思い込み
2014/12/22 Mon
お久しぶりのぶりの煮付けです。
ちょっと気を抜くと、あっという間に前の記事からもう1ヶ月。
年をとってからの月日は早い・・・
場中にブログを書くと、「こいつは偽者だ」発言に気をつけないといけませんが、うだうだ相場は、やらない、のが最上の策ですからね(笑)
さて、もう気がつくと年末。
トレーダーは、この1年を振り返る時期になっています。
ヘッジファンドマネージャーは、もうこの時期、査定とかあってもう動かないでしょうし、為替のトレーダーも査定前にやられたくないということもあって、ここは様子見で、板が極端に薄くなるので、トリーッキーな動きに翻弄されて、いらぬ損失を出さないようにしないといけない、と思いながら、いつも以上に慎重に売買しています。
個人トレーダーも、もうこの時期、無理はしない人が多いのじゃないでしょうか。
ここで吐き出して、嫌な思いで正月を迎えたくない、という思いだからです。
海外では、この節目がクリスマスなので一足早くお休みモードですが、日本ではやはり正月なので、1週間ほど遅れてお休みモードとなります。
さて、私は、西野流呼吸法に通いだしてから、もう24年になります。
ただ、だからといって、「西野流呼吸法マンセー!!」ということはありません。
西野流には西野流なりの問題点もありますし、「西野流さえやっていれば他は不要だ。」みたいな感覚はまるでありません。
今日は、ここのところで、違和感を感じることが結構あるので、その話をしたいと思います。
松寿仙、という漢方?をご存知の方がおられると思いますが、わりと人気の漢方の強壮薬です。
「松寿仙」というのぼりをたてた漢方薬屋が町のどこかにあるところも多いと思います。
昔、ちょっと飲んでいたこともあって、最近、近所にお店ができたので、買ってみることにしました。
そのお店で、漢方薬屋のお姉さん(私よりも年上)と話をしていて、そのお姉さんが「私はもうこの松寿仙を30年以上飲んでいて、健康そのものなんです。なので、検査とかそういうものも受けたことがありません。」と力強くおっしゃるのです。
検査受けてないのに何で健康ってわかるんだ!!
という私の心のツッコミは置いておいて(笑)
それはそれでポリシーだからその人それぞれの生き様に文句を言うつもりはありませんが、いい年齢なのだから、せめて住民検診や血液検査ぐらいはしたほうがいいんじゃないか、と思いました。
このお姉さんは、松寿仙で全ての健康が維持されている、と強く思い込んでいるのです。
事実はどうか、私にはわかりません。
私も、そのお店で松寿仙を買って今飲んでいますから、無意味だとも思っていませんが、だからといって、全ての健康がこれで片付くなどとはまるで思っていません。
実は、呼吸法にもそういう人が結構おられて、自分の健康はこれで全て維持されている、と強く思い込んでいる方です。
そういう人たちは、
他の可能性を全て否定する傾向が非常に強い
のです。
all or nothing
の思想を持っておられます。
これが全てだ、との強い思い込みがそこに見え隠れします。
そして、
他の可能性を全て否定するだけでなく、敵愾心を持つ人もいる
ということも付け加えておきます。
いくつかの分野では特にその傾向が強く、それが争い事の原因にもなるほどです。
自分が信じていることが絶対に正しくて、他の可能性すら認めようとはしない、激しく攻撃することもある
という人たちです。
しかしですねえ、ニュートン万有引力の法則なら、わかるんですが、そういうことじゃない未知の分野では、その手の絶対って、本当に絶対なのか、って思うべきだと私は思いますがね。
少なくとも、他の可能性を否定することはないんじゃないかと。
腰痛持ちの方、大変だと思います。
医者だとか、色んなところに行ってもなかなかよくならない。
ある医者に行ったら、「ここが狭くなっていてこれが原因だから手術したほうがよい」と言われると、もうそれを信じこんでしまう。
原因はこれだったのか!!
