何故勝てるようになったのか 5
2022/02/12 Sat
よく次のような相談を受けます。
「私は、デイトレをしていますが、相場観がよくて8割ぐらいは当たります。ただ、引っ張ったものの損失が大きく、トータルでは負けてしまいます。」
最初は、この相談の意味がわかりませんでした。
なぜなら、答えは簡単だからです。
引っ張ったものの損失が大きいのなら、さっさと損切りしてしまえばいいだけのことだからです。
しかし、問題の本質は、そこにはありませんでした。
実は、この相談の本質というのは、損失を引っ張るから勝率8割を維持できているというところにあったのです。
つまり、勝率8割を維持するために、損失を持ち越すことは欠かせない措置だったわけです。
もし、この方が損切りをきちんとやったら、勝率は5割以下に簡単に落ちてしまいます。
だから、勝ちたいという欲で、勝率を優先する限り、損切りをすることはできないということだったのです。
この方の相場観が良かったわけでもなんでもなくて、単にしょぼ利食い&損切り放置が勝率8割の理由だったわけです。
目先の勝利を得るためには、損失を繰り延べする。
実は、このメカニズムは、昭和の時代からずっと変わらずに来たことでした。
信用で買う。勝ったら速攻で利食い。負けたら塩漬けで、6ヶ月で現引き。
これが昭和の投資家の黄金セットでした。
この黄金セットが現代では、デイトレという仮面の下で蘇ったに過ぎないわけです。
勝ったらサクッと利食い。負けたらオーバーナイト。
時間軸は違えど、やっていることは、昭和の負け組投資家と1ミリも違わず同じことをやっているわけです。
何故こんなことが起きるのかというと、諸悪の根源であるすべてのトレードで勝ちたい、負けたくない、という欲がこのような行動にさせてしまうのです。
さて、このようなトレード方法は、専門用語を使えば、
テールリスクを引き受けるトレード
ということになります。
このテールリスクというのは何かというと、
テールリスク(Tail risk)は、「ブラックスワン・イベント」とも呼ばれ、マーケット(市場)において、ほとんど起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が実際に発生するリスクをいいます。 これは、通常、確率的には極めて低いものの、発生すると非常に巨大な損失をもたらすリスク(大幅下落する可能性)を指します。(iFinanceより)
実は、テールリスクを引き受けることで、目先の勝率を上げるという手法は、様々な形で存在しています。
その代表的事例は、保険です。
自動車保険を例にあげると、自動車保険はみんながかけているものです。
1年経過して、事故を起こさなければ、保険料は保険会社の丸儲けです。
ほとんどの場合、事故を起こすことはありませんので、毎年毎年保険料を払い続けることになるのがほとんどの自動車ユーザーでしょう。
もし、この保険を引き受けていれば、勝率は極めて高いわけです。
しかし、ひとたび事故が起きれば多額の支払いが発生します。
これがテールリスクです。
保険会社は、事故率などを勘案し、トータルで勝てるように設定していますから、この場合は、保険会社が儲かる仕組みになっています。
オプションを売るというのもテールリスクを引き受ける行為です。
今の価格から離れたオプションというのは、ほとんどの場合は、オプション期日に消滅し、ゼロになります。
ですから、今の価格から離れたオプションを売るショートストラングル戦略は、非常に高い勝率を得ることができます。
しかし、ひとたびマーケットに大きな変動があれば、悲惨な損失を受けることになります。
オプションを売るということは、保険を売るのと同じ行為で、これもテールリスクを引き受けるトレードということになります。
FXにおいては、トラリピとか、リピートイフダンと呼ばれるような無限ナンピントレードがシステムとして存在し、一定のファンがいます。
ある一定のレンジで往来している限り、このナンピントレードは利益を得ることができるので、それなりに人気があるようです。
