fc2ブログ

環境認識

2022/02/20 Sun

私が環境認識を重要視していることは、読者の方ならご存知でしょう。
ところがこの環境認識という言葉、初心者にとっては、いやはや何とも厄介でよくわからないことの筆頭でもあると思います。

相場が上手な人が「環境がよくない」「今は地合いが悪いから」とか「場味がどうもよくない」「センチメントは強い」とかよく使いますが、ほんと何のこっちゃと思われている方も多いのではないでしょうか。

相場巧者は、常に意識していることですが、初心者にとっては、意味不明で曖昧、よくわからないことの筆頭がこの環境認識でしょう。

ここで出てくる言葉だけを取っても、環境、地合い、場味、センチメント、と人によって様々な言葉使いをしますし、その定義も実に曖昧。
なので多くの投資家は避けて通っていることも多いと思いますが、私から見れば、ちょっと待った~、それはダメだよ、ってことなんです。

この環境認識という言葉の定義は、狭義にも広義にもできる、人によって違うふわふわとして定義ですので、私が考えている環境認識を書いておこうと思います。

そして、何故環境認識が重要なのか、相場で勝つためには避けて通れないのか、実は言葉にするのはすごく難しいのですが、その理由にも挑戦してみます。



まず、狭義の環境認識といえば、テクニカル的な要素だけを言う人が多いです。

つまり、

自分が使っている時間軸よりも上位の時間軸を環境と定義している

ということです。

例えば、日足で売買している人は、週足、月足を見て、今がトレンドなのか、レンジなのか、高値安値など、長期の値動きを環境として認識する、ということです。

私は、この狭義では、全く不十分だと考えていて、もっと広義に環境を認識しています。

私の考えている環境は、自分の時間軸のテクニカル的な要素以外を全て含みます。

コメント欄で、ある方が、デイトレはファンダメンタルなど関係ない、と言われていましたが、私は、めちゃくちゃファンダメンタルを見ています。

今月前半までは、四半期の決算発表でした。
私は、このトレンドが出やすくなる決算発表シーズンの環境を得意としていますので、ここでは、冬眠前のヒグマが鮭をたらふく食べるように脂肪をつけていました。
今月前半までの決算発表シーズンという環境で、その環境に適応した戦略を使って勝負するわけです。


では、今の環境はどうでしょう。
今の環境を一言で言えば、ヘッドライン相場です。
ヘッドライン相場とは、ニュースのヘッドラインに振り回される相場環境のことです。
今の環境は、ウクライナ問題に対する要人発言に日々揺り動かされる状態で、かつ、インフレリスクに対するFRBの姿勢次第で大きく動く状態です。
この2大ヘッドラインで、リスクオン、リスクオフの間を揺れ動き、世界中の株価や為替が行ったり来たりという状況で、一番難しい状態になっています。




多く投資家は、テクニカル的に相場を見て、相場を分析しています。

しかし、そういった

テクニカル = 内部要因、需給

というのは、外部要因が穏やかな通常時には通用しますが、ヘッドラインで揺れる相場の前には完全に無力です。


いくら緻密な分析をしたとしても、明日ロシアがウクライナに進行したら、そんな分析など吹っ飛びます。

また、FRBがインフレの進行を前にして、どう利上げに来るのか、次回3月16日のFOMCに向けて調整に入っていますが、相場も3月16日のFOMCの利上げに向けての動きがこれから始まります。
その間の雇用統計や米消費者物価指数など重要指標に一喜一憂する相場展開が容易に読めるわけです。

このような状況は、海の家に例えれば、お天気が続く環境では、海水浴客が大勢訪れて、かき氷や焼きそばなどを売って商売が盛況なわけですが、ひとたび台風が来ると、店じまいして、台風に備えることになります。

これは、

お天気な環境なのか、台風が来るという環境なのかという環境で商売が左右されるのであって、台風の時に如何にして焼きそばを売るのかという工夫の問題ではない

ということです。

ここが重要な考え方のポイントです。

多くの人は、相場の環境のことをほとんど意識していません。
なので、ひたすらに、いつでも、どんな時でも上か下かを予想して、当てようともがいています。
そして、台風の時に如何に焼きそばを売るのかを一生懸命工夫しているのです。
これは、普通に考えて、ものすごくナンセンスなことだとは思いませんか。
私なら、台風の時は、店じまいします。実に簡単なことです。

ヘッドラインでリスクオン&リスクオフで揺れ動く相場を読むことは、至難の技です。
どんなにすごい人工知能であっても、世界最大のヘッジファンドであっても、今の相場を読むことは不可能です。
チャートをどう分析しても、ヘッドライン次第で相場が動くのだから、値動きの因果関係がわかっていれば、分析の無駄なことはわかると思います。
恐らく、今の相場を簡単に読めるのは、世界広しと言えどもプーチンだけでしょう。
ロシア系ファンドがあれば、そのファンドが売りなら売り、買いなら買いで間違いないです。
ただ、残念ながら、そういうファンドは知りませんが。。

