何故勝てるようになったのか 1
2021/07/11 Sun
なかなか相場で勝てない。勝ちきれない。
そういう人が多いと思います。
相場歴はもう10年、20年、歴ばかりは増えても、結局、勝つ年もあるけれど、負ける年もあって、トータルでは大して負けてはいないけど、努力の割には勝てていない。
何年も勝てないで相場を続けていると、もう自分はダメなんじゃないか、そういう思いを一度ならず二度三度と思っても当然だと思います。
そういう人も多いと思います。
では、現在勝っている人は、どういうきっかけで、どういうことがあって、勝てるようになったのだろうか。
そういうことが知りたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
勝っている人のTwitterやブログを読めば、こうしたらしい、ああしたらいい、こういうやり方がいい、ということは、あまた書いてあるわけですが、では、一体、そういう勝っている人が、
何故勝てるようになったのか
どういうきっかけやタイミングで勝てるようになったのか
ということは、書かれていないことがほとんどです。
しかし、このテーマ、興味がある人が多いと思います。
相場本でも、ほとんどが、ああしろ、こうしろ、とは書いていても、その書いている人が、何故、どうやって、勝てるようになったのか、という道筋は書いていないのが普通です。
そういう中で異色の本は、何と言っても、あの伝説本の立花義正さん著作の
あなたも株のプロになれる: 成功した男の驚くべき売買記録
でしょう。
マーケットの魔術師
こちらの本にも結構書かれています。
他にもいくつか過去に読んだことがありますが、
実は、何故勝てるようになったのか、というきっかけには共通する考え方のポイントがある
のです。
ただ、このポイントを読み取れる人はほとんどといっていません。
例えば、立花本を、この本はいい本だから読んでみて、と人に紹介したら、10中8、9は、ナンピンの勧めとしか読みません。
立花本 = ナンピン本
という構図です。
実は、私も、何故勝てるようになったのか、という多くの人が知りたいと思っていることをシリーズとして過去に書いたものあります。
上達のプロセスこそ秘訣
というシリーズでした。
しかしながら、このシリーズは、勝てない人にとっては、長いし、よくわからない、本当に知りたいことがわからない、ということだったようです。
当時のコメント欄を読んだ時に、
「わかりました!!あらなみさんは、ブレイクアウトで勝てるようになったのですね!!」
というコメントがいくつかあって、やはりこうなったのか、と苦笑しました。
恐らく、ほとんどの人は、色んな人の勝てるようになったきっかけを読んでも、何故その人が勝てるようになったのかは、わからないと思います。
なぜなら、前提として、脳にこびりついているウイルスのような相場哲学が邪魔をしているからなのです。
つまり、どういうやり方で勝てるようになったのか、ということしか見えないからです。
さて、私が勝てるようになったきっかけは、ブートキャンプに入隊したことから始まるわけですが、「上達のプロセスこそ秘訣」では、キャンプで起きた出来事を中心に書きましたが、そこで書ききれなかった本質のところをもう少し掘り下げようと思います。
まず、このブートキャンプに入隊する以前の私の思い込みは次のようなものでした。
①勝てる方法さえわかれば相場で勝てるようになる。いわゆる手法万能論者であった。
②勝てる方法は、過去の検証を繰り返して見つけることができる。
私の全ての相場に対するアプローチは、この2つの基本的な考え方に基づいていました。
あらゆる相場への努力は、この考え方をベースに続けていて、それこそ寝る暇も惜しんでやるほど努力を続けていたのです。
当時私は、50万円以上したパソコンを買って、100万円以上の検証ソフトを入れて、毎日毎日検証に明け暮れる日々を過ごしました。
同じソフトを買った同士とも共闘して、勉強会を通じて、懸命に努力に努力を続けていました。
私は当時若手でペーペーでしたが、PC数台を使って日夜検証する、という猛者の人もいました。
多くの仲間が自営業者で、高額のソフトを買うぐらいなので、億単位の投資資金を持っている人も少なくなかったです。
みんな、勝てる方法を探そうと必死で努力しました。
ソフト仲間には、仕手筋の人もいて、みんなでわいわいと検証するのがとても楽しかったのを懐かしく思い出します。
余談ですが、インターネットが無かった当時は、日本有線を引いて株価データをダウンロードしていました。その後、文字放送方式も出てきます。この話、マニアのみの知る人ぞ知るの話ですが、当時の努力をわかってもらえたら嬉しいです。。汗
しかし、10年以上にわたるこうした努力は、実を結ぶことが決してありませんでした。
大勢の仲間も、みんな志虚しく散って行きました。
気がつけば、一人、二人と、破産、借金地獄、破滅、一家離散、行方不明などなど、誰一人として、勝ち組で残る者はいなかったと思います。
ビルを手放す、家が抵当で取られるなど日常茶飯事で、仲間が次々と音信不通になり、生きているのか、死んでいるのかすらわからない状況になっていました。
これが、昭和のバブル崩壊後に、投資家仲間で起きた出来事でした。
ちなみに何故これほど悲惨な虐殺が起きたのかわかりますか。
何故なら、昭和のバブル時代の検証結果を、平成のバブル崩壊後に当てはめたからです。
昭和のバブル上昇時代の押し目買いを平成のバブル崩壊後に自信を持ってやったことで、全滅したのです。
感覚的にも、昭和のバブル時代に覚えた相場観で、3ヶ月下げたら上がるという昭和の法則を平成に適応し、みんな爆死しました。
つまりは、環境の変化が全く見えていなかったのです。
過去の検証、過去の必勝パターンなど、環境変化の前には、屁の突っ張りにもなりません。
そして、その環境変化が常に繰り返し起きているのが相場なのです。
この辛い経験から、私は、次の言葉を身を持って刻まれることになったのです。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。(チャールズ・ダーウィン)
私は、相場の不変の法則を発見しようとして努力を続けた結果、一文無しになりましたが、これについて、ソロスは次のように述べています。
私は特定のルールに従ってゲームに参加しているわけではない。ゲームのルール が変化するのに注目しているだけなんだ。(ジョージ・ソロス)
つまり、相場に対するアプローチが根底から違うのです。
