トレード記録のポイント

2013/09/16 Mon

トレード記録などについて、ご質問がありましたので、記事にしました。

まず印刷は、「EasyCapture」というソフトを使って一旦画像ファイルにしてから印刷してます。

こちらを参考にしてください。

EasyCapture 使い方

2013-01-167.jpg

これは、このEasyCaptureだけを使っても、これだけの作業が可能だという事例です。

このソフトは、ちょっとしたコメントも入れることができますし、矢印なども入れれますから、このソフトだけでも多くの作業が可能です。
ブログに載せるときもこれを使っています。


実は、私は、売買記録そのものは、A4のスケジュール帳に淡々と損益状況などを記録しています。

一方で、気になったトレードや売買していなくても参考になるようなチャートなどは、印刷して別のノートに貼り付けコメントを入れています。

また、売買戦略についてなども、こちらのノートに記録しています。

B5の普通のノートです。
チャートは、windowsフォトビューアーで普通に立ち上げて、 A5サイズを指定すれば、小さく印刷されます。
用紙サイズを工夫すれば印刷の大きさは変えられます。
それをハサミで切ってノートにペタリです。
そのチャートの横や下に手書きで色々と書き込みするわけです。
これで、世界に唯一冊しかない自分だけの戦略ノートができるわけです。



このトレードノート作成に当たっては1つ大きなコツがあります。

普通は、「如何に正確に記録を残すか」という考えになりがちですが、それだと結構無味乾燥になりがちなんです。

そうではなく、「如何に読み返す価値があるか」という考え方でノートを作成している、ということです。

これはどういうことか、というと、ノートを作っても、作っただけで後で見返すことがほとんど無いというのであれば、そもそもノートを作る意味があまりありません。

といって、見返しても売買記録が綴ってあるだけのものなら、そもそも見返そうという気になりません。

ノートというのは、何度も読み返してこそ価値があるのですから、逆に言うと、

読み返すような価値があるノート作り

をすることを私は目的にしています。

ですので、記録は記録として割り切って、淡々と綴り、それとは別に読み返す意味のあるノートを作ることにしました。

売買中に気がついたちょっとしたトレードのポイントとか、思っていること。
気になるチャートなど、実際に売買したこと以外にも、当日売買をやっていて、気が付くことなど非常に多くあるものです。
また、「これはやってはいけないことだった」と失敗から気が付くことも数多いです。
しかし、日が経過すると、すぐに人間は忘れてしまうものです。

ノートというのは、そういう「気づき」を記録に留め、毎日でも見返すことがとても大切だと考えています。

トレードノートには、経験値を増やすことをターボチャージする重要な役割を担っている

と考えているのです。

トレード上達において、何よりも重要なことは、経験値を増やすこと、ですから、その経験値の増加スピードを倍増させるかどうかの貴重な役割をになっているのが、トレードノートだ、という位置付けをしているのです。

その時に、いつ売った、いつ買った、だけのノートを読み返す気が起きるでしょうか。
私なら、二度と見返しません。
というより、そもそも読み返す価値がありません。
そこから得られるものが少なければ、読む時間が無駄です。

ノートを見返さなければいけない、というのではなく、そもそも「読み返す気になるようなノートを作れ」ってことなんです。

ノート作りのコツはこれだと思います。
試行錯誤しましたが、この考え方を持ってノートを作っています。

こうやって充実させていくノートなら、下手な本を読むよりもよほど価値のあるもの、自分にとって宝物になる、ということにならないでしょうか。

人の記憶というのは、不確かなモノですし、自分にとって都合のいいところだけを覚えているものです。
そういう記憶にだけ頼って経験値を増やすのでは、相当に時間がかかってしまいます。

私にとっては、それをターボチャージするためのノート作り、ということなんです。



作業には、全て「何のために」という目的があります。
記録を綴る、といっても、そもそも何のために記録を綴るのか、ということを本気で考えた結果が、自分の売買記録など、いい加減でもよい、極端にはトータル損益だけでもよい、それよりも大切なのは、「如何に次のトレードに役立つ記録作りをするか」ということだったのです。

トレード記録を綴ることそのものが「目的化」してしまっては、本末転倒です。
いくら正確に記録しても、読み返す価値がなければ、手間暇をかけて作ったとしても意味がありません。
そうなると、ここでも、手段の目的化ということが起こってしまっています。

私の場合、売買回数は比較的多いですから、全部画像に残すことはかなりの手間ですし、それを全部残したとて、手間をかけた割に「後で読み返す意味」がどれほどあるのか、というと疑問です。

正確に全部を記録しようとするが故に、逆に本来の目的である将来への布石、読み返す価値をスポイルすることにもなってしまうのです。

それより、当日、自分の売買以外に気が付いたこと、売買でポイントになったもの、失敗の反省など、ポイント・ポイントに絞って、きちんと記録しておいた方がよほど、読み返す意味がある、と気がついたのです。


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コメント

Secret

試行錯誤

あらなみさん、おはようございます。

また1番のコメントになってしまうかもしれませんがお許しを。


トレードノートも試行錯誤が必要なんですね。
今年最初に連敗した時チャートを印刷して気付いたことなどをかいていたのですが、最近おろそかになっていました。
単なる作業としてやっていたからいつのまにかやめていたんでしょうね。

何度も読み返したくなるノートを作ってみようと思います。

Re: 試行錯誤

歳三さん

いつもコメントありがとうございます。

ノート作りが作業化すると、淡泊な記録だけになり、読み返すようなものでもなくなってしまいます。

おろそかになるのも、そういう理由だからだと思うのです。
作ってもそもそも意味がない、となってしまって・・

1日に1つ、いや1週間に1つでも、「トレードのポイント」「トレードの反省」「気づき」があったら、それを記録する。
ポイントを絞って、メモっておく、それが読み返すノートのコツだと思いますね。

No title

こんなに早くに、それも記事にして頂いてありがとうございます。
さすがプロは、シンプルで余計な事は書いてないですね(^_^;

お陰様で、これで紙のチャート手に入ったので、私なりの検証ノートを作れそうです。

さっそく、過去の取引履歴と突き合わせて書き込んでいます。

本当にありがとうございました。

Re: No title

うすとんさん

ご参考になって幸いです。

ノートを役に立つものにするかどうかは結局作り方次第です。

ノートの作り方大変参考になります!
活用出来て、進化するノート作りを目指します!
ありがとうございます❗️

Re: タイトルなし

九州弾児↗さん、はじめまして。

大変昔の記事を読んで頂いているのですね。ありがとうございます!!

私は、今では、トレード記録については、エクセルで管理しています。

一方で、ノートは、紙のノートに加えて、エバーノートを使っています。
エバーノートは、非常に便利で、使い勝手もいいですし、
画像の貼り付けもドラッグ・アンド・ドロップでできるので簡単です。
また、外出中にスマホからも見たりできるので、重宝しています。
無料ですので、一度お試しください。

トレード記録そのものは、エクセルで管理しているので、
ノートに書くことは、日々の気付きであるとか、考えていたこととか、
を記録しておいて、後で見返したいものを書いています。

完全に、記録とは分離ですね。

記事にも書いていますが、

経験値を如何に加速できるか、読み返す価値があるか

ということがノート作りのポイントだと思いますね。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

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