何故勝てるようになったのか 4
2022/01/09 Sun
■鉄のメカニズム_水面アップアップの法則
上がる株を探して買う。ちょっと上がったら利食う。下げたら戻るのを待つ。
これが世間一般で最も行われているトレードの典型で、鉄のメカニズムです。
上がる株を探す方法は、ファンダあり、テクニカルありですが、最初は、色んなやり方を探しますが、実際に相場を始めて数年も経つと、何をやってもダメなことがわかってくるので、最終的には、なんとなく上がりそうだから、という感覚トレードに落ち着きます。
特にチャートでもなく、ファンダでもなく、上がりそうだと思ったら買いというフィーリング手法です。
そして、少し上がれば利食いして、下げたら戻りを待つ、という売りの方法も、誰に教えられたのでもありませんが、これまた鉄板手法となります。
このフィーリング手法を続けて、相場歴20年、30年という強者はものすごく多いです。
では、何故こうなって落ち着いてしまうのかというと、心理面と値動き両面からのメカニズムが見事に働いているからなんです。
①上がる株を当てれば勝てるという考え方
②とにかく勝ちたいという心理
②相場の値動きのほとんどが保ち合いなので上がればすぐに下がる、下がれば戻るを繰り返すという値動きの法則
この当てれば勝てる、そして1円でも勝ちたいという心、さらに、相場のほとんどが保ち合いというセットによって、しばらく相場を続けていると、ほとんどの人は、どういう経緯で相場を始めたにしても、この鉄のメカニズムに落ちてしまいます。
※今回に限り「勝つ=目先の勝負に勝つ」と読んでください。
入り口は、どんなやり方だったとしても、最終的に出口はほぼ全員が、この鉄のメカニズムの餌食になります。
じょうろから入った水が一箇所に集められるように、鉄のメカニズムに全員が落ちてきます。
とにかく勝ちたい。1円でも負けたくない。
それに加えて、ほどんどは戻ってくる保ち合いという相場の動き。
株を買った後の損益というのは、水に飛び込んだ人と同じような動きで利益になったり損したりを繰り返します。
すなわち、水に飛び込んで、一旦沈んでもすぐに浮上する。
浮上して少し水面上に出たと思ったらまた沈む。
沈んだと思っても、少し息を我慢していてれ、また水面上に顔が出る。
なので、水面に顔が出た途端に素早く息をして、沈んだ時には息を我慢する。
これが、水に飛び込んだ時に、人が自然にやる息継ぎの方法です。
この水に飛び込んだ時に自然にやる息継ぎの方法と同じように、相場でも、水面に顔を出した時に素早く利食いする。
一方で、水面下に沈んだら息を我慢して、水面に顔が出るのを待つ。
これこそが、目先の勝負に勝つための一番簡単な秘訣なんです。
勝つ方法については、みんな色んなことをやっていますが、実際にやっていることの本質はほとんどみんな変わりません。
みんながやっていることは、水面上に顔を出した途端に利食いして、水面下に沈んだら我慢して耐える。この繰り返しだけなのです。
こういうトレードの方法が、誰に教えられるでもなく、自然に身についてしまってはなれません。
というよりも、この鉄のメカニズムをやめれば、待っているのは、損切りの嵐だけなので、やめることは不可能に近いのです。
この鉄のメカニズムを使っているからこそ、目先勝てているのだから、やめれば負けしか残りません。
結果として、絶対にやめることなどできはしないのです。
とにかく勝ちたいという心理から、野球の試合のように、1-0でも勝ちは勝ちだという心理がこのメカニズムを支えます。
このメカニズムの結果として、この方法を使えば、どんなエントリー方法を使っても、勝率で70%から80%は維持できるようになります。
「自分は、相場を当てることができるようになった!!」
「これで10中8、9は相場が当てれられる!!」
と人に自慢したりするようになります。
逆に言うと、素早く利食いして、損を粘るということでしか勝てない、という驚愕の事実が裏に潜んでいるのです。
こうして、鉄の大衆トレード手法を大勢が自然とやることになるのです。
次第に、鉄のメカニズムにどっぷりとはまってしまって、手法は、感覚自在流に変化していきます。
色んな知識やノウハウを知っていても、全く使わない。あれも知っている、これも知っている、でも、絶対に使わない。
実際のトレードで使うのは、徹底した速攻利食い&損は我慢して耐える、という水面アップアップのメカニズムということになります。
上がる株の探し方は千差万別で、最初は本を読んで、ブログを見て、セミナーを受けて、と知識だけは、年月を経るごとに豊富になっていきますが、では、その知識を生かして実際にトレードしているのか、と言えば、
知識だけはどんどん増えるけれど、やっていることは最初の頃とほとんど変わりません。
当てれば勝てると思っていても、結局、何年も努力しても全然当たらない。何をやっても大して変わらない。
