リベンジトレード
2019/12/15 Sun
コメント欄で話題となっていることから、リベンジトレードを取り上げようと思います。
手法などと違って、あまり話題にならないことですが、とんでもなく重要なことです。
勝てる完璧な手法さえあれば、こんなことどうでもいいことですが、現実問題としては、
勝っているトレーダーとて、だましだましで、ぎりぎりでやっとこさの利益をひねり出している
わけですから、ちょっとでも心理的に崩れると、マイナスに落ちてしまいます。
これは、専業で勝っているトレーダーとて全く同じことです。
100万円勝って、95万円負けて、トータルで5万円の勝ちといったぎりぎりの利益で勝っている
というのが勝っているトレーダーの実態なんです。
じゃあ、何故彼らは勝ち残れるのか、というと、崩れないような対処の方法を知っているからです。
では、早速、対処の方法ですが、
ルールと自己規律
です。
。。。
あれっ、これだけ、、、、です。
では、具体的に見て行きましょう。
まず、具体策の前に、このリベンジモードというのは、誰にでも起きることです。
これは、勝ち残っている専業トレーダーにとっても同じことです。
ただし、専業トレーダーレベルでは、
損切りができなくて大損に至る
というレベルの人はいません。
勝っている専業の人が陥るリベンジというのは、損を取り戻そうとして、無理なトレードを何度も何度も重ねてしまって、結局、トータルで大損に至る、というケースになります。
なので、それを防ぐ工夫をしている、ということです。
もろくも崩れ去ってしまう投資家とどこが違うのか、というと、
ルールと自己規律を持っている
ということなんです。
では、やっと具体的にどうするのかという話になりますが、実は、みなさんが期待されているようなスマートなものでは全然ありません。
ブログで読んだのですが、ある専業トレーダーは、負けが続くと、
LANの線を切ってしまう
というルール?を用いています。
そして、LANの線を買いに出かけている間に冷静さを取り戻す、という時間を稼ぐわけです。
これを読んで私は、あーなるほど、そういう工夫もありだなあ、と思いました。
ここまでしなくても、多くの専業トレーダーは、
負けの回数、負けの金額に上限を設けて、それを超えたらハードストップ(絶対的にトレードを止める)をかける
ということをしています。
「今日は、ハードストップになったから、これでトレードを終わるわ~」
というトレード仲間同士の会話は日常茶飯事です。
事前に1日の負けの上限値のを決めておいて、それを超えたら強制的にトレードをストップする。
私の周りの専業トレーダーは、ほとんどがそうしてリベンジトレードを防ぐ手立てを立てています。
ここに魔法もありませんし、精神力とか、そういうものでもありません。
ダサいトレード停止ルールだけです。
ここで紹介しているのは、デイトレーダーのルールですが、スイングトレードや長期トレーダーでも同じで、それぞれに応じたルールを持って、それを守る、の繰り返しです。
スイングトレーダーなら、月間の損失の限界を設定して、それを超えたら、その月のトレードはやらない、とか、そういうものになります。
とにかく、そのルールはシンプルでわかりやすいものでないといけません。
専業レベルというのは、相当な経験を積んでいますから、それぞれが、切れるレベルやリベンジモードに入る限界を知っています。
その入りそうな瞬間にトレードストップをかけるのです。
決して、滝に打たれて修行するとか、禅寺で修行するとか、そういうことではありません。
また、いくら繰り返しても、またやってしまうのが、リベンジトレードです。
だからこそ、ルールと規律で自分を守るのです。
それと、リベンジトレードについての注意点を3つあげておきます。
第一点。
そもそも、トレードというのは、優位性のあるチャンスだからやるものです。
トレードの理由は、優位性です。
それなのに、取り戻そうという理由でやるトレードは、そもそも排除すべきものなんです。
トレードする理由が間違っているのです。
こんなことを繰り返しても、長い目で見たら、勝てるはずがありません。
第二点。
リベンジトレードで、リベンジの成功は、最悪の経験になる
ということを肝に命じておくべきです。
リベンジが成功したら、結局、次もまたリベンジを繰り返し、最後は、大損することになるのです。
だから、そもそもリベンジの成功とは、大失敗の引き金を引いただけに過ぎない、と理解しておくべきです。
リベンジは成功してはいけないのです。
リベンジの成功とは、地獄への片道切符を買っただけだ、と心から理解すべきです。
第三点。
負けを受け入れること
です。
そもそも、相場で全部勝つことなど不可能だということは、誰でもわかっていることです。
