反省しない生き物、それが投資家

2017/08/18 Fri

またしても、お久しぶりの鰤の照り焼きです(笑)

高値膠着状態でしたが、ここのところダウンサイドリスクが頭をもたげてきています。
数ヶ月の高値膠着に慣れてしまうと、あたかもそれが地相場という気になってしまいますが、そういう時が一番危ないので、リスクオフには注意が必要でしょう。
折しも、9月は年間通じて一番危ない月に当たります。
年間のスケジュール的には、秋に下げて春に上げる、という相場の習性もあります。
アメリカのテーパリングも迫ってきており、嫌なムードが出てきています。
ただ、こうした予想は基本当たりませんから、リスクだけ気にしておいて、いつも半身で逃げ方を準備しておく、ということでいいと思います。




さて、なかなか上手く行っていないある人と話をしていて、

「レンジの真ん中で入って端で切らされてないか?」

と尋ねたら「はい」と言うのですが、

「何故そうしているのかわからない。」

というので、それは自分で考えてほしいと言いました。



かようなやり取りがあるのは、投資家というのは、面白いほど同じ失敗を繰り返す人種だからなのです。

他にも、

勝つ、奢る、ドボンする・・・ほとぼりが冷めて、勝つ、奢る、ドボンする

この無限とも言えるようなループ行動を繰り返している投資家は数知れず。

飛びついて落とされる、飛びついて落とされる、飛びついて落とされる


これも無限に思えるループ行動。

などなど、

投資家というのは、反省という言葉を恐らく知らないのだろう

と投資をしない人から見れば思われていることでしょう。



そもそも、

「相場で儲かった!!」


と言えば、普通の人がどう思うのかというと、

「そのうち大損してすっからかんになるのがオチだよ!!」

と心の中では笑われているのです。

しかも、恐るべきことに、

その大予言は、ほとんどの場合、的中している!!

それが真実です。



相場で儲かった、というのは、ほとんどの場合、競馬の帰り道に「競馬で儲かった!!」と言っている人たちと同じなんです。

投資だから競馬とは違う、競馬より高尚だ、と思っているのは投資家だけで、

世間的に見れば、どちらも同じバクチ打ち


同じ穴のムジナ

なのですよ。

世間様は、彼らバクチ打ちの儲かったというものが、陽炎のようなもので、儚いうたかたの夢のまた夢だ、ということがわかってるんです。

わかってないのは、投資家自身だけなんです。



なので、私も、初心者が相場で儲かった、儲かった、という話をしていたら、

「気の毒に、、、地獄への特急列車のきっぷを買ったのか!!」

と思います。

さように、投資家とは、同じ過ちを何度でも何度でも繰り返す生き物なんです。

これは、ネズミなどにも劣る反省の無さで、もう驚くべきものだと思います。

このネズミ以下の反省の無さを繰り返しているから、どんなやり方をしても、どんな手法を用いても、すっからかん、という最終目的地に変わりはありません。



かく言う私とて、しっかりと同じ過ちをしなくなっているのか、と言われればそうではありません。

ただ、

同じ過ちは繰り返さないでおこう!!

と強く反省し、失敗のメカニズムを理論的に解明し、何故自分はこういう失敗を繰り返しているのか、防ぐための手立てはどうすればいいのか、を本気で考えて、行動しています。