しかしながら、目先で勝つことに関しては、速攻利食い&損を徹底抗戦するという鉄のメカニズムさえ使えばほとんど勝てることを学ぶ。
結果、誰もが、この鉄のメカニズムを使えば本能的に勝てるとわかって、どっぷりとはまってしまう。
これを10年、20年と、延々と続けるわけです。
相場を目先当てるというだけなら、この鉄のメカニズムを使えば10中8、9勝つことは誰だって達成できます。
儲かったら速攻利食いして、損したら徹底的に粘るというシンプルで、かつ心にも優しく、簡単なやり方です。
だからこそ問題は、この手法にハマってしまうと、泥沼のように抜け出せなくなるということです。
結果、アルコール中毒、ギャンブル中毒、薬物中毒と同じく、鉄のメカニズム中毒にはまって抜け出せなくなってしまうのです。
昭和のバブル時代の話。
当時の上がる銘柄探しのやり方の王道は、対面取引が基本の時代だったので、証券マンに上がる株を教えてもらってそれを買う、というものでした。
そして、ちょっと上がったら、証券マンからすぐに売れと電話が来るので、得意満面で売る。
一方で下がったら戻りを待つ。
これを繰り返します。
頻繁に売買する顧客の多くが信用取引を使っていますから、損したまま6ヶ月期日を迎えたら、信用で乗り換えるか、現引するか、投げるか、の選択を迫られます。
土地さえあれば、銀行はいくらでも金を貸してくれた時代なので、現引代金が足りなければ、不動産融資で乗り切る人が多かったです。
こういうメカニズムのため、高値の6ヶ月期日迎え向かえにがっくりと下がる、という値動きが頻繁に起きました。
当時を知る証券マンに聞けば、ほぼ95%の顧客がこういう売買を繰り返していました。
というよりも、このちょこちょこ利食いして、損したら徹底抗戦で粘るというのが、証券界の常識だったのです。
こうしているうちに、バブル崩壊によって、この鉄のメカニズムでやっていた95%の投資家は壊滅しました。
私の周りにいた大勢の投資家仲間は、一家離散、破産、夜逃げ、そして自殺、と地獄を味わうことになりました。
私もその例外にはなれずに一文無しになりました。一文無しというのは、最も軽症でした。何故なら、担保となる土地を持っていなかったので、借金できなかったという幸運があったからでした。。
その数年後、私は、野川ブートキャンプという更生施設に入所し、鉄のメカニズムの禁断症状からの脱皮を図り、4年間の強制的なキャンプでの更生プログラムにより、強制的に何とかかんとか中毒症状から抜け出すことに成功しました。
これは、前に書いたとおりです。
さて、現代においては、証券マンのアドバイスで株をやっている人はお年寄り以外もう誰もいないと思いますが、
ちょろちょろ利食い&損の徹底抗戦という鉄のメカニズムは、数十年を経て、対面取引からネット取引に変わっても、不変に働いています。
未来永劫にわたって、今後も永遠に投資家の大多数がこの鉄のメカニズムに従って投資を続けていくことになるのでしょう。
目先の利益にこだわれば、絶対にこの鉄のメカニズムから抜け出せないし、やっている本人も薄々こんなことを続けていてはダメだとわかっていても、どうしてもまたやってしまうという中毒性があるからなんです。
松井証券などが発表する信用取引の含み損益が常にマイナスというのは、このメカニズムを裏付けるもので、長期に保有しているのは、常に含み損ばかり、ということになるわけです。
私から見ても、ほんとうに熱心に勉強している投資家の方や数多くのセミナーに参加したり、何百冊という本を読んだり、研究したり、検証を繰り返したり、という人が本当に大勢おられます。
しかし、結局は毎年毎年負け続けて、気がつけば10年、20年と年月が虚しく過ぎていく。
そういうベテラントレーダーが本当に多いです。
何故そうなってしまうのか。
エントリーのやり方の工夫以外の原因ではないのか。
ここに気がつかないで数十年。本当にもったいないことだと思うのです。
エントリーの手法がいらないというわけではありません。
しかし、そんなことよりも、基礎の土台があるのです。
エントリーのやり方、手法にばかりこだわっているというのは、私から見れば、建物を建てるのに、内装とか、家具とか、そういうものにばかりこだわって、基礎工事が全然できてない、という建物と同じです。
美味しい料理を作るのに、レシピも必要だけど、まずは出汁のとり方だろう。
野球をするのに、まずは、下半身の強化だろう。
因数分解とかを習うよりも、まずは九九を覚えることだろう。
そういうことと同じで、基礎の土台が腐っていたら、その上に何を建てても無駄です。
相場においては、それがわかっていない人があまりにも多すぎます。
そして、その基礎のところは、実に地味なので、本に書いてあっても、セミナーで言われても、右から左というのがデフォルトなのは、全く驚くことではありません。
野川氏が言っておられたのですが、
「セミナー中、肝心な話ほど、みんな寝てたり、ぼやっとしている。そして、最後の銘柄予想になると、むくっと起き出して、メモをとる」笑