それなのに、負けを受け入れず、目の前のトレードを全部勝とうとするから、おかしなことになるんです。
そして、負けを受け入れずに、取り戻そう、仇討をしよう、と考えるから、めちゃくちゃに突入してしまうんです。
そもそも、相場は、勝ったり、負けたりしながら、トータルで利益が残るように工夫するものです。
だから、負けることは当たり前以前のことなんです。
損切りができない、リベンジトレードに突撃する、など、必然的な負けを受け入れないから、起きる現象です。
トレードは、一回一回の勝ち負けではなく、継続的取引の中で、トータルで利益をひねり出すものです。
とにかく、
ルールの確立とそれを守る自己規律
が一丁目の一番地で大切です。
それすら、熱くなって守れない、できない
というのは、経験不足ということもあると思います。
ただ、知っておくべきことは、
「Discipline Makes The Difference」
(自己規律こそが成功者と敗者との違いである)
ということです。
自己規律があるかないか、それが、勝ち組になれるか、負け組になるかの踏み絵です。
マーケットの魔術師という名著に出てくる多くのプロトレーダーが口をそろえて言っているのが、この自己規律です。
ルールを持たない
せっかく作ったルールも守れない
そんな感情的に相場をやって相場で勝とうとしていること自体がどうかしていると私は思います。
何度も書きますが、勝っているトレーダーとて、ほとんどの人はぎりぎりで勝っています。
ぎりぎりというのは、100万円勝って、95万円負けて、トータル5万円勝ち、とかそういう勝ちをしているってことです。
なので、ちょっと変なことをしたら、簡単にトータルでは負けに落ちます。
そこを守るのが、ルールであり、規律なんです。
組織に所属するディラーには、リスクマネージャーがついています。
もし、個々のディーラーの負けが込んできたら、すぐにリスクマネージャーが強制的にトレードを中止させます。
しかし、個人トレーダーには、そういった監視役がいないのですから、自分で監視するしかありません。
勝ち続けている人は、冷静で、切れない、リベンジなどしない人で、精神力を養っている
ということではありません。
ルールを作って、それを守っているからこそ、生き残っているのです。
ルールも無い、自己規律もない、ではそもそも相場で勝てるはずがありません。

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手法などと違って、あまり話題にならないことですが、とんでもなく重要なことです。
勝てる完璧な手法さえあれば、こんなことどうでもいいことですが、現実問題としては、
勝っているトレーダーとて、だましだましで、ぎりぎりでやっとこさの利益をひねり出している
わけですから、ちょっとでも心理的に崩れると、マイナスに落ちてしまいます。
これは、専業で勝っているトレーダーとて全く同じことです。
100万円勝って、95万円負けて、トータルで5万円の勝ちといったぎりぎりの利益で勝っている
というのが勝っているトレーダーの実態なんです。
じゃあ、何故彼らは勝ち残れるのか、というと、崩れないような対処の方法を知っているからです。
では、早速、対処の方法ですが、
ルールと自己規律
です。
。。。
あれっ、これだけ、、、、です。
では、具体的に見て行きましょう。
まず、具体策の前に、このリベンジモードというのは、誰にでも起きることです。
これは、勝ち残っている専業トレーダーにとっても同じことです。
ただし、専業トレーダーレベルでは、
損切りができなくて大損に至る
というレベルの人はいません。
勝っている専業の人が陥るリベンジというのは、損を取り戻そうとして、無理なトレードを何度も何度も重ねてしまって、結局、トータルで大損に至る、というケースになります。
なので、それを防ぐ工夫をしている、ということです。
もろくも崩れ去ってしまう投資家とどこが違うのか、というと、
ルールと自己規律を持っている
ということなんです。
では、やっと具体的にどうするのかという話になりますが、実は、みなさんが期待されているようなスマートなものでは全然ありません。
ブログで読んだのですが、ある専業トレーダーは、負けが続くと、
LANの線を切ってしまう
というルール?を用いています。
そして、LANの線を買いに出かけている間に冷静さを取り戻す、という時間を稼ぐわけです。
これを読んで私は、あーなるほど、そういう工夫もありだなあ、と思いました。
ここまでしなくても、多くの専業トレーダーは、
負けの回数、負けの金額に上限を設けて、それを超えたらハードストップ(絶対的にトレードを止める)をかける
ということをしています。
