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環境認識の次に考えないといけないこと

2020/02/24 Mon

残念ながら、感染拡大が止まらなくなってきています。
日本だけでなく、イタリア、イランなど、ヨーロッパ、中東などへも広がっていることから、世界各国で感染が拡大する様相となっています。

こういう状況ですが、相場に対する環境認識としては、先週書いたことと変わりません。

そのまま進行している感じです。

今回は、前回の環境認識を踏まえて、どう対処すべきかを書いておこうと思います。



まず今回言いたいことは、

まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ。 (ジョージ・ソロス)

ということです。

こういう時に、どうやって儲ければいいのか。
順張りで行くのか。
オーバーシュートの逆張りか。

などなど、考えている人も多いでしょう。

また、持ち株をどうしたらいいのか、悩んでいる人も多いと思います。

しかし、今は、どうやって儲けるか、よりも、まずは、大火傷を負わないこと。

大きく食らって、撃沈されないことを優先すべきだと私は考えます。

何故かというと、今回のことは、相場だけの問題ではないからです。

相場が、激しくアップダウンするだけなら、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ということもあるかと思います。
そんな消極的でどうするのだ、と言われるかもしれません。

しかし、今回は別の要因があって、それが相場で勝つことを難しくするのです。

というのは、

そもそも、相場で稼ぐためには、相場以外で、体調不良、心配事やストレスの無い状態というのが必要なのです。

何故なら、相場以外のことでストレスを受けていると、その心理的に不安定なことが原因になって、ちょっとした損失や失敗から、スパイラル的に大きくやられる可能性がものすごく高まるからなんです。

今回、ほとんどの人は、新型肺炎によって、相場と関係なくストレスを抱えている状態と言っていいでしょう。
こういう時に、相場をやると、ついついやらなくてもいいことに手を出して、損失が損失を生むような負けのスパイラルに入ってしまう可能性がものすごく高まるのです。

相場で勝つためには、相場に集中できる心理状態がどうしても必要です。

今のように、新型肺炎での心配事を抱えながら、相場をやることは、普段でも危ない相場が、さらに危険になります。

負けだすと、わけがわからなくなって、パニック状態で相場を張って、とてつもなく大損失を受ける、というのは、こういう時期に多発します。
普通の心理状態なら絶対にやらないことを、心理的不安定な今のような状態では、やらかしてしまう可能性が何倍にも高まるのです。

なので、

新規ポジションは、売りも買いも相当慎重に、そして、小さくやること。

10%を超えるような損失が出た持ち株は、さっさと切ること。

負けても、それを取り戻そうとしないこと。


この3点を守って、壊滅を防ぐことです。
とにかく逃げること。
ここで、根性を見せる必要などありません。

今日は、このぐらいにしといたろ!!(池乃めだか)

実に単純です。


特に、日足の乖離率を使った逆張りは、極めて危険です。
過去は過去、今は今。
ファンダメンタルと環境が違うのだから、単純に過去のパターン認識を当てはめることに、そもそも合理性がありません。
Nasdaqは、この10年間で実に5倍になって現在高値にあります。
こういう環境なのですから、どこまで下げるのかの目処なとつけようがありません。

小手先のテクニカル分析など、環境変化の大きな流れの中では、何の意味も持たないと私は考えています。


消極的と言われるかもしれませんが、ソロスの言うように、今は、何が何でもまずは生き残ること。

相場をやる = どこかで退場する

という方程式が成立するぐらい退場が頻発するのが相場なのですから、その可能性が高まっているのなら、とにかく逃げることです。

とにかく、ここを生き残って、次に取ればいいんです。

生き残りさえできれば、稼ぐ機会などこれからいくらでもあります。

最大の目標は、勝つことでもなく、負けないことでもなく、死なないことです。

死なないためには、何をやっても構いません。


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コメント

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No title

あらなみ様の指摘のとおり、米国の株高が10年もの上昇した現在を続けたので、何が起こるかわからない状況で、偉そうなテクニカル分析を披露して申し訳ありませんでした。
ご指摘の通り、ポジションを作らず退場を避けることを考えるべきでした。

No title

あらなみさん、こんにちは。久々の投稿待ってました。
肺炎騒動、大統領選など今年は相場環境が一変しそうな年になりそうですね。
ずっと一本調子で上がり続けていた米相場もターニングポイントを迎えつつあると私も思ってます。日本株も大きな逆風にさらされそうですね。
ただ、だからと言って個人が空売りを放置していれば儲かるかと言えばそんな上手い話もなく。そこが相場の難しいところですね。

私にとっては10年前にリーマンショックで大きな痛手を負った借りを返せる時がようやく来たと気を引き締めています。

今回の肺炎騒動ですが、私は意外に早く収束するのではと思ってます。多少の動揺があっても落ち着いたら元の上げ相場にもどると。米株、日本株が大崩れするのはもう少し先になると思ってます。根拠もなく素人の見方てですので、予想が当たろうが外れようがまずは生き残れるように最善の手を尽くべきですね。

今はノーポジションですが、連日の報道にはまったく気が滅入ります。あらなみさんの投稿はずっと楽しみにしてますので、どうかご自愛下さいますように。

No title

株式が急落していますが、アベノミクスからの長期上昇トレンドにおいてもちょこまか調整は挟んでいたわけでして、例えば15年の8月とか、16年の年初辺りとか、18年年初と年末辺りとかありましたけれども、なんだかんだで上昇基調を崩さずここまでやってきたわけでありますです。・・・、日経平均は18年の高値を超えられずに今回の急落を迎えてますから、上昇基調という前提に黄信号が灯ってますですね。

まあ、それはともかく、ダウの今くらいの下げなんて、健全な調整、といってもいいくらいの範疇ですからね。

なんだかんだありながら、どこかほどほどのところ、長期移動平均線のあたりで反発して元の上昇基調に戻る、これが13年以来続いてきた日米株式相場の姿であります。

従って、何か適当にナンピンとかアホールドとか逆張りの買いとかやってれば何とかなってきたわけです、やり過ぎない限りは。株価はいずれ戻る、という前提の相場戦略ですね。

こういうのはむしろ、どこまでも下げて行くかもというリスクを考えないほうが、迷いがなく戦略を実行できて、売買にキレが出てきたりするもんです。

下手にリスク管理を考えないが故に、結果オーライで儲かってきた。上昇相場に適応した投資家の姿の大半がコレです。

今回もそうなるかそうならないかというところでありますね。

・・・

経験が豊富なトレーダーでも相場で勝てるのは容易なことではないわけでして・・・

如何せん、大きな環境変化による問答無用の一方通行の動き、なんて、かつて経験していたとて、忘れきった頃にやってきますからね。だから、ある程度は歴史は繰り返す的なことになるのでしょうけれども。

この記事と勝ち方のお作法、損切りの考え方の記事を読んで、日経平均が下げ初めのときに損切りでき、手元に利益を残すことができました。
とてもこの記事がなかったら、握ったままになっていたろうなと思うとこのブログを見つけることができてよかったです。
これからも記事楽しみにしていますり
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所

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