私は、過去のパターンから法則を発見して思考停止しようと努力を続けましたが、ソロスは、変化を読もうとしていたのです。
こうして私は、検証生活を続け結果、例に漏れずに、10年間にわたり、毎年毎年負け続け、働いて稼いだお金を一生懸命に貯金して全て相場に注ぎ込むも、ついに一文無しになったのです。
ボーナスは、全て相場につぎ込みましたし、20代の遊びたいさかりの時の給料もできるだけ節約しては、相場につぎ込んでいました。
それでも、ついに貯金が底をついてしまったのです。
銀行預金も無くなり、証券会社の残高もほとんどなくなりました。
お金が尽きてしまって、もう、相場が続けられなくなりました。
土日は全て検証に明け暮れ、これほど努力を続けたのにもかかわらず。。
今でも、通帳を見て、ゼロになった時を思い出します。
あの時の悲しみとやるせなさは、今でも思い出した時に、涙が出てくるほどです。
当時、結婚していたので、嫁に報告した時、私の努力を知っていた嫁も、とても悲しそうな顔をしてじっとこちらを見つめていたのを思い出します。
せめてもの救いは、リーマンだったので、毎月生活費には困らなかったことでした。
嫁も共働きで食うには困りませんでした。
大勢の仲間の悲惨な状況を見れば、私などは、貯金が無くなっただけのかわいいものなので、全然マシでした。
当時、私自身が、ペーペーのサラリーマンで、他の仲間のように多額の借金ができる中小企業のオーナーとかではなかったことが幸いしたのです。
当時は、信用取引が当たり前なのに加えて、損したら、借金して現引きする、ということもまた常識だったのです。
そして、借金して現引きしたら、空いた信用枠を使って同じ銘柄を信用でナンピンするのです。
何故、こういう常識が生まれたかといえば、昭和のバブル時代が何十年も続いた結果、下げたとしてもまた高値を取ってくるというのが経験則上常識となっていたからです。
今のNYダウなどの動きがまさしくそういう動きでしょう。
リアルで、そういうバブルの渦中にあれば、その時点がバブルであったなどわからないものなのです。
IPOであった当時のNTTは、その諸悪の根源銘柄で、大勢の破産者を量産しました。
バブル時代、銀行は、土地など不動産を担保にするだけでなく、商売の信用さえあれば、目的無しでも、億単位の借金でも簡単にできた時代でした。
人間万事塞翁が馬と言いますが、何が幸いするかわからないものです。
その半年後ぐらいに、私は、何の偶然か、ブートキャンプに入隊することになりました。
そこで行われていたことは、
私の2つの基本的な考え方を木っ端微塵に覆すような天地がひっくりがえるような出来事
だったのです。
そもそも、私がブートキャンプに入隊したのは、
プロがやっている手法、やり方を教えてもらいたい
という不純な動機だったのです 汗
当たり前です。
私の基本的な考え方は、何も変わらなかったのですから。
しかしながら、入隊してから気がつきましたが、その不純な動機は、全く満たされることがないばかりか、私が信じて疑わなかった
勝てる方法さえわかれば相場で勝てるようになる
という私の当時の相場研究の大前提であり、私の相場哲学を木っ端微塵に吹き飛ばすものでした。
こうして、ブートキャンプの月額数万円という高額な授業料を支払って、4年間のキャンプ生活で得た最大の成果とは何だったのか、というと、
勝てる方法さえわかれば相場で勝てるようになるという私の相場哲学はまちがっていた
という落語の落ちにもならないようなものだったのです。
これを納得するために100万円以上の学費を支払って、4年間にもわたって苦しいキャンプ生活をおくることになったのです。
まあ、今、考えれば、アホの極みでした。
しかし、私にとっては、手法万能論の頭を強制リセットするには、それだけの時間と労力が必要だったということだったのでしょう。
これは、イスラム教の信者をユダヤ教に改宗させるぐらいに困難なことだったのだと今では思っています。
何の手法も学ぶことなくブートキャンプを卒業しましたが、私は使用前、使用後のように変わることができました。
すなわち、10年間以上負け続けの負け組投資家から、卒業後は、相場の利益で家族を養う専業投資家に変身したのです。
手法を学んだのではなく、考え方を変えた結果でした。
ついに、秘密の小部屋の鍵を手に入れることができたのです。
相場の本当の勝ち方を理解したのです。
私は、4年間のブートキャンプでのリハビリ生活と100万円ちょっとの授業料で、秘密の小部屋に入れましたが、ほとんどの当時の仲間は、既に破産し、何億円、人によっては何十億円の借金で破滅したわけですから、私は、かすり傷程度で済んだばかりか、授業料など、絆創膏代ぐらいの微々たるものだったと思います。
全ては、私が若くて、甲斐性なしという偶然がもたらした幸運でした。
多くの投資家は、考え方さえ変えれば、今日からでもプロになれるのに、頑として変えようとしない。不思議だ。(林輝太郎)
という林先生の言葉どおり、
イスラム教の信者をユダヤ教に改宗など、簡単にできるはずがないのです。
はっきり言いましょう。
無理です。
私が、4年間にわたる拷問生活を続けて、やっとできたことなのですから、一般人が普通の生活をしながら、できる可能性はほとんどありません。
ただ、少しわかってきたこともあって、長くなるので次回にでも。。

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そういう人が多いと思います。
相場歴はもう10年、20年、歴ばかりは増えても、結局、勝つ年もあるけれど、負ける年もあって、トータルでは大して負けてはいないけど、努力の割には勝てていない。
何年も勝てないで相場を続けていると、もう自分はダメなんじゃないか、そういう思いを一度ならず二度三度と思っても当然だと思います。
そういう人も多いと思います。
では、現在勝っている人は、どういうきっかけで、どういうことがあって、勝てるようになったのだろうか。
そういうことが知りたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
勝っている人のTwitterやブログを読めば、こうしたらしい、ああしたらいい、こういうやり方がいい、ということは、あまた書いてあるわけですが、では、一体、そういう勝っている人が、
何故勝てるようになったのか
どういうきっかけやタイミングで勝てるようになったのか
ということは、書かれていないことがほとんどです。
しかし、このテーマ、興味がある人が多いと思います。