「今日は、ハードストップになったから、これでトレードを終わるわ~」
というトレード仲間同士の会話は日常茶飯事です。
事前に1日の負けの上限値のを決めておいて、それを超えたら強制的にトレードをストップする。
私の周りの専業トレーダーは、ほとんどがそうしてリベンジトレードを防ぐ手立てを立てています。
ここに魔法もありませんし、精神力とか、そういうものでもありません。
ダサいトレード停止ルールだけです。
ここで紹介しているのは、デイトレーダーのルールですが、スイングトレードや長期トレーダーでも同じで、それぞれに応じたルールを持って、それを守る、の繰り返しです。
スイングトレーダーなら、月間の損失の限界を設定して、それを超えたら、その月のトレードはやらない、とか、そういうものになります。
とにかく、そのルールはシンプルでわかりやすいものでないといけません。
専業レベルというのは、相当な経験を積んでいますから、それぞれが、切れるレベルやリベンジモードに入る限界を知っています。
その入りそうな瞬間にトレードストップをかけるのです。
決して、滝に打たれて修行するとか、禅寺で修行するとか、そういうことではありません。
また、いくら繰り返しても、またやってしまうのが、リベンジトレードです。
だからこそ、ルールと規律で自分を守るのです。
それと、リベンジトレードについての注意点を3つあげておきます。
第一点。
そもそも、トレードというのは、優位性のあるチャンスだからやるものです。
トレードの理由は、優位性です。
それなのに、取り戻そうという理由でやるトレードは、そもそも排除すべきものなんです。
トレードする理由が間違っているのです。
こんなことを繰り返しても、長い目で見たら、勝てるはずがありません。
第二点。
リベンジトレードで、リベンジの成功は、最悪の経験になる
ということを肝に命じておくべきです。
リベンジが成功したら、結局、次もまたリベンジを繰り返し、最後は、大損することになるのです。
だから、そもそもリベンジの成功とは、大失敗の引き金を引いただけに過ぎない、と理解しておくべきです。
リベンジは成功してはいけないのです。
リベンジの成功とは、地獄への片道切符を買っただけだ、と心から理解すべきです。
第三点。
負けを受け入れること
です。
そもそも、相場で全部勝つことなど不可能だということは、誰でもわかっていることです。
それなのに、負けを受け入れず、目の前のトレードを全部勝とうとするから、おかしなことになるんです。
そして、負けを受け入れずに、取り戻そう、仇討をしよう、と考えるから、めちゃくちゃに突入してしまうんです。
そもそも、相場は、勝ったり、負けたりしながら、トータルで利益が残るように工夫するものです。
だから、負けることは当たり前以前のことなんです。
損切りができない、リベンジトレードに突撃する、など、必然的な負けを受け入れないから、起きる現象です。
トレードは、一回一回の勝ち負けではなく、継続的取引の中で、トータルで利益をひねり出すものです。
とにかく、
ルールの確立とそれを守る自己規律
が一丁目の一番地で大切です。
それすら、熱くなって守れない、できない
というのは、経験不足ということもあると思います。
ただ、知っておくべきことは、
「Discipline Makes The Difference」
(自己規律こそが成功者と敗者との違いである)
ということです。
自己規律があるかないか、それが、勝ち組になれるか、負け組になるかの踏み絵です。
マーケットの魔術師という名著に出てくる多くのプロトレーダーが口をそろえて言っているのが、この自己規律です。
ルールを持たない
せっかく作ったルールも守れない
そんな感情的に相場をやって相場で勝とうとしていること自体がどうかしていると私は思います。
何度も書きますが、勝っているトレーダーとて、ほとんどの人はぎりぎりで勝っています。
ぎりぎりというのは、100万円勝って、95万円負けて、トータル5万円勝ち、とかそういう勝ちをしているってことです。
なので、ちょっと変なことをしたら、簡単にトータルでは負けに落ちます。
そこを守るのが、ルールであり、規律なんです。
組織に所属するディラーには、リスクマネージャーがついています。
もし、個々のディーラーの負けが込んできたら、すぐにリスクマネージャーが強制的にトレードを中止させます。
しかし、個人トレーダーには、そういった監視役がいないのですから、自分で監視するしかありません。
勝ち続けている人は、冷静で、切れない、リベンジなどしない人で、精神力を養っている
ということではありません。
ルールを作って、それを守っているからこそ、生き残っているのです。
ルールも無い、自己規律もない、ではそもそも相場で勝てるはずがありません。

