FC2ブログ

長期的視点を持つということ

2018/05/07 Mon

GWで実家に帰っていた時、次のような話題になりました。

「母親が食事を作りすぎてしまうので、無理して食べないといけない。」

というものです。よくある話です。

これは、残してはもったいないので、残り物をさらってしまう、という考え方です。

食べ物を残してはいけない、もったいない

という考え方は、多くの人が持っているメンタリティだと思います。

こういうこともあるでしょう。

子育て中のお母さんが子供の残り物をさらう

料理を作って、まずかったが、無理して食べた

これらは、全て、食べ物を残してはいけない、もったいない

という気持ちからの行動です。



さて、その結果、長期的に見ると、何が起きるのかというと、

食べ過ぎによって太る、血液検査データが悪化する、病気になる

ということです。

食べ残しをさらうことで、成人病になって、命の危険すらある、ってことに、気がついていないのです。



以上を考えた時、

目先のもったいない、という気持ちを満たした結果、太ってしまって、病気になるという長期的リスクを背負う


こういうリスクを背負うことになる「残り物をさらうという行為」は、果たして合理的行動と言えるのでしょうか。

確かにもったいない、という気持ちはわかりますが、その結果もたらされるリスクを考えれば、残す、捨てる、という選択肢もあってしかるべきだと思えます。

そもそも「食べたくないものを、もったいないから、無理して食べている」ということです。

百歩譲って、食べたくて食べ過ぎる、のなら、まだ短期的食欲を満たしている、とも言えますが、残り物をさらう、という行為には、短期の満足感すらありません。

それが原因となって、太ったり、病気になったりするぐらいであれば、無理して食べるメリットはどこにも無いわけです。

また、そうやって子供が無理して食べるから、親も多く作る、という悪循環が起きています。

太った原因を、子育てだとか、親が作りすぎるから、ということにしてしまうのは、いかがなものなんでしょう。



このように、

人の行動の多くは、眼の前で起きていることの損得勘定や精神的満足度によって優先され、長期的視点はなおざりにされる


傾向が大変強いのです。

眼の前にぶら下がっているにんじんを追いかける馬

と同じということです。

これからいったい自分はどこに行くのか、などは気にしておらず、とにかく目の前にぶらさがったにんじんしか見えてはいないのです。

近視眼的

なんです。



これは、勉強を放り出してバイトに精を出す学生、も同じです。

学生の本分である勉強の結果もたらされる将来の大きなリターンを無視して、目先の時給1000円に目がくらんでしまっている状態です。



さらに言えば、社会人になっても同じです。

多くの人は、目先の収入や仕事のこと、目の前の日々の暮らしのことしか見えていない、ように見えます。

なので、長期的目線に立った自分の人生設計などは、漠然とは考えてはいても、日頃の行動には何ら影響することはありません。

この長期的視野に立てない大きな原因になっているのが、

自分の具体的な将来目標・夢を持っていない

ということなのです。

目標が無いから、今の延長線上で何となく、ぼんやりとしか将来を考えられなくなっています。

そもそも自分がどこへ行こうとしているのかが見えていない。

これは、目的地の無い航海と同じです。これでは、ただの漂流船です。

何となく、このまま会社にいて、60歳になったら退職して、年金をもらって、という、今の延長で流される人生、を漠然と考えているので、目の前のことだけを毎日考えて行動する、ということになってしまっているのです。



自分のことで恐縮ですが、私は、20代のころから、40頃には、相場で食っていくことを目標にして、人生設計をしていました。

大望・野望

ってやつです。残念ながら、志とまでは行きません(笑)

なので、20代のころから、その目標に向かって、毎日毎日勉強に時間を使って、週末は相場の研究、という暮らしを10年以上続けていました。

どうしてそういうストイックな暮らしが続けられたのか、というと、偏にゴールを設定し、それに向かって歩んだから、と言えるでしょう。

周りから見れば、毎日勉強して頑張っているとか、しんどいだろうな、ということでも、ゴールに向かって歩んでいる本人からすれば、それは何よりの楽しみだったのです。

何となく相場が好きである、とか、何となく儲かればいいな~、というのでは、それだけの努力など絶対にできなかったと思います。

周りは、ほぼ一般サラリーマンですから、みんなお金を使って遊んだり、飲みに行ったりしている中で、一人だけストイックに相場の本や研究にお金と時間を使って、日々没頭するエンジンとなったのは、長期的目線に立った目標でした。

