ママさん料理教室

2016/08/30 Tue

ママさん料理教室においては、新入生でも、最初から、スズキのポアレ、だとか、趣向を凝らしたレシピを教えて、

好奇心を満足させて、楽しく、ワイワイガヤガヤ

と料理を教えます。

次々に、レシピを教えて、これでもかこれでもか、とやり方を教えて、飽きないようにさせる工夫をします。

一流シェフのレシピを教えますよ!!

といった感じです。

カリスマシェフにレシピを教えてもらって、満足満足(笑)

一流シェフのレシピさえわかれば、同じものができる、というみんなの思いを汲みとって・・・(笑)


最初から面白い

最初から楽しい

最初から色んな知識を得られる


これがママさん料理教室の教える仕組みです。

つまり、

知識から入る

ということです。

この料理教室で不思議な事は、10年通っているママさんでも、今日入った新人でも同じ扱いなんです。

何故なら、

10年通って、知識だけは豊富になっても、何も上達してなどいない

からなのです。





一方で、一流の日本料理店に修行に入った新人料理人を待っているのは・・・

掃除・皿洗い 3年

下ごしらえ、使いっぱしり、などなど、

最初は辛くて苦しい

何でこんなことをやるのかと疑いたくなる

知識など何も教えてはもらえない


のです。

やっと包丁を握らせてもらえるようになったのは、しばらくしてからなど当たり前。

しかも、それは、包丁磨き、だったりして、料理など簡単にさせてはもらえません。

板前の修行は、入った新人10人のうち、1年後に残るのは2~3人ということだそうです。

そして、一人前には、最低10年。。。。



ここでは、目先の損益など考えていたら、修行など続きません。

皿洗いなどやって、何になるんだ!!

俺は料理を習いに来てるんだ!!