また、未だにコロナの影響も相場に出ていますが、アメリカでの旅行レジャー関連の動きなどを見ることによって、コロナによるリスクオンオフの動向がわかります。

このように、外部環境やファンダメンタル、そしてヘッドラインを見ることで、相場の環境を認識し、その中で、最適な戦略をケースバイケースで考えていくわけです。

1つのやり方を知ったからといって、それで「完全思考停止」して相場を当てられる、という手法万能論の方には申し訳ないことですが、そんなことで相場を読めるということは、こういう理屈から考えれば、非現実的であることがはっきりとわかると思います。
今なら、プーチン発言一つで動く相場を、どうやってテクニカルで読むのか、という実に非論理的なことをやろうとしているからです。

こういった色んなファクターの結果が値動きなのだから、チャートが先付けすることはありません。



さて、ウクライナ問題がある程度決着すれば、次はいよいよインフレと利上げに焦点が当たります。
こちらは、基礎的ファンダメンタルの要件の中でも、金利動向と中央銀行の緩和と引き締めという最大級に相場を動かすドライバーとなります。
この中央銀行の政策によって、相場の方向性が決まるといっても過言ではないので、相場の土台とでも言うべきもので、環境認識派としては、最大級に注意を払うべきものとなります。


2012年12月にスタートしたアベノミクスによって、どのような相場が演出されたのかは、記憶に新しいところでしょう。
アベノミクスによる経済政策と金融の大幅緩和というドライバーが相場を動かしたのです。
仮に民主党政権があのまま続けば、あれだけの相場が出ることはなかったわけで、テクニカル分析でどうのこうのということではないのです。

トレンドが出たかどうかはチャートでもわかりますが、そのトレンドが続くかどうかはドライバー次第ということになります。



相場の環境認識とは、このように相場をその時その時に動かしているドライバー(推進装置、エンジン)を読む作業、と言い換えてもいいのかもしれません。

今の相場は、何によって動いているのか、どういう原因があって動いているのか、そう考えると、環境認識も少しはわかりやすいかもしれません。


そして、認識した相場環境に応じた戦略をチョイスするのが次の作業になるわけです。

環境さえ読んでしまえば、もう8割方は相場の分析も終わりです。
後は、シンプルな汎用の道具からチョイスして、シンプルな手法で相場を攻めればいいだけです。
ここに特別な手法とか秘密のチャートなどの道具は不要です。

というかごちゃごちゃしたテクニカル分析など邪魔ですらあります。

あくまでも、環境が先にあって、手法や戦略は従となります。
この逆はあり得ません。


多くの投資家は、自分のやり方を相場に押し付けているというテレコをやっているから相場に追い出されるのです。

泣く子(ヘッドライン)と地頭(基礎的相場環境)には勝てぬ

聞き分けのない子や横暴な地頭とは、道理で争っても勝ち目はないから、無理を言われても黙って従うしかないということ。

これが私の基本的な相場認識です。



相場は、ドライバー(推進装置)がなければ、需給要因で行ったり来たりを繰り返すしかありませんが、ひとたび大きなドライバーがかかれば大きな方向転換や巨大なトレンドが発生します。
その時こそ順張り派が活躍する場面であり、逆張り派は逃げておく場面になるわけです。

今は、何が相場を動かしているのか、決算なのか、ヘッドラインなのか、中央銀行なのか、内部需給だけなのか、経済指標なのか、果たしてコロナなのか。

それぞれのドライバーがあって、注目されているファクター(要素)があって、そこへ向けて相場がどう反応するのか、それを一つ一つ紐解いていくのが環境認識だ、と私は考えています。

そして、それぞれの相場の環境に応じた戦略を使って相場に乗っていく、これが私にとっては、勝てる相場だと考えています。

じゃあ、今はどうなのだ、と問われたら、プーチン次第でわかりません!!

そうです。

個人投資家最大の優位性である高見の見物戦略、見ているだけ手法

を使う時です。

この

待つことの重要性

に比べれば、小手先の手法ややり方など、どうでもいいことなのです。



人気ブログランキングへ

コメント

Secret

No title

ロシアがいきなり打ち込むのではなく、撃つかも、という状態があり、それがチャートに現れます。

アベノミクスも、チャートが上向きます。

チャートが下向いていれば売って、上を向いていれば買えばよいのです。

頭と尻尾はくれてやれです。

No title

あらなみさんが仰る通り、アメリカでは消費者物価指数40年ぶりの高水準になるなどインフレが加速しており、FRBが利上げとQTを実施すると見込まれています。相場の上昇要因であった緩和マネーが逆回転するので、中期的にはロングに優位性はないことになります。小生の場合は買い持ち戦略なのでノーポジにはしませんが、ロングポジションを縮小して嵐をやり過ごすつもりです。

No title

とても参考になる記事ありがとうございます!!

感謝、感謝です

No title

じぶんはR倍数に夢を見ていないから
環境認識の割合は低い方
結局どっちか行く+ほんのちょっとの経験値の差分
出来高も決算もないCFDだしね

ところで、確率はどう使うのでしょうか?