これは別に、会社で重役になる、であっても、会社を起業する、であってもいいと思います。

そういった自分の大きな夢や目標を持っているか、持っていないか、の違いは、5年先、10年先の結果に大きな違いをもたらすものだと思います。

学生時代にわずか数年間勉強したか、しないか、だけでも違いは大きいのに、それよりも遥かに長い社会人生活において、目標を持って頑張っているか、頑張っていないかの違いは、桁違いに大きく差が出ます。時間の長さが違うのだから当たり前です。

目標を持って頑張っている人と、なんとなく日々に流され、目先目先の刹那的人生を送っている人とを比べれば、時間の経過によって、圧倒的違いになってくるのは、明らかだと私は思います。



是非、一度、自分の将来について、時間をかけて本気で考えてみられてはどうでしょう。

もし、本気で取り組める夢や目標が持てれば、そこへ向かっての冒険旅行こそが、人生の最大の楽しみだと言えるのではないかと私は思います。

ただの夢物語でもいいんです。

多くの人が、そういった冒険の目標を持てず、人生をただ流れに任せて漂流している実態があるのですから、そういう わくわくできる人生の夢 が持てただけでも、幸せだと思います。

その目標へ向かう道中、つまり プロセスこそが人生の喜び だと私は思います。

漂流船であるか、目的地のある航海なのか、その違いこそが大きいのです。

実は、目的地に着けたか着けないか、結果が出るとか出ないとかは、二の次なんです。

生きることが楽しくない、嬉しくない、人生は苦しいだけだ、という人が結構いますが、そういう違いが大きいのじゃないかと思っています。

少し余談でした(笑)





さて、トレードにも、これと全く同じ現象が起きます。

つまり、

目の前のトレードで勝つか負けるか、が優先されてしまう

ということです。

眼の前の損失を確定するのがもったいない、損を出したくない、という気持ちから、それを先送りしてしまう、ということが起きるのです。

ちょっとの損がもったいない

です。

その結果、起きることは、とにかく目の前の勝負で勝ちたいのだから、マイナスになると勝つまで粘ってしまう一方で、ちょっとでもプラスになると、逆行されるのが怖いから、さっさと利食いしてしまう、という行動になります。

その結果、

小さな利食いを繰り返す一方で、どこかで大きな損失を食らう

ということが、必然的に起きてしまうのです。

そもそも、

相場の値動きというのは、保ち合いを続ける中で、どこかで必ずトレンドが発生する


ものです。

かつて、トレンドが発生したことがない相場など無い のです。

損切りしない人というのは、このあり得ないことに歯向かっていっているのだ、ということに気がついていないのです。

相場で勝ち残っていくつもりならば、長期的視点に立って、そういう値動きの本質をベースにしたトレードを絶対にやらなくてはいけないのです。




だから、こういう目先の損益を優先するようなトレードを続ける限り、結果的に、

コツコツドカン

を避けることは絶対にできません。

そして、この

コツコツドカンを続ける限り、相場で勝ち残ることは難しい

です。

これは、やり方、手法、以前の問題です。

トレードも、短期的視点ではなく、長期的視点で見るべきですが、ここで書いたように、人は、長期的視点で考えることを大変苦手にしていますので、どうしても目先の損得を優先してしまうのです。