この基礎に気がついた人が、やっと秘密の小部屋の入り口に立った人ですが、その数はものすごく少ないです。
本来は、手法だとか、やり方だ、というのは、入り口から中に入った人がやる次のステップなんです。
外の人が何をやっても、どれだけ勉強しても、残念な結果にしかなりません。

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上がる株を探して買う。ちょっと上がったら利食う。下げたら戻るのを待つ。
これが世間一般で最も行われているトレードの典型で、鉄のメカニズムです。
上がる株を探す方法は、ファンダあり、テクニカルありですが、最初は、色んなやり方を探しますが、実際に相場を始めて数年も経つと、何をやってもダメなことがわかってくるので、最終的には、なんとなく上がりそうだから、という感覚トレードに落ち着きます。
特にチャートでもなく、ファンダでもなく、上がりそうだと思ったら買いというフィーリング手法です。
そして、少し上がれば利食いして、下げたら戻りを待つ、という売りの方法も、誰に教えられたのでもありませんが、これまた鉄板手法となります。
このフィーリング手法を続けて、相場歴20年、30年という強者はものすごく多いです。
では、何故こうなって落ち着いてしまうのかというと、心理面と値動き両面からのメカニズムが見事に働いているからなんです。
①上がる株を当てれば勝てるという考え方
②とにかく勝ちたいという心理
②相場の値動きのほとんどが保ち合いなので上がればすぐに下がる、下がれば戻るを繰り返すという値動きの法則
この当てれば勝てる、そして1円でも勝ちたいという心、さらに、相場のほとんどが保ち合いというセットによって、しばらく相場を続けていると、ほとんどの人は、どういう経緯で相場を始めたにしても、この鉄のメカニズムに落ちてしまいます。
※今回に限り「勝つ=目先の勝負に勝つ」と読んでください。
入り口は、どんなやり方だったとしても、最終的に出口はほぼ全員が、この鉄のメカニズムの餌食になります。
じょうろから入った水が一箇所に集められるように、鉄のメカニズムに全員が落ちてきます。
とにかく勝ちたい。1円でも負けたくない。
それに加えて、ほどんどは戻ってくる保ち合いという相場の動き。
株を買った後の損益というのは、水に飛び込んだ人と同じような動きで利益になったり損したりを繰り返します。
すなわち、水に飛び込んで、一旦沈んでもすぐに浮上する。
浮上して少し水面上に出たと思ったらまた沈む。
沈んだと思っても、少し息を我慢していてれ、また水面上に顔が出る。
なので、水面に顔が出た途端に素早く息をして、沈んだ時には息を我慢する。
これが、水に飛び込んだ時に、人が自然にやる息継ぎの方法です。
この水に飛び込んだ時に自然にやる息継ぎの方法と同じように、相場でも、水面に顔を出した時に素早く利食いする。
一方で、水面下に沈んだら息を我慢して、水面に顔が出るのを待つ。
これこそが、目先の勝負に勝つための一番簡単な秘訣なんです。
勝つ方法については、みんな色んなことをやっていますが、実際にやっていることの本質はほとんどみんな変わりません。
みんながやっていることは、水面上に顔を出した途端に利食いして、水面下に沈んだら我慢して耐える。この繰り返しだけなのです。
こういうトレードの方法が、誰に教えられるでもなく、自然に身についてしまってはなれません。
というよりも、この鉄のメカニズムをやめれば、待っているのは、損切りの嵐だけなので、やめることは不可能に近いのです。
この鉄のメカニズムを使っているからこそ、目先勝てているのだから、やめれば負けしか残りません。
結果として、絶対にやめることなどできはしないのです。
とにかく勝ちたいという心理から、野球の試合のように、1-0でも勝ちは勝ちだという心理がこのメカニズムを支えます。
このメカニズムの結果として、この方法を使えば、どんなエントリー方法を使っても、勝率で70%から80%は維持できるようになります。
「自分は、相場を当てることができるようになった!!」
「これで10中8、9は相場が当てれられる!!」
と人に自慢したりするようになります。
逆に言うと、素早く利食いして、損を粘るということでしか勝てない、という驚愕の事実が裏に潜んでいるのです。
こうして、鉄の大衆トレード手法を大勢が自然とやることになるのです。
次第に、鉄のメカニズムにどっぷりとはまってしまって、手法は、感覚自在流に変化していきます。
色んな知識やノウハウを知っていても、全く使わない。あれも知っている、これも知っている、でも、絶対に使わない。
実際のトレードで使うのは、徹底した速攻利食い&損は我慢して耐える、という水面アップアップのメカニズムということになります。
上がる株の探し方は千差万別で、最初は本を読んで、ブログを見て、セミナーを受けて、と知識だけは、年月を経るごとに豊富になっていきますが、では、その知識を生かして実際にトレードしているのか、と言えば、
