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魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門

2021/02/20 Sat

久々に本の紹介です。
というのは、貴重な本が今月だけのセールで安く販売されているからです。


魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門


こちらは、伝説の本ですが、そもそもは3万円している本なので、勧めるのがためらわていました。

ところが、この3万円の本が、今、Kindle本として今月中だけ500円というとんでもない値段でセールをやっているので、ぜひ購入してください。

3万円でもお勧め本ですので、お買い得にもほどがあります。黙って買ってくてさい!

牛丼にお漬物を付けた程度の値段で、元々は高額で貴重な相場本が買えてしまうのです。買うしかありません。
私は、もちろんオリジナル書籍を持っていますが、Kindleに入れていつでも読みたいので、迷うことなく買いました。

具体的な短期トレード手法の紹介もさることながら、短期トレードの心構えや短期トレード戦略に対する考え方など、短期売買のバイブル本として今でも光り輝くものだと思っています。

まずは手法に目が行くと思いますが、その戦略が導き出された背景や考え方を是非読み取ってください。
丁寧に解説してくれていますから、行間を読むまでもなく、初心者でもわかると思います。
初心者なら、目からウロコになるかもしれません。
古い本ですが、短期売買テクニックの解説本としては、未だにトップクラスの本だと私は思っています。

私自信も、この本には大変お世話になっていますし、今でもこの本の戦略を使ってトレードしていますから、正に現役バリバリの使える本です。
週末に読んで、月曜日から速攻で使える戦略の数々が紹介されていますので、瞬間で元が取れると思います。

手法に興味がある人はもちろんのこと、短期売買の心得、考え方など、全てを網羅しているといってもいい、正に

短期売買のバイブル本

です。

この本の著者の一人であるリンダ・ラシュキ氏は、女性トレーダーとして、デイトレ草創期からアメリカ短期売買のトップとして君臨しています。
私の師匠である野川氏も彼女のセミナーを受講するために渡米しました。
また、私も在米の友人に頼んで、10万円ほどする彼女のセミナーを受講してもらったことがありました。
それほどの人物が書いた渾身の力作がこの本になります。
私から見ても、未だに彼女の短期売買における考え方や戦略は頭抜けています。

そういったことから、今では、多くの人がこの本の影響を受けて、色んな亜流の戦略をブログ等で紹介しているのを見かけますが、オリジナルはこの本から来ていることが多いです。

下手に手法探しをするぐらいなら、この本を買えば時間とお金の節約にもなります。
5万円とかする情報商材よりもずっと価値のある内容だと思います。


この本では、色々な短期売買の戦略が紹介されていますが、それをパターンや型として杓子定規に使うのではもったいないです。
この本では、手法の紹介と同時に考え方や心構えが書かれていますから、むしろ大事なのはこちらなんです。
単なる手法の紹介本として読むのはもったいなさすぎます。
短期売買の考え方を頭に叩き込んで、単なるパターンの紹介としてこの本を理解するのではなく、その手法の裏にある考え方を応用すれば、自分で優位性のある戦略を導き出すことができるようになると思います。
それこそがこの本の真の価値なのです。
相場は変化します。
だから、永遠に通用するパターンや型は無いのかもしれません。
しかし、そこに至る考え方さえ理解していれば、いくらでも応用が効きます。
環境変化にも対応できるのです。
それこそが大事なのです。



Kindle本ですが、AmazonのKindleを使ったことがないという方でも、スマホアプリを入れれば、簡単に読めるようになります。

ぜひ、この機会に試してみてください。

少し上級者向きの難しい本になりますが、相場で勝つためには、初心者も上級者もありません。

今はわからなくても、いずれわからないといけないことなので読んでみてください。

短期売買のカリスマでもある、リンダとラリーの共著である本書は、短期売買の永遠のバイブル本だと思います。

私の記事を読む暇があったら、ぜひこちらの本を読んでください。ずっと価値があります。




ついでに、と言ったら失礼ですが、今月だけのセールで、こちらも推薦図書です。

トレンドフォロー大全 上げ相場でも下げ相場でもブラックスワン相場でも利益を出す方法

こちらは、トレンドフォローの信者でもあるマイケル・コベルの力作ですが、トレンドフォローの考え方を網羅しています。
通常は8000円を超える値段のする本なのでこちらもお買い得過ぎます。

