相場における真の失敗 1

2016/11/05 Sat

トレードで失敗した、というのは、一般には、損したら失敗、儲かったら成功、という構図で考えられているものです。

勝ったら成功で、負けたら失敗

当たり前のようにそう思われています。

利益 = 成功

損失 = 失敗


つまり、結果論、結果オーライってことです。



儲かったら成功に決まってるじゃないか。

「結局、相場なんて何であれ儲けたもの勝ちなんだよ。しのごの理屈言っても、儲けられなかったら負けなんだ。」

昔、友人にこう言われました。

一見すると、正しい意見のように思えます。

ただし、ここでは、勝ちと負け、そして、成功と失敗、これが完全に渾然一体となって定義されてしまっているため、結果オーライがまかり通る世界となっているわけです。



そして、トレードにおいては、もう一つ渾然一体となっていることがあります。

それは、

目の前の当たり外れと、中長期的に見たトータルの利益

これも、ごっちゃ混ぜになっていて、

とにかく何としてでも目の前の勝負で勝つこと

こそが大事、と感じるのが人としての本能でしょう。

目先優先

です。

他のことはさておいて、今戦っている勝負に勝たねばならないのだ、ということです。

そして、この眼の前の勝ちにこだわることの延長線が相場で勝つことなのだ、という感覚的な理解です。

今、目の前の勝利にこだわる先に相場の勝ち組がいる、という漠然とした理解をしている人がほとんどでしょう。





では、利益は利益として、次のような勝ちは成功と言えるのでしょうか。


①儲かったのでさっさと利食い、しかしその後大きく伸びた

②損したので粘り通してやっと戻ってきたのでちょっと利食い

③意に反して逆行して引かされたのでナンピンして耐えて、戻ったところでプチ利食い


全部、目の前のトレードの勝ちにこだわった結果起きた現象です。

目の前の勝利を何とでも得たければ、こういう行動に出るのは、目的に対して理にかなった行動と言えるでしょう。

つまり、目的にかなった合理的判断ということです。

逆に言うと、

こういう行動を取らざるを得ない、という必然性です。

目的は、目の前のトレードの勝利なのだから、とにかく負けたくないわけですね。

皇国の命運はこの一戦にあり、という思いで、何としてもこの戦いに勝たねばならない、という強い思いが込められた戦いになっているわけです。

ここで負けたら、もう後が無い、という背水の陣のような戦い方でもあります。

全軍壊滅か勝利か、こういう戦い方です。

目的に対しては理にかなっているし、結果として儲かったわけですが、果たしてこの戦い方は、成功と言えるものでしょうか。



基本的に人が本能のままにトレードをやれば、

目の前優先 & 結果オーライ

がまかり通る世界に陥ってしまいます。

そして、その考え方に基づくからこそ、先ほどの3つの事例を繰り返すようにトレードするようになってしまうのです。



相場の因果関係は多くの人が考えるよりも非常に複雑なものなんです。

淡白にしか利食いできない、という人は、単に利食いを伸ばす、ということでは絶対に解決できません。

また、損切りしなくては、と思っても、つい引っ張ってしまう、という人も多いわけですが、単に切らないと、と思っても簡単に切ることなどできないわけです。

何故そうなってしまうのか、というと、目の前優先&結果オーライを目的にトレードしていたら、そういう行動は、

目的に対して、合理的に正しい判断であり行動である


ということになっているからこそ、そういう行動を取ってしまうのです。

要するに、目的に合った行動だから、目的を変えずに行動だけを変えようとしても無理があるわけなんですね。

ここに、淡白利食いしてしまう&損切りができない、という人の真の原因が見えてくるわけです。

心が弱いとか、規律にルーズだ、といったような精神論ではない理由がはっきりと存在しているわけです。


人気ブログランキングへ




コメント

Secret

まだ10年ですが、色々と失敗してみないとわからないことばかりでした。
損切りは早く利は伸ばせとは言われるものの、それを技術的なアドバイスと捉えて、損切りをタイトに設定しても、負け続けてしまうわけです。
原因はエッジがないからだと、テクニカルでエントリーポイントをエクセルで検証しましたが、結局、ある時は上手くいくものの、あるところでドボンするわけです。
そういう経験を1000回繰り返した結果、色々と気付くわけです。
利が伸びる動きを取るためには、嵐が起きなければいけないこと、ふるい落とされないポイントで仕込むこと、利食いを判断する基準を持つことなど、コツのようなものです。
そういうことを経験して、ようやく損切りは精神的な問題で、利食いは技術的な問題だったことを理解することになりました。

