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テクニカル分析アラカルト①

2013/05/18 Sat

■コメント

あらなみさんこんにちは。少し書かさせて下さい。

> 最近になって思う事は、FXで流行りのライントレードだろうが、移動平均やインジケーターなんぞを使うトレードだろうが、結局はただの定規でしかないんだな・・・と。

確かにただの定規だと思います。
しかし、私などはこの定規がないと売買は出来ないのではと感じています。ただの定規でも自分の得意技にすればよいと思っています。多くを覚える必要はないと思えます。

> 定規をあれこれ換えたりしたって、機能する時は機能する、機能しない時は機能しません、当たり前ですね。

その通りと思います。
機能する時と機能しないときをある程度把握して売買する事が大事かと思います。多くの売買をしているとそんな感じが見えてくる時があります。また、機能させるためにも動く銘柄の選定が必須と思っています。

私などは、スキャルピングなど到底できません。
損小利大こそ唯一の方法と思っています。
売買には売買のポイントがあると思っています。
デイトレでも、そのポイントがくるまでじっと待ちます。
ポイントと言っても勝率は50%内外の感じです。
何が違うか、それは当たった時に利を伸ばせるポイントとかそういった感じです。
未来予測など5分先も判らないと言って過言ではありません。
よく損切りが遅れて失敗します。最初のころは指値をしたり逆指値を入れていましたが、今はほとんどそれはなくなりました。板が厚い時は指値の時はありますが、成り行きが多い感じです。



とても、いいお話だと思います。
こういう思いの方も多いことでしょう。
この方の書かれていることは、よくわかります。
私は、ものさし、という言葉は、「大したことない」とか、「意味がない」という意味で使ったのではありません。
ものさしに込められた思いとは、「たかがものさし、されどものさし」であって、ものさしがなければ、ものは計れませんし、といって、ものさしが、次を予測してくれる魔法のツールでもない、という意味でもあるのです。

いい機会ですので、このものさしについて、以下に私の考えをまとめてみましたので、読んでみてください。




■テクニカル分析アラカルト

私は、トレードにあたっては、テクニカル指標はほとんど使っていないので、あまり説明をしてこなかったのですが、それは、感覚的に値動きを受け止めた方が楽だからです。
しかし、そうではなく、ものさしがあったほうが楽だ、という人もいて当然ですし、ましてや感覚的に値動きが受け止められないビギナーにとっては、テクニカルというのは、大切な指針になることでしょう。

これは、何が正しいというよりも、それぞれの属人的なことになるのだと思います。

感覚的に値動きを受け止められれば、指標の必要性はだんだんと薄れるのは、価格さえ見れば、今どういう状態にあるのかわかるからです。
これは、旋盤職人が、触った感覚でミクロン単位のでこぼこを見分けられるのと同じようなものです。
そういう手の感触があれば、機械的に計測されたものは、特に必要も感じません。

しかし、そうではなく、確認できるツールに頼ったほうが楽だという人も当然います。
レーダーがあったほうが、判断しやすい、という人もいるでしょう。

少なくともビギナーの下手な相場観を振り回すよりはよほどいい結果が出ることは間違いありません。

ただ、テクニカルツールを使いこなすには、一つ大切なコツがあると私は思っています。

それは、そのツールの考え方を理解しておくこと なんです。

ツールの使い方ではなく、考え方です。

どう見るのか、とか、どうなったら売りか買いか、などはどこでも書いていますが、その指標の考え方については、あまり触れられていません。
しかし、その指標の持つ考え方をきちんと理解しておかないと、指標を使いこなすのは難しい、と私は考えています。

では、具体的に、考え方とは何か、というと、テクニカル指標の解説では、ほとんどが、「20を切ったら買い」とかいうように、見方しか解説されていません。
それでは、実践で自信を持って使いこなすのは難しいのです。

