空売り規制の緩和
2013/11/01 Fri
いよいよ週明けの5日から空売り規制が緩和されます。
デイトレーダー以外の方はあまり関係がない話題ですから、さらりと書きますが、これによって発注環境が大きく変化します。
概要は以下で読んでください。
空売り規制の緩和
私の場合、よほど注意していても、年に数回は「空売り規制違反」で警告を受けて、口座閉鎖寸前まで何度か行っていますので、これがフリーになることは大変助かります。
これは、一回の注文でいきなり50単位以上の空売り注文は発注システムではじかれるのですが、よくやる失敗は、繰り返し発注しているうちにトータルで50単位を超えてしまった、ということで起こるものでした。
先月は、1000株単位の銘柄がいつのまにか100株単位になっていて、それを見落としていて引っかかりました。
安心して空売りできる銘柄は、ユニクロや三井不動産など一部の銘柄に限られていました。
毎日この空売り規制には、気を使って発注していたので、発注環境は、大きく改善するものだと思います。
ただ、一方で、市場の特性の変化が起こる可能性が高いです。
これまでは、機関投資家、ヘッジファンドなど、個人投資家以外は、ダウンティックで空売りができなかったのが、これからはできるわけですから、値動き特性に変化が出る可能性が高いのです。
ダウンティックの空売りは、これまで個人だけができたことが、全投資家に解禁されるのですから、間違いなく個人にとっては不利に働きます。
ある程度の値動き環境の変化は、想像できるのですが、実際には現場に立って経験しないとわかりません。
これは想像の範囲内なのか、想定を超えて大きく変化するのか、数週間前から緊張してきています。
デイトレーダーにとっては、かなりの影響度がある話になる可能性があります。
特に、熟練度が高いトレーダーにとっては、一般の人が見ても何もわからない世界で戦っているので、ものすごい変化になる可能性があるのです。
5日以降のトレードにおいては、まず値動き特性が変化する、という前提で値動きを追いかけないと、これまでと同じように考えていては失敗する可能性が大きいと想定しています。
想像以上に値動き特性に影響が出ることがありますので、5日はかなり恐る恐るの売買になるでしょう。
どちらにしても、このようなティックの特性の変化は、それなりに熟練したデイトレーダー以外はほとんどわからないし、関係のない世界ではあるでしょう。
これは、旋盤工が、コンピュータでも見分けがつかないミクロン単位の凹凸を手で触っただけで見つけ出すようなものです。
普通の人が見ても、全く見分けがつかないものです。
なお、証券会社に問い合わせして確認しましたが、個人が50単元以下の空売りをする場合は、これまで通り成り行き売りができるとのことでした。
(50単元以上は成行売りはできません。)
ここは、若干不明確でしたので、確認しておきました。
何にしても、今年1月から始まった「信用取引担保規制の緩和」に続いて、「空売り規制の緩和」は、非常に大きなインパクトがトレード環境に出ることが想定されます。
しかし、こういう変化をいち早く察知して対応することが自分を有利に置くことにつながるので、早く緩和後の環境に慣れるべく、週明け以降の相場に臨もうと思います。
強い者が生き残ったのではない。賢い者が生き残ったのではない。変化する環境に適合できた者が生き残ったのだ。 (ダーウィン)
相場を型にはめよう、パターン化しよう、と必死で頑張っている人が見えていないのは、こういうことだと思うのです。
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デイトレーダー以外の方はあまり関係がない話題ですから、さらりと書きますが、これによって発注環境が大きく変化します。
概要は以下で読んでください。
空売り規制の緩和
私の場合、よほど注意していても、年に数回は「空売り規制違反」で警告を受けて、口座閉鎖寸前まで何度か行っていますので、これがフリーになることは大変助かります。
これは、一回の注文でいきなり50単位以上の空売り注文は発注システムではじかれるのですが、よくやる失敗は、繰り返し発注しているうちにトータルで50単位を超えてしまった、ということで起こるものでした。
先月は、1000株単位の銘柄がいつのまにか100株単位になっていて、それを見落としていて引っかかりました。
安心して空売りできる銘柄は、ユニクロや三井不動産など一部の銘柄に限られていました。
毎日この空売り規制には、気を使って発注していたので、発注環境は、大きく改善するものだと思います。
ただ、一方で、市場の特性の変化が起こる可能性が高いです。
これまでは、機関投資家、ヘッジファンドなど、個人投資家以外は、ダウンティックで空売りができなかったのが、これからはできるわけですから、値動き特性に変化が出る可能性が高いのです。
ダウンティックの空売りは、これまで個人だけができたことが、全投資家に解禁されるのですから、間違いなく個人にとっては不利に働きます。
ある程度の値動き環境の変化は、想像できるのですが、実際には現場に立って経験しないとわかりません。
これは想像の範囲内なのか、想定を超えて大きく変化するのか、数週間前から緊張してきています。
デイトレーダーにとっては、かなりの影響度がある話になる可能性があります。
特に、熟練度が高いトレーダーにとっては、一般の人が見ても何もわからない世界で戦っているので、ものすごい変化になる可能性があるのです。
5日以降のトレードにおいては、まず値動き特性が変化する、という前提で値動きを追いかけないと、これまでと同じように考えていては失敗する可能性が大きいと想定しています。
想像以上に値動き特性に影響が出ることがありますので、5日はかなり恐る恐るの売買になるでしょう。
どちらにしても、このようなティックの特性の変化は、それなりに熟練したデイトレーダー以外はほとんどわからないし、関係のない世界ではあるでしょう。
これは、旋盤工が、コンピュータでも見分けがつかないミクロン単位の凹凸を手で触っただけで見つけ出すようなものです。
普通の人が見ても、全く見分けがつかないものです。
なお、証券会社に問い合わせして確認しましたが、個人が50単元以下の空売りをする場合は、これまで通り成り行き売りができるとのことでした。
(50単元以上は成行売りはできません。)
ここは、若干不明確でしたので、確認しておきました。
何にしても、今年1月から始まった「信用取引担保規制の緩和」に続いて、「空売り規制の緩和」は、非常に大きなインパクトがトレード環境に出ることが想定されます。
しかし、こういう変化をいち早く察知して対応することが自分を有利に置くことにつながるので、早く緩和後の環境に慣れるべく、週明け以降の相場に臨もうと思います。
強い者が生き残ったのではない。賢い者が生き残ったのではない。変化する環境に適合できた者が生き残ったのだ。 (ダーウィン)
相場を型にはめよう、パターン化しよう、と必死で頑張っている人が見えていないのは、こういうことだと思うのです。

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