こんなの同じ軸で捉えますよね笑。罠ですよ笑。
相場は失敗しなければ、なかなか鍛えるのは難しいですね。

Re: タイトルなし

ねこみさん、こんにちは。

失敗が必要な理由なんですが、みんな頭で考えて、本などで覚えたことを理屈どおりにやれば上手く行くと思ってるんですね。

実際には、ちょっと相場をかじったことがある人なら誰でも知っているような小理屈を知って、それもう相場が勝てるような気になるわけです。

実際には、そんなこと誰でも知ってるんですが、自分だけがわかった気になっているわけです。

でも、やってみれば簡単にわかるんですが、そういう小理屈で相場をやってもことごとく失敗に終わるわけです。

そこで、やっと何でだろうって考える。

まあ、当たり前のことで、みんな知ってることだから、そんなので勝てたら負ける人などいないわけです。

負けて負けて、やっとスタートラインに立つ。そういうことなんですね。


エッジが必要とか言っても、エッジがそんなに簡単に見つかったら、負ける人などいませんよ。

しかも、見つからないからエッジだ、という立派な理由もある。。。

そもそも、検証しているのは自分だけじゃないわけです。

こういった諸々を経験しながら、成長していくわけですね。

あらなみさまこんばんは
今回の内容はちょっと難しく考え込みました
ちょっとうまく説明出来ないかもですが
負ける時のパターンは、本来人間の本能に正しい選択を自然にしてしまうが故に起こってしまう
そして、そうならない為には体に覚えさせていく作業が必要という事ですよね
私は今、1000本ノックの練習もしていますが
練習ではなく本番のトレードも合わせてしています
そうすると、練習では出来るのに本番では出来ない
という現象がたまに起こります
以前にお話しされていた10年コンスタントに勝ち続けていた人がある時突然勝てなくなりドボンする
何が言いたいかと言いますと、取引額(資金コントロール)の練習と言うものは無いのでしょうか?
取引額が変われば今までの練習も突然リセットされてしまう
こんな事が誰しも起こるのではないでしょうか
私は基本システム的にトレードし1回1回のトレードを実行するかは裁量しています
。勝っているときは損切りも迷いなく出来ます。それはやり方に依存していてさらに実績が証明しているから、この損切りは本番的にも合理的でいわば損切りの中でもレベルの低い損切りと言えると思います
しかし負けが込むと突然出来なくなる
話をまとめると結局、取引額によって損切りの合理性はいくらでも逆転してしまうんだなと思いました
資金コントロールの練習方法って無いものなのでしょうか
って、本当は自分で考えなきゃいけないのにすみません
そして、まったくまとまりのない文章ですみません

すみません誤字です
「この損切りは本番的にも合理的でいわば損切りの中でもレベルの低い損切りと言えると思います」
本番的じゃなく本能的の間違いです

Re: タイトルなし

タカさん、おはようございます。

>負ける時のパターンは、本来人間の本能に正しい選択を自然にしてしまうが故に起こってしまう


今回書いたことは、ちょっと違います。

要するに、本能云々とか、負けるとか置いておいて、

仮に目の前の勝負に絶対勝とうとすれば(という仮定)、勝ちは淡白に、負けはトコトン粘るという結果になる

ということを書いた、ということですね。

最初から、こう簡潔に書けばよったのですが。。。(笑)

それがいいとか、悪いとか、正しいとか、正しくない、という評価(つまり主観)は、さて置いて、事実関係として、そういう目的があれば、そうなる必然があるのだ、ということを書きました。