このトラリピトレードも、ひとたび大きなトレンドが発生したら、これまでせっせと稼いだものが大爆死するリスク、すなわちテールリスクを引き受けることで目先の勝率を得ているトレードということになります。
さて、最初の方のように、素早い利食いと損失放置のセット取引は、これらと全く同じで、要するにテールリスクを引き受けることで高い勝率を得ているトレードなので、損失放置をやめるわけにはいかなかったのです。
目的が、(目先の勝負に)勝つこと、だからです。
このように、
単に勝率を上げるだけなら、テールリスクを取ればいいだけの簡単なことなんです。
ここまでのシリーズで書いてきたように、相場を始めて、数年すると、ほとんどの人は、損失を放置することで、勝率が上がることに気がつきます。
また、心理的にもプロスペクト理論というのがあって、そういうトレードが実に心に優しいので、みんなこの罠に落ちて行くのです。
これがテールリスクを引き受けるという悪魔との契約であるとは気がつかずに、その罠に落ちていきます。
このように、目先の勝負に勝つ、という誤った目標をセットしてしまったために、手法コレクションであれ、損切り放置であれ、あらゆる努力ががその目標に向かって動き出すのです。
実は、我々専業レベルの投資家で、このようなテールリスクを引き受けるようなトレードをしている人は、私の知る限りでは、ただの一人もいません。
どこかで破滅するようなトレードをやって長年生き残ることは不可能に決まっているからです。
それとは、逆に、負けている投資家の多くは、このテールリスクを引き受けるトレードを延々と繰り返しています。
この両極端を見るにつけ、プロとアマチュアを分ける線引きがどこにあるのかは、一目瞭然ではないでしょうか。
誰が見ても、わかる構図です。
私が知る限り、テールリスクを引き受けるトレードを続けて、最終的に専業になった、という事例は、ただの一人もいません。
これに早く気がつけるかどうか、これが秘密の小部屋の入り口だろうと私は思います。
みんなが求めているエントリーの手法など、プロでもアマでも同じようなものです。
特殊なインジケーターを使っている人もいるかもしれませんが、少なくともほとんどの専業レベルの人の見ているチャートは、シンプルで、私のようなすっぴんチャートを使っている人も多いです。
そして、プロで使っているのは、ブレイクとか簡単なエントリー手法です。
では、プロや専業は、何を目指しているのか、というと、
一般の投資家が、当てること(勝率を上げること)を目標にトレードしているのに対して、専業は、リスクを如何にコントローするのかを目標にトレードしている
ということになると思います。
つまりは、そもそものトレードの目標が全く違うのです。
トレードにおいて、最も難しいことは、リスクをコントロールした利益を出すことである
ということです。
バカみたいなリスクを取れば、誰だって、お猿だって利益を出すことはできます。
それで、絶対にダメなんです。
リスクを如何にして取らないかの工夫こそが、トレードの技であり、職人の技術なんです。
そのために、エントリーの工夫があり、分割などの技法があり、損切りのテクニックがあるのです。
下手な投資家が求めているように、相場を当てるために、エントリーの手法があるのではありません。
林輝太郎先生の本が難しくて、一般受けが悪いのは、手法やテクニックだけを求めて読む人がほとんどだからです。
如何にして、リスクを軽減するための工夫をしているのか、という目線で読めば、全く違った答えが見つかるはずです。
一発必中でなく、丁寧に丁寧に分割して、リスクを分散する技術やテクニックの数々を繰り返し繰り返し書いておられますが、それを読み取れるレベルの投資家はほとんどいないのが現実です。
ソロスの言う「まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ。」というのは、正にこのことを言っています。