眼の前のにんじん


です。

こういうことをGWに実家での会話の中で、考えていました。


人気ブログランキングへ

コメント

Secret

No title

私は20代の頃は結構奔放な生き方しておりまして、履歴書に書けるような職歴ゼロ、のろくでなしプーでしたが、20代後半の頃、必要に迫られたのもありまして、所謂世間的真っ当路線へと舞い戻ろうとしたことがありましたが、何せ時機は2000年辺りの戦後最凶のカチカチ氷河期ド買い手市場、職歴ゼロのプーなんてえたひにん扱い、笑、えたひにんとかいう言葉を敢えて使うのは本当にそうだったからなのですが、それでますます一念発起、燃え上がったわけなのですが、普通に当たりが出るまで面接受ける、なんてのは履歴書スカスカの自分にはこれは分が悪い、and 差別を受けるのはご免だぜ!とか思い、とある割と難関資格を受けて合格してそれを履歴書に書いて、履歴書スカスカでも只の口だけプーではないゾ!っていうところを見せとかないと勝負にならん、と、結構、戦略的にモノを考まして、一年近く資格勉強しまくっていた時機があったのですが、顛末は、合格する前に今務めてる中小企業にバイトで業界に潜り込んで、資格合格してそのまま社員へと登用してもらいましたが、まあ、戦略的に自分でモノを考えて、そこから逆算して足りないものを自覚し、今すべきことをしっかりやって、着実に歩を進めていく、たかだか只の求職活動ですんで大げさな言いぶりですが、まあ、2000年あたりの雇用市場というものはホント~に酷いし、買い手は調子コイてるしで、氷河期世代には共感していただけるところもあるでしょうが、それ以外世代には決して理解していただけんだろうなぁ、と、思いますが、まあ、単に奔放生活のツケを払ってただけだろって 笑

ダラダラすいません。

単なる求職活動ですから、夢を持て、とはまたかけ離れた話かもしれませんが、目標があって、自分で戦略を考えて、そこから逆算して今やるべきことをやって歩を進めていく、こういうのはなんていうか、建設的事柄、ですから意欲も沸いてくるものなんですね。

習慣に流された生活をしていると楽なのは結構なのですが、あっという間に時は流れ過ぎ去りますです。あの勉強ばっかしていた時機は、勉強それ自体は楽しいものではないですが、着々と歩を進めていっているような前向き感はありましたし、また、こういうところで人は差がついていくのだな、とも思いました。

お勉強は努力が成果に表れやすいですが、相場はまた一味違うのが困ったものですが 笑

相場の努力とは、、、自分で売買計画を立ててその通りに実行できるようにする、まずは自己規律、行きつくところも自己規律、ということになりましょうかね。これがまあ難しい。

これがあって、そして成果は時次第ということになります。

時が来てないのに頑張っても成果が出ないのはお勉強とは異なりますかね 笑

・・・

えたひにん扱いされた私ですが、今は会社のナンバー2まで来ました、社長を影で操るナンバー2 黒幕! 中小零細なのはご愛嬌ですが、鶏口となるも牛後となるなかれ、とも言いますし 笑

若いころはサラリーマンなんて御免と思っとりましたが、まあ今はそこそこ好きにやっとりますです。

それはまあいいとして、大望・野望 いいですねえ。なにか燃えるものがちょっと沸いてきました。

眼の前の人参大好き!

あらなみさん

初めまして。BONSAIと申します。
2ヶ月ほど前に相場について調べてるうちに相場技術研究所へ辿り着きまして、その後移転後のこちらのブログを知って以来拝見しております。

いきなりの自分語りですが、私の相場歴は(相場歴と言うには恥ずかしいものですが…)2015年から株を始めたもののうまくいかず、その年の夏にFXをちょっと齧っては投げ出し、直後に日経225miniに手を出して半年ほど取引したものの、その後は最近まで相場を離れていました。

225miniを始めた頃は丁度チャイナショックが起こり、下落をほんのわずかに取れたのですが、2015年8月〜2016年2月までの下落相場に慣れされてしまい、3月以降は方向感のなさに耐えられず相場を見ることを諦めてしまいました。
方向感のなさというと相場のせいにしていますかね。自分がどうしたら良いのかが全く分からなくなり、見ることすら諦めてしまいました。

つまり、眼の前の人参がなくなったので(取り方が分からなくなったので)相場に見向きもしなくなりました。
トレードの考え方以前に相場へ取り組む気持ちですら短期的なものでした。

それから時間が経ち、今度は腰を据えて相場に取り組もうと覚悟を決め、林先生や立花さんの著書等を読みまして相場技術について調べているうちに、こちらのブログへ辿り着いたというわけです。

まずは、1000本ノックの実践ですね。
あらなみさんのブログがなければ、腰を据えて手法探しの旅へ出ていたことと思われます笑

こうした貴重なお話を聞けることに感謝しております。
今後も楽しみにしております。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