相場本でも、ほとんどが、ああしろ、こうしろ、とは書いていても、その書いている人が、何故、どうやって、勝てるようになったのか、という道筋は書いていないのが普通です。
そういう中で異色の本は、何と言っても、あの伝説本の立花義正さん著作の
あなたも株のプロになれる: 成功した男の驚くべき売買記録
でしょう。
マーケットの魔術師
こちらの本にも結構書かれています。
他にもいくつか過去に読んだことがありますが、
実は、何故勝てるようになったのか、というきっかけには共通する考え方のポイントがある
のです。
ただ、このポイントを読み取れる人はほとんどといっていません。
例えば、立花本を、この本はいい本だから読んでみて、と人に紹介したら、10中8、9は、ナンピンの勧めとしか読みません。
立花本 = ナンピン本
という構図です。
実は、私も、何故勝てるようになったのか、という多くの人が知りたいと思っていることをシリーズとして過去に書いたものあります。
上達のプロセスこそ秘訣
というシリーズでした。
しかしながら、このシリーズは、勝てない人にとっては、長いし、よくわからない、本当に知りたいことがわからない、ということだったようです。
当時のコメント欄を読んだ時に、
「わかりました!!あらなみさんは、ブレイクアウトで勝てるようになったのですね!!」
というコメントがいくつかあって、やはりこうなったのか、と苦笑しました。
恐らく、ほとんどの人は、色んな人の勝てるようになったきっかけを読んでも、何故その人が勝てるようになったのかは、わからないと思います。
なぜなら、前提として、脳にこびりついているウイルスのような相場哲学が邪魔をしているからなのです。
つまり、どういうやり方で勝てるようになったのか、ということしか見えないからです。
さて、私が勝てるようになったきっかけは、ブートキャンプに入隊したことから始まるわけですが、「上達のプロセスこそ秘訣」では、キャンプで起きた出来事を中心に書きましたが、そこで書ききれなかった本質のところをもう少し掘り下げようと思います。
まず、このブートキャンプに入隊する以前の私の思い込みは次のようなものでした。
①勝てる方法さえわかれば相場で勝てるようになる。いわゆる手法万能論者であった。
②勝てる方法は、過去の検証を繰り返して見つけることができる。
私の全ての相場に対するアプローチは、この2つの基本的な考え方に基づいていました。
あらゆる相場への努力は、この考え方をベースに続けていて、それこそ寝る暇も惜しんでやるほど努力を続けていたのです。
当時私は、50万円以上したパソコンを買って、100万円以上の検証ソフトを入れて、毎日毎日検証に明け暮れる日々を過ごしました。
同じソフトを買った同士とも共闘して、勉強会を通じて、懸命に努力に努力を続けていました。
私は当時若手でペーペーでしたが、PC数台を使って日夜検証する、という猛者の人もいました。
多くの仲間が自営業者で、高額のソフトを買うぐらいなので、億単位の投資資金を持っている人も少なくなかったです。
みんな、勝てる方法を探そうと必死で努力しました。
ソフト仲間には、仕手筋の人もいて、みんなでわいわいと検証するのがとても楽しかったのを懐かしく思い出します。
余談ですが、インターネットが無かった当時は、日本有線を引いて株価データをダウンロードしていました。その後、文字放送方式も出てきます。この話、マニアのみの知る人ぞ知るの話ですが、当時の努力をわかってもらえたら嬉しいです。。汗
しかし、10年以上にわたるこうした努力は、実を結ぶことが決してありませんでした。
大勢の仲間も、みんな志虚しく散って行きました。
気がつけば、一人、二人と、破産、借金地獄、破滅、一家離散、行方不明などなど、誰一人として、勝ち組で残る者はいなかったと思います。
ビルを手放す、家が抵当で取られるなど日常茶飯事で、仲間が次々と音信不通になり、生きているのか、死んでいるのかすらわからない状況になっていました。
これが、昭和のバブル崩壊後に、投資家仲間で起きた出来事でした。
ちなみに何故これほど悲惨な虐殺が起きたのかわかりますか。
何故なら、昭和のバブル時代の検証結果を、平成のバブル崩壊後に当てはめたからです。
昭和のバブル上昇時代の押し目買いを平成のバブル崩壊後に自信を持ってやったことで、全滅したのです。
感覚的にも、昭和のバブル時代に覚えた相場観で、3ヶ月下げたら上がるという昭和の法則を平成に適応し、みんな爆死しました。
つまりは、環境の変化が全く見えていなかったのです。
過去の検証、過去の必勝パターンなど、環境変化の前には、屁の突っ張りにもなりません。
そして、その環境変化が常に繰り返し起きているのが相場なのです。
この辛い経験から、私は、次の言葉を身を持って刻まれることになったのです。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。(チャールズ・ダーウィン)
私は、相場の不変の法則を発見しようとして努力を続けた結果、一文無しになりましたが、これについて、ソロスは次のように述べています。
私は特定のルールに従ってゲームに参加しているわけではない。ゲームのルール が変化するのに注目しているだけなんだ。(ジョージ・ソロス)
つまり、相場に対するアプローチが根底から違うのです。
私は、過去のパターンから法則を発見して思考停止しようと努力を続けましたが、ソロスは、変化を読もうとしていたのです。
こうして私は、検証生活を続け結果、例に漏れずに、10年間にわたり、毎年毎年負け続け、働いて稼いだお金を一生懸命に貯金して全て相場に注ぎ込むも、ついに一文無しになったのです。
ボーナスは、全て相場につぎ込みましたし、20代の遊びたいさかりの時の給料もできるだけ節約しては、相場につぎ込んでいました。
それでも、ついに貯金が底をついてしまったのです。
銀行預金も無くなり、証券会社の残高もほとんどなくなりました。
お金が尽きてしまって、もう、相場が続けられなくなりました。
土日は全て検証に明け暮れ、これほど努力を続けたのにもかかわらず。。
今でも、通帳を見て、ゼロになった時を思い出します。
あの時の悲しみとやるせなさは、今でも思い出した時に、涙が出てくるほどです。
当時、結婚していたので、嫁に報告した時、私の努力を知っていた嫁も、とても悲しそうな顔をしてじっとこちらを見つめていたのを思い出します。
せめてもの救いは、リーマンだったので、毎月生活費には困らなかったことでした。
嫁も共働きで食うには困りませんでした。