またでてきたよ

バカだから昔の名まえならわからんとおもってんだ。
ほんとーに頭が悪い。
「でわでわおじさん」最低だな、おめえ。

確率なんてのは、つかうアイテムじゃねえの。
約束っていう最低の礼儀もしらず
日本語もしらず、小学校もさぼってる
頭のおかしい、ねじのはずれた「でわでわ」ごときが
理解できるもんじゃねえの。

消えろ! 恥知らずめ

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

いつも素晴らしいお話をありがとうございます。
昔学生時代に投資をがんばろうと思った時期にあらなみさんのブログに出会いましたが、このブログの価値がいまいちわからず、案の定、手前勝手な取引で資金を溶かしました。
今は老後資金の積み立て程度で投資信託のみ定期的に買っています。
仕事も頑張りましたが、人並み以上に稼ぐこともなさそうなので、また投資を勉強したいと思い、昨年からまたこのブログを読んでいます。
ヘッドライン相場という呼び方がすごくしっくりきます。今、買いたいけど買いにくい。よさそうだと思って買ってもうまくいかない。
今は相場に手を出すなと有名な方がみなさんおっしゃいますが、納得できずにいました。ヘッドライン相場だからということで納得しました。
たぶん、感覚的に上下に振り回されるからやりづらいということはわかっていたのですが。
お恥ずかしながら、それをヘッドライン相場という言葉で認識することで、安心して待つことができるとわかりました。
自分というダサい人間の一面かもしれませんが、状況に命名してもらうだけで考え方が変わりました。
今後ともよろしくお願いいたします。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ファンダメンタルズ(経済指標やイベント)と裏ファンダメンタルズ(所謂陰謀論と言われている類)を気にしながらトレードしています。この記事で自分のやっている事は間違いではないと確認できました。ありがとうございました。

祭り

ヘッドラインに対してどんな反応するかは相場が決めることですから、読むのが不可能というのはなくて、得意不得意の範疇です。

No title

正直、ファンダメンタルズは難しいし、パターン化できないし、何をどうしたらいいのやらはっきりとしないし、正解がよく分からないというか、モヤモヤした感じは私もあります。

ウクライナ情勢は事実でアク抜けしたかのような値動きになってますけど、個人的にはそんなにサラっと流していいようなモノなのかいな?という気もしますし、過去を振り返れば、トランプ当選の時もなんでこんなに爆上がりしてんだろってその当時は意味不明でしたし、コロナショックの時も途中でこれは問答無用のバブルだわとは思いましたが、初期の頃はそのまま崩れていくかと思ってましたからね。

まあ、ファンダメンタルズとその動きの関連はよく分からないことが多いのですが、それでも私は分からん!と放棄するのではなく、ファンダと値動きとの関連を紐づけて考えるようにはしてます。それは何故かというと・・・、

>>トレンドが出たかどうかはチャートでもわかりますが、そのトレンドが続くかどうかはドライバー次第ということになります。

と、いうことになるからです。

私はトレンドフォロワーですから、値がレンジの端っこに来てると本能的にソワソワしますが、ドライバーがないとやっぱ抜けない、抜けたと思っても戻ってくる・・・、愚図つきます。じゃあ翻って逆張りすりゃエエやんかと言えばその通りなんですが、どうも苦手意識があるというか(笑)


>>相場は、ドライバー(推進装置)がなければ、需給要因で行ったり来たりを繰り返すしかありませんが、ひとたび大きなドライバーがかかれば大きな方向転換や巨大なトレンドが発生します。
>>その時こそ順張り派が活躍する場面であり、逆張り派は逃げておく場面になるわけです。

そういうことです。私はどこかでこれを取りたいという立場なのですね。

大きな値動きはファンダメンタルズ抜きでは成り立たない・・・、これは絶対的なことなのです。

そして、コロナショックの時もそうなのですが、市場はすべてを瞬時に織り込むというわけでもないと思います。後から振り返れば、ああ、あの時こうできてたやんか!、アレは絶好のチャンスやったやんか!と、そう思うようなこと、これをその時、現場で判断して動きたい、評論家ではなく実践家としてありたい、現場主義でありたいのですね。

No title

私はこの環境認識力が極めてない(不得手)と感じてます。だから長期投資しかできないんだろうと思いますが。

短い時間軸のサヤを狙っている人にとっては、環境認識は重要なファクターですね。
でもリーマンショック時のような2番底がくると思って、コロナショックのリバース(戻し)があったとき、すかさず売りエントリーした人も多かったと聞きます。でもみんな討ち死にで終わりました。「これはあれとは違う」って早く察した人が助かった感じですかねえ。これも一種の環境認識でしょうか?