こうやって、負けパターンを一つ一つつぶしていく作業が上達、ということにつながると思っています。

ところが、見ていると、多くの投資家は、そういう反省を忘れて、同じ過ちを永遠に繰り返している、ということなのですね。





さて、多くの投資家が同じ失敗を繰り返す根本的原因としていくつかあげるとすると、以下の5点があげられます。


まず第一点目は、

相場が当たらなかったで終わらせる


これで全てを片付けてしまっていることから反省がそもそも無いのです。

つまり、

そもそも過ちがあったのではなく、外れただけだ、という理解です。

これではそもそも反省のしようがありません。

当たったら勝ち、外れたら負け、というシンプルな相場の見方をしているということです。

拝金主義でもあります。

勝てば官軍でそれでよくて、負ければ賊軍、そのメカニズムなどそんなに気にせずに、負けたということで精神的ダメージを受けるだけ、で終わっているからだと思うのです。



第二点目ですが、

相場というのは、偶然と必然が編み込まれた織物のようなもので、負けたことの本質を見つけ出すことは、はなはだ困難である。

だから、何が偶然で、何が必然で起きたことなのか、見極めることが極めて難しく、結局、トランプがいらんことを言ったから負けた、という偶然の責任にしやすいのです。

相場で勝った、負けたというのは簡単ですが、それが正しかったのか、間違っていたのか、を判定するのは、極めて難しいのです。

そもそも、勝ったら正しくて、負けたら間違い、というのは、単なる拝金主義に過ぎません。

そういう反省のやり方では、話にもならないぐらい初心者目線です。

しかも、相場を張るということは、トレード戦略、資金管理、投資マインドの織りなす融合の結果なのですから、何が正しくて、何が間違っていたのか、を見ることは、さらに複雑なんです。

これに、なかなか持ちにくい長期目線も加えなくてはいけないわけで、実に解明が難しいです。

さらに、人は、自分が悪いとは思いたくないですから、勝ったら自分がうまかった。負けたらトランプが悪かった。と思いたいのでしょう。

結局、自分の問題を放置して、マーケットの責任に転化するから、次もまた同じことをして負ける、を繰り返すのです。

しかしながら、一回二回でわからないとしても、それが10回、20回ともなれば、次第にその負けの本質に気がつくべきだと思います。

いくら反省しないといっても、何十回も同じような負けパターンを繰り返しているのは、もう愚か者としか言いようが無いでしょう。

少なくとも、これが投資家でなくてサラリーマンなら即クビは間違いないと思います。

これは、確率思考という思考パターンを持っているかどうか、にも関わってきます。

確率思考というものを持つことはすごく難しいのですが、この思考パターンを持つことは相場で勝つためには重要なことです。

短期的な偶然性を信じ、長期的な必然性を信じる

これは極めて難しい思考ですので、ほとんどの人ができていない、と思われます。



第三点目

目先主義

結局、目の前の勝負に勝つか負けるか、が最も大事で、長期に渡る話など、二の次、ってことで、反省などしない、ということです。

先程の確率思考ともダブりますが、みんな目先の当たり外れのみが重要なのです。

とにかく、今持っているポジが利益になるか、損になるか、それこそが重大事であって、それ以外のことにはあまり興味がない。

これが大問題なのです。

相場というのは、長期に渡る継続的取引の中から、長期的な視点で利益をひねり出すものだ

という意識が必要ですが、そういう観点を持っている人は少ないと思います。

これは、デイトレでも同じです。長期的目線無しでは、デイトレでも勝つことは難しいでしょう。

常に、目の前の勝負に勝つか負けるか、そこに99%の力を注いでいるから、自分が負けるメカニズムの分析などしてはいない、ということになります。



第四点目

勝つ方法さえ見つかれば、という手法至上主義


これは説明するまでもありませんが、読んで字のごとくで、勝てる方法さえ見つかればそれで全ては解決する、と思い込んでいるから、それ以外のことには、全く興味が行かないのです。

なので、負けるメカニズムの分析など、1秒たりとも時間を使う気持ちもありません。

常に考えていることは、「どうやったら勝てるのか」「どのような方法を使えば勝てるのか」だけのみを純粋に追い求めているのです。

ある意味、純粋な人たちですね(笑)