大勢の仲間の悲惨な状況を見れば、私などは、貯金が無くなっただけのかわいいものなので、全然マシでした。
当時、私自身が、ペーペーのサラリーマンで、他の仲間のように多額の借金ができる中小企業のオーナーとかではなかったことが幸いしたのです。
当時は、信用取引が当たり前なのに加えて、損したら、借金して現引きする、ということもまた常識だったのです。
そして、借金して現引きしたら、空いた信用枠を使って同じ銘柄を信用でナンピンするのです。
何故、こういう常識が生まれたかといえば、昭和のバブル時代が何十年も続いた結果、下げたとしてもまた高値を取ってくるというのが経験則上常識となっていたからです。
今のNYダウなどの動きがまさしくそういう動きでしょう。
リアルで、そういうバブルの渦中にあれば、その時点がバブルであったなどわからないものなのです。
IPOであった当時のNTTは、その諸悪の根源銘柄で、大勢の破産者を量産しました。
バブル時代、銀行は、土地など不動産を担保にするだけでなく、商売の信用さえあれば、目的無しでも、億単位の借金でも簡単にできた時代でした。
人間万事塞翁が馬と言いますが、何が幸いするかわからないものです。
その半年後ぐらいに、私は、何の偶然か、ブートキャンプに入隊することになりました。
そこで行われていたことは、
私の2つの基本的な考え方を木っ端微塵に覆すような天地がひっくりがえるような出来事
だったのです。
そもそも、私がブートキャンプに入隊したのは、
プロがやっている手法、やり方を教えてもらいたい
という不純な動機だったのです 汗
当たり前です。
私の基本的な考え方は、何も変わらなかったのですから。
しかしながら、入隊してから気がつきましたが、その不純な動機は、全く満たされることがないばかりか、私が信じて疑わなかった
勝てる方法さえわかれば相場で勝てるようになる
という私の当時の相場研究の大前提であり、私の相場哲学を木っ端微塵に吹き飛ばすものでした。
こうして、ブートキャンプの月額数万円という高額な授業料を支払って、4年間のキャンプ生活で得た最大の成果とは何だったのか、というと、
勝てる方法さえわかれば相場で勝てるようになるという私の相場哲学はまちがっていた
という落語の落ちにもならないようなものだったのです。
これを納得するために100万円以上の学費を支払って、4年間にもわたって苦しいキャンプ生活をおくることになったのです。
まあ、今、考えれば、アホの極みでした。
しかし、私にとっては、手法万能論の頭を強制リセットするには、それだけの時間と労力が必要だったということだったのでしょう。
これは、イスラム教の信者をユダヤ教に改宗させるぐらいに困難なことだったのだと今では思っています。
何の手法も学ぶことなくブートキャンプを卒業しましたが、私は使用前、使用後のように変わることができました。
すなわち、10年間以上負け続けの負け組投資家から、卒業後は、相場の利益で家族を養う専業投資家に変身したのです。
手法を学んだのではなく、考え方を変えた結果でした。
ついに、秘密の小部屋の鍵を手に入れることができたのです。
相場の本当の勝ち方を理解したのです。
私は、4年間のブートキャンプでのリハビリ生活と100万円ちょっとの授業料で、秘密の小部屋に入れましたが、ほとんどの当時の仲間は、既に破産し、何億円、人によっては何十億円の借金で破滅したわけですから、私は、かすり傷程度で済んだばかりか、授業料など、絆創膏代ぐらいの微々たるものだったと思います。
全ては、私が若くて、甲斐性なしという偶然がもたらした幸運でした。
多くの投資家は、考え方さえ変えれば、今日からでもプロになれるのに、頑として変えようとしない。不思議だ。(林輝太郎)
という林先生の言葉どおり、
イスラム教の信者をユダヤ教に改宗など、簡単にできるはずがないのです。
はっきり言いましょう。
無理です。
私が、4年間にわたる拷問生活を続けて、やっとできたことなのですから、一般人が普通の生活をしながら、できる可能性はほとんどありません。
ただ、少しわかってきたこともあって、長くなるので次回にでも。。

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コメント
No title- きなこ餅 / URL :
- 2021-07-11 21:14 :
- 編集
こんばんは いつも更新のたびに
考えさせられ感謝しています
やり方ではなく相場環境を感じ
いまやるべき時なのか休むべき時なのか?それを見抜ける目もなく
感じだけでおもむろにやり
いまは環境が良いのか?
今年はなんとか微増が出来ていますが結局勝ちきれない……
しばらく調子よく勝っても
もっと取れるんじゃないか?
この銘柄でも取れるんじゃないか?と選択を広げて自滅する
今は1つの銘柄を固定監視してそれのみをトレードするという
ルールを持ってやっているのに
欲の皮がつっぱってここでもっと取ってやろう……と他の銘柄まで手を出して余計な事をして調子が狂って普段しないような事をやって無意味に傷口を広げる自分の愚かさに嫌になっています。
決めたことを守れない次の日には約束を平気で破るこんな自分に自己嫌悪が日々大きくなるゲームに参加してるような(泣)
ロスカットすればまた元に戻って結局底で投げてました
なんてのはそれが普通の事なのだと強制的ロスカットは出来て傷口が大きく広がることはないけれども勝ちきれない自分
そして自問自答してまた元サヤに戻りこうやったらいいんじゃないか?とやり方をまた探し始める…
こんな愚かな繰り返しばかりしていると死ぬまでこのままなのかとつくづく考えさせられます
いつも貴重な体験とお言葉
拝見させて頂き感謝しております
これからも更新楽しみにしていますm(_ _)m
管理人のみ閲覧できます- / :
- 2021-07-11 21:25 :
- 編集
No title- 見習い / URL :
- 2021-07-14 18:05 :
- 編集
色々な記事を相場師の自叙伝として興味深く拝読しております。
現在デイトレードに落ち着いたようですが、そのあたりのお話も興味ありますので気が向きましたらご披露下さい。
教えて下さい- 彷徨う者 / URL :
- 2021-07-15 21:03 :
- 編集
ところで
手法を学んだのではなく、考え方を変えた結果、ついに、秘密の小部屋の鍵を手に入れることができたのです。
相場の本当の勝ち方を理解したのです
と、ありますが、ここの所を、もう少し、詳しく教えて頂きたいです。
相場の本当の勝ち方とは!
ズバリ、なんでしょうか?!
