相場好きにも種類がある
2015/06/12 Fri
相場が好き、というのが上達においては凄く大事な要素だと思う。
がっ、しかし・・・
好きといっても、それが「上手いかどうか」とは別問題でもあろうかと。
一生懸命に相場に取り組んでいる
これは、好きな人が頑張ってやっていることだから、無理して、というより、好きでやっている。
でも、頑張って相場に取り組んでいても、その人が、上手かどうか、とはまた別のことになる。
何故か。
相場マニア・相場ヲタ
という人種が大勢いるから。
趣味的、とも林先生は言われるけれど、こういう人が結構いる。というか、かなりいる。
じゃあ、トレードが上手い人と、相場マニア・相場ヲタとの違いとは、どういうところなのか。
相場が好きで、一生懸命に取り組んでいることは同じ。
どちらも知識が豊富。
でも、相場マニアは、知識は豊富だけれど、実行力が伴わない。
いろいろ知っているけれど、やらせたら下手、というタイプ。
高度な専門知識もあるし、凄い幅広い知識もある。
でも、実行力がない。
こういう人、大勢の人を見てきたけど、結構いる。
とにかく、うんちくは凄い。
こうやって暮らしている私でも、その専門知識に負ける。
でも、やっては負けのくり返しを延々と続けている。
相場の勉強は山ほどしているけど、
勝てる方法が見つかるまでは、勉強して知識を蓄えることに専念する
(実践して、負けるのが怖いからと本人はそうは言わないけど(笑))今は勝てる方法探しに専念している、そのほうが楽しい
こういう人が結構いる。
半分、夢想家だ。
知識は凄い。アナリスト顔負け。あらゆるテクニカルを知っている。本を凄く熱心に読んでいる。
でも、やらせたら下手。
時々、「勝てるんじゃないか」って、相場に手を出してみるも、すぐに負けて、撤退、を繰り返す。
うんちくは凄い。経済情勢も凄くよく知っている。ファンダメンタル、テクニカルに造詣が深い。
でも、手も足も出ない。
というより、時々手を出して、痛い目に合っておとなしくしている(笑)
でも、好きだから、夢だから、相場からは離れない。
ほんとに好きなんだろうなぁー、って思う人がいる。
ブログをあさったり、本を読んだり、セミナーに行ったり、実にまめに勉強して知識はどんどん蓄積している。
ヲタ、と言えば、コレクターもヲタの一種だろう。
手法コレクター。
この世界では多いんだよなぁー。
コレクターアイテムたくさん持っている人も多い。希少価値のあるテクニカルのアイテムもたくさんある。高額商材も結構買ったりしている。
でも、いっぱいコレクション持ってるけど、何も使いこなせてはいないんだよなぁー、実際には。
包丁いっぱい集めてる料理人のごとし。
包丁なんて、中華の職人なら、中華包丁一つでよいのだけど、ヲタはいっぱい集めたがる。
あれもダメ、これもダメ、と言っているうちに、コレクションが積み上がる。
したくてコレクターやってるわけじゃないんだろうけど、そもそも考え方が間違っている。
やり方に依存しているうちはダメだということに気がついていない。
多分、ヲタって、善意の第三者なんだよね。
自分が安全なところで高みの見物できていれば、怖くない。
でも、闘技場に入って戦うとなったら怖い。
現実に、血を見ることが怖い。
だから、いつも善意の第三者でいられるヲタが心地よい。
相場で勝ちたいという気持ちはある。でも、怖い、リスクは取りたくない。
これがヲタ。
どういうんだろう。
今、現実の女性と向き合えない若者が増えている。
草食系という。
だからといって、女性に興味が無いわけじゃない人も多い。
そういう人は、アニメのキャラにはまったり、アイドルを追っかけてはいる。
バーチャな世界、ネットの世界では恋愛できても、実際の女性とは付き合えない。
このバーチャな世界でいる限り、自分が主人公でいられるし、善意の第三者でおれる。
理想の女性とバーチャではつきあえる。
石原さとみでも、北川景子でも、勝手にファンになればよい。