第五点目

ちょっと甘い汁をすわされると、それで舞い上がる

ってことです。

これは新興株などで大当たりした投資家に多く見られる生態系ですが、一度か二度大当たりして成功体験を積むと、それがこれからも繰り返されると勘違いして、その後延々とそれをやり続けてしまい、最後はすっからかんになるまでやめることができない、という事態に陥ります。
これも非常に多いです。
環境が変われば、やれることも変わるのですが、そんなことはお構いなしで、時々起きる祇園祭や阿波踊りが永遠に続くという勘違いをやってしまいます。
結局、我に帰るのは、資金が底をついた時、ということになります。




こうして、反省を忘れた投資家という人種は、来る日も来る日も、同じ失敗を延々と繰り返して、最後に投資家生命を終わることになるのです。

まあ、反省を忘れているからこそ、、、負けても負けても、証拠にもなくまた相場に手を出す、ってことかもしれません(笑)



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コメント

Secret

No title

かすり傷で済む位置取りが
じぶんの唯一の優位性だと思っています
目先の利食いに指してRRや利大をあまり
意識していませんがトータル何とか生きています

No title

>>短期的な偶然性を信じ、長期的に必然性を信じる

平たく言えば、こんなことやっててこの先もやっていけるのか?こんなのでいいのだろうか?と、いうことですね。

目先の損益を最優先事項に置くと相場は負けるようになってます。お祈り、執拗なストーカー化、熱くなって一発逆転狙い、などなど、そこには、リスクをコントロールしつつ如何にリターンの増大を狙うかかという、投資家のあるべき姿はどこにもないのですね。

外からその姿を見るのであれば、アホなことやってんな!ってわかるのですね。

誰が見たって分かるのですよ!相場なんか全然知らんっていう門外漢でもすぐ分ります。

眼を充血させて感情的で心ここにあらず・・・

ちなみに調子コイてる人もやっぱり分ります 笑

嬉しそうに・・、地に足がついてないような浮かれたふわふわ感でいっぱい。

分からないのは本人のみ、です。


・・・

冒頭のレンジの真ん中で買って端で切らされるってのは、相場環境を無視してチャートをちょっと見て上がりそうと思って飛びついたりするからそういうことになるのですが、まあ、そういうのはいいのですよ。修行ってことで。

問題なのは、軽薄で浮ついたその姿勢、なのですね。

勝って浮かれて、負けて熱くなる。

だから、たどり着くところは最終的にはスッカラカンです。

途中経過がどうであれ、運よく途中でラッキーパンチでお金を増やしても、やっぱりスッカラカン、ぼろぼろでフェードアウト、です。

自らそういう風に持っていっているのですね。

上手くいかなくて殊勝に真剣に相場のアレコレ考えている人も、それは上手くいかないからそういう一見真面目にやってるふうに見えるだけで、その多くはちょっと波に乗れば、簡単にそういうことは忘れてしまいます 笑

そんなもんですよ。

何故そうなるかというと、やはり目先の損益にガンガン揺すぶられる、その浮ついた軽薄な姿勢が問題になるのですねえ。

No title

よく名前を書き忘れておりますが、特に意図があるわけでもなく本当にうっかりしておるだけでして、大変失礼致しております。。。

相場を志す多くの人が結局失意のうちに敗れ去っていく。。。どうして???

と、お思いの方もいらっしゃるでしょう。

端的に言ってしまえば、上手くいかなくなったときに派手にやらかしてしまうから、です。

直近、波に乗って稼いでいる人ほどそういう風になりがちで、しょう。

資金を増やしても、増えた資金で枚数も増加させてますから、どこかで喰らってしまうのですね。

枚数の増減は相場の都合に合わせてやるものですが、取り返したいというピュアな自己都合で増、するから必然的にドツボにはまるのです。

この罠からなかなか逃れられないのは、相場の歴史が物語っておりますよね。

長年相場をやっていてわかることは、相場環境というものは必ず変化するということです。

相場観とか書かれてあると、それが当たったか外れたか? と、いうことしかミーハーは目がいかないのでしょうが、肝心なのは心構えができている、変化の怖さを皮膚感覚で知っているし、その対応もできる、ということですね。