>10年コンスタントに勝ち続けていた人がある時突然勝てなくなりドボンする


突然勝てなくなる、ということではなく、このケースの場合は、テールリスクに飲み込まれてしまう場合です。

つまり、通常の相場であれば、コンスタントに勝てていたものが、リーマンショックなど大変動に巻き込まれてドボンする、ってことを書いています。

原因は2つあって、①今の相場の延長線上にしか相場を見ていないこと、②勝ちに安心してリスクを拡大してしまったこと、です。

結果として、過去の経験から異常事態と認識できず大きなポジションを抱えたまま逃げることができずに、ドボンするわけですね。

ロットコントロールは、一般にはそんなに意識されておらず、興味も持たれていないものですが、実は、生死を分けるぐらい重要な問題なのですね。

一番起きるのは、

いい相場が続いて、勝ちにおごって、気がついたら扇形にポジが膨れ上がっていて、その時に相場が弾けてドボン

という典型的パターンです。

トレーダーの実力差が如実に出るのは、フォローの場面ではなく、アゲンストにどう対処できたか、なんですよ。

勝てない人は、とにかく逆行に弱い、脆くも崩れ去るのです。


>資金コントロールの練習方法って無いものなのでしょうか

お尋ねの件ですが、私が問題だと思っているのは、小手先のリスク管理方法とかではなく、先ほど書いた2つの原因だと思っています。

つまり、何度か経験して、自分に何度もこういうことが降りかかってきているということを明確に意識し、テールリスクを常に意識しながらポジション管理を行う必要があるし、いざ事が起きたら何が何でも逃げることが大事だと思っています。

単純には、①ちょっと儲かったら調子に乗ってポジションを拡大する、②儲かった経験を盾に逆行をつい頑張ってしまう、という癖を無くすことだと思います。

そうでないと、いつまでたっても、コツコツドカンの繰り返しですからね。

何度も繰り返しているのだから、いいかげん、こういうことに気がつくべきなんです。

いつも書きますが、大事なことは、小手先の手法とかノウハウではなく、考え方なんですね。

Re: タイトルなし

タカさん、もうひとつ質問に答えていませんでした。

>取引額によって損切りの合理性はいくらでも逆転してしまう


多くの人が陥るところだと思います。タカさんだけではありません。

これは、いわゆる私のブログでよく書くところの「拝金主義」なんです。

つまり、金額によってトレードが違ってしまう現象です。

というより、そもそも、金額ばかりを追いかけてトレードしている、ということでしょう。

練習ではできても本番ではできない、というのもそのせいで、損の額にビビってしまって、切れなくなるわけですね。

これは、練習モードの弊害ということもあって、「小さく固まってしまう」という現象から来ています。

練習方法をお尋ねですが、実は、この拝金主義を排除することかなり難しいし、これこそ時間をかけないといけない経験値の成せるわざなわけです。

最初は、どうしても、損益の金額にビビる。大事なお金なんだから、どうしたってビビるわけです。これはもう人間の生存本能だからどうしようもないわけです。

しかし、人間には、「慣れ」という武器があります。

最初はビビっていても、繰り返し繰り返しやっていくうちに次第に慣れてくるわけですね。

これこそが1000本ノックの必要性の大きな部分で、こういう拝金主義的思想の排除、という大きな役割も担っているわけです。

こういうことがあるから、デモ取引とか検証ではなく、リアルにお金をやり取りする実戦経験の蓄積が必要なんです。

戦争ゲームではなく、戦場での実戦経験こそが力になる、というのは、このことが大きいんです。

画面でゲームしてるんじゃなく、実弾が目の前を飛んで来るんです。全く違いますよ。それがリアルな戦いなんです。

初心者とベテランの差というのは、そういった実戦経験の蓄積による肝の座り方とか、腹のくくり方の如実に出てくるわけです。

そうなれば、ちょっとした損益で心がブレなくなりますよ。

最終的には、

目先の損益で判断するのではなく、相場に対して正しくトレードし、結果として利益を得る

という方向性に持って行ければベテランの域ってことになります。

ただし、こういった拝金主義を克服するには、非常に時間がかかります。想像以上だと思います。

というより、完全に排除することなどできません。

ただそうであっても、金額にビビらず、正しいトレードをやる方に意識が向けられるようになる、ということですね。

そもそも、

損益など、単なる自己都合であって、相場の値動きに何の関係もない

わけです。

心がけるべきスタンスは、常に、

自己都合ではなく、相場に対して正しくあれ

ってことです。

あらなみさま
頭ではすごく理解出来るのですが
実践で出来るようになる自信はないです
でも、失敗しても近道はないんですね
ノック関しても少し誤解してた部分を修正できました
いつも自分のレベルに降りてきてお返事いただける事に感謝しかないです
ありがとうございました