今回のウクライナもそうですが、ロシア侵攻ですかさず売りでエントリーした人は、こんなに早く戻るなんて、まあ想像できなかったでしょう(←いや、ここからボラが大きくなって落ちていくというパターンもあるので、まだなんとも言えないですが)。

下手な人はこういうイベントごとで勝負しにいきますね。資金管理してれば、そないひどいことにもならないんでしょうが、「これは10年に一度のチャンスかも」なんて勝手に考えて、力いっぱいやって消えて行ったりするのかと思います。

だから私にとっては、「そもそも未来はわからない」ということを自分の腹に落とすことが、いまのところの勝因になっています。大きいイベントごとに見えるようなときほど、気疲ればっかりで、そない期待値は高くないという経験値なのか、どっちに飛んでも、そんなに悔しくもなく、エントリーしないでよかったという安心感も湧かなくなったところが成長でしょうかね。

性格にもよるし、狙っているものにもよりますが、「欲と恐怖を偏らずにほどほどに持つ」みたいな中庸な思考ができるようになることの方が重要だし、環境認識力をつけるよりも簡単な気がします。

No title

自己レスで失礼ですが、読み返して改めて強調したいこと、それは・・・、


>>大きな値動きはファンダメンタルズ抜きでは成り立たない・・・、これは絶対的なことなのです。

本当に重要なことだと個人的には思うのです。

No title

リーマンショック以降、アメリカは金利引き下げと金融緩和によって相場を立て直してきたわけです。

実際、2009年3月、バーナンキ元FRB議長がQE導入を表明したのが米株の大底になって、今に続くアメリカの大相場となっているのです。

私の相場の師匠は、負債をインフレで焼き切るつもりなのだろう、と、その当時言っておりましたね。

そのインフレが制御できなくなってきたのが、今日昨今のことです。

ですから、私はここからの相場を非常に着目しているのです。

勝者の思考回路

keyになるものは、時代背景によって変わってくる。だから投資で大事なことは、大損しないことだと思う。そういう意味だと、エントリーしたあと思考停止してしまうと、えらいことになりかねない。リーマンショック後にずいぶん下がった日本郵船を400円(併合後に4000円)で結構な量を買ってしまった。日経平均がそれから2倍になったときに、株価は買値の半値以下になった。そのあとテンバガーしたんだが、これは明らかに負けである。これを株って持ち続ければなんとかなる、と勘違いしないように、つねに考えていきたいです。


さて下記の本、軽い内容なんですが、意外と相場に通じている考え方でした。


「勝者の思考回路」/ 柴田陽子

お笑いコンビのかまいたちが、占い師のネタをしていた。
「あなたは濱家隆一さんですね?」
「えっ、すごい。私の名前をもう言い当てた!」
「いや、予約の時に聞きましたから」
というくだりで、いつも笑いが起こるから気に入っていたが、そのあとはあまり笑いが続かなかった。でもこのつかみの手頃さに惹かれて、続けていたそうだ。あのネタは実は、すぐに捨てるべきだったと自戒していた。

すごく人気のある洋菓子店があった。
そこで働いて、腕を上げたいと思ったあるパティシエが、なんとかその店にもぐりこんで、ケーキ作りを教えてもらって驚いた。それは専門学校で習った教科書と寸分変わらぬレシピだった。ただひたすらそれに丁寧に従っていた。そのケーキの味は、ひたすら基本に従うことによって、作られたものだった。基本に忠実に従って、愚直に同じことを丁寧に繰り返すことで、その洋菓子店は繁盛していた。彼は「ああ、青い鳥は何年も前に卒業した専門学校の教科書の中にあったのだ」と、頭を殴られた思いがした。

私がちょくちょくアメリカに出張しはじめたのは90年代だった。
町のいたるところにBlockbusterというレンタルビデオ屋さんがあった。そしてそれがDVDに変わり、ウォルマートの端っこに自動販売機を置いて、店舗を持たずに人気映画のレンタルを始めた会社があった。赤いフレームのそれは、ぱっと見、安っぽいコカ・コーラの販売機に見えた。

そこにはNetflixと書かれていた。
2002年にBlockbusterが株価高値をつけたときに、Netflixは上場を果たした。そして10年後にBlockbusterの株価は1/100まで下がり、Netflixは30数倍にぶち上げ大化けした(今なら数100倍だ)。きっとBlockbusterもインターネットレンタルに移行しようとはしたのかもしれないが、いままで培った店舗型ビジネスのノウハウをダイヤモンドだと勘違いしたのかもしれない。愚直に「いらっしゃいませ~」を丁寧に続けたのだろう。
かまいたちの占い師のネタくらいなら、少々引っ張ったところで傷は浅いが、ビジネスの根幹にあるものを見誤ると、恐ろしい未来が待っている。

物事や考え方などは、ところ変わればダイヤにもガラス玉にでも変容してしまう。だから頻繁にいまどっちなのかを見定めるために、自分の頭をダイヤに保って、考え抜かないといけないんだろうねえ。

No title

私が環境認識らしきものを意識し始めたのは相場を始めて3年目あたりの頃でして、私の相場の師匠が酒田罫線の新値本数を数えることによって相場の位置を推し量りながら売買する、ということをやっていましたので、私もとりあえず真似してみたのです、対象は株式ではなくドル円でしたが。一日の終わりにチャートを見て、「今日は陽線を更新したのでこれで陽線新値5本目、ヨシッ!」みたいな感じで。

