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総合力と総花的

2013/10/22 Tue

前に総合力という話題を出した時に、特に説明もしなかったことに加えて、その後からファンダメンタルの話題に触れたりしたものですから、私の思う総合力と違った意味でとらえられている方がいることがわかりました。
さらに西原さんを紹介したものだから、なおさら混乱させてしまったのかもしれません。

ある投資家の方と話をしていて、相場の勉強ということについて、

「マクロの勉強もしなくてはいけません。ミクロの企業業績にについてもまだ知らないことが多いのでこれも勉強しないと。それから、チャート分析も大切ですね。海外の状況、NYや為替の動向など、モーサテを見て、本を読んで、勉強しないといけないことでいっぱいです。」

というので、そんな何もかも手を出してどう落とし前つけるつもりなんだろう、と心配になってきました。

どうやら、

あれもこれも手を出して、いろんな情報を総合して相場を考えることを総合力と理解されてしまったようです。

これはまずいことをした、と思いました。

どうやら、総合力を「投資戦略」のことと考え、いろんな情報を総合して相場をやること、と理解されたようです。

確かに「やり方」しか頭になければ、そうなるのが普通だということに気がつきませんでした。

まっ、まずい。

ということで、そう考えていない人はいいのですが、私の真意はそこにはありませんから、打ち消しということで記事を書きます。


まず、総合力の解釈についてですが、これは、そもそも私の言葉ではありませんが、私の解釈は簡単です。

総合力 = 投資戦略 × 投資心理 × リスク管理

です。

つまり、その真意は、

投資戦略も大切だが、投資心理も重要、リスク管理をおろそかにすれば破たんする

という意味で、一般の人が考えているように「投資戦略ありき」ではない。
投資心理が90%という意見にも組しない。
リスク管理さえできればよいという過激な意見にも組しない。

ということです。
それぞれ3要素がバランスよく掛け算されて初めて利益にが出せる、という意味です。
足し算にせずに掛け算にしたのは、どれかがゼロなら成果も出ない、という意味です。

一般に考えられているよりは、投資心理、リスク管理は重要度は高いと思います。

みんなの得意技である

コツコツドカン!!

はかなりの部分が投資心理の問題です。

また、みんなの必殺技である

ぶち切れ、血だらけナイフ100連発!!

など、完全にマインドの崩壊が原因です。

普通に考えられるよりも、マインドやリスク管理は、最終損益に非常に大きな影響をもたらします。

相場からのちょっかいに耐えきれるだけの精神力

ブレないリスク管理力

があってこそ、トータルで勝てる投資家となることができると思うのです。


ということで、投資戦略のみを捉えて「テクニカル+ファンダ+各種情報」を使いこなして総合的に判断すること、という意味では使っていないということです。

それは、総花的と言います。
当然いい意味ではありません。



ちなみに、私は、投資戦略は、シンプルでかつ、一芸に秀でる、方がよい、と考えていますから、

総花的な 何でも屋、ファミレス風、大食堂

ではなく、

専門店ブティック、京懐石料理専門、フレンチ専門

を良しとしています。

どう考えても、後者の方が上手い料理を出してくれそうだとは思いませんか。


コメントを書いていだたいているプロの方も大部分はそうでしょう。

コメントからわかることですが、あれもやるし、これもやる、というような人はほとんどいません。

私は分割屋です、と言われていた投資家さん、素晴らしい。
専門を持って、その道を究めることこそ近道だとつくづく思います。
一芸に秀でた職人さん、という感じで、いかにも稼いでいそう、って感じです。

一流の外科医というのはありますが、一流の何でも医者ってのは聞いたことがありません。

一流であればあるほど、専門性は深くなるものでしょう。


専門性が深くなりすぎて、外科医が内科医を批判する、ってのはどうかとは思いますが。これは余談(笑)



それなのに、初心者の方ほど、

あれもやる、これもやる、それもやる 、みんなやる

という人が多いと感じます。

そうじゃなく、中央突破したらどうでしょう、と言うのですが、どうやら、

知っている知識を全部使いたい

ようなのです。

それだったら、

闇鍋じゃねえかよ!!