No title

相場にかじりついてる熱心なトレーダー達の行きつく姿、は、想像するに、多くの場合、利食いは早く、損切もそれなりにはできている、というところではないかと思います。

利食いが早いのは、とにかく目先の勝利を確定させたいという気持ちから来るわけですね。

また、利を伸ばすのは環境のフォローが必要ですが、そういうフォローを受けられる場面というのは限られているわけですから、とにかく利の乗ってるうちにチョキチョキ切り取るということを学習するわけですね。

まあ、それは取り敢えずここでは置いとくとして、損切のほうですね。

損切もそれなりに実行力を振り絞ってやるわけです。まあ、そうして何年かは相場をやり続けられるわけです。

が、、、

どこかで相場を去りゆく羽目になる。何故?損切できてるのに?

それは、、、

損切できなかったからです。

あるいは、損切したとて、熱くなったまま相場に立ち向かってしまったからなのですね。

損切できていたのは、それが己の許容範囲内だったからできていたに過ぎないのです。

ところが、油断であったり慢心であったりで損失の膨らみや嵩みが己の許容範囲を超えてしまうということがあるのですね。

過去の経験上、自信のあるところで大きめにポジション取って逆行されてしまったりとかもそうですね。ここはチャンス!みたいな感じでつい大きくやっちゃう、で、引かされる。

そうなると、切り当て、を考え出すのですよ。

損切して正解だったら良いのですが、切って戻ってこられたら、ちょっとシャレにならない、耐えがたいという、そういう損失を抱えてしまって冷静になれという方が、無理、なのです!

で、一瞬躊躇してしまう。

ところが裏目つかれた時ほど相場は走るのですね。

躊躇がどんどん損失の膨らみを生み、ドツボにはまってしまうのです。

無理くり損切したとて、熱くなって、またまた立ち向かってしまうのも同じことですよ。

損失が許容範囲を超えてしまって受け入れられないのです。

だから、熱くなって取り返そうとするし、値頃感で相場をやってる人は特にそうなるでしょう。

大きく狩り取られた後、大きく相場が戻していくのを許容できないのです。

こうして、他人から見ると「バカだなぁ」とか、「損切すりゃいいのに」とかいう、そういう転落をしてしまうのですね。

でも、許容範囲を超えたらアホになるって、誰でもそうなんですね。人のこと笑えないって話です。

何年も相場で稼ぎ続けても、どこかでアホになってしまって、結局、最後はボロボロになって去りゆく羽目になる。

こういったことがあるから、分割売買というものもあるのですね。

私はよく乗せ、をやりますが、こういったリスクを意識しているからこそ、そうするのですね。

一発どんってやって、逆行された時のことを考えるからです。

リーマンなんて確か4空叩き込み、でしたかね?

ここは絶対、と、パニック下げに向かった投資家達が、更にパニックになって投げ出さざるを得なかった、そういう相場でしたね。

まあ、そういうわけで、許容範囲を超えるとアホになるという、そういうメカニズムをキチンと理解しておいて、そこに陥らないように十分注意を払う必要があるのですね。

誰だってアホになりますよ!他人事ではないのです。何年相場をやっていても関係ナシ!

Re: タイトルなし

タカさん、おはようございます。

>頭ではすごく理解出来るのですが、実践で出来るようになる自信はないです


それで普通です。
だからこそ、実戦で経験を積む必要があるのですよ。
普通の人はいきなりできるようになど絶対なりません。
そうでなければ、誰だってカリスマになっちゃいます。

千本ノックをテクニック面から見る人も多いですが、技術面だけなら何も実戦しなくても、シミュレーションでも、つもり売買でもいいわけなんです。

でも、いくらつもり売買で勝っても、実戦ではからっきし、になるのが人なんですよ。

やり方さえわかれば、と思っている人にはここが見えないのです。

何故実戦が必要なのか。

こういうことも含めて、心技体を鍛えるために必要なんです。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

>誰だってアホになりますよ!

