのだ、という理屈の裏は、相場の先行きがわからないから、トントン、ということになるんです。

それが、どうしたら、ドカンを何度も食らって退場なんてことになってしまうのでしょう。

勝てる方法を知らないから勝てないのだ、という理屈の裏には、負ける方法を知っているから負けるのだ、ということもあるわけです。

その負ける方法を知っているのなら、何故、負ける方法を続けるのでしょう。



トレードシステムには、次のような理屈があります。

(コストとスリッページを除けば)負けるシステムは存在しない。何故なら、負けるシステムの裏は勝てるシステムだからである

という理屈です。

もし、負け続けるシステムがあるのなら、それは凄い発見なんです!!

システムのアイデアの殆どは、勝ちも負けもしない、コスト倒れになる、というのが基本です。

もし、自分がコスト以上に負けているのなら、そこに重大なヒントが実は隠れているんですよ。



この重大なヒントについて、ソロスは次のように述べています。


最も重要なことは、マーケットの見通しについて正しいか間違っているかということではなく、正しければいくら稼げ、間違っていればいくら損をするのか、ということなのである。

私の金銭面の成功は、私の将来の出来事を予想する能力とは際立って対照的だ。

George Soros



このソロスの言葉こそが、トレードの本質でもあるのです。

当てて稼ぐことはできないとしても・・・予想を外しまくらないでも、ボロ負けして、塩漬けの山を築くことは簡単じゃないですか!!


毎年負け続けること = ずっと相場を外し続けていること


にはならないのです。

確率50%の相場で、そんなに

確実に相場を外す

ことなど、困難を極めますよ!!


相場が当たり外れだけなら、投資家半分は勝って、半分は負けて、で終わるはずなんです。おかしいじゃないか。

上げ続けているNY株なら、全員が勝っていてもおかしくないのに、そうはなっていない。おかしいじゃないか。

これがソロスの言っていることなんです。





ここまで長々と、相場の上手下手は当たり外れで決まらない、というお話をしてきました。

今回は、特に、そもそも予測を当てることは可能なのか、上達できることか、ということについて書きました。

すごい難しいテーマでしたが、何か、考え方のヒントになるところはあったでしょうか。

それとも、まだ腑に落ちない、ということでしょうか。

難しいテーマなのでそうであっても、仕方がないと思います。

ということで、総括しておきましょう。



相場の予測は、ベテランであっても難しい。何故なら、価格はファンダを写す鏡であるからで、予測精度の違いが、上手下手の違いには決してならない


相場を当てようとする努力は、上達しない努力である

それならば、上達することに努力の方向を向けたほうがよい


ここに、目先の損益だけでない、相場の取り組みのヒントがあると、私は思いますよ。

この心がけ、考え方の違いは、最初の1年、2年ではほとんど同じですが、5年、10年で取り返しのつかない差になっている

そういうことなのです。



そして、

相場を当てものだと捉えてやっている限り、10年、20年と本来ベテランの領域に入っても、

永遠の初心者である目先のことしかしてこなかったキリギリス投資家

となってしまいます。

キャリアを何十年と積んでも、、腕も未熟で損切りすら満足にできない。
ファンダメンタルもよくわからない。
ちょっと勝っても簡単に吐き出し元の黙阿弥を何度も繰り返す。
ドカンを未だに繰り返し、塩漬け株の山を築くことを生業としている。


全部、目先であり、拝金であり、小手先なんです。

棺桶と地上を行ったり来たりしているゾンビ投資家でもあり、目先の利益しか考えてこなかった拝金主義のキリギリス投資家の末路でもあります。


年月を経て、こうなってしまった投資家が如何に多いことか・・・これは紛れも無い事実なんです。
というより、世間一般的に言われる「相場なんかやっても、一時的に儲かってもすぐにドボンするに決まっている」というヤッカミ半分はほぼ正解なんですね。
私のように長年相場に関わっていると、回りにいた大勢の投資家はみんな自然消滅しています。
ブログを始めた10年前から見ても、気がつけばほぼ誰もいない(笑)
生き残った者は、ほとんどいません。
当時のカリスマは、アイドルと同じで、短命に消えてしまいました。
そして、また今のアイドルたちが出現して、もてはやされて、そして消える。
それが普通、基本形、ノーマル、正常な投資家の末路、なんですね。
これが事実なんです。
じゃあ、何故そんなことがいつもいつも起きるのか。
それは予測だけ、当て方の問題だけなのか。