と思うのですが、本人は至って本気です。

てっちりと、すき焼きとボルシチとカレー混ぜたらまずいだろうが、おらおらおら!!

ということが、いざ相場のこととなると、なかなかわかりづらいのでしょう。

あれもこれもやっちゃダメです。

それは、総合力ではなく、総花的と言います。




もう一点は、上手い人の真似をすること、上手い人のコピーをすること、これが相場で勝つ近道である、という理論から、とにかく、ダボハゼ的に真似をしようとする人もものすごく多いです。

確かに、一理ある。

が、しかし、

バックボーンが違いすぎるんですね、残念ながら。

片や10年選手。片や半年。では、目利き、土地勘、違い過ぎる。

いきなり見習い料理人が、フレンチのフルコースをやろうとして爆死する。

上手い人の真似をしたい、という気持ちはわかりますが、バイステップということもある、という話です。

それより、オムライスを上手に丸めるとか、練習しませんか。


登山初めて、いきなりマッターホルンかよ、ってことです。

それより、まずは高尾山、生駒山でしょ、って話じゃないでしょうか。

難しいことを難しくやろうとして、結局できなくて損失を続ける。

これも見ていてものすごく多いです。

結局、上手く行かなくて挫折してしまうことがとても多いのです。

気の毒になってきます。


プロゴルファーが使っているからって、同じドライバー使ってもダメですし、プロと同じコースの攻め方をしたら失敗します。
自分の体力や技量に応じた攻略というものが必要なんです。



昔、テニスのビヨルン・ボルグにあこがれて、ドネーのラケットを買って、65ポンドでガットを張っていたアホが私です(笑)

ボルグのラケットの真似したら、あのトップスピンが俺のモノに・・・て、ならないならない(笑)

おめぇとボルグとじゃあ、体力も技量も違いすぎるだろうが、アホンダラ!!

って感じでしたねえ。若気の至り、青春の一ページでした(笑)



西原さん、紹介しましたが、正直難しいです。あの目利きは普通じゃ無理。申し訳ない。
情報教えてもらうだけなら、杖にはなるけど、真似をするのは難しい。



分割の事例で言えば・・・
林先生の本で「商品相場の技術」に掲載されているプロの建玉の推移。
あれを真似することはよほどの分割技量があってのことです。
それこそ10年選手以上の技量です。
それより、まず最初は、「二分割一括手仕舞い」「均等分割」からスタートすればできるようになるんじゃないか。
そういうことです。



あっ、ちなみに、私、隠していたわけじゃありませんが、5分割ぐらい普通にやっています(笑)
だって、どこで利食いすればいいのか、わからないから(笑)


とりあえずマクロもいらない、ミクロも不要。
テクニカルの各種知識も不要。

まずは、わかるところから、見えるところから一歩ずつやってみればどうでしょう。


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コメント

Secret

最後に報われるかも?

あらなみさん、こんばんは。

今回の記事、身に覚えがありますね~。
僕の場合、同時並行という器用なことはできませんからまだ不幸中の幸いでしたけど。
その分ある期間は設定したテーマに取り組むので余計な時間を過ごしました。

結局時間がかかるんですよね。
でも良い面もあると思います。
時間はかかりますけど、少しずつでも前進していればどこかで今までの知識と経験がつながる時が来るはずです。
僕はようやく色々なものがつながってきました。
ここまでで約10年ですけど。(笑)

一点突破できる人ってむしろ少数派なのかもしれません。
だから勝ち組はほんの一握りなんじゃないでしょうか?
時間が掛かることを覚悟して取り組めばそんなにわるいことでもないような気もします。
焦る心理があれもこれもとなるんでしょうね。

色々取り組んでから振返ってみて、一点突破が近道だったと理解できるのかもしれません。

Re: 最後に報われるかも?