ここも大事な観点ですね。自分の限界を超える、ということは誰にでもあります。


生き残りのディーリング(旧版)につぎのような一節があります。私の好きなところです。

「限界点を超えるとどうなるか。もうまともな思考力は失われる。今後の身の振り方、上司の顔、家族の顔、つまらないことばかりが頭の中を駆け巡る。涙をこらえ気持ちである。一種の堕落感である。もう彼はディーラーではない。ただの阿呆である。
私にも一度だけある。チーフの留守に膨大な評価損を抱える羽目になった。その時は何もしなかった。何もできなかった。」



だからこそ、そこまで自分を追い詰めてはいけないわけなんですね。

そうなる前に絶対に処置しておかねばならないわけです。これは絶対です。

そのために、

まず、自分の限界がどこにあるか知ること。

そして、そうならないために、そもそものポジションの大きさに気をつけると同時に、何が何でも自分の限界前に処置する、ということをしなくてはいけないんですね。

限界を超えたときですが

あらなみさん、こんにちは。
話題になっている「限界点超過」の際の精神で、
だれでもアホになってしまうってこと、
これもねえ、経験してわかることのひとつかもしれませんね。

つもり売買では、実質的「痛み」の体験ができないから
体験にならないのです。畳の水練と同じですね。
林先生あたりは、やらないほうがまだまし、といって、強く否定してますが
わたしも否定しますね。シミュレーションでは心理的な練習はできませんから。
そう、心技体、なんですねえ・・・・。そのとおりだと思う。

わたしは限界点のことを「臨界点」と呼んでおり
そこからメルトダウンしてしまうから、注意が必要と
仲間に強く言っています。

どなたかが、原資の投下管理は操作以上に大事とか
いっておられましたし、
3887あらなみさんもロット管理に言及されていますが
まったくそのとおりだと思います。

わたしは、それを含めての「量の管理」であり
総合的な原資管理能力の問題だと考えています。

Re: 限界を超えたときですが

虚無僧さん、こんにちは。

「臨界点」なんですね。ネーミングって大事なんですよね。
ネーミングされるから、それが存在するってわかる、という感じで。

ロット×値幅=損失額、なので、そのどちらかに臨界点に達しない工夫が必要なんですよね。

デイトレの場合、どうしてもロットが大きくなるので、放置して値幅がやられると一発で臨界点に達してしまうんですよ。


ただ、いくら注意していても、利益が続いてお調子に乗って、つい甘くなった時に、いきなり襲ってくるのが相場なので。。。

ここは、ベテランと初心者の違いが如実に出るところだと思いますねえ。

圧倒的な経験値の差が出てくる場面です。経験を積まないととどうしようもないところだと思いますね。

No title

相場やってると、如何に自分の思ったようにやれないのだろうという、そういう精神を試されるような場面がいっぱいでてくるわけですね。

損切しなければと思っていてつい引っ張ってしまったりとか、大きく走る可能性があるところでビビってショボ利確してしまったりとか、ゆるいテンションの相場で何度もドッタンバッタンやってしまったりとか、リベンジに燃えて爆死したりとか、まあいろいろあるわけです。

何となくやっちゃいけないと分かっているのにやってしまう、自己嫌悪に陥るという。

分っちゃいるから、できないのは心の問題だ!、己の弱い心が駄目なのだ!

そういう結論になりがちなわけなのです。

漠然として、あいまいで捉えどころのないような問題にしてしまうわけです。

目の前優先 & 結果オーライ というのは、人の生存本能にがっちり食い込んでいますから、これに逆らって規律を守ろうとするには、強い心が必要なのだ!って思うのですね。

でもそういう強いストレスに晒され続けていると、どこかでミスをしてしまう、糸が切れてしまう、ということになるでしょうね。

そもそも何ゆえに強いストレスを感じてしまうのか?

それは、、、

いつでもどこでも継続的にちょこちょこ取りたいっていう真の隠された目的があるからなのですね。

そういう心地の良い状態を是として、そうでない状態を非と無意識的に設定してしかもそれを自覚できていないからストレスを感じてしまうのですね。

で、相場は変化をしますから、そういう状態を続けさせてくれないわけです。

で、ストレスで自爆するという。

何とか今回ばかりはお助けを!お見逃しを!

とか

ロスカットしまくりで、オラーと血だらけになりながら走り回る

のも、

目の前優先 & 結果オーライ つまり、ちょこちょこと継続的に目先がなんとかなることを最優先課題としているからです。行動が違うだけで目的はいっしょなのですね。

目的を変える必要があるのですね。

相場に正しくあれ!