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コメント
No title- タカユキ / URL :
- 2019-12-15 18:12 :
- 編集
短期間であれよあれよと喰らってしまうのがリベンジトレードの魔境ですから、たった二週間でも、カメのようにうずくまって何もしない、だけで大分違うと思うのです。
ルールを守れなくて困っているんです、という意見もあるのでしょうが、私はこのルールを守らなければ、もう終い、とんでもないことになる、と、いう恐れに近い感情を抱いてます。
薬物と一緒で、やったらお終い、そういう感じです。
>>また、いくら繰り返しても、またやってしまうのが、リベンジトレードです。
これはやはりそうなのか、と思いました。
私も、今だに、「やってもうたなぁ」ってありますので・・・。
ただもろくも一気には崩れはしないですがね。
・・・
多くの人が求めてるのは結局のところ、ハウツーだと思うのです。
上手くいくコツとかやらかさないコツとか。
何か軽~い感じで。
そんなんじゃないんですよね。
ルールというのもちょっと軽いような。
掟、ですね。
自分に対する掟。
Re: No title- あらなみ / URL :
- 2019-12-15 18:30 :
- 編集
経験を積むにつれて、次第に減ってはいきますが、
さりとて、無くなることは無いと思います。
しばらくリベンジをやっていないと、油断して
ついついということもありますね。
人間なので、リベンジの根っこは永遠に残るん
じゃないかと思います。
これを経験によって、リベンジは結局、長い目で
見れば、マイナスしかない、とはっきりと理解し、
防ぐ手立てを取るかどうか、だと思うのですね。
防ぐといっても、如何にトレードを止めるか、
だけのことですので、おっしゃるような
上手く行くコツや、やらかさないコツは、
無いと思います。
記事で書いているプロップディラーの話は、実際に
プロップハウスでリスクマネージャーをやっていた
方から聞いた話です。
専業トレーダーでも、プロップなどのプロディーラー
でも、結局はどこで止めるか、だけが対処方法なの
ですから、それ以上を求めるのは、無いモノねだり
というものでしょう。
No title- 悪もんブラザース / URL :
- 2019-12-18 15:28 :
- 編集
私はたぶんあらなみさんと年は近いと思います。
ブラックマンデーも経験しました。
株はトータルで8年くらい、その後FXのみにして12年くらい計20年になります。
その間年間トータルプラスは3年間だけです。
ここ1年は千通貨で実戦トレードし、損切りだけはできるようになりました。
またここ3か月はある手法で400トレード程やり、なんとか負けない感触を得ました。
そこで少し自分に負荷を掛けるためリスクを増やそうと考えています。
しかし怖いのはリベンジトレードです。
自分は海外口座で頭に血が上ってレバ400倍とかで何度も口座を破綻させた
過去があります。
さすがに今回は大丈夫と思うのですが。
トレード1回辺りのリスク率、1日の許容損失%、ドローダウン〇〇%で千通貨に
戻すなどルールを定め、自分を試す意味であえてまた海外口座を使うことにしました。
あらなみさんのブログでは本当にたくさんのことを教わりました。
ありがとうございます。
今後も更新を楽しみしております。
Re: No title- あらなみ / URL :
- 2019-12-18 16:03 :
- 編集
基本のロットの変更によって、金額的プレッシャーが変わることは、
想像を超えるほどトレードを変化させます。
そのため、必ず設定しておきたいのは、1日の上限損失額でしょう。
金額は、例えば、デイであれば、1日の平均利益の何倍までを許容する
のかでしょう。
5倍なら1週間分、20倍なら1ヶ月分となります。
これを超えたら、何が何でもトレードをストップすることです。
これが守れないのなら、もう一生涯トレードができない、ぐらいの
覚悟が必要だと思います。
海外口座は、レバレッジが高いため、ロットを上げてリベンジをする
ためには、最もお手軽?な口座です。
他に、バイナリーオプションなども、リベンジの罠にはまりやすい
ものですが、
負けてロットを増やさない
これだけでも、全然違うと思います。
No title- わるもんブラザース / URL :
- 2019-12-18 23:13 :
- 編集
自分は長く千通貨でやってきたため、pipsでしか損益を把握していませんでした(金銭的なものはどうでもよかったため)。
1日の損失が25pipsを越えるともうだめだという感じが強くなるため、それを金額に変え(一応複利でやっていく予定です)、資金の8%を1日の許容損失額にしようと思っています。
