現実と思っていることのギャップ
2015/03/07 Sat
「男前女子か女の子女子か」のアンケートご協力ありがとうございます。
5件ぐらいしか投票無いかと思っていたら、62件も投票いただきました。

結果は、意外や意外なことに、「北川景子ばりの男前女子」が終始リードし、現在も56.5%の獲得票数となってリードしています。
これは、事前の私のリサーチと違う結果になって、少々戸惑い気味なのですが、これが答えというものでしょう。
しかし、現実もてているのは、「女の子っぽい女性」なのだと今でも思うのですがねえ。
ただ、石原さとみという例が悪かったのか、とにかく女性からの嫌われ度が凄いですからね。
女性は、女子アピールする女性が基本嫌いです。
実は、女性のほとんどは男前女子に投票されたと思うので、その推定投票数12票を引くと、女の子女子が逆転します。
という読みもありますが・・・
また、投票してもらって、いろいろコメント読んでいて、とてもおもしろくて、コメント入れてくださったみなさんにも感謝します。
よろしければ、前の「諸行無常」の記事の投票フォームから、「結果を見る」、見てみてください。
付加的に、属性アンケートにも答えてもらっているのですが、これを見ると、40歳代の方が多いものの、年齢は幅広く分散されていることがわかります。
性別は女性が20%強ぐらいでしょうかね。意外と多いという感じです。
こういう投資系ブログですので、女性はほとんど見ていないと思っていたのでかなり意外でした。
それから、アンケートにコメント入れてくださっているのは、女性が結構多いことに気がつきました。
地域特性は、やはり東京が20%強。大阪、愛知と都市圏が続きますが、非常に多くの地域に分散されていて、ネットとはどういうものか、改めて感じますね。
さて、私は、「女の子女子」が圧倒的にリードすると思ってアンケートしたのですが、結果は逆でした。
実は、トレードにおいても、似たようなことが結構多くて、「こうやったらうまく行くのではないか」と思っていることが、現実にはほとんど機能しない、ということが非常に多いんです。
自分の思っていることと、現実とが違う
ということです。
自分では、こうすれば儲かるはずだ、と思って一生懸命続けているのだけれど、結果はトータルで負けてばかりが続く、という感じで、その回数が少ない、もしくは時々しかやらない、という場合、悪質なことに無意識でやってしまうので、
自分が一体何をしているのかを理解できていないというケース
が多いんです。
これも、無自覚の恐ろしさです。
その結果、反省につながらなく、結果として次回もまた同じことをやって負ける、ということを延々と繰り返すことになります。
スイングの現場でかなり頻繁に起こることとしての代表例ですが、
売買しているうちに徐々に儲かりだして、段々調子にのってポジションが膨れ上がり、気がついたらパンパンに買っていた。そして、そういう時に限って、ドカンを食らってトータルマイナスに沈む
これを繰り返している人が結構多いんです。
特に、やり方至上主義の人は、上昇トレンドに乗っかっているだけという自覚があまり無いので、そのトレンドの崩壊というチキンレースで、岸壁から一緒にダイブしてしまうわけです。
しかも、最初はちょろちょろしかやっていなかったのに、儲けが出てくると、ポジションが増えるので、最後は悲惨な末路となります。
チャートを見れば、10上がって2下げただけなのに、大損するのはそのせいです。
儲かってきたということは、だんだん危険ゾーンに入っているということなのだから、徐々に減らしていけばいいものを、お調子に乗って増やすものだから、ワンパターンで最後のドカンに満玉で付き合う、ということを何度も何度も繰り返すわけです。
これを無意識にやるから、また次回も繰り返す。
もう10回では効かないぐらい繰り返している猛者の方もおられると思いますね。
前に、ある方と話をしている時、その方が「今年前半のここまでは結構儲かった。」というので、私は、「今年後半ここから何もしなければ今年は逃げ切りですよね。是非、何もしないことをオススメします。」と言いました。
しかし、そこで止めることができるはずもなく・・・
