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相場で勝つコツ その1

2015/01/07 Wed

コメントを書いていただいていたみなさん

レスが遅くなってすみません。
気まぐれなもので、ブログから離れると、離れっぱなしになってしまいます。
読んですぐに書こうと思いつつ、実に素晴らしいコメントが続くものですから、私も覚悟を持ってコメントを書こうと思っていると、ついつい遅くなりました。
申し訳ない。
越年してしまいました。
まあ、そういうブログだと思って、コメント書いていただければ助かります。


今回、とても素晴らしいコメントが多数寄せられていますので、記事へ転載して、私のコメントを書いておきたいと思います。


まず、タカユキさんからのお便りです。

グレー同盟認定どうもありがとうございます。(笑)

私は最近ちょっと出世しまして、中小企業の創業者の二代目社長と話す機会が増えたのですが、それで最近よく考えることがあるのですが、普通に平凡に生きていると、自分自身でものを考えて決断して選択する、と、いう事に、人はあまり慣れていないのではなかろうか?と思うのです。

自分で決断し、リスクも受け入れたうえで、自分で仕切ってコントロールしていく、と、いう感覚でしょうかね。

他人様が用意してくれたものを受け入れることに慣れきってしまって、疑問を感じることすらなく、ひたすら受け身、が染みついてしまっている、という。

取り敢えず勉強して、取り敢えず大学入って、取り敢えず就職して、取り敢えず仕事頑張って、、、主体的にやっていることならいいのですが、大体数は取り敢えず、という感じでしょうから、よくよくものを考えて自分で切り開いていく、という習慣がついていないのではないかと。。。

社長と話をしたりして思うのは、ものを決断するにあたって、経験が足りないので、妥当であろうと思える自信が持てない、ということと、何かアクションを起こした際のリスクをとても怖がっている、このリスクというのが、金銭面ではなく、間違ってしまう自分というものをとても怖がっている、というのが透けて見えてしまうのですね。

ですから、言う事は、コストを削減しましょう、とかの誰でも言えるような取り敢えず正しいとされるような事ばかり。実務面での具体的な提案、決断ができないのですね。いくら私が感情を抑えて、ドン・コルレオーネの如く、理を説いて丁寧に説得しても、、、決めれない、判断は取り敢えず保留して検討してみます、な感じなんですね。今まで誰かが用意してくれた、誰かが決めてくれた、でも、アンタが決めなイカンのやで。

相場は全て自分で決断して自分でケリをつけなければなりませんから、普通に平凡に生きてきた人にとっては向いてないのでしょうね。



立花氏や林先生、またその縁でたどりついた林系株式掲示板、あらなみ様のブログやコメント欄の皆様、のおかげで、相場への理解を深めるきかっけとなって、今まで何とか相場を続けてきてこられています。

自分ひとりだけで相場と対峙していたならば、やはり未だに暗闇をさまよう様な感じであったかもしれないですね。

感謝の一言でございます。



相場は厳然として、上手い、下手、があります。

この事は初心者の頃はよく理解できませんでしたが、、、

心にやさしいゆらゆら動きの時にタラタラ手を出して、いざ相場が変化を示して動き出した時にはビビッて疲れてヤラレて動けない、なんてのは、下手というかヘタレそのものです。

下手は共通して一定の時期にドカンと連続してヤラレていますが、損して冷静さをなくして切れている、胆力のない自分が見えてくるはずです。知らずに乾坤一擲の勝負をする、の逆バージョンやってるわけですね。

誰でも最初は下手なわけですから、こういう事を何度か繰り返して身に染みてこないと、分からないわけです。

最初から上手く儲けようとは思わず、修業期間のつもりで経験を積むことに重きを置いて、とにかく経験値を増やすのが吉だと思うのです。

相場は報酬が大きいですから、苦労しても、それだけの価値は十二分にあると思います。






タカユキさん、こんにちは。

>普通に平凡に生きていると、自分自身でものを考えて決断して選択する、と、いう事に、人はあまり慣れていないのではなかろうか?と思うのです。

実はですね、私も最近このことに大いに気付かされたことがあったのです。
具体的には書きませんが、タカユキさんの書いておられること、私の言いたいことと同じでした。
むちゃくちゃ共感しますし、共感するあまり、ブログ記事に転載してしまいました。

相場の値動きの理解という点で、私は「何故考えてもわからないのだろう」と思っていたのですが、実は、結構多くの人が、そもそも考えてなどいないのではないか、ということがわかったのです。

これはどういうことか、というと、表面的な出来事だけをなぞっていたり、他人の受け売り、単なる思いつきや悩み事を「考えている」と思っている、という人が結構いる、ということが最近わかりました。

考える、ということは、自分の発想ですし、もっとロジカルに色んな方向から問題を解く作業だと思うのですよ。

結局考えないから、決まりきったパターンに当てはめようとするし、難しい環境など無視する。
自分で考えないから、答えをとにかく欲しがる。

そして、リスクから逃げる。
リスクというのは、タカユキさんがおっしゃるように、自分の考えたことで行動を起こす、ということです。
当たり障りのない結果など、考えたうちに入りません。


>相場は全て自分で決断して自分でケリをつけなければなりませんから、普通に平凡に生きてきた人にとっては向いてないのでしょうね。

おっしゃるとおりだと私も思います。
自己責任というのは、そもそも自分で考えられる人が取るべきものであって、そうでなければ、責任など取れません。
こういう決断に慣れていない人は、「問題の先送り=損切りできない」などなど、あらゆる点で相場に向いていないわけです。

いいコメントありがとうございます。
いいコメント過ぎて、レスが遅れました(汗)


立花さんや林先生のことは、実に多くの誤解から来る誹謗中傷が多いような気がしますからね。


>心にやさしいゆらゆら動きの時にタラタラ手を出して、いざ相場が変化を示して動き出した時にはビビッて疲れてヤラレて動けない、なんてのは、下手というかヘタレそのものです。

実にいい表現をされますね。感心して読んでいました。
これも書いておられるとおりだと私も思います。
これ以下のコメントも含めて、実は、多くの人が「何故相場で勝てないのか」ということを非常に鋭く、そして、端的に書いてもらっています。
実に素晴らしいと思いました。
タカユキさんが、ここで書いてくれていることを本当に理解したら、劇的に変わることができると思います。
ただ、こうやって端的に書かれていると、既にわかっている人にはわかるのですが、そうでない人には実感が伴わないものだろうと思います。
ここだけでも、解説の記事が書けますね。どこかで書ければ書いてみたい素晴らしい素材です。



>最初から上手く儲けようとは思わず、修業期間のつもりで経験を積むことに重きを置いて、とにかく経験値を増やすのが吉だと思うのです。

林先生が書かれていたとおり、このようにできれば、上達もぐんと早くなるわけですが、本当にできていないですね。
みんな「守銭奴」になって、「拝金主義」に陥ってしまっている。
これじゃあ、せっかくの1000本ノックも効果10分の1じゃん、って思ってしまいますが、それもまた修行のうちなのでしょう。