単なるお題目ではありません。
私は、株の投資家ですが、FXもプラスアルファーでやっています。
今週のある日のトレード結果ですが、勝ち自慢ではないので、少し負けた日の結果を出すと、約定数量が4230万通貨となっていました。

この日は普段よりは売買が多かったんですが、普段からやっていることなので特別というほどでもありません。
この枚数だと、きちんとリスクをコントロールできなければ、あっという間に死ねます。
逆に言うと、きちんとリスクがコントロールできるが故にこの枚数が取れるのです。
FXの専業の方は、私の何倍もの大きさでトレードをされておられますが、全員が全員ともに如何にリスクをコントロールするかを第一に考えおられます。
このように、如何に当てるかだけを必死で考えてトレードしている負け組と、如何にリスクをコントロールするかを考えてトレードしている専業とは、考えていることそのものが全く違うのです。
こういうことがあるので、ちょっと相場に逆風が吹いたら、多くの投資家はあっという間にボロボロに負ける一方で、専業レベルは、ほとんど無傷で次の相場に備えることができるんです。
上げ相場の時は、みんなでワイワイやっていても、ひとたび逆風が吹けば、アマレベルは吹き飛んで、残るのは、いつも専業レベルだけ、というのは、こういうメカニズムから来ています。
同じトレードをしていても、プロとアマでは、全く異次元の目線でのトレードをしているのだってことに気がつけば、秘密の小部屋の入り口にやっと立てたってことになるのでしょう。

人気ブログランキングへ
「私は、デイトレをしていますが、相場観がよくて8割ぐらいは当たります。ただ、引っ張ったものの損失が大きく、トータルでは負けてしまいます。」
最初は、この相談の意味がわかりませんでした。
なぜなら、答えは簡単だからです。
引っ張ったものの損失が大きいのなら、さっさと損切りしてしまえばいいだけのことだからです。
しかし、問題の本質は、そこにはありませんでした。
実は、この相談の本質というのは、損失を引っ張るから勝率8割を維持できているというところにあったのです。
つまり、勝率8割を維持するために、損失を持ち越すことは欠かせない措置だったわけです。
もし、この方が損切りをきちんとやったら、勝率は5割以下に簡単に落ちてしまいます。
だから、勝ちたいという欲で、勝率を優先する限り、損切りをすることはできないということだったのです。
この方の相場観が良かったわけでもなんでもなくて、単にしょぼ利食い&損切り放置が勝率8割の理由だったわけです。
目先の勝利を得るためには、損失を繰り延べする。
実は、このメカニズムは、昭和の時代からずっと変わらずに来たことでした。
信用で買う。勝ったら速攻で利食い。負けたら塩漬けで、6ヶ月で現引き。
これが昭和の投資家の黄金セットでした。
この黄金セットが現代では、デイトレという仮面の下で蘇ったに過ぎないわけです。
勝ったらサクッと利食い。負けたらオーバーナイト。
時間軸は違えど、やっていることは、昭和の負け組投資家と1ミリも違わず同じことをやっているわけです。
何故こんなことが起きるのかというと、諸悪の根源であるすべてのトレードで勝ちたい、負けたくない、という欲がこのような行動にさせてしまうのです。
さて、このようなトレード方法は、専門用語を使えば、
テールリスクを引き受けるトレード
ということになります。
このテールリスクというのは何かというと、
テールリスク(Tail risk)は、「ブラックスワン・イベント」とも呼ばれ、マーケット(市場)において、ほとんど起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が実際に発生するリスクをいいます。 これは、通常、確率的には極めて低いものの、発生すると非常に巨大な損失をもたらすリスク(大幅下落する可能性)を指します。(iFinanceより)
実は、テールリスクを引き受けることで、目先の勝率を上げるという手法は、様々な形で存在しています。