ってことですよ。
また、スイング、デイトレに関わらず、コツコツドカンを繰り返す。
この場合、二通りありますが、①よくわかっていないケース、②やってはいけないとよくわかっていてもやめられないケース、です。
実は、「わかっちゃいるけどやめられない」という人が非常に多い。
これは、過去、やられたのを我慢して復活できた、という「最悪の経験」をしたがために、またそれを期待することから来ているわけですが、これをやっている限りは、いつまで経っても初心者の域を自分は出られていないのだ、という自覚をもたないとダメだと思います。
自分では勝とうと思って、よかれと思ってやっていることに間違いないのだけれど、結果として、やってはいけないこと、ダメな禁断の果実に手を出している、ということです。
しつこいようですが、こういう人は、トレードで最も大切な自己規律の意味を理解できてはいないのでしょう。
トレード結果を分析する場合、エントリーエクジットに目が行くのはわかりますが、反省はそこだけではありません。
そもそも、今これをやるべきだったのか
何で引きずったんだろう
結局、調子に乗っていらんことをした
とか、こういう反省こそがとても重要なのです。
利益を一時的に出すことは、結構誰でもできるんですよ。
トレードは運の要素がかなり多いから、です。
いい全体のトレンドや新興ブームが来れば、それに乗れれば、誰だって利益を出せます。
でも、その一時的にせよ出せた利益を確保できる人はそう多くはありません。
結局、守れないで自滅するんです。
これが現実です。
この自滅ってこと、よくよく理解しないといけませんが、みんなが思っているのは、「やり方が間違ったからだ」とか、やり方に答えを求めるのが普通なので、また将来同じ自滅を繰り返すことになるんです。
しかし、現実は、自滅しただけなんですよね。
どこかで、結果の損益に大きく影響しているのは、具体的やり方よりも、こういうことなのだ、ということに気がついたら、変われるんですが、見ているとなかなかに難しいことですね。

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5件ぐらいしか投票無いかと思っていたら、62件も投票いただきました。

結果は、意外や意外なことに、「北川景子ばりの男前女子」が終始リードし、現在も56.5%の獲得票数となってリードしています。
これは、事前の私のリサーチと違う結果になって、少々戸惑い気味なのですが、これが答えというものでしょう。
しかし、現実もてているのは、「女の子っぽい女性」なのだと今でも思うのですがねえ。
ただ、石原さとみという例が悪かったのか、とにかく女性からの嫌われ度が凄いですからね。
女性は、女子アピールする女性が基本嫌いです。
実は、女性のほとんどは男前女子に投票されたと思うので、その推定投票数12票を引くと、女の子女子が逆転します。
という読みもありますが・・・
また、投票してもらって、いろいろコメント読んでいて、とてもおもしろくて、コメント入れてくださったみなさんにも感謝します。
よろしければ、前の「諸行無常」の記事の投票フォームから、「結果を見る」、見てみてください。
付加的に、属性アンケートにも答えてもらっているのですが、これを見ると、40歳代の方が多いものの、年齢は幅広く分散されていることがわかります。
性別は女性が20%強ぐらいでしょうかね。意外と多いという感じです。
こういう投資系ブログですので、女性はほとんど見ていないと思っていたのでかなり意外でした。
それから、アンケートにコメント入れてくださっているのは、女性が結構多いことに気がつきました。
地域特性は、やはり東京が20%強。大阪、愛知と都市圏が続きますが、非常に多くの地域に分散されていて、ネットとはどういうものか、改めて感じますね。
さて、私は、「女の子女子」が圧倒的にリードすると思ってアンケートしたのですが、結果は逆でした。
実は、トレードにおいても、似たようなことが結構多くて、「こうやったらうまく行くのではないか」と思っていることが、現実にはほとんど機能しない、ということが非常に多いんです。
自分の思っていることと、現実とが違う