まあ、そもそも、「守銭奴」である限り、相場心理面も含めて、勝ちを継続することは非常に困難なことにどこかで気がつかないといけませんがね。




ザクさんからのお便りです。

タイトル:林本「副読本」に感謝

********************
ザクです。いつも記事の更新を楽しみにしていますが、私のレベルでは、なかなかコメントを書くこともできず、久しぶりの投稿となります。

今回の記事は、私が非常に苦労していることに触れてくださいました。

得意じゃない値動きの時は、やらないこと

これが非常に難しい。今年を振り返ってみても、勝てるかどうか分からないようなところで勝負して、結局、勝ちを減らした1年でした。環境優位性をよく考えて、よくよく厳選して勝負すれば、もっとパフォーマンスが上がるのに、これができないのは何故でしょう。来年こそ、無駄な売買を減らしたいと思います。

それと、林本の「読み方」的なお話は、大変、参考になりました。私は誤解しておりました。林本に対してではなく、林本に対するあらなみ様のスタンスについてです。以前のシリーズ「茨の道」で、各会派の記事があったと思いますが、その中で「分割屋」が出てきて、「林一門」に対する見方を書かれておりました。私はそれを読んで、あらなみ様は林先生本人に対しても割と批判的な立場なのかなと。今回の記事で、全く逆であることが分かり、林先生に対する深い思いが伝わってきました。大変、失礼しました。確かに、時代背景というものを常に意識して読まないと、考え方の部分が理解されないと思いました。

ただ、99.9パーセントの人は、そんなことに気がつかないまま読むわけですから、林本は、やはり難しいと思います。気づけというのも無理なような気がしますし、気づかずに、その人なりの理解で相場にチャレンジして人生を棒に振っている人もいるのかもしれません。自己責任とは言え、酷な気もします。そんな中、あらなみ様の記事は、林本の「副読本」となっており、私を含め、多く人の助けになっていると思います。いつも感謝しています。






くり返しますが「やらない」という選択肢は、非常に重要です。
これをしっかり取るか取らないかでトータルの損益が決まります。
「待つFX」という本がありましたが、まさしく相場は、待つことこそが究極奥義でもあります。

じゃあ何故これが難しいのか、できないのか?

実は、こういう「何故?」「何故?」「何故?」を自分で考える習慣をつけることが相場上達の秘訣でもあるのですが、ここでは私の考えを書いておきますね。

幾つか原因がありますが、

①常に何かポジを持っていないと損をした気分になる、ポジを持っていないと儲からないという誤解

②ヘタレで損切りできずに引きずっている

③儲かって奢る、損してリベンジする、という間違った理由でトレードをする

③相場が好きで持っていないと落ち着かない、相場で遊んでいる、博打をしたいだけの相場中毒者

④そもそも目利きがなく、何がチャンスかわからないから、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」をやってしまう

⑤そもそも考えておらず、何となく相場を張っている


などがその理由で、これらの複合要因によって待てないということが起こります。

これら一つ一つ、解説すると、ブログの記事並になるので、詳細はまたどこかでぼちぼち書きますが、

何となく相場を張って勝てるんだったら、負ける奴なんておらんわい、アホンダラ!!

と言っておきます。


それと、こうやって列挙しましたが、やっている本人は、これらを

無自覚でやっているのです。


だから実に危険なのです。本人に自覚がないところが危険です。

特に、やっていないと落ち着かないギャンブル中毒系。この隠れ中毒者がものすごく多い。

自分は、「儲けるためにやっている」つもりでも、実は、博打を打ちたいだけ、とか、やってないと落ち着かない、とか、真の目的が見えていないケースがものすごく多いのです。

競馬ファンに、「あなたは競馬を何のためにやっていますか?」と聞いてみてください。

ほとんどが「儲けるため」と答えるでしょう。

パチンコファンも同じでしょう。

そういうことです。

本当の目的を本人は全くといって自覚してはいないのです。



>林本の「読み方」的なお話は、大変、参考になりました。


私の書き方が悪かったと思います。
「分割屋」というのは、分割に特化した人たちで、分割命、という軍団です。

分割屋 = 林先生

ではない、ということですね。

前にもちょっと書きましたが、林先生の事務所を訪れた時、林先生が、業界紙の記者に、ファンダメンタルについて、かなりしつこく話を聞いておられましたが、当時、私は「相場技術論青年将校」だったので、大いにショックを受けました。

しかし、ですねえ、商品先物をやるのに、内部の需給要因、ファンダメンタル、を抜きにして、チャートだけでやることがどれほど不利か、ということを今ではよくわかっていますから、当時の林先生の行動も、今では何の抵抗もなく受け入れられます。

基礎的環境認識の重要性です。

ましてや、みなさんご存知ないと思いますが、林先生は、「林レポート」というファンダメンタルをベースにしたレポートを出しておられたのです。
私は、確か2年間ぐらい購読していたと思います。

当然全て当時の時代背景があるものです。

当時、小豆や生糸、乾繭(聞いたことありますか)、が仕手戦で大いに盛り上がっていました。
買い方が勝つか、売り方が勝つか、なんて話も林レポートに書いてありましたね。内部要因分析という分野です。

こういう相場に対して、現物サヤ取り、限月間サヤ取り、サヤ滑り取り、などサヤ系から、ナンピンをベースにしたトレンドフォローの中源線売買、などなどあらゆる技術を惜しみなく教えてくれたのが、林先生なんですよ。
今では、そういう技術が使える市場がほとんどありませんが、だからといって、ダメだ、ダメだ、となるはずがありません。

そして、そういう小手先の技術よりも、ずっと大切な、相場をするにあたっての基本的な考え方は、永久不滅なんです。

私ごときが「林本の副読本」を語るなど100年早いと思いますが、それでもこうやって書いているのは、あまりにも誤解(まあ私から見ればってことですが)に基づくおかしな意見が蔓延しており、それに反論するようなものをほとんどといって見かけないからです。

林先生の本をしっかりと読んでいるとはとても思えないような批判がすごく多いんです。

逆に、私の場合、自分が分割屋ではないので、批判されても自己防衛する必要がなく、善意の第三者的に対応できる、という利点があるかもしれません。
分割のことを書くとすぐに攻撃する、という妙な人たちがいるので、別にそういう人を相手に大切なノウハウを書く必要もありませんから、みんな逃げてしまうのですよね。
分割屋といっても、環境認識の重要性をわかっていて、自分の得意とする環境できちんと稼いでいる人が実際にいるのですからね。

まあ、そこまで読まないと、見えて来ない、ということそのものが問題なのかもしれませんが、批判しているみなさんの多くが「小手先のテクニックしか読んでいない」ということなんですよ。