これだけは絶対に守る覚悟で、許容ドローダウンまではやってみます。
正解を求めてしまう- 猫耳頭巾 / URL :
- 2019-12-22 14:12 :
- 編集
わたしが損を積み重ねてしまうのは、その時の相場の「正解は何?」をしつこく求めてしまう時です。
このエントリーがあかんかったら、ほな、これ? といった具合に思いつく限りのエントリーパターンを繰り返して、自滅します。
自分が上限を決めている以上の損を 既に出しているのにやめられない。
あらなみさんが言われている通り、この自己規制ができなかったら致命的ですよね。
あーあ、つい最近、またやってしまった。
損は簡単に増えるのに、なんで利益を増やすのはこんなに難しいんだろうと、考える今日この頃です。
Re: 正解を求めてしまう- あらなみ / URL :
- 2019-12-22 16:32 :
- 編集
おっしゃるとおりですが、どんなに立派なルールを
作ったとしても、それを守る自己規律が無ければ、
台無しですね。
相場で勝っている人と負けている人の違いは、
自己規律である
このことは、何よりも大事なことです。
負け組になりたくないのなら、何が何でも
規律を守る。
これしかありません。
No title- ももたろう / URL :
- 2019-12-22 23:43 :
- 編集
記事を読むまでハードストップなどというものは知りませんでした。
私は熱くなったらやめよう、画面を閉じようと決めておりましたが、具体的な基準がないのでそのまま突っ走っていた節があったと思います。
熱くなり、取り戻そうと追加で建てて、戻るのを待つというある意味、悪いお手本のような流れにハマることもしばしばありました。
このやらかしを教訓にしようと思いつつも、それでリベンジが成功してしまうと、「あぁ良かった」と胸をなでおろし、結局そのトレードは記憶に残ることもなく、教訓にもならずということも何度もありました。
自分に負荷をかけるために、来年からロットを上げようと考えていましたが、ハードストップを組み込んでみます。
初めてロットを上げてのトレードになるので、ストレス等々いかほどか想像もできませんし、ロットを上げたストレスの前に、やらかしてしまうかもしれません。
が、とりあえずは経験と思いやってみます。
記事の執筆、ありがとうございました。
Re: No title- あらなみ / URL :
- 2019-12-23 07:35 :
- 編集
リベンジトレードの成功は、最悪の経験だと理解すべきですね。
結局、リベンジが時として成功するからこそ、
次の大爆死を誘発するのです。
リベンジは、絶対に成功してはいけないことだ
と心得ておかないと、いつまで経っても同じこと
繰り返しになります。
No title- タカユキ / URL :
- 2019-12-29 11:12 :
- 編集
為替のほうは3年連続ドル円10円幅も動かないということで、ユーロもそうですが、トランプ大統領が当選してからまるでやる気なしの動きになってしまいましたですね。
金融政策の流れも今のところ微調整といった感じで、大きな流れになるような感じではありませんし。
13~16年は本当にいい、うねり、が、出ていただけに、この3年間の環境変化は私にとってはなかなか辛いものではありましたね。
環境は変化する・・・、ここに多くの人は付いていけない、だから、相場やる人も入れ替わってしまうのでしょうね。
・・・
リベンジトレードの件は、根っこはいつまでも残るというお言葉で、何というかすごく腑に落ちるというか、改めて気づかされるというか、そういう感じでした。
私もいろいろ相場で経験しましたですけれども、忘れますからね。
来年もよろしくお願いいたします。
Re: No title- あらなみ / URL :
- 2019-12-29 13:35 :
- 編集
こちらこそ、いつもコメントありがとうございます。
ドル円の動きの無さは異常ですね。
リベンジトレードの件は、もう少し追加で書こうか
なと思っています。
どういう状態が問題なのか、とか、どう予防するか、
とか、そういうことですが。
私のリベンジトレード対策- FREEHAND / URL :
- 2020-01-05 13:22 :
- 編集
私はFXでデイトレをやっています。
この記事を読んで自分のことを振り返ると、以前はリベンジトレードをよくやっていましたが、最近はほとんどやっていないなと思い、その要因を考えてみました。
それには大きく二つあると思います。
1.そもそもトレード回数を減らすこと。
2.トレードの後すぐにチャートを見直して認識を新たにすること。
1について。
私は自分のトレードを毎回記録しています。