我々が目指すべきは、こういうキリギリス投資家ではなく、派手さはなくてもアリ投資家なんじゃないでしょうか。




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コメント

Secret

No title

とても参考になります。ありがとうございます^^

No title

多くの人がトントンかジリ貧から抜け出せない、まあ、これでもドカンで撃沈しないだけ上等な部類だと思うのですが、そこから抜け出せない。。。

トレンドに乗っていくことに対する粘り強さが多くの人には足りないと思うのですね。

とことん、ガッツリ乗っていくという、そういう粘り強さ、です。

レバレッジもありますが、乗る期間の長さ、のほうが問題は大きいのでしょうね。さっぱりし過ぎやでっていう。

しかし、相場の多くの期間においては、とことん、ガッツリ乗っていこうとするとほとんどの場面でちゃぶつく結果となります。

だから・・・、

ショボ利確と箱庭的近視眼的相場感が身についてしまうのですね。

パンの本を読んだり相場のブログを徘徊する熱心なトレーダーの行きつく多くの姿、それは、利確は早いので勝率は良い、リスク管理もそれなりに実行できている、が、、、資産はなかなか増えない、乗れてるのに大したことがない一方、環境変化とかちょっとした感情の乱れで、どこかでいずれ糸が切れてしまうという。。。

まあいろいろ思うところはありますが、取り敢えずそんなふうに思います。

Re: No title

ラークさん、はじめまして。

長い文章を読んでいただいて恐縮です。
ご参考になってよかったです。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

>多くの人がトントンかジリ貧から抜け出せない、まあ、これでもドカンで撃沈しないだけ上等な部類だと思うのですが、そこから抜け出せない。。。

これは、重大テーマですね。かなり多くの人が陥っているものだと思います。

タカユキさんが言われていることに加えると、やはり、環境認識とメリハリじゃないのか、と思いますね。

「いつでも稼がないといけない」

こういう思いを持っている人は多いんですが、環境はそれを許しません。

ダメな時は無理をしてもダメ、という割り切り、みたいなものが持てるかどうか。

そして、一方で、誰もが簡単に利益を出せる時に、アクセルを噴かせるかどうか。

こういうメリハリが必要だと思います。

多くの人は、そもそも環境認識にそんなに重点を置いておられない。

だから、いつでもどこでも、とやってしまって、撮ったり取られたりで、結局トントンかジリ貧に陥る、ということになるんじゃないかと思います。

タカユキさんの書かれているトレンドというのも、いつでもどこでも乗っていこうとしても、いいトレンドが出る局面というのは、本当に少ないわけです。

そうすると、ほとんどは箱庭の範囲を出ずに逆噴射する、結果、粘っても取れない。

そういう逆噴射の学習をみんなが終わった後に、やっといいトレンドが出るのだけれど、もうその時には、学習を終わったみんなはさっさと利食いを済ませた後だった。。。。そういうことなのですね。


他にもありますが、コメント欄なので、このあたりにしますが、「何故、トントンかジリ貧に陥るのか」ということについても、記事にしたいテーマですね。

といって、結局、他の記事の焼き直し的になりそうなんで、新しい切り口が見つかれば書きたいところです。

No title

あらなみさんの考え方は自分にとって凄く参考になります。
違う価値ある世界を見たような、そんな感覚にさせられます。

あるとこで、名無しの人に下の様な内容のアドバイスをされたのですが、自分にとってはまったく的外れでは無いですが具体的には良く分からなかったです。考え方は余り大事では無い見たいな感じも受けますが?