何故トレンドフォローなのか、どうしてトレンドフォローが有効なのか、といった考え方を学びたい人に最適です。

私は、トレンドフォロアーですから、この本の考え方を頭に叩き込んでいます。

トレンドフォローは、普通に考えれば、実行するのが非常に困難なのです。

何故なら、人の本性に逆らうトレード戦略であるからです。

だからこそ、トレンドフォローを志す人は、このトレンドフォローの考え方が非常に大事であり、それを紹介してくれている本書は読むに値する本となります。
ただ、1000ページに及ぶ力作なので、結構引きます。。


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コメント

Secret

No title

貴重な書籍の紹介ありがとうございます。あらなみさんの紹介かつ激安ということで何の迷いもなく購入しました。この土日は読書になりそうです。

素晴らしい本の紹介をありがとうございます。
タイトルだけは知っていましたが、高額なためなかなか手を出さずにいました。
今回、Kindle版で安く入手できてよかったです。

Re: No title

難平太郎さん、こんにちは。

私も、何の迷いもなく推薦します。
このほんの価値は、10万円出しても惜しくないです。

Re: タイトルなし

matanoさん、こんにちは。

是非是非読んでみてください。
通常、相場のノウハウ本や手法を書いた本は、
古くなると使い物にならなくなることが通例なのですが、
この本だけは別格です。
是非、今後の参考にされてください。

No title

貴重な情報ありがとうございます。さっそく購入しました。3万円損するのは平気なのに3万円の本が買えないというのも精神の偏向なんでしょうね。
 確率思考の連載楽しみにしています。

Twitterの呟きを見て両方購入しました。

あらなみさん、お久しぶりです。

今回の記事の
「トレンドフォローは、普通に考えれば、実行するのが非常に困難なのです。
何故なら、人の本性に逆らうトレード戦略であるからです。」
という文章が個人的に目から鱗で、それがトレンドフォローのエッジなんだなぁと腑に落ちました。

実際損切りをきちんと出来ないといけないし、仕掛けても損切りばかり。
たまに含み益が出てもそれを担保にピラミッディングして、トレンドが終わるまで引っ張るなんていうのは精神的タフじゃないと出来ませんものね。

良い文章をありがとうございます。

Re: No title

銀次郎さん、こんばんは。

確率思考の続きを書かないとですね。

Re: Twitterの呟きを見て両方購入しました。

鳩屋さん、こんばんは。

トレンドフォローというのは、技術的な困難さよりも、
精神的な困難さが遥かに大きいのです。

トレンドフォローにおいては、普通の人が普通に売買する
ことの真逆のトレードを強いられることから、辛すぎる
状態となります。

確率思考の連載でも書いているように、普通は、目の前の
勝負をとにかく勝とうとしてしまいます。
これがいけないのですね。
また、確率思考の記事で書きます。

Re: No title

酔っ払いさん、こんにちは。

本をあまり読まないし、セミナーなども受
けことがないという人はいます。
勉強せずに自分で気がついて、儲けられる
ようになる人が中にはいるのです。
そのような才能のある人は素晴らしいです。

私はそういう才能はありませんでしたので、
先人の知恵を大いに頼りにしました。
なので、今後も読書を始めとして、ブログを
読んだりセミナーを受けたりといった勉強を
続けて行こうと思っています。

No title

前の記事で、チョボ利確優先でナンピン有りの損ポジ放置、って売買やってたら面白いように損が溜まる様を見られることを書きましたが、その逆が理想的なトレンドフォローです。

前書いた売買は、一応、環境には順応、してましたから、クソポジ溜まった段階で直近の儲け無くすくらいには含み損が膨らんで、これ以上逆行するとマイナスに食い込んでくる程度くらいでまた順行に戻っていきましたが、逆行流れのたびに必ず損失が溜まっていきましたですね。

損ポジの立場から眺めると、メインの流れは逆行にも関わらず、機械的にぺチぺチ利切って損を乗せて粘ってとやってるだけで面白いように損の膨らみが見られんですね、まあ、メインは逆行なんでそのうちに損は萎んでいくんですが。

これを利のほうで、環境に順応してやりたいな、と。

まあ、これは損を膨らませるのとは異なって精神的に困難なのはご想像に難くないかと思われます。書かれてある通り、普通の人が普通にやる売買の真逆のトレードだからです。

でもまあ、ある程度は慣れます・・・。

それは、収穫時の果実を知ってるからということもあるでしょうし、そういう売買だって分ってやってるからということもありますし、無駄なモンはいくらこちらが張り切って頑張っても無駄!ってのが身に染みてるってのもありますし。

どんな環境にも効く万能薬のような手法ってのはキツイわけですから、手法の勘所に精通する、つまり売買の上達ですかね?そういうことになるんですかね。

黙って買いました(^^)

No title

私も購入してみました!相場本買うのは久々です。

人の振り見て我が振り直せ!、と、いうことで、しばらくは私もインプットに集中しようかと思います!