ってことです。



つまりここでは、

技術、腕を磨くというところから入る


ということです。

そして、それには、

とんでもない時間がかかる

ってことです。



ママさん料理教室と料理人修行

この両者のエントリーから、プロセス、学ぶ方法・・・全く別次元、別物、なんです。

同じ

料理を学ぶ

といっても、まるで別のプロセスがあるわけです。



ウナギの料理人は、

串打ち3年、裂き8年、焼き一生

と言われています。

串を打つだけで、裂くだけで、

何でそんなに年数がかかるのだ、と頭で考えたら思いますが、実際には一流と呼ばれるようになるまで、時間のかかりかたというのは、どんな技術職でもそうなのでしょう。


始めて3年で一流のピアニスト

ボールを初めて握ってプロ野球選手まで3年

将棋を始めて3年でプロ


こういうイメージできないのと同じで、技術の習得という面では、特別コースなど無いわけです。





こうして、ママさん料理教室と料理人修行・・・10年後、どちらが一流の料理人になれるのか


考えないといけないのは、こういうことなんだろうなと思います。

こうして出来上がるのが、

ママさん料理教室では、知識だけは豊富、つまり口だけは達者だけれどやらせたら下手なママさんたち、つまり評論家さんたちです。

一方で、料理人修行を積んだ料理人は、腕、目利き、という技術を身に付けた職人さんです。




最初から、儲かって楽しい

最初から色んなやり方知る

最初からカリスマと同じことをする



相場においても、こういうママさん料理教室的なスタートを切る人がほとんどなわけですが、

本当に儲けようと思うのなら、

どこかで気がついて、


ママさん料理教室から、本格的料理人修行に切り替えることができるか

そこがポイントなんだろうな、って思います。



多くの投資家は、ママさん料理教室の域を出ずに一生涯を終えます。

趣味でやるのならそれでもいいのですが、

こういったプロセスの違いに気がつかないままで、

料理教室的な努力を続けている人が多い

ことは、もったいないと思うのです。

そこで10年、20年と努力を続けても、知識ばかりが豊富になるだけだからです。

知識ばかり増えて、口だけは達者になるけど、やらせたら下手。基礎的な技術さえできない。


そういう頭でっかちな評論家タイプのベテラン投資家が多いわけなんですね。

相場の知識は、増えれば増えるほど、下手になる(迷いを増やすだけだから)、というぐらいのものだと気がついてはいないのです。



ママさん料理教室は、授業料を支払うもの。いくら通ったところで支払う立場は変わりません。

一方で、料理人修行は、お金をもらう仕事。


知識を得ることと、腕を磨くことの違い。


両者は、似て非なるもの、全く別次元のものなのです。



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コメント

Secret

理論武装

お久しぶりです。
知識や相場格言だけ知って惑わされています。
変に知識欲がある性分ですから、本当に色々な情報を取り込んでしまいます。
損切りにまず問題があるなら、損切りに関する訓練をしないといけないのに、そこから目を背けてしまう。
損切りの知識だけは天下一品でも、実際の相場で損切りした経験が無いのなら使い物になりませものね。
自分自身の経験値が大切なんだと、記事を読んで改めて思いました。
見る、知るを程々にして、相場やチャートに触れて試行錯誤を積まなければ上達は望めない。
こういう気付きを得て、その上で行動に移す。
字面にすれば簡単ですが、実際には上手く体が動いてくれない。
人間の身についてしまった習慣って厄介ですね。

夏枯れ相場のおかげか、あらなみさんのブログ更新頻度が高いですね(笑)
このブログを読んでいるだけで満足してしまってはいけないと自戒しつつ、技術を磨く毎日です。

Re: 理論武装

鴨川トモロンさん、こんにちは。

理論武装といえばいいですが、知識偏重なんですよね。

要するに頭でっかち。

ただ、今の風潮は、クイズ番組などを見ればわかるように、知識偏重が世の習いなので、これも仕方がないのかなと。

お笑い芸人が、肝心のお笑いは面白くないのに、◯◯大学卒とか言って、クイズ番組で幅を利かせている現状ですからね。



損切りの知識など、誰でも知っているわけです。

しかし、きちんとできる人は極僅かってことが知識偏重を物語っているのですね。

人は、知っていることは、できると思っているのですが、とんでもない間違いで、知るとできるの違いはものすごく大きいわけです。

No title

スポーツや料理の上手い下手、は、わかりやすいですが、相場の上手い下手ってわかりにくいものですからね。身体的動作はポチって押すだけですから。

でも動くものを相手にするわけですから、上手い下手は厳然として出てくるのですね。

で、その動きようによって、金、が増減するのですから、心理的プレッシャーも相当なものなのですね。

強い心理的プレッシャーを受けながら、動くものを相手に適切な判断と行動力を求められる。。。

場数を踏む、ということもあって、千本ノック、も必要になるわけです。

値動きという、相手の特性、も知る必要ありますしね。

勿論、パターン認識、という意味ではないですが。

私の実感としては、値動きの大きな変動の波、に対する、備え、が、多くの人には無いことが、大損したり、あるいは大きく儲けられない原因の一つだと思ってます。

まあ、それはともかくとして、相手を知り、そして自分自身を知る、場数を踏んで鍛えられていないと始まらない話なのですね。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

相場に上手い下手があるかどうか、ですが、やはりありますよね。

私も見ていて思うのは、下手な人は、何をやっても(どんな手法でも)儲けることができないんですね。

その違いが何か、と言われれば、答えるのが難しいわけですが。。。

No title

はっきりしない相場が続いているせいか、コメント欄も閑散ですが、私も相場のほうは開店休業状態でありまして、相場を監視する、その緊張感が緩んでしまっているのが自分でもはっきりとわかります。

が、、、

相場は必ず変化する

のですね。

特に為替はそうですねえ。

下手に手を出して空回りするのは駄目ですが、この弛緩状態に馴染んでしまってもダメなのですよねえ。

メリハリつけるって中々難しいですが、じっくりスタンバっておきます。

・・・

昔、マツコと有吉の怒り新党とかいうテレビ番組で、ギャンブルにお小遣いを突っ込んでしまう夫に困ってる、みたいな主婦からの投稿がありまして、その話題に対して有吉という芸人が、