これを目的とする必要があるのですね。

相場に正しくあることを目的としたゲーム、と、割り切るには金の絡んだ疑似生存本能がありますからなかなかその領域までは難しいでしょうが、、、BNFとか多分そういう感じなのでしょうね。どこか浮世離れしたような、感情のないような、そういうギャンブラー風情を感じますからね。

まあ、そもそも、何となくやっちゃいけないと分かっているのにやってしまう、の、やっちゃいけないことすら分からないのが初心者でしょうから、そういうのを分かるために千本ノックというものがあるわけです。

だから、

>>負けると、みんなそこで中断し、やめてしまうのですね。

やめるのではなく、負けの原因を考えてみることです。

そしてさらに続けます。負けたらやめるのではなく、続けるのです。ただし小さな単位を維持して。


という、別記事のコメ欄に話は飛ぶのですが、そういうことも必要になってくるわけですが、まあ、はっきり言って自分はもうそういう修行中だからという言い訳のしていい段階でもないのですね。そんな人、いっぱいいるんじゃないですかね?

まあ話はあちらこちらに飛びましたが、相場に対して正しくあろう、これが疑似生存本能に絡んだ目先優先よりも前に出なければいけないのですね。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

コメントにて記事のフォローしていただき、いつもありがとうございます。

既に続編に踏み込んでもらっているわけですが、目的をそのままにして行動だけを変えるということには無理があるわけなんですね。

>いつでもどこでも継続的にちょこちょこ取りたいっていう真の隠された目的


そういうことですね。
目の前の勝負は、常に勝ちたい。いつでもどこでも勝ちを目的にする。
それが多くの人のトレードの目的です。
そして、その目的にかなった行動を起こす。

では、どうすればいいのか、ここがポイントなわけです。

こんばんはあらなみさま
コメントを読んでいて
何だかダイエットと似てるなって思いました
痩せたいけど、食べたい
これを自分に当てはめると、勝つ技術がほしいけどお金がほしい
ダイエット出来ないのは自分の精神力が弱いからダメなんだとムチを打って頑張って頑張って
一時的に痩せても、達成したら
今まで負荷をかけてきた精神が解放されてリバウドしてしまう
また、落ち込む
いくら痩せる方法論を追求していってもきっとダメなんだろうなと思いました
まずは、あらなみさま方々プロには追い付けなくとも
何か1つでも規律自分に規律をもち他のルールを破ってしまってもその1つだけは守りきる
毎日毎日コツコツ続けて頭で意識しなくてもする事自体をクセになるくらい
当たり前さを意識しなくなるくらい
そしてやっと1つクリアーしたらもう1つ追加してみる
コツコツ長い長い時間をかける必要があるんだとなんとなく思いました
短期間で痩せようなんて、裏を返せば
やはり早くお金が欲しいと言う欲に縛られて
実はまったく前に進んでないのではないかと
ちょっと皆さまのコメントを読んでいて思いました

Re: タイトルなし

タカさん、おはようございます。

トレードとダイエットは、確かに似ているところがありますね。

書かれているように、規律という側面で捉えた場合、結局、規律を守れるかどうかにかかっているということが両者に言えると思います。

やればできる、とみんなが思っているところは同じですね。(笑)


違いとしては、ダイエットは、本当に規律だけという側面が大きくて、要するに食べなければ痩せる、という絶対的真実があるわけで、それは誰もがわかっていることなんです。

一方で、トレードですが、たしかに規律は重要なんですが、規律を守ったからといって、それだけで勝てるようにはならない、という側面を持っています。

つまり、何をすればいいのかがダイエットほど定まってはいないし、人それぞれ思っていることも違う、というところに、トレードの難しさがあるように思います。

こうすれば、と単純化したいという思いは大きいとは思いますが、みんなが思っている以上にトレードで勝つということは、複合的で、総合的なので、実戦から時間をかけて学ぶという以上になかなか方法論が見つからないのが現状じゃないでしょうか。

No title

相場には二通りの失敗があって、一つは投資戦略そのものが全く環境にそぐわない、というものと、もう一つは投資戦略自体はそう間違ってはいないが、心理の乱れで戦略がぶれてしまって失敗する、というものですね。

