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環境激変のニュース

2020/04/19 Sun

今回、金融政策について、書こうと思っていましたが、大きな転機になる注目すべきニュースが昨日舞い込んできたので、それについて、ニュースの内容と、私なりの考察を書いておこうと思います。

当然ながら、私は、投資家であり、感染症の専門家ではありませんので、ここで書くことは、一素人のたわごとだと思って、聞き流してもらえればと思います。



まず、そのニュースですが、米ASCニュースによると、シリコンバレーのサンタクララにおいて、

カリフォルニアで抗体検査、予想より遥かに多い罹患率が判明
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19372

世間にはこうした無症状で感染の自覚がないままに治癒し、免疫を得ている人々がいる。
それを割り出すために始まった抗体検査だが、最初の試みで思わぬ結果が出た。
ABCニュースの報道によると、カリフォルニア州サンタクララ郡で試験的に行われた抗体検査を受けた3300人のうち、抗体反応があったのが2.8~4.2%程度だった、というのだ。
サンタクララ郡の人口は200万人ほどで、郡内の感染者は公式には1000人程度、と発表されていた。
しかし抗体検査の結果から、実際には4万8000~8万1000人程度がすでに感染していた、という予測が成り立つ。
PCR検査などで陽性が判明した人の50~80倍、という驚くべき数字だ。




また、同じことですが、AFP通信は次のように伝えています。

米シリコンバレー、実際のコロナ感染者数は公式発表の50倍超 研究
https://www.afpbb.com/articles/-/3279177

米スタンフォード大学(Stanford University)の研究者らはフェイスブック(Facebook)を使用して、サンタクララ(Santa Clara)郡からボランティア3300人を募集。住民から採取した血液サンプルでウイルス抗体を検査した。その結果、全人口の2.5%から4.1%が感染していることが推定されるという。これは確認された感染者数の50倍から85倍に当たる。
これによると、実際の致死率は0.2%未満となる。






ここからが私の考察です。

アメリカ全土の傾向がこれと同様の状況なのかどうかは、今後の調査を待たないといけないわけですが、もし、この調査結果がアメリカ全土の傾向だとすると、大きな転機になるニュースだと私は考えています。

①全米で行われている感染封じ込め策は完全に失敗している。
②感染者のほとんどは、無症状、もしくは軽症で検査にも行かずに終わっている。
③致死率は、0.2%となり、インフルエンザとほとんど変わらない。


PCR検査を積極的に行っているアメリカですら、その検査で陽性が判明した人数の実に80倍の既感染者が存在した、ということは、如何にこのウイルスの感染力が爆発的であるのかを示すと同時に、感染しても、無症状や軽症で終わって、検査にもいかない人がほとんどだということを示しています。

潜在感染者がいっぱいいるということは、前々から想像では言われていたこととはいえ、実際にこれほどだとは想像もできないものだと言えるでしょう。

昨年、アメリカでインフルでの異常な数の死者数が報じられていましたが、それも、新型コロナとの関連性が疑われる事態です。



今、新型コロナでの重症化で言われていることは次の2点です。
①感染者のうち重症化するのは20%である
②重症化した人の半分は死亡する


つまり、毒性が非常に高いということで、重症化するリスクが高く、死亡率は、インフルエンザの100倍程度であるということです。

この毒性の高さがあるからこそ、世界中が大騒ぎする事態になっているわけです。


つまりは、今の緊急事態は、全て、この毒性の高さを前提にしている、ということです。

しかしながら、もし、シリコンバレーでの調査結果の傾向が今後、全米で証明されることなれば、この前提は完全に崩れることになります。

つまり、このニュースは、大変なニュースなのです。

実際の新型コロナの毒性は、想定されているよりも非常に低い可能性がある

ということは、ものすごいことです。

残念ながら、重症化したり、亡くなられる方は、今後も増え続けることが予想されますが、それは、インフルエンザや他の既存の感染症でも同じことです。

新型インフルの重症化率や死亡率が、インフルなど他の感染症と同じレベルだということになれば、今の経済を犠牲にした封じ込め政策は、根本的に見直されることになることになるでしょう。



日本では、現在、非常事態宣言が全国で適用され、活動自粛が続けられています。
場合によっては、年単位の戦いになるとか、少なくとも夏までに終息する兆しは無い、と言われています。

しかし、積極的にPCR検査をしているアメリカですら、把握されている感染者の50倍~80倍の抗体反応があったということは、PCR検査に非常に消極的な日本においては、それ以上の数字が出ることが論理的に考えられることです。

私が住んでいる市では、感染者は現在24名で、うち重症者は2名です。他は全て軽症または無症状です。
では、何故、無症状者などから感染者が見つかったのかというと、ほとんどは、クラスターや家族の感染者からの芋ずる式で検査したからこそ見つかっているということなのです。
ですから、それ以外の人は、肺炎の症状が出て、重症でない限りは、検査すらされていない、というのが実情なんです。
知人の医者の口コミによると、明らかに症状があっても、本人が申し出ない限り、検査はしないということでした。
なので、日本の感染者数については、明らかにきつい症状が出た人もしくは、その濃厚接触者に限ると、いうことになっています。