と100%信じてしまうのです。
ところが、それを頼りにしてもなかなか痛みが治らない。
つぎに、別の整骨系のところに行くと「背骨の歪みが原因です。これを真っ直ぐにすれば治ります。」と断定される。
すると、それを今度は100%信じこんでしまって、せっせと通う。
しかし、時間が経過しても、なかなか治らない。
別のところに行くと、「骨盤の歪みが原因です。」また信じる。
別のところでは「首がずれているのが原因です。」
別のところでは「あごがずれていることが問題です。」
こう考えると、人というのは、何かを信じたい、おすがりできる何かに頼りたい、という依存心が実に強い生き物なのでしょう。
だから、100%信じる、信じこんでしまう、ということが頻繁に起きてしまいます。
確かに世の中にはわかることもありますが、わからないこと、可能性しか言えないことも多いのだ、ということを私は常に思っています。
とくに、権威者の言うことは威力抜群です。
彼らは、「可能性」という言葉を使わず、基本「断言」ですから、医者にすがっている人は、つい100%そうなのだ、と思い込んでしまいます。
さて、トレードの話に入ります。、
セミナーAに行って、カリスマA講師の話を聞くと、すっかりカリスマAに感化されてしまって、相場に勝つにはこれしかない、と決め込んでしまう。
ところが、半年経過して上手く行かないものだから、また別のセミナーに行ったら、今度はカリスマBが凄い話をしていて、すっかり感化されてしまう。
もうこれしか無い!!
と100%思いこむ。
しかし、3ヶ月経過して、次第にあの熱狂と燃え上がる炎はどこかへ消え去ってしまう。
こういう人、本当に多いんです。回りを見ていて思うのですが、
何でこんなに信じこんでしまうんだろう
と思うほどです。
というより、常に
all or nothing の思い込み
なんです。
何故、多様性を認めようとしないのか、それが全てだと思い込むのか、という感じですが、イノシシのように思い込んだら、もう止まらないという人を大勢見ています。
これは、トレード事、というより、日常他のことでも、常に「all or nothing の思い込み」を繰り返しているから、トレード事とて、その単なる一環に過ぎない、ということだろう、そう思います。
よく話題になるのが「ナンピン」でしょう。
ナンピンの話をすると、もう「頭から否定する」輩が大勢います。
「自分がボロ負けした経験から」なのか、「権威者がナンピンを否定しているから」なのか、わかりませんが、話すら聞こうともせずに否定する姿は、奇妙に感じます。
しかし、ナンピンなど、そもそも相場技術の一環として、私は普通に使っていますし、本日前場でも、空売りを利食いするのに、4分割で買い下がりしました。
もう、当たり前の技術で、当たり前のテクニックなのに、何で、頭ごなしに否定する輩がいるのか、私から見ると、全くといって意味不明です。
そもそも、ナンピンで勝ったら何故いけないのか、不可解(笑)
恐らく、ナンピンの技術をリスク管理の問題と混ぜこぜにして、闇鍋にしているからだと思いますが、もう少し勉強された方がいいと思います。
自分の信じたこと以外を拒絶する、攻撃する
真っ直ぐなんでしょうね。
いい人なのかもしれません。
戦前であれば、青年将校だった人でしょう(笑)
ちぇすとぉぉぉぉーーー!!