まあ、そもそも、私は「林一門」ではなく、野川一門なので、この点も何とも言いがたいものが・・・





パンさんからのお便りです。

こんばんは。
zaiはそれこそ一番最初に読んだ本です。図書館で投資コーナーから読み易そうな10冊を一気に借りてその中の一冊でした。
これまで読み漁る程読んでませんが、一年目は良本探しに夢中になっていたかも。amazonでオズのトレード日誌(4千円もした)を知り、レビューをネット検索してあらなみさんの旧ブログを知りました。(アーロンチェアは現役で活躍中でしょうか?笑)
最近はめっきり読まなくなってしまったので、正月に一冊『フラッシュボーイズ 10億分の1秒の男たち』を読もうと思っています。

今年一年こちらのブログには大変お世話になりました。
私は10月始めなのですが、2015はデイトレ3年目に当たります。職人目安の年に自分がどんな成績を残せるか…まだ確立されてない技術が腐る程で不安です。

良いお年をお迎えください。
新年からもよろしくお願いします。




トニー・オズの本も批判の多い本の一つですね。
「具体的なことが何も書いていない」
要するに、批判の多くが「手法を書いていない」ということだと思いますが、それを知りたいのでしょう。
そういうコメントが結構多い本です。
手法もきちんと書いてあるんですがね。
どういうテクニカル分析を使って、ボリンジャーとかそういうのをどう使うのか、を書いていないと、批判されるようです。
不思議ですねえ。


フラッシュボーイズ、買いましたが、まだ読んでいません。
なので何とも言えません(汗)
読みたいものが多すぎて、どうしようもないので、こういう流し読みできない本は、どうしても後回しになってしまう・・・


アーロン、バリバリの現役選手ですよ。
やっぱりいいですねえ、アーロン。
10年使っていますが、全然ヘタレないです。
アーロンチェアって24キロもあるって知ってましたか。
知るはずもないか(笑)
メチャクチャ重いんです。何でこんなに重いのかわかりませんが、だから頑丈なんでしょうかね。。

最近は、アーロンモドキの高級事務椅子が結構出ていますよね。
友人もそういう7万円とか、そういう椅子を買ったりしていますが、私が座ってみて思うのは、やっぱりアーロンには叶わない、ということです。
全然アーロンがよい、比較にならない。

私は元々、椅子に座っていると、足の付根が痛くなる、腰が痛くなる、というタイプでしたので、1時間も続けて座っていると、足がしびれる、とか、腰痛で常に立ったり座ったりを繰り返さないといけない状態でした。
しかし、アーロンにしてから、そういうしがらみとは一切おさらばできました。
確かにアーロンは高いんです。15万円ぐらいだと思います。
しかし、腰痛とか、そういうことと天秤にかければ、そして10年使っても全くヘタれないことを考えれば、もうタダのようなものですよ。

次買うとしても、間違いなくアーロンでしょう。
それほど気にいっていますね。

腰が痛くなるから椅子が苦手、って人結構多いんですが、私から言わせれば、

「そんな安モンの椅子だから椅子が苦手になるんだ!!」

って事にすぎない可能性が高い(絶対とは言えませんが)、ってことも知っておく必要、ありますよ。

デイトレーダーにとっては、椅子こそ最強の相棒ですからね。





gr8さんからのコメントです。

長かったデイトレ修行2年目が終了しました。
最後の最後に大アマロスカットの連続で前場までの利益を吹っ飛ばし、本日マイナスで終了。
前場終了時には今年の損益が何とかプラスになりそうだったので、これで半ドンにしようかとも思ったのですが、スケベ根性出して案の定やられました(笑)

とは言え、お陰さまで月間としては(カレンダーベースでの区切りには余り意味がないかもしれませんが)これまでに無い好成績となり、「分かってるけど出来ない」状態から少~し前進して「分かって、頑張れば何とか出来る(こともある)」状態になってきた気がします。

今年もあらなみさんのブログとコメント(あらなみさん以外の方も含め)には精神面で大変助けられました。
ありがとうございました。
ともすれば挫けそうになる、先の見えないトンネルの中で、遠い出口の明かりのようです。
多分こっちの方向に進んで行けば良いのだろうと、勇気を頂いております。

良いお年を。
来年も宜しくお願い申し上げます。






頑張っておられる姿、目に見えるようです。

月間利益、というのは、私も気にしますし、気にしないデイトレダーはいないでしょう(笑)

次3年目ですよね。
一番苦しい時期だと思いますよ。
というのは、1年目、2年目だと、「まだ経験が足りないからだ」と自分を納得させれる余地があるのですが、さすがに3年目ともなると、そういう言い訳ができない雰囲気になるのですよね。
なので、3年目に挫折するケースが非常に多いんです。
3年もやってきて、こんなのだったら、自分には才能が無いんじゃないか、ってどうしても思ってしまうのです。

特に、株の場合だと、専業ってケースが多いので、さすがに3年目にもなると、本当に苦しくなる。

でも、ですね、この3年を乗り越えると、ウソのように見えてくるものがある、ってことも、多くの経験者語る、という事実なんです。

毎日毎日デイトレ修行を続けて、3年間、トンネルの中のような暗闇が続いていたので、もう後1日、後2日とヘロヘロになってきているところで、4年目、いきなり光がぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!

って感じになるパターンが非常に多いです。

まるで、セミの幼虫が、地上に出てきて、成虫になる、って瞬間があるんですよ。

これが、「徐々に成長が感じられる」ということであれば、耐えられるのでしょうけど、地上に出た瞬間、それは突然やってくるので、地下生活している間には何も見えないんです。
実にこれが挫折の原因にもなっていますよね。

じゃあ、一体全体何が見える、って言うんだ、と思われるでしょうが、これがまたまた・・・傑作な話しでして、

私がこのブログで何度も何度も書いているようなことが、

わかったぁぁぁぁぁぁーーーー!!


という感じで、本当に理解できる、っていうだけの話なんです。

だから、特別なことがわかった、という話では全くなくて、理屈ではみんながわかっているようなことが「本当に実感できた」っていう意味なんです。

ところが、

理屈では自分はわかっているつもりでいるものですから、そもそもわかっていない自分がわかっていない。

それが、3年、4年とトレードの実践を続けていると、実感として、体でわかった、という瞬間を迎えるわけです。

表現が難しいですが、そういうことなんです。

つい先日も、ある修行僧から、

「○○など、色んなことがこの1年でわかりました。」

と言われたので、

「そのわかった、って話だけど、3年前から何度私がくり返して言ってきたか、わかってるか?」


とずっこけましたね。笑い話のような本当の話です。

話を聞いているから当然知っている。しかし、「知っているだけ」で、「まるでわかってはいない」ってことなんです。

そんな話が、もうアホみたいに大量にあるわけです。

じゃあ、何でそういう話になるのか、ってことなんですが、

二人エッチと一人エッチの違いを二人エッチをしたことが無い人に説明する

という例がわかりやすいかと思います。

何でこんな例を持ってくるのか、というとちゃんとした理由があって、

両者ともに、技術的な問題があるにはあるが、それよりも、実際にやってみないとわからないことの方が遥かに多いのに加えて、両者ともに、精神面における慣れ(経験値)という問題が実に大きく関わってくる

ということなんです。

エッチもトレードも、実際にやってみなくてはわからないこと、実感できないことが非常に多いことに加えて、慣れから来る熟練度が何よりもモノを言う

という点で非常に似通っている、ということなんです。

と真面目な顔をして何を言っているのやら、と思わないように。
至って、まじめに書いています。

だから、両者とも、マニュアル本を先に読むよりも、

やってみなはれ!!