歳三さん、こんばんは。

確かに、「やっても無駄だとわかるまでやる」時間も必要かもしれませんね。
人は経験しないと、納得しないから、人から言われていてもやっちまうことが多いので。

>焦る心理があれもこれもとなるんでしょうね。

これ、私の視点で抜けていましたが、本質を突いています。
「焦っているのです」よね。確かに。
焦るから、あれもしないと、これもしないと、となるわけです。

いっぱい取り組めば、「すごくやった気になる」という効能もある。
頑張っているという気になる。

しかし、医者の勉強と弁護士の勉強を平行してやって、共倒れになる確率大(笑)

No title

本日は14時頃まで戻れなかったため少しトレードして
+3.5万程度利益が乗ってくれたところで地合いが悪そうなので終了しました。(チャートは眺めていますが)

「登山初めて、いきなりマッターホルンかよ、ってことです。 」

痛い言葉ですね~(笑)

株始めた当初はブログ徘徊しまくって株で何年も生き残ってきた人の取引銘柄を必死に追っかけてやればやるほどマイナスを喰らうという地獄の日々を過ごした経験をもっておりまして。。(笑)


「片や10年選手。片や半年。では、目利き、土地勘、違い過ぎる。」

本当におっしゃるとおりだと思います。


あるトレーダーの方も「まず経験を積んでください経験を積む前に退場する方があまりにも多すぎる」


と、どこかで語っていましたが、私自身も含めて、短期間でものにしようとしすぎていました。認識の甘さですね。
楽天のまーくんからホームランを本気で打つ気になってるようなものですから相場は恐ろしいです。

様子見と決めていなかったら14:32分からのエナリス付き合ってた可能性高いです。。。((((;゚Д゚))))

Re: No title

株人さん、こんにちは。

今日も荒れましたねえ。
まあ、荒れるの大歓迎なわけですが。。。

すぐに真似ができると考えているということは、結局、「手法至上主義」の裏返しなのですよね。
やり方さえわかれば勝てると思っているから、10年選手と同じことができると思っているってことで。

簡単に見えることでも、意外とできないことが世の中には多いですが、トレードも同じでしょう。
最初は、まず皿洗いから(笑)

No title

あらなみさん、こんにちは。
相場技術研究所、読み進めています。かなり濃厚です。

さて本記事前半について自分の中でのキーワードは『捨てる勇気、諦める勇気』になります。
早々にこの世界果てしなさすぎる、と思ってからです。以前ほど知識を詰め込もうとする意識は低くなりました。まだ駆け出しの身なのに早いかもしれませんが・・・

続きまして後半の、上手い人の真似をすること。

自分にも心当たりがあります。
オズのトレード日誌もそうですが、デイトレ上級者がどのタイミングで売り買いしているか知りたくて、公開しているブログ探しました。
チャートと照らし合わせると、どこで○株買ってどこで売ったのか大体分かりました。でもこれも、今思うと勝てる手法探しに似ている気がします。
じゃあ真似できるのかとなると、出来ないんです。
大まかに言うと、心理状態の違いと資金力の差(板へ与えるインパクトの差)が主な要因だと思ってます。

コーチが傍らにいてあーだこーだ言ってくれる環境ではないので、結局日々のトレードから反省の芽を一つずつ摘み取っていくしか上達する手はないのかなと思っています。

>難しいことを難しくやろうとして、結局できなくて損失を続ける。
>これも見ていてものすごく多いです。
>結局、上手く行かなくて挫折してしまうことがとても多いのです。

デイトレは一般に一番難しいとされていますが、どうなのでしょう。

私は買って売るという1トレードを何度も経験できることに他にはない優位性を感じているのですが。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

デイトレの優位性についての私見

デイトレは、何度も売買ができますから、体験値の積み重ね
という部分では優位性があるように思えます。
ただし、それには常に相場に向き合う環境が必要です。

他に生業をもちつつのデイトレは、
プラスよりマイナスが生じるように思えてなりません。
なにごとも取り組み方でマイナスになるのですから。

わたしのように、相場専業のような環境で、時間がある場合には
デイトレの優位性が生かされるかもしれませんが、
「ときどきはデイトレを実行」というのは、
わたしの視点では最悪だと思われてなりません。