でも、相場で勝つにはちょっと、って感じなんだと私などは思いますがね。
思い込み激しい人というのは、まだ、人生経験が浅い、ということもあるのかもしれません。
キャバクラ嬢に入れ込んで、貢ぐ君する、というのも経験が浅い故の事例でしょう。
会社の金を使い込んで、女に貢ぐ、男に貢ぐ、ということも、経験値足りない、という典型です。
髪の毛茶髪に染めたイケメン兄ちゃんなら、女性経験豊富で騙すの難しそうですが、ナップサック背負ったアキバ系オタク兄ちゃんなら、童貞っぽくて、いかにも騙せそう、と思うでしょう。
手練手管のお姉さんにかかっては、経験の浅い若者なら、イチコロでしょう。
これと同じことが、相場にも言えるのですよ。
経験が浅いから、思い込みも激しくなってしまう、ということです。
いい言い方をすれば、一途
しかし、
酸いも甘いも噛み分けてきた百戦錬磨の武将なら、そんな「白か黒か」「0か100か」「右か左か」思考には乗らないのが普通です。
相場は、そもそも、狐と狸の化かし合い、ってところがありますから、童貞では太刀打ちが難しいんです。
キャバ嬢 VS ホスト、の戦いに、ノコノコエロ本中学生が迷い込んだら、イチコロ、って話しです(笑)
ここでは、「純情とか、一途」、というのは、「獲物とか、エサ」と同義語なんです。
本をいくら読んでもわかりませんよ。経験しないと。
いくらパターン覚えても無駄無駄。
あっちの方と同じく、こっちの方も(笑)
だからこそ、小さな資金で経験値を積むこと、くり返し覚えること、成功と失敗を繰り返すこと、がどうしても必要なんです。
しかも、年単位の時間。
まあ、しつこいようですが、1000本ノック理論です(笑)
さて、私はどちらかというと順張り思考ですから、逆張り思考の方が私に賛同してくださるのを最も嬉しく思っています。
技術的には、相対立する立場の者同士が、共感できること、それこそが本質なのだろう、そう思うからです。
権威者の言うことなど頭ごなしに信じてはダメだと私は思いますね。
例え、尊敬するジム・ロジャースやジョージ・ソロスが言っていた、としても、私は決して100%信じることなどしません。
間違いであってもなんでも、自分で考えることです。
しかも、結論は、常に不明確でしかありません。
白か黒はっきりさせないといけませんかね。
「答え」がどうしてもいりますか。
そもそも、何でそうなるのか、というと、
安心が欲しいから、パターン化したいから、考えたくないから・・・はっきりとした答えが欲しい。だから思い込む。
ということでしょう。
でもねえ、
安心したいんだったら、そもそも相場なんかやっちゃだめでしょう。
リスクを楽しむ、可能性を信じて飛び込む、ぐらいの気概がないと、相場などやってられませんよ。
そして、そんな白黒思考で、考えたくないのなら、相場で勝てるのか、と思いますね。
プリンターでも、白か黒、じゃなく、グレーとか、カラーとかあるわけで・・・
白黒思考ではなく、相場は常にグレー思考ですよ。
自然科学ではないのだから、過去と同じ値動きなど、存在しない。
全ては可能性でしかありません、答えなどそもそも存在しない、私はそう思いますね。
その「存在しないもの」を追い求めているからしんどいんです。そのことに早く気が付くべき、だと思いますね。

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ちょっと気を抜くと、あっという間に前の記事からもう1ヶ月。
年をとってからの月日は早い・・・
場中にブログを書くと、「こいつは偽者だ」発言に気をつけないといけませんが、うだうだ相場は、やらない、のが最上の策ですからね(笑)
さて、もう気がつくと年末。
トレーダーは、この1年を振り返る時期になっています。
ヘッジファンドマネージャーは、もうこの時期、査定とかあってもう動かないでしょうし、為替のトレーダーも査定前にやられたくないということもあって、ここは様子見で、板が極端に薄くなるので、トリーッキーな動きに翻弄されて、いらぬ損失を出さないようにしないといけない、と思いながら、いつも以上に慎重に売買しています。
個人トレーダーも、もうこの時期、無理はしない人が多いのじゃないでしょうか。
ここで吐き出して、嫌な思いで正月を迎えたくない、という思いだからです。
海外では、この節目がクリスマスなので一足早くお休みモードですが、日本ではやはり正月なので、1週間ほど遅れてお休みモードとなります。
さて、私は、西野流呼吸法に通いだしてから、もう24年になります。
ただ、だからといって、「西野流呼吸法マンセー!!」ということはありません。
西野流には西野流なりの問題点もありますし、「西野流さえやっていれば他は不要だ。」みたいな感覚はまるでありません。
今日は、ここのところで、違和感を感じることが結構あるので、その話をしたいと思います。
松寿仙、という漢方?をご存知の方がおられると思いますが、わりと人気の漢方の強壮薬です。
「松寿仙」というのぼりをたてた漢方薬屋が町のどこかにあるところも多いと思います。
昔、ちょっと飲んでいたこともあって、最近、近所にお店ができたので、買ってみることにしました。
そのお店で、漢方薬屋のお姉さん(私よりも年上)と話をしていて、そのお姉さんが「私はもうこの松寿仙を30年以上飲んでいて、健康そのものなんです。なので、検査とかそういうものも受けたことがありません。」と力強くおっしゃるのです。
検査受けてないのに何で健康ってわかるんだ!!