ってことです。

自分の子供にトレードを教えるとしたら、どうするのか、というと、

とにかく水着を着させて、プールに叩き込む


ということをすると思います。
なので、これは本音です。

言ったってわかりませんよ、絶対にわかりません。
この数年で私が一番感じているのはこれです。
いくら口で説明しても時間の無駄です。

やってみなはれ!!

でしか、上達の道はありません。

しかも、

トレードは、エッチよりも遥かに困難ですし、時間も恐ろしくかかる

ここもみんな誤解していますね。

エッチよりも、簡単だと思っている

最初から、AV男優のようにできると思っている。
どんな誤解やねん、と思いますね。見ていて。

最初は、オズオズ、震えながらに決まってるじゃないですか(笑)

しかも、相場は、童貞のハンディなど一切無い!!

回りを百戦錬磨のAV男優に囲まれて、女優を奪い取らないといけない

という苛酷さなんです。

童貞モノ、という希少性?は、あっちの世界にはあっても、相場の世界には無く、食われるだけの獲物となる、ってことです。

童貞は、最初から、負けるに決まってるんですよ。

戦う前から100%決まっている。


そんなこともわからないことがそもそもおかしいんです。



話が勝手にそれてしまいましたが、いよいよ試練の3年目、頑張ってください。

私から一言、申し上げておきます。

最初から相場の才能がある人などほとんどいない。

何故なら、相場で勝つには人の生存本能・防衛本能に逆らうことが必要だからだ。

それをマスターするには、想像以上に多くの時間と経験を積まなければならないが、相場を始める誰もがそのことをわかってはいない。


そして、相場は、何かを知って勝てるようになるのではなく、練習して上手くなるものである。

だからこそ、上手くなる練習に時間を使うべきであるのに、不思議なことに、ほとんどの人は勝てる方法探し、という上達しないことに全ての時間を費やしているのである。



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Twitter事始め

2015/01/10 Sat

いまさらながら、ツイッター始めましたよ。遅いよなぁーー。何やってんだか。

何、やってなかったの、という方もおられる一方で、Twitterって何、という方もおられるかと思います。

そこで、私がTwitterを始めてどう感じたのか、というTwitter童貞喪失記録として残しておきます(笑)

そもそもやっていない人にとっては、「ツイッターって何?」という人も多いかと思います。
ブログのちっちゃい版だろ、とか、なんかごちゃごちゃ大したこともないことを書いてるアレだろ、とか、思っている人も多いと思います。
先月までの自分がそうだったので。

自分でやってみてわかりましたが、要するに、スカイプでグループチャットしているものを、大勢でやる、というイメージです。
(といってもイメージがわかないかと思いますが)

ミニブログとも言われていますが、ブログとは性質上全く違います。
私もブログの延長線上だろう、と思っていたのは、全くの誤解でした。
これはやってみてはじめてわかりました。

ツイッターは、あくまで「大勢でやるチャット」です。ブログとはまるで違います。ここ大事です。

何必死でそんな当たり前のこと書いてんだ、アホか、と既にツイッター諸先輩方からは言われるかもしれませんが、私が思っていたものと大きく違ったのは衝撃でもあったのです。

そして、ツイッターは、自分が追いかけたい人を勝手に追いかけることができる一方で、自分は何も書き込まなくてもよいので、負担にならない、書いてもよい、という自由さにあります。
つまり、ROM専門、読むだけで自分では書かない、ということもOKです。
普通のチャットやブログだと、書いてなんぼ、というところがありますが、要はニュースソースとして見るだけでもよい、ということです。

そして、これも大事ですが、追いかける人を探さなくてもよい、というメリットがあります。
後で、どうしたらいいのか紹介しますが、要は、人が見ている(フォローしている)人をパクって自分が追いかければいいだけなんです。
この仕組には、ちょっと感動しました。
探さなくてもいいんです。
例えば、私はデイトレーダーですから、同じデイトレーダーが見ている人たちをパクって(簡単にパクれるので)、同じ人たちを見れば(フォローすれば)いいだけなんです。
この仕組を考えた人はすごい、と思いました。



ただ、私はデイトレですから、リアルな情報が欲しいわけですが、デイトレをしていない人は、ツイッターをやってもそんなに意味が無いのかもしれません。
特に、私がフォロー(読んでいる)している人たちのものは、その場その場でどんな銘柄に注目して、どうしようとしているのか、をリアルタイムで書いている人が多いので、それを後から読んでもどうなのか、ということがあります。

ただ、私がフォローしている人は、専業デイトレーダーの方が多いので、専業を目指している人は、専業の人がどういう銘柄に注目し、何をどう売買しているのか、これをリアルタイムで見せてくれるのは、とても参考になるかと思います。

要するに、

専業デイトレーダー&兼業デイトレーダーたちが、場中にみんなで集まって、ワイワイガヤガヤしゃべっている仮想空間ができた

仮想トレードルームに参加した

しかも、その空間には、ロイター、日経、フィスコなどのニュースも次々に入ってくる

ってことなんです。これって結構凄いことですよねえ。

昨年末、いきなりこんな会に参加してしまって、別次元の空間に迷い込んだのか、という驚きがありました。

なにより、日本にはこんなに大勢の専業さんのデイトレーダーがいる、ってことが改めてわかりますねえ。まあ、当然このぐらいはいて当たり前なんですが、その実態は私も知りませんからねえ。
これまで、自分の秘密の小部屋でコソコソトレードしていたので、こういう大勢の専業住民と交わると、眩しい(笑)
真っ昼間から、銘柄であーだこーだーってツブヤイているのは、間違いなく専業さんですよねえ。まあ、自分もなんですが・・・
他に仕事してたら、こんなことできるはずないので(汗)

やってみるものですねえ。何事も、これが一番言いたいことです。

そして、

知らないって恐ろしいわ。こんなの知らないでやってたんか、どんだけ不利だったんだ。と思いましたね。


一方で、私のように、早い銘柄を好むか好まないか、ということもありますね。
私は、早い銘柄を好みますので、ツイッターをやってみてハマりましたが、そうでない人はそんな銘柄言われても、ってことでしょう。