ということです。
自分では、こうすれば儲かるはずだ、と思って一生懸命続けているのだけれど、結果はトータルで負けてばかりが続く、という感じで、その回数が少ない、もしくは時々しかやらない、という場合、悪質なことに無意識でやってしまうので、
自分が一体何をしているのかを理解できていないというケース
が多いんです。
これも、無自覚の恐ろしさです。
その結果、反省につながらなく、結果として次回もまた同じことをやって負ける、ということを延々と繰り返すことになります。
スイングの現場でかなり頻繁に起こることとしての代表例ですが、
売買しているうちに徐々に儲かりだして、段々調子にのってポジションが膨れ上がり、気がついたらパンパンに買っていた。そして、そういう時に限って、ドカンを食らってトータルマイナスに沈む
これを繰り返している人が結構多いんです。
特に、やり方至上主義の人は、上昇トレンドに乗っかっているだけという自覚があまり無いので、そのトレンドの崩壊というチキンレースで、岸壁から一緒にダイブしてしまうわけです。
しかも、最初はちょろちょろしかやっていなかったのに、儲けが出てくると、ポジションが増えるので、最後は悲惨な末路となります。
チャートを見れば、10上がって2下げただけなのに、大損するのはそのせいです。
儲かってきたということは、だんだん危険ゾーンに入っているということなのだから、徐々に減らしていけばいいものを、お調子に乗って増やすものだから、ワンパターンで最後のドカンに満玉で付き合う、ということを何度も何度も繰り返すわけです。
これを無意識にやるから、また次回も繰り返す。
もう10回では効かないぐらい繰り返している猛者の方もおられると思いますね。
前に、ある方と話をしている時、その方が「今年前半のここまでは結構儲かった。」というので、私は、「今年後半ここから何もしなければ今年は逃げ切りですよね。是非、何もしないことをオススメします。」と言いました。
しかし、そこで止めることができるはずもなく・・・
ってことですよ。
また、スイング、デイトレに関わらず、コツコツドカンを繰り返す。
この場合、二通りありますが、①よくわかっていないケース、②やってはいけないとよくわかっていてもやめられないケース、です。
実は、「わかっちゃいるけどやめられない」という人が非常に多い。
これは、過去、やられたのを我慢して復活できた、という「最悪の経験」をしたがために、またそれを期待することから来ているわけですが、これをやっている限りは、いつまで経っても初心者の域を自分は出られていないのだ、という自覚をもたないとダメだと思います。
自分では勝とうと思って、よかれと思ってやっていることに間違いないのだけれど、結果として、やってはいけないこと、ダメな禁断の果実に手を出している、ということです。
しつこいようですが、こういう人は、トレードで最も大切な自己規律の意味を理解できてはいないのでしょう。
トレード結果を分析する場合、エントリーエクジットに目が行くのはわかりますが、反省はそこだけではありません。
そもそも、今これをやるべきだったのか
何で引きずったんだろう
結局、調子に乗っていらんことをした
とか、こういう反省こそがとても重要なのです。
利益を一時的に出すことは、結構誰でもできるんですよ。
トレードは運の要素がかなり多いから、です。
いい全体のトレンドや新興ブームが来れば、それに乗れれば、誰だって利益を出せます。
でも、その一時的にせよ出せた利益を確保できる人はそう多くはありません。
結局、守れないで自滅するんです。
これが現実です。
この自滅ってこと、よくよく理解しないといけませんが、みんなが思っているのは、「やり方が間違ったからだ」とか、やり方に答えを求めるのが普通なので、また将来同じ自滅を繰り返すことになるんです。
しかし、現実は、自滅しただけなんですよね。
どこかで、結果の損益に大きく影響しているのは、具体的やり方よりも、こういうことなのだ、ということに気がついたら、変われるんですが、見ているとなかなかに難しいことですね。

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