その代表的事例は、保険です。
自動車保険を例にあげると、自動車保険はみんながかけているものです。
1年経過して、事故を起こさなければ、保険料は保険会社の丸儲けです。
ほとんどの場合、事故を起こすことはありませんので、毎年毎年保険料を払い続けることになるのがほとんどの自動車ユーザーでしょう。
もし、この保険を引き受けていれば、勝率は極めて高いわけです。
しかし、ひとたび事故が起きれば多額の支払いが発生します。
これがテールリスクです。
保険会社は、事故率などを勘案し、トータルで勝てるように設定していますから、この場合は、保険会社が儲かる仕組みになっています。
オプションを売るというのもテールリスクを引き受ける行為です。
今の価格から離れたオプションというのは、ほとんどの場合は、オプション期日に消滅し、ゼロになります。
ですから、今の価格から離れたオプションを売るショートストラングル戦略は、非常に高い勝率を得ることができます。
しかし、ひとたびマーケットに大きな変動があれば、悲惨な損失を受けることになります。
オプションを売るということは、保険を売るのと同じ行為で、これもテールリスクを引き受けるトレードということになります。
FXにおいては、トラリピとか、リピートイフダンと呼ばれるような無限ナンピントレードがシステムとして存在し、一定のファンがいます。
ある一定のレンジで往来している限り、このナンピントレードは利益を得ることができるので、それなりに人気があるようです。
このトラリピトレードも、ひとたび大きなトレンドが発生したら、これまでせっせと稼いだものが大爆死するリスク、すなわちテールリスクを引き受けることで目先の勝率を得ているトレードということになります。
さて、最初の方のように、素早い利食いと損失放置のセット取引は、これらと全く同じで、要するにテールリスクを引き受けることで高い勝率を得ているトレードなので、損失放置をやめるわけにはいかなかったのです。
目的が、(目先の勝負に)勝つこと、だからです。
このように、
単に勝率を上げるだけなら、テールリスクを取ればいいだけの簡単なことなんです。
ここまでのシリーズで書いてきたように、相場を始めて、数年すると、ほとんどの人は、損失を放置することで、勝率が上がることに気がつきます。
また、心理的にもプロスペクト理論というのがあって、そういうトレードが実に心に優しいので、みんなこの罠に落ちて行くのです。
これがテールリスクを引き受けるという悪魔との契約であるとは気がつかずに、その罠に落ちていきます。
このように、目先の勝負に勝つ、という誤った目標をセットしてしまったために、手法コレクションであれ、損切り放置であれ、あらゆる努力ががその目標に向かって動き出すのです。
実は、我々専業レベルの投資家で、このようなテールリスクを引き受けるようなトレードをしている人は、私の知る限りでは、ただの一人もいません。
どこかで破滅するようなトレードをやって長年生き残ることは不可能に決まっているからです。
それとは、逆に、負けている投資家の多くは、このテールリスクを引き受けるトレードを延々と繰り返しています。
この両極端を見るにつけ、プロとアマチュアを分ける線引きがどこにあるのかは、一目瞭然ではないでしょうか。
誰が見ても、わかる構図です。
私が知る限り、テールリスクを引き受けるトレードを続けて、最終的に専業になった、という事例は、ただの一人もいません。
これに早く気がつけるかどうか、これが秘密の小部屋の入り口だろうと私は思います。
みんなが求めているエントリーの手法など、プロでもアマでも同じようなものです。
特殊なインジケーターを使っている人もいるかもしれませんが、少なくともほとんどの専業レベルの人の見ているチャートは、シンプルで、私のようなすっぴんチャートを使っている人も多いです。
そして、プロで使っているのは、ブレイクとか簡単なエントリー手法です。
では、プロや専業は、何を目指しているのか、というと、