知識だけはどんどん増えるけれど、やっていることは最初の頃とほとんど変わりません。
当てれば勝てると思っていても、結局、何年も努力しても全然当たらない。何をやっても大して変わらない。
しかしながら、目先で勝つことに関しては、速攻利食い&損を徹底抗戦するという鉄のメカニズムさえ使えばほとんど勝てることを学ぶ。
結果、誰もが、この鉄のメカニズムを使えば本能的に勝てるとわかって、どっぷりとはまってしまう。
これを10年、20年と、延々と続けるわけです。
相場を目先当てるというだけなら、この鉄のメカニズムを使えば10中8、9勝つことは誰だって達成できます。
儲かったら速攻利食いして、損したら徹底的に粘るというシンプルで、かつ心にも優しく、簡単なやり方です。
だからこそ問題は、この手法にハマってしまうと、泥沼のように抜け出せなくなるということです。
結果、アルコール中毒、ギャンブル中毒、薬物中毒と同じく、鉄のメカニズム中毒にはまって抜け出せなくなってしまうのです。
昭和のバブル時代の話。
当時の上がる銘柄探しのやり方の王道は、対面取引が基本の時代だったので、証券マンに上がる株を教えてもらってそれを買う、というものでした。
そして、ちょっと上がったら、証券マンからすぐに売れと電話が来るので、得意満面で売る。
一方で下がったら戻りを待つ。
これを繰り返します。
頻繁に売買する顧客の多くが信用取引を使っていますから、損したまま6ヶ月期日を迎えたら、信用で乗り換えるか、現引するか、投げるか、の選択を迫られます。
土地さえあれば、銀行はいくらでも金を貸してくれた時代なので、現引代金が足りなければ、不動産融資で乗り切る人が多かったです。
こういうメカニズムのため、高値の6ヶ月期日迎え向かえにがっくりと下がる、という値動きが頻繁に起きました。
当時を知る証券マンに聞けば、ほぼ95%の顧客がこういう売買を繰り返していました。
というよりも、このちょこちょこ利食いして、損したら徹底抗戦で粘るというのが、証券界の常識だったのです。
こうしているうちに、バブル崩壊によって、この鉄のメカニズムでやっていた95%の投資家は壊滅しました。
私の周りにいた大勢の投資家仲間は、一家離散、破産、夜逃げ、そして自殺、と地獄を味わうことになりました。
私もその例外にはなれずに一文無しになりました。一文無しというのは、最も軽症でした。何故なら、担保となる土地を持っていなかったので、借金できなかったという幸運があったからでした。。
その数年後、私は、野川ブートキャンプという更生施設に入所し、鉄のメカニズムの禁断症状からの脱皮を図り、4年間の強制的なキャンプでの更生プログラムにより、強制的に何とかかんとか中毒症状から抜け出すことに成功しました。
これは、前に書いたとおりです。
さて、現代においては、証券マンのアドバイスで株をやっている人はお年寄り以外もう誰もいないと思いますが、
ちょろちょろ利食い&損の徹底抗戦という鉄のメカニズムは、数十年を経て、対面取引からネット取引に変わっても、不変に働いています。
未来永劫にわたって、今後も永遠に投資家の大多数がこの鉄のメカニズムに従って投資を続けていくことになるのでしょう。
目先の利益にこだわれば、絶対にこの鉄のメカニズムから抜け出せないし、やっている本人も薄々こんなことを続けていてはダメだとわかっていても、どうしてもまたやってしまうという中毒性があるからなんです。
松井証券などが発表する信用取引の含み損益が常にマイナスというのは、このメカニズムを裏付けるもので、長期に保有しているのは、常に含み損ばかり、ということになるわけです。
私から見ても、ほんとうに熱心に勉強している投資家の方や数多くのセミナーに参加したり、何百冊という本を読んだり、研究したり、検証を繰り返したり、という人が本当に大勢おられます。
しかし、結局は毎年毎年負け続けて、気がつけば10年、20年と年月が虚しく過ぎていく。
そういうベテラントレーダーが本当に多いです。
何故そうなってしまうのか。
エントリーのやり方の工夫以外の原因ではないのか。
ここに気がつかないで数十年。本当にもったいないことだと思うのです。
エントリーの手法がいらないというわけではありません。
しかし、そんなことよりも、基礎の土台があるのです。
エントリーのやり方、手法にばかりこだわっているというのは、私から見れば、建物を建てるのに、内装とか、家具とか、そういうものにばかりこだわって、基礎工事が全然できてない、という建物と同じです。
美味しい料理を作るのに、レシピも必要だけど、まずは出汁のとり方だろう。
野球をするのに、まずは、下半身の強化だろう。
因数分解とかを習うよりも、まずは九九を覚えることだろう。
そういうことと同じで、基礎の土台が腐っていたら、その上に何を建てても無駄です。
相場においては、それがわかっていない人があまりにも多すぎます。