2年ぶり位の書き込み失礼します。
いつも為になるブログありがとうございます。

最初の食事の話は、サンクコストの話にも繋がりますね。
行動経済学や心理学などを学べば学ぶほど、自分を含む普通の人が投機に手を出し、欲と思い付きで動けば負けると言うがよくわかりますね。
もともと読書は好きでしたが、株を始めて勉強すればするほど、自分の色々な事の無知さを痛感し、日々勉強の毎日です。

自分の親を含め周りの大人を見渡すと、目標どころか人生を良くしようという気が全く見えない人がすごく多いですね。
職場で与えられた仕事をして、家ではテレビやネットで暇つぶし。
良くなればいいなとは思っていても、実際に行動し努力をする人は少ないですね。
どんどん暇つぶしの道具は増えるので、そう言う意味でも、それらで時間を浪費するその他大勢と、それを利用する一部の人で格差はどんどん広がりそうですね。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

>習慣に流された生活をしていると楽

ここ、大変重要なところですね。
私が書いたことの裏の真実の部分だからです。

結局、習慣で生きることは、楽なんですよ。
今のまま、何も変えずに、今の状態で生きていくってことは!!

新しいことなどしたくない。
めんどくさい。
別にやらなくても困りはしない。

いい生活はしたいとは思っても、楽な今の状態を壊したくはない。

でも、何もしなくては何も変わらないのですよね。

何もしない、ということは、今の状態のまま生きていく、ってことの裏返しなんですね。

ここで何が必要なのか、というと、自分を動かすエンジンなんです。

それが、大望であり野望であり夢・目標なんです。

それが無ければ、今の楽な習慣のわだちからぬけることは、難しいでしょう。

野望を持っているかどうか、それこそが、人が楽な習慣のわだちから抜け出せるかどうかの決め手だと思います。

Re: 眼の前の人参大好き!

BONSAIさん、おはようございます。

やっておられることを読むと、このわらべうたを思い出しました。

ホー ホー 蛍こい
あっちの水は 苦いぞ
こっちの水は 甘いぞ
ホー ホー 蛍こい
山路 こい
行燈の光で またこいこい

書かれていることを読むと、環境に翻弄されている状態ということに
なります。

この 環境認識 ということですが、トレードにおいては、
何よりも理解すべき重要な概念なんです。

環境を認識し、環境優位性を使ってトレードする

一言で書いていますが、ここが本当に理解できれば、
上級の仲間入りだと思います。

逆に言えば、いつでも勝つ必要はない、ということです。

自分が得意な環境になるまで、ひたすら待って待って、
そして、得意な環境になれば攻める。

こういう環境ということがよくわからない人が多いので、
簡単に環境変化に飲み込まれてしまって、爆死する
わけなんですね。

環境に翻弄された経験をお持ちだからこそ、
ここで書いた重要性が理解できるようになったのでは、
と思います。

Re: No title

自分次第さん、おはようございます。

>最初の食事の話は、サンクコストの話にも繋がりますね。色付きの文字

サンクコストというのは、知りませんでした。

調べると、面白いですね。

面白くない映画を中止すべきかどうか、など、大変参考になる話です。
また、心理学的には、コンコルド効果、とも言うらしいですが、
これもトレードにおける参考になる概念でしょう。

もう少し勉強して、記事にしたいところですね。


>自分の親を含め周りの大人を見渡すと、目標どころか人生を良くしようという気が全く見えない人がすごく多いですね。

そうなんですよ。
みんないい生活はしたいとは思っいても、行動には全く繋がりませんよね。

ここは、先程も書かれていたように、習慣で生きるということは、楽なんですね。
だから、どうしても楽な生き方を選択してしまう。
もう一方で、人は、変化を嫌うわけです。
毎日の繰り返しという習慣のわだちにどっぷりと浸かった状態から
抜けるのは、苦痛なんですよ。