ふむ・・・

なんだか新鮮な感じというか、目線が上がったというかそういう感じはありましたかね。

当時は私もヒヨッコでしたので、箱庭的相場感覚で目先高いと思えば売り、安ければ買い、なんとなく上がりそうで買い、下がりそうで売り、なんてことをやっていたわけです。

ところが新値本数を数えることによって、いろいろ考えるものが出てきたのです。前回の主要な高値が124円で、8か月かけて95円まで下がってそこから陽線新値5本目、ここで売りを入れるなら目先の流れが反転することが前提になるわけで、ここで売りを入れるならどのような動きを期待してどの程度のものを期待する売買になるのだろうか?とかいろいろ考えが出てきたりしたわけです。

そうなんです。なんとなく新鮮な感じというのは、それは、上がりそう、下がりそう、高い、安いは主観ですが、その前に新値本数という客観が差し込まれたからそう感じたわけなんです。

主観の前に客観を差し込む、重要なことだと思うのですね。

No title

株式の話はともかく、ドル円のほうは最近激しく動いておりまして、ここでも環境に合わせて対応する、ということが重要になってくるのではないかと思います。台風にはそれなりの備えをしておくということですね。

台風と言えば思い起こすのが3.11の震災時ですが、あの時は83.5円から4営業日くらいで79.5まで落ちて、夜更けの遅い時間に79.5まで落ちたのですが、その明け方、為替は基本土日以外24時間営業ですが、一日のうちわずか15分程度メンテナンスに入って手出しができないのですが、そこで一気に76.3円まで落ちたのですね。私は79.5円で安易に逆張りしてましたが、台風に飛ばされたというわけです。んでその後、協調介入とかもあって85.5まで上がりましたが。

値が急伸、急落すると、参加者の心もポジションもざわつきますから、上へ飛んで下にも飛ぶ、その逆もしかりで、私はこれを、極端から極端へと走る、とネーミングしてますが、長年ドル円を見ていますが、たま~にそういうことがあります、3.11とかコロナショックとかギリシャショックとか。

まあ、今のドル円相場はそういう台風時的な感じに近づいているような雰囲気はしますです。だから私はありきたりな逆張りは慎むようには心備えております。

この先どうなるのかは分かりませし、普通のお天気に戻るのかもしれませんが、備えあれば不意を突かれるということもないわけで、こういったことも、環境に合わせて対応を変える、ということになろうかと思いますです。

当て物売買

あらなみさん
始めてコメントします。
とてもためになる記事をありがとうございます。
私は、最近やっと自分が当て物売買していたことがわかりました。今まで自分が当て物売買していたことが分かりませんでした。無自覚でした。恐ろしいですよね、無自覚って。
いろいろと(大好きな)手法を試したんです、でもどれもダメでした。私も林先生にお会いしたことがあるのですが、既に10年経っています。10年間、色々とやったのですが、最後に1つやっていないことがあって、それは技術を高めること。ブレイクならブレイクを使いこなす。うねりとりなら分割で入って一括手仕舞い、そういう練習を5年間とかやっていませんでした。今は、それしか無いな、とやっと思えました。ひたすらブレイクの練習して1年ちょっとです。負けて負けて辛いですが、続けます。でも長いですよね、10年(以上)。素直に分割で入って一括手仕舞いしておけば良かったです。あらなみさんのブログは昔から知っていて、とても大切なことが書いてあるが、概念的なことが多いな-と、思っていました。今読むとなんて具体的なことしか書いて無いんだろう、と思えるようになりました。簡単に言ってしまうと、長い練習をして上達するしか無い、ただそれだけなんですが、それを腑に落とすのに10年以上・・・。林先生、あらなみさんのブログなど相場について親切に諭してくださる方がいらっしゃらなければ未だに分からなかったかもしれません。今後もブログ拝見させて頂きます。(またコメントもさせて頂くかもしれません)ありがとうございます。

No title

ドル円は最後に陰線5本を付けたところから数えると陽線23本目の上げ傾向、現在2001年以来、21年ぶりの新値状態、金融政策は米>欧>日。
日経平均は昨年9月30,700円の高値から今年3月初めの24,700円まで下げ傾向、2週上げて2週下げて今週は上げて27,093円、ダウは昨年12月末の36,900円の高値から2月末の32,700円まで下げ傾向、週足では2週上げて3週下げて現在34,450円。。。

ここまでがざっくりと現在の環境認識で、読んで分かる通り単なる事実の認識です。ですから環境認識が得意とか下手とかいう話はちょっと違っていて、単に認識するかしないか、それを継続するかしないか、です。

で、ここからが私の主観ですが、ドル円はここにきて金融政策上の強弱がはっきりと値動きとして表れている状況でして、ダウと日経はひとしきりやや下げてから持ち合いに入ったというか次の展開を模索する状況かなという感じです。はっきりと分かる円安傾向ですが、アベノミクス開始3年程度は日経と円安は連動してましたが、今はそうではないですから、円安といっても質が違うようです。で、トレードプランはどうしようか?というところですが、まずは環境認識してからどうするか?ということになるわけですね。どうしたいかが先走るのは独り善がりの危険性を孕んでいるわけです。


・・・

さて、話は全く変わりますが、人の器というかキャパシティというか極めて曖昧で観念的なお話になりますが、どんな状況でも変わらずニュートラルな人って実は極めて少数派で、多くの人は、自分の置かれた状況によって態度や振る舞いが変化してしまう、程度の大小はあれどもそういう人が多数派なのかな?という感じがします。