そして、その基礎のところは、実に地味なので、本に書いてあっても、セミナーで言われても、右から左というのがデフォルトなのは、全く驚くことではありません。
野川氏が言っておられたのですが、
「セミナー中、肝心な話ほど、みんな寝てたり、ぼやっとしている。そして、最後の銘柄予想になると、むくっと起き出して、メモをとる」笑
この基礎に気がついた人が、やっと秘密の小部屋の入り口に立った人ですが、その数はものすごく少ないです。
本来は、手法だとか、やり方だ、というのは、入り口から中に入った人がやる次のステップなんです。
外の人が何をやっても、どれだけ勉強しても、残念な結果にしかなりません。

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コメント
No title- タカユキ / URL :
- 2022-01-09 12:02 :
- 編集
特にこの記事は本当に分かりやすい。一体どうしたんだろう?って思うくらい分かり易く、読み易くなってます。
特に最近は記事が多くて嬉しいです。
でも、秘密の小部屋は小部屋ですから、あんま中に人入って来られても困るんだけど(笑)
上げ相場で浮かれて喜々としちゃうようなマヌケが多いほうが僕は嬉しいのですね。
Re: No title- あらなみ / URL :
- 2022-01-09 13:37 :
- 編集
半年間の雌伏の時を経て、色々と考えていたのですが、やっと年末になって考えがまとまってきたので、放出しています。
確かに、私のブログはわかりづらく、結論がない、答えがない、と言われ続けていますが、、、、
そもそもですねえ、、、
はっきり言って、何十年間にもわたって相場を続けていても、この秘密の小部屋のメカニズムに気がつかずに大勢の投資家が討ち死にし続けていることを、そう簡単に説明できるはずがないのです。
手を変え、品を変え、同じことを繰り返し言っているのに過ぎない私のブログですが、それでも、結論がない、答えがない、と言われ続けて、気がつけばもう10年以上。
私も、書くことに疲れ、もうどんなアイデアも尽きた、となって、筆が止まる、という繰り返しで、また年が明けた、っていう感じで、、、
ということで、地下で、愚痴をちょっと言わせてもらってます。。
No title- タカユキ / URL :
- 2022-01-09 14:07 :
- 編集
他人のことはなぜ分かるかっていうとそりゃ見ることができるからです。でも自分を自分で見ることはできませんから、分らない、まるで自覚がない・・・
とはいうものの、この記事は分かり易いですから、流石に、自分のことがよく分からない人も分ってしまうのかも???
と、少し危惧したりしておるのです。(笑)
無理のない範囲でまた何か書いていただけば嬉しく思います。
いくつかお聞きしたいことがありコメントさせていただきます。
他人を引き合いに出して申し訳ないのですがブログランキングの勝ってるトレーダー(業者除く)はほとんど今回の記事のような取引をしてると思われるのです。時折チャートでエントリーエグジットを記載してくれるのですが逆張りのナンピン使いの微益利食い。もちろんドカンは喰らうのですがそれ以上に勝てば良いという考えのようです。
割と安定して長期間勝ってる方もいるので…
最近セシルさんというFXトレーダーのツイートの参照、さらに直近の記事の社会的成功者がシステムに走ってしまう点なのですが過去記事にてあらなみさんは銘柄選定以外はシステムであると書かれていました。そもそも勝てるトレーダーは鉄の自己規律という当方の勝手なイメージがあり、アバウトさなど不要と考えていました。確かにデイトレでアルゴによるブレで損切りしてたら悲惨なことになるのは分かるのですが。ちなみにセシルさんの言う損小利大は高勝率で上がるまで待てばよい言われてました。???
Re: タイトルなし- あらなみ / URL :
- 2022-01-09 18:57 :
- 編集
まず、私はブログランキングのブログをあまり読んでいないので勉強不足ですみません。
今回の記事のような売買で絶対に勝てないとは言いませんが、私の知っている限りでは、鉄のメカニズム的売買をしている人の大半は負けています。
それと、巧みなナンピン使いと、いきあたりばったりのナンピンと、混ぜておられませんか。
巧みなナンピンといのは、そもそも計画的に買い下がりをやるわけで、買ってみて、たまたま損したから粘るということとは全く別次元の資金管理をしています。
この記事では、ナンピンを否定しているのではありません。
ナンピンは、資金管理上必要な処置でもあり、私も実際に使っています。
たまたま負けたから、粘る、ナンピンするというのとは別次元のものだと理解されればいいと思います。
Re: タイトルなし- あらなみ / URL :
- 2022-01-09 19:09 :
- 編集
昔そう書いたとしたら、ルールに基づく売買という意味でシステムと書いたのだと思います。