その苦痛を伴うことができないと、変化は起きないわけです。

同じ考え方で、同じことを繰り返している限り、
待っているのは、同じ生活なんです。
変わるはずがありません。

当たり前すぎることなんですね。

No title

あらなみさん、コメント頂きましてありがとうございます。

おっしゃる通りであっちへフラフラ、こっちへフラフラとしておりました。前回のまとまりのない私のコメントのようなものでした笑

その当時は追いかけていた夢を諦め真っ当な道を目指し始めた時期でしたが、
相場で結果が出せれば真っ当な道へ行かなくて済む、という考えがあり結果を焦っていました。
今になって考えれば馬鹿だなと思うのですが、当時渦中にいた私は本気でそう思っていました。

そして、現在は勤め人となりましたが私の場合は人手不足の昨今ですから、まさに環境に助けられたと言えます。

元々、私が目指していた道も相場と同じように一握りの人が生き残れる派手な世界でしたが、
そのような人たちも普段は地道な練習を重ねていました。
おそらくその道を目指す常人の何倍もです。何倍というと数や時間のように聞こえますが、質についても目標は何倍も高いものでした。

また、どのようなスタイルを追求するのかはそれぞれ違っても、追求する姿勢や考え方には共通するものがありました。

同様にあらなみさんの記事も然り、コメントを拝見しても然り、それぞれ売買のスタイルやフィールドが違う方が、環境認識は重要だというお話が書かれているのを何度も何度も目にしました。

自分も環境に翻弄されたり、助けられたりした経験が確かにありました。
それにも関わらず、あらなみさんから今回コメントを頂いたことで、やっとそういう経験を認識できたというか、おおげさに思えるかもしれませんが環境認識という言葉が体に入ってきたような感じがします。
環境認識ができるようになる、使えるようになるには時間がかかると思いますが、

>環境を認識し、環境優位性を使ってトレードする
>逆に言えば、いつでも勝つ必要はない、ということです。


頂いたこの言葉を大事にして、相場に向き合っていきたいと思います。
本当にありがとうございます。

Re: No title

BONSAIさん、おはようございます。

やっと 腑に落ちた ってことですね。

日本語なんで言葉では理解できていても、腑に落ちないということは実に多いんです。

実は、環境認識の重要性については、ほとんどの人は腑に落ちていないんじゃないかと思います。

特に、手法万能主義の人など、別の思い込みをしていると、見えていても実は見えていない、ということが起きます。



自分が勝てた場合、道具(やり方)が勝たせてくれた、とほとんどの人は思い込みます。

「自分は勝てる方法を手に入れた!!」と有頂天ホテルに宿泊する瞬間です(笑)

しかし、実際には、道具がたまたま環境に合っていただけ なんです。

それが全くわかっていないから、環境が変わって爆死する、ということを繰り返すわけです。

こうして、やり方が勝たせてくれたわけではなく、環境が勝たせてくれたんだ、と理解できる以前に、ほとんどの人は退場してしまいます。

結局、多くの人が、道具探しこそが答えだと考えて、やり方万能主義、手法ジプシー、検証オタク に陥ってしまって、何十年にもわたって地縛霊のように彷徨うことになるんです。

検証オタクというのも、想像以上に多く生息していますね(笑)

これは、答えの無い錬金術師のようなものです。



環境は変わる、環境が変われば取れるやり方も変わる

この変化を理解し、変化にに対応できるかどうかが、生き残れるトレーダーになれるかどうかの決め手


なんです。

このメカニズムは、相場で勝ち残っている人にとっては、夏はTシャツ、冬はダウン、というぐらいに当たり前のことなんです。

環境変化を全くわかっていない(言葉ではわかっていても)から、冬にTシャツですごして凍死するんですよ。

夏の成功体験を冬に持ち込むから、当たり前に凍死する。

夏に検証して、上手く行ったものを冬に実戦するから、凍死する。


これらは、環境変化を理解していないが故の悲劇 なのです。

こうして、相場は、環境変化で人をが翻弄し、結果、凍死者続出となる、ということが繰り返されているわけなんですね(笑)

No title

2/21のエントリーでご指導いただきましたナンピン太郎です。ご指導いただいた後、バリュー銘柄への中長期投資はメインとして継続しながらも、デイトレもやっております。3月・4月の損益については月ベースでプラス、5月も今のところプラスで推移しております。

デイトレのデビュー戦で利益を全て吐き出したときとの違いは、「いらんことをしない」=「取れる可能性が高いところのみ勝負する」だけです。とてもシンプルですが、かなりの忍耐が必要ですね。