「そういう人はねえ、途中って思ってるんだよ。その人の中でいくらに増やしたいとかいう勝手な目標みたいなモンがあって、そこにたどり着くまでは途中なんだよ。だから、ちょっと儲けたからって、美味しいものを食べたりとか何か買ったりとかいう発想はないのよ。そこへたどり着くまでは途中だと思ってるから、結局負けるまで全部つぎこんじゃうのよ」

みたいなことを言っとりましたが、「はあ、なるほどなぁ、ちょっとコレ深いかも」、なんて思ったりしたことあります 笑

何をやっても最終的には負けてしまうってのは、まるでそれを求めているかのような売買を我々はしているのかもしれないですね。特に資金管理的な面で。

途中だと思っているから、ちょっとした負けを後退と思って、ムキになって取り返そうとかいう心理もあるのかもしれないですね。

もっと掘り下げていってみれば、途中だ、って思うその心は、甘え、でもあるのかもしれないですね。

今は途上だと思っているからこそ、目の前の今を疎かにしてしまっているという。。。

相場はその都度その都度の勝負が目の前にあるだけで、目の前の勝負に対して自分なりにキチンと対処できたかどうかの連続でしかないわけで、途中だと思ってるからこそ、今、目の前の勝負に対していい加減な事をしているくせに、いや俺は途中だから、修行中だから、なんて明後日の方向に目が向いてしまっているという。。。

いや、その前に、今やってるそのオバカな、感情むき出し売買やめたら・・・、なんてこと、ありそうですね。

なんだか夢見るフリーターみたいな話ですね 笑

Re: No title

タカユキさん、こんばんは。

コメント欄もそうですが、記事も滞っています(笑)

値動きがはっきりしないと割りきって無理をしないということも大事ですし、そうであっても、監視を怠らず、待つということ。
結構これが難しいのですね。

これは、警備の仕事と同じだと思うのですよ。
何も無いと思えば気が緩むわけですが、いつ何時何かが起きるかもしれない、いつスクランブルが来ても大丈夫なように備える、ということができるかどうか、ってことかと思いますね。

難しいことですが、

いつでも動ける状態でじっと待つという忍耐力こそが利益の源泉なんだ


と思いますね。


>途中だと思っている

この「途中」という発想、考え方。
なかなかポイントですねえ。

書かれていることを読んで、なるほどと思いました。

トレードは、継続的取引なわけで、一発勝負ではないので、当然途中感覚というのは常にあるんでしょうけど、この感覚を確率思考に使えばいいんですが、そうではなく、中途半端に処理してしまう感覚なんでしょうかね。

途中というより、もっともっとという欲が先行してしまう、ってところもあります。

結果として、偶然を必然と勘違いして、爆死する、という相場あるある(笑)

はじめまして

あらなみ様
 はじめまして。大変ためになる記事やコメントでいつも勉強させていただいております。誠にありがとうございます。
 当方、1990年のバブル崩壊直前から株を始め、当然買いしかできませんので出ては負けの繰り返し、幸い若かったので資金量も少なく損失額も知れたものでしたが、それでも年収分くらいの累損でした。
 これではいけないと相場の本を手当たり次第読み始め、まさに頭でっかちの知識偏重でしたが、「相場技術」という言葉を目にして、そこから林輝太郎先生の本にたどり着き、酒田罫線法による小豆のリズム取りから練習を始め、現在は225採用の地味な素材・市況関連銘柄のリズム取りを専門にしています。恥ずかしながら、出ては負けと知識偏重の期間で10年、練習に目覚めて売買を繰り返し勝ったり負けたりでトントンの期間が5年で、安定して毎年稼げるようになるまでに15年以上かかりました。
 一番自分が成長できたのはやはり売買を繰り返して成功体験と失敗体験を積み重ねた5年間でしょうか。特に失敗の経験がためになりました。こういう値動きでこういう建玉をすると失敗するんだよな、という自分の失敗パターンが理屈でなく皮膚感覚で覚えることができたからです。良かったことは同じ失敗を何度も繰り返さないよう、見える形で残しておいたことでしょうか。立花義正先生を真似て、今でも自分の失敗パターンを「自己格言集」として常に目に付く所に掲げています。
 まだまだ書きたいことは沢山ありますが、切りがないので今日はこの辺で。またお邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします。
 

Re: はじめまして

道々の輩さん、はじめまして!!