ツールの考え方を理解するとは、

何故そのツールは機能するのか

何を意図してそのツールは作られたのか

これらを理解してツールを使う、ということです。


レーシングドライバーが、エンジンについて詳しく知っているように、ツールとはどう組成されていて、どういう考え方で作られているのか、を理解しておかなければ、結局使いこなせないのです。

ということで、そういう観点から解説していこうと思います。



前置きはこのぐらいにして、例題として、ストキャスティクスについて説明したいと思います。
これは、この指標が単純でありながら、テクニカル分析には欠かせない重要な概念を内包している指標だからです。

よそで書いてあるストキャの説明は、改めてここでする必要もないので、まずはこちらのリンクを読んでみてください。

http://www.forexchannel.net/tech/Stochastics/

http://swing-trade.net/trade167.html

ここで、最も注目したいのは、ストキャスティクスの計算式です。

%K=((当日の終値-N日間の最安値)/(N日間の最高値-N日間の最安値))×100

%D=(((当日の終値-N日間の最安値)のY日間合計)/((N日間の最高値-5日間の最安値)のY日間合計))×100

%SD=%DのY日移動平均

これをまずしっかりと読み込んでいくことが、考え方の理解につながります。

計算式を見ると頭が痛くなる、という事ではテクニカルは使えませんので、頑張ってチャレンジしてみてください。
少なくとも、ストキャは、一番簡単なものですから、頑張って読んでください。

では、基本となる %K を読んでいきましょう。

この計算式をじーっと眺めていて、これが何を意味するものか、と考えるわけです。

「N日間の最高値-N日間の最安値」というのは、どういう意味でしょう。
N日間というとわかりずらいので、仮に5日間と置きます。

すると、この式は結局、過去5日間の高値と安値の差(幅)である、ということになります。

過去5日間の幅が仮に100円であったとします。

次に「当日の終値-N日間の最安値」の意味を考えます。
当日の終値から過去5日間の安値を引く、ということは、過去5日間の安値からどれだけ上に現在値が位置しているか、という意味になります。
これを仮に20円とします。

この20円を過去5日間の高値と安値の差である100円で割って、100倍する、ということで%Kが算出されます。

%K=20÷100×100=20

この20というのは、この計算式からどのように意味を持っているというのでしょう。

文章にすると、次のようにこの計算式は説明できます。

過去5日間の値幅が100円であったのだが、安値から20円のところに現在値は位置しており、下から20%の位置づけにあることを示す

となります。

おわかりになりますか。

ストキャスティクスとは、過去のある一定期間のレンジの幅のうち、今どのあたりに価格があるのか、という位置付けを示している、ということになります。

なので、今過去5日間の最安値なら、一番安いのだから%Kは0%となり、今日が過去5日間の最高値なら、%Kは100%となるわけです。
過去5日間の最高値と最安値の中間なら、%Kは50%となるわけです。真ん中だからです。

結構単純ですよね。

この指標は、過去の一定期間をとにかく無理やりにでもレンジと見立てて、そのレンジの中で今が高値の位置にあるのか、安値の位置にあるのか、を示して、今が安値なら買い、高値なら売りとします。

でも、ちょっと待てよ。もし、レンジではなく、トレンドが出たらどうなるのでしょう。
上げトレンドが出たら、当然ながら当日がストキャスレンジの高値になる可能性が高いのだから、計算結果は上に張り付くように動くことになります。

逆にレンジで相場が推移するならば、過去のレンジの安値で買って、高値で売る、というこの指標のサインは有効となるわけです。

では「%D」は何を表現しているのでしょう。何のためにこのような計算をしているのでしょう。
%Dは、計算式を読むと、結局%Kを数日間で平均化しているわけです。

平均化というのは、何のためにやるのか、というと、日々の動きだけでは、上がったり下がったりが激しく、ごちゃごちゃしてわかりにくいので、それを平均化して、スムーズにラインが出るようにする手法です。

つまり%Dというのは、%Kを平均化してスムーズにしたものである、となります。
%Dは、%Kだけでは、ごちゃごちゃするので、それを3日間で平均化し、ラインがスムーズに動くようにしたものである、となります。
結局、%Dは、%Kの3日移動平均線である、となります。