専業投資家としての生活に一筋の光明が差したような気がしています。勘違いかもしれませんが(笑)。全てあらなみさんのブログのおかげです。本当に、本当に・・・ありがとうございますm(__)m

P.S.5/10のトヨタの決算プレイは興奮しました。垂直にそそり立っていくローソク足・・・デイトレの真骨頂ではないでしょうか。

Re: No title

ナンピン太郎さん、おはようございます。

いらんことをしない

というのは、多くの人が考えている以上に重要なことで、
負けの主な原因になっている、と言っても過言ではありません。

いらんことをしないためには、

何故エントリーしたのか、何故エクジットしたのか

この何故をしっかりと考えてトレードし、理由が曖昧ならやらない、
ということを心がける、ということを意識することです。

それでも、勝ちが続いたり、ちょっとした負けをきっかけに崩れて
しまうのですね。

崩れない


これも大きなテーマですね。

No title

こんにちは、あらなみさん
スキャルピングやデイトレでも
環境認識は必要でしょうか?
逆に環境を意識しすぎてザラバの
トリッキーな動きに必要ないのではないでしょうか?

No title

環境を認識し、環境優位性を使ってトレードする、と言葉で言うのは簡単なのですが、それを邪魔するのは自己都合なのですね。

無意識的な自己都合です。

何とか戻ってほしいというお祈りの気持ち

とか

ヤラレて取り返したろうと熱くなってる

とか

過去の成功体験に捉われて、過去に成功したある特定の環境をいつまでも無意識的に期待している

などなど

上のふたつは、皆様、欲にまみれた俗人でしょうからよく理解できるかと思います、笑、が、最後のはもしかしたらなかなか自覚しにくいのかもしれません。

でも意外と失敗の多いパターンだと思うのですね。私個人としてもそうでしたし、根深いというか、多くの人の相場で上手くいかない、退場してしまう大きな要因だと思うのですね。

こういった自己都合が前に来ないように、事実認識、環境認識を基にトレードする、と、いうことなのですが、そうすれば少なくとも短期間で大きくやられる、崩れる、なんてことは理屈では無くなるはずなのです。

何故なら、崩れる、と、いうことは、どういう状態なのかというと・・・


相場環境に真っ向から逆らっている


と、いうことなのです!!!

まあ、少なくとも相場環境に真っ向から逆らっている俺の姿、くらいは事実認識をすれば分かろうというものです。

崩れるということはもうやってる本人も分けの分からんアタマパーな状態になっておるわけでして、端から見てる分には、あんなトレードしてりゃあそりゃ負けるよ、な状態なのですが、それは余裕の傍観者だからそう思うのですが、そんなこと言ってる余裕の傍観者も相場の波にいざ巻き込まれたら自己都合全開だったりするものです 笑

バカだなぁ。。。

皆、そう後ろ指刺されて退場してってるわけです。多くの人がそうなのですから、自分もそうなるかも、と、考えるのが合理的なのでしょうが、、、まあ俺はいつでも特別な存在だし。。。な、訳ないですね 笑

アタマパーになる前に、ちょっと、今やってることは客観的にどうなのか、よくよく考えてみなさいってことですね。

Re: No title

猫さん、おはようございます。

人それぞれ見ているもの、戦略が違いますから、一概に言えないわけですが、
私の場合でしたら必要ですね。

短期だったら、環境認識など必要ない、という人も多いと思いますが、
これは、トレードに対する基本的な考え方の違いだと思います。



ということで、以下は、あくまでも私の考え方に基づくものです。

そもそも、単に乱高下しているだけでは、手を出しません。

みんなが踊っているから自分も踊るということはありません。

そもそも、乱高下している株というのは、大口トレーダーが、
小口を集めて、追い込み漁をしているケースが多いんです。

それでも、全体の環境やファンダメンタル次第では、
いい動きも出ますが、そうでなければ、追い込み漁に
引っかかるだけです。



私の周りを見る限りですが、勝っている人というのは、
そういうものには手を出さず、それぞれ自分の
エリアを持っていて、基本的に、そのエリア外では
トレードしないので、どんなに人気株であっても、
みんなが群がっていても、乱高下していても、
決して手を出しません。