だからこそ生き残ることができているわけで、ただただ、経験値の差、が効いてくるのです。

タイトルについて

お疲れ様です。今年は8月でもそこそこ為替はNYの先物主導で動いてくれたので夏休みを取らずに済んでいます。ただ天井は後になってみないと分からないので、あの時が天井だったと誰の目にも明らかになる時の為に資金を残していこうと思います。今は経験の方が儲けた額より大事なのでもし大きく相場が動いても、なんならトータル損で終えてもいいかな位の気持ちで今年も秋以降トレードしていこうと思います。

タイトルの「反省しない生き物、それが投資家」について自分は第二点目の

>>相場というのは、偶然と必然が編み込まれた織物のようなもので、負けたことの本質を見つけ出すことは、はなはだ困難である。

がすごく当てはまりました。他の要因も第二点目が影響していることを前提として折り重なっていました。結局、偶然の場合反省しなくていいのに、その中に絶対的な間違いがあり、それを訂正しないといけない、一体何をどう反省すればいいのか分からない状態が続いていました。反省するということは何か絶対的な間違いを犯していることを前提としているにも関わらず、相場は確率で考えないといけない。これを人に説明するのはすごく骨が折れそうなテーマです。

これも当て屋的な発想だったなと今は思います。間違った修正をしたくなかったんですよね。正しい反省をしたい。今までやってきたことが本当に間違いだったのか分からない。分からないから続ける。手法をころころ変えたりしないで、真面目にしんどいながらも、ちびちびやっている投資家はこれに陥りやすいように思います。今も勝てない時期がちょっと続くとこういった不安感は襲ってきますし、


今はうっすらとぼやけて見えている程度ですが、

エントリー時点で相場を動かしている情報で何か見落としがなかったか。あった場合それを防ぐ手立てはあるか。
エントリー時点で負けの可能性とそれが心に与える影響をできる限り正確に考えているか。
このトレードが長期的に期待値がプラスになるのか。
トレードの根拠は強いか。
エントリー枚数は相場の環境に依るものか、自分が欲しい利益に依るものか。

結果ではなくプロセスの部分とその再現性をつめています。


また記事やトレードと全く関係のない質問なのですが、
あらなみさんはこういった文章構成や要点のまとめ方はどこかで訓練されたのでしょうか。ただ相場の本質を明らかにするだけでなく、読み手のレベル、読解力に合わせて書くということは非常に難しいと思ったのでご質問させて頂きました。