という私の心のツッコミは置いておいて(笑)
それはそれでポリシーだからその人それぞれの生き様に文句を言うつもりはありませんが、いい年齢なのだから、せめて住民検診や血液検査ぐらいはしたほうがいいんじゃないか、と思いました。
このお姉さんは、松寿仙で全ての健康が維持されている、と強く思い込んでいるのです。
事実はどうか、私にはわかりません。
私も、そのお店で松寿仙を買って今飲んでいますから、無意味だとも思っていませんが、だからといって、全ての健康がこれで片付くなどとはまるで思っていません。
実は、呼吸法にもそういう人が結構おられて、自分の健康はこれで全て維持されている、と強く思い込んでいる方です。
そういう人たちは、
他の可能性を全て否定する傾向が非常に強い
のです。
all or nothing
の思想を持っておられます。
これが全てだ、との強い思い込みがそこに見え隠れします。
そして、
他の可能性を全て否定するだけでなく、敵愾心を持つ人もいる
ということも付け加えておきます。
いくつかの分野では特にその傾向が強く、それが争い事の原因にもなるほどです。
自分が信じていることが絶対に正しくて、他の可能性すら認めようとはしない、激しく攻撃することもある
という人たちです。
しかしですねえ、ニュートン万有引力の法則なら、わかるんですが、そういうことじゃない未知の分野では、その手の絶対って、本当に絶対なのか、って思うべきだと私は思いますがね。
少なくとも、他の可能性を否定することはないんじゃないかと。
腰痛持ちの方、大変だと思います。
医者だとか、色んなところに行ってもなかなかよくならない。
ある医者に行ったら、「ここが狭くなっていてこれが原因だから手術したほうがよい」と言われると、もうそれを信じこんでしまう。
原因はこれだったのか!!
と100%信じてしまうのです。
ところが、それを頼りにしてもなかなか痛みが治らない。
つぎに、別の整骨系のところに行くと「背骨の歪みが原因です。これを真っ直ぐにすれば治ります。」と断定される。
すると、それを今度は100%信じこんでしまって、せっせと通う。
しかし、時間が経過しても、なかなか治らない。
別のところに行くと、「骨盤の歪みが原因です。」また信じる。
別のところでは「首がずれているのが原因です。」
別のところでは「あごがずれていることが問題です。」
こう考えると、人というのは、何かを信じたい、おすがりできる何かに頼りたい、という依存心が実に強い生き物なのでしょう。
だから、100%信じる、信じこんでしまう、ということが頻繁に起きてしまいます。
確かに世の中にはわかることもありますが、わからないこと、可能性しか言えないことも多いのだ、ということを私は常に思っています。
とくに、権威者の言うことは威力抜群です。
彼らは、「可能性」という言葉を使わず、基本「断言」ですから、医者にすがっている人は、つい100%そうなのだ、と思い込んでしまいます。
さて、トレードの話に入ります。、
セミナーAに行って、カリスマA講師の話を聞くと、すっかりカリスマAに感化されてしまって、相場に勝つにはこれしかない、と決め込んでしまう。
ところが、半年経過して上手く行かないものだから、また別のセミナーに行ったら、今度はカリスマBが凄い話をしていて、すっかり感化されてしまう。
もうこれしか無い!!
と100%思いこむ。
しかし、3ヶ月経過して、次第にあの熱狂と燃え上がる炎はどこかへ消え去ってしまう。
こういう人、本当に多いんです。回りを見ていて思うのですが、
何でこんなに信じこんでしまうんだろう
と思うほどです。
というより、常に
all or nothing の思い込み
なんです。
何故、多様性を認めようとしないのか、それが全てだと思い込むのか、という感じですが、イノシシのように思い込んだら、もう止まらないという人を大勢見ています。
これは、トレード事、というより、日常他のことでも、常に「all or nothing の思い込み」を繰り返しているから、トレード事とて、その単なる一環に過ぎない、ということだろう、そう思います。
よく話題になるのが「ナンピン」でしょう。
ナンピンの話をすると、もう「頭から否定する」輩が大勢います。
「自分がボロ負けした経験から」なのか、「権威者がナンピンを否定しているから」なのか、わかりませんが、話すら聞こうともせずに否定する姿は、奇妙に感じます。
しかし、ナンピンなど、そもそも相場技術の一環として、私は普通に使っていますし、本日前場でも、空売りを利食いするのに、4分割で買い下がりしました。
もう、当たり前の技術で、当たり前のテクニックなのに、何で、頭ごなしに否定する輩がいるのか、私から見ると、全くといって意味不明です。
そもそも、ナンピンで勝ったら何故いけないのか、不可解(笑)
恐らく、ナンピンの技術をリスク管理の問題と混ぜこぜにして、闇鍋にしているからだと思いますが、もう少し勉強された方がいいと思います。
自分の信じたこと以外を拒絶する、攻撃する
真っ直ぐなんでしょうね。
いい人なのかもしれません。
戦前であれば、青年将校だった人でしょう(笑)
ちぇすとぉぉぉぉーーー!!