では、
次の記事を楽しみにしております。
私は、まだ、彷徨っています。
No title- 見習い / URL :
- 2021-07-17 13:07 :
- 編集
あらなみさんの別の言葉でいえば "自分の相場"を見つけて、そこで満足できる結果を残すということでしょうか。
"自分の相場"は、人それぞれ、満足の具合もそれぞれなので「勝ち方」という方法を述べることはできないでしょう。
見習いである自分は試行錯誤中で、3年前から1トレードでの利益期待値が一定なら、数をこなせばパフォーマンス改善するはずと考え、色々短期売買手法を実践しましたが、結果大損で自分はデイトレードは絶対向いてないとうことが分かりました。今年は従来スタイルでそこそこのパフォーマンスですが、未練はあります。
売買歴の反省(PDCA)で自分のスタイルを洗練させることが”自分の相場”だと理解してます。
「自分の内にあるエッジ(優位性)」:さすが相場師と思わせるいい言葉ですね。
管理人のみ閲覧できます- / :
- 2021-07-17 23:30 :
- 編集
No title- MEANING / URL :
- 2021-07-18 07:29 :
- 編集
書き込みはしていませんでしたが、引き続き通っていました。
当て屋からの脱皮 第三巻の続きを待っていたのですが、今回は続きのような内容になりそうですね。
当て屋からの脱皮 第四巻、としても良いかもしれません。
当て屋からの脱皮 第三巻で続きはまた次回、と書かれていたので続きはまだかなぁと思っています。
個人的には、当すれば勝てるようになったのか、より、どうすれば勝てなくなったのか、が興味あります。
勝てるようになったのは、自分のやり方が良かったのではなく、時流が自分に合ったから、という結果だと思います。
しかし逆はどうなのかというと、慢心による手法の変化を自分で気が付かなかった、自分で時流から外れて行った、成功体験から変化に適応できなくなった、という事が多分にあると思います。
それではまた。
自分でやる- タグ / URL :
- 2021-07-18 20:15 :
- 編集
何やら「あなたも株のプロになれる」立花著のように通づるように思います
立花著のなかで辛辣は発言がありますよね。以下に引用します
質問者「いえ、私が教わりたいのはいまおっしゃられたいくつかの必須項目を実行するための方法と、上手になるためのコツといいますか、儲ける具体的な方法なのですが……」
立花氏「あなたは生まれたばかりの赤ん坊ではないでしょう。決心すること、技術の向上の努力をすること、それくらいはご自分でおやりになったらどうですか?それすら他人の手をわずらわさなければできないのですか?(以下省略)」
多分、儲けたい人と教える側とでは永遠にこういうやり取りが続く可能性があるような気がします。
儲けたい人は、誰が売買しても必ず利益になる具体的な方法を知りたい。いわゆる万能マニュアルの探索
教える方としては、誰もが利益になる万能手順書などないことを説く
ここで大きな齟齬が生じている
値幅を取るための手段(手法)は人それぞれであり、取れるようになるにはその人の値動きに対する直観がある一定以上のレベルに達するしかない。
私は技術の向上とは経験値からの直観であると勝手に定義しています。ここいら辺は人それぞれ表現の仕方があるものと思います。
端的に表現すると、値動きが上下することが分かった。そしてその値動きがプラスに動いても、マイナスに動いても値幅が利益になることを理解する。これが全て。
あとはその値幅をどうやって取りましょうか?という話である。
値幅の取り方なんてのは、酒田罫線から中源線、鞘どり、各種テクニカルといくらでもある。どんなやり方でもいいから自分で値幅を取れるようになれば良いのではないか?
手法にこだわる必要はない、なんて思います
手法など知らなくても値幅を取れる人は取れる。体系化された手法は下地が整っているという利点があるだけである。
と、少し分かったようなことを書いてみました。
しかし、林本・立花本・あらなみ殿の経験とこれ以上なにが言えるのだろうか?という感じも受けました
実際、誰にでも利益が出せる具体的な手法・考え方が知りたいって無茶苦茶な要望ですよね
勝ちターンと負けターン- FREEHAND / URL :
- 2021-07-18 23:15 :
- 編集
私の現状は、2ヶ月ほど勝ち越した後、2ヶ月ほど負け越す、というように勝ちと負けのターンを交互に繰り返しています。
まさに勝ちきれないといった状況です。
その原因を自分なりに分析すると、大きく二つあると思いました。
一つ目は、勝てる時は直感的なトレードで勝てるけれども、負けるときは理屈的なトレードで負ける、というものです。
直感的なトレードとは、ローソク足チャートを見ていると特別なツールを使わなくてもいつエントリーすればいいのかが分かり、利食いもどこですればいいのかが分かるというものです。
相場で何が起こっているのかが分かるので、とても簡単に勝てます。
理屈的なトレードとは、例えばダブルボトムでロングする、みたいなことです。
勝ちターンの後、さらに勝ちを増やすために、そのような理屈や知識を勉強するのですが、これにもとづいてトレードするとたいてい負けます。
勝つためにやっているのに負けるので、おかしいと思って更にトレードを重ねて負けを増やします。
そこで改めて直感的なトレードに戻すとまた勝ちターンがやってきます。
ですから、理屈的なトレードをする誘惑にのらないことが勝ちきるのに必要ではないかと思います。
今回の記事で、考え方を変える、とありましたが、今の私には上記のことがあてはまるのではないかと思いました。
二つ目は、勝てる時は勝ちやすい相場環境の時期であり、負けるときは負けやすい相場環境の時期であり、その変化に気付けなかった、というものです。
勝ちやすい相場環境は分かりやすい相場環境であり、直感もよく働いたのだと思います。
そして負けやすい相場環境なのに、前述した理屈的なトレードで臨んで負けてしまうのだと思います。
これは今回の記事にある、環境の変化が全く見えていなかった、にあてはまると思いました。
このように反省してまたトレードに臨もうと思います。
考え方を変える- 猫耳頭巾 / URL :
- 2021-07-19 13:38 :
- 編集
今まで自分が出来なかった事ってなんだろう、と考えたところ、
「利益が出たらやめてしまう。
損が出たら、利益が出るまでしつこくやってしまう」
これの反対の事が出来なかったんだ、思い至りました。
これからは、考え方を変えて
「利益が出たら、とことん取っていく。
損が出たらやめる」これを徹底しようと考えました。
たとえ話- ATSUO / URL :
- 2021-07-27 11:01 :
- 編集
あるところに絶対王制の王様がいました。
その国では、人口の男女比は1:1なのですが、その王様は男性の
人口を増やしたくて次のような命令を出しました。
(1)女の子を出産した夫婦は、以後の出産を禁止する。
