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プロフェッショナル羽生善治

2013/12/02 Mon

トレードは、最終的には、勝負、というものです。

結局、勝負強いかどうか、によって、大きく結果が変わります。

いくら、理論武装しても、分析が完璧であっても、エッジを知っていても、勝負弱い人は、勝ちきれないのです。  



西原宏一のシンプルFXトレード

この西原メールを購読していますが、これで西原さんを見ていると、この人は本当にめちゃくちゃ勝負強い人だなあ、と思います。
ここぞ、という時に、一気呵成に攻める迫力は半端ないものです。

勝負強さ、というのを勉強するために、ということで西原メールを購読してもいいのかもしれません。

西原メールはシステムではないので、西原メールをフォローしていても、勝ちきれない人というのは、この西原さんの勝負のポイントを外しているのだろう、と思うのです。




以下のことに身に覚えがある人は必見でしょう。

勝てるようになったけれど、どうも結果がふにゃふにゃしていて、勝ったり負けたりを繰り返してしまう。

ここぞという時に結局腰が引けてしまって勝ちきれない。

ついだらだらと売買してしまって、トレードのメリハリがなく、結果としてトントンになってしまう。

勝った後に負けるを繰り返す。

負けたときにムキになって自滅してしまう。



これらの例は、勝負弱い人の典型的なパターンです。

NHKがどこまで勝負の要諦に迫って取材してくれているのか、楽しみですが、羽生さんに外れは無いと思いますね。

私は羽生さんのファンですので、特に羽生さんが必見です。
羽生さんの話は、トレードの勝負のポイントに通じるものが本当に多いのでびっくりしています。
今回は特に「年齢を経ても・・・」というところが私的にとても気になっています(汗)
 


12月2日(月)22時~

プロに学べ!勝負の極意スペシャル

どんな仕事にも、絶対に外せない「勝負の瞬間」がある。
これまで番組で紹介してきたプロフェッショナルたちは、そんな失敗の許されない極限の状況にさらされながらも、勝負に挑み続けてきた。そこには、勝負を勝つためにそれぞれが独自に編み出してきた、厳しい時代を闘い抜く知恵がある。

呼吸器外科医・伊達洋至の「平常心を保つ準備の極意」。
棋士・羽生善治の「年齢を経ても勝ち続ける戦略」。
そして、サービスマン・宮崎辰の「勝負のディナー その舞台裏」。

番組では、最新のインタビューも交え、それぞれの勝負をめぐるドラマを伝える。

<登場するプロフェッショナル>
  呼吸器外科医:伊達洋至
  棋士:羽生善治
  サービスマン:宮崎辰
  心臓外科医:天野篤
  サッカー監督:岡田武史
  宇宙飛行士:若田光一
  映画監督:堤幸彦
  転職エージェント:森本千賀子


後記:番組見ました。
残念ながら、過去の番組のダイジェストでしたね。
しかも、そんなにピンとくるところがいまいちなかったような(汗)
ご紹介しておきならが、半分損切り、ということで・・・



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定番の結末

2013/12/12 Thu

今、デイトレーダーの話題といえば、ミクシィショックでしょう。

10日間連続ストップ高を演じていたと思えば、昨日、本日(14時現在ほぼ確実)の連続ストップ安となっています。

1000円あたりでうろうろしていたこの銘柄は、2000円を超えたあたりから沸騰し、あれよあれよという間に9000円まで駆け上りました。

理由は、ガンホーのようなゲームを作って、それがヒットしだした、ということらしいです。

高値は約9000円でしたが、夜間取引では9800円がついていたという話もあります。

実は、昨日は、寄り前にはストップ高買い気配でしたので、「ミクシィまたストップ高だよ」と思っていたら、寄付き数分前に大量の売りが入った模様で、一転してストップ安気配となりました。

結局、昨日も本日と同じぐらいの状況で、200万株の売りものに対して、数万株の買い注文しか入っていない状況です。

2013-01-226.jpg
2013-01-227.jpg 

現在、6060円の特売りですが、本日確実にストップでしょう。

そもそもは、チキンレースだったので、ギリギリまで乗って、どこかで飛び降りないと大けがをすることはわかっていたレースでした。

こうなると、売りが売りを呼ぶ展開となって、ホルダーの方は恐怖でおしっこをちびりそうなぐらいになっておられることでしょう。

そもそも10日間連続ストップ高という大暴騰がこの売りの引き金ですが、実は私も参戦していて、途中参加して途中下車をデイトレで何度かやっています。
まさに、ちびちび利食いでしたが、豪快にスイングされている強者の陰に隠れて、こそこそ売買していただけです。

