人口問題
2014/07/18 Fri
■撃墜
マレーシア航空機が撃墜されたらしい。
政情不安のウクライナ上空らしいが、そもそも、そんなところを飛ぶのだなあ、という感想。
それにしても、マレーシア航空にとっては、先日の行方不明に次いで、撃墜という連続しての悪夢に見舞われてしまった。
安全がなによりの航空会社にとってはとにかく大変なことになった。
これを受けてということもあって、マーケットはリスクオフの展開に。
■富士通、半導体の生産撤退
今日の日経の一面。
なにか寂しさを感じるのは私だけだろうか。
日本の半導体産業は、1990年、上位10社中6社を占めていたそうである。
その時は、日本人として、誇りのようなものを感じたものだ。
エルピーダも身売りしてしまったし、富士通もか、って感じ。
半導体産業は、ハイテクではあっても、工場を作って、装置を入れれば、作れるもの、ということが原因になったのかもしれない。
そうであれば、コストの安い台湾や韓国、中国に対抗することは難しい。
しかし、半導体製造装置については、日本はまだまだ頑張っている。
富士通とかNECとか、株で言えば、すっかり大型低位株の扱いなので、「値動きのよいハイテク」という位置づけにはなっていない。
昔、立花さんがやっていたパイオニアは、当時の「新興株」扱いだったそうだから、もし、立花さんのようにやってみたい、という人がいたら、今の富士通とかNEC、パイオニアとかやっちゃだめだと思いますよ。
■人口問題
人口問題というと、少子化問題というのが定説。
しかし、私は、人口爆発こそが人口問題だと考えている。
もちろんこれは少数派。
しかし、今の世界の人口は71億人を突破意。
もうとっくに地球が養える数を超えている。
今の世界の人口
サスティナブルな世界にするために、どうすればいいのか、世界各国が知恵を出し合って早急にこの問題に取り組むべきだと考えているのは極少数なんだろう。
ほとんどこんなことは、話題にもなっていない。
そもそも、
貧困とは、
温暖化とは、
自然破壊とは、
戦争とは、
これらの根本的原因として、常に人口問題が来る。
ユニセフとか、国境なき医師団で頑張っている人たちを応援したいが、とは言え、いくら子どもたちを助けても助けても、次から次に増えていく人口爆発を止めなければ、それは、小手先の対処法に過ぎないという感がある。
温暖化問題も、増え続ける人口を放置しておいて、二酸化炭素だけを減らす、というのは、所詮無理な話だ。
環境破壊だって、個々人はやりたくてやってるんじゃない。
人口爆発による貧困を何とかしたい、という個人個人の行動が、マクロでは環境破壊につながっているだけだ。
増え続ける人口を擁する国は、貧困問題を抱えて、どこかに土地を確保しなくてはならなくなるために、戦争が起きる。
人口問題という根本的原因を放置しておいて、貧困をなくそう、温暖化を食い止めよう、環境破壊するな、戦争はダメだ、と言っても、それは虚しい掛け声に終わらないか。
現在、地球の人口は、異常な勢いで増えており、21世紀末までには100億人を突破するらしい。
世界人口推移
このまま地球上のあらゆる自然環境を破壊し、あらゆる資源を食い尽くしてしまうつもりだろうか。
次々に環境破壊を繰り返し、化石燃料を燃やして二酸化炭素を撒き散らす。
多くの生物のサミットがあれば、人間こそが諸悪の根源として糾弾されるだろう。
地球という限られた空間に巣食う「カビ」のようなものだ。
宇宙船地球号、ということを言われるが、限られた環境を如何に守っていくのか、真剣に考えないと、早い段階で取り返しがつかなくならないか。
私の世代が、最後の人類となった、という冗談が現実になる日は来ないか。
シェール革命とも言われているが、人類は、またしても化石燃料を新しく見つけ出してきた、ということになる。
化石燃料が次々に見つかるから、二酸化炭素が撒き散らされるという繰り返しになっていることにそろそろ気が付くべきだと思うのだが。
化石燃料をガンガン掘って、一方で二酸化炭素を減らそう、というのは矛盾している。
南の国々というのは、元々自然環境がよくて、仕事をしないでも、森へ入れば、食べ物が手に入った。
人口さえコントロールすれば、貧困などとはそもそも無縁の国々。
働かないと食べ物が手に入らない北の国々とは違う。
中世ヨーロッパでは、ペストの流行で人口が3分の1に激減したことがあるらしい。
食物生産能力も格段によくなった。
医学の発展と食糧事情は、人類に恩恵をもたらしたが、その一方で、人口爆発をもたらした。
日本の人口は、鎌倉時代には、500万人程度。
江戸時代末期の日本の人口は、3000万人程度だったそうである。
自給自足を考えれば、日本の適正人口は江戸時代程度じゃないのか、という感じがする。
今、日本の人口は減りつつあるが、これは、世界に冠たる状態だと私は思っている。
小手先の問題で、大変だ大変だ、とテレビなどで言っているのを聞くと、またか、と思う。
問題は、GNP成長率などではなく、一人あたりの幸福度、こそが大切にされるべきではないのだろうか。
GNPが尺度など、時代遅れも甚だしい。
人類が何もしない場合、それでも地球は、このまま増え続ける人類を放置するのだろうか。
いずれ、地球のキャパがどこかの時点で一気に崩壊するまで人口爆発を続けるのか。
それとも、中世のペストのようなことが起こるのを待つのか。
このような強制的な人口減少、もしくは人類絶滅を食い止めるには、自らが立ち上がらなければいけない、と一人声を大にしたい。
既に、帰らざる河を渡ってしまっていなければよいが。。。。

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マレーシア航空機が撃墜されたらしい。
政情不安のウクライナ上空らしいが、そもそも、そんなところを飛ぶのだなあ、という感想。
それにしても、マレーシア航空にとっては、先日の行方不明に次いで、撃墜という連続しての悪夢に見舞われてしまった。
安全がなによりの航空会社にとってはとにかく大変なことになった。
これを受けてということもあって、マーケットはリスクオフの展開に。
■富士通、半導体の生産撤退
今日の日経の一面。
なにか寂しさを感じるのは私だけだろうか。
日本の半導体産業は、1990年、上位10社中6社を占めていたそうである。
その時は、日本人として、誇りのようなものを感じたものだ。
エルピーダも身売りしてしまったし、富士通もか、って感じ。
半導体産業は、ハイテクではあっても、工場を作って、装置を入れれば、作れるもの、ということが原因になったのかもしれない。
そうであれば、コストの安い台湾や韓国、中国に対抗することは難しい。
しかし、半導体製造装置については、日本はまだまだ頑張っている。
富士通とかNECとか、株で言えば、すっかり大型低位株の扱いなので、「値動きのよいハイテク」という位置づけにはなっていない。
昔、立花さんがやっていたパイオニアは、当時の「新興株」扱いだったそうだから、もし、立花さんのようにやってみたい、という人がいたら、今の富士通とかNEC、パイオニアとかやっちゃだめだと思いますよ。
■人口問題
人口問題というと、少子化問題というのが定説。
しかし、私は、人口爆発こそが人口問題だと考えている。
もちろんこれは少数派。
しかし、今の世界の人口は71億人を突破意。
もうとっくに地球が養える数を超えている。
今の世界の人口
サスティナブルな世界にするために、どうすればいいのか、世界各国が知恵を出し合って早急にこの問題に取り組むべきだと考えているのは極少数なんだろう。
ほとんどこんなことは、話題にもなっていない。
そもそも、
貧困とは、
温暖化とは、
自然破壊とは、
戦争とは、
これらの根本的原因として、常に人口問題が来る。
ユニセフとか、国境なき医師団で頑張っている人たちを応援したいが、とは言え、いくら子どもたちを助けても助けても、次から次に増えていく人口爆発を止めなければ、それは、小手先の対処法に過ぎないという感がある。
温暖化問題も、増え続ける人口を放置しておいて、二酸化炭素だけを減らす、というのは、所詮無理な話だ。
環境破壊だって、個々人はやりたくてやってるんじゃない。
人口爆発による貧困を何とかしたい、という個人個人の行動が、マクロでは環境破壊につながっているだけだ。
増え続ける人口を擁する国は、貧困問題を抱えて、どこかに土地を確保しなくてはならなくなるために、戦争が起きる。
人口問題という根本的原因を放置しておいて、貧困をなくそう、温暖化を食い止めよう、環境破壊するな、戦争はダメだ、と言っても、それは虚しい掛け声に終わらないか。
現在、地球の人口は、異常な勢いで増えており、21世紀末までには100億人を突破するらしい。
世界人口推移
このまま地球上のあらゆる自然環境を破壊し、あらゆる資源を食い尽くしてしまうつもりだろうか。
次々に環境破壊を繰り返し、化石燃料を燃やして二酸化炭素を撒き散らす。
多くの生物のサミットがあれば、人間こそが諸悪の根源として糾弾されるだろう。
地球という限られた空間に巣食う「カビ」のようなものだ。
宇宙船地球号、ということを言われるが、限られた環境を如何に守っていくのか、真剣に考えないと、早い段階で取り返しがつかなくならないか。
私の世代が、最後の人類となった、という冗談が現実になる日は来ないか。
シェール革命とも言われているが、人類は、またしても化石燃料を新しく見つけ出してきた、ということになる。
化石燃料が次々に見つかるから、二酸化炭素が撒き散らされるという繰り返しになっていることにそろそろ気が付くべきだと思うのだが。
化石燃料をガンガン掘って、一方で二酸化炭素を減らそう、というのは矛盾している。
南の国々というのは、元々自然環境がよくて、仕事をしないでも、森へ入れば、食べ物が手に入った。
人口さえコントロールすれば、貧困などとはそもそも無縁の国々。
働かないと食べ物が手に入らない北の国々とは違う。
中世ヨーロッパでは、ペストの流行で人口が3分の1に激減したことがあるらしい。
食物生産能力も格段によくなった。
医学の発展と食糧事情は、人類に恩恵をもたらしたが、その一方で、人口爆発をもたらした。
日本の人口は、鎌倉時代には、500万人程度。
江戸時代末期の日本の人口は、3000万人程度だったそうである。
自給自足を考えれば、日本の適正人口は江戸時代程度じゃないのか、という感じがする。
今、日本の人口は減りつつあるが、これは、世界に冠たる状態だと私は思っている。
小手先の問題で、大変だ大変だ、とテレビなどで言っているのを聞くと、またか、と思う。
問題は、GNP成長率などではなく、一人あたりの幸福度、こそが大切にされるべきではないのだろうか。
GNPが尺度など、時代遅れも甚だしい。
人類が何もしない場合、それでも地球は、このまま増え続ける人類を放置するのだろうか。
いずれ、地球のキャパがどこかの時点で一気に崩壊するまで人口爆発を続けるのか。
それとも、中世のペストのようなことが起こるのを待つのか。
このような強制的な人口減少、もしくは人類絶滅を食い止めるには、自らが立ち上がらなければいけない、と一人声を大にしたい。
既に、帰らざる河を渡ってしまっていなければよいが。。。。

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