それは相場対応でマイナスなだけではなく、
生業への取り組みについてもマイナスになるような気がします。

だいたいが二足のわらじはうまくいかないと思うのですが、
あらなみさんのおっしゃるとおり
医者への勉強と弁護士への勉強を両立させるのは難しいでしょう。

医者も弁護士も、典型的な専門職であり、
世の中には両方の資格を得ているひともいるのですから、
両方の資格を得ることを不可能とはいえませんが
かなり難しいし、ある意味で無駄な挑戦だと思えてなりません。

他に生業をお持ちの方には、
その「環境に合わせた」やりかたというものがあるはずで、
無理に不利な条件で練習することもないとは思うのですが。

また不利な環境で、専業のプロと、あらなみさんのいう「空中戦」を
戦ったところで、勝てるわけがないと思うのです。

スイングとか中期投資とかなら、
生業との両立が可能ですし、
少なくとも、わたしは数十年にわたって、そういう状態でしたし
それでも十分に利益はあがりました。
相場対応の目的が「利益をあげる」ことなら、十分に目的達成が可能なのです。
これなら、ほとんど生業に影響はありません。

手数料やネット環境などの条件が整って
デイトレも可能になったのは、近々10年のことでしょう。
以前なら、手数料割れで、まずは無理なことでした。

それもあって、わたしはデイトレに挑戦する機会もなかったので、
現在のように時間的余裕があっても、
新たな技術を身に着けることができないわけですが、
別の方法で定期的利益があがるのですから、
それでいいと思っています。

デイトレの環境が整わない状態、つまり生業をもっての
デイトレ練習というのは、無理があると思えてなりません。

デイトレの優位性というのは、あくまでも前提条件が必要なのではないでしょうか。
簡単にいうと、相場専業でないと難しいと私見します。

ひとつの側面だけで優位性をみてしまうと
反面にあるマイナスに気づきにくいですから
注意が必要だと思います。

何事も表裏一体。裏表なのですから。

積極的というのはいいことですが、
猪突猛進は悪いこと。
慎重といえば長所ですが、優柔不断は欠点。
多くの実践機会と言えばいいことですが、
下手な鉄砲の数うちを練習しても、上手にはならないでしょう。

人間は、しばしば自分に有利なように考えやすい生き物で、
自分のプラス条件だけをみて、自分自身を励まさないと
不安になるところがあります。

だから、余計なことでひとにかみついてくるのであり、
投資の掲示板などは、自己肯定・他者否定ばかりが多いようですが、
みんな「自分に自信がない」ことが理由だと思います。

不安だから、自分にとっての有利さだけが目に入ってくる。
そういう傾向があることも、しっかり認識すべきだと思います。
ゆえに、無理にでも「自分にとっての裏面・マイナス面」にも
目を向ける必要があるのではないでしょうか。

相場はリスクのある世界です。
自分にとって優位にみえるものの裏側を
慎重に検討することも必要だと思います。

そして「自分に必要な練習」とか取組
自分の環境に合わせた体験の積み重ねのほうが、
結果的には成長が早いと思えてなりません。

ただの私見ですけれど・・・・。

Re: No title

パンさん、こんにちは。

上手い人の真似をしてどうして上手く行かないのか。
手法至上主義の立場なら、間違いなく上手く行くはずですので、上手くいかないという時点で、やり方だけでは限界がある、ということになりますね。

私の考える主原因は、手法は所詮道具ですから、それを使いこなせる腕、力量があってこそ、ということだと思います。

デイトレの有利不利については、多くの観点や考え方があって一言ではいいにくいですねえ。

Re: デイトレの優位性についての私見

虚無僧さん、こんにちは。

コメント、がっつりと書いていただき恐縮します。
大変参考になります。

「ときどきはデイトレを実行」は私も最悪だと思います。
理由もはっきりしています。

二足のわらじは、おっしゃるようにダメですね。
そこに甘えも生じます。

などなど、長くなるので、記事で書きますね。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所別館

あらなみの相場技術研究所

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