つまり実際の感染者は、もっと多いのではないか。

このことについては、多くの人が既に薄々はわかっていることだと思うのです。

私は、実際の感染者数については、把握されている数倍から10倍程度はいると思っていました。
しかし、シリコンバレーでの調査で80倍という数字が出たというニュースを見て、本当にビックリしました。
何度も書きますが、アメリカは積極的にPCR検査をしている国です。
そのアメリカですら80倍の潜在感染者が存在した、という結果は、驚くべきことだと思います。



このウイルスの毒性の高さがどうかということは、ものすごく大きなことです。
2009年の新型インフルエンザの時も、一時的には、大騒ぎになりました。
当初、ついに新型インフルが出た、ということで、空港の検疫からスタートして、WHOが緊急事態宣言を出すまでに発展し、各国臨戦態勢となりました。
覚えていない人が結構いるのがびっくりですが、当初は、新型インフルで死者が出たとか大騒ぎになって、大阪では、休校騒ぎにまで発展しました。
結局、毒性が通常のインフルと同等とわかって、今では、季節性インフルの仲間になっています。
決して、感染拡大が止められたとか、封じ込めに成功したとかではありません。
未だに死者も出ています。
つまり、毒性が低いことがわかって、普通のインフルの仲間として感染が続いている、ということです。
当然、免疫の弱った人に感染すれば、ハイリスクになることは、既存のインフルと同じです。



それと、今、奇妙な光景が中国で見られています。
感染終息だということです。
あの中国です。繰り返しますが、あの中国です。しつこいですがあの中国です。。。
武漢の封鎖解除だとかを盛んにアピールしていますが、日本から見ると、何の信頼性も無い中国のことだから、どうせまた感染拡大が起きるのじゃないかと見ている人がほとんどでしょう。
中国の発表を信じるめでたい日本人はほとんどいないのじゃないかと思います。
しかし、もし、シリコンバレーのように、武漢でも、感染がかなり一巡してしまっているとすれば、話は全く違ってきます。
既に、多くが感染済みで、何らかの免疫を持っている状態になったのだ、とするならば、中国の妙な解放感あふれる光景も、まんざら嘘ではないのではないか、とガテンが行くように思うのです。



そうは言っても、新型コロナでは、重症化リスクは存在します。
現在、治療薬が検証されていますが、今の臨床検査状況から見ると、軽症者にはアビガンが、重症者にはレムデシビルの有効性が複数報告されています。

新型コロナの“治療薬候補”『レムデシビル』


こちらも来月あたりにははっきりと見えてきそうです。

また、NHKなどによると、

新型コロナウイルスに感染し、肺炎が重症化して呼吸できなくなるケースについて、量子科学技術研究開発機構などの研究グループは、免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が関わっており、この働きを抑える薬を使うことで治療できる可能性があると発表しました。

これは、BCGワクチンの有効性を示唆するものでもあります。
米国やヨーロッパ各国に比べて、日本の感染状況は異常なほどに拡大していません。
テレビでは、日本の感染拡大を盛んにアピールしていますが、海外のような爆発的な感染拡大起こらず、相当抑えられています。
日本だけを見ると、感染が拡大しているように見えますが、PCR検査をしていないというだけでなく、重症者や死亡者が、ヨーロッパなどと比べて突出して少ないのは、上履き文化とか、綺麗好き、ハグをしない、とかでは説明できない少なさなので、何か他に理由があるはずなんです。
この理由が、インターロイキン6だとすると、BCGワクチンが関わっていることが今後明確になるかもしれません。

BCGについては、こちらで詳しく書かれています。

新型コロナウイルスとBCG



テレビのニュースでは、大変だ、大変だ、というものしか流していませんので、見ていても、ゆうつになるだけで、ほとんど意味がありませんが、今後、

①重症化率が想定よりもはるかに低い

②重症化しても、有効性のある治療薬が見つかってきている


ということが数か月以内にはっきりとしてくれば、今回の騒動も終息に向かう可能性が見えてきます。

ただし、これは、そうなってほしいという私の希望的観測も含めて書いていますので、バイアスがかかっていることはご承知ください。
また、シリコンバレーでの検証結果が、今後、全米や日本などの各国で証明されなければ、この考察は、全く無意味になることを前提で読んでください。



今回の新型コロナについては、未知の部分が多く、大騒ぎになっていますが、シリコンバレーでの検証の結果が他でも証明されてくれば、2009年の新型インフルと同様の終息になる可能性が非常に高くなります。

すなわち、これは、終息に何年もかかるという専門家がいますが、それまで経済活動や行動の自粛が要請されるという事態は避けられる、ということです。
これがはっきりとわかってくるのは、抗体検査が幅広くなされて、実際の感染状況が見えてくる2~3か月後になると思います。
日本でも、やっと抗体検査が今月末からスタートするそうです。抗体検査そのものは、PCR検査と違って、簡便で、血液を数滴たらせば10分ほどでわかるので、普及にそれほど時間はかからないでしょう。

ただ、それがはっきりするまでに、株式市場は大きく反応するでしょうから、株の回復はより早い段階になると思われます。

既に、株式市場は、大きく戻しているところですが、その理由としては、今回の新型コロナによる業績悪化は、一時的なものであって、早晩回復するという想定によるものです。

これが、今後、新型コロナの毒性の低さが証明されれれば、それを裏付けることとなります。

つまり、多くの企業にとっては、新型コロナによる減収減益は、投資で損したとかの特別損失的な位置付けになるということです。

ですから、このシリコンバレーでの調査結果については、私は、相場においても、また、今後の生活においても、非常に注目すべきニュースだと思っているのです。



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