大勢のプロトレーダーが集まっている銘柄ということは、天下一武道会を開催中の銘柄を見ている、ってことでもあるんです。

ツイッターで見ている人たちは、裏を返せばライバルですからね。

一方で、初心者がここに手を出すということは、いきなりF1レースのコースに迷い込んだ、ってことになるのかもしれません。

後で私が書いているものも紹介しますが、数分間で10%アップダウンを繰り返すようなタワーオブテラー(TOT)系の銘柄が多いです。

為替で言えば、数分間でドル円が10円動く、とかそんな感じですね。ところがこのボラこそが「個別株」の醍醐味なんです。
きれいなチャートでトレードしたければ、為替をやればいいんですから、何も汚いチャートの株をやることなんて無いんです。
株のチャートなど、為替のチャートと比べたら一目瞭然で、汚物のようなチャートですよ。

そんなTOT系銘柄を信用取引を使ってバンバン商いする、ってのが個別株をメインとするプロのデイトレーダーのお仕事なんです。

普通の人が見たら、たぶん見てるだけで恐怖でオシッコちびってしまうかもしれません(笑)

こういうツイッター見ていると、プロのデイトレーダーなら、多分バンジージャンプとかへっちゃらなんだろうな、ッて思いますねえ。

毎日10%のアップダウンを攻略する、ある日突然倒産して株価がゼロになる、ニュースが出ていきなり30%上昇する、なんてのが、日常茶飯事なのが株ですからね。

毎日バンジーやっているようなものだから(汗)

1%取れればめっけもの、という為替との違いです。レバは為替の方が大きいので、それほど違いはなくなりはしますがね。
そういう意味で、レバ規制が入って、為替の魅力は半減しましたね。

とにかく、シートベルトをしっかり締めて、心してかからないと、即死します。

みんなが紹介してくれている銘柄については、私は全くと言って違和感がありませんが、それは自分の力度合いにもよることは当然でしょう。

その点は、注意が必要です。ここも重要です。

下手にそんな銘柄にガゼルが参加するとライオン、チーターの餌食にされてしまいますからね。

特に、損切りが下手だとわかっている方、そんな武道会銘柄にには絶対に参加しては行けません。間違いなく即死します。1分躊躇したら10%ダウンなど平気で食らいます。絶対にやってはいけません。



ただ、相場が急変時、何が起きたのか、誰かが必ずツイートしてくれるので、ある意味何処よりも早い情報が得られるかもしれません。

さて、私としては、やってどうだったのか、というと間違いなくよかったです。
では、何で今までやらなかったのか、というと、もう「何となく」というしかありません。
ここが問題なのですよね。大いに反省するところです。
元々話題になっていたことなのだから、とりあえず「やってみなはれ」じゃなかったのか、ってことです。
1年以上前から気にはなっていたのですが、何となく先延ばしッて感じで、ようやく昨年末重い腰を上げました。
新しいことを取り入れるには、現状維持を旨とする人というのは、一歩が踏み出せないことが多いのです。



さて、ここまでは理屈です。

でも、実はこういう理屈じゃなくて、とにかくやってみる、やってみて判断する、ということが大切なんですよ。

理屈など後からいくらでもわかることです。やればとにかくわかる

そういうことをつくづく感じましたねえ。

童貞が四の五の言ってんじゃねえよ、とにかくやればわかるってことだよ!!

のリアルな実体験でした。

ただ、私もつい半月前まで童貞だったわけですから、まだ偉そうに言える立場じゃないし、わかっていないことも数多くあると思いますが、とりあえずこれだけは言えます。

ツイッターとデイトレの親和性は恐ろしく高いぞ、やってみなはれ!!



■じゃあ、どうやってツイッターを始めればいいのか

デイトレーダーの立場でツイッターを紹介してくれているものがありますので、私もこちらを参考にしました。

むらやんさんのツイッター紹介ページ

ここで紹介されているとおりにすすめばいいでしょう。
実にありがたいものでした。
ただ、ここで紹介されている「Janetter」専用ブラウザが今は登録できませんので、補足として、私なりに少し紹介させていただきます。

まず、私のツイッターを見てください。

@aranami718

ここを見ると、Twitterを使ってみませんか、と出るので、それを消してとりあえず見てください。

これだけ単独で見ると、何のことかわからないと思います。

とりあえず、ツイッターに参加するには、次の手順を踏んでもらえれば簡単にできます。

①ツイッターのアカウントを取得する

https://twitter.com/
名前とメルアド、パスワードを登録します。
メルアドは隠されますので、入れても問題ありません。

②自分のアカウントができたら、次に、私のツイッターを見て、(むらやんさんのでももちろんいい)
フォローする

@aranami718
フォロー、というところをクリックします。
私も最初むらやんさんのフォローしている人をパクりました(笑)
そして、そこにある私がフォローしている人の「フォロー」というボタンをとりあえず片っ端からクリックします。
クリックすると、「フォロー中」に変わります。
全部でなくてもいいのですが、めんどくさいので、適当に全部フォローするといいでしょう。
後で、解除することは簡単にできますので。(もう一度ボタンを押せばよい)
私もついでにフォローしてください。

フォローの作業が終わると、ホームに戻ってみてください。
フォローした人のつぶやき(ツイート)が次々に入ってくるはずです。

コツはですねえ、とにかく大勢をフォロー(追いかけること、ツイートではありません(笑))することです。
これで次々にコメントが流れてくるようになります。
これが礼儀に反するのかどうかわかりませんが、私はとりあえず他のデイトレーダーがフォローしている人を片っ端からフォローして、いらない書き込みを繰り返す人、宣伝の人、などは、後から消す(ボタンワンクリックなので)という方法を取りました。
その方が手っ取り早いからです。
慎重な人は、一人一人吟味して、フォローしているようですが、それだと時間がかかるし、すぐに立ち上がらないです。

なので、これだけ言っておきますが、私がフォローしているからといって重要だと判断したのだ、は絶対に思わないでください。
適当にフォローしていますからね(笑)

ついでに用語解説ですが、ツイートとはその人が書いたつぶやきで、フォローがその人が追いかけている人、フォロワーはその人を追いかけている人です。
(用語解説しながら、用語の使い方を間違っていました、すみません、文章訂正しています。ご指摘ありがとうございます。)



③ツイタマを入れる


ツイタマ

ここがむらやんさんと違うところです。
「Janetter」が今は新規だと使えませんから、「ツイタマ」を使います。どちらがいいのかはわかりませんが、大きな違いは無いように思います。
もちろん、ブラウザで見てもいいのですが、専用ブラウザの「ツイタマ」をインストールすることで、自動で更新してくれるようになります。
また、小さくできるので、画面の端の方に置いて置けますので邪魔になりません。