(2)男の子を出産した夫婦は、以後の出産を奨励するとともに、
以後10年間の税金を免除する。
その結果は?・・・皆さん御想像のとおり、税収が減っただけで
男女比は変化無し。
要因は他のところにあるんでしょうね。 多分。
わかることとできること- ルイジ / URL :
- 2021-10-06 09:27 :
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その時は勝てそうだと書いたのですがやっぱりだめで泥沼を這いずり回っていました(手法ジプシーでした)。
この度ドル円のみのスキャルで1700回ほどトレードし、約70PIPSのプラスになりました。
しょぼい利益ですが、一つの手法で一か月半をプラスで終えられたことが何よりもうれしかったです。
その過程でわかったことは、あらなみさんがおっしゃっていた「わかることとできることは違う」ということです。
1PIPS抜きなんてと頭で考えても、実際やってみると、ものすごく大変です。
ひどいときは7連敗で10PIPS以上やられもうやめようかと考えますが、我慢しているといい波が来て収支が回復するのです。
ただ今後も勝てるかどうかは自信がありません。この後の1700回で確率修正が来てマイナスに転落するのかもという怖さがあります。今はそういう心境です。
株も動いていますが、あらなみさんのご発展をお祈りします。
ちなみに今まで捨てて来た手法も、1000回とかやればプラスだったのかもしれませんね。
考え方- 助六 / URL :
- 2021-12-24 12:18 :
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まさにこの事が、手法・やり方が分かれば勝てるとお考えであること象徴しているのではないでしょうか。過去の中長期ではなく今やっているデイの[やり方]の事を書かないから結論がないと。
ここから抜け出さぬと勝ちはないという事が長期に亘りこのブログでは述べられているのかと思います。
あらなみさんはデイだから勝てているのではないと思いますよ。デイでも中長期でもどちらでも勝てるはずです。デイなのか中長期なのかということが勝つための根本的な要素ではないという事はあらなみさんが伝えたい大切なことの一つだと思われます。
時間軸や手法なんてのは個人の好みや発注できる時間帯(兼業であれば成行か引けか昼休みかなど)とかの都合にあっていればなんでも良く、必要なのは確率論的思考を元にトータルで考える事である、と、明確な結論を書いて頂いています。
それを字面で見てわかるというのでなく、自分の手で、実際に膨大な回数の勝ったり負けたりを繰り返しつつ試行錯誤を行うことで体得する必要がある、というのがあらなみさんの伝えたい事じゃないでしょうか。あらなみさんだって、10年以上試行錯誤をされてるはずですよ。
プロ野球選手に、どうしたらプロになれますかと聞いても、聞いただけでプロになれるような明確な答えは来ないでしょう。練習に対する姿勢、どのくらいの期間練習してきたかなどは答えてくれるでしょうが、実際にプロになるためにその練習をするのは自分以外にないはずです。
手法探しというか、探せばどこかに答えが転がってるだろう、誰かが教えてくれるだろう、望むような答えが出てこなければ批判してでも引き出そうとする、というような甘えが入った安易な姿勢である限り、直接的にせよ間接的にせよ、お金の奪い合いという、シビアな真剣勝負の場である相場でやっていくことは困難だと思います。
あらなみさんも御苦労された分、御自身が経験された悲哀を初心者がなるべく回避できるように、長期にブログをやられているのかと思います。私自身もこのブログに大いに助けられましたので、わかるまで繰り返し読まれるというのが良いかと思います。
と、批判めいた書き込みでコメント欄が荒れてしまったらすみません笑
その時はすぐ当方の書き込みを削除していただけますと幸いです。
いつも示唆に富む記事をありがとうございます。これからも楽しみにしております。
いろいろいるのですねえ- 虚無僧 / URL :
- 2021-12-24 15:31 :
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それと、ここに集まる人は儲かっていないと、どなたかが
かってに「類推投稿」していますが、
わたしはね、儲けているから、誤解なきように。
ほかのひとも、わたしの想像では、かなりの手練れが多く、
きちんと儲かっていると思っております。
想像で「儲からない、迷い人の集まり」といわれるのは、ちょっとね、違うと思いますよ。
いろいろなひとがいるなあ、、、、ってことね。
わたじは長年雑誌・書籍の編集をやってきましたが
作家には表現の才能・力量は当然要求されるのだけど
読み手にも一定の「読み解く力量」が必要だと思います。
それも含めて、いろいろですねえ。
あらなみさんが、ここにしばらく投稿なしで
別のところで意見をうかがえるのだけど
わたしはね、頻繁にここに確認にきます。
どんな意見でも、あらなみさんは、きちんと「承認」して開示されるのだし、
だいたいが、ここはあらなみさんのページであり、
どのように使おうが、自由でありましょう。
最後に、本投稿に、あらなみさんの別段の
レスポンスはいりませんことを申しておきます。
いろいろだなあ、、、、ってね、それだけなんだけど
わたしはね、「集まっている人は儲かっていない」ってことが
完全な誤解なので、j一言いっておきます。
考え方- 助六 / URL :
- 2021-12-24 20:52 :
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あと相場に限った話ではないですが、ある程度のレベルに達した人が見ると、その分野での振る舞いや投稿された文章など、その人の断片を見て勝っているか負けているか、名前は違えど同じ人物か、などは一目瞭然でわかる気がします。
承認待ちさんが何故批判的な書き込みをされるか分かりませんが、相場で利益を残すことが目的であれば違う方向に労力を使われてはいかがでしょうか。
相場一本で長期に生き残りかつ家族まで養っておられる方のブログで、コメントされる方々も専業ないし専業に近い腕をお持ちの方もおられる場で、御自身が相場に関して居丈高に書かれている内容は、人に一目置かれるどころかやや恥ずかしいレベルのように思います。
目的がまた別にあるのであれば相場に関する私の指摘は的外れであろうため無視していただいて構いません。
こんな事を書いてはおりますが、別に悪意があるわけではなく、私は何かの縁あって幸運にもこのブログに辿り着きヒントを得て試行錯誤の末にまだ途上ですがそこそこの利益が出るようになった人間ですので、匿名に近いとはいえ、この場でやりとりをするご縁ができた承認待ちさんの成功をお祈りしております。お互い頑張りましょう、承認待ちさん。
売り本玉がありません- 虚無僧 / URL :