でも、相場で勝つにはちょっと、って感じなんだと私などは思いますがね。
思い込み激しい人というのは、まだ、人生経験が浅い、ということもあるのかもしれません。
キャバクラ嬢に入れ込んで、貢ぐ君する、というのも経験が浅い故の事例でしょう。
会社の金を使い込んで、女に貢ぐ、男に貢ぐ、ということも、経験値足りない、という典型です。
髪の毛茶髪に染めたイケメン兄ちゃんなら、女性経験豊富で騙すの難しそうですが、ナップサック背負ったアキバ系オタク兄ちゃんなら、童貞っぽくて、いかにも騙せそう、と思うでしょう。
手練手管のお姉さんにかかっては、経験の浅い若者なら、イチコロでしょう。
これと同じことが、相場にも言えるのですよ。
経験が浅いから、思い込みも激しくなってしまう、ということです。
いい言い方をすれば、一途
しかし、
酸いも甘いも噛み分けてきた百戦錬磨の武将なら、そんな「白か黒か」「0か100か」「右か左か」思考には乗らないのが普通です。
相場は、そもそも、狐と狸の化かし合い、ってところがありますから、童貞では太刀打ちが難しいんです。
キャバ嬢 VS ホスト、の戦いに、ノコノコエロ本中学生が迷い込んだら、イチコロ、って話しです(笑)
ここでは、「純情とか、一途」、というのは、「獲物とか、エサ」と同義語なんです。
本をいくら読んでもわかりませんよ。経験しないと。
いくらパターン覚えても無駄無駄。
あっちの方と同じく、こっちの方も(笑)
だからこそ、小さな資金で経験値を積むこと、くり返し覚えること、成功と失敗を繰り返すこと、がどうしても必要なんです。
しかも、年単位の時間。
まあ、しつこいようですが、1000本ノック理論です(笑)
さて、私はどちらかというと順張り思考ですから、逆張り思考の方が私に賛同してくださるのを最も嬉しく思っています。
技術的には、相対立する立場の者同士が、共感できること、それこそが本質なのだろう、そう思うからです。
権威者の言うことなど頭ごなしに信じてはダメだと私は思いますね。
例え、尊敬するジム・ロジャースやジョージ・ソロスが言っていた、としても、私は決して100%信じることなどしません。
間違いであってもなんでも、自分で考えることです。
しかも、結論は、常に不明確でしかありません。
白か黒はっきりさせないといけませんかね。
「答え」がどうしてもいりますか。
そもそも、何でそうなるのか、というと、
安心が欲しいから、パターン化したいから、考えたくないから・・・はっきりとした答えが欲しい。だから思い込む。
ということでしょう。
でもねえ、
安心したいんだったら、そもそも相場なんかやっちゃだめでしょう。
リスクを楽しむ、可能性を信じて飛び込む、ぐらいの気概がないと、相場などやってられませんよ。
そして、そんな白黒思考で、考えたくないのなら、相場で勝てるのか、と思いますね。
プリンターでも、白か黒、じゃなく、グレーとか、カラーとかあるわけで・・・
白黒思考ではなく、相場は常にグレー思考ですよ。
自然科学ではないのだから、過去と同じ値動きなど、存在しない。
全ては可能性でしかありません、答えなどそもそも存在しない、私はそう思いますね。
その「存在しないもの」を追い求めているからしんどいんです。そのことに早く気が付くべき、だと思いますね。

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