ベテランの常連さんの書き込みも嬉しいですが、こうやってはじめましての方からのコメントは大変嬉しいお便りですよ!!

道々の輩さんの今回のコメント、何もかもが相場で勝てるようになるための重要なヒントであり、後に続く者たちへの地図だと思いました。


私は、昭和のバブルの恩恵を受けた(受けたことがその後の大失敗につながったわけですが)世代ですが、崩壊直後という最悪時期にスタートされたのですね。


>酒田罫線法による小豆のリズム取り

お懐かしゅうございます!!

私も折れ線グラフを書いて、小豆のリズム取りをやっていた時期があったのですよ。

あのまま続けていれば、と後になってどれほど後悔したかわかりません。

私は、リズム取りをしばらくやっていたのですが、その後、必勝法探しに舵を大きく切ることになるんです。

これがドツボのスタートとなりました。

勝てる方法を探していた時期は、本当にムダな時期だったんです。

このムダな時間を如何に早く切り上げるか、がポイントなのだろうと思いますね。

道々の輩さんは、これに10年間かかられていますが、それぐらいが自分を納得させられる時間のかかりかたなんだろう、と思いました。

私も同じぐらいかかっていますものね。



>出ては負けと知識偏重の期間で10年、練習に目覚めて売買を繰り返し勝ったり負けたりでトントンの期間が5年で、安定して毎年稼げるようになるまでに15年以上かかりました。

この時間のかかりかた。本当に参考になります。相場上達のためにすごく重要な指針です。

知識偏重(勝てる方法探しも含まれる)で10年、目覚めてから5年。

この時間のかかり方は、「標準仕様」じゃないかと思えるぐらいベーシックな時間のかかり方じゃないかと驚きました。

実は私も総じて考えればそんなものなんですよ!!

目覚めまでと、1000本ノック、この時間のかかり方としての10年5年の法則

ってあるんでしょうかね。

目が覚めるまで、やはり10年ぐらいあれやこれや、知識偏重、勝てる方法探し、という回り道をしないと、人間納得できない、ということなんですね。

そして、

知識偏重から目が覚めて、そこから練習を繰り返して、それでも5年という

時間のかかり方

をするのですよね。

これがわかっていない人が多すぎるんです。

ちょっとかじってはポイ、ちょっとかじってはポイ、これを繰り返して、結局、何も身につかず、という人が大半なんだろう、って思います。

結局、

①練習なのにやり始めから儲からないと意味が無いと思ってしまう

②初めて数ヶ月とか、長くても半年ぐらいで稼げるようになれると思っている


この考えがそうなる大きな原因なんだと思うのですね。

実は、そんなに簡単に勝てるようになどならないよ、というのは、相場の厳しさを言っているのではなく、下積みをコツコツと続けられるためのノウハウなのだ、ってことなんですね!!


色々と考えるヒントを頂きました。
道々の輩さん、大変参考になるコメントありがとうございます。
またのコメントお待ちしています。

試行錯誤

あらなみ様
 こんにちは。返信のコメント、ありがとうございます。
試行錯誤に10年もかかったのは、上げ下げの当て方から相場のやり方に目が向いた後でも、リズム取りから両外しサヤ取りまで、色々な方法に手を出したからです。人形町の林輝太郎先生の事務所にうかがった事も何度かありました。今から思えば回り道ですが、実際にやってみて納得し、自分に向いている、向いていない、何とかできそうだという感触を得るためには避けて通れなかったのかもしれません。
 やり方や銘柄を決めて練習を繰り返すうち、本当に少しずつ徐々にしか進歩はしないのですが、次第に自分の型ができてきたように感じました。林先生の本のこの一節はこういうことだったのかと、納得することも多くありました。練習中は失敗も多いのですが、失敗のパターンが分かってくると、これは危ないな、いつも失敗するやつかもしれないと感じたときに玉を減らしたりツナギをしたりして失敗の処置ができるようになりました。失敗しても対処できることで相場が怖くなくなり、とても嬉しくなったのを今でも覚えています。
 では、今日はこの辺で。またよろしくお願いいたします。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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