- 2021-12-24 23:37 :
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安く買って高く売る。
それ以外にはない、という表現だけで
「このひとは売り玉が建てられないのね?」って思ってしまう。
もっと簡単にいえば「玉の差額を得る」ってことにすぎないね。
書いてあることは、ここでも何回も触れられており
参加者のほとんどが知っているはず。
なにを根拠に高飛車に「みなさんは、、」なんていうんだろ。
その上目線姿勢と、売玉を知らないことだけで、
きつくいうなら「お里が知れる」ってことで
技量のほども推測がつく。私見だけどね。
だいたい専業プロにむかって、礼儀をかいているよ。
ほんと、「いろいろだなあ」ってことだ。
買いしかしらないってことを、自然に暴露してますな。
わたしの視点では。。。。。
掲示板があれるのは避けたいが、
あまりにもね、、、、、って思う。
はずかしいと思わないのがすごいね。
本投稿はふさわしくないと、あらなみさんが思われるなら
助六さまといっしょです、削除処理してください。
あらなみさんの一切にレスポンスは、どうかお気遣いなきよう。
掲示板のマナー- ATSUO / URL :
- 2021-12-26 09:02 :
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不愉快な思いをしているのは、私だけではないと思います。
例え自分の書いた内容でも、他の人からRESのついた投稿を勝手に削除するのは(違法ではないにしても)マナー違反と思います。
多くの方の意見を遍く表示するのは、健全な掲示板として重要なことですが、場合によってはあまりに酷いものは管理人さんの権限で適切な対応をして頂くことも必要と思います。
お手数ですが、宜しくお願い致します。
脱皮してないのはだれなのか- 虚無僧 / URL :
- 2021-12-26 20:08 :
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売り本玉はやりません(できません)。
銘柄選択は大事です。厳密にやります。
これはね「上がる銘柄探し」をやるってことで
「典型的な当てや」なんだよ。
自己肥大してるから自分がひでえレベルなのもわからん
というより理解力がないんだな。
恥をかくだけなんだから、出てくるのをやめなさい。
ここはかなりな上級者が集まっている
きみのような「脱皮以前」のひとは、
考え直してからくることだね。
とおまわしにいっても「理解できない」ようだから
はっきりいっておく。
きみは脱皮してない。
だいたい立花さんは「銘柄固定繰り返し売買」だぞ。
どこに「銘柄探しが大事」なんてありましたか。
はずかしい限りの自己肥大ですな。
不健全な投稿がおおいから- 虚無僧 / URL :
- 2021-12-26 23:15 :
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参考になった言葉を上げてみます。
もちろん、立花さん、林先生ほかたくさんの先達
マーケットの魔術師などの著作など、
勉強、触発された事項は、たくさんありすぎるのですが
思いつくままに、すこしだけ。
立花さんの書籍から、、、、片玉半分、という規律。
いただいてわたしも使っています。
他の方で80%まで許容とか、いろいろおられますが
わたしは「片玉半分」を自分の規律に採用させて頂きました。
林先生の著作群から、「コストダウンは常に10%以上売る」
これも自分で採用。
わたしに教えを乞う後輩には、
どこかの脱皮以前とは、まったく反対の教えをします。
つまり「底値でも売る。天井でも買う」それが上級者への第一歩。つなぎの第一歩。ということです。
安く買って高く売る、なんてことをほざいているうちは
脱皮以前。単なる当てやに過ぎず、いず消える下級の技量であります。
板垣浩さんの著作から、「自分の持ち技は細かい分割」ということ。
これは参考になりました。
わたしの持ち技は、細かい分割なおかつつなぎコストダウンです。
あらなみさんと、このボードで、以前に等分割、不等分割について話したとき、
「わたしは不等分割なんて高度なことはできないので
練習したうえで諦めました」といったところ、
あらなみさんも等分割であることを知りました。
このようにあらなみさんでさえ「等分割なのだ」ってことが
どれほどの勉強と励ましになるか。
そういう大事なところに気づくかどうか。
そういうことには「謙虚な姿勢、礼節ある態度」でないと
気づかないのだと思います。
さらに勉強になったのは、
あらなみさんでも、10分割以上を実践することがある、ってことです。
投下原資によりますが、板垣さんの持ち技、細かい分割と、どこかに流れが似ていると、わたしは感じ、
わたしも同様の分割実行なので、
非常に参考になり、また心強く感じました。
まだいっぱいあるんですが、
このところ、掲示板が「脱皮以前」の思い上がり、上目視線の投稿のため、荒れ気味でしたので
本来の「意見交換」の一環として、わたし自身の「自分なり」の一部を開示しておきます。
どなかの参考になれば、この上ない幸いです。
当然「反面教師」的に捉えていただいてもかまいません。
人の「自分なり」の一部でもしれば、許容するにしても
否定するにしても、参考になると思います。
掲示板の正常化にお互い努めたいものです。
あらなみさんのお力をお借りするまでもなく、あんなひでえのは「おまえさん、未熟でひどいよ」って
いってやるのが親切というものです。
何人もが、わたしも含めて、そのようにいっているのに
理解できないのは、承認欲求の強さゆえ、人間として未熟ゆえでしょう。
このところわたしだけでなく、ほかの一部の方も不愉快だったのですから、
きちんと対応して、あらなみさんから頂いた数多くのヒント、教導に感謝の意を表したいと思います。
それ以外に他意はありませんので、ご理解のほどをお願い申し上げます。
自分なりは大事ですね。- 助六 / URL :
- 2021-12-27 09:56 :
- 編集
という旨の言葉を紀元前の詩人エウリピデスが遺しております。
意見を異にする双方が論争となる場合は、どちらの立場が本当に愚かなのかという問題は置いておいて、互いに相手方が愚かに見えるものです。人は説得などでは根本は変わらないというのは皆様も各々の人生でご経験かと思います。よって意見を統一するというのは無理筋でしょうし、それらの事を腹に落とした上で謙虚な態度で相場の技術的な議論をすれば建設的ではないでしょうか。
また、ここはあらなみさんのホームであり、我々は客としてお邪魔している立場です。あらなみさんが書き込みを削除するのは御自由ですが、各自が好き勝手に書いて、それを削除すると言うのは他人が家にきて勝手に冷蔵庫を開け締めするようなものではないですか。コメントが承認性である事もしかりです。我々が文句を言うことではありません。