画面下の一番右の早送りボタンをクリックしておくと、常に最新の情報に更新されます。
ソート順位も上から、下から、に変更できますので、ご随意に。

以上の手順で、とりあえず私がフォローしている人のつぶやきがどんどん入ってきます。



■改めてツイッターをやる意味

くり返しになりますが、これで何がよいのか、というと、フォローしている人の多くが専業トレーダーであったりするので、その人達が何を見て、何に注目しているのか、銘柄は何を追いかけているのか、ということがわかります。

下手なセミナーより参考になりますよ。

また、ニュースが出た時に、それを流してくれる人たちもいます。
証券会社のツールは、ニュースが遅いので、ツイッターの方が遥かに早くニュースが流れます。

多くのトレーダーがこのツイッターをメインの情報源にしている、ということですから、侮れませんし、私もやってみて、見ないと損だと思いました。

年末から始めましたが、既に、ツイッターで誰かがあげてくれている銘柄に乗っかって、いくつか利益を得ていますので、いきなり大いに活躍しています。

何も見ることがないときなど、ツイッターを見てて、チャンスを掴む、ということも結構あります。

また、「IPOで死んだ、もうどうにでもなれ」といった書き込みで、つい笑ってしまったり、とか、見ていて面白いです。
笑いがあるのも、ツイッターの良さだと思いました。

私は自己啓発のツイッターもフォローしていますので、そういうのが時々入るのもよいです。

特に自分が何かを書かないといけない、ということは全くありません。
単に見ているだけで問題ありません。
面倒くささがありません。
これが、特定のグループでやるチャットとの違いでしょう。



■私のツイッターについての豆知識

私のツイッターを見てもらうとわかりますが、銘柄の話ばかりです(汗)
ここで書いている銘柄は、ほぼ全て当日、売買している銘柄ですね。今読むと。
あらなみは、どういう銘柄をどんなタイミングでやっているのか、ってことが、ち○こ丸出しの素っ裸になっている、って感じです(笑)

私の愛用は、何と言ってもソフトバンクですねえ。
ほとんど毎日やっているとっても過言ではありません。昨日は書いていませんが。
何でソフトバンクに執着するのか、というと、①値動きの良さ、②流動性、なんです。
この2つを兼ね備えている銘柄は殆ど無い、といってもいいでしょう。

ほとんどの銘柄が「値動きがよくても流動性がない」、もしくは、「流動性があっても値動きが悪い」のどちらかなんです。

前者は、新興系に多く、後者は、大型株に多いです。

流動性がない、ってどういうことか、というと、要するに、売買したいけど板が無いってことです。
100株とか、200株とかちょろちょと入っているだけの銘柄がすごく多いんです。
だから、買うのも売るのもすごく苦労しますし、特に損切りするときには、自爆テロやってしまいます。
自爆テロが一番アホらしいものですが、私が大きく損失を出すのは大概このパターンです。
板がちょろちょとしか無いところに、売りをぶつけるので、自分で相場を何ティックも下げてしまうのです。
そんなのアホらしいですが、毎日そういう流動性との戦いがデイトレーダーの宿命です。
そういう意味では、板がしっかりあるソフトバンクはとてもありがたい銘柄なんですね。

昨日は、ソフトバンクの動きが鈍く、ユニクロ、タカタ、ガンホー、任天堂、ガーラ、データS、当たりに住んでいましたかね。
いずれも流動性&値動き重視でしたが、ツイッターどおりです。

豆知識で、ツイッターに書いている「トランプ」とは任天堂の業界用語、亀汁とはタートルスープのことでした、失礼しました(笑)

ただ、不思議に思うのは、私のツイッターをフォローしてくれている方で、デイトレーダーじゃない方が結構おられるのですよね。
こんな妙な銘柄しか書いていないのを、何でフォローするのか、不思議ですねえ。





とにかく、スカイプなどでチャットをやったことがある人はわかると思いますが、そのチャットを大勢でやっている、というイメージがぴったりです。

まあ、一度やってみなはれ。わかりますから。
ちょっとした手間だけで、無料ですから、やってみて、いらなかったら別に使わなくていいわけです。
やらないで無視するのは、もったいない情報源だとやってみて私は思いました。

とくにデイトレーダーだったら是非にオススメします。

私も、アカウントだけは古くから取っていたのですが、実際に使い込むのは始めてです。ちょっと反省しています。

大河で、吉田松陰に毛利の殿が言っていたように、人は変化を嫌うので、現状に甘んじて、ちょっとやってみる、ということすらしようとしません。
しかし、情報の遅れが致命的になるのがトレードですから、この情報源はなかなかのものだと私は思いましたので紹介しました。


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世の中何が起きるかわからない

2015/01/15 Thu

ツイッター、大勢フォローしていただきありがとうございます。

ただ、為替の人とか、株のデイトレ以外の人が結構多いんですが、株デイトレの銘柄ネタ中心ですから、見ても仕方がない感じで申し訳なくて。
何でフォローしてくれているのか、ちょっと聞いてみたい気持ちもあって、もし為替の人とか、これ読んだらちょっとコメントでもお願いします。

そういえば、この人気の無い人里離れた山奥のブログの訪問者が300人を超えている。多分新記録。盆と正月。もう一生ない(笑)

なんでだろうー、なんでだろー。

常連さんがポツリポツリの寂れたブログなのに・・・



ということで、為替ネタを少し。

びっくりしましたねえ。スイスパニック。

新興株でもここまではなかなかないんじゃないか、という値動きでびっくり。

普段はこの時間見ていないのですが、たまたま為替を見ていたので、ドル円、ユーロ円に遅れて参戦しました。
スプレッドがズボズボで実に難しい。
FX会社もパニクっている感じで、あるFX会社はドル円で40もスプ取っているところとかありましたが、やるなってことかい!!
ロスカットとか、悲惨だったでしょうねえ。引っかかった方、お気の毒です。
エントリーした瞬間、結構な損失になっているので、「何で???」と思って見たら、スプレッドが凄い。
恐ろしい値動きと凄いスプレッドでした。
こういう非常時にこそ、FX会社のポリシーとか、実力が垣間見れる瞬間ですねえ。

それでも、斜度40度の斜面を見ると、無性に滑りたくなるのがスキーヤーですから・・・

ロイター情報では、ユーロスイスフランが1.2から0.8052まで暴落したとか、げに恐ろしや。
レンジ戦略のロスカットですねえ、原因は。
これ、ショートストラングルと同じなんですよ。結果的に。
数年間勝ち続けてても、この一発で退場。
投資銀行や業者間では、ロスカットをいくらで決着するか、検討中だそうですねえ。
レンジ戦略取っていたヘッジファンドとか死んでるんだろうなあ。