感覚でやると、大概は、飛びつき飛び降りになって、目先の高値安値で引っかかって損切りになるものです。
それを言っていたのではないでしょうか。
ただ、そのルールというのは、環境によって変化することがありますから、画一的なシステムという意味では私は使わないと思います。
相場には、色んな型というものがあります。
その型に沿って、様々な主義主張がなされ、その型に沿った考え方でトレードされています。
ある型の人と、別の型の人とは、矛盾する主張もあるかもしれません。
相場を予測する、ということ一つ取っても、私がちょっと予測しない、と書くと、勝っている誰々さんは予測すると言ってた、とすぐに横から言われるのですが、言葉尻を捉えるられると、文脈や流れもあって、政治家の失言と同じく、難しいです。
ということで、セシルさんという方は知らないのですが、セシルさんに限らず色んな方が色んなご主張をされます。
その一部を取り上げて、コメントを求められても、答えが難しいことはお察しください。
余談ですが最近テスタさんは積極的にメディア、SNSで発信されてるようですが罪作りな気もします…ちなみに移動平均線はみんな見てるから機能するとおっしゃってました。これは単なる意見の違いですが。
長くなりましたが他人の発言はおいといて、私の読解力のなさが原因かもしれませんし、あらなみさんの考えの変化かもしれないのですが、少々矛盾を感じてしまうことがあります。
ちなみに私は6年ほど前にデイトレを始め、当たり前に1年間毎月マイナス、2年目に3ヶ月プラスになりましたが生活環境により2年退場、3年前に再開しまた一年毎月マイナス、2年目に8ヶ月プラスが続きました。その時まさに今回の記事のような取引で、だいたい勝率75パーでした。翌月1トレードでそれまでの利益の半分を飛ばしウンザリして損小利大のトレードをこころがけていますが今に至るまで微損となっています。
かなり早い段階でこちらのブログを知ったおかげで相場に食らいついてきましたが、3年目にトントンで終わり今年既に全敗、7日の朝30分で10トレード全損切りで大きめの損害となりストップしました。新興メインなので致し方ないとは思いましたが同じブロガーさんたちが同じ新興を触って勝ってるを見ると流石に落ち込みました。
私自身頭が固いのは自覚していて、さらに手法探しになっているのでしょうね。
Re: タイトルなし- あらなみ / URL :
- 2022-01-09 20:30 :
- 編集
前のご質問で、私の理解が不十分だったような気がします。
ご質問の趣旨は、次のようなものだったのでしょうか。
「あらなみんさんは、鉄のメカニズムのような速攻利食い&損したら粘る、を否定されていますが、勝っているブロガーの多くがこのような取引をしているようです。これについてどうお考えでしょうか?」
こういうご質問だと理解して回答します。
投資手法については、千人の投資家がいれば、千通りのやり方があります。
しかし、私が負けている人を観察していると、大半の負けている投資家は、同じ型を使っているのです。
それが今回ご紹介している鉄のメカニズムでした。
ただ、鉄のメカニズムをやっていても勝てる人もいるかもしれません。
野球で足をぶらぶらしたら軸がブレるのでプロ選手でもほとんどやりませんが、王選手やイチロー選手はやっていました。
また、野茂選手は、背中を向けるようなピッチングでした。
しかし、他の人が真似をしたら、痛い目に合うことでしょう。
少なくとも、私が知っている範囲での相場で負けている原因の大半は、過去の自分自身も含めてですが、土台のグラグラ、すなわち速攻利食い&損したら粘るでしたし、これを矯正したことで勝ち組に回れた人は、自分も含めて大勢見てきています。
なので、私は、敢えて、勝つのが難しい「速攻利食い&損したら粘る」をやるべきではないと思うのです。
それでもなお、「いや、自分は鉄のメカニズムでやってみる」というのであれば、何も問題ありません。頑張ってくださいとしか言いようがありません。
それと、なかなか勝てないという件、辛いお気持ちだと思います。
勝った人と比べるとなおさら自分が惨めに思えてしまうことでしょう。
しかしながら、ブログやTwitterで勝った勝ったと言っている人の多くは、半年後、1年後には消えていることは、私がブログを始めた15年前からずっと続いています。
15年前に、私のブログを賑わしていた人たちの大半は消えてどこかへ行ってしまっています。
それが現実なんです。
ヤフーブログ時代の古くからの私のブログの読者さんなら、この私の言っていることがよくおわかりのことだと思います。
ほとんどが見事に消えました。
人が勝った勝ったというのは、競馬の帰り道に「勝った勝った!!」と騒いているおっさん連中と同じだと思っておけばいいんじゃないでしょうか。
負けた時や、ドカンを食らったら、無言で去るのですから。
それと負けトレードの分析を詳細にされておられますか?