No title

しかし皮肉なことに
利益のために入ったこの道も
どこで入ればかすり傷で済むか
そればかり考えることになろうとは(笑

Re: No title

ikkaさん、おはようございます。

欲をかいて、大きく儲けようとすればするほど、爆死の可能性が飛躍的に高まります。

相場の難しさは、最初はよくわからなくても、数年の経験を経れば段々と見えてくるものなんですね。

そこでどう踏ん張るのか、だと思います。

ほとんどの人は、そこで脱落しますので。。。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

名前は、通常オートフィルされるように思ったのですが、スマホからだと違うのかもしれませんね。


相場って、本当におかしなものだと思います。

勝っても問題が起きるし、当然負けても問題が起きる。

こういうことを心理面とかで簡単に片付けてしまうので、多くの人は、

「俺の知りたいのはそういうことじゃなくて、具体的な勝ち方なんだよ!!」

ってことになるんですが、損切りがしっかりとできるようになって、負けない投資家を経て、ある程度勝てるようになって来てからの

闇の期間

が実はものすごく深刻で長い、ということは、あまり言われることはありませんからね。

初心者の方の多くは、

「勝てるようになったら、後は金額を増やせばいいだけだ!!」


と思っておられるわけですが、そこから、やっと勝てるようになった期間の何倍も苦しむ

試練の山、闇の期間

が存在する、っていうことが見えてないのですね。

その闇の抜け方を書いている、ということなのですがね。

Re: タイトルについて

nobuoさん、おはようございます。

トレード毎の勝ち負けと、正解か間違いか、の相関というのは、間に偶然性が入ることから、紐解くことがものすごく難しいものなんですね。

相場は、短期的には偶然性が支配している、ということをしっかりと理解納得できているか否か、これは勝ち組、負け組を分ける大きな関門だということなのですね。

ここは、どう考えるべきかというと、結果ではなく、プロセス重視ということになろうかと思います。

つまりは、人事を尽くして天命を待つ、ってことになるわけです。



さて、文章力についてのご質問ですが、これは、仕事で文章を書くことが多かったということもありますが、そもそも論理的にものを考える習慣を持っている、というより、持つようにしている、と言った方がいいんじゃないかと思います。

それとバックボーンとしてあるのは、読書量が非常に多いってことでしょう。

やはり、活字を書くには、まずはインプットが多いかどうかがポイントになるのではないでしょうか。
多く読むと、それぞれの文章の癖やロジックなど、見えることもあって、「この人下手な文章書くなあ。結局何が要点なのか全然わからない。」とか「見事な文章で申し分がないから、参考にしよう。」とか感じることがあります。
本でもブログでも、読むと、結局何が言いたいのか全然わからない、とか、ロジックが混乱していてめちゃくちゃ、ということが結構多いのですね。

一方で、私が大いに参考にしているのが、藤戸則弘アナリストのレポートやコメントで、内容も去ることながら、その論理構成やわかりやすさ、という点でも大変優れたものだと思っています。

常に、まずデータという事実を示して、それに対する自分の考えを述べる、というスタンスが取られていて、事実と自分の思いの混同が一切ありません。
論理構成が常にしっかりしていて、淀みがありません。
なので、聞き手としては、大変わかりやすく、また、ロジックもいつも感心するばかりです。


結局のところ、文章力というのは、それ単体で存在することはなく、結局、その人が日頃考えている思考パターンを反映したものになる、ということなんですね。

ただ、それなりの欠点もあって、論理的に物事を捉える癖がついてしまうと、Mrスポックのように人間的な面白味に欠ける、ということも自分で感じます。

みんなが楽しんでいるのを横目で白けた目で見ている自分とか、なんだかなあ、って思うことが多いです。

そうであるので、私が一番注意しているのは、小理屈に走らないこと、ですね(笑)

No title

「人間的な面白味に欠ける」と書いてますが
徹底的にリアリズムを極めないと勝てないですよね
そうなると尊敬できる人間が誰もいなくなる
この世の成功者は実はクソ野郎って話は多いわけで
それから自分で考えて相場に挑まなければいけない
でも人生は面白くなくなってしまう。
どうすればいいんでしょうか?

Re: No title

ヤマダマンさん、はじめまして?ですよね。

物事というのは、常に表裏一体ということがあって、いい面というのは、別の側面から見ると悪い面でもあるわけです。

これは、特に人の性格という面では、いい面と悪い面は本当に表裏一体だと感じています。

私の場合は、人と比較すると覚めてる人、という面があるわけですが、トレードではそれがいい面として出ますが、例えば、コンサートなどで、ノリノリになっている回りを観察している覚めた自分がそこにいる、わけです。
実につまらんことですね。

他に自分の特徴としては、新しいことにすぐに飛びつく、好奇心旺盛で手が早い、といういい面?がありますが、その裏では、飽きっぽくて、コツコツ粘り強く続けることが苦手、ということがあるわけです。