現実の対人関係では発言は取り消せません。名前もコロコロ変えられません。匿名が許されるインターネット上であればこそ同様の意識でおらぬ人は内容を問わずどうしても発言は軽く見られるでしょうね。
前置きが長くなりましたが笑
虚無僧さんの書き込み、非常に勉強になりました。私も虚無僧さんに教えを乞いたい笑
私の自分なりも一つ。誰かの御参考ないし反面になれば幸いです。初心者の頃林先生の本を読み、逆張りで平均値を有利にすれば良いのだ、それに上達すればどこでも取れるんだと勘違いして、それこそ-1、-2を20回近く下手くそに分割して建てて、それを繰り返してジリジリと長年かけて資金の3割強を飛ばした事があります。
逆張りナンピンの練習といえばそうなのですが、逆に言えば底を当てに行っているからそういうことになっていたわけです。逆張りで買いというのは、上げの傾向を安いところで買うから成り立つのであって、平均値を有利にすると言う目的で下げ傾向を底を当てる目的で買ってはいけないと言うことですね。逆張りで建玉するならその時は戻りを売るですね。私と同じ誤解をして間違った練習をされる方が居られたらご参考に…
その様な痛い目を見た(結構長い期間同じやり方を繰り返して苦しみました)経験もありダラダラ分割すると自分の性格では中弛みというか、試しと本玉の区別もなくなって精彩を欠くと考え、本玉への分割は試しは除きますが不当分割でゆっくりと、3回程度までにしています。思った玉数入れられない事もしばしばですが、それはその時と諦めて手仕舞い、またある程度の期間利益にも損にもならない場合も切って、他のデータを取り続けている慣れた銘柄に行きます。自分が慣れた銘柄で動きそうなものがない場合は本業逃避拳です笑 何もせずに待ちます。
コストダウンのツナギは私が未熟なためかやり出すと何故か本玉が無くなったり笑
とぐちゃぐちゃになりがちなので、利益が乗った本玉に対して試しの意味での少量の反対しかしなくなりました。安楽商いに近いですかね。
やはり虚無僧さんの言われる「自分なり」ですよね。売買に関してはこれが唯一正解というのはないように思います。
承認待ちさん、「自分の売買の詳細なことは答えない」「簡単なことで誰でも判ってしまう」とのこと。
何か、発見しさえすれば、魔法の様に万能なそれでいて簡単にストレスなく相場からお金を引き出す手法をお持ちの様ですね。羨ましい限りです。この掲示板にいらっしゃる皆様は、私も含めその魔法の様な方法を見つけられなかったため、それを探すことを諦めたという前提で、金を張る事にした人の集まりです。
なので簡単に勝てる方法をお持ちの承認待ちさんとは考え方が根本から違うようですね。その様な手法をお持ちなら、御自身が求められる場は他にあると思います。キリスト教の教会で真言宗の坊さんが目の色変えて演説する様な事はなされぬようお願いします…
売買例- 助六 / URL :
- 2021-12-28 06:53 :
- 編集
-1 0-1
-1 0-2
-1 0-3
-1 0-4 本玉含み損
1- 1-4 戻して本玉利益 1-4はつなぎ、0-3でも良い
又下げだした
-1 0-4 ツナギ利食い
-1 0-5
-1 0-6
-1 0-7
上げだして本玉に利がのって来た
1- 1-7
1- 2-7
1- 3-7
最終的に
1- 7-7 利益の両建て
1- 8-7 これはしない、1-は純空になっている
そして下げだして来た
-1 6-7 売り玉利食い
-1 5-7
-1 4-7
最終的に
-1 0-7 本玉含み損か
そしてまだ下げる
-1 0-8
-1 0-9 本玉含み損
承認待ちさんの売買例をご提示いただきました。ようやく技術の話になってきましたね笑
それでこそこのブログの本筋であると思います。
ご提示いただいた売買例ですが、私が思うに、資金管理が大切と言われる割にツナギの使い方や特に最後の2行は?と思います。
ご自身が言われるように、相場の値動きは予測できません。下がると言ってもどこまで下げるかわかりませんし、下げてから数年間死人の心電図みたいになることもありますね。それはその時までわからないわけです。
玉の操作として、利益がのる方向に本玉が建つのが良いのではないですか。私はそれを目指してやってますし、そのために試し玉を使い、ツナギを使うという物ではないですかね。ツナギの枚数が本玉以下である限り、ツナギの利益は本玉の利益を超えませんね。コストダウンとは言え、最後にさらに買いを追加というのは…
この売買を見て思うのは、虚無僧さんがまさに指摘されたように、売りの本玉が建てられていない。
繰り返しになりますが最後引かされた玉が-9で、最初の建玉より買いが増えているということは、資金管理的には少なくともまずいだろうとおもうのですが、いかがでしょうか。
このようなツナギのやり方では同じように推移すると、単純に考えて次は-11,-13と、損本玉が増えていき、最悪のところで投げそうな感じがしますね。
そもそも最後の-9が9-になっている事や、利益の両建て以降の下げで少なくも7-3とかになってるのが上手と言えるのではないですか?こう言うタイプのツナギは自分はやりませんが、まるっきり反対のことをすれば、ツナギの損は小さく、本玉の利は乗ってる状態で最後の行を迎えられますね。
これは損切りができず、ツナギで含み損を減らすという心理的な偽の安心感で、引かされ玉が残っていくやり方に見えてしまいますが、下げても絶対に買いは切らない、引かされるたびに資金を追加してナンピンする、というのなら成り立つかもしれませんね。
ここにおられるみなさんは、それはしないでしょうしこのような売買は参考にもならんでしょう。
まさに最終的にはもどすはずだという、ご自身がしないという[予測]をされているという事に他ならないからです。ツナギが入っていますが、されていることはいつか上がると予測して、含み損が乗った因果玉を抱えているだけではないでしょうかね。
売買例を御提示頂きありがとうございました。承認待ちさんの腕がよくわかりました。他人の売買を見ると勉強になりますね。
礼儀知らずは無視します- 虚無僧 / URL :
- 2021-12-28 08:50 :
- 編集
一切のレスをしなければいなくなるよ、こんなの。
今後、わたしは何を言われても、一切無視です。
みなさまも、そんなことでいかがでしょうか、と思います。
ゴキブリを手でつぶすと、気持ち悪いでしょ?
そんな感じで、戸をしめてほっておけばいいと思う。
反面教師- ATSUO / URL :
- 2021-12-29 11:11 :
- 編集
さんざん好き勝手なことを書いておいて、RESのついた投稿を一方的に削除する。
理性のある人間のすることではないと思います。
尤も削除されたのが管理人さんであるのなら、話は別でしょうが。
助六さんの投稿により、売買譜だけは保存&再掲されました。 こういう売買はしてはいけないという譜の見本が残されました。
プロ級の方が大勢おられる中、上から目線で自慢するような内容ではないと思います。
私も反面教師として、大いに参考にさせて頂きます。