一般の投資家が、当てること(勝率を上げること)を目標にトレードしているのに対して、専業は、リスクを如何にコントローするのかを目標にトレードしている
ということになると思います。
つまりは、そもそものトレードの目標が全く違うのです。
トレードにおいて、最も難しいことは、リスクをコントロールした利益を出すことである
ということです。
バカみたいなリスクを取れば、誰だって、お猿だって利益を出すことはできます。
それで、絶対にダメなんです。
リスクを如何にして取らないかの工夫こそが、トレードの技であり、職人の技術なんです。
そのために、エントリーの工夫があり、分割などの技法があり、損切りのテクニックがあるのです。
下手な投資家が求めているように、相場を当てるために、エントリーの手法があるのではありません。
林輝太郎先生の本が難しくて、一般受けが悪いのは、手法やテクニックだけを求めて読む人がほとんどだからです。
如何にして、リスクを軽減するための工夫をしているのか、という目線で読めば、全く違った答えが見つかるはずです。
一発必中でなく、丁寧に丁寧に分割して、リスクを分散する技術やテクニックの数々を繰り返し繰り返し書いておられますが、それを読み取れるレベルの投資家はほとんどいないのが現実です。
ソロスの言う「まずは生き残れ。儲けるのはそれからだ。」というのは、正にこのことを言っています。
単なるお題目ではありません。
私は、株の投資家ですが、FXもプラスアルファーでやっています。
今週のある日のトレード結果ですが、勝ち自慢ではないので、少し負けた日の結果を出すと、約定数量が4230万通貨となっていました。

この日は普段よりは売買が多かったんですが、普段からやっていることなので特別というほどでもありません。
この枚数だと、きちんとリスクをコントロールできなければ、あっという間に死ねます。
逆に言うと、きちんとリスクがコントロールできるが故にこの枚数が取れるのです。
FXの専業の方は、私の何倍もの大きさでトレードをされておられますが、全員が全員ともに如何にリスクをコントロールするかを第一に考えおられます。
このように、如何に当てるかだけを必死で考えてトレードしている負け組と、如何にリスクをコントロールするかを考えてトレードしている専業とは、考えていることそのものが全く違うのです。
こういうことがあるので、ちょっと相場に逆風が吹いたら、多くの投資家はあっという間にボロボロに負ける一方で、専業レベルは、ほとんど無傷で次の相場に備えることができるんです。
上げ相場の時は、みんなでワイワイやっていても、ひとたび逆風が吹けば、アマレベルは吹き飛んで、残るのは、いつも専業レベルだけ、というのは、こういうメカニズムから来ています。
同じトレードをしていても、プロとアマでは、全く異次元の目線でのトレードをしているのだってことに気がつけば、秘密の小部屋の入り口にやっと立てたってことになるのでしょう。

人気ブログランキングへ
コメント
No title- タカユキ / URL :
- 2022-02-12 11:39 :
- 編集
>>松井証券などが発表する信用取引の含み損益が常にマイナスというのは、このメカニズムを裏付けるもので、長期に保有しているのは、常に含み損ばかり、ということになるわけです。
負け組の生態があらわになっている、残骸が出ちゃってるという空恐ろしさをどう受け止めるかですね。そして負け組というきつい言葉を敢えて使うのは本当にそうだからです。
まあ、ところであらなみさんも踏み込み過ぎというかもう止めてほしいというか。
コメント欄読んでる人、バカばかりとは決して思わないですからね。
目が覚める人が出てきたらなんかヤじゃないですか(笑)
さっそく、ありがとうございます。- savers19 / URL :
- 2022-02-12 13:40 :
- 編集
まああの法則は当たり前でして、読者の反応があれば(それがどんなに的外れでも)、人のいい人だと、記事を書いて助けてあげたくなりますよね?