リーマン生活を例に出すと、多忙や案件がうまく進まないとか、業務上のちょっとした失敗をした時など、負荷のかかる状況に置かれて、態度、ふるまいが極めて変化する人たちがいるかと思います。
対人関係でもそうですが、お客や上司にはペコペコするが、部下、パート、出入り業者にはぞんざい、といった具合に、その人の人間性ではなく立場で態度、ふるまいが極めて変化する、そういう人たちです。

これらに共通することは、周囲の状況、ファクターに翻弄されている、ということなんですね。自我が周囲の環境に振り回されて影響を受けまくっているという。私の勤める会社の二代目ボンなんて内弁慶ぶりが目に余って見苦しいったらありゃしない、で、No.2たる私の情緒安定ぶりが際立つわけです。コントラスト効果ですね(笑)

話は脱線しましたが、何が言いたいかというと、こういったキャパ、器の小ささ、というものは、実は相場の損益にもろに影響が表れるのです、これホントに。

私の相場初心者時代は、金の増減に免疫がなかったので勝っても負けてもチョボチョボで基本じり安傾向といった具合でしたが、ある時波に乗って大きくまとまって勝ったんですが、そこから勝っても吐き出す、儲けてもその後判を押したように損をする、ということを繰り返すようになりました。

ホントに面白いように勝っても吐き出すということを繰り返したのですね、逃れられない呪いが掛かったかのような状態でした。

流石にこれだけ同じことを繰り返すわけですから原因はあるわけでして、平たく言えば、ある程度まとまって勝っても、負けるまでやり続けてしまうからです。勝って調子コイてるから、負けターンのほうがより激しくなるという、損益明細みると、どう見ても損ターンがやり過ぎ、合理的とは思えない有様でしたからね。

相場で儲けるということは意識するしないに関わらず、相場環境に適合した結果儲かる、ということなんですが、環境は変化するから、いつまでも儲けターンは続かないわけです。なのに、口座残高の最高額がアタマにチラついて、上手くいかなくなった状況でより激しくやる、またはいつまでも希望的観測にとらわれてお祈りするということになってしまうわけです。

私の場合は、儲けた額を全部吹っ飛ばしてちょっとマイナスに食い込んだあたりで打ちのめされて大人しくするというパターンを繰り返しましたが、残高の状況によって大人しくするってそれどう考えても合理的ではないですよね(笑)たまにリベンジに成功しても結局打ちのめされるまでやるんだから、行きつくところはいつも同じなわけです。

で、対策なんですが、環境認識をもとにトレードプランを組み立てる、といっても逆境にストレスを受けてる負けターンに入っていると視野狭窄に陥って実現性の低い逆転プランを選択しがちですから、結局のところは、一定期間内の負け額、あるいは負け回数、自らストップルールを設定してそれを愚直に守るってことになるかと思います。


・・・

相場で勝つということはホントに自己肯定感に満ち溢れて嬉しいものなのですが、そこはほどほどにしてですね、その浮つきは逆行時の脆さも孕んでいるわけなんですね。

例えば、今年の初めあたりにこちらに登場したアレの軽薄ぶりを思い起こせば私の言ってることもよく分かるのではないかと思うのです。アレって昔から日経平均の浮き沈みに連動して浮かれたり消えたりですから、ダメだこりゃって感じ、するでしょう(笑)

No title

ドル円は最後に陰線5本を付けたところから数えると日足陽線26本目の上げ傾向で26本目から6営業日の高値持ち合い、20数年ぶりの高値圏、金融政策は米>欧>日。
日経平均は昨年9月30,700円の高値から今年3月初めの24,700円まで下げ傾向、2週戻して4週27,000円台の持ち合いで27,003円、ダウは昨年12月末の36,900の高値から2月末の32,700まで下げ傾向、週足では2週上げて6週下げてレンジ下限付近の32,889、上海総合は昨年12月の3,700の高値から4月末の2,900割れの下げ傾向で、現在日足陽線4本戻して昨日下げて3,001・・・

ここからが私の主観ですが、FOMCでは多少過剰な引き締め懸念は薄れたみたいですし、数回は0.5ピッチの利上げと目先のペースも示されたわけで、過剰な引き締め懸念は後退してますが、方向性は相変わらずなわけです。

ドル円はテクニカル的には目先天井圏とも言えますが、目先天井を示す値動きもきっかけも今のところ出てませんから、何らかのきっかけが出てこない以上は安易な売りは控えるべきでしょう。
円相場の底流を流れる基礎的ファンダメンタルは、世界の金融引き締め傾向に取り残された日銀の姿勢、なわけですから、調整はあれども基本円安基調ということになるかと思います。

ダウはやはりインフレ懸念の金融引き締めが効いている印象で、これは強固で基礎的なファンダメンタルですから、戻しはあっても、数か月単位の上昇傾向は期待しないほうが無難かなという印象です
日経は円安の影響で多少踏ん張ってますが、ダウに逆らって独自の動きをするような強い要因はないでしょう。
中国はロックダウンとかやってファンダメンタルズが悪化しているようですが、今のところ市場が目を向けている様子はありませんが、市場が目を向け始めると波乱要因になるかも?