これが心地よいのだろう。
ヲタって、凄い理想が高いんだよなぁ(笑)
でも、石原さとみがそこらにいるわけではない、という現実がある。
しかも、実際の恋愛現場など、修羅場であることも多い。
そういうのを嫌う。
女性に興味はある、でも、勉強だけをしている(笑)
野球選手と野球ファン。
野球ファン、野球オタクって、野球の知識は凄いんだけど、野球が上手いわけじゃない。
解説者顔負けのうんちくは言えても、野球ができるわけではない。
我々は、野球解説者・野球ヲタを目指しているのか。
それとも、野球選手を目指しているのか。
野球選手を目指しているつもりなのに、やっていることは野球解説者、野球マニア・野球ヲタのことばかり、というちぐはぐなことになっていないか。
こういうちぐはぐなこと、やっている人が多いと思う。
野球ヲタが、せっせと知識を蓄えている一方で、野球選手は、上手くなるために何をやっているのか、こういうことを考えてみる必要があるんじゃないかと思う。
豊富な知識を詰め込むことは、野球ヲタのすることだ。
野球選手は、そんな知識を詰め込む時間があったら、他にやることがある。
ヲタがテレビなどを見て、本や新聞を読んで知識を蓄えている間に、選手は、グラウンドで汗を流している。
同じ野球が好きといっても、実際にやっていることは全く違うのだ。
相場で、こういう違いがわかっている人はそんなに多くないと思う。そもそも違いを意識していないのだと思う。
自分が熱心にやっていることは、ヲタなのか、プレイヤーなのか、時々振り返ってみることも大事かと。
もちろん、ヲタを否定しているつもりはない。ヲタはヲタで、喜びを感じられるならそれでいい。それでいい(笑)
ただ、一つ考えてもらいたいのは、ヲタと選手では、道が全然違う ってこと。
野球ヲタが、出世して、プロ野球選手になった、という事例は無いから(笑)

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がっ、しかし・・・
好きといっても、それが「上手いかどうか」とは別問題でもあろうかと。
一生懸命に相場に取り組んでいる
これは、好きな人が頑張ってやっていることだから、無理して、というより、好きでやっている。
でも、頑張って相場に取り組んでいても、その人が、上手かどうか、とはまた別のことになる。
何故か。
相場マニア・相場ヲタ
という人種が大勢いるから。
趣味的、とも林先生は言われるけれど、こういう人が結構いる。というか、かなりいる。
じゃあ、トレードが上手い人と、相場マニア・相場ヲタとの違いとは、どういうところなのか。
相場が好きで、一生懸命に取り組んでいることは同じ。
どちらも知識が豊富。
でも、相場マニアは、知識は豊富だけれど、実行力が伴わない。
いろいろ知っているけれど、やらせたら下手、というタイプ。
高度な専門知識もあるし、凄い幅広い知識もある。
でも、実行力がない。
こういう人、大勢の人を見てきたけど、結構いる。
とにかく、うんちくは凄い。
こうやって暮らしている私でも、その専門知識に負ける。
でも、やっては負けのくり返しを延々と続けている。
相場の勉強は山ほどしているけど、
勝てる方法が見つかるまでは、勉強して知識を蓄えることに専念する
(実践して、負けるのが怖いからと本人はそうは言わないけど(笑))今は勝てる方法探しに専念している、そのほうが楽しい
こういう人が結構いる。
半分、夢想家だ。
知識は凄い。アナリスト顔負け。あらゆるテクニカルを知っている。本を凄く熱心に読んでいる。
でも、やらせたら下手。
時々、「勝てるんじゃないか」って、相場に手を出してみるも、すぐに負けて、撤退、を繰り返す。
うんちくは凄い。経済情勢も凄くよく知っている。ファンダメンタル、テクニカルに造詣が深い。
でも、手も足も出ない。
というより、時々手を出して、痛い目に合っておとなしくしている(笑)