負けトレードこそが飛躍の原点となります。
私自身、またブログで書くかもしれませんが、負けたときほど、その後の飛躍のきっかけになっています。
負けトレードこそが宝物です。
しかも、ドカンと大負けしたことは、精神面での鍛錬の場ともなります。
なので、負けて単に悔しいということではなく、何故負けたのかという原因分析とともに、精神面でも強くなれるからです。
負けトレードを一つ一つ丁寧に分析し、消していくことで、残るのは勝ちトレードだけになります。
負けて、悔し涙を流した数だけ、相場が見えてきた、というのが私の経験でした。
そして、人間、負けて痛い目に合わないと、わからない、ってことも大いにあるのです。
ご参考まで。
Re: タイトルなし- あらなみ / URL :
- 2022-01-10 08:12 :
- 編集
せっかくコメント頂いているので、少しアドバイスを。
>今年既に全敗、7日の朝30分で10トレード全損切りで大きめの損害となりストップしました。新興メインなので致し方ない
まず、私のブログを読んで頂いているのなら、環境認識という言葉をご存知だと思います。
新興メインということですが、マザーズ指数、JQ指数は見ておられますか。
その指数を見て、少なくとも、今年に入ってから、いい上昇トレンドに入っているな〰、って見えますか。
相場巧者というのは、難しい相場を上手に取るのではなく、簡単な相場だけをやる人のことを言います。
難しいところは、やらないというのが正解です。
これは、私のブログで繰り返し口を酸っぱくするほど書いていることなので、読者なら耳にタコができていることだと思います。
新興メインという人の多くが、いつでも新興。しかも買いのみ、ということは知っています。
一時的に儲かるのは、環境がフォローなだけで、上手くなったわけではありません。
いい環境なら、誰がやっても儲かるのです。
逆に言うと、環境がフォローの時しかやらなければいいんです。
過去にご自分が利益になった局面をJQ指数などと照らし合わせてみてください。答えがそこにすでにあるのです。
私は、毎日Twitterに当日の環境認識のポイントだけ書いてTweetしていますが、昨年末あたりから、インフレ懸念が出てきて、米金利が上昇し、結果、高PERの米ハイテク株が次々に売られている環境になっています。
日本は、米マーケットのオマケ市場なので、これに連られるように日本市場でも同じ現象が起きます。
ということは、少なくとも、今はハイテク、新興株は買うべきではありません。
落ちるナイフを掴むと、リバも大きいということがありますが、大怪我をすることも多くて、ベテランでも苦戦するものです。
猫も杓子も勝った勝ったと喜んで、儲かったとみんなが浮かれている時にだけ参加して、他は参加しない。
雰囲気悪いな〰、と少しでも感じたら、絶対にやならい。
これだけで、負けて負けてということは無くなるはずです。
みんなが損してる相場で、自分だけが稼ごうというスケベ心こそ戒めるべきだと私は思います。
今は、誰が見ても上げ相場ですか?
環境認識と言うと難しく聞こえるかもしれませんが、実は簡単なんです。
まずは、買うのなら、誰が見ても上げ相場で、資金がどんどんと市場に流れ込んで、次々に高値を更新して、みんなが儲かって、という局面だけを選んでみてください。
そういう環境でだけやって、それで負けて負けてということは、無いと思います。
そうすれば、よほど高値の飛びつき買いのヘタッピーでなければ、勝てると思います。
いつでもどこでも稼げるなんていう相場などありません。
相場のコツというのは、手法ややり方にあるのではありません。
手法にこだわる人は、環境が全く見えていないのです。
そして、自分の手法だけを頼りにした自己中のトレードをやります。
そうではなく、相場を中心において、泣く子と環境には勝てぬ、と謙虚さを心がけることです。
環境を認識し、環境に沿ったトレードを常に心がける。
そして、わからなければ休む。苦手だと思ったら一目散に逃げる。
負けても負けても、これでもか、これでもか、を絶対にやらない。
こういうことこそが相場のコツであり、要諦なんです。
孫子、中村天風、西野流と- ハルトモ / URL :
- 2022-01-10 10:39 :
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孫子についてはあらなみさんは十数年繰り返し書いておられますね。
わたしとの10年くらい前の古い対話での、中村天風師とか四書五経とか西野流呼吸法の話題も思い出しますが、こういう人間というものに関する話題にはほとんど読者さんから反応がない。読んでないからでしょう。あらなみさんが株の本質は人間探究だって何度書いても、気にする人はごくわずかしかいない。株の本は100冊読んでも孫子など学びもしないわけですから、根源的な意味において会話が平行線になるのは摂理なんだなと、この17年間交流していてそう思います。
株式投資にはいろんな流儀があるわけで、わたしとあらなみの手法の共通点はほとんどないのですが、こう言った哲学とか兵法書などの話で妙に共感を感じることで長いおつきあいになっているのだなって思います。結局あらなみさんも言う通り人間的総合力がその人の株式投資に現れるとそれはわたしもそう思います。こう書くと誤解も受けそうですが、別に人格が優れている人が勝つとか、儲けるほど偉いという意味じゃないんですけどね。わたしは株式投資は幸せになる道具だと思っていて、どれだけ幸せになったかが株での成功の尺度だと思っています。だから株だけの話をいくらしても足りない部分があるってことですね。まあここのコメント欄では流行らない話ということは実績が示していることですけど。
ところでメールでの返信ありがとうございました。その折にはこちらから連絡します。ではまた。
孫子- ハルトモ / URL :
- 2022-01-10 16:30 :