ということで、この乱高下、何とかプラスで終われたのですが、こんなに激しいのは、雇用統計の後よりも凄かった。

ということで、記念撮影。

2014-08-137.jpg

なんだか凄いチャートですねえ。
これ1分チャートです。
しばらく値がつかなかったらしい。





私のポリシーですが、

世の中何が起きるかわからない

というものです。

こういうことが現実化するのですから、これが他の為替、株などで起こらないと言えるでしょうか。

ユーロスイスフランだから特別なのさ、と言ってしまえばそれまでですが、これを読めていた人などほとんどいないわけですから、今時点で、今後起こるであろう混乱も読めていないのだ、と考えないといけないと思うのです。

そもそも、過去の出来事で大きな値動きが起こった時、事前に読めていたことなどほとんどといってありません。
なのに、そういう「まるで読めていない自分を」信じて、再び予想しようとするわけです。
全くと言って反省が無い、というべきでしょう。

何故そうなるのか。

人が将来を予想する時、普通は、今の延長線上にしか予想できません。

実際に、今後どうなるか、と考えてみればわかりますが、今こうだから、将来はこうなる、という延長線の想定しかできないことがわかるでしょう。

これは素人だからというだけでなく、アナリストとて同じです。

人は、今のトレンド、値動きの延長線上にしか、将来を描けないのです。


しかし、今回のように、横からビーンボールが飛んでくるのが相場の恐ろしいところです。

じゃあ、ビーンボールが予想できるのか、と言えば、ほとんどの場合、想定外になります。

ある日突然に頭めがけてボールが飛んでくるからです。

そして、現実には、このような出来事は、今後も必ずどこかで起きます。

つまり、

どこかでビーンボールが飛んでくることだけは確かだ

という想定をしておく必要がある、と私は思っているのです。

未来は、今の延長線上にはありません。

いきなりビーンボールが飛んできて、どこかで必ずまたえらい事が起こります。

なので、例えば、円がこういう通貨にならないと誰が言えるでしょう。

値動きに絶対はありません。

というより、

想定外のことは絶対にまた起きる。

これだけは確かです。


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リスク管理の観点から見た株のデイトレ

2015/01/21 Wed

■こちらのブログのアクセスが増えたのは、有名トレーダーの「むらやんさん」がツイッターの件に関してこちらを紹介してくださったのが理由だとわかりました。ありがとうございます。

こちらは、またそのうち、前のように過疎ってくると思いますので、静かにやっていきましょう(汗)




■スイスフランショックでちょっと感じたのですが、

株と為替って何が違うのか、というと、

レバ

なんです。

レバといっても、レバニラ炒めのレバではなく、レバレッジのレバです・・自分で書いててどうでもいい滑りネタだと思いました(汗)

株の場合、現物はレバMAX1倍、信用でMAX約3.3倍と、実に低レバなんです。

信用は危険だ、危ないぞ、やめておけ、とか言われていますが、まあ低レバです。

これに対して、為替はMAX25倍、海外とか、法人では100倍とかもあります。

では、何故これだけレバに違いがあるのか、株は圧倒的に不利じゃないか、資金効率が悪すぎ、儲からないじゃないか、というとそうでもありません。

そのからくりは、ボラティリティの圧倒的な違いにあります。

株の場合、動かない株でも1日に2%程度なら簡単に動いています。
1000円の株が20円動くというのは普通でしょう。

ドル円と比較しやすいですが、100円の株が2~3円動く、というのは普通です。

さらに、人気のある動く株なら、特に新興人気株なら10%程度は当たり前で、20%を1日で動くものも結構あります。

ここ数日の超人気株の4777ガーラの例ですが、昨日は、

高値3475円-安値2496円=979円、実に変動幅は、19日終値の2996円に対して32.6%に達しています。

2014-08-139.jpg

たった1日で、これだけ動くということは、レバをかけなくても、レバ1倍どころか、もっと小レバであっても、いっぱしの損益になるわけです。

100万円の資金の人が、10万円だけガーラでデイトレをやって、3万円の損益とか、そうなるわけです。
この場合、レバ0.1倍です。

このガーラのボラを為替に当てはめれば、120円のドル円がいきなり80円になるようなものです。


そもそも200円だった株が、1ヶ月ちょっとで3475円まで上昇し、17倍に達したのです。
たったの1ヶ月ちょっとで17倍ですよ。
レバ1倍として、元金が20万円だとすると、340万円です。レバ3倍なら1000万円、もう宝くじのようです。

為替だと、この17倍という変化率は、もう想像の範囲外でしょう。

ユーロスイスフランがいきなり30%変動して、天地がひっくりがえったような騒ぎとなりましたが、個別株では、これはこのガーラに限らずわりと日常的に起こっています。

30%超えというのは少なくても、20%近いものなら毎日見かけますし、私もしょっちゅうそういう20%ボラの株は売買しています。

しかも、倒産すれば、いきなり変動率100%になります。

そういうボラが前提ですから、株のボラは為替に対して、圧倒的に高いわけです。そもそも危ないもの、というわけです。

基本、株は危ない、だから、危なくない低レバで問題ない




ところが、FXの場合、このレバというのが結構厄介な代物だとスイスフランショックを見ていて思いました。

つまり、

日常的には1%動けば結構動いた感のある為替だから、それなりのレバをかけないといっぱしの利益が出ない反面、レアであるが、いきなり10%以上のドカンが起きることがある、というリスク管理の難しさ

を為替は持っている、と感じました。

ハイレバでないと日常利益は出ないが、時としてそのハイレバが命取りとなる

基本、為替は危なくないからこそ、危ないハイレバを使わないと儲からない

これは結構難しい問題ですねえ。

ほとんど起きないが、稀には起きる

そういうことに備えるのは、非常に困難が伴います。

ましてや、そのための対策を打って低レバにしてしまえば、普段が全然儲からなくなる。

しかも、あまりにもいきなりのため、逆指値が効かない、というリスクもある、という現実を見せられると、どう対処していいものかと思いますね。


普段から、10%動くものなら、その普段を使って低レバで利益を出せる

つまり株のデイトレがそれにあたります。

時としてのリスクは、日常に含まれているから、特別な備えは必要ない

というのは、かなりの便利さがあります。



こういった観点から言うと、

株のスイングトレード(翌日以降への持ち越し)については、ギャップという不可抗力のリスクが伴う

ことが考えられますし、

普段は動かない為替には、数年の一度のドカンがあることがある

というちょっと不可抗力っぽいリスクがあることが考えられます。

これに対して、

株のデイトレは、低レバであっても、値動きの激しさからそれなりに利益が叩き出せる

ということがあって、損切りさえしっかりとしていれば、低リスクをかなり確実に確保できます。

低レバで利益が出せるというリスク管理上の優位性。

そういうリスク管理の観点から、株のデイトレの優位性があるのじゃないか、そう感じました。

あくまでも、損切りがきちんとできれば、という前提条件付き、ですがね(笑)