私はしょぼい利確+損切りできない➡利を延ばす+損切りできない
に変身できました。
それで4年で7千万稼げました。でも損切りできないから、コロナショック時は含み損-3500万円まで行きました。
震えながら見て見ぬふりして、またプラスに転じています。
でもどう考えても、近いうちに吹っ飛ばすパターンやん、って、めっちゃ自覚できています。だから自身の戦略をどう立て直そうか?って、本気で考えているしだいです。
長期投資目線において、必ずしも損切りが善かというと、そうでもないわけで、そこをどう改善していこうかと悩んでおります。
-3500万はしょんべんちびりそうになりましたが、まあ環境認識のセンサーが弱い私には、これは耐えるべきドローダウンなのかもなあ、とアカン方に思考がいっております。
だって切らなかったからこそ、なしえた7千万円だったので。
返信不要でございます。状況によって、狙っているものによって、戦術は変わることは重々承知してますので。
ではでは。
No title- k2 / URL :
- 2022-02-12 16:14 :
- 編集
手数料自由化以前の段階、インターネットも無く営業マンを介した電話注文で一売買に物凄い手数料負荷がかかった時代ですと、今以上に心理的に損小利大トレードは難しかったでしょうね
No title- タカユキ / URL :
- 2022-02-12 21:29 :
- 編集
私はひねくれ者だから、敢えて…、敢えてここでの老婆心…
なんだか如何にも死亡フラグ的だから消したほうがいいんじゃないの?
縁起悪いというか、死亡フラグの呪いが罹ったような気がしますが…
完璧に余計なお世話ですね(笑)
管理人のみ閲覧できます- / :
- 2022-02-12 22:49 :
- 編集
No title- 名も無き投資家さん / URL :
- 2022-02-13 10:50 :
- 編集
自分はあらなみさんと少し考えが異なるだろう部分があって、
あらなみさんはこれを説明によって人に伝えることができるかもしれないと思っておられるだろう点、
自分は、結局はいくら聞かされていても実際に自分で痛い目を見ないとたどり着けないだろうと考える点。
オプションのタイムディケイを初めて知った人間が、こんなにおいしい話があるものかと売りをはじめ、実際におもしろいほどに儲かって、ときどきヒヤッとする場面もあるがなんとかSQを何度も無事に迎えてそのたびに口座残高は積みあがる。
ヘッジしないと危ないよ、ボラが爆発したら破滅だよ、と見たり聞いたりして、少し用心する心が残ってるときはレシオを組んでヘッジしたつもりになったりする。
もちろんこれではリスクをカバーすることなんてできなくて、大波が来た時にそれまでお預かりしていたお金を市場にお返しすることになる。
もちろん安くない利子をつけて。
禿げ上がる想いをして、実際に頭に十円ハゲがいくつもできて、いい機会だとスキンヘッドにして2年半くらい過ごしたのは今ではいい思い出です。
結局は実際に経験をして自分がほんとうにダメなんだと一度理解しないと、理解したあとに、確かにそうなんだよなぁ、あのときはホントあほだったと笑えるようにはならないのかな?と。
やらかしたところから這い上がってきてなんとかやれるようになれば、あらなみさんが書いてることは意味もわかるだろうし、まぁ、そうなんだよね、この間も同じようなことを別のことばで書いてあったけど、と。
ただ読んだり聞いたりしただけで理解したこと(理解したつもりになったこと)は、トレードにおいてはなかなか知識として活きないというか、未然に防ぐ助けにならなのかな?と。
いちど手法探しの旅に出て、その長い道のりが実は無駄な遠回りだったということに気づいたときに、その無駄がその結論に行き着くためには必要な無駄であったというアベコベな話になってしまいますが、あらなみさんの言葉を読んでその旅路が少しでも短くなる人がいるのかもな、いたらいいな、という今日この頃。
最後に、含み損を抱えて、でもまだ負けを認められなくて、なんとか助かりたい、自分だけは助かりたい、前に見た含み益をもとに戻してとまでは言わないから何とかトントンでいいから逃げさせてください!と思ってる方に解決方法をひとつ。
あなたの寿命を無限に伸ばせば、そのポジはいつか助かるかもしれません。
「そんな無理言うな!」と思った?