No title

情報ありがとうございます。
購入しました。
参考にさせていただきます。

No title

私は林先生の影響を受けて相場始めましたから、初心者時代は鉄鋼・重工などの大型株の分割売買をやっておりましたね、2005年4月~2007年10月の頃でした。

当時の相場環境は、新興株が流行っておりまして、ネットでの株売買がまだまだ新しいもの、でしたので、小金握りしめて参入してくる人が絶えなかったし、そういう人たちが新興に突撃して勝った負けたで大いにはしゃぎまくったりして盛り上がりがありましたし、テレビを見れば小太りの兄ちゃんが球団とかテレビ局を買うやらで盛り上がってましたし、眼を血走らせて泡吹いて喋る変なハイテンションのおじさんが物言う株主とか持て囃されてたり、とにかく私の初心者時代の2005年前後は投資環境に盛り上がりがありまして、それが時代の空気感として当たり前のものとして受け止められていましたけど、実はそれはこちらのブログでよく言われている相場環境、というものでありまして、当時の人たちは、これも一つの相場環境、なんて受け止めをしている人はほとんど居なくて、追い風環境を当たり前の空気感として受け止めていていたのです。


話が思いっきり脱線しましたが、私は新興がなんかチャラくて気に入らなかったし、世間の風潮に背を向けて敢えて鉄鋼とか重工株あたりを分割売買、なんか林流的なものが、渋め、に思えてですね(笑)、なんかいいなと思ったんですね(笑)。
バカみたいな話ですし、これも一つのやり方主義になるのは今にして思えば分かりますけど、まあそれは置いとくとしてですね・・・、

たまたま選んだ鉄鋼・重工株あたりの分割売買、これ後から振り返れば、わりと相場環境に適しておったのですね、たまたまですけど。
新興株はライブドアショックの2006.1でビークアウトしましたけど、東証一部はまだ上げ続けて、新日鉄・住金・IHIとかは2005.4~2007.10の間では、250~970円とか180~700円とか150~500円とかになりましたからね、ちょうど活況期にあたっていたわけです。

で、その7103とか5401とか5404とかをチンタラ売ったり買ったりしておったわけなんですが、BNPパリバショックあたりから急速に信用収縮ムードになりまして、株価は2007.8にピークアウトして、10月頃には大きく下げだして、その下落で私もそこそこ大きくやられて売買を一時休止させたのですね。

私の初心者時代の株売買の顛末は、2年半の間、投下資本に対して40%くらいのマイナスという結果でした。
で、2007年11月とか12月の頃ですね、この時或るきっかけがあって相場環境の重要性というものに気づくことがありましてですね、それを踏まえたうえで、崩れ行く株価を横目で眺めながら、はっきりとピークアウトを感じたわけです。で、私のそれまでの株売買を振り返って思ったことはですね・・・、


株価3~4倍にもなった環境下でちっとも勝てなかったのはどういうことだ???

です。

途中はそこそこ勝ってたけど、最後に大きく持っていかれた、というわけでもなく、途中経過ですらろくろく勝てた記憶がない・・・。

利確すればそこから大きく上がる、損きりすればそこが目先底、頑張って利を伸ばせば何とかショックで大きく剥げる・・・、何をやっても上手くいかない、下手ばかりこいてしまう、どうにもこうにもならない、株価は大きく上げていたというのに・・・

唖然としましたですよ。

悔しくもありましたですね。

一体、俺は何をやっていたのだと。

まるでバカそのものではないか・・・

No title

株価が2年半で数倍になっているわけですから、いい時期に適切な銘柄を取り扱っていたわけですから、勝って当たり前・・・、とはいかなくて、ジリ負けを繰り返して最後にドンッてやられて自主退場ですから、言い訳が効きませんよね、「ザ・ヘタクソ」を自覚せざるを得ないわけです。