しかし、こう毎日毎日ストップ高を指をくわえてデイトレしているだけだと、次第に、

乗らない自分はアホじゃないか

スイングでホールドしているだけでどれだけ儲かったのか

デイトレでちまちまちまちまやっている自分はダメなのか

と、ついつい思うこともあります。

しかし、私は、

自分の型

を破ることは基本やりません。

このちびちび利食いが、私のフィールドなのです。

隣の芝がいくら青くても、所詮隣の芝。

と言いつつ、こうしてミクシィが暴落しているから、ざまあ見ろ、と言っているつもりではなく、自分のフォームを守る、ということを書きたいつもりです。

ミクシィでたまたま儲かったかどうか、ということではなく、今後同じことを1万回繰り返して勝てるのか、安定して利益が出せるのか、が問題だと思っています。

たまたま今回、このようになったことは、ある意味どうでもいいことです。

自分のフォームとして、これを取り入れるべきかどうか。

これがポイントなのだ、と思っているところです。


ミクシィのおかげで、ここしばらく新興市場も賑わっていたのですが、昨日は火が消えたような有様で、今日も一部の銘柄を除けばあまり元気がありません。



今回のこのミクシィの動きは、年初のアベノミクス相場など、バブル相場のチキンレースの縮図でもあります。

5月までの利益の大半、もしくはそれ以上に吐き出して終わった方も大勢おられると聞いています。

何故吐き出すのか、というと、末広がりのポジションがその原因です。

はじめちょろちょろ 中ぱっぱ 最後に大沸騰 のポジションになるから、最後に大きくなったポジションを抱えて、崖からバンジージャンプするという定番の損失を被るのです。

バブルには、飛び乗ったら、どこかで飛び降りないと、危険極まりないことはわかっていてもやってしまいがちです。

値動きに乗れた、ということはとてもいいことですし、大トレンド発生で大きく儲けることは誰でもができることではありません。

しかし、その大トレンドの先には、常にこのミクシィと同じ運命である絶壁が待っているのだ、ということを心に固く刻んでおくべきだと思うのです。

自分の腕が上がったのではない

自分が相場の天才になったのではない

相場がたまたま大トレンドが出たことでそれに乗れただけなのだ

そう思っておかないと、その後の反動で、死亡することはほぼ

お約束

だということをほうふつとさせるミクシィの値動きでした。



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相場雑感

2013/12/13 Fri

■白い巨塔

再放送でやっているのでつい見てしまっています。
面白いですね。
財前という生き方と、里見という生き方。
里見先生は、「もうそこまで実直に生きなくても、もう少し考えようよ」とつい思ってしまうほど実直に生きようとします。
財前は、これでもか、というぐらいに権力にすり寄ろうとします。
実社会では、これほど極端な二人ではなく、両方の間を行ったり来たりと迷いながらもどちらかの生き方に寄っていくような、そうでないような人が多いのだろうと思います。

一方で、トレーダーは、権力も権威も関係ない唯一の職業と言ってもいいのかもしれません。
ただ、それだけに、包丁一本さらしに巻いて、の実力オンリーの世界です。
逆にそれが厳しいんじゃないかと思います。
頼れるのは、自分の腕だけ。
誰かの子分になって、会社の組織に守られて、ということが全くありません。
人に媚びて生きてきているような人には絶対に向きません。



■円安トレンド

猫も杓子も「円安」の大合唱ですねえ。
ファンダメンタルをひも解けば、どう解釈しても円安円安。
どういうニュースになっても、円安に変化なし、という雰囲気です。
もう夏のセミのように「円安、円安」という合唱がどこもかしこも、って感じです。
CMEのシカゴ投機筋の円の売越幅は、何と6年5カ月ぶり高水準だそうです。

ということで、とりあえずマーケットはパンパンの円ショートですから、ここに変化球が入るとどうなるか、などなどつい考えてしまうこの頃です。
私はポジションを読みますので、こういう見方になってしまいます。
まあ、何も無ければ円安なんでしょう。



■ミクシィ

またしてもストップ安ですね。
今日は、それでも150万株ほど売り気配だったのが、一旦寄付きましたので、逃げたい人は逃げることができたと思います。
ただ、再びストップ気配となって終了しました。
ゴールドマンが、この株は過大評価されている、とのレポートを出したとか。
この株が落ち着くまで、新興マーケットはもたもたするのかもしれません。
というより、このミクシィショックが、ここ最近の賑わいがあった新興マーケットの大きな流れを変える可能性が高いで、ここしばらくは要注意が必要だと思っています。



■スマホ関連に異変

スマホ、液晶関連の代表株である日東電工が大きく売られています。
業績予想を大きく下方修正したのが原因ですが、これが結構サプライズであったようです。
中国のテレビ市場の伸び悩みとスマホタブレット向けフィルムの価格引き下げが原因だと報道されています。
これにつれて、他の部品メーカーの株価も軟調に推移しています。
こういうファンダメンタル的変化は、その後にトレンドを形成することが多いので、敏感になっておかないと、気が付けばということになる可能性が結構ありますね。



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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

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