でも、好きだから、夢だから、相場からは離れない。
ほんとに好きなんだろうなぁー、って思う人がいる。
ブログをあさったり、本を読んだり、セミナーに行ったり、実にまめに勉強して知識はどんどん蓄積している。
ヲタ、と言えば、コレクターもヲタの一種だろう。
手法コレクター。
この世界では多いんだよなぁー。
コレクターアイテムたくさん持っている人も多い。希少価値のあるテクニカルのアイテムもたくさんある。高額商材も結構買ったりしている。
でも、いっぱいコレクション持ってるけど、何も使いこなせてはいないんだよなぁー、実際には。
包丁いっぱい集めてる料理人のごとし。
包丁なんて、中華の職人なら、中華包丁一つでよいのだけど、ヲタはいっぱい集めたがる。
あれもダメ、これもダメ、と言っているうちに、コレクションが積み上がる。
したくてコレクターやってるわけじゃないんだろうけど、そもそも考え方が間違っている。
やり方に依存しているうちはダメだということに気がついていない。
多分、ヲタって、善意の第三者なんだよね。
自分が安全なところで高みの見物できていれば、怖くない。
でも、闘技場に入って戦うとなったら怖い。
現実に、血を見ることが怖い。
だから、いつも善意の第三者でいられるヲタが心地よい。
相場で勝ちたいという気持ちはある。でも、怖い、リスクは取りたくない。
これがヲタ。
どういうんだろう。
今、現実の女性と向き合えない若者が増えている。
草食系という。
だからといって、女性に興味が無いわけじゃない人も多い。
そういう人は、アニメのキャラにはまったり、アイドルを追っかけてはいる。
バーチャな世界、ネットの世界では恋愛できても、実際の女性とは付き合えない。
このバーチャな世界でいる限り、自分が主人公でいられるし、善意の第三者でおれる。
理想の女性とバーチャではつきあえる。
石原さとみでも、北川景子でも、勝手にファンになればよい。
これが心地よいのだろう。
ヲタって、凄い理想が高いんだよなぁ(笑)
でも、石原さとみがそこらにいるわけではない、という現実がある。
しかも、実際の恋愛現場など、修羅場であることも多い。
そういうのを嫌う。
女性に興味はある、でも、勉強だけをしている(笑)
野球選手と野球ファン。
野球ファン、野球オタクって、野球の知識は凄いんだけど、野球が上手いわけじゃない。
解説者顔負けのうんちくは言えても、野球ができるわけではない。
我々は、野球解説者・野球ヲタを目指しているのか。
それとも、野球選手を目指しているのか。
野球選手を目指しているつもりなのに、やっていることは野球解説者、野球マニア・野球ヲタのことばかり、というちぐはぐなことになっていないか。
こういうちぐはぐなこと、やっている人が多いと思う。
野球ヲタが、せっせと知識を蓄えている一方で、野球選手は、上手くなるために何をやっているのか、こういうことを考えてみる必要があるんじゃないかと思う。
豊富な知識を詰め込むことは、野球ヲタのすることだ。
野球選手は、そんな知識を詰め込む時間があったら、他にやることがある。
ヲタがテレビなどを見て、本や新聞を読んで知識を蓄えている間に、選手は、グラウンドで汗を流している。
同じ野球が好きといっても、実際にやっていることは全く違うのだ。
相場で、こういう違いがわかっている人はそんなに多くないと思う。そもそも違いを意識していないのだと思う。
自分が熱心にやっていることは、ヲタなのか、プレイヤーなのか、時々振り返ってみることも大事かと。
もちろん、ヲタを否定しているつもりはない。ヲタはヲタで、喜びを感じられるならそれでいい。それでいい(笑)
ただ、一つ考えてもらいたいのは、ヲタと選手では、道が全然違う ってこと。
野球ヲタが、出世して、プロ野球選手になった、という事例は無いから(笑)

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