以前こちらのコメント欄で、いい時期に相場を始めたのにちっとも勝てないって悩んでいる人のコメントがありましたが、他人事とは思えなかったですね。

まあ、私がヘタクソなのは置いといて、このままでは良くないわけですから、いろいろ考えたりするわけなんですが・・・

ん~、そもそも、株価数倍になってるとて、じゃあ、その上げ幅を取るような売買をしてたか?、ということに思いを巡らせてみると、実は全然そんなことなかったことに思いが巡りましてですね(笑)

銘柄が新値とってきてる時とかって、なんか、びびってすぐ利確しちゃったり、躊躇して様子見しちゃったりとかしてたような・・・(笑)

それじゃあダメすよね(笑)

と、いうか、普段モチャモチャ持ち合ってることが期間のほとんどを占めてるわけで、価格帯を移動するときはスイスイグングンいつの間にかいっちゃうって感じで、なかなか心理的にムズイんですね。

まあ、上げ相場を買いで取れなかったのも問題ではあるんですが、もう一つ大きな過ちを犯していることに気がついでですね、ちょっと顔が赤らむような過ちをですね、やってたことに気づいたわけです。(*ノωノ)

私は林先生の影響を受けてますし、あなたも株のプロになれる、とか読んで売買始めましたから、所謂「林流」と言ってもいいかと自分で思います。

だからですねえ、なんか「空売り」が通っぽいというか、玄人っぽいようなイメージがあってですね、場も時期もわきまえずにイキって「売り」とかやっちゃってたんですねぇ。(笑)

通とか玄人とかとんでもあらへん、ただのミーハーやないかいな!

後から振り返れば3年月足で数倍に上げるきれいな上昇チャートのど真ん中で、「空売り」して、一人で空回ってたというわけです。

これはですね、相場は1対1で成立するわけですから、売りか買いかどちらにでも思えてしまうことがほとんどですし、当時は相場始めて1~2年ですから目利きも利いてないわけですし、「空売り」をやっていた、その行為そのものが問題ではないと思うんですね。上昇相場と言っても目先天井ではちょっとしたリスクオフの展開もあったわけですし。

問題なのは、本に書いているスタイルとかやり方だとかを、それだけを切り取って何の理解もせずして実践に持込んでしまったことにあるんですね。

このブログでもあらなみさんが何度も書いていますが、値動きがあって、環境があって、それを取るやり方がある、と、いうことですね。

やり方が前に来てしまっては決していけないのです。

やり方が前に来てしまっては決していけないのです。

やり方が前に来てしまっては決していけないのです。

大事なことなので3回繰り返してみました。

やり方が前に来てしまっては決して・・・、いけないのです。

何故、かようにくどいのか???察してくださいな。


・・・

時は2007年12月頃、相場はリスクオフムードでして、3年上げた上昇相場は大天井の気配が濃厚な様相となってきました。

3年上げたんだったら3年下がっても何の不思議もあらへんな・・・、っていうか今こそ「空売り」、リスクオフの技の出番やあらへんか???

じゃあ、上げ相場をとれなかった反省をだな、今度は逆方向で活かしたったらエエやんか!!!

この思い付きが基でリーマンショックで成功を収めることになるのでした・・・


人様のブログなのは重々承知してますけど、やり方が前に来てしまっては決していけないのですということでご容赦くださいです。

No title

2007年前半、5401新日鉄は800円台半ばを3か月ほどの間うろうろして持ち合っていましたが、7月にスルスルという感じで日足陽線5~6本つけて960円まで上がったのです。

私が相場始めた2005年前半は270円くらい、更に前の2003年ころは100円台だったらしいですから、株価のダイナミックさ、というものを新日鉄で学んだものです。

さて、960円まで上がった5401、材料があったのかどうかは忘れましたが、960円つけて、すぐさま上がった時と同じようにスルスルと下がってしまってまた元の800円台の前の持ち合いレベルに戻ってしまったのです。

はぁ~~~

十何年以上たった今でも思い出すわけですから、かなり印象に残る値動きでした。

その違和感の正体は当時は分からなかったですが・・・、今なら分ります。それは私が初心者時代を過ごした上昇トレンドの、その動き、ではなかったからです。

上昇トレンドは、そういう動き、をしないのですね。ですから、基本株価上昇基調の相場しか知らなかった当時の私が、今まで見たことのなかった動き、なわけですから印象に残ったというわけです。