「ご自身でも薄々わかっているとは思いますが、わかってなかったらそもそもの問題ですけど…株に限らず成人した大人が三年半もやって結果が出ていないということはそれは向いてないということです。今までの努力は方向性まったく違ったということです。北へ向かいたいのに南へ向かっているようなものですね。もし本気で変わりたければ今までのやり方は捨ててください。ゾーンとかいうウダツの上がらないリーマンが読むような抽象的でぼんやりとした精神論が書かれただけの自己啓発本みたいなものも捨てていいです。
素晴らしい本ではありますが今のあなたには必要ありません。あなたに必要なのは具体的なものです。すべてを定義付けしてルールを作り…長くなりました。やめます。」

Re: No title

みならいさん、こんにちは。

多種多用な考え方がありますからね。
ご紹介していただいたアドバイスは、どちらかというと「多数派の意見」です。
普通に考えれば、正しいような気がする考え方でしょう。

ただ、この方のアドバイスは、私とは全くといって合いません。

私は、マイナー派ですからね。

まず、たったの3年半で何がわかるんだ、と思います。
その程度の経験は、私から見れば、まだペーペーですよ。

そもそもどんな職人の世界でも、3年程度で一人前などあまり聞いたことがありませんね。

これは私の意見だけではありません。
昔を振り返って3年程度の頃って、「一番苦しい時期」なんですね。
つまり、結構経験を積んできているのに、まだ結果が出ない、もうダメなのか、と思い始める頃なんです。
多くの人の経験から申し上げて、そこを超えると見えてくる景色もある、という感じです。

ゾーンは、いい本です。ただ、最初はわかりにくいんじゃないかと思います。

そして、具体的なルールって話・・・そればかりを探し続けて、何十年、投資家ゾンビとしてさまよっている人がどれほど多いことか。
これは、過去の記事にも書いたとおりです。


そういうありきたりに、ルールを探して、3年程度で何とかなるのなら、そんなことみんな既にやってることですよ。

それではダメだから、相場は難しいんですよ。

No title

最近思うのが負けまくる人って、
相場の上下を当てるっていう発想しかないんですよね。

そうじゃなくて、勝率が高い場面を選んでいけばいいのにとか言っても、
「勝率が良くても、トータルで負けたら意味無いじゃん」とか返して
くるわけですよね。
いや、俺が言ってる勝率っていうのは、勝ったトレードの数っていう
意味ではないんですがっていう。

相場を上下当てるっていう目で見るんじゃなくて、
自分が得意な状況かどうか判断するっていう視点で見れば全然違うんですけどね。
そうすれば無駄なトレードなんて全部排除できるわけです。

やっぱり確率で考えるのはつまんねーってことでしょうかね。
運でも勝ちたい、勝つ確率20%のところでも運良く勝てれば
それでいいって感じなんだなぁとつくづく思います。
サイコロの同じ目が何回も出ないのと同じなんですけどね。
なんか自分でサイコロを振っておきながら、
「6の目が出てほしい、出るだろう、いや、そうに違い無い!」と言って
サイコロ振り続けているようにしか見えないんですよね。
それで負けて落ち込んでても、そりゃ当然だろうと思ってしまう自分は
たぶん冷たいのでしょう。

要は相場は当てるんじゃなくて、分かるか分かんないか、なんですよね。
僕なんて相場の80%は分かんないですけどね、全然天才では無いので。
下手な人を見ると、例えばこの分からない80%を分かろうと努力するんですよね。
いやいや、そうじゃなくて、わかる20%を全力でやるんだよといっても
じっとしていられないっていうか。
まあ、じっとしているというのもトレードに必要な才能なんですかね。
自分はこんなもんなんだと認めるというか諦めるのもきっと必要なことですよ。

Re: No title

qさん、こんにちは。

書いていただいたこと、一言で言うと、拝金主義ってことなんですね。

結局、目先の勝ち負けばかりにこだわっているので、相場とは、継続的取引の中でトータルで勝つ、ということが見えていない人たちです。

昔、「相場は結果が全てだ」と言われたことがありました。
私は、絶対に違う、と思ったのですが、当時は、自分に実績もなく、反論することができませんでした。

しかし、

損切りすべきところを粘って1勝

10取れるところをさくっと2だけ利食って1勝


こんなのを結果が出た、と言えるのか、ってことなんですよ。

相場の難しいところは、目の前の勝負で、お金が動いているってことなんですね。
だから、どうしても、目先目先と走ってしまうんです。

短期的勝ち負けなど、実は単なる偶然の産物に過ぎない、ということを理解してトレードしている人はそんなに多くない、というのが実感ですね。
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プロフィール

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
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