このように、それぞれ性格ということがあるので、その長所を活かしたトレードが大事ということにもつながるわけです。

私のように飽きっぽく新しもの好きな場合、地味でコツコツが苦手なので、早い銘柄で短期決戦が向いている。

一方で、そういった猫の目のようにくるくる回るのが苦手で、コツコツ仕上げるのが得意、という人もいるわけです。

それぞれ、得意不得意があるので、その性格や特性に合ったトレードをやらないと、結局上手くは行かない、ということになるわけですね。

人の真似をすればいい、ってものじゃない、というのは、こういう意味がある、ということなんです。



さて、人生の面白み、ですねえ。この解決法は、やはり、強みを活かして弱みを避ける、ことじゃないかと思います。

私の場合、例えば、エクセルで黙々とプログラムを作っている時とか、時間を忘れる楽しい時間だったりします。

ちょっと普通の人には理解できない楽しみだと思います。

そういう人にわからない楽しみっていうのが結構あるんですよ(笑)

成長には時間がかかるようで

あらなみさん、お久しぶりです。
今回の記事もとっても大事なことだと思うのですが、
なかなかわかりにくい部分でもあろうかと思います。

「勝ち方が分かれば、あとは金額を増やすだけ」って、
理屈はそうなんだけど、そうは問屋が卸しません、ってことで、
難しいことです。

それを含めて原資管理なんでしょうが、やってみないとわからないことでもありましょうか。扱える金額には、そのひとの「器量」が影響しますから。

次に「短期の偶然、長期の必然」ってこと。
これこそが相場対応の第一の心掛けだと思います。
確率で考えるってことにつながるわけだけど、これも理解が難しい。

短期は偶然だけど長期には必然があるわけで、
それさえ分かればいいわけだから、
時間をかければわかるようにも思えるわけで、
結局は練習の積み重ね、体験の積の問題でありましょうか。

小理屈に走らない。これも何気なくおっしゃってますが、大事ですよねえ。
相場は混沌としていますから、どうしても理屈を求めたくなるものです。
しかし理屈で相場の先行きがわかれば苦労はない。

かといって需給の見極めとか、時間経過・出来高の問題とか、政治状況とか
一定の理論というか理屈は無視できません。環境変化ですから。

結局「小理屈に走らない」って表現しかできないわけで
理屈・理論は意味がないってことではないということでしょう。

主体性の問題でもあると考えます。
小理屈に振り回されているようなひとも、ときどきいるわけで
指標は使うべき相場の道具・資料なのに「指標に使われている」ような姿も
見かけないことはありませんから。
「理屈はいらない」ではなく「小理屈に走らない」という表現はさすがだと思いました。

最後に性格問題ですねえ・・・・。
わたしは性格的に小回りが利かないから、どうしてもデイはできない。
それと激しい動きの銘柄も好きではない。

「好きではない」というのは性格・好みの問題でありますが、
相場は自由ですから、「自分にできることをやる」のが大事だと思います。

知っていることとできることは違う。
これは林先生の著書の中にあった言葉ですが、
わたしは大事に思っている教えのひとつ。
自分にできない背伸びをして失敗する人が多すぎるような気がします。
わたしは自分にできることだけを着実にやりたいと思うのです。

ある人と相場への考えは似ていても、自分に得意な時間軸設定とか量とか
具体的アプローチは必ず別にあるわけで
相場は、考える以上に人間の性格が影響すると思います。
結局は個的世界に帰結する。わたしはそのように考えています。

あらなみさんが何度もおっしゃっていますが、
「敵を知る前に己を知る」ってこと。大事だと思います。

自分の性格に合わないアプローチでは、どうしても成長しないわけで、
まずは自分を見つめることが大事ではないでしょうか。

相場に答えを求めすぎない。相場は正解がある世界ではなく、
黒か白かはっきりするものではないわけですけど、
学校で教わったことは「正解を求める」ことですから、
答えを求めるひとが多くなってくる。