鉄が舞い上がった相場の終焉なのでした。。。


・・・


さて、当時は新日鉄は単価が高くなってしまったので、7013 IHIをよく取り扱ってました。単価が高いと分割売買も乏しい資金ではきついですからね。

2007年10月頃、日経は18000円からBNPパリバショックで15500程度まで下がってそこからの立ち上がり、という局面でした。
7013も最高値500円台から300円前半までく下がって、そこからの立ち上がりという局面で、そこを私は分割して乗せて買ったわけです。
平均単価は350円ちょいで、370円位まで上がったかと記憶してます。

10月のある日、7013は引けにかけて逃げ込むような下げの動き、他の重工株は普通の動きでしたから何か違和感がありましたが、引け後に案の定、
下方修正のサプライズ発表で翌ストップ安の値段つかず。結局270円くらいで処分したかと記憶してます。

ここで私も資産にダメージを負って自主退場と相成ったわけですが、心理的にもダメージを負ったというか、株式のいい加減さ、というものにも嫌気が差してうんざりしてしまったというものありました。


・・・・


さて、自主退場してやることないわけですから、相場関連のサイトでも流れて読んだりしてたわけです。当時はき~さんの株式掲示板という林系株式掲示板に常駐しておりましたですね。

で、とあるベテラントレーダーの人の書き込みを読んでいて、突如、 ( ゚д゚)ハッ! 、と気づいたわけです。

その書き込みの内容としては、誰かが三菱重工の見通しなんかをそのベテラントレーダーの人に聞いていて、はっきり、5年は戻らないですよ、と、印象的なくらいの断定口調で答えた後、こちらのブログの2016.3.26の記事の内容に近いようなことを少々述べていたかと思います。

まあそれで、一体私は何に気づいたか?

7013IHIの売買、その真の失敗の要因、そこに突如として気きづいてしまったのです!


それは・・・


終った銘柄に対して、安いから買い、をやったことです。乗せとかやってるのも救い難い・・・

もう終わってんです。

監理ポスト行きするくらいのサプライズ悪材料でやられたわけですが、終った銘柄だからそういうのが出てくる、ということでもあるのですね。

トレードプランの見立てが当たるかどうかは置いとくとして、500円台から300円前半は下がりすぎだし、前の日足安値破ってますし、マクロファンダメンタルズも暗雲が垂れ込めている状況だし、客観的に見れば上昇傾向に疑問を差し挟むファクターはいくつもあったわけです。

そういう状況で、上げ相場仕様の売買を、習慣的に、慣性的に継続してしまった・・・、変化しつつある状況の中で変わらずやっている己の姿というものに気づいてしまったのです。

思考停止売買、をしている己に気づいたのですね。

これは一体なんなんだ?って思いましたね。我が事ながら。

モノを考えて判断して投資しているつもり、が、単に習慣的感覚的に売買しているだけだったという・・・

あらなみさんのツイッターは毎日ヘッドライン的書き込みを継続していますが、そういうことなのですね。

そして、後から振り返れば、ああそうだよなぁ的なこと、それって案外、現在進行形で気づいて動くことができる場合も大いにあるのです。相場は間抜けには手厳しい!!!

我々はモノを考えて判断して投資をしている・・・、つもりなのですが、実は単に習慣に縛られているだけ、だったりするのですね。

そして、終ったものにスケベ心で手を出すと大変な目に合うことがあるという、これは是非とも言っておきたい(笑)


・・・

さてさて、ダイナミックに株価が上がるんだったら、ダイナミックに下がりもするわなっていうか今そういう状況じゃね?

だったら上げ相場は取れんかったけど、下げ相場を取ったったらエエやんか!

で、そういうとことん付き合ったるで仕様のスタイルを取ってたら本当にリーマンショックが来てしまった、と、いうのがまず第一の成功の要因であるんですが、あともう一つ、当時は上げ相場を取れなかったその悔しさから、破れかぶれ気味の開き直り気味で、そこが腰の据わりとなって功を奏した、ブレずにスタイルを貫けた、という面も見逃せなかったりするのです(笑)

まあ、トレンドを取るというのは案外難しいのだって、だらだら書いてるこの私体験、なんのつもりなんだというと、実はこのブログ記事の、

>>トレンドフォローは、普通に考えれば、実行するのが非常に困難なのです。

>>何故なら、人の本性に逆らうトレード戦略であるからです。

に対するアンサーだったりするわけなのです。
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プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人


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