とにかく、FRBのインフレ懸念による金融引き締め政策、が、あらゆる市場の基礎的ファンダメンタルの底流になっていると感じます。


・・・


ブログ記事の本題に戻りますが、環境認識に基づいた売買のセットアップが何故必要なのか?ということですね。感覚によるフィーリング売買では駄目なのか?何故?

あらなみさんレベルではもう自在に変化できるのでしょうが、そうでない人が多いでしょうから、そこに向けての話ということになりますが、、、

成功体験が呪いと化して身を呪縛するからです。

上昇相場で成功を収めた人は、客観的にそれが期待薄の状況下でも、つい上昇相場仕様の売買を押し付けてしまいがちになります。

この呪いは想像以上に強力で、身に沁みついてしまって離れなくなってしまうのですね。フィーリング売買、それが上昇相場で身に着けてしまったものなら、無意識的に上昇相場を期待するような売買の仕方を自然と選択してしまうのです。

ですから環境認識をもとに売買を組み立てる必要がある・・・
自分が今やってるやり方は、自分がそうしたいからやっているに過ぎなくて、今の相場の現実とは乖離しているのではないか?、ということです。

期待薄の状況下でいつまでも期待、願望を押し付けていつの間にか擦り減っていく、これが成功体験の呪いというものなのです。これは本当に恐ろしいものなのですよ。


・・・、私ばっかり連投してアレみたいな感じになってますが、記事の主題に沿った話ですからね(笑)

わたしの環境認識

こんにちは。
時間と値幅を限定して、しょぼいトレードをしている(それでも以前の2倍は伸ばせるようになりました)わたしの環境認識は、方向がどちらに向いているか、です。
これを間違うと、狭い損切り幅なので瞬殺です。
ドル円は東京時間でも、以前の倍ぐらい動きますが、そんな値幅はもちろん取れていません。小さい節目の間で、やっと前の2倍ぐらい伸ばせるようになった〰︎、という感じです。
これからも、精進して行きます。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

自己規律について

あらなみさん初めまして、マコと申します。

あらなみさんがおっしゃっているトレードに必要な自己規律というものは他のことにも役立つものなのでしょうか。例えばそれを身につけている人は仕事ができる人が多いとかです。
すごい厚かましいお願いなのですがあらなみさんの周りでそういう関係性みたいのがあれば教えてほしいです。

トレード以外にも関係あるのかなあとふと思ったので質問したしだいです。
ブログの趣旨に沿ったものじゃないとしたら申し訳ないです。
よろしくお願いします。










Re: 自己規律について

マコさん、はじめまして。

ご質問ですが、間違いなく関連性は高いです。

身近にいますが、トレードが上達するにつれて部屋が綺麗になるという人がいました。
もう見事なまでの変化でした。
かつては、掃除機すらかけたことがない、散らかり放題の部屋だったのが、今では神経質なまでにダイソンの掃除機を1日何度もかける、というまで見事に変化しています。
相場が自己規律を身につけさせたのだと思います。

そもそも、トレードの成績と部屋の綺麗さは相関性が高いというのが私の観察結果です。
これ以外にも、トレードの成績と実生活や仕事との関連性は本当に高いです。
部屋が汚く、仕事もできず、時間にもルーズ、というような人が相場で勝っているというのは、見たことがありません。

こういう話は全く受けないので記事にはしていませんが、私の中では自己規律ということについて、その人としての首尾一貫性を確信しています。
普段はだらしないのに、トレードだけはきちんとできる、という人は、これまで見たことがありません。

No title

ふむふむ、やはり関連性は高いんですね。
僕はあらなみさんのブログを6年前から拝見しているのですが、今回勇気を出してコメントをして良かったです。
精進します。
ありがとうございました。

この記事は凄いです。
ここに書いてあることが、稼ぐ種の本質であり、内容を理解することが出来れば、最低でも万年負けプレイヤーから、勝ったり負けたりくらいにはなれると思います。それも意味のある勝ったり負けたりです。
これが出来れば初心者とはもういわれないでしょうね。

しかし、そこから先がまた難しい。
私も、基本が疎かになる時があるので、どんなときも確実にこの記事を実践出来るようになろうとおもいます。
また、稼いだ後の新環境に備える大人の相場術を身に付けるのが今の課題です。

勝てません

はじめまして
株式投資を始めてちょうど2年目に入ったところです

昨年あらなみさんのブログを見つけて
気になる記事をかたっぱしから読みました
本当に大切だと思われることを 何度も 丁寧に書かれていて
「あらなみさんはなんて親切な方なんだ‥!」と思っています