あなた自身がそんな無理を言ってるんです。
月次プラスになった理由- 幕田硝子 / URL :
- 2022-02-14 11:32 :
- 編集
No title- 名も無き投資家さん / URL :
- 2022-02-14 21:25 :
- 編集
今後もあらなみ様のペースでよろしいのでよろしくお願いいたします。
あらなみさんへ- 虚無僧 / URL :
- 2022-02-15 13:18 :
- 編集
釣りの喩えが面白かったです。
わたしは、多分ワカサギ釣りなんでしょうね。
お話のとおり、仕掛け云々より
まずはワカサギのいる湖探しが大事です。
自分の得意分野を決めるってことは
大切だと思いますね。
ところで、だれかが「あらなみちゃん」なんて呼んでるけど、
当人の投稿では年下のようですね。
ああいうのはいただけないなあ。
せめて謝罪すればいいのに、って思った。
ハルトモさんは謝罪を求めていないって
大人の対応してますがね、
それでいいわけないんですよ、当事者は。
そこらへん、わたしみたいな「じじい」はね
常識をしらねえ、シャレのねえやつが
花のお江戸をあらしやがって、なんて思うね。
匿名をいいことに、ってことで、シャレがねえなあ、、、、。
わかっちゃいねえから、相場も下手なんだろうな。
最近で迷惑だったおじさんだって- 虚無僧 / URL :
- 2022-02-15 18:13 :
- 編集
ひとを侮辱しておいて、指導者にむかって「ちゃん」づけしておいて
ハルトモさんが「謝罪を求めない」っていったら
それに乗っかるわけだ?
ご都合主義の典型だな。
ベテランのタカユキさんにむかって
「わかっちゃいねえ」ってか?
どっちが「わかっちゃいねえ」のか、再考したほうがよかろうな。
匿名ってのは、こういう非常識がでけえ面してくるが
「お里が知れる」ってことですな。
またはじまりましたか…- 助六 / URL :
- 2022-02-19 11:53 :
- 編集
失礼な書き込みを繰り返し、批判が出ればもう書き込みしません→する
二度と書き込みません→また書き込む
誰も相手にしないのに程度の低い日記のような駄文を数十投稿→削除
再度書いてこれを最後の投稿として残します→削除
また最後とせずに名前を変えてまた投稿開始、内容は相変わらずレベルの低い日記や相場論…
一連の流れを振り返られて、御自身の振る舞いは非常識であると感じませんか?
また二度と書き込みしない、これを最後にします、書き込み残して終わりにしますなど自分で書かれた事にも関わらず、再三再四それらを守られず二転三転されている事についてはどうお考えでしょうか?また、それで周囲の人々はどのように感じると思いますか?
昔からあなたをご存知の方が、同じことを繰り返していて数十年来何も変わっていない事を御指摘ですが、流石に40年経過するならそろそろ自覚されてはどうですか?
また、あらなみさんに謝罪されるのは良いですが、読者の皆様にも散々悪態をつかれ、何もわかっていない、信者は儲かっていないなど、散々悪口を書かれましたが、それについてはどうでしょうかね?
これまでの経緯からあなたの書き込みを不快に思われる方が多いのではないかと思いますよ。
あなたが未脱皮の当て屋で、相場歴40年の素人である事は、直近含めたあなたの相場に関する一連の書き込みから明らかで、おそらくこのブログの読者の大半の皆様はそのようなレベルではありません。
相場で継続的に勝つのにこれさえできればOKというものはなく、損切りができないのはそもそも論外ですが、手法(あなたが思うような定義でこの言葉はつかっていませんが)、規律、一貫性、柔軟性、対応力、判断力、断行力、胆力、勝負強さ、などなど様々な複数の要素が勝敗に少しずつ寄与するものだと思います。その多因子性・複雑性を受け入れた上で個々のトレーダーで何が足りてなくて勝ちを維持できないのか、含み益を伸ばして勝ちきれないのかは人間が違えば当然それぞれ異なり、だからこそ一要素に還元集束して明確に言語化して伝授する事はおそらく不可能であり、そんな事は脱皮した人は前提として分かった上で、あらなみさんの記事をみて、やっぱりそうだよな、と、うなづきながら読者を続けられているのではないでしょうか。
あなたのように答えがないという批判とか、長期で勝てなくてデイで勝っているとか(時間軸を変えただけで負けてるのが勝てるようになるなどそんな事はあり得ないのはわかる人にはわかりますね)、長期でも勝っていたんですねと掌を返したり、この後に及んでまだ低レベルなシステムに関する「手法」話を展開する…
少し恥ずかしく思われませんか?