頑なに自分のフォームとエリアを守る、ということが勝ちに結びつく
ということがわかっているからです。

そして、それぞれ

自分の能力の限界

をわかっているのです。

多くの人を見ていると、この自分の能力の限界ということを
理解していないんじゃないかと思います。

だから、イチローの真似をしたり、F1レーサーの真似を
しようとして、大爆死するんだろうと思いますね。

資金力と能力の違いを無視するから、トロール船の網に
引っかかって爆死するんです。

残念ながら、能力の違いというのは、歴然と存在します。

ここがわかっていないから、ウサイン・ボルトに勝負を挑むのでしょう(笑)

私は、みんながやっているから、という理由では決してトレードしません。

そして、自分のストライクゾーンをひたすらに待って、
そのゾーンに入ったらやっとバットを振る、ということなんです。

その守るべきエリアを認識することこそ環境認識なんです。

だから短期であっても、重要なんです。

これは、相場のエッジというものに対する考え方の違いだと
思います。

Re: No title

タカユキさん、おはようございます。

環境優位性ということに関しては、やはり軽く考えている
人が多いようです。

環境優位性を味方にできれば、8割方もう勝ったも同然、
と私は思いますが、そうでない人も多いようです。

その場合は、やり方など、もうどうでもよいわけです(笑)

これは、先日、野川軍曹と話をしていた時も同じ話になって、
やり方は、できるだけシンプルな方がいい、という話を
お互いにしていました。

美味いそばだったら、塩をパラリだけで美味い

最高の肉にも、軽く塩味で、素材の味を楽しむ


といった具合です。

逆に、まずい肉は、どう調理しても美味しくすること
は難しいんです。

ここでは、調理テクニックではなく、素材の良さ
こそが、強烈なエッジになっているのですよね。

調理テクニックは、素材の良さには勝てない、のです。

下手な料理人は、この素材の良さを引き出すので
はなく、いらん調理をして、素材の良さを壊して
しまいます。

せっかく抜群のトレンドが出ているのに、出たり
入ったり、出たり入ったりするのが下手な料理人
なんです(笑)

この素材の良さを見極めることこそが環境認識であって、

塩味が手法(笑)

この塩味の部分を一生懸命追い求めて、

必勝塩味を探している料理人の多いこと(笑)


調理の違いじゃなくて、素材の違いなんです。

まあ、ペルーの岩塩は美味いかもしれませんが、
そんなに大した違いにはなりませんね。汗



私は、美味しいそばは、絶対にざるでしか食べません。
それか、天ぷらが別についている天ざるです。

というのは、他に山菜だとかが乗っていると、
そばの味を楽しめず、山菜の味が逆にそばの味を
スポイルする雑味に感じるからなんです。
他の味が混ざってしまって、そばの味がわからなく
なるのが嫌なんです。
そばの味をストレートに楽しむためには、
他に何も乗っていないシンプルなものがいいんです。

Re: No title

タカユキさん、追伸。

過去の成功体験(やり方)に捉われている人というのは、

ペルーの岩塩で調理したからあの肉は美味かったのだ


と思っている人でしょうね。

素材の違いではなく、調理の違いに答えを求めているから、
そうなるのでしょう。


一方で、検証マニアの人は、

素材である肉の違い(環境変化)を無視して、

世界各国の塩(手法)を調査している人


ということかもしれません(笑)

No title

素材は本当に重要なのですが、アタマでは分かっていても腑に落ちていないというか、行動に現れていないというかそういう人が多いのかもしれないですね。

駄目な食材をこねくり回してもたかだか知れてるってことなのですね。

どんな食材が回ってくるのかはこれは天の配剤次第ですから、ここは自分でどうこうできるものではありません。

何故か、投資家というものは、自分でどうこうして上手くやっていけるという無意識的な思い上がりがあるのかもしれません。

あるいは無意識的な自己都合でしょうかね?いつでもどこでもちょこまか取りたいっていう隠された願望が投資家を突き動かすというか。。。

でも、ゴミ食材をどういじくっても無駄、ですからね。
FC2カウンター
プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人

カレンダー
07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
相場本検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

相場格言
amazon

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR