ライブ感4
2013/04/07 Sun
■スクランブル
私の超大好きな動画です。
千歳基地スクランブル
もう100回ぐらい見たと思いますが、今でもこれを見ると、何故か涙ぐんでしまうのです。
こんな動画で感動してどうするのだ、と言われるかもしれませんが・・・
何を言わんとしているのか、わかる人にはわかる。わからない人にはわからないでしょう。
でも、これができるかできないか、によって、手法などどうでもよいほどの差が出るものだ、そう思います。
先週は、まざまざとその差を見せつけることになりました。
しかし、大手の楽天証券やカブドットコム、SBI証券など、5日は大規模システム障害が出たようです。
特に楽天証券では、寄りから1時間近くも障害状態という悲惨極まりない事態に陥ったそうで、2ちゃん上では阿鼻叫喚となっています。
私は、クリック証券でしたので、まったく障害もなく、普通に取引していたので、そんなことになっているとは全く知りませんでした。
どうやらクリックは、絶対顧客数が少ないので、障害にまで至らなかったようです。
ただ、いつそれがクリックにも来るかわかりませんので、バックアップも大切だと改めて思いました。
とにかく、損切りできない状態、というのが悲惨ですから、他証券を使って両建てできるようにはしておく必要があるでしょう。
■感覚というもの
私は、西野流呼吸法に平成2年からもう23年間通っています。
途中でサボりが結構あるのでキャリア23年と胸を張っては言えませんが、習い事をこれだけ続けるというのは、何にしてもそこそこのものでしょう。
先日、指導員の方と話をしていて、私が平成2年からだ、と言うと、その指導員の方は、「私は平成7年からなので、先輩ですね。」と言われました。
私が、「キャリアが長いだけでサボりサボりなのでダメですよ。」と言うと、
「いえ、長く続けるということが大切なんです。キャリアの長さには絶対に勝てません。」
ときっぱりと言われました。
前に、他の指導員の方からも同じことを聞いたことがあります。
いくら熱心に稽古しても、やはり年数には勝てないのだ、という話でした。
確かに、サボっていても呼吸法体質というのは、体に染みついています。
なので、しばらくサボっていて、久々に稽古に行っても、すぐに前と同じような状態になっています。
これは、例えば、スキーなどもそうでしょう。
シーズン最初にスキーに行ったとき、1年ぶりだからといって、全然滑れないか、といえば、最初の1リフトぐらいは感覚に戸惑いはあっても、数回リフトに乗れば、すぐに感覚は戻ってきます。
自動車の運転もそうでしょう。
しばらく運転しなくても、運転の感覚はきちんと保てているはずです。
ただし、見てるだけではダメです。実際にスキーを滑らないと感覚は戻らないし、車も運転してこそ感覚は戻ります。
それと、自動車ではっきりわかるのは、教習所を卒業して、すぐに運転しなければ、ペーパードライバーになってしまう、ということです。
つまり、
ある程度のレベルまで感覚が身につかなければ、その感覚は戻らない
ということがはっきりしています。
これは、スキーでも同じで、数回スキーに行っただけなら、数年も滑らなければ、ペーパースキーヤーになってしまうでしょう。
西野流呼吸法も同じだと感じます。
実は、呼吸法を紹介しても、10中8~9は無視されますが、稽古に行ってみようという稀有な人でも、稽古に通って数か月でやめることが非常に多いです。
色々と理屈は言っていますが、頭で考えても理解できないからだと思います。
西野流は、頭で考えてはダメなんです。
人は小理屈が大好きですから、自分の理解できる理屈がとおらなければ、「それはなかったものだ」と排除しようとします。
こういう始めて数か月の人は、ペーパードライバーと同じで、まだ呼吸法体質が身にはついていないので、せっかくちょっと通っても、ペーパーになってしまって、残念な結果となります。
じゃあ、体質が身につくまでどのぐらい通えばいいのか、というと、やはり1~3年というところなのでしょうか。
スキーでも、雪面感覚、滑走感覚が身に着いたレベルと言えば、せめてボーゲン卒業レベルぐらいだとすると、5日間程度の滑走日数は必要なのでしょう。
このように、感覚というものは、時間を経ないと絶対に身につかないことがわかります。
実は、相場も同じなんです。
人は、頭で理解しようとばかりして、小理屈を散々に並べたてますが、そういう理屈ばかり言っている人ほど、下手な人が多いのは、どの世界でも同じです。
机上の空論と小理屈をいくら振り回しても、相場で勝てるようにはならない、ということは、私の経験上はっきりしています。
それから、呼吸法でもう1つ言えることは、通い始めて、超熱心に稽古に通うようになっった人に起こりがちなのですが、何かのきっかけである日突然来なくなったりします。
それがケガであったり、病気であったりすることもありますが、いきなりブチ切れするのです。
これも結構多いタイプです。
熱しすぎて、はじけ飛んだ感じです。
最初は、あれだけ熱心な人が何故、と思うのですが、これも本人に聞くといろんな小理屈を言いますが、結局やめてしまって、続きません。
熱心に、というところで、その人は結局無理をしていたのだと思います。
そういう無理を続けることができなくなって、どこかで切れたのでしょう。
私のように、「細く長く」というタイプが最後に残っているのは、先ほども書いたように、継続こそ力なのだ、という指導員の言葉に沿ったものと思います。
うさぎとカメで言えば、カメタイプが私です。
最初はのろのろでも、結局ずっと続けていること、これがポイントだったりします。
細くてもいいから、続けること、これが呼吸法のコツだったりする、と改めて思いました。
さて、この話も相場に完全に当てはまります。
上げ相場になると、土のなかからゾンビ投資家が現れてきます。
彼らは、評価損を大量に抱えて冬眠しているのですが、上げ相場になると、それが一部氷解するので、ゾンビ出現となります。
そして、しばらくは地上で踊っているのですが、それもしばらくのことで、また、大量の評価損を抱えて、地面の下に冬眠することになる運命を背負っています。
こういう投資家がものすごく多いです。
というより、ほとんど、と言うべきでしょうか。
地表に出たときは、彼らはセミのようにミンミンうるさいですが、7日間もすれば、彼らは死にますから、また静かな相場が戻ってきます。
大部分の期間は、土のなかで評価損を背負ってセミの幼虫のように地中で暮らすのです。
つまり、一時的には儲けることができても、
絶対に続かない
のです。
そういう、多くの投資家が土のなかで眠っている時にでも、地上で常に活動し、細くてもいいから常に利益を得ることができる一部のトレーダーにこそ、なりたいものだと思います。
時代のあだ花的投資家にはなりたくないものです。
細く長くでいいから、どんな局面であっても続けられるような相場を張ること
これがトレードのコツだと私は思っていますし、そのように常に心がけているところです。
呼吸法と同じく、長く続けて行けるように、ゾンビにならないように、常に思っていることなのです。
土の中へ戻るのではなく、地上で踏ん張る努力をするべきです。
そのためには、何が必要なのかも、わかっているはずです。
わかっていてできない、知っていても実行を伴わない。
それが、相場の難しさなのでしょう。
コメントまた持越しです。すみません。

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私の超大好きな動画です。
千歳基地スクランブル
もう100回ぐらい見たと思いますが、今でもこれを見ると、何故か涙ぐんでしまうのです。
こんな動画で感動してどうするのだ、と言われるかもしれませんが・・・
何を言わんとしているのか、わかる人にはわかる。わからない人にはわからないでしょう。
でも、これができるかできないか、によって、手法などどうでもよいほどの差が出るものだ、そう思います。
先週は、まざまざとその差を見せつけることになりました。
しかし、大手の楽天証券やカブドットコム、SBI証券など、5日は大規模システム障害が出たようです。
特に楽天証券では、寄りから1時間近くも障害状態という悲惨極まりない事態に陥ったそうで、2ちゃん上では阿鼻叫喚となっています。
私は、クリック証券でしたので、まったく障害もなく、普通に取引していたので、そんなことになっているとは全く知りませんでした。
どうやらクリックは、絶対顧客数が少ないので、障害にまで至らなかったようです。
ただ、いつそれがクリックにも来るかわかりませんので、バックアップも大切だと改めて思いました。
とにかく、損切りできない状態、というのが悲惨ですから、他証券を使って両建てできるようにはしておく必要があるでしょう。
■感覚というもの
私は、西野流呼吸法に平成2年からもう23年間通っています。
途中でサボりが結構あるのでキャリア23年と胸を張っては言えませんが、習い事をこれだけ続けるというのは、何にしてもそこそこのものでしょう。
先日、指導員の方と話をしていて、私が平成2年からだ、と言うと、その指導員の方は、「私は平成7年からなので、先輩ですね。」と言われました。
私が、「キャリアが長いだけでサボりサボりなのでダメですよ。」と言うと、
「いえ、長く続けるということが大切なんです。キャリアの長さには絶対に勝てません。」
ときっぱりと言われました。
前に、他の指導員の方からも同じことを聞いたことがあります。
いくら熱心に稽古しても、やはり年数には勝てないのだ、という話でした。
確かに、サボっていても呼吸法体質というのは、体に染みついています。
なので、しばらくサボっていて、久々に稽古に行っても、すぐに前と同じような状態になっています。
これは、例えば、スキーなどもそうでしょう。
シーズン最初にスキーに行ったとき、1年ぶりだからといって、全然滑れないか、といえば、最初の1リフトぐらいは感覚に戸惑いはあっても、数回リフトに乗れば、すぐに感覚は戻ってきます。
自動車の運転もそうでしょう。
しばらく運転しなくても、運転の感覚はきちんと保てているはずです。
ただし、見てるだけではダメです。実際にスキーを滑らないと感覚は戻らないし、車も運転してこそ感覚は戻ります。
それと、自動車ではっきりわかるのは、教習所を卒業して、すぐに運転しなければ、ペーパードライバーになってしまう、ということです。
つまり、
ある程度のレベルまで感覚が身につかなければ、その感覚は戻らない
ということがはっきりしています。
これは、スキーでも同じで、数回スキーに行っただけなら、数年も滑らなければ、ペーパースキーヤーになってしまうでしょう。
西野流呼吸法も同じだと感じます。
実は、呼吸法を紹介しても、10中8~9は無視されますが、稽古に行ってみようという稀有な人でも、稽古に通って数か月でやめることが非常に多いです。
色々と理屈は言っていますが、頭で考えても理解できないからだと思います。
西野流は、頭で考えてはダメなんです。
人は小理屈が大好きですから、自分の理解できる理屈がとおらなければ、「それはなかったものだ」と排除しようとします。
こういう始めて数か月の人は、ペーパードライバーと同じで、まだ呼吸法体質が身にはついていないので、せっかくちょっと通っても、ペーパーになってしまって、残念な結果となります。
じゃあ、体質が身につくまでどのぐらい通えばいいのか、というと、やはり1~3年というところなのでしょうか。
スキーでも、雪面感覚、滑走感覚が身に着いたレベルと言えば、せめてボーゲン卒業レベルぐらいだとすると、5日間程度の滑走日数は必要なのでしょう。
このように、感覚というものは、時間を経ないと絶対に身につかないことがわかります。
実は、相場も同じなんです。
人は、頭で理解しようとばかりして、小理屈を散々に並べたてますが、そういう理屈ばかり言っている人ほど、下手な人が多いのは、どの世界でも同じです。
机上の空論と小理屈をいくら振り回しても、相場で勝てるようにはならない、ということは、私の経験上はっきりしています。
それから、呼吸法でもう1つ言えることは、通い始めて、超熱心に稽古に通うようになっった人に起こりがちなのですが、何かのきっかけである日突然来なくなったりします。
それがケガであったり、病気であったりすることもありますが、いきなりブチ切れするのです。
これも結構多いタイプです。
熱しすぎて、はじけ飛んだ感じです。
最初は、あれだけ熱心な人が何故、と思うのですが、これも本人に聞くといろんな小理屈を言いますが、結局やめてしまって、続きません。
熱心に、というところで、その人は結局無理をしていたのだと思います。
そういう無理を続けることができなくなって、どこかで切れたのでしょう。
私のように、「細く長く」というタイプが最後に残っているのは、先ほども書いたように、継続こそ力なのだ、という指導員の言葉に沿ったものと思います。
うさぎとカメで言えば、カメタイプが私です。
最初はのろのろでも、結局ずっと続けていること、これがポイントだったりします。
細くてもいいから、続けること、これが呼吸法のコツだったりする、と改めて思いました。
さて、この話も相場に完全に当てはまります。
上げ相場になると、土のなかからゾンビ投資家が現れてきます。
彼らは、評価損を大量に抱えて冬眠しているのですが、上げ相場になると、それが一部氷解するので、ゾンビ出現となります。
そして、しばらくは地上で踊っているのですが、それもしばらくのことで、また、大量の評価損を抱えて、地面の下に冬眠することになる運命を背負っています。
こういう投資家がものすごく多いです。
というより、ほとんど、と言うべきでしょうか。
地表に出たときは、彼らはセミのようにミンミンうるさいですが、7日間もすれば、彼らは死にますから、また静かな相場が戻ってきます。
大部分の期間は、土のなかで評価損を背負ってセミの幼虫のように地中で暮らすのです。
つまり、一時的には儲けることができても、
絶対に続かない
のです。
そういう、多くの投資家が土のなかで眠っている時にでも、地上で常に活動し、細くてもいいから常に利益を得ることができる一部のトレーダーにこそ、なりたいものだと思います。
時代のあだ花的投資家にはなりたくないものです。
細く長くでいいから、どんな局面であっても続けられるような相場を張ること
これがトレードのコツだと私は思っていますし、そのように常に心がけているところです。
呼吸法と同じく、長く続けて行けるように、ゾンビにならないように、常に思っていることなのです。
土の中へ戻るのではなく、地上で踏ん張る努力をするべきです。
そのためには、何が必要なのかも、わかっているはずです。
わかっていてできない、知っていても実行を伴わない。
それが、相場の難しさなのでしょう。
コメントまた持越しです。すみません。

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