%SDは、さらにそれを平均化したものです。よりスムーズにラインを描こうという意味になります。
つまり、移動平均線のさらなる移動平均線ということです。

そうすると、そもそもの考え方としては、%Kが過去のレンジのどのあたりに位置しているのかを示すものであり、%Dは、それを平均化し、だいたい安値近辺か、高値近辺か、というだいたいさ、を示す指標である、ということが言えます。



では、この計算式をひも解いた結果、ストキャスティクスにはどういう性質があって、どのように使うべきなのか、ということが言えるでしょう。

この指標は、とにかく、過去の対象期間を無理矢理にでもレンジと見立てて、そのレンジのどのあたりに位置しているのか、を示すものです。
ですから、そのレンジの高値近辺か、安値近辺か、を売買サインとしているということは、はっきりと行ったり来たりとなっている相場ではサインどおりの値動きが期待できる一方で、トレンドが出れば、上と下に張り付くことになる、ということが計算式上はっきりとしているのです。

ということは、逆に、この指数が行ったり来たりしているうちはレンジであり、上下に張り付く状態はトレンドである、と判別できます。

実は、相場がトレンドであるかどうか、の判定というのは、非常に重要であって、これさえわかれば勝てるチャンスは非常に大きくなります。

結果として、このあたりの見方については、一般の解説と同じになりました。
しかし、計算式をしっかりと知っていて、「何故こういう結論になるのか。」を理解している人は、この指標を使いこなせるのです。

何故なら、思い通りに動かなかった時に、何故思ったとおりの動きにならなかったのかがわかるからです。


この指標を使って逆張りしたとして、すぐに反転しなければ、それはトレンドに入った、と理解して、速攻で損切りし、ドテンする、というやり方もあるでしょう。

この指標のポイントは、過去のレンジがそのまま続く、という仮定を一旦置いている、ということにあります。
この仮定が正しければ、この指標も有効である、ということが言えます。

ただ、何度も書きますが、計算式から、過去N日のレンジのどのあたりに今位置しているのか、を計算しているに過ぎないのですから、自ずとそこに限界もあるわけです。
レンジが続けば当たるし、トレンドが出れば外れる、それがこの指標の限界であることは、計算式からはっきりと見えるものです。

一旦、このように理解した上で、どうやってこのストキャスを使うのか、ということになります。

例えば、

①ここはレンジになりそうだ、という時に、エントリーの補助として、ストキャスを使ってみる。

②移動平均など、トレンドを把握するような指標と組み合わせて、トレンド方向に逆らわないようにのみストキャスでエントリーを探す。
つまり、一時的な押し戻しを把握するための補助指標とする。

③例外的な使い方として、張り付くのを待ってトレンドフォローに切り替える

などなどでしょう。

計算式を理解しておけば、自ずとこういう使い方はわかるはずです。
単に答えだけを見ている人とは理解のレベルが違います。

このように、計算式をひも解いて、この指標がどのように作成されているのか、式の持っている意味とは何なのか、どうしてこういう計算をしているのか、何のためにここでこうやって計算しているのか、を式から読む、ということが、その指標を使うためには絶対にやっておかねばならない作業だと、私は思っています。


それをやることによって、

その指標がどういう時に機能して、どういう時には機能しないのかが事前にわかる

のです。
これは、非常に重要なことです。
こういう理屈は、一般的には、あまり説明されていません。

結果だけを示して、20以下は買い、80以上は売り、では、正直使いようがない、と私は思います。

残念ながら、どんな相場でも儲かるサインが出るようなタイガーバームのようなテクニカル指標は存在しません。
(タイガーバームが効くとは思えませんが(笑))

感覚的であれ、システム的であれ、必ず何らかのフィルターを使わなければ、単独で機能するような指標というのはほとんどありません。

そのためにも、その指標がどのように計算されているのかを知ることで、本当に使える指標となり、自分にとって、手の内に入った指標になる、ということだと私は思っています。

ですから、逆に言えば、ブラックボックス化されたようなテクニカル指標には興味がありません。
何故機能するのか、いつ機能するのか、が見えないからです。
(当然動きを見ればだいたいは推定はできますが・・・)


多かれ少なかれ、テクニカル指標というのは、このように過去の数日間の値動きをそれぞれのやり方で計算したものであって、計算の方法こそ違えども、どれも50歩100歩です。
計算方法がちょっと違うだけで、本質的にはほとんど同じと言ってもいいでしょう。
特殊な計算をどうやろうが、元が同じなのですから、結果は大差ありません。

そこにロマンを求めている人には残念な話ですが、計算のルートがちょこっと違うだけなのですから、私が、「そこに特別な答えはない」、というのは、こういう理解からなのです。

これが、

たかがものさし、されどものさし

の意図するところなのです。


今回は、私のブログとしては異例の(笑)個別テクニカルのことを書きました。面食らったファンの方も2名ぐらいはいるのではないでしょうか。(笑)
実は、前にも書きましたが、私は相当テクニカルは勉強していますし、それなりに深く考えています。
ただ、その結果、使わないだけなんです(笑)

また、今回は、非常に読みにくかったと思います。
それは、計算式であり、個別のテクニックのことでもあるからですが、読みにくい中で最後まで読んでいただいた方は、とても熱心な方なのでしょう。 



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テクニカル指標を使わない、という件について

2014/10/04 Sat

テクニカル指標を使わない、という件について、数件の大反響(笑)があったことについて、コメントを書きましたが、記事としても転載・追記しておきます。



>テクニカルを一切使わない!
>これには、度肝を抜かれるくらいびっくりしました。


びっくりされたことにびっくり(笑)
過去何度か書いているとは思っていたので、私のブログを読んでもらっている方には周知の事実だと思っていたのですが、すみません勝手な思い込みをしてしまって(汗)

私も、移動平均ぐらいは普通は出すのかなあ、と「枯れ木も山のにぎわい」と出していたこともあったのですが、そもそも出していても全くそれを見ていないし、ごちゃごちゃして邪魔なので消しました。
ボリンジャーも出したことがありましたが、邪魔なので1日で撤去(笑)

私の回りのトレーダーでも、ボリンジャーなどテクニカル分析ツールを使っている、という話はあまり聞かないです。

私も、回りのトレーダーも誰も使っていないので、逆に、使わないのが常識だと思っていたから、さらにびっくり(笑)

テクニカルツールって、商材だけに出てくる添え物か何か、とか(笑)




>私はテクニカルにはあまり興味を持たず、適当な、「感じ」、で、ここまでやってきましたから、こんなので良いのだろうか?と、未だに思うところはあります。

自信がつかないのは、おそらく、「感じ」とか「感覚」という天才肌でやっておられるからだと思います。
書いておられることを読むと、相場の受け止め方は私も同じような見方をしています。

ちょっと違うのは、「感じ」とか「感覚」ではなく、コメントで書いておられるように「定義」して、論理的に詰めていく、という作業工程があるか、無いか、ということです。

つまり、「感じ」」という主観的なことに留めないで、他人に話せるぐらい「客観的にツメていく」という作業工程を加えているのです。

そうすると、「感じ」という主観的な感覚から、論理的で客観的なものに変化します。

これを繰り返せば、ファクターを論理的に展開できるので、自信にもつながることになるのではないでしょうか。

何となくの感じ、ということを事実の積み重ねとして論理展開する、ということです。

難しそうですが、これも練習すればできるようになると思いますよ。

既に、今回コメントで説明するために書かれているのですから、これを常にやればいいだけの話です。



>相場の正しい見方、やり方、を求めているような部分は多くの人にあるでしょう

正しい見方ややり方など存在するはずがないのですよね。
もしそれがあるのなら、売りと買いが同数ではじめて成立する相場の根幹が崩れます。

その価格がついたということは、「売り手と買い手は同数なのだ」つまり、意見は常に半々になっている、ということをすっかり忘れた論理なのです。



>私も、あらなみ様が、テクニカルは一切使わず、ローソク足だけを見ているというのを聞いて驚きました。


先程も書きましたが、驚かれたことに驚きました(笑)



>「もちろん値動きというのは判断の一部でしかありませんし。」

>ローソク足だけを見ているということは、値動きが判断の全てということとなり、矛盾しているように感じてしまうのです。



これについては、次のコメントで株人さんが書かれているとおりなんです。

つまりは、

パターン認識(チャート分析)というのは、トレードにおける判断の極一部に過ぎない

ということです。

むしろ、他のファクターの方が重要ですし、そもそも証券ディーラーと呼ばれる人たちでは、昔は、チャートなど使う人は稀だと聞いています。
では、何を見てトレードしているのか、というと、「板」です。
板画面だけを見て売買しているのです。
ディーラーではむしろそれが普通じゃないでしょうか。(昔は)

有名トレーダーのモニターを写している画像とか見たことありますか。
フェイクかもしれませんが、全くチャートが無い画面がいくつも並んでいるのとか、多いですよ。
むしろそちらが普通なのかと思います。

じゃあ、いっぱいモニター並べて何を表示しているのか、というと、まずは板画面、価格情報画面、指標画面、そしてニュースなど、です。

それに比べれば、私は、デイトレーダーとしては、非常にチャートを出している方だと思いますが・・・
私もチャートは見ますが、実際の売買においては、板画面を見て売買していることの方が多いと思います。
それが普通だと思いますよ。



>ローソクだけを見ていながら値動きは判断の一部に過ぎないというあらなみさんの根拠を私なりに考えてみました。

>全体地合い。

>板の状況。

>取引するタイミングの需給。

>その他材料や資金の集まっている銘柄等を総合的に判断した上で成り立つ売買が故に値動きは判断の一部とおっしゃっているのではないかと推測してみました。



私は移動平均も出していません。つまり、プレーンなローソク足、です。

全体地合いなど書いておられるとおりですが、追加するなら、銘柄選別、ファンダメンタル、です。

地合いとか、センチメント、など、非常に重視していますし、そういう総合的判断であって、チャートはその一部に過ぎません。

特に、株のデイトレ独特の世界で、株デイトレ以外の人には見たことも無い「板画面」は重要です。

リバモア時代で言うところのテープリーディングということです。

これは株であってもスイングの人や、為替の人には全く関係の無い話です。

株デイトレにおいては、チャートは無くても何とかなります(値動きを覚えていればよいだけだから)が、板がなければトレードは無理ぐらい重要です。

株のデイトレーダーなら、それが常識だと思います。

そもそも、チャートというのは、その価格がついたということだけであって、じゃあ、今現在で、そこに売り手がいるのか、買い手がいるのか、わかりません。

同じ価格でも、アップティックなのか、ダウンティックなのか、という重要情報すらわからないのです。

チャート上で値段があるとしても、その瞬間には、もうその価格では売ることも買うこともできない、なんて常識ですし、チャート通り売買ができるはずもありませんし。

そもそも、チャートなんて過去の足跡だけであって、今この瞬間どうなのかは何も表示されてはいないのです。
昔はその価格で取引があった、というだけのものです。
それが10分前の価格なのかもしれないといことです。
じゃあ、今どういう価格なら買えるのか、売れるのか、はチャートではわからないのです。

しかも、その価格が100株でついたものか、10万株で買われたものか、すらわかりません。
100株と10万株では意味がまるで違うのに、同じ表示なのです。

現実の「今の需給」を表示し、今いくらなら何株買えて、いくらなら何株売れるのか、を見ることができる唯一のものが「板画面」なのです。

ですから、ピン(最低単位)でやっているのならまだしも、普通は板を見ないと怖くてデイトレなどやってられません。

私も稀にですが、売るに売れないのに引っかかることがありますが、板を注意していればほとんどの場合は防げます。



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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

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