丁寧に意図が伝わるように書いたつもりですが、先の数十年あなたをご存知の方の書き込みから判断するに過去にも指摘をした人はいたであろうことが窺え、基本的に何を言ってもわからんのかもしれませんが、先の御自身の「もう書き込みはしません」という言葉を守られてはいかがですか?
誰かあなたの書き込みを歓迎されている方がいらっしゃいますか?(あらなみさんが承認されるのはあらゆる投稿を承認されるわけですから歓迎ではないであろうことは先の投稿記事からも明らかでしょう)
もしおられれば私の指摘は的外れでしょうから、指摘いただければ承認待ちさん含めた皆様に謝罪をします。長々と書いてすみませんね…
投票結果- ATSUO / URL :
- 2022-02-19 12:41 :
- 編集
助六さんのご意見のとおり- 虚無僧 / URL :
- 2022-02-19 19:40 :
- 編集
「投稿しない」って自分でいったんだ。約束だぞ
名前をかえればいいってもんじゃないんだぞ。
約束を守らないなんてのは小学生以下だ。
わたしの忠告通り小学校にいったか?
わたしを「偽善者」といったな?
どの口がいってんんだよ、非常識のかたまりくん。
40年経っても素人以下ってことはわかったから
二度と出てくるな。
それからわすれずに全投稿を削除しておくこと。
名前を見るだけで不愉快になるんだからな。
愚痴はほかの場所でやれって。
二度と出てくるな。
偽善者呼ばわりしたわたしに対する謝罪もいらん。
顔もみたくない、声もききたくない。
きみほどの非常識はみたことがない。
二度と投稿しなさんな。みっともねえ。
非常識くんへ- 虚無僧 / URL :
- 2022-02-19 20:03 :
- 編集
二度とでてくるな。それが指導だ。
でてくるだけで迷惑なんだよ、消えろって
No title- くだらない人間の集団の一人 / URL :
- 2022-02-19 21:07 :
- 編集
いろいろ言ってもダメだと思う。
運転免許を返納するように家族が強く言っても聴く耳を持たない高齢者は多い。自分は大丈夫。間違ってないと言い張る。挙句の果てに大事故を起こして刑務所暮らし。私の親父は、逆走の高齢者ドライバーの犠牲になった。任意保険に入っておらずこちらは泣き寝入り。
ここの住人やあらなみさんが迷惑してる事に気づかないのだから、相手にしてはいけない人種だと思う。コメント欄では人を殺める事はないとしても、いつか犠牲者が出る。あらなみさんに整理整頓してもらうしかないと思う。
No title- タカユキ / URL :
- 2022-02-20 01:45 :
- 編集
ウクライナ情勢も気になりますが、もっと基礎的なファンダメンタルズの動向として、アメリカは今インフレ懸念により、バイデン政権及びFRBが明確にバブル状態と認識してバブル潰しをしようとしていることです。
どうなるかは分かりませんが、大きな変化が起きつつあって市場はそれを織り込んでいるのだろうか?というところですかね。
ファンダメンタルズの話題が非常に少ないのでちょっと書いてみました。
今までと同じ延長線上に未来があるとして疑わない、或いは、今までとは少し様相が違う可能性がある、ちょっとした姿勢の違いが天と地ほどの明暗を分けることがある・・・、そんな風に思うのです。
No title- るーぽん / URL :
- 2023-01-24 23:22 :
- 編集
響きました。。