それが「勝てるやり方探し」につながるのだと思いますが
相場に正解はないわけで、どこまでいってもグレーの世界。

そのグレーの世界の中で、自分はどのように漂うかの問題でしょうか。
そのひとの性格に合わせて、ですけど。

No title

>>トレード毎の勝ち負けと、正解か間違いか、の相関というのは、間に偶然性が入ることから、紐解くことがものすごく難しいものなんですね。

本当に難しいものなんですね。

偶然性に左右されない、規律、ということがキーワードになろうかと思いますが、ブレる規律が逆に功を奏するという場面も相当にありますからね。適当エントリー、お祈り、一発逆転狙い、などなど。

相場上昇期は、すったもんだで結局上がる、というのが上昇相場ですから、これらのブレる規律がプラスに働く面もあるのですね。結果オーライってやつです。

結果オーライで誤った成果が出てしまったが故に環境変化では撃沈するわけですが、己の実力と思っていたものが幻であったと思い知る残酷な瞬間なわけです。

逆に規律さえしっかりしていれば勝てるのかというと、決してそういうわけでもないのが相場の面白いところです。

ここは目利きと関わってくる部分ですが、

>>環境が変われば、やれることも変わるのですが、そんなことはお構いなしで

と書かれてあるように、相場環境に適した投資戦略を取らなければ、結局、連敗続きで成果を上がるのは困難なのですね。心理面の悪化により、最終的には規律を失って墜落してしまうことも多いでしょう。


私見では、

>>環境が変われば、やれることも変わるのですが

ここが実践レベルで理解できていない、ということが、多くの投資家が問題として抱えているところだろうと思います。

やれることは変わる、、、、本当にそのとおりでして、やれることは変化するのですね。何故くどくど言うかというと、本当に大きな問題だからと思うからですが、、、実践レベルに落とし込むのはなかなか難しいのでしょうかね。。。

話は戻って、偶然性に頼っても結果オーライでも成果が出ているのであれば良いではないかという意見もあるかもしれませんが、いざ修羅場となると、普段の己のダメな本性が剥き出しになりますからね 笑

相場の残酷な一面ですね。


Re: 成長には時間がかかるようで

虚無僧さん、こんにちは。

小理屈に振り回されている人をよく見かけるわけなんですが、大体において小理屈をかざす人ほど、相場で儲かっていない、というのが私の経験則なんです。

あれやこれやと御託を並べる人ほど、相場が下手で、話をさせたらごもっともなんですが、やらせると下手で、どうしようもない、ということが実に多いんですよ。

おそらくそういう生き方をしてきたんだと思いますが、相場の本質からは思いっきり外れているのですね。

ただ、本人は、自分の信念で必死でやっているから、そこのところの考え方のズレが全くわからない、という悲劇を生んでしまっています。

考え方のズレというのは、とんでもなくボタンの掛け違いを生むわけです。

性格問題、、、大事です。これだけで記事になる話ですが、「上手い人の真似をすれば自分だって」とならない主な原因なのですね。

みんな敵ばかりを研究して、自分を知らなさ過ぎる。

まあ、ここに「正しいトレード方法を探せばよいのだ」という手法探しの哲学があるから、そういうことは全てどうでもよいことで、正しいやり方という答えさえ見つかれば全ては片付く、という相場哲学を持っておられる人多いので、こういう議論も目が覚めた人同士でこうやって細々とやっている、っていうのが現実なのですよねえ(笑)

Re: No title

タカユキさん、こんにちは。

結果オーライというのは、偶然性が支配するマーケットにおいては、時として大儲けという結論を導き出すこともありますから、何が正解だったのかは、信じられないほど難しいものだとつくづく思います。

猪突猛進で、「地雷原を突破するには、目をつぶって走ることが最善だ」という戦略で、実際に上手く行く、ということが相場では時として起きてしまうのですね。
そういう成功体験を積めば、もう怖いもの無しなんです。

まあ、そういう人は結局、環境変化によって、淘汰されてしまうわけですが、何故上手くいったことがダメになるのか、理解不能のままに消えていく、ということが日々起きているわけですね。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
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