さて最近ではあまりブログを書いていらっしゃらないようなので
このコメントも独り言になるかな‥と思いつつ
もし何かヒントをいただけたらと勝手な思いで書いています

タイトル通りですが、勝てません

今月のトレード内容を先ほど見直してみると
勝率は65%ほどでした
だけどトータルで大きくマイナスです
いわゆるコツコツドカンです‥泣

損切りはさくっと、がようやくできるようになってきましたが(いや、まだ失敗もします)
利益を伸ばせません ビビってしまうのです

利益を伸ばそうと粘ると損切りラインに引っ掛かり
さっきも損切りになっちゃったし、これももう騰がらないかも!と慌てて切ると騰がっていきます

もうまさに多数派の超ドヘタトレードです

これは、、利確は、、これもまた訓練なのでしょうか、、、
ただ淡々とインするときに利確ラインと損切りラインに当たりをつけて
騰がろうが下がろうがそれを実行していけば良いのでしょうか‥

トレード好きなんです
まだ諦めたくないんです

何かほんの少しのヒントでもいただけると幸いです
もう沢山書いていらっしゃるとは思いますが‥

ものすごい投資歴と手腕をお持ちの方々がいらっしゃるこのブログに こんなしょうもないコメントを差し上げて良いものかどうか迷いましたが
藁をもすがる思いです
よろしくお願いいたします

ジャイアントジャイアン

本当に相場というのはムカつきますね。
勝手に見たい情報だけ気にして都合の良いように勝手に動いて、
その上気まぐれですぐに飽きたりするかと思えばずーっと遊び続ける。
こんな自分勝手で傍若無人な相場を相手によく忍耐強く、
金を奪い続けられますね。
その原動力は何ですか?常人離れした金への欲望ですか?

Re: 勝てません

eringiさん、お返事遅くなりました。

ご質問の趣旨よくわかります。ご苦労されていること、何をやってもダメという感じ、よくわかります。

ただ、簡単に答えられることではないので、また記事にするような内容ですが、気がついたことだけ短く書いておきます。

実は、こういう悩みを持っている人は、eringiさんだけではなく、ほとんどの人に共通する悩みだということです。
eringiさんだけが、下手で、他の人は上手に立ち回っているということはありません。
私とて、eringiさんと同じように悩みながら、なんとかかんとかプラスにしているというのが現状なんです。
プロだからといって、相場をバチバチ当てて、すごい利益を叩き出すなどということはありません。
勝ったり負けたりの中から、トータルでプラスを引き出す感じでトレードしています。

相場は、人の嫌がることを次々に繰り出してきます。負けるように導くのが相場だと思っておけばいいでしょう。
なので、例えば、損切りした途端に戻る、というのなら、自分の損切りラインをエントリーしてみてはどうでしょう。
また、利食いが甘いというのは、誰しも共通する悩みだと思います。
なので、過去上手く行っている局面ではどういう動きをしているのか。その局面ではどうやって粘ればいいのかをまず探してみればいいと思います。
簡単な道具でいいので、例えば5本移動平均の上にあるうちは持っておくとか、できるだけ単純な道具を使ってみてください。
感覚的にやれば、絶対にすぐに利食いしてしまうのは人間というものなので、ルールに従ってやるべきだと思います。

ということで、また、記事にでもしたいと思います。

お返事ありがとうございます

「勝てません」のコメントをしましたeringiです
お返事ありがとうございます
励ましのお言葉心にしみます、、

みなさんも苦労されてるんですよね(あらなみさんレベルの方まで?!と驚きました)

おっしゃる通り
きちんと自分のトレードを振り返って
とにかく規律正しくトレードを重ねられるよう
いわゆる千本ノック的な訓練を自分に課そうと考えています
このまま自信なくトレードを続けても資産が減る一方だと思われるので、、

先日コメントを差し上げてから
「損切りができるようになったって言ったって
損切りになるのが嫌だと利確が浅くなるのなら
それは損切りを本当の意味で受け入れられていないのでは?」と自分の甘さに気がつきました

自分を律してやっていこうと思います

また今回のコメントについて記事にしていただけるとのこと
お忙しい中大変恐縮です
お時間が許せばどうぞよろしくお願いいたします
実現したらとても嬉しいです(図々しくてすみません)

林先生

偶然このサイトを見つけました。
素晴らしい内容ですね。
利食いの難しさはご指摘の通りで、林一門ではつなぎ売りで利を伸ばす方法などを使ってますが、そんなに上手く波に乗れませんよね。

あと、林先生は書籍ではいいことを仰っているのですが、週次のレポートでは結構、アテモノ派に迎合してらっしゃった記憶があります。
投資顧問業としては致し方なかったのかも知れませんが。

私は資金が少ない事もあってFXでトレードしています。2018年からFXを始めて、本年2022年、ようやく確定申告で税金を納める事ができる身分になりました。最初は収支マイナスでしたが、資金管理に気を付けながら1ポジ1千通貨でトレードして建玉の操作で2021年10月から月次プラスを継続しています。資金管理が大切と悟ったのはあらみさんの証券会社の客殺しの記事を読んだためです。本当にあの記事は有益だと思います。今年も12月になりました。御礼まで。
訪問者カウンター
プロフィール

あらなみ

Author:あらなみ
職業:個別株投機家・専業デイトレーダー

Twitter: @aranami718

旧ブログ:
あらなみの相場技術研究所

あらなみのトレード水先案内人


あらなみの相場技術研究所別館

カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
相場本検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

相場格言
amazon

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR