損切りの考え方
2014/08/28 Thu
今日は、ちょっとタメ口、しかも大阪弁で書いてみますね。
「損切りは何%でやればいいんですか」
「前の安値を切ったら損切りですか」
こういう小手先のテクニックを知りたがる人は多いねん。
また、普段は損切りできていても、でけへんようになる瞬間っていうのは決まってるんや。
①大きな利益が出て奢ってるとき
②損が続いてブチ切れたとき
③何となくエントリーして油断してるとき
④損切りせずに頑張って成功した後
⑤いきなり大きな損が出て切るに切れない状態に陥ったとき
⑥もしくはこの複合
ってことなんや。
でも、こういう現象面だけを見ててもしかたありまへんな。
こういう表面的な現象面だけをいくら考えておっても、いつまで経ってもこれは治れへんてことや。
そんなことより、ほんまに大事なんは損切りの考え方と損切りの本質なんやで。
結局、損切りとはなんや、ってことや。
考え方がわからんから、いつまでたっても治らんのや。
それ何やって話やけど、損切りとは、っていう考え方をわかっていないと、いざ実践ていう場で動けなくなるんや。
ほんならどう考えればいいんか、って話やけど、
そもそも、損切りって、やった方がええんか、やらない方がええんか、って言うと、システム的にはやらない方に軍配があがるってこともあって、きちんとエントリーエクジットが決まってるんやったら、やらんほうがええ、という結論になるねん。
ところが損切りできない人って、結局、放置プレイする、っていう意味やから、それはエクジットが決まってない、ってことになるんで、それとは全く意味が違うねん。
まず、損切りがどうのこうの、という前に、エントリーするより前に、何処で切るのかということは、決まってんのが当然で、それが無くてやるトレードは、ブレーキの無い車に乗るのと同じってことや。
トレードにおいて、全てに優先するのはリスク管理なんやで。
これは絶対や。
そうすると、どこで切るのかわからんかったら、そもそもリスク管理的に言って、何株エントリーしたらええんかわからんやろ。
だったら、そもそもエントリーでけへんはずやな。
それをやってるってことは、そもそもメチャクチャなわけや。
損切るポイントがわからんでエントリーするんやったら、そのトレードでどのぐらいの損が出るのかもわからんでやるわけやな。
このトレードのリスク、つまり失敗したときの損失がどれだけ出るかわかりまへんわ、って、あんた、そんな怖いことようやるな、ってことやで。
わしやったら、そんな恐ろしいブラックホールのようなトレードようせんわな。
損切りという命綱なしのロッククライミングするようなもんや。
1万円ぐらい儲けようと思って始めたトレードで、100万円やられてどうすんねん、って話とちゃいまっか。
そもそもエントリーが怖いっていう理由は、損がどれだけ出るかわからんからでっしゃろ?
損失がいくら出るかわからんから、トレードをビビッとんのとちゃうか。
命綱なしのロッククライミングしてるんやから、ビビって当然やろ、違うか。
エントリーしてなんぼ損が出るかわからん、っていうのやったらわしかってビビるがな。
マインドがどうのこうのの問題やあらへんで。誰でもビビるで。
逆に、損切りポイントが最初に決まってたら、このトレードでどれだけ損するんか後は株数だけなんやから、確実やろ。
ここに確実があるんや。
不確実な相場の中で唯一確実なんが損切り限定なんや。
この確実を使わんかいな、もったいないで。
これは、命綱ありのトレードなんや、落ちてもロープが助けれくれるんや。
そしたらエントリーがどれほど楽になるかわからんで。
命知らずのバカタレクライミングが、一気に誰もがチャレンジできる健全なスポーツになるんや。
それは、ロープ1本の話なんや。
それから、命綱はロッククライミングをやる前に付けるもんや。
後で落ちてから付けます、ってお前アホかって話や。
エントリーが怖いんには理由があるんや。
損切りの決まっていないエントリーって、そりゃ、もうそれはトレードとは言わん。ただの遊びやがな。
競馬で馬券代の後払いで、請求書がいきなり10万円とか、考えられんやろ。
最初に賭けた額、つまり損切り幅×株数=損失予定額、がきちんと決まってから勝負すんのが、どんなバクチでも当たり前なんや。
この勝負で1万円だけ賭けて勝負してみよ、ってのがトレードやろ。
いくら損するかわからんような勝負するほうがどうかしてるで。
キャバクラ入って、料金わからんとドンペリ何本も開けてるのと同じやで。
時価、って書いてある寿司屋で適当に寿司食ってんのと同じや。
それは金持ちの道楽や。
自分にできることは、損失に限度を設けることだけやのに、なんでそれをせえへんのや。
応援してるだけやったら、、何もしてへんのと実質変わらんで。
そんなんで勝てるわけあれへんやろ。
じゃあ、これに関連して、そもそもとして、デイトレのメリットって何や、って話や。
何で利幅の薄いデイトレをやるんか、って話や。
それは、損切りがきちんとできるから、リスク管理がやりやすい、って話や。
これがデイトレ最大のメリットなんや。
スイングみたいに、ギャップっていう不可抗力の影響が無い分、自分の懐でリスクを管理できる、っていうんが、デイトレのメリットなんや。
デイトレはリスキーだ、って言うやつとか多いし、世間の評価はそうやけど、ほんとは違うんや。
自分の支配下で厳格なリスク管理ができて、確実に損を把握できる、ってことがデイトレの最大のメリットなんやな。
それを損切りでけへんやつは、放棄してるってことやから、そいつはただのアホや。
小さな損で切れる優待券持ってんのに、それを使えへんって話やから、ディズニーランドでファストパス持ってんのに、一般の列に並ぶんとおんなじことなんやな。
自分で損しているだけや。
損の限度を自分で設定できるから、そこからリスク管理ができて、あらゆるデイトレ戦略の組み立てが楽になるんや。
これができるからこそ、スイングするなら絶対に持てないような大きな金額を投入して、勝負できるって話や。
また、危ない高ボラ株、ストップ高銘柄とか、果敢に挑戦できるんや。
全部は、損切りがきちんとできるからやれる話や。
それをせえへんのやったら、デイトレなんかやめとけ、ってことにしかならんで。
放置プレイするんやったら、利ざやの薄いデイトレするメリットなんかどこにもあれへんで。
じゃあスイングやったら放置してええんか、って言うとそうではあれへん。
時間軸が違うだけで理屈は同じや。
せやけど、特にデイトレは、リスク管理しやすいのが最大のメリットなんやから、より損切りが大切になるんや。
次に、何で放置がアカンのやっていうと、
利益と損失の額ちゅうのは、そもそもポジションを持っている時間に比例するわけや。
ってことは、利益時の平均保有時間よりも、損失時の平均保有時間を短くする、という努力は当然せなあかんのや。
利益を放置プレイして、損は即効で切る、これがデイトレの基本なんや。まあ、スイングもやけど。
損失を放置プレイするってことは、田んぼで稲をさっさと刈って、雑草を育てるのと同じや。
雑草を育ててどうするんや。
時間をかけて損を育ててどうするんや、って話や。
育てるんやったら利益を育てんかいな。あんさん、アホでっか。
システムやったら、時間で終わるとか、ルールが最初から決まってて、損してても儲かってても機械的に切るわけやから、損切りルールが無くても、これは放置やあらへんわけやな。
そもそも引っ張るルールを持ってるんやったらそれでもいいんや。でも、損したからといって放置するのはダメやって話や。
要は、エントリー前に、何処で切るかは最初から決まってる、ってのが当然なわけやな。
もう一点、忘れてはいかんのは、
損切りして、切った方がよかった、っていう結果は殆ど無いんや。
損切りしても、10中8、9は戻ってしまうんや。
そしたら、損切りせえへんほうがよかったやんけ、ってなるやろ。
特に、損切りせんと耐えて、何とか利食いできた、っていうトレードが続くと、もう損切りなんかでけへん体質になるってことや。
ところが、損切りせえへんかったら、10回中に1回とか2回とか、破壊的な損失を出すトレードが出てくるんや。
それは、1日の利益どころか、1週間、1ヶ月の利益も一発で破壊するぐらいの損になるんや。
そのめったに来ぇへん破壊的損失を避けるための保険として損切りちゅうのはあるんや。
ええか、損切りなんか、ほとんどは切っても「損切り当たり」なんかせえへんのや。
それでも、切るんは、10回に1回あるかないかの破壊的損失を避けるためなんや。
損切りは保険みたいなもんや。
事故は基本起きへん。せやけど、保険かけるやろ。
その保険料が損切りなんや。
事故はめったに起きへんからといって保険かけへん、っていう話にはならんやろ。それとおんなじなんや。
結局、相場巧者は、損切り巧者とニアリーイコールって話なんやな。
相場巧者で、損切り下手なんて一人もおらん、って話や。
総括しておきまひょか。
そもそも何処で損切りするかは、エントリー前に決まっている話でそれを遠くに変更することはない
エントリー後に自分でコントロールできることは損失の限定だけ、だから、ここをきちんとやって、人事を尽くして天命を待つ
デイトレの最大のメリットは損切りによるリスク管理が簡単だ、ということにある
損益は基本、持っている時間に比例して育つのだから、損を持っている時間を最小限にとどめるのは当然である
損切りとは、めったに起こらない破滅を防ぐための保険であるということを理解する
この5点の考え方をきちんと理解しとかんと、実際には使い切れん、ってことやな。
表面的な現象ばかり追いかけてても、あかんで、って話やな。

人気ブログランキングへ
「損切りは何%でやればいいんですか」
「前の安値を切ったら損切りですか」
こういう小手先のテクニックを知りたがる人は多いねん。
また、普段は損切りできていても、でけへんようになる瞬間っていうのは決まってるんや。
①大きな利益が出て奢ってるとき
②損が続いてブチ切れたとき
③何となくエントリーして油断してるとき
④損切りせずに頑張って成功した後
⑤いきなり大きな損が出て切るに切れない状態に陥ったとき
⑥もしくはこの複合
ってことなんや。
でも、こういう現象面だけを見ててもしかたありまへんな。
こういう表面的な現象面だけをいくら考えておっても、いつまで経ってもこれは治れへんてことや。
そんなことより、ほんまに大事なんは損切りの考え方と損切りの本質なんやで。
結局、損切りとはなんや、ってことや。
考え方がわからんから、いつまでたっても治らんのや。
それ何やって話やけど、損切りとは、っていう考え方をわかっていないと、いざ実践ていう場で動けなくなるんや。
ほんならどう考えればいいんか、って話やけど、
そもそも、損切りって、やった方がええんか、やらない方がええんか、って言うと、システム的にはやらない方に軍配があがるってこともあって、きちんとエントリーエクジットが決まってるんやったら、やらんほうがええ、という結論になるねん。
ところが損切りできない人って、結局、放置プレイする、っていう意味やから、それはエクジットが決まってない、ってことになるんで、それとは全く意味が違うねん。
まず、損切りがどうのこうの、という前に、エントリーするより前に、何処で切るのかということは、決まってんのが当然で、それが無くてやるトレードは、ブレーキの無い車に乗るのと同じってことや。
トレードにおいて、全てに優先するのはリスク管理なんやで。
これは絶対や。
そうすると、どこで切るのかわからんかったら、そもそもリスク管理的に言って、何株エントリーしたらええんかわからんやろ。
だったら、そもそもエントリーでけへんはずやな。
それをやってるってことは、そもそもメチャクチャなわけや。
損切るポイントがわからんでエントリーするんやったら、そのトレードでどのぐらいの損が出るのかもわからんでやるわけやな。
このトレードのリスク、つまり失敗したときの損失がどれだけ出るかわかりまへんわ、って、あんた、そんな怖いことようやるな、ってことやで。
わしやったら、そんな恐ろしいブラックホールのようなトレードようせんわな。
損切りという命綱なしのロッククライミングするようなもんや。
1万円ぐらい儲けようと思って始めたトレードで、100万円やられてどうすんねん、って話とちゃいまっか。
そもそもエントリーが怖いっていう理由は、損がどれだけ出るかわからんからでっしゃろ?
損失がいくら出るかわからんから、トレードをビビッとんのとちゃうか。
命綱なしのロッククライミングしてるんやから、ビビって当然やろ、違うか。
エントリーしてなんぼ損が出るかわからん、っていうのやったらわしかってビビるがな。
マインドがどうのこうのの問題やあらへんで。誰でもビビるで。
逆に、損切りポイントが最初に決まってたら、このトレードでどれだけ損するんか後は株数だけなんやから、確実やろ。
ここに確実があるんや。
不確実な相場の中で唯一確実なんが損切り限定なんや。
この確実を使わんかいな、もったいないで。
これは、命綱ありのトレードなんや、落ちてもロープが助けれくれるんや。
そしたらエントリーがどれほど楽になるかわからんで。
命知らずのバカタレクライミングが、一気に誰もがチャレンジできる健全なスポーツになるんや。
それは、ロープ1本の話なんや。
それから、命綱はロッククライミングをやる前に付けるもんや。
後で落ちてから付けます、ってお前アホかって話や。
エントリーが怖いんには理由があるんや。
損切りの決まっていないエントリーって、そりゃ、もうそれはトレードとは言わん。ただの遊びやがな。
競馬で馬券代の後払いで、請求書がいきなり10万円とか、考えられんやろ。
最初に賭けた額、つまり損切り幅×株数=損失予定額、がきちんと決まってから勝負すんのが、どんなバクチでも当たり前なんや。
この勝負で1万円だけ賭けて勝負してみよ、ってのがトレードやろ。
いくら損するかわからんような勝負するほうがどうかしてるで。
キャバクラ入って、料金わからんとドンペリ何本も開けてるのと同じやで。
時価、って書いてある寿司屋で適当に寿司食ってんのと同じや。
それは金持ちの道楽や。
自分にできることは、損失に限度を設けることだけやのに、なんでそれをせえへんのや。
応援してるだけやったら、、何もしてへんのと実質変わらんで。
そんなんで勝てるわけあれへんやろ。
じゃあ、これに関連して、そもそもとして、デイトレのメリットって何や、って話や。
何で利幅の薄いデイトレをやるんか、って話や。
それは、損切りがきちんとできるから、リスク管理がやりやすい、って話や。
これがデイトレ最大のメリットなんや。
スイングみたいに、ギャップっていう不可抗力の影響が無い分、自分の懐でリスクを管理できる、っていうんが、デイトレのメリットなんや。
デイトレはリスキーだ、って言うやつとか多いし、世間の評価はそうやけど、ほんとは違うんや。
自分の支配下で厳格なリスク管理ができて、確実に損を把握できる、ってことがデイトレの最大のメリットなんやな。
それを損切りでけへんやつは、放棄してるってことやから、そいつはただのアホや。
小さな損で切れる優待券持ってんのに、それを使えへんって話やから、ディズニーランドでファストパス持ってんのに、一般の列に並ぶんとおんなじことなんやな。
自分で損しているだけや。
損の限度を自分で設定できるから、そこからリスク管理ができて、あらゆるデイトレ戦略の組み立てが楽になるんや。
これができるからこそ、スイングするなら絶対に持てないような大きな金額を投入して、勝負できるって話や。
また、危ない高ボラ株、ストップ高銘柄とか、果敢に挑戦できるんや。
全部は、損切りがきちんとできるからやれる話や。
それをせえへんのやったら、デイトレなんかやめとけ、ってことにしかならんで。
放置プレイするんやったら、利ざやの薄いデイトレするメリットなんかどこにもあれへんで。
じゃあスイングやったら放置してええんか、って言うとそうではあれへん。
時間軸が違うだけで理屈は同じや。
せやけど、特にデイトレは、リスク管理しやすいのが最大のメリットなんやから、より損切りが大切になるんや。
次に、何で放置がアカンのやっていうと、
利益と損失の額ちゅうのは、そもそもポジションを持っている時間に比例するわけや。
ってことは、利益時の平均保有時間よりも、損失時の平均保有時間を短くする、という努力は当然せなあかんのや。
利益を放置プレイして、損は即効で切る、これがデイトレの基本なんや。まあ、スイングもやけど。
損失を放置プレイするってことは、田んぼで稲をさっさと刈って、雑草を育てるのと同じや。
雑草を育ててどうするんや。
時間をかけて損を育ててどうするんや、って話や。
育てるんやったら利益を育てんかいな。あんさん、アホでっか。
システムやったら、時間で終わるとか、ルールが最初から決まってて、損してても儲かってても機械的に切るわけやから、損切りルールが無くても、これは放置やあらへんわけやな。
そもそも引っ張るルールを持ってるんやったらそれでもいいんや。でも、損したからといって放置するのはダメやって話や。
要は、エントリー前に、何処で切るかは最初から決まってる、ってのが当然なわけやな。
もう一点、忘れてはいかんのは、
損切りして、切った方がよかった、っていう結果は殆ど無いんや。
損切りしても、10中8、9は戻ってしまうんや。
そしたら、損切りせえへんほうがよかったやんけ、ってなるやろ。
特に、損切りせんと耐えて、何とか利食いできた、っていうトレードが続くと、もう損切りなんかでけへん体質になるってことや。
ところが、損切りせえへんかったら、10回中に1回とか2回とか、破壊的な損失を出すトレードが出てくるんや。
それは、1日の利益どころか、1週間、1ヶ月の利益も一発で破壊するぐらいの損になるんや。
そのめったに来ぇへん破壊的損失を避けるための保険として損切りちゅうのはあるんや。
ええか、損切りなんか、ほとんどは切っても「損切り当たり」なんかせえへんのや。
それでも、切るんは、10回に1回あるかないかの破壊的損失を避けるためなんや。
損切りは保険みたいなもんや。
事故は基本起きへん。せやけど、保険かけるやろ。
その保険料が損切りなんや。
事故はめったに起きへんからといって保険かけへん、っていう話にはならんやろ。それとおんなじなんや。
結局、相場巧者は、損切り巧者とニアリーイコールって話なんやな。
相場巧者で、損切り下手なんて一人もおらん、って話や。
総括しておきまひょか。
そもそも何処で損切りするかは、エントリー前に決まっている話でそれを遠くに変更することはない
エントリー後に自分でコントロールできることは損失の限定だけ、だから、ここをきちんとやって、人事を尽くして天命を待つ
デイトレの最大のメリットは損切りによるリスク管理が簡単だ、ということにある
損益は基本、持っている時間に比例して育つのだから、損を持っている時間を最小限にとどめるのは当然である
損切りとは、めったに起こらない破滅を防ぐための保険であるということを理解する
この5点の考え方をきちんと理解しとかんと、実際には使い切れん、ってことやな。
表面的な現象ばかり追いかけてても、あかんで、って話やな。

人気ブログランキングへ