それを週ごとや月ごとの統計としてまとめたとき、トレード回数が増えるほど成績が下がり、逆に回数が減るほど成績が上がるという傾向があることがわかりました。
これにより、そもそもトレード回数を増やさないようにしようと心がけることにしました。
目標としては、1日に1〜2回を標準とし、当然ですがノートレードもありです。
さらにもう一つ。私はトレードツールとしてMT4を使っていますが、画面上にその日の自分のトレード回数を表示させるカウンターを、インジケータとして自作しました。
チャートを見るとその数字も目に入ってきますので、数字が増えないように抑制する気持ちが働き、結果的にトレード回数は減っていきました。
ちなみに、2018年は平均で週に24回、2019年は9回でした。
2について。
私はその日のトレードを終えると、その日やったトレードを振り返り、気付いたことをメモにまとめ、チャート画面のスクリーンショットに書き込んで保管しています。
これが習慣になったせいか、勝っても負けてもなぜそうなったのかを考察するようになりました。
考察するためにはチャートを見直さなければなりません。
見直すと何かに気付くことがあり、認識を新たにすることができます。
例えば、今揉み合いがあり、そこからもう少し上がれば売りポジの決済が発動してさらに上がりやすくなるだろうと考えて、実際に上がり始めたので買いエントリーしたが、すぐに逆行して負けトレードになった、ということがあったとします。
ここでチャートを見直すと、上がり始めたときに買った人達がすぐに諦めたということがわかります。おそらく新規の買いポジで追随する人達が少なかったのでしょう。下がる勢いに乗じて新たな売りポジも増え始めたことも分かります。
つまり、相場に対する認識が新たになったということです。
新たになった認識を元に次のトレードを組み立てることができます。
自分がやった買いの負けトレードは過去のものになります。
これもリベンジトレードが減った要因だと思います。
もしも認識が変わらなければ、負けたことをどうにかしたいという思考から抜け出せず、単に目の前にある苦から逃れたいだけの行動になるのだと思います。
それがリベンジトレードにつながると思います。
Re: 私のリベンジトレード対策- あらなみ / URL :
- 2020-01-05 16:19 :
- 編集
リベンジ防止策のヒントをありがとうございます。
冷静に相場を分析されていることから、かなりの
経験者だということがわかります。
書いておられることは、リベンジ対策というより、
日々きちんと規律を守ってトレードされていること
と、トレード結果を分析されており、それが
結果的にリベンジ対策にもなっている、というこ
となんですね。
なかなかこの枯れた領域まで行けずに苦しんでお
られる方が大勢おられて、まあ、その場合は、
手っ取り早く効果的なのは、どこかで止める
しか手は無いわけなんですね。
予防策、防止策は、段階段階に応じてご自分で
決められればいいわけですが、それでも、規律を
どうしても守れない、という人が結構多いわけです。
難しい問題ですね。
リベンジよりリセット- 兼業 / URL :
- 2020-01-07 20:15 :
- 編集
こんばんは
自分は
リベンジよりリセットを心掛けてます
リベンジしても返り討ち合うことの方が多いですし
リベンジにもある程度パターンが有ると思いますが、、
切った後にリベンジとか
思い通りに動かないからと無駄に玉をぶつけたりとか
仕掛ける前に
ある程度枚数とかストップとか決めてるので
それで駄目なら
無駄に深追いせず、、ストップまで放置してもいいし
その前に切ってもいいし、、減らしてもいいし
まずは玉を増やさない事を心掛けて
値動きにもよりますが
減らせるなら減らして
後は値動き次第って感じで様子見です
ストップで損切りになったら
多少はリベンジって思いますが、、
気持ちをリセットして
次のチャンスを待つように心掛けてます
自分の場合は
白黒はっきりつけてリセットするより
ユルクリセットする感じでやってます
エントリールールを変えてみる- 猫耳頭巾 / URL :
- 2020-01-30 12:34 :
- 編集
自分のリベンジトレードについて、いろいろ考えた結果、エントリールールを変えてみることにしました。
そもそも、そのルールが曖昧で短い時間で何回もエントリーできるようなものでした。
なので1回損切りになっても、間をおかずにエントリーして、またまた損切り、また損切り、の繰り返しになります。
そんなルールって機能してないよね、と今更のように気がついて、時間の条件をつけて、その時間に条件が揃ったらエントリーする、というルールにしました。
とにかく、これでやってみます。