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孫子についてわたしはそれほど詳しく学んだわけではありませんけど、ビジネスという切り口で多少聞き齧ってはいます。わたしが一番孫子に共感するのはなるべく戦いを避けるという考え方です。ビジネスにおいては勝って勝って勝ちまくるのは決して賢い勝ち方ではないのは常識ですけど、株式投資をする人は、自分がどれだけ勝てば兵を引くのかその引きどころなど考えている人がほとんどいないように見えます。とにかく勝つことが目的になって勝てば勝つほど良いと思い込んでいる。
孫子の考えに立てば、のべつまくなしに戦い続けるのは懸命とは言えません。 自分がどれだけ勝てば十分なのかをわきまえてそれ以上の戦いは仮に勝っても無駄な殺生として避けるのが孫子的な考えではないかと思います。出口戦略を明確にして潔く人生の利確をする。まさに野川さんもそれをなされたのかなと思います。わたしの場合はそれほど欲も強くないので、同じくほぼ終わりという感じです。孫子は戦いを好んだわけではない。わたしも同じです。今はやらないに越したlことはないとさえ考えています。まあ勝ちたいだけ勝って言えるセリフでもありますが。
No title- son / URL :
- 2022-01-10 23:17 :
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いつも楽しみに拝見させていただいております。とあるトレーダーさんのブログで参考になるブログと紹介されていたのをきっかけに、本ブログを拝見するようになりました。過去のブログや記事も含めて、トレーダーを志す者にとって、非常に重要な見解を発信してくださっている稀有なブログであると感じています。
さて、私は株トレードを始めて数年程度ですが、幸運なことに偶然読んだ書籍に、最近の「なぜ勝てるようになったのかシリーズ」の記事で重要視されている考え方と、その考えに至るであろうトレードへの取り組み方が記載されていたため現在進行形で実践中です。
そして、あらなみさんが以前の記事でおっしゃった通り、「損切りばかりになり全く勝てない状況」に陥っています(笑)
私としては、損切りが苦でなくなりつつあることや、リスクからエントリーを検討できる思考になったこと等、少しずつトレーダーとしてあるべき形に近づいていると感じるため、この状況は一貫して利益を出すためには必要な過程であると思っています。
しかしながら、自身が行っているエントリー手法の関係上、1000本ノックを達成する程のトレード回数をこなすことが難しいため、絶対的に実トレードの経験値が不足していると考えています。このような場合、自身の手法に近いスタンダードな戦略(私の場合はブレイクアウトになると思います。)で取引回数をこなすべきでしょうか。また、対象にする市場については本来の主戦場としている市場とは別でもよいと考えますか。
個人的には、手法や市場が異なっていてもリスクファースト的な考え方を定着させたり、利益と損失の割合を調整することで利益を生むという認識を持つ意味でのトレーニングにはなると考えますが、ポジション操作の練習には影響が出そうだなと考えており、なかなか踏み出せません。
猿の話- ハルトモ / URL :
- 2022-01-11 10:34 :
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No title- タカユキ / URL :
- 2022-02-19 12:35 :
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話は変わって、せっかくあらなみさんが力作シリーズを書いてくださっているのに、記事とあまり関係のないことでコメント欄が埋められてしまってはあまりに不憫・・・(笑)、と、いうわけで私が記事の内容に言及してみようかと思います。
・・・
>>勝つ方法については、みんな色んなことをやっていますが、実際にやっていることの本質はほとんどみんな変わりません。
まあ、そうですね
>>次第に、鉄のメカニズムにどっぷりとはまってしまって、手法は、感覚自在流に変化していきます。
>>色んな知識やノウハウを知っていても、全く使わない。あれも知っている、これも知っている、でも、絶対に使わない。
本当にそうですね。
>>知識だけはどんどん増えるけれど、やっていることは最初の頃とほとんど変わりません。
まさに今、アタマの中がゴミ屋敷、っていうのを見せられてますからね。
>>しかし、結局は毎年毎年負け続けて、気がつけば10年、20年と年月が虚しく過ぎていく。
>>そういうベテラントレーダーが本当に多いです。
反面教師としたいところです。
・・・
この鉄のメカニズムは、ネーミングを行うことによる意識付けがなされるのが良いですね。3密とかアルハラとか、そういう言葉があることによって、そういう問題があることが意識付けられるわけです。
鉄のメカニズムはそうやっている、のではなく、そうなっちゃっているのですね。意図せずとも、相場で必ず負けるやり方をやってしまっているという、ここを脱することによって秘密の小部屋に入ることができるという表現もよく分かります。入口にすら立ってない、と、あらなみさんはそう言いたいわけです。
>>エントリーの手法がいらないというわけではありません。
しかし、そんなことよりも、基礎の土台があるのです。
そして基礎の土台とは何か?、それは・・・
規律
です。
もっと分かり易く言えば、事前に売買計画を立てて、その通りにトレードするということです。
当て屋は結果論でモノを考えますから、損が出るとこれはダメだと考えますが、たとえ損が出ようとも、事前に売買計画を立ててその通りにトレードできれば、それは真に正解なのです。
No title- makorin3desu / URL :
- 2022-03-14 14:40 :
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久ぶりにブログ覗いて見て自分と同じ時期同じ体験をしているのを
見て懐かしく思いました。ゴールデンチャート無造作に開いて
銘柄も調べずこれ買うとかやってましたかね。
ブラックマンデーの頃株屋の店頭には短大卒の綺麗なお姉さんの
思いで一杯です。笑