逆に言うと、

損切りが甘い、損切りが下手、損切りができない、ということは、せっかくの株のデイトレのメリットを全然活かせていない、ということにもなるわけですね。

せっかくきちんと損切りできるという絶好の環境があるのに・・もったいない

もったいないお化けが出るかもしれません(笑)



何でこんなことをグタグタ書いているのか、というと、

相場で長期的に勝ち残っていくには、何よりもまずきちんとしたリスク管理が重要である

ということだからなんです。

ここ、ほんとに重要ポイントなんですが、なかなかピンと来る人が少ない、実に難しいところなんです。

ピンと来る方、というのは、既にわかっておられる方がほとんどなのだと思います。



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リスク管理の観点から見た株のデイトレ その2

2015/01/24 Sat

とても参考になるいいコメントをいただきましたので、それをベースにして、補足記事を書いておきます。


あれは4~5年前の事でしたが、当時、私が使用していた外為ドットコムという業者がシステム更新の際、誤作動を起こして、当時ドル円82~3円だったかを100円の誤レートを配信してしまったことがあるのですね。

いきなり、ロスカット100円、のメールが飛んできたものですから、それを見た瞬間、心臓が本当に鷲掴みにされたかのような、ギューッと痛むのを感じましたですねw口座を確認したら、残高9割減w

すぐに2chで情報を確認w、しましたが、業務中だったので平静さを保つのに必死wお客様専用ダイヤルなんてつながるわけも無しw
そういえばリーマンショック時は、たびたびログインし辛くなったり、約定しなかったりしてましたね。相場のパニック時には、損切りがどうこう、とは別の問題が出てきますね。

・・・

FXはレバが高いので、値が飛んだり、業者がダウンしたりした時が怖いですね。

普段はきちんとロスカットしてくれますが、相場の値動きとは裏をかくものでして、、、
震災時はわざわざ注文を出せない朝のメンテナンスタイムの15分を狙ってドル円3円くらい落ちましたから、その明確な悪意に戦慄しましたですね。

08年の3月も、ドル円100円割れからの土日を挟んで朝のオセアニアタイムの日本人が手を出せない時間に、4円くらい落ちたのでしたかね。

ですから、今のユーロのようなハイテンション相場では、トレンドと逆方向のポジションをうっかり持ち過ごす、と、いう事は本当に注意しなければならないのですね。

・・・

リスクは分かってはいますが、、、株のデイトレは兼業には無理ですので、私の選択としてはFXになるのかなぁ、と、いうところです。

為替の動きにも慣れてしまったので、冷静にやっていればやり易いのですね、私の場合は。為替はきれいにトレンドが出るのが一番の良いところですかね。

いつかは土日にドル円10円とか飛ぶ事もあるのかも。。。とは思いますが。
そうなれば日本の状況もただでは済まないパニック状態でしょうが、、、
正直リスクから目をそらしてやってます。対応策が分からないので、、、






このタカユキさんからは、いつも、実体験に基づく参考になるコメントを頂いています。
ありがとうございます。

私も自分の記事を読み返して、じゃあ為替でどうしろ、ってんだよ、という感じに思っていました。

どうしてもレバが必要なのは、実は株のデイトレでも同じで、株のスイングと比較すると、とんでもないハイレバ取引をしているのがデイトレです。
そうでないと、時間が短いから儲からないのです。

では、そういうハイレバな中で、どうやってリスク管理をすればいいのか、ですが、

株でも同じなのですが、為替でも言えることは、

ポジションを持つ時間を短くする

ということが、リスク管理上、非常に有利に働くことがわかっています。



これは、私が尊敬するトレーダーである、リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ氏の言葉です。

間違いなく、リスクを最小限にする方法は、場にさらす時間の長さを、最短にすることである。

あなたがマーケットに長くいればいるほど、「突発的な値段」や予期せぬ不利な動きといった危険に、よりさらされていることになる。




実は、私がデイトレードで、しかもスキャルに近いのは、このリクス管理が最もやりやすいし、とにかく持っていなければリスクは無い、ということから来ています。

ですから、多くの人が「ポジションを持っていないと損した気分になる」とか「とにかくポジションを持っていないと儲からない」と感じているのとは真逆で、

私の場合、

「とにかくポジションを持っていたくない」

「リスクにさらされたくない」

と思っているのです。

何故なら、持てばそれだけでリスクだからです。

こういう感覚がいいのか悪いのかわかりませんが、悪い面としては、こういうことだと豪快には儲からないことだけは確かです(汗)

基本は、常にポジションを持たない、そして、ほんのちょっとだけ持つ、という感覚です。

それでもやられる時はやられるのでしょうが、不意打ちを食らうリスクを最小限にする、ということに重きを置いた結果なんだと思いますね。

それじゃあ、小心過ぎるだろう、とか、そんなんじゃ儲からない、と言われると思いますが、

デイトレを始めて1年以内に90%が去っていくこの過酷なサバイバルレースの現場で長年生き残ってきた、これが私の処世術なんです。

何年にもわたって、すごくコンスタントに利益を出していた人が、いきなり崩れて、あっという間に消えてしまう、そういうことがこの相場の世界では日常茶飯事に起きています。

特にリーマン・ショック時には、「あの人までが、えぇっ、この人もか・・・」という感じで消えていきました。
3年、5年とコンスタントに利益を出していた人が、あっという間に消えたのです。
2006年ライブドアショック、2007年上海ショック、2008年リーマン・ショック、2011年東日本大震災、と、毎年に近いぐらいの大変動が起きています。
こういうことは、間違いなくまた数年以内に起こります。
そして、また、多くのトレーダーがその度に消えていく、という歴史を延々と繰り返しているのです。



相場で数年間勝つということと、それ以上に生き延びる、ということは違います。


多くの人が勝つことばかり考えて、結局消えていきました。

私は、負けないことを考えて、ここまで生き延びてきました。

勝つことと、負けないことは違います。

多くの人が、一回一回の目先のトレードに関しては、必死で負けないように努力しています。

目の前のトレードで、とにかく勝つことに必死になって、一球入魂しているのです。

そして、その一球入魂のせいで、致命傷を負うのです。

しかし、私は、目先の一回一回のトレードの勝ち負けなどどうでもいいのです。

何故なら、それは運だから。運で左右される、ということを知っているから。

目先のトレードでは、ヘタッピーが勝って、プロが負けるのは普通なんです。だって、それは運だから。

だから、自分でどうにもならない運を考えても仕方がないから、それは考えません。巫女じゃないから。

そして、私は、たかが、これからやる1000回のトレードのたったの1回目の勝ち負けにこだわる必要など何もない、ということを知っているからです。

パチンコで一発一発いちいち上に入るかどうかにはこだわらないのです。

そうではなく、トータルで負けないためにはどう努力すればいいのか、特に致命傷を負わないためにはどうすればいいのか、そのための努力を必死でやっているのです。

致命的リスクを絶対に避けること、それが私の全てのトレードのベースなのです。



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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人


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