一つ目の例としては、長期トレンドに逆らうスイング売買とか、持合い相場でブレイク狙いとかですね。

こういったものはどう調理してもカバーができなくてどうしようもないものですが、問題はもう一つの例ですね。

戦略自体はエッジがあるといえるものであるのに、それを貫き通せなかったりとか、揺すぶりをかけられて結局デタラメトレードになってしまったりとかですね。

一番の例は、伸びる可能性があるのにショボ利食いですかね。

損切幅を途中で伸ばしてしまったりとか、当初は戦略通りにやってたのに、ちょっとしたことでブレてしまって変更したりとか、しばらく様子見しようとか思ってたのに翌日にはもう手を出していたりとか、まあとにかく自分の思った通りに自分でトレードできていないというものですね。

で、自分の思った通りに自分でトレードできていないわけですから、トレードの成長というものがないわけなのですよ。

いつまで経っても値動きに翻弄され続ける、そういう受け身の状態から抜け出せないわけです。

だから、、、

たとえ自分が間違っていたとしても、当初計画していた通りに自分が行動できてそれを貫ければ、それが正解なのですね。

これでやっとこさ、相場に翻弄されて追い込まれて狩り取られてしまう、永遠の大衆の一員から脱皮できるのです。

自分で思った通りに行動できれば、問題は一つ目の問題である投資戦略ということになりますが、二つ目の問題が克服されていなければ、それ以前、の問題になってしまうのですね。何をやっても結局勝てない。。。

私の例で言えば、大統領選日のドル円下ヒゲ陽線を見て、二週間、様子を見ようと決めました。で、二週間手を出すことなく様子を見ることが何とかできました。これで心から正解と言えるものなのですね。

結局ブレるから、いつまでも負ける。

ブレるのは、値動きがそのように追い詰めたり揺さぶってきているわけで、それにまんまと嵌っている限り、いつまで経ってもどうしようもないのですね。

値動きというのは自分ではどうしようもないもので、それはもう仕方ないことですから、まずは自分のほうがしっかりとしないと始まらない話なのですね。

No title

トレードってダイエットや筋トレに通じるものがあるなあとは思ったことは自分もありました。
やるべきことは単純、しかし継続することは難しい。
また、みんな短期間で結果を求める傾向にあるが、そのような方法は無く、地道が近道であるという点でも共通しているなあと思います。

No title

今、トランプ相場はアベノミクス初期同様に
馬鹿になって踊る時でしょう。
なぜ踊らない、あらなみさん?
デイトレ根性染み付いてセコビッチ体質ガチガチでは
乗れませんよね。

Re: No title

タカユキさん、こんにちは。

今回、書いてもらったこと、記事で書こうと思っていたことなんですが、すごく大事なことなんですよね。

というのは、この両者を区別しないで、渾然一体としてやっている人が多くて、結局、戦略が間違っていたのか、執行の失敗だったのか、全然理解していない、ということになってしまうのです。

そもそも、この両者を分けてないから、何を失敗したのかわからない。

前に、人にこの2つを分けて考えないといけないという話をしたら、あまり理解してもらえませんでした。

そもそも難しい話なのかもしれませんが、非常に重要なことだと私は思いますよ。

Re: No title

ベリーさん、こんにちは。

そうですね。
自己規律という点では、同じ側面があります。
一方で、ダイエットや筋トレでは、何をやるべきか、というプロセスが明確なのに対して、トレードでは、それが不明確で、間違った方法論が正しいと思われていることが多いと思います。

まあ、ダイエットにおいても、「楽してダイエットする」という方法にろくなものが無いのと同じで、トレードでも安易なお金儲けの手段として楽しようとすれば、失敗する、という点においては同じかもしれませんね。

Re: No title

投機さん、こんにちは。

デイトレにおいては、環境による影響を受けにくいということがあるのですね。
これは、悪環境においては、強みとなりますが、好環境においては弱みとなるものなんです。
そういう点においては、おっしゃるとおりかもしれません。

No title

なんか相場が好調な時に
記事が減るんですね?
デイトレだとスイングの利益1/10ぐらいだろうから
取れないんでへこんでいるんですかね?
それとも空売りでやられたかな。
今回も馬鹿になって踊れなかったか、
大将は。
そりゃ、自己嫌悪になるわな。
FC2カウンター